JPH0814962A - 粉体流量計測装置 - Google Patents

粉体流量計測装置

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JPH0814962A
JPH0814962A JP14616694A JP14616694A JPH0814962A JP H0814962 A JPH0814962 A JP H0814962A JP 14616694 A JP14616694 A JP 14616694A JP 14616694 A JP14616694 A JP 14616694A JP H0814962 A JPH0814962 A JP H0814962A
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JP
Japan
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flow rate
powder
lower housing
inclined plate
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP14616694A
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English (en)
Inventor
Aritomo Takeuchi
有朋 竹内
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TOKYO SEIFUNKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOKYO SEIFUNKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小麦粉等の粉体の流量を計測する場合に、落
下する粉体が計測用の傾斜板に付着又は停滞して正確な
流量計測ができない場合があり、この問題を解決して常
時正確に計測することのできる、粉体流量計測装置の提
供。 【構成】 フレーム1に下可撓部材2を介して、下通口
3を有する下ハウジング3を設け、この下ハウジング3
の上部に上可撓部材5を介して、上通口6を有し、かつ
フレームに固定した上ハウジング7を設け、又上記下ハ
ウジング3を間接又は直接に、上記フレームに可撓支持
材8を介して取付け、上記下ハウジング3内に、上部に
傾斜板10を有し、支持体12とセンサ部13とを一体
に形成し、該支持体12の分子間の歪を検出するセンサ
部を有する荷重変換器9を設け、更に上記傾斜板10に
間接に、又は直接に振動装置15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小麦粉等の粉体の流量
を計測する際に用いられる粉体流量計測装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような目的に用いる粉体流
量計測装置は、一例を挙げればほぼ図4に示すようにし
て行われている。同図において50はホッパ51から落
下する粉体52を受ける受け板であり、この受板50は
落下する粉体52に対して斜めに形成され、アーム53
を有し、このアーム53は差動トランス54の鉄心55
と接続されている。56はアーム53を収容した上記差
動トランス54のガイド、57はアーム53に嵌合し、
かつ受板51とガイド56間に設けられたばねを示す。
又58は差動トランス54の励磁コイル、59は出力コ
イルである。そして60は出力コイル59の出力を計測
するカウンタであり、前記粉体52の流量計となってい
る。この図から容易に理解されるように、粉体52はホ
ッパ51から受板50上に落下し、この受板50をばね
56に逆らって矢印A53方向に押し、それにより鉄心
55を同方向に移動させ、出力コイルからカウンタ60
に出力させて、前記粉末52の流量を計測するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の粉
体流量計測装置は次のような欠点を有している。それは
落下する粉体52が受け板50上に落下し、次に後続の
粉体52が同受け板50上を同様に流下していれば問題
は生じないが、この粉体52が受板51上に付着又は停
滞する場合がある。そうすると後続する粉体52は付着
又は停滞した粉体52のため流下が妨げられる結果、そ
の受板50に対する衝撃は通常よりも大きく影響し、過
大な衝撃をもたらし、差動トランス54はこれを流量の
増大として検出してしまうため、正常な流量計測ができ
ないのである。
【0004】このような場合受け板50上に粉体52の
付着又は停滞を防止するためには、この受け板50に振
動装置を設ければよいことは容易に着想されるが、受け
板50が振動装置により振動させられると作動トランス
54はその振動を検出し、これを流量として累積してし
まうため、この場合も正確な流量計測ができない。
【0005】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、その目的は小麦粉等の粉体を常に
正確に流量計測することのできる、粉体の流量計測装置
を提供することである。又他の目的は上記受板相当部等
に粉体の付着又は停滞を防止して、それにより正確に流
量を計測できる粉体流量計測装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の発明について述べるとそれは、フレーム1に間接又は
直接に、下可撓部材2を介して設けられた、下通口3を
