JPH08150909A - 自動ブレーキ装置の制御装置 - Google Patents

自動ブレーキ装置の制御装置

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Publication number
JPH08150909A
JPH08150909A JP29648694A JP29648694A JPH08150909A JP H08150909 A JPH08150909 A JP H08150909A JP 29648694 A JP29648694 A JP 29648694A JP 29648694 A JP29648694 A JP 29648694A JP H08150909 A JPH08150909 A JP H08150909A
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JP
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brake
pressure
control
vehicle
pressurization
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JP29648694A
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English (en)
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Kazuhiro Fukamachi
和弘 深町
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触回避するのに必要な制御偏差との関係で
比例制御ゲインを定めて油圧勾配を変更し、乗り心地と
応答性を共に向上する。 【構成】 自動ブレーキ選択スイッチ52,CCDカメ
ラ50,車速センサ51,ブレーキスイッチ53からの
各信号に基づき、自車両と対向する物体との接触の可能
性を判断し、接触する可能性があるにも拘らずブレーキ
操作の無い場合は、ブレーキ圧の加圧,保持,減圧を判
断し、かつ制御偏差を演算する制御偏差演算手段C1
と、演算された制御偏差の関数で比例制御ゲインを設定
するゲイン設定手段C3と、制御偏差を加圧の場合の加
圧デューティ比、減圧の場合の減圧デューティ比に変換
し、少なくとも加圧の場合は制御偏差と比例制御ゲイン
とにより求めた比例項に基づいて加圧デューティ比を定
めると共に、加圧の場合の加圧デューティ比、保持の場
合のON,OFF信号、減圧の場合の減圧デューティ比
を上記減圧ソレノイド弁30,40及び加圧ソレノイド
弁32,42に出力するデューティ出力手段C2とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両におい
て自動的にブレーキ作動する自動ブレーキ装置の制御装
置に関し、詳しくは、ブレーキ圧を自動的にフィードバ
ック制御する場合の比例制御ゲインに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の安全性を飛躍的に向上する
対策として、エアバック等の衝突被害軽減技術に対し
て、衝突しないための技術、即ち操作系を安全側に自動
的に制御して車両の接触を回避する総合的な運転支援シ
ステム(Active Drive Assist S
ystem(以下、ADAシステムという。))が開発
されている。このADAシステムは、車両の前後に装着
したCCDカメラにより道路状況、他の車両、路上障害
物等の外部環境を三次元的に認識する制御ユニットと、
ブレーキ,スロットル,ステアリング等の操作系を自動
的に適正に操作する各種装置とを有して、自立走行可能
に構成される。そしてADAシステムが目指す機能とし
て、傍見運転時や居眠り運転時などに起こりがちな不安
全な運転操作の場合に、安全な車間距離を確保し、また
車両接触を防止するように運転者に替わって運転操作を
代行する自動走行機能等が考えられている。
【0003】このようなADAシステムにおいて、車両
の走行中の接触防止及び停車中の停止維持を行う手段と
して自動ブレーキ装置があり、この自動ブレーキ装置の
具体的構成が、既に本件出願人により以下のように提案
されている。ここで自動ブレーキの運転支援は運転者が
必要な場合にのみ行うことを前提としており、このため
運転者が自動ブレーキの作動・非作動を選択する自動ブ
レーキ選択スイッチを備えている。またブレーキ系の加
