JPH08150130A - 健康管理指針アドバイス装置用グリップ部 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置用グリップ部

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JPH08150130A
JPH08150130A JP6294151A JP29415194A JPH08150130A JP H08150130 A JPH08150130 A JP H08150130A JP 6294151 A JP6294151 A JP 6294151A JP 29415194 A JP29415194 A JP 29415194A JP H08150130 A JPH08150130 A JP H08150130A
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health management
electrode
grip
grip part
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善久 増尾
Manabu Yoshimura
学 吉村
Soichi Okuhara
聰一 奥原
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Omron Corp
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B5/48Other medical applications
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    • A61B5/4872Body fat

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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な測定、小型・軽量・安価な構造、高い
測定精度、一般家庭での易使用性、信頼性の高い健康管
理への指針情報の提示を実現する健康管理指針アドバイ
ス装置用グリップ部を提供することである。 【構成】 垂直形のグリップ部70Aは略円筒形を有
し、その上方部にはリング状の定電流印加電極71が、
下方部にはリング状の電圧検出電極72が、分離部73
により分離並設され、上端部と下端部には位置決め用鍔
部74,75が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体内部のインピーダ
ンスに基づき健康管理に必要な情報を演算・表示する健
康管理指針アドバイス装置用のグリップ部に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の健康管理指針アドバイス装置の
グリップ部としては、図16に示すようなものがある。
この一対のグリップ部100,110は、円筒形状であ
り、それぞれ軸方向に沿って定電流印加電極101,1
11と電圧検出電極102,112を有し、電極端部に
キャップ103,113が被せられている。両グリップ
部100,110はコネクタ120により一直線状に接
合され、コネクタ120には装置本体接続用のコネクタ
121がケーブル122で接続されている。
【0003】このグリップ部は、腕を身体に対してほぼ
直角方向に真っ直ぐ前方に延ばし、左右の手でグリップ
部100,110を握って使用する(図4参照)。グリ
ップ部100を左手LHで握った場合の状態を図17に
示す。この時、左手LHの親指以外の4本の指が定電流
印加電極101に接触し、親指が電圧検出電極102に
接触する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造のグリップ部を備える装置では、次のような
問題点〜がある。 図18に示す、右手首−足首間で測定する基本測定法
の電極の装着位置では、右手首の所定部位に定電流印加
電極130と電圧検出電極131を装着するに際し、手
首部突起骨(尺骨茎状突起)132のように身体のイン
ピーダンス測定部位位置決めマーカーが存在するため、
測定位置ズレの影響が少ないのに対し、図16に示すよ
うなグリップ部を握って測定する場合には、単なる円筒
形のグリップ部を掌で握って測定するため、握り方、握
る位置、掌サイズ、掌の肉付き具合等により、測定位置
ズレの影響がある。 性別や年齢等により掌の大小があり、これも測定位置
ズレの影響の要因となる。特に、男性のように指の長い
掌の大きい人と女性のように小さい掌の人とでは、電極
