JPH08150967A - クローラ走行装置 - Google Patents

クローラ走行装置

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JPH08150967A
JPH08150967A JP29419494A JP29419494A JPH08150967A JP H08150967 A JPH08150967 A JP H08150967A JP 29419494 A JP29419494 A JP 29419494A JP 29419494 A JP29419494 A JP 29419494A JP H08150967 A JPH08150967 A JP H08150967A
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JP
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JP29419494A
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English (en)
Inventor
Masaya Mizumoto
雅也 水本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前後一対の揺動リンク部材を介して車体フレ
ーム10でトラックフレーム17を相対上下移動自在に
支持し、一対の揺動リンク部材に対するトラックフレー
ム17側の連結部を構成するに、揺動リンク部材15を
枢支連結するための枢支連結部39を備える第1連結ブ
ラケット40と、トラックフレーム17の上面に固定し
た第2連結ブラケット41との側面部同士を突き合わせ
て、横方向からボルト連結し、互いに横方向から係合す
る係合部42と被係合部43を、第1,第2連結ブラケ
ット40,41の側面部に各別に設けて、第1,第2連
結ブラケット40,41間に作用する上下方向の荷重
を、係合部42と被係合部43で支持するように構成し
てある。 【効果】 揺動リンク部材に対するトラックフレーム側
の連結部の加工が簡単で、トラックフレームへの組み付
けも簡単になって、製作コストの低廉化を図ることがで
き、連結部の強度を上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前後一対の揺動リンク
部材を介して車体フレームでトラックフレームを相対上
下移動自在に支持してあるクローラ走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のクローラ走行装置では、前
記一対の揺動リンク部材に対するトラックフレーム側の
前後一対の連結部のそれぞれを構成するに、揺動リンク
部材を枢支連結するための枢支連結部を備える第1連結
ブラケットと、トラックフレームの上面に載置固定する
第2連結ブラケットとを、前記第1連結ブラケットがト
ラックフレームの内側面に沿うように、また前記第2連
結ブラケットがトラックフレームの上面に沿うように姿
勢設定して、正面視横向きL字形に一体形成してあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、前記第1連結ブラケットと記第2連結ブラケットと
を、前記第1連結ブラケットがトラックフレームの内側
面に沿うように、また前記第2連結ブラケットがトラッ
クフレームの上面に沿うように姿勢設定して、正面視横
向きL字形に一体形成して、前記一対の揺動リンク部材
に対するトラックフレーム側の前後一対の連結部のそれ
ぞれを構成してあったために、この連結部の形状が複雑
になって加工に手間がかかり、しかも、トラックフレー
ムへの組み付けにも手間がかかっていた。
【0004】本発明の目的は、前記揺動リンク部材に対
するトラックフレーム側の連結部の加工を簡単に行うこ
とができ、トラックフレームへの組み付けも簡単に行う
ことができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、前
後一対の揺動リンク部材を介して車体フレームでトラッ
クフレームを相対上下移動自在に支持し、前記一対の揺
動リンク部材に対する前記トラックフレーム側の前後一
対の連結部のそれぞれ、又はいずれか一方の連結部を構
成するに、前記揺動リンク部材を枢支連結するための枢
支連結部を備える第1連結ブラケットと、前記トラック
フレームの上面に載置固定した第2連結ブラケットとの
側面部同士を突き合わせて、横方向からボルト連結し、
互いに横方向から係合する係合部と被係合部を、前記第
2,第1連結ブラケットの側面部に各別に設けて、前記
第1,第2連結ブラケット間に作用する上下方向の荷重
を、前記係合部と被係合部で支持するように構成してあ
ることにある。
【0006】
【作用】上記構成によれば、第1連結ブラケットと第2
連結ブラケットを別体に形成することができて、第1連
結ブラケットと第2連結ブラケットを単純な形状にする
ことができ、加工を簡単に行うことができるとともに、
トラックフレームへの組み付けも簡単になる。
【0007】そして、互いに横方向から係合する係合部
と被係合部を、前記第2,第1連結ブラケットの側面部