圧源を有する自動ブレーキ油圧ユニットが設けられ、上
記加圧源と対角2系統のP系,S系のブレーキ管路との
間の管路には、ON−OFF式の加圧ソレノイド弁及び
減圧ソレノイド弁がブレーキ圧を電子制御する手段とし
て設けられる。そして自動ブレーキ選択スイッチがON
の車両走行中に、例えば自車両が先行車両に接近した場
合の接触の可能性を判断し、接触する可能性があるにも
拘らずブレーキ操作の無い場合は、ブレーキ圧の加圧,
保持,減圧を判断し、加圧と減圧の場合の制御偏差を演
算する。
【0004】また油圧フィードバック制御系の応答遅れ
等を考慮して、制御偏差に対する比例項と積分等の減衰
項を定め、これら比例項と減衰項により制御量を加圧デ
ューティ比、減圧デューティ比に変換して加圧ソレノイ
ド弁と減圧ソレノイド弁に出力する。これによりブレー
キ圧を自動的に加圧,保持,減圧して、例えば負の目標
加速度に実加速度が追従するようにフィードバック制御
して車両を制動することで、先行車両に対する接触を未
然に防止するものである。
【0005】従って、ブレーキ圧は、主として制御量の
比例項により加減圧制御され、この比例項は制御偏差と
比例制御ゲインの積で算出されるため、比例制御ゲイン
が一定でも制御偏差に応じた比例項となる。このため制
御偏差が大きいほど、応答性が増大するようになる。
【0006】しかし、特に加圧する場合は、制御量の比
例項により油圧上昇勾配が大きいと、ブレーキ圧がステ
ップ的に増大していわゆるカックンブレーキがかかるた
め、乗り心地に影響する。一方、緊急時にはショックが
大きくても急減速のための優れた応答性、即ち急な油圧
上昇勾配が要求される。以上により自動ブレーキの油圧
フィードバック制御においては、乗り心地と応答性を共
に向上するように油圧上昇勾配を変更することが要求さ
れる。
【0007】従来、上記自動ブレーキの油圧勾配の変更
に関しては、例えば特開平5−310110号公報の先
行技術がある。この先行技術には、自動ブレーキ制御に
おいて路面の摩擦係数、車速等の自車両の走行状態を検
出し、路面の摩擦係数、車速が低いほど増圧レートを低
くし、ステアリング舵角が大きいほど増圧レートを低く
するように変更し、車両の安定性を確保し、制動ショッ
クを低減することが示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記先行技
術のものにあっては、増圧レートを低くするため、制動
ショックを低減することはできるが、自動ブレーキの作
動の応答性を向上することができない。また自車両の走
行状態に応じて増圧レートを低くする方法であるから、
先行車両に対する減速度が小さくなって、先行車両との
接触を回避するのに必要な減速度が得られない虞れがあ
る。
【0009】本発明は、このような点に鑑み、先行車両
との接触を回避するのに必要な制御偏差との関係で比例
制御ゲインを定めて油圧勾配を変更し、車両の乗り心地
と自動ブレーキの作動の応答性を共に向上することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る自動ブレーキ装置の制御装
置は、図1に示すように、車両のブレーキペダル13の
操作に応じてブレーキ圧を発生するマスタシリンダ14
とブレーキ圧に応じて車輪を制動するホイールシリンダ
17,19とを連通するブレーキ管路16,18に減圧
ソレノイド弁30,40が介設され、この減圧ソレノイ
ド弁30,40の下流側のブレーキ管路16,18には
加圧源34からの管路26,44が加圧ソレノイド弁3
2,42を介して連通する自動ブレーキ油圧ユニット
と、自動ブレーキの作動・非作動を選択する自動ブレー
キ選択スイッチ52,車両の前方を監視するCCDカメ
ラ50,車両の速度を検出する車速センサ51,ブレー
キペダル13の操作の有無を検出するブレーキスイッチ
53からの各信号に基づき、上記減圧ソレノイド弁3
0,40及び加圧ソレノイド弁32,42の作動を制御
する自動ブレーキ制御ユニットとを備えた自動ブレーキ
装置において、上記自動ブレーキ制御ユニットは、上記
自動ブレーキ選択スイッチ52,CCDカメラ50,車
速センサ51,ブレーキスイッチ53からの各信号に基
づき、自車両と対向する物体との接触の可能性を判断
し、接触の可能性があるにも拘らずブレーキペダルの操
作が無い場合は、ブレーキ圧の加圧,保持,減圧を判断
し、かつ制御偏差を演算する制御偏差演算手段C1と、
演算された制御偏差の関数で比例制御ゲインを設定する
ゲイン設定手段C3と、上記制御偏差を加圧の場合の加
圧デューティ比、減圧の場合の減圧デューティ比に変換