構造によっては複数の電流印加通電経路が生じ、手の大
きさによりその通電経路が異なる場合がある。 図18に示す基本測定法では、定電流印加電極130
は人差し指の付け根付近の手の甲に装着されるが、グリ
ップ部を掌で握って測定する場合では、掌面に電極を装
着することとなるため、手の甲に比べ脂肪層が厚い場合
や接触面が十分に確保されない場合等に、定電流駆動回
路の能力(定電流駆動負荷上限値)が低くなり、定電流
印加誤差を生ずる恐れがある。特に、指先等に定電流印
加電極を装着するグリップ部の場合は、指関節及び指部
が細いため、抵抗が高くなり、定電流印加誤差を生ずる
恐れが多分にある。又、電流通電経路が異なる点等によ
り、図18に示す基本測定法との測定法上の一致性及び
測定再現・安定性に問題を生ずる恐れがある。 電圧検出電極においても、図18の基本測定法におけ
る手首甲装着位置から離れるほど、また主要電流経路か
ら離れるほど、基本測定法との測定法上の一致性に問題
が生じ、測定誤差が生ずる恐れがある。 両電極を、SUS、銅等の厚手の金属板で製作した場
合、熱容量が大きくなるため、冬場等に冷えた電極面に
掌等(機種によっては足裏)の計測部位を接触させる
と、接触部皮膚表面の毛細管萎縮等により、計測抵抗値
に影響を及ぼす恐れがある。 掌にフィット性の良い電極形状は複雑な形状となる場
合が多く、SUS等の耐食性のある金属板を加工して良
好なフィット性を実現するには、かなり困難を来すこと
がある。
【0005】従って、本発明は、上記のような問題点
〜に着目してなされたもので、体内インピーダンスを
被験者自身で簡便に測定でき、小型・軽量・安価で測定
精度が高く、一般家庭でも手軽に使用可能であり、信頼
性の高い健康管理への指針情報を提示することができる
健康管理指針アドバイス装置用グリップ部を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の健康管理指針アドバイス装
置用グリップ部は、被験者の掌を通じて身体に高周波信
号を印加する高周波信号印加電極(定電流印加電極)、
及びこの印加信号より身体抵抗電位を計測する計測用電
極(電圧検出電極)をそれぞれ有する一対の把持用のグ
リップ部と、このグリップ部の計測用電極より得られた
身体内部のインピーダンスと被験者の身体特定化情報に
基づいて健康管理に必要な情報を演算する健康管理情報
演算手段と、この健康管理情報演算手段により求められ
た健康管理情報を表示する表示手段とを備えるアドバイ
ス装置のグリップ部において、前記グリップ部が略円筒
形を成し、前記略円筒形の外周方向が等電位を成すと共
に、前記略円筒形の軸方向にそって前記定電流印加電極
と電圧検出電極を僅かな間隔を開けて並設したことを特
徴とする。
【0007】請求項2記載のグリップ部は、前記グリッ
プ部が略円筒形を成し、前記略円筒形の外周方向が等電
位を成すと共に、前記略円筒形の軸方向にそって前記定
電流印加電極と電圧検出電極を僅かな間隔を開けて並設
し、把持時の指位置決め用の指ガイドを設けたことを特
徴とする。請求項3記載のグリップ部は、前記グリップ
部が略円筒形を成し、前記略円筒形の外周方向が等電位
を成すと共に、前記略円筒形の軸方向にそって前記定電
流印加電極と電圧検出電極を僅かな間隔を開けて並設
し、把持時に掌土手部側に対応する部分が拡張している
ことを特徴とする。
【0008】請求項6記載のグリップ部は、被験者の身
長方向に把持する垂直形であり、このグリップ部の上方
部に定電流印加電極を、下方部に電圧検出電極を分離並
設したことを特徴とする。請求項7記載のグリップ部
は、被験者の肩幅方向に把持する水平形であり、このグ
リップ部の内方部に定電流印加電極を、外方部に電圧検
出電極を分離並設したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1乃至請求項7記載のグリップ
部では、いずれもグリップ部が略円筒形を成し、この略
円筒形の外周方向が等電位を成すと共に、略円筒形の軸
方向にそって定電流印加電極と電圧検出電極を僅かな間
隔を開けて並設してあるため、グリップ部を握ったと
き、掌面上の親指と人差し指及び両指の付け根付近を定
電流印加電極に接触させて、電流を身体に印加すること
が可能となり、従来の基本測定法での手の甲の人差し指
と中指の付け根付近に装着される定電流印加電極からの
身体への電流印加流入経路と概一致性を確保できる。
又、手首に近い掌土手部を電圧検出電極に接触させるこ
とも可能となり、従来の基本測定法における手の甲側手
首部での電極装着位置に近くなり、測定位置の概一致性
を確保できる。更には、複数の電流印加通電経路が生じ
たり、手の大きさによりその通電経路が異なったりする