有する下ハウジング4;該下ハウジング4の上部に、上
可撓部材5を介して設けられ、かつ前記フレーム1に設
けられた、上通口6を有する上ハウジング7;間接又は
直接に前記フレーム1と、前記下ハウジング4間に設け
られた可撓支持材8;前記下ハウジング4内に設けられ
た、後記荷重変換器9を支持する支持部材10;該支持
部材10に設けられた、上部に前記上通口6に対応する
位置に設けられた傾斜板11を有する、支持体12と該
支持体12の分子間の歪を検出するセンサ部13から成
る荷重変換器9;該荷重変換器9と接続された、該荷重
変換器9のもたらす荷重量を積算して表示するカウンタ
14;上記傾斜板11に間接又は直接に設けられた振動
装置15;を具備することを特徴とする粉体流量計測装
置である。
【0007】又上記傾斜板11は笠状に形成されている
上記粉体流量計測装置である。又傾斜板11はほぼ漏斗
状に形成されて通口16を有し、かつ荷重変換器9は上
記通口16と交らない位置に設けられた前記粉体の流量
計測装置である。
【0008】
【作用】上通口6から小麦粉等の粉体が落下し、この粉
体は傾斜板11上に落下し、この傾斜板11上を流下す
る。そしてこの場合傾斜板11に与える上記粉体の重量
は荷重変換器9により電力に変換され、その出力により
カウンタ14において累積表示する。そしてこの場合予
め振動装置15が作動させられており、この振動装置1
5を設けた下ハウジング4は下可撓部材2を介してフレ
ーム1に設けられてあり、上可撓部材5を介して上ハウ
ジング7に設けられており、かつ又可撓支持材8を介し
て間接又は直接にフレーム1に設けられているため、上
記下ハウジング4、ひいては傾斜板11は振動させられ
る。このため傾斜板11上には粉体の付着又は停滞する
のを防止することができる。
【0009】そしてこの場合前記荷重変換器9は、荷重
を検出するセンサ部13と支持体12は一体的に形成さ
れ、センサ部13は支持体12の分子間の歪を検出する
ものであるため、その振動によって出力値の影響される
のを防止することができる。
【0010】
【実施例】図1において1はフレームであり、これに間
接又は直接に下可撓部材2を介して下ハウジング4が設
けられている。同図において開口20を有するガイド2
1がフレーム1に設けられ、このガイド21に、下可撓
部材2としてのフレキシブルチューブを介して、その上
に下ハウジング4が設けられている。そして上記フレキ
シブルチューブは布製であっても、ゴム製であっても、
その他合成樹脂製等であっても差支えはない。
【0011】次に、この下ハウジング4の上部に、上可
撓部材5を介して上ハウジング7が設けられている。上
可撓部材5は上記下可撓部材2と同様にフレキシブルチ
ューブであり、布製、ゴム、合成樹脂等製である。そし
て上記上ハウジング7はその上部22においてフレーム
1に固定して設けられている。6は上ハウジング7に形
成された上通口である。
【0012】次に8は可撓支持材であり、一例として長
尺のガラスファイバーを合成樹脂バインダにて固定した
ものであり、その他籐又はピアノ線等であってもよく横
方向に撓み得るように形成されている。図1においてこ
の可撓支持材8は上下両ハウジング7、4にそれぞれ形
成した保持部23、24間に設けられている。但し、こ
の可撓支持材8は実質的には下ハウジング4と間接又は
直接に上記フレーム1に設けられていればよい。10は
下ハウジング4内に設けられた支持部材であり、この支
持部材10上に荷重変換器9が設けられている。同荷重
変換器9は一例としてロードセルが用いられた。12は
その支持体であり、13はセンサ部で、抵抗線であっ
て、この両者12、13は一体的に形成されている。
【0013】このように形成されたロードセルは通常支
持体に抵抗線が貼り付けて形成され、ワイヤーストレー
ンゲージが形成され、支持体12の歪によりセンサ部1
3の抵抗線の抵抗が変化するため、この抵抗値をカウン
タ14で積算すれば傾斜板11上を流下した粉体の流量
を知ることができるようになっている。
【0014】なおこの外に、支持体とセンサ部とが一体
的に形成され、重量を電力に、即ち荷重変換できる公知
の装置であれば適宜に用いて差支えはない。それは例え
ばマグネセル等である。そして上記荷重変換器9はその
上部に一例として笠状に形成された傾斜板11を有して
いる。但しこの傾斜板11は図3に示すようにほぼ漏斗
状に形成され、下部に通口16を有するものであっても
よい。但し、この場合荷重変換器9は図3に示すよう
に、上記通口16と交らない位置に設けられ、通口16
から落下する粉体の流れを阻害しないようになってい
る。なお25は導線、26は粉体を示す。
【0015】次に15は振動装置であり、前記傾斜板1
1に対して間接又は直接設けられるものであり、図示の
ものは下ハウジング4に間接的に設けられているが、こ
れは直接に設けていても差支えはない。図1及び図2に
示すものは、下ハウジング4の外側に設けられ、一例と
して振動モータを用い前記下ハウジング4を、ひいては
傾斜板11を振動させることができるようになってい
る。これにより傾斜板11に粉体26の付着するのを防
止している。なお振動装置15は上記の外、図示は省略
するが、前記支持部材10に設けたものが実施された。
【0016】次に図2において、図1と同一符号のもの
は、同一名称を示し、かつ同一機能を果すものである。
同図において27、28は流量安定装置であり、これに
より粉体の流れが一度に塊状として落下するのを防止
し、粉末として傾斜板11に達するようになっている。
なお落下速度を減殺させ、落下速度を調整するのに役立