し、少なくとも加圧の場合は制御偏差と比例制御ゲイン
とにより求めた比例項に基づいて加圧デューティ比を定
めると共に、加圧の場合の加圧デューティ比、保持の場
合のON,OFF信号、減圧の場合の減圧デューティ比
を上記減圧ソレノイド弁30,40及び加圧ソレノイド
弁32,42に出力するデューティ出力手段C2とを備
えることを特徴とする。
【0011】また、請求項2に係る自動ブレーキ装置の
制御装置は、前記比例制御ゲインが、制御偏差に対し増
大関数で設定されることを特徴とする。
【0012】さらに、請求項3に係る自動ブレーキ装置
の制御装置は、前記自動ブレーキ制御ユニットが、CC
Dカメラからの信号に基づき演算した自車両と対向する
物体との相対距離及び相対速度から対向する物体との接
触の可能性を判断する接近予測手段を有し、この接近予
測手段からの接近警報信号により警報を発する警報手段
を付設したことを特徴とする。
【0013】また、請求項4に係る自動ブレーキ装置の
制御装置は、前記自動ブレーキ制御ユニットが、CCD
カメラからの信号に基づき演算した自車両と対向する物
体との相対距離及び相対速度から対向する物体との接触
の可能性を判断する接近予測手段を有し、この接近予測
手段からの接近信号に応じてエンジンのスロットル開度
が所定値以上の場合にスロットルを閉じるスロットル制
御ユニットを付設したことを特徴とする。
【0014】
【作用】従って、請求項1に係る自動ブレーキ装置の制
御装置にあっては、車両走行時に自動ブレーキ選択スイ
ッチ52をONすると、CCDカメラ50、車速センサ
51の信号により制御偏差演算手段C1で、自車両と例
えば先行車両との接触の可能性を判断し、接触する可能
性が無い場合は、デューティ出力手段C2で加圧ソレノ
イド弁32,42を閉じると共に減圧ソレノイド弁3
0,40を開き、ブレーキペダル13によるフットブレ
ーキが作動可能になる。このためブレーキペダル13を
操作することで、マスターシリンダ14がブレーキ圧を
発生し、ホイールシリンダ17,19の作動で車両は任
意に減速、制動される。
【0015】一方、自車両が先行車両に接触する可能性
があるにも拘らずブレーキペダル13の操作が無い場合
は、車両の接触を回避するのに必要な制御偏差を演算
し、減圧ソレノイド弁30,40を閉じて、加圧ソレノ
イド弁32,42を加圧デューティ比で開き、加圧源3
4によりブレーキ圧を発生するように加圧する。また加
圧ソレノイド弁32,42を閉じて、減圧ソレノイド弁
30,40を減圧デューティ比で開いてブレーキ圧を減
圧し、更に減圧ソレノイド弁30,40と加圧ソレノイ
ド弁32,42を閉じてブレーキ圧を保持するように制
御して自動ブレーキを作動し、これにより先行車両に対
する車間距離が確保されて先行車両との接触が未然に防
止される。
【0016】このとき加圧の場合は、ゲイン設定手段C
3で比例制御ゲインが制御偏差の関数で可変して設定さ
れ、この比例制御ゲインと制御偏差により求めた比例項
に基づいて加圧デューティ比を定めて加圧される。この
ため制御偏差の小さい緩ブレーキ時には、比例制御ゲイ
ンにより油圧上昇勾配が緩やかになって乗り心地等が良
くなり、このとき逆に油圧が急上昇する等の不具合を生
じない。また制御偏差の大きい急ブレーキ時には、油圧
上昇勾配が急になって応答性が良くなり、このとき逆に
油圧が緩やかに上昇する等の不具合を生じない。
【0017】ここで、請求項2に係る自動ブレーキ装置
の制御装置にあっては、比例制御ゲインが、制御偏差に
対し増大関数で設定されることで、制御偏差の小さい緩
ブレーキ時には比例制御ゲインが小さくなり、このため
油圧上昇勾配が両者により一層緩やかになって乗り心地
が良くなる。制御偏差の大きい急ブレーキ時には比例制
御ゲインが大きくなり、このため油圧上昇勾配が両者に
より一層急になって応答性が良くなる。
【0018】一方、請求項3に係る自動ブレーキ装置の
制御装置にあっては、自動ブレーキ選択スイッチ52が
ONした車両走行時に自車両が先行車両に接触する可能
性がある場合、接近予測手段が接近警報信号を出力する
ことで警報手段が警報を発する。
【0019】また、請求項4に係る自動ブレーキ装置の
制御装置にあっては、自動ブレーキ選択スイッチ52が
ONした車両走行時に自車両が先行車両に接触する可能
性がある場合、接近予測手段が接近信号を出力すること
で、エンジンのスロットル開度が所定値以上の場合には
スロットル制御ユニットがスロットルを閉じる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、車両の駆動系とブレーキ系の概略