ような不合理は発生しない。従って、従来の基本測定法
と同等の高精度測定、高い再現性、簡便性を兼ね備える
ことができる。
【0010】これに加えて、請求項2記載のグリップ部
では、把持時の指位置決め用の指ガイドを設けてあるた
め、グリップ部を握る時の指を所定部位に正確に位置決
めできる。請求項3記載のグリップ部では、把持時に掌
土手部側に対応する部分が拡張しているため、グリップ
部を握った時に掌土手部とグリップ部の対応電極との接
触性が向上する。
【0011】又、請求項6記載のグリップ部は上方部に
定電流印加電極を、下方部に電圧検出電極を分離並設し
た垂直形であり(図1参照)、請求項7記載のグリップ
部は内方部に定電流印加電極を、外方部に電圧検出電極
を分離並設した水平形である(図2参照)ため、従来の
基本測定法と同等の電極装着位置を実現でき、それと同
等のインピーダンス測定精度及び再現性を確保すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のアドバイス装置用グリップ部
を実施例に基づいて説明する。但し、本発明は、グリッ
プ部に特徴があり、グリップ部以外の構成は従来のもの
と大差ないので、グリップ部を中心に説明する。被験者
の身長方向に把持する垂直形のグリップ部を備えるアド
バイス装置の外観図を図1に示す。このアドバイス装置
Aは、ハウジング30に取付けられた垂直形のグリップ
部10,20と、ハウジング30の表面に設けられた健
康管理情報(体内脂肪、除脂肪量、体脂肪率、水分量、
基礎代謝量等)を表示するLCD等の表示部(表示手
段)31と、電源スイッチ32と、スタートスイッチ3
3、モードスイッチ34及びテンキー35等の操作スイ
ッチとを備える。又、ハウジング30内には、身体内部
のインピーダンスや被験者の身体特定化情報(身長、体
重、年齢、性別等)に基づいて健康管理に必要な情報を
演算するCPU(健康管理情報演算手段)等の電子部品
からなる回路が内蔵されている。
【0013】左右のグリップ部10,20は略円筒形を
成し、この略円筒形の外周方向は等電位を成すと共に、
その略円筒形の軸方向にそって、その上方部にはリング
状の定電流印加電極11,21が、下方部にはリング状
の電圧検出電極12,22が、それぞれ分離部(非電極
部となる間隔部)13,23により分離並設され、各々
の上端部と下端部には位置決め用鍔部14,15、2
4,25が設けられている。
【0014】又、被験者の肩幅方向に把持する水平形の
グリップ部を備えるアドバイス装置の外観図を図2に示
す。このアドバイス装置Bも同様に、ハウジング60に
突出状に取付けられた水平形のグリップ部40,50
と、ハウジング60の表面に設けられた表示部61と、
電源スイッチ62と、スタートスイッチ63、モードス
イッチ64及びテンキー65等の操作スイッチとを備え
る。
【0015】左右のグリップ部40,50も同様に略円
筒形であり、その略円筒形の軸方向にそってそれぞれ内
方部に設けられたリング状の定電流印加電極41,51
と、外方部に設けられたリング状の電圧検出電極42,
52と、両電極41,42と51,52を分離する分離
部43,53と、外端部と内端部に設けられた位置決め
用鍔部44,45、54,55とを有する。
【0016】図1に示す装置Aは、図3に示すように、
被験者Mの腕を肩幅に開くと共に身体に対して直角方向
に真っ直ぐ前方に延ばし、左右の手でグリップ部10,
20を握って使用する。同じく図2に示す装置Bも、図
4に示すようにして、左右の手でグリップ部40,50
を握って使用する。次に、上記のような装置A,Bに配
備されるグリップ部の各種態様例を、図5乃至図15を
参照して説明する。但し、以下には垂直形のグリップ部
を取り上げ、原則として右手側のグリップ部のみを示す
が、水平形のグリップ部も同様の構造にすればよく、ま
た左手側のグリップ部は左右対称形にすればよいことは
勿論である。なお、同じ要素には同一符号を付してあ
る。
【0017】まず、図5の(a)に示すグリップ部70
Aは、基本形であり(図1及び図2参照)、上方部に定
電流印加電極71と、下方部に電圧検出電極72と、両
電極71,72を分離する分離部(非電極部となる間隔
部)73と、上端部に位置決め用鍔部74と、下端部に
位置決め用鍔部75とを有する。このようなグリップ部
70Aを手で握った場合、図5の(b)に示す左手LH
の掌面において、人差し指から親指にかけての斜線領域
aが定電流印加電極71との接触面となり、薬指及び小
指から掌の土手部cを含む斜線領域bが電圧検出電極7
2との接触面となる。又、中指の幅dが分離部73の軸
方向幅に相当し、握ったときに中指部分がほぼ分離部7
