JPH08149645A - 工事車の点検かごの安全管理装置 - Google Patents
工事車の点検かごの安全管理装置Info
- Publication number
- JPH08149645A JPH08149645A JP29079694A JP29079694A JPH08149645A JP H08149645 A JPH08149645 A JP H08149645A JP 29079694 A JP29079694 A JP 29079694A JP 29079694 A JP29079694 A JP 29079694A JP H08149645 A JPH08149645 A JP H08149645A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basket
- inspecting
- safety management
- inspection car
- management device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工事車において、点検かごと背景の色差が明
瞭でなくても、確実に点検かごの位置を検知し、安全管
理を万全とする。 【構成】 工事車１の点検かご２の画像を撮像し、撮像
された画像から、前記点検かご２が接近禁止領域に入っ
たかどうかを検知し、接近禁止領域に入ったときに警報
を発する工事車の点検かごの安全管理装置において、前
記点検かご２に信号灯３を搭載し、この信号灯３の高輝
度の画像に基づいて前記点検かご２の位置を演算するこ
とを特徴とする工事車の点検かごの安全管理装置。
瞭でなくても、確実に点検かごの位置を検知し、安全管
理を万全とする。 【構成】 工事車１の点検かご２の画像を撮像し、撮像
された画像から、前記点検かご２が接近禁止領域に入っ
たかどうかを検知し、接近禁止領域に入ったときに警報
を発する工事車の点検かごの安全管理装置において、前
記点検かご２に信号灯３を搭載し、この信号灯３の高輝
度の画像に基づいて前記点検かご２の位置を演算するこ
とを特徴とする工事車の点検かごの安全管理装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、点検かご付きの工事車
を用いて作業を行う場合に、点検かごが架空の高圧ケー
ブルや通信ケーブル等に所定距離以上接近したり接触す
ることのないように安全管理を行う装置に関するもので
ある。
を用いて作業を行う場合に、点検かごが架空の高圧ケー
ブルや通信ケーブル等に所定距離以上接近したり接触す
ることのないように安全管理を行う装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、点検かごに作業員が乗って高圧ケ
ーブルの電線工事等をする場合、点検かごが安全距離以
上に接近しないように、テレビカメラで監視する方法を
採っていた。
ーブルの電線工事等をする場合、点検かごが安全距離以
上に接近しないように、テレビカメラで監視する方法を
採っていた。
【０００３】ところが、この従来の方法では、背景と監
視対象である点検かごの色差が無いため、識別し難く、
感度を上げると誤動作するし、感度を下げると非検知と
なるため、使用環境に対して調整が必要であった。ま
た、夜間の照明は工事車が移動すると遠くなるため、そ
の都度感度の調整を必要としていた。
視対象である点検かごの色差が無いため、識別し難く、
感度を上げると誤動作するし、感度を下げると非検知と
なるため、使用環境に対して調整が必要であった。ま
た、夜間の照明は工事車が移動すると遠くなるため、そ
の都度感度の調整を必要としていた。
【０００４】さらに、山間部で霧等が発生すると、人の
監視に頼るほかないため、手間がかかっていた。また、
雨や鳥等の移動物体がテレビカメラの視野内に進入する
と、誤検出するという問題があった。
監視に頼るほかないため、手間がかかっていた。また、
雨や鳥等の移動物体がテレビカメラの視野内に進入する
と、誤検出するという問題があった。
【０００５】このように、被写体まかせの色差判断回路
は、感度設定環境が継続するという条件が前提であり、
移動点の計算の信頼性は低い。対策として現場条件をイ
ンプットし、色々な判断ルーチンで精度向上を図るが、
ハードウエア、ソフトウエアの費用が嵩み、判断時間も
長くなる。
は、感度設定環境が継続するという条件が前提であり、
移動点の計算の信頼性は低い。対策として現場条件をイ
ンプットし、色々な判断ルーチンで精度向上を図るが、
ハードウエア、ソフトウエアの費用が嵩み、判断時間も
長くなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、点検かごと背景の色差が明瞭でなくても、確実に
点検かごの位置を検知し、安全管理を万全とすることに
ある。
題は、点検かごと背景の色差が明瞭でなくても、確実に
点検かごの位置を検知し、安全管理を万全とすることに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、工事車の点検かごの画像を撮像し、撮像
された画像から、前記点検かごが接近禁止領域に入った