について説明する。先ず車両は左右の前輪1L,1Rと
後輪2L,2Rを有しており、駆動装置Aとしてエンジ
ン3がクラッチ4、変速機5、プロペラ軸6、ディファ
レンシャル装置7、車軸8を介して例えば左右の後輪2
L,2Rに伝動構成される。エンジン3のスロットル弁
10はアクチュエータ11を備え、自動ブレーキとそれ
以外のABS、TCS等の制御の際にスロットル制御ユ
ニット12でスロットル制御するようになっている。
【0021】ブレーキ装置Bは、ブレーキペダル13の
操作によりブレーキ圧を発生するマスターシリンダ14
から対角2系統のブレーキ配管15として、P系ブレー
キ管路16により右前輪1Rと左後輪2Lのホイールシ
リンダ17に、S系ブレーキ管路18により左前輪1L
と右後輪2Rのホイールシリンダ19にそれぞれ連通さ
れる。そしてP系とS系のブレーキ管路16,18の途
中に、自動ブレーキ装置20の自動ブレーキ油圧ユニッ
ト21が、自動ブレーキ制御ユニット60の信号により
自動ブレーキ作動するように設けられる。尚、ABS装
置が装着される場合は、ABS油圧ユニットが自動ブレ
ーキ油圧ユニットの下流側に直列的に連通され、自動ブ
レーキ作動時の車輪ロックも防止することが可能になっ
ている。
【0022】図3において、自動ブレーキ油圧ユニット
21について説明する。対角2系統のブレーキ配管15
のP系ブレーキ管路16について説明すると、このP系
ブレーキ管路16に減圧ソレノイド弁30とリリーフ弁
31が設けられる。また加圧源34として、マスターシ
リンダ14のオイルリザーバ22からの管路23が、モ
ータ25により駆動するオイルポンプ24に連通してい
る。オイルポンプ24の吐出側管路26は、チェック弁
27を介してリリーフ弁28に連通し、更にアキュムレ
ータ29に蓄圧可能に連通する。また管路26は加圧ソ
レノイド弁32を有して、P系ブレーキ管路16の減圧
ソレノイド弁30の下流に連通する。
【0023】管路16,26はペダル圧、ブレーキ圧、
アキュムレータ圧を検出する油圧センサ36,33,3
7が設けられ、管路26に圧力スイッチ35が設けられ
ている。圧力スイッチ35は、設定下限圧でモータ25
を駆動すると共に設定上限圧でモータ25を停止してオ
イルポンプ24を作動させ、アキュムレータ29に常に
高圧のアキュムレータ圧を蓄圧する。そして高圧のアキ
ュムレータ圧により応答良く加圧することが可能になっ
ている。
【0024】一方、対角2系統のブレーキ配管15のS
系ブレーキ管路18にも同様に減圧ソレノイド弁40と
リリーフ弁41が設けられ、ポンプ側の管路26から分
岐する管路44が加圧ソレノイド弁42を有して、S系
ブレーキ管路18の減圧ソレノイド弁40の下流に連通
する。またS系ブレーキ管路18にもそのブレーキ圧を
検出する油圧センサ43が設けられている。
【0025】減圧ソレノイド弁30,40はノーマルオ
ープンであり、非通電のOFFで開き、通電のONによ
り閉じる。加圧ソレノイド弁32,42はノーマルクロ
ーズであり、非通電のOFFで閉じ、通電のONにより
開くものである。
【0026】これにより加圧ソレノイド弁32,42が
OFFで閉じ、減圧ソレノイド弁30,40がOFFで
開くと、通常のフットブレーキ可能な状態になる。一
方、減圧ソレノイド弁30,40がONで閉じ、このと
き加圧ソレノイド弁32,42を所定のデューティ比で
ONして開弁変化すると、アキュムレータ圧によりブレ
ーキ圧を増大制御する。そして減圧ソレノイド弁30,
40がONで閉じ、加圧ソレノイド弁32,42がOF
Fで閉じると、ブレーキ圧を封じ込めて保持する。また
加圧ソレノイド弁32,42がOFFで閉じ、このとき
減圧ソレノイド弁30,40を所定のデューティ比でO
FFして開弁変化すると、ブレーキ圧を抜いてブレーキ
圧を減少制御する。これら加圧、保持、減圧によりブレ
ーキ圧を適正にフィードバック制御して自動ブレーキ作
動することが可能になっている。
【0027】図4において、自動ブレーキ制御ユニット
60の全体の機能ブロックについて説明する。先ず車両
の前後に配置されて道路状況、自車両と対向する先行車
両等の物体を認識し、その距離情報を得るCCDカメラ
50、車速Vを検出する車速センサ51、自動ブレーキ
選択スイッチ52、実際のブレーキ圧Pbを検出する油
圧センサ33,43、フットブレーキ操作の状態を検出
するブレーキスイッチ53、スロットル開度θを検出す
るスロットル開度センサ54を有する。これらセンサと
スイッチの信号は自動ブレーキ制御ユニット60に入力
して、電気的に処理される。