っている。又図2において可撓支持材8は同様な構造が
全体において3箇所、平面において180度間隔に設け
られているが、図示すると複雑となるため、その一つの
みが示されているものである。
【0017】この実施例においては傾斜板11に対して
間接又は直接に振動装置15を設けたことにより、傾斜
板11に対する粉体の付着又は停滞を防止でき、このた
め傾斜板11を前記従来の受板50よりも角度を浅く形
成することができる。そして角度を浅くしたことによ
り、落下する粉体26の重量を受ける部分として、効果
的にすることができる。又下ハウジング4は横方向に容
易に撓む可撓支持体8により上ハウジング4に、ひては
フレーム1に設けられたことにより、振動装置15の横
方向の振動を良好に傾斜板11に与え、同傾斜板11に
対する粉体の付着及び停滞を効果的に防止することがで
きる。又荷重変換器9は支持体12の分子間の歪を検出
するものであり、前記従来例の差動トランス54のよう
に可動部分をなくすことができるため、可動部分に対す
る粉体の付着等による作動不良を起す恐れをなくすこと
ができる。又荷重変換器9は支持体12の上下方向の分
子間の歪を検出するものであり、従って振動装置15の
横方向の振動の影響をきわめて少なくすることができ
る。又下ハウジング4はフレーム1に対して上、下可撓
部材5、2を介して設けられたから、フレーム1に対し
て良好に振動させることができる。
【0018】
【発明の効果】この発明は前記のように構成され、傾斜
板11に対して間接又は直接に振動装置15を設け、傾
斜板11に供給される粉体の付着又は停滞するのを防止
することができる。しかもこの場合これに用いる荷重変
換器9は支持体12とセンサ部13は一体的に形成され
ていて、センサ部13は支持体12の分子間の歪を検出
するものであるため、上記振動装置15の起す振動の影
響を殆ど無くすることができ、これにより粉体を効果的
に正確に計測することができる。従って又粉体流量を常
時正確に計測することができる。又傾斜板11を笠状又
は漏斗状に形成したものは共に断面ほぼ円状に落下する
粉体を洩れなく受けとめて流量計測を正確にすることに
役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し粉体流量計測装置の使
用中の概略を示す図である。
【図2】この発明の他の実施例を示し、粉体流量計測装
置の概略を示す図である。
【図3】この発明の更に他の実施例を示し、粉体流量計
測装置の部分の一部断面図である。
【図4】従来の粉体流量計測装置の概略を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 フレーム 2 下可撓部材 3 下通口 4 下ハウジング 5 上可撓部材 6 上通口 7 上ハウジング 8 可撓支持体 9 荷重変換器 10 支持部材 11 傾斜板 12 支持体 13 センサ部 14 カウンタ 15 振動装置 16 通口 17 通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム1に間接又は直接に、下可撓部
    材2を介して設けられた、下通口3を有する下ハウジン
    グ4;該下ハウジング4の上部に、上可撓部材5を介し
    て設けられ、かつ前記フレーム1に設けられた、上通口
    6を有する上ハウジング7;間接又は直接に前記フレー
    ム1と、前記下ハウジング4間に設けられた可撓支持材
    8;前記下ハウジング4内に設けられた、後記荷重変換
    器9を支持する支持部材10;該支持部材10に設けら
    れた、上部に前記上通口6に対応する位置に設けられた
    傾斜板11を有する、支持体12と該支持体12の分子
    間の歪を検出するセンサ部13から成る荷重変換器9;
    該荷重変換器9と接続された、該荷重変換器9のもたら
    す荷重量を積算して表示するカウンタ14;上記傾斜板
    11に間接又は直接に設けられた振動装置15;を具備
    することを特徴とする粉体流量計測装置。
  2. 【請求項2】 傾斜板11は笠状に形成されている請求
    項1記載の粉体流量計測装置。
  3. 【請求項3】 傾斜板11はほぼ漏斗状に形成されて通
    口16を有し、かつ荷重変換器9は上記通口16と交ら
    ない位置に設けられている請求項1記載の粉体流量計測
    装置。
JP14616694A 1994-06-28 1994-06-28 粉体流量計測装置 Pending JPH0814962A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0786648A1 (en) 1996-01-26 1997-07-30 Satake Corporation Flow meter and method of calibrating same

Cited By (2)

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EP0786648A1 (en) 1996-01-26 1997-07-30 Satake Corporation Flow meter and method of calibrating same
US5798466A (en) * 1996-01-26 1998-08-25 Satake Corporation Flow meter and method of calibrating same

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