3に位置するように設定されている。
【0018】つまり、定電流印加電極71の軸方向幅
は、親指と人差し指の腹部が十分接触できる寸法である
か、又は掌側の親指幅、人差し指幅、及び人差し指と中
指に一部かかる程度の寸法であることが重要である。
又、定電流印加電極71の軸方向幅は、グリップ部70
Aを握ったときに親指と人差し指が位置する寸法である
ことが重要である。分離部73の軸方向幅は、概ね中指
の幅d程度であり、グリップ部70Aを握ったときに分
離部73におおよそ中指が位置することが重要である。
電圧検出電極72の軸方向幅は、掌側土手部の大半をカ
バーできる寸法であるか、又は手首近辺までの掌土手部
との接触を確保できる程度の寸法であることが重要であ
る。
【0019】図6に示すグリップ部70Bは、握る時の
指位置決め用の指ガイドとして凸部76を有するもので
あり、この凸部76は、人差し指と、人差し指と中指と
の間を位置決めするためのものである。即ち、人差し指
が凸部76より上側の定電流印加電極71に位置し、人
差し指と中指との間に凸部76が位置するようにグリッ
プ部70Bを握る。なお、指ガイドは、人差し指、中指
又は人差し指と中指のみに限定し、他の薬指や小指の握
り位置は拘束しない方が測定精度等の点から好ましい。
【0020】図7に示すグリップ部70Cは、指位置決
め用の指ガイドとして凹部77を有するものである。こ
の凹部77は、握る時の中指のガイド溝として機能し、
両電極71,72の分離部73と共用している。このグ
リップ部70Cは、図5のグリップ部70Aと同様に円
筒形で且つ上下対称形であるため、両電極71,72を
それぞれ回転可能にすることにより、握る位置が限定さ
れず、どの方向から握っても同じ接触となり、握り誤差
が生じなくなる。
【0021】図8に示すグリップ部70Dは、図6のグ
リップ部70Bの構造に加えて、握った時に掌土手部側
に対応する部分が拡張しているものである。ここでは、
電圧検出電極72の下部から下鍔部75にかけての掌土
手部に対面する部分が曲面状に張り出す突出部78とな
っている。このグリップ部70Dを握ると、掌土手部が
突出部78に確実に接触する。
【0022】図9に示すグリップ部70Eは、軸方向の
全長を長くし、分離部73から下鍔部75にかけて曲面
状に張り出した突出部79を有するものである。このグ
リップ部70Eを握った場合、突出部79に掌土手部の
みならず手首部までが確実に接触する。図10に示すグ
リップ部70Fは、図9のグリップ部70Eの変更例で
あり、電圧検出電極72が掌との接触面のみに設けられ
ているものである。勿論、この場合も、グリップ部70
Fを握ると、掌土手部や手首部が電圧検出電極72に確
実に接触する。
【0023】図11に示すグリップ部70Gは、下半分
がテーパ状の拡張部80となっており、掌土手部が電圧
検出電極72に確実に接触することになる。又、図12
に示すグリップ部70Hは、下半分と上半分をテーパ状
の拡張部80,81としたものである。ところで、上記
グリップ部70A〜70Hは、いずれも円筒形の場合で
あり、その直径は30〜45mm程度に設定されてい
る。グリップ部が円筒形であると、握り方によっては回
転方向の握りズレが生じるが、この回転方向の握りズレ
を防止するために、図13に示すようにグリップ部70
Iを偏心筒形にしたり、或いは図14に示すようにグリ
ップ部70Jを楕円筒形にしたりしてもよい。グリップ
部70I,70Jは、それぞれ人差し指用の指ガイド溝
82を有しており、握る際には人差し指を指ガイド溝8
2に位置決めする。
【0024】更に、図15に示すグリップ部70Kは、
円筒形であるが、上半分と下半分の径が異なるものであ
る。即ち、電圧検出電極72の直径φ2が定電流印加電
極71の直径φ1より大きく設定されている。この場
合、太径の電圧検出電極72に掌土手部が確実に接触す
る。このグリップ部70Kでも、両電極71,72をそ
れぞれ回転可能にして、回転方向の握りズレを防止して
もよい。
【0025】なお、上記実施例では、グリップ部の上端
部と下端部に位置決め用鍔部を設けてあるが、いずれか
一方のみでも構わない。又、指位置決め用の指ガイドと
して、凸部や凹部を設けてあるが、凹凸状の指ガイドで
あってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のアドバイス装置用グリップ部
は、以上説明したように構成されるため、下記の効果を
有する。請求項1乃至請求項7記載のグリップ部では、
いずれもグリップ部が略円筒形を成し、この略円筒形の
外周方向が等電位を成すと共に、略円筒形の軸方向にそ
って定電流印加電極と電圧検出電極を僅かな間隔を開け