【0028】自動ブレーキ制御ユニット60は、CCD
カメラ50、自動ブレーキ選択スイッチ52の信号、車
速Vが入力する接近予測部61を有する。そして自動ブ
レーキ選択スイッチ52がONでの車両走行時に、CC
Dカメラ50の信号に基づき例えば自車両と先行車両と
の相対距離L、相対速度Vsを演算して、自車両と先行
車両との接近状態を判断し、両車両の接触の可能性を予
測すると、アラーム56に接近警報信号を出力する。ま
た自動ブレーキ選択スイッチ52がOFFの場合、ある
いは両車両の接触の可能性が無い場合は、デューティ出
力部67により減圧ソレノイド弁30,40と加圧ソレ
ノイド弁32,42にOFF信号を出力する。接近信号
とスロットル開度θはスロットル閉判定部62に入力
し、接触予測時にスロットル開度θが設定値以上の場合
は、スロットル制御ユニット12にスロットル閉信号を
出力する。
【0029】接近信号は目標加速度設定部63に入力
し、接触予測時に接触を回避するための負の目標加速度
Gtを設定する。車速Vは実加速度算出部64に入力
し、車速Vを微分して実加速度Gを算出する。これら負
の目標加速度Gtと実加速度Gが偏差算出部65に入力
して両者の偏差ΔGを、ΔG=Gt−Gにより算出す
る。この偏差ΔG、実加速度Gは加圧、保持、減圧の判
定部66に入力し、予め設定される制御不感帯a、偏差
ΔGと実加速度Gの正負の符号により、加圧、保持、減
圧を判断する。即ち、偏差の絶対値|ΔG|が制御不感
帯a内の場合は、保持を判断する。また偏差の絶対値|
ΔG|が制御不感帯a外で、ΔG>0、即ちGt>Gの
場合は、実加速度が負で目標加速度より小さいので減圧
を判断する。ΔG<0、即ちGt<GでG<0の場合
は、実加速度が負で目標加速度より大きいので加圧を判
断し、このときG>0の場合は減速前を判断する。
【0030】これら加圧、減圧、保持または減速前の判
定信号、ブレーキスイッチ53の信号、偏差ΔG、実際
のブレーキ圧Pbはデューティ出力部67に入力し、O
N、OFF信号やデューティ信号を出力する。先ず、接
触警報等により運転者がフットブレーキ操作してブレー
キスイッチ53がONすると、接触回避を判断して減圧
ソレノイド弁30,40と加圧ソレノイド弁32,42
にOFF信号を出力する。ブレーキスイッチ53がOF
Fでは、偏差ΔGに応じた目標指示圧Ptを設定し、こ
の目標指示圧Ptとブレーキ圧Pbにより制御偏差ΔP
を算出し、この制御偏差ΔPをPI制御して制御量の加
圧デューティ比Duと減圧デューティ比Ddに変換す
る。
【0031】ここで乗り心地と応答性の向上対策とし
て、制御偏差ΔPが入力するゲイン設定部68を有し、
制御偏差ΔPに応じた比例制御ゲインAを定める。比例
制御ゲインAは、予め図5に示すように制御偏差ΔPに
対して増大関数で定められ、このマップを参照して比例
制御ゲインAを可変して設定する。
【0032】そして制御偏差ΔPをPI制御して加圧デ
ューティ比Duに変換する場合は、比例項Dupを制御
偏差ΔPと比例制御ゲインAで、Dup=ΔP・Aによ
り求める。次いで加圧デューティ比Duを比例項Dup
と減衰項Duiで、Du=Dup+Duiにより算出す
る。尚、比例制御ゲインAの上限は、油圧フィードバッ
ク制御の安定領域内とする。また減圧デューティ比Dd
に変換する場合は、比例項Ddpを制御偏差ΔPと一定
の比例制御ゲインCで、Ddp=ΔP・Cにより求め
る。次いで減圧デューティ比Ddを比例項Ddpと減衰
項Ddiで、Dd=Ddp+Ddiにより算出する。
【0033】そこで加圧の場合は、減圧ソレノイド弁3
0,40にON信号を出力し、加圧ソレノイド弁32,
42に加圧デューティ比DuのON信号を出力し、減速
前では加圧ソレノイド弁32,42に所定の初期デュー
ティ比Diを出力する。減圧の場合は、加圧ソレノイド
弁32,42にOFF信号を出力し、減圧ソレノイド弁
30,40に減圧デューティ比DdのOFF信号を出力
する。更に保持の場合は、加圧ソレノイド弁32,42
にOFF信号を、減圧ソレノイド弁30,40にON信
号を出力する。
【0034】次に、自動ブレーキ制御の接近予測制御
を、図6のフローチャートを用いて説明する。先ずエン
ジン運転時に、ステップS1でイグニッションスイッチ
ONの際にイニシャライズする。即ち、図3のブレーキ
系において加圧ソレノイド弁32,42がOFFで閉じ
て加圧源34が切り離され、減圧ソレノイド弁30,4
0がOFFで開いてブレーキ配管15が連通した状態に
なる。そこでブレーキペダル13を踏み込み操作(フッ
トブレーキ操作)すると、マスターシリンダ14により