かどうかを検知し、接近禁止領域に入ったときに警報を
発する工事車の点検かごの安全管理装置において、前記
点検かごに信号灯を搭載し、この信号灯の高輝度の画像
に基づいて前記点検かごの位置を演算することを特徴と
するものである。
め、本発明は、工事車の点検かごの画像を撮像し、撮像
された画像から、前記点検かごが接近禁止領域に入った
かどうかを検知し、接近禁止領域に入ったときに警報を
発する工事車の点検かごの安全管理装置において、前記
点検かごに信号灯を搭載し、この信号灯の高輝度の画像
に基づいて前記点検かごの位置を演算することを特徴と
するものである。
【０００８】
【作用】周囲環境、移動物体の輝度変化よりも絶対的な
輝度が高い信号灯を検知対象とすることにより、背景や
ノイズと信号灯とを明瞭に識別でき、画像から、点検か
ごの位置を確実に検知することが可能となる。
輝度が高い信号灯を検知対象とすることにより、背景や
ノイズと信号灯とを明瞭に識別でき、画像から、点検か
ごの位置を確実に検知することが可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照しな
がら具体的に説明する。
がら具体的に説明する。
【００１０】図１は本発明の実施例の概略図であり、１
は工事車、２は点検かご、３は信号灯、４はＣＣＤカメ
ラ、５はスピーカ、６はエリア照明灯である。また、１
０は電柱、１１は電線を示す。
は工事車、２は点検かご、３は信号灯、４はＣＣＤカメ
ラ、５はスピーカ、６はエリア照明灯である。また、１
０は電柱、１１は電線を示す。
【００１１】信号灯３は、回転灯あるいはストロボ等の
可視光を投射する光源であり、他の高輝度の物体と区別
するために、周期的に点滅を繰り返すものが望ましい。
可視光を投射する光源であり、他の高輝度の物体と区別
するために、周期的に点滅を繰り返すものが望ましい。
【００１２】図２は本発明の安全管理装置のシステム構
成を示すブロック図、図３はその動作手順を示すフロー
チャートである。図２において、２１はＣＣＤカメラ４
で撮像したアナログ画像信号をデジタル信号に変換する
Ａ／Ｄ変換器、２２はデジタル変換された画像信号を記
憶する画像メモリ、２３はＣＰＵ、２４は感度比較器、
２５はサンプリング回路、２６は警報出力回路、２７は
音声合成器、２８はスピーカ５に合成音声を出力するた
めのアンプである。
成を示すブロック図、図３はその動作手順を示すフロー
チャートである。図２において、２１はＣＣＤカメラ４
で撮像したアナログ画像信号をデジタル信号に変換する
Ａ／Ｄ変換器、２２はデジタル変換された画像信号を記
憶する画像メモリ、２３はＣＰＵ、２４は感度比較器、
２５はサンプリング回路、２６は警報出力回路、２７は
音声合成器、２８はスピーカ５に合成音声を出力するた
めのアンプである。
【００１３】図３のステップ１００では、輝度のしきい
値を設定しておく。次に、ステップ１１０でＣＣＤカメ
ラ４で撮像したアナログ画像信号をＡ／Ｄ変換器２１に
よりデジタル信号に変換し、画像メモリ２２に記憶させ
る。ステップ１２０では、ｔ＝ｔ0 で画像を取り込み、
次にｔ＝ｔ1 の画像データとの画素単位で輝度の差分を
計算する。ステップ１３０では、ある一定値で２値化し
て本来の画像変化分を抽出する。ステップ１４０では、
ある一定値を仮に「４」として、それ以上ならば
「１」、以下ならば「０」とする。この結果、変化領域
が画素「１」として検出される。つまり、２値化後に
「１」となる画素数を計算する。ステップ１５０では、
画素数が設定値より大きいか小さいかを判別し、以上で
あればステップ１６０で警報信号をスピーカ５より発
し、また点検かごの駆動用モータを緊急停止する。
値を設定しておく。次に、ステップ１１０でＣＣＤカメ
ラ４で撮像したアナログ画像信号をＡ／Ｄ変換器２１に
よりデジタル信号に変換し、画像メモリ２２に記憶させ
る。ステップ１２０では、ｔ＝ｔ0 で画像を取り込み、
次にｔ＝ｔ1 の画像データとの画素単位で輝度の差分を
計算する。ステップ１３０では、ある一定値で２値化し
て本来の画像変化分を抽出する。ステップ１４０では、
ある一定値を仮に「４」として、それ以上ならば
「１」、以下ならば「０」とする。この結果、変化領域
が画素「１」として検出される。つまり、２値化後に
「１」となる画素数を計算する。ステップ１５０では、
画素数が設定値より大きいか小さいかを判別し、以上で
あればステップ１６０で警報信号をスピーカ５より発
し、また点検かごの駆動用モータを緊急停止する。
【００１４】図４はＣＣＤカメラで撮像した画像のう
ち、検知エリアＡに信号灯３が侵入した場合を示してい
るが、信号灯の輝度は背景や鳥、雨等の移動物体の輝度
よりも相当高いため、しきい値を高くとることができ、
ノイズの少ない情報を得ることができる。
ち、検知エリアＡに信号灯３が侵入した場合を示してい
るが、信号灯の輝度は背景や鳥、雨等の移動物体の輝度
よりも相当高いため、しきい値を高くとることができ、
ノイズの少ない情報を得ることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
周囲環境、移動物体の輝度変化よりも絶対的な輝度が高