て並設したため、グリップ部を握ったとき、掌面上の親
指と人差し指及び両指の付け根付近を定電流印加電極に
接触させて、電流を身体に印加することが可能となり、
従来の基本測定法での手の甲の人差し指と中指の付け根
付近に装着される定電流印加電極からの身体への電流印
加流入経路と概一致性を確保できる。又、手首に近い掌
土手部を電圧検出電極に接触させることも可能となり、
従来の基本測定法における手の甲側手首部での電極装着
位置に近くなり、測定位置の概一致性を確保できる。更
には、複数の電流印加通電経路が生じたり、手の大きさ
によりその通電経路が異なったりするような不合理は発
生しない。従って、従来の基本測定法と同等の高精度測
定、高い再現性、簡便性を兼ね備えることができる。
【0027】これに加えて、請求項2記載のグリップ部
では、把持時の指位置決め用の指ガイドを設けてあるた
め、グリップ部を握る時の指を所定部位に正確に位置決
めできる。請求項3記載のグリップ部では、把持時に掌
土手部側に対応する部分が拡張しているため、グリップ
部を握った時に掌土手部とグリップ部の対応電極との接
触性が向上する。
【0028】又、請求項6記載のグリップ部は上方部に
定電流印加電極を、下方部に電圧検出電極を分離並設し
た垂直形であり、請求項7記載のグリップ部は内方部に
定電流印加電極を、外方部に電圧検出電極を分離並設し
た水平形であるため、従来の基本測定法と同等の電極装
着位置を実現でき、それと同等のインピーダンス測定精
度及び再現性を確保することができる。
【0029】以上より、本発明のグリップ部によれば、
簡便な測定、小型・軽量・安価な構造、高い測定精度、
一般家庭での易使用性、信頼性の高い健康管理への指針
情報の提示を実現することができ、所期の目的が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る垂直形のグリップ部を備えるア
ドバイス装置の外観図である。
【図2】別実施例に係る水平形のグリップ部を備えるア
ドバイス装置の外観図である。
【図3】図1の装置の使用法を説明する図である。
【図4】図2の装置の使用法を説明する図である。
【図5】本発明のグリップ部の基本例を示す図(a)、
及びグリップ部の電極に対する掌の接触面を示す図
(b)である。
【図6】本発明のグリップ部の別例を示す図である。
【図7】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図8】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図9】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図10】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図11】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図12】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図13】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図14】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図15】本発明のグリップ部の更に別例を示す図であ
る。
【図16】従来例に係るグリップ部を示す図である。
【図17】図16のグリップ部を握ったときの図であ
る。
【図18】従来の基本測定法における電極の装着位置を
示す図である。
【符号の説明】
70(A〜K) グリップ部 71 定電流印加電極 72 電圧検出電極 73 分離部 74,75 鍔部 76,77,82 指ガイド 78,79 突出部 80,81 拡張部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験者の掌を通じて身体に高周波信号を印
    加する高周波信号印加電極(定電流印加電極)、及びこ
    の印加信号より身体抵抗電位を計測する計測用電極(電
    圧検出電極)をそれぞれ有する一対の把持用のグリップ
    部と、このグリップ部の計測用電極より得られた身体内
    部のインピーダンスと被験者の身体特定化情報に基づい
    て健康管理に必要な情報を演算する健康管理情報演算手
    段と、この健康管理情報演算手段により求められた健康
    管理情報を表示する表示手段とを備える健康管理指針ア
    ドバイス装置用のグリップ部において、 前記グリップ部は略円筒形を成し、前記略円筒形の外周