4輪のホイールシリンダ17,19にブレーキ圧Pbを
発生して、任意に制動することが可能になる。このとき
加圧源34では、モータ制御によりポンプ24を作動し
て、アキュムレータ29に常に高いアキュムレータ圧が
蓄圧される。
【0035】その後ステップS2で自動ブレーキ選択ス
イッチ52の操作をチェックし、スイッチOFFの場合
はステップS3に進み、自動ブレーキをキャンセルして
常にフットブレーキ作動可能状態となる。
【0036】スイッチONの場合は、ステップS4に進
んで車速Vをチェックする。そして車両走行時にはステ
ップS5に進んで先行車両の有無をチェックし、相対距
離Lが設定値Ls以下で先行車両がある場合は、ステッ
プS6で先行車両と自車両の両速度を減算して求めた相
対速度Vsをチェックする。そして相対速度Vsが減少
すると、接触の可能性を判断してステップS7で接近警
報する。またこれ以外の車両停止、相対距離Lsが大き
くて先行車両が無い、相対速度Vsが大きくて離される
ような条件では、接触の可能性が無いと判断してそのま
ま抜ける。
【0037】接近警報する場合は、ステップS8で負の
目標加速度Gt、実加速度G、両者の偏差ΔGを読込
む。そしてステップS9でブレーキスイッチ53により
フットブレーキ操作の有無をチェックし、ブレーキ操作
でスイッチONすると、運転者により接触回避したこと
を判断してそのまま抜ける。一方、ブレーキ操作の無い
場合は、ステップS10に進んで自動ブレーキ作動す
る。
【0038】次いで、接触回避制御を、図7のフローチ
ャートにより説明する。先ず、ステップS21で負の目
標加速度Gt、実加速度G、両者の偏差ΔGを読込み、
ステップS22で偏差の絶対値|ΔG|を制御不感帯a
と比較する。そこで初期の例えばブレーキ操作の無い場
合は、|ΔG|>aのため、ステップS23に進み偏差
ΔGの符号をチェックする。このとき実加速度Gが小さ
くてΔG<0のため、ステップS24に進み実加速度G
の符号をチェックする。ここでブレーキ操作の無い場合
はG>0のため、ステップS25に進み減圧ソレノイド
弁ON、加圧ソレノイド弁Diで作動する。
【0039】そこで図3の自動ブレーキ油圧ユニット2
1では、減圧ソレノイド弁30,40がONして閉じ、
ブレーキ配管15がマスターシリンダ14から切り離さ
れる。このとき加圧ソレノイド弁32,42が所定の初
期デューティ比DiでONし、アキュムレータ圧により
4輪のホイールシリンダ17,19に初期ブレーキ圧を
生じて減速開始する。
【0040】これ以降は負の実加速度Gを生じ、負の実
加速度Gの方が負の目標加速度Gtより大きくてΔG>
0の場合は、ステップS23からステップS26に進ん
で加圧ソレノイド弁OFFする。またステップS27で
は、目標指示圧Ptを加速度偏差ΔGの関数で求め、制
御偏差ΔPを目標指示圧Ptとブレーキ圧Pbにより求
め、制御偏差ΔPと一定の比例制御ゲインCによる比例
項Ddpと減衰項Ddiにより減圧デューティ比Ddに
変換する。そして減圧ソレノイド弁30,40をこの減
圧デューティ比DdのOFF信号で作動する。そこで加
圧ソレノイド弁32,42がOFFで閉じてアキュムレ
ータ圧等の導入が停止し、減圧ソレノイド弁30,40
が減圧デューティ比DdでOFFすることで、ブレーキ
圧Pbがマスターシリンダ14を介しオイルリザーバ2
2に抜かれて減少し、負の実加速度Gが小さくなる。
【0041】また負の実加速度Gの方が負の目標加速度
Gtより小さくてΔG<0の場合は、ステップS24か
らステップS28に進んで減圧ソレノイド弁ONする。
またステップS29では、目標指示圧Ptを加速度偏差
ΔGの関数で求め、制御偏差ΔPを目標指示圧Ptとブ
レーキ圧Pbにより求める。また比例制御ゲインAを制
御偏差ΔPの関数で設定し、制御偏差ΔPとこの比例制
御ゲインAによる比例項Dupと減衰項Duiにより加
圧デューティ比Duに変換する。そして加圧ソレノイド
弁32,42をこの加圧デューティ比DuのON信号で
作動する。そこで減圧ソレノイド弁30,40がONで
閉じ、このとき加圧ソレノイド弁32,42が加圧デュ
ーティ比DuでONしてアキュムレータ圧によりブレー
キ圧Pbが増大し、負の実加速度Gが大きくなる。
【0042】更に、偏差の絶対値|ΔG|が制御不感帯
a内に入ると、ステップS22からステップS30に進
み、減圧ソレノイド弁ON、加圧ソレノイド弁OFFで
作動する。そこで加圧ソレノイド弁32,42がOFF
で閉じ、減圧ソレノイド弁30,40がONで閉じ、こ
のためブレーキ圧は封じ込めにより一定に保持される。
以上によりP系とS系のブレーキ圧が同時に所定の上昇