に各別に設けて、第1,第2連結ブラケット間に作用す
る上下方向の荷重を、前記係合部と被係合部で支持する
ように構成してあるから、前記荷重をボルトで支持する
場合よりも、連結部の強度を上げることができる。
【0008】
【発明の効果】従って、揺動リンク部材に対するトラッ
クフレーム側の連結部の加工が簡単で、トラックフレー
ムへの組み付けも簡単になるから製作コストの低廉化を
図ることができ、しかも連結部の強度を上げることがで
きるから、連結部の耐久性を向上させることができた。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図8に示すように、左右にクローラ走行装置1を
備えた走行車体の前部に刈取部2を昇降可能に連結する
ととに、走行車体上に脱穀装置3を搭載して全稈投入型
のコンバインが構成されている。
【0010】図1(イ),(ロ)及び図2に示すよう
に、車体フレーム10は、前後方向に沿う左右一対のメ
インフレーム4を複数のクロスフレーム5で連結して格
子状に形成してある。そして、機体後部側のクロスフレ
ーム5の両端部を、前記メインフレーム4よりも左右外
方側にそれぞれ延出して形成した一対のモータ取付け部
5aに、油圧モータMをそれぞれ取付け、減速機を介し
て油圧モータMに駆動輪12を連結して、一対の駆動輪
12を前記一対の油圧モータMにより互いに独立駆動可
能に構成してある。
【0011】前記クローラ走行装置1におけるトラック
フレーム17は、中間部に複数の接地転輪18を、前端
部にテンション輪19を装備しており、前記車体フレー
ム10によって、前後一対の揺動リンク部材15,16
を介して相対上下移動自在に支持されている。なお、前
記機体後部側のクロスフレーム5の延出端部でモータ取
付け部5aよりも左右外方側には、相対上昇してくるト
ラックフレーム17を、前記モータ取付け部5aよりも
左右外方側で受け止めて、トラックフレーム17の上下
ストロークの上限を規制する一対の規制部5bを各別に
形成してある。図1(イ)に、相対上昇してきたトラッ
クフレーム17を規制部5bで受け止めて、トラックフ
レーム17の上下ストロークの上限を規制した状態を示
してある。
【0012】前記車体フレーム10によるトラックフレ
ーム17の支持構造について説明すると、車体フレーム
10におけるメインフレーム4に前後一対の第1支持軸
13,14が回動自在に支持されると共に、両第1支持
軸13,14の外側端に機体前向きに揺動リンク15,
16の後端が固定されている。そして、トラックフレー
ム17に回動自在に支持される前後一対の第2支持軸
7,8に、前記一対の揺動リンク15,16の前端が固
定されている。両第1支持軸13,14の内側端には各
々作動アーム21,22が固定されると共に、前側の作
動アーム22と車体フレーム10側のクロスフレーム5
とに亘って第1油圧シリンダ23が架設されている。さ
らに、両作動アーム21,22に亘って連係ロッド25
が架設されている。
【0013】前記一対の揺動リンク部材15,16に対
する前記トラックフレーム17側の前後一対の連結部の
うち、後側の連結部を構成するに、図6,図7に示すよ
うに、揺動リンク部材15を枢支連結するための枢支連
結部39を備えるL形の第1連結ブラケット40と、ト
ラックフレーム17の上面にボルトを介して載置固定し
たL形の第2連結ブラケット41との側面部同士を突き
合わせて、横方向からボルト連結し、互いに横方向から
係合する丸形ボス42(係合部の一例)と丸穴43(被
係合部の一例)を、第2,第1連結ブラケット41,4
0の側面部に各別に設けてあり、前記第1,第2連結ブ
ラケット40,41間に作用する上下方向の荷重を、前
記丸形ボス42と丸穴43で支持するように構成してあ
る。このように構成してあるから、前記荷重をボルトで
支持する場合よりも、連結部の強度を上げることができ
る。前記枢支連結部39は、前記第2支持軸7を回動自
在に内嵌する嵌合穴44を第1連結ブラケット40に形
成して構成してある。
【0014】以上の構造により、第1油圧シリンダ23
を伸縮操作して前側の作動アーム22を揺動駆動する
と、連係ロッド25により後側の作動アーム21も同時
に揺動駆動され、これら作動アーム21,22と一体の
揺動リンク15,16が上下揺動する(図1(イ),
(ロ)参照)。これにより、トラックフレーム17全体
を平行に昇降操作でき、左右のクローラ走行装置1にお
いてこの操作を行うことにより車体を平行に昇降した
り、左右傾斜を修正したりすることができる。
【0015】図3(イ),(ロ)に示すように、前記テ
ンション輪19は、支持ブラケット24に支持された状
態で、クローラベルトBの張り調節用の伸縮機構26を
介して、トラックフレーム17に前後位置変更調節自在
に取り付けてある。
【0016】前記伸縮機構26は、トラックフレーム1
7に沿う姿勢で前後外方側の端部に、前記テンション輪
19の支持ブラケット24を支持する角パイプ製の支持
フレーム27を設け、前記支持フレーム27を前後にス
ライド案内する門形の案内部材28をトラックフレーム
17に立設し、トラックフレーム17の前記案内部材2
8よりも前後内方側部位に平面視U字形の支持壁29を