    方向は等電位を成すと共に、前記略円筒形の軸方向にそ
    って前記定電流印加電極と電圧検出電極を僅かな間隔を
    開けて並設したことを特徴とする健康管理指針アドバイ
    ス装置用グリップ部。
  2. 【請求項2】被験者の掌を通じて身体に高周波信号を印
    加する高周波信号印加電極(定電流印加電極)、及びこ
    の印加信号より身体抵抗電位を計測する計測用電極(電
    圧検出電極)をそれぞれ有する一対の把持用のグリップ
    部と、このグリップ部の計測用電極より得られた身体内
    部のインピーダンスと被験者の身体特定化情報に基づい
    て健康管理に必要な情報を演算する健康管理情報演算手
    段と、この健康管理情報演算手段により求められた健康
    管理情報を表示する表示手段とを備える健康管理指針ア
    ドバイス装置用のグリップ部において、 前記グリップ部は略円筒形を成し、前記略円筒形の外周
    方向は等電位を成すと共に、前記略円筒形の軸方向にそ
    って前記定電流印加電極と電圧検出電極を僅かな間隔を
    開けて並設し、把持時の指位置決め用の指ガイドを設け
    たことを特徴とする健康管理指針アドバイス装置用グリ
    ップ部。
  3. 【請求項3】被験者の掌を通じて身体に高周波信号を印
    加する高周波信号印加電極(定電流印加電極)、及びこ
    の印加信号より身体抵抗電位を計測する計測用電極(電
    圧検出電極)をそれぞれ有する一対の把持用のグリップ
    部と、このグリップ部の計測用電極より得られた身体内
    部のインピーダンスと被験者の身体特定化情報に基づい
    て健康管理に必要な情報を演算する健康管理情報演算手
    段と、この健康管理情報演算手段により求められた健康
    管理情報を表示する表示手段とを備える健康管理指針ア
    ドバイス装置用のグリップ部において、 前記グリップ部は略円筒形を成し、前記略円筒形の外周
    方向は等電位を成すと共に、前記略円筒形の軸方向にそ
    って前記定電流印加電極と電圧検出電極を僅かな間隔を
    開けて並設し、把持時に掌土手部側に対応する部分が拡
    張していることを特徴とする健康管理指針アドバイス装
    置用グリップ部。
  4. 【請求項4】前記グリップ部の掌土手部側の対応部分
    は、部分的に突起していることを特徴とする請求項3記
    載の健康管理指針アドバイス装置用グリップ部。
  5. 【請求項5】前記グリップ部の掌土手部側の対応部分
    は、その径が掌土手部側の対応部分以外の部分の径より
    大きいことを特徴とする請求項3記載の健康管理指針ア
    ドバイス装置用グリップ部。
  6. 【請求項6】被験者の掌を通じて身体に高周波信号を印
    加する高周波信号印加電極(定電流印加電極)、及びこ
    の印加信号より身体抵抗電位を計測する計測用電極(電
    圧検出電極)をそれぞれ有する一対の把持用のグリップ
    部と、このグリップ部の計測用電極より得られた身体内
    部のインピーダンスと被験者の身体特定化情報に基づい
    て健康管理に必要な情報を演算する健康管理情報演算手
    段と、この健康管理情報演算手段により求められた健康
    管理情報を表示する表示手段とを備える健康管理指針ア
    ドバイス装置用のグリップ部において、 前記グリップ部は、被験者の身長方向に把持する垂直形
    であり、このグリップ部の上方部に前記定電流印加電極
    を、下方部に前記電圧検出電極を分離並設したことを特
    徴とする健康管理指針アドバイス装置用グリップ部。
  7. 【請求項7】被験者の掌を通じて身体に高周波信号を印
    加する高周波信号印加電極(定電流印加電極)、及びこ
    の印加信号より身体抵抗電位を計測する計測用電極(電
    圧検出電極)をそれぞれ有する一対の把持用のグリップ
    部と、このグリップ部の計測用電極より得られた身体内
    部のインピーダンスと被験者の身体特定化情報に基づい
    て健康管理に必要な情報を演算する健康管理情報演算手
    段と、この健康管理情報演算手段により求められた健康
    管理情報を表示する表示手段とを備える健康管理指針ア
    ドバイス装置用のグリップ部において、 前記グリップ部は、被験者の肩幅方向に把持する水平形
    であり、このグリップ部の内方部に前記定電流印加電極
    を、外方部に前記電圧検出電極を分離並設したことを特
    徴とする健康管理指針アドバイス装置用グリップ部。
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