率で自動的に上昇して、車両を制動するように自動ブレ
ーキ作動する。この場合に実加速度Gが負の目標加速度
Gtに追従するようにフィードバック制御されること
で、車両は安全に制動して、先行車両に対する接触が未
然に防止される。
【0043】また上述のブレーキ圧制御において、減圧
の場合は比例制御ゲインCが一定のため、制御量の減圧
デューティ比Ddが主として制御偏差ΔPに応じて定ま
る。そこで制御偏差ΔPが小さいと、緩やかな油圧低下
勾配になり、制御偏差ΔPが大きくなると、急な油圧低
下勾配で応答良く減圧する。加圧の場合は、図5のマッ
プにより制御偏差ΔPが小さいと比例制御ゲインAも小
さく、制御偏差ΔPが大きくなると比例制御ゲインAも
大きくなるように可変して設定される。そこで制御偏差
ΔPが小さい場合に加圧デューティ比Duが大きくなっ
て、ハンチングやショックを生じることが防止され、逆
に制御偏差ΔPが大きい場合に加圧デューティ比Duが
小さくなって、油圧不足等を生じることが防止される。
【0044】従って、図8(a)のように制御偏差ΔP
の小さい緩ブレーキ時には、加圧デューティ比Duが比
例制御ゲインAにより更に小さくなる。このため油圧上
昇勾配が、二点鎖線の比例制御ゲイン一定の場合に比べ
て実線のように一層緩やかになって、制動ショックやハ
ンチングが低減し、乗り心地が良くなる。図8(b)の
ように制御偏差ΔPの大きい急ブレーキ時には、加圧デ
ューティ比Duが比例制御ゲインAにより更に大きくな
る。このため油圧上昇勾配が、二点鎖線の比例制御ゲイ
ン一定の場合に比べて実線のように一層急になって、応
答良く油圧上昇する。そこで緊急時等の場合にも、迅速
に油圧上昇して充分に接触回避することが可能となる。
【0045】以上、本発明の実施例について説明した
が、制御偏差は油圧のみならず、加速度や減速度を用い
て定めることもできる。比例制御ゲインは減圧の場合に
も可変して設定しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の請求項
1に係る自動ブレーキ装置の制御装置は、自動ブレーキ
制御ユニットが、自動ブレーキ選択スイッチ,CCDカ
メラ,車速センサ,ブレーキスイッチからの各信号に基
づき、自車両と対向する物体との接触の可能性を判断
し、接触の可能性があるにも拘らずブレーキペダルの操
作が無い場合は、ブレーキ圧の加圧,保持,減圧を判断
し、かつ制御偏差を演算する制御偏差演算手段と、演算
された制御偏差の関数で比例制御ゲインを設定するゲイ
ン設定手段と、上記制御偏差を加圧の場合の加圧デュー
ティ比、減圧の場合の減圧デューティ比に変換し、少な
くとも加圧の場合は制御偏差と比例制御ゲインとにより
求めた比例項に基づいて加圧デューティ比を定めると共
に、加圧の場合の加圧デューティ比、保持の場合のO
N,OFF信号、減圧の場合の減圧デューティ比を上記
減圧ソレノイド弁及び加圧ソレノイド弁に出力するデュ
ーティ出力手段とを備える構成であるから、加圧の場合
の制御量の加圧デューティ比を比例制御ゲインにより更
に容易に変更することができる。比例制御ゲインを制御
偏差の関数で設定するので、制御偏差が小さい場合の乗
り心地と、制御偏差が大きい場合の応答性を共に向上す
ることができる。
【0047】また、請求項2に係る自動ブレーキ装置の
制御装置では、比例制御ゲインが、制御偏差に対し増大
関数で設定されるので、制御が容易であり、加圧デュー
ティ比を制御偏差に応じて確実に増減変更することがで
きる。
【0048】一方、請求項3に係る自動ブレーキ装置の
制御装置では、自動ブレーキ選択スイッチがONした車
両走行時に自車両が先行車両等に接触する可能性がある
場合、接近予測手段からの接近警報信号により警報手段
が警報を発するので、運転者に注意を促して確実にブレ
ーキペダルを操作することができる。
【0049】また、請求項4に係る自動ブレーキ装置の
制御装置では、自動ブレーキ選択スイッチ52がONし
た車両走行時に自車両が先行車両に接触する可能性があ
る場合、接近予測手段が接近信号を出力することで、エ
ンジンのスロットル開度が所定値以上の場合にはスロッ
トル制御ユニットがスロットルを閉じ、自動的にエンジ
ンブレーキが作用する。従って、ブレーキペダルの操作
による制動力または自動ブレーキの作動による制動力を
より向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ブレーキ装置の制御装置の構
成を示すクレーム対応図である。
【図2】車両の駆動装置とブレーキ装置の概略を示す説
明図である。