い信号灯を検知対象とすることにより、背景やノイズと
信号灯とを明瞭に識別でき、画像から、点検かごの位置
を確実に検知し、警報を発し、作業員を安全に守ること
ができる。
周囲環境、移動物体の輝度変化よりも絶対的な輝度が高
い信号灯を検知対象とすることにより、背景やノイズと
信号灯とを明瞭に識別でき、画像から、点検かごの位置
を確実に検知し、警報を発し、作業員を安全に守ること
ができる。
【図１】 本発明の実施例の概略図である。
【図２】 本発明の安全管理装置のシステム構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】 本発明の実施例の動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】 ＣＣＤカメラで撮像した映像の概略図であ
る。
る。
１ 工事車、２ 点検かご、３ 信号灯、４ ＣＣＤカ
メラ、５ スピーカ、６エリア照明灯、１０ 電柱、１
１ 電線、２１ Ａ／Ｄ変換器、２２ 画像メモリ、２
３ ＣＰＵ
メラ、５ スピーカ、６エリア照明灯、１０ 電柱、１
１ 電線、２１ Ａ／Ｄ変換器、２２ 画像メモリ、２
３ ＣＰＵ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０８Ｂ 21/00 Ｅ
Claims (1)
- 【請求項１】 工事車の点検かごの画像を撮像し、撮像
された画像から、前記点検かごが接近禁止領域に入った
かどうかを検知し、接近禁止領域に入ったときに警報を
発する工事車の点検かごの安全管理装置において、前記
点検かごに信号灯を搭載し、この信号灯の高輝度の画像
に基づいて前記点検かごの位置を演算することを特徴と
する工事車の点検かごの安全管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29079694A JPH08149645A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 工事車の点検かごの安全管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29079694A JPH08149645A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 工事車の点検かごの安全管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08149645A true JPH08149645A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17760613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29079694A Pending JPH08149645A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 工事車の点検かごの安全管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08149645A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007260094A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Brother Ind Ltd | ミシン |
| KR100981654B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2010-09-10 | 강경인 | 무선영상장치가 구비된 이동형 안전 및 인력관리 시스템 및그이용 방법 |
| CN109993935A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-07-09 | 华南理工大学 | 一种施工机械定位及其安全区域监测的装置和方法 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29079694A patent/JPH08149645A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007260094A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Brother Ind Ltd | ミシン |
| KR100981654B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2010-09-10 | 강경인 | 무선영상장치가 구비된 이동형 안전 및 인력관리 시스템 및그이용 방법 |
| CN109993935A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-07-09 | 华南理工大学 | 一种施工机械定位及其安全区域监测的装置和方法 |
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