立設し、この支持壁29によりシリンダチューブ30a
の基端部を支持された状態で、支持フレーム27の前後
内方側の端部をピストンロッド30bで押圧して、支持
フレーム27をスライド駆動する第2油圧シリンダ30
を設けて構成してある。支持フレーム27の前後内方側
の端部とピストンロッド30bとの間には、一方の端部
を支持フレーム27の前後内方側の端部に内嵌させ、他
方の端部をピストンロッド30bの端部に外嵌させるテ
ンション金具36を介在させてある。第2油圧シリンダ
30はバンド37でトラックフレーム17に巻き付け固
定してある(図4参照)。この第2油圧シリンダ30は
シリンダチューブ30aの基端部側にグリース注入口3
8を備えており、作業者がこのグリース注入口38から
シリンダチューブ30a内にグリースを注入して、ピス
トンロッド30bを伸長駆動するようになっている。
【0017】前記テンション輪19の支持ブラケット2
4は、前記伸縮機構26とは別体に形成して、その伸縮
機構26に着脱自在に設けてあり、詳しくは、図5に示
すように、前記テンション輪19を左右側から両持ち状
に軸支し、かつ、前記支持フレーム27に各別にボルト
を介して着脱自在な左側ブラケット24aと右側ブラケ
ット24bとから構成してある。
【0018】前記テンション輪19と左側・右側ブラケ
ット24a,24bの間には、それぞれフローティング
シール31を介在させてある。このフローティングシー
ル31は、立ち上がり周縁部32a同士を突き合わせた
一対の金属製リング32を、テンション輪19の回転軸
33を覆うように配置し、テンション輪19のベアリン
グ取り付け用ボス34の内周部と、左側・右側ブラケッ
ト24a,24bの内側部とに設けたリング状のゴム部
材35で、前記一対の金属製リング32の立ち上がり周
縁部32aの背部を押圧して、両金属製リング32同士
を周方向に慴動自在に構成してある。
【0019】上記のように、テンション輪の支持ブラケ
ット24を伸縮機構26とは別体に形成して、その伸縮
機構26に着脱自在に設けてあるから、例えばクローラ
ベルトBを張り換えるときのように、クローラベルトB
の取外しが必要なメンテナンスの際には、支持ブラケッ
ト24の左側ブラケット24a又は右側ブラケット24
bを伸縮機構26から取り外すだけの簡単な操作を行う
だけで、クローラベルトBを簡単に取り外すことができ
る。
【0020】〔別実施例〕前記一対の揺動リンク部材1
5,16に対する前記トラックフレーム17側の前側の
連結部を、前記後側の連結部と同様に構成してもよい。
【0021】前記丸穴43を第2連結ブラケット41
に、丸形ボス42を第1連結ブラケット40に設けても
よい。
【0022】前記係合部42を角形のボスで、前記被係
合部43を角穴でそれぞれ構成してもよい。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)車体フレームが低い状態にあるクローラ
走行装置の側面図 (ロ)車体フレームが高い状態にあるクローラ走行装置
の側面図
【図2】クローラ走行装置の平面図
【図3】(イ)クローラベルトの張り調節用の伸縮機構
周りの側面図 (ロ)クローラベルトの張り調節用の伸縮機構の分解状
態を示す側面図
【図4】クローラベルトの張り調節用の伸縮機構の縦断
後面図
【図5】支持ブラケットの横断平面図
【図6】揺動リンク部材を枢支連結するための枢支連結
部の分解斜視図
【図7】揺動リンク部材を枢支連結するための枢支連結
部の縦断後面図
【図8】コンバインの全体側面図
【符号の説明】
10 車体フレーム 15 揺動リンク部材 16 揺動リンク部材 17 トラックフレーム 39 枢支連結部 40 第1連結ブラケット 41 第2連結ブラケット 42 被係合部 43 係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の揺動リンク部材(15),
    (16)を介して車体フレーム(10)でトラックフレ
    ーム(17)を相対上下移動自在に支持し、前記一対の
    揺動リンク部材(15),(16)に対する前記トラッ
    クフレーム(17)側の前後一対の連結部のそれぞれ、
    又はいずれか一方の連結部を構成するに、前記揺動リン
    ク部材(15),(16)を枢支連結するための枢支連
    結部(39)を備える第1連結ブラケット(40)と、
    前記トラックフレーム(17)の上面に載置固定した第
    2連結ブラケット(41)との側面部同士を突き合わせ
    て、横方向からボルト連結し、互いに横方向から係合す
    る係合部(42)と被係合部(43)を、前記第2,第
    1連結ブラケット(41),(40)の側面部に各別に
    設けて、前記第1,第2連結ブラケット(40),(4
    1)間に作用する上下方向の荷重を、前記係合部(4
    2)と被係合部(43)で支持するように構成してある
    クローラ走行装置。
JP29419494A 1994-11-29 1994-11-29 クローラ走行装置 Pending JPH08150967A (ja)

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