【図3】自動ブレーキ装置の油圧ユニットを示す油圧回
路図である。
【図4】自動ブレーキ制御ユニットの構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図5】比例制御ゲインのマップを示す図である。
【図6】自動ブレーキの接近予測制御を示すフローチャ
ートである。
【図7】接触回避制御を示すフローチャートである。
【図8】加圧時の作動状態を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
13 ブレーキペダル 14 マスターシリンダ 16,18 ブレーキ管路 17,19 ホイールシリンダ 26,44 管路 34 加圧源 30,40 減圧ソレノイド弁 32,42 加圧ソレノイド弁 50 CCDカメラ 51 車速センサ 52 自動ブレーキ選択スイッチ 53 ブレーキスイッチ C1 制御偏差演算手段 C2 デューティ出力手段 C3 ゲイン設定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のブレーキペダルの操作に応じてブ
    レーキ圧を発生するマスタシリンダとブレーキ圧に応じ
    て車輪を制動するホイールシリンダとを連通するブレー
    キ管路に減圧ソレノイド弁が介設され、この減圧ソレノ
    イド弁の下流側のブレーキ管路には加圧源からの管路が
    加圧ソレノイド弁を介して連通する自動ブレーキ油圧ユ
    ニットと、 自動ブレーキの作動・非作動を選択する自動ブレーキ選
    択スイッチ,車両の前方を監視するCCDカメラ,車両
    の速度を検出する車速センサ,ブレーキペダルの操作の
    有無を検出するブレーキスイッチからの各信号に基づ
    き、上記減圧ソレノイド弁及び加圧ソレノイド弁の作動
    を制御する自動ブレーキ制御ユニットとを備えた自動ブ
    レーキ装置において、 上記自動ブレーキ制御ユニットは、上記自動ブレーキ選
    択スイッチ,CCDカメラ,車速センサ,ブレーキスイ
    ッチからの各信号に基づき、自車両と対向する物体との
    接触の可能性を判断し、接触の可能性があるにも拘らず
    ブレーキペダルの操作が無い場合は、ブレーキ圧の加
    圧,保持,減圧を判断し、かつ制御偏差を演算する制御
    偏差演算手段と、 演算された制御偏差の関数で比例制御ゲインを設定する
    ゲイン設定手段と、 上記制御偏差を加圧の場合の加圧デューティ比、減圧の
    場合の減圧デューティ比に変換し、少なくとも加圧の場
    合は制御偏差と比例制御ゲインとにより求めた比例項に
    基づいて加圧デューティ比を定めると共に、加圧の場合
    の加圧デューティ比、保持の場合のON,OFF信号、
    減圧の場合の減圧デューティ比を上記減圧ソレノイド弁
    及び加圧ソレノイド弁に出力するデューティ出力手段と
    を備えることを特徴とする自動ブレーキ装置の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 上記比例制御ゲインは、制御偏差に対し
    増大関数で設定されることを特徴とする請求項1記載の
    自動ブレーキ装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記自動ブレーキ制御ユニットは、CC
    Dカメラからの信号に基づき演算した自車両と対向する
    物体との相対距離及び相対速度から対向する物体との接
    触の可能性を判断する接近予測手段を有し、この接近予
    測手段からの接近警報信号により警報を発する警報手段
    を付設したことを特徴とする請求項1記載の自動ブレー
    キ装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記自動ブレーキ制御ユニットは、CC
    Dカメラからの信号に基づき演算した自車両と対向する
    物体との相対距離及び相対速度から対向する物体との接
    触の可能性を判断する接近予測手段を有し、この接近予
    測手段からの接近信号に応じてエンジンのスロットル開
    度が所定値以上の場合にスロットルを閉じるスロットル
    制御ユニットを付設したことを特徴とする請求項1記載
    の自動ブレーキ装置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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