JPH0339720Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339720Y2 JPH0339720Y2 JP19033585U JP19033585U JPH0339720Y2 JP H0339720 Y2 JPH0339720 Y2 JP H0339720Y2 JP 19033585 U JP19033585 U JP 19033585U JP 19033585 U JP19033585 U JP 19033585U JP H0339720 Y2 JPH0339720 Y2 JP H0339720Y2
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- JP
- Japan
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- viscosity
- sample
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- fixed
- smooth surface
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- Expired
Links
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- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 4
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は液体、気体等の見掛粘度を測定する装
置の振動可動部取り付け装置に関する。
置の振動可動部取り付け装置に関する。
(従来技術)
本出願人は、先に特開昭59−107236号に示すよ
うに、気中における共振振動数で振動するよう駆
動させた振動体の両脚部に感応部材を取り付け、
逆位相で振動する感応部材を粘度が既知な粘性体
中に挿入し、その粘度差により応答振巾値の変化
が指数関数的に直線となる関係を前もつて求めて
おき、この関数を用いて、粘度が未知な試料の粘
度を測定振巾値より求める方法を開発した。そし
てこの方法を実施する装置に於ては第4図に示す
ように振動可動部の板ばね1をアルミ製の軟質な
支持部材2の取付面2aにボルト3で締め付け固
定していた。
うに、気中における共振振動数で振動するよう駆
動させた振動体の両脚部に感応部材を取り付け、
逆位相で振動する感応部材を粘度が既知な粘性体
中に挿入し、その粘度差により応答振巾値の変化
が指数関数的に直線となる関係を前もつて求めて
おき、この関数を用いて、粘度が未知な試料の粘
度を測定振巾値より求める方法を開発した。そし
てこの方法を実施する装置に於ては第4図に示す
ように振動可動部の板ばね1をアルミ製の軟質な
支持部材2の取付面2aにボルト3で締め付け固
定していた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来技術においては、第4図に示すごとく
板バネ31を固定する支持部材32の取付面2a
が平滑面でないのでボルト33の締め付けの程度
により、Δの差が生じ振動可動部の支点Pから
重心Gまでの長さが変る。支持部材32が軟質
の場合は長時間測定において、板バネ31の振動
により支持部材の隅角部が第5図のように変形す
るためΔ分が長くなる。第6図に示す如く支
持部材32およびボルト33が軟質の場合、長時
間測定においてボルト33にゆるみがでて板バネ
31の接触面に間〓が生ずることから、Δの差
がで、が変化するため、一定の固有振動数ωn
=√3EI/m3が得られなくなるという問題点があつ た。第7図に示す如くAの正常な状態に対してB
のように固有振動数は小さくなり、振幅値X1は
X2のようにかなり小さくなるという問題があつ
た。
板バネ31を固定する支持部材32の取付面2a
が平滑面でないのでボルト33の締め付けの程度
により、Δの差が生じ振動可動部の支点Pから
重心Gまでの長さが変る。支持部材32が軟質
の場合は長時間測定において、板バネ31の振動
により支持部材の隅角部が第5図のように変形す
るためΔ分が長くなる。第6図に示す如く支
持部材32およびボルト33が軟質の場合、長時
間測定においてボルト33にゆるみがでて板バネ
31の接触面に間〓が生ずることから、Δの差
がで、が変化するため、一定の固有振動数ωn
=√3EI/m3が得られなくなるという問題点があつ た。第7図に示す如くAの正常な状態に対してB
のように固有振動数は小さくなり、振幅値X1は
X2のようにかなり小さくなるという問題があつ
た。
(問題点を解決するための技術手段)
本考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、先端に感応板を取り付けた一対の板ばねを測
定試料中に挿入し、電磁振動源により逆位相に対
向振動させ乍ら、検出部の応答振巾に基き測定試
料の粘度を測定する如くなした粘度測定装置に於
て、腐食を生じない硬質材で構成した支持部材の
振動可動部取付面を平滑面とし、この面に平滑面
に仕上げた板ばねを高張力ボルトで固定したこと
を特徴とするものである。
で、先端に感応板を取り付けた一対の板ばねを測
定試料中に挿入し、電磁振動源により逆位相に対
向振動させ乍ら、検出部の応答振巾に基き測定試
料の粘度を測定する如くなした粘度測定装置に於
て、腐食を生じない硬質材で構成した支持部材の
振動可動部取付面を平滑面とし、この面に平滑面
に仕上げた板ばねを高張力ボルトで固定したこと
を特徴とするものである。
(実施例)
以下、第1図乃至第3図に示した実施例に基づ
いて具体的に説明する。1は支持棒2に固定され
た上部ボツクスで、該上部ボツクス1の下面に固
定された腐食を生じない硬質材で構成された支持
部材3両取付面を平滑面3aとして一対の板ばね
4上部が高張力ボルト5で固定され、先端に円板
状の感応板6を固定したアルミ製の支板7の上部
が板ばね4に固定されている。支板7の中間内方
に凹部7aを形成してマグネツト部8を固定し、
支持部材3先端両側にコイル部9を固定し、マグ
ネツト部8をコイル部9に嵌入して電磁振動源を
形成している。そして板ばね4は第3図に示すよ
うに支持部材3下面と当接するP点以下の振動可
動部の重心Gを板ばね4の中心軸A−A上に位置
させている。第1図中の10は試料容器で、第2
図に示すようにガラス製の内容器11とステンレ
ス製の外容器12とからなり、測定試料は内容器
11の側面に記してある刻線11aまで入れてス
テンレス製外容器12に入れ、取り付け部材13
で支持部材3先端に脱着自在に取り付けられた容
器上蓋14にクランプ15により取り付ける。外
容器12には内部を透視できる窓12aが形成さ
れている。容器上蓋14の感応板6の通る間〓は
小さくしてあり、試料の外気への熱の移動を少な
くしてある。第1図中の16は白金測温抵抗体を
用いた温度センサで支持部材3の中心孔3bに挿
入され取付ボルト17で固定され、先端は内容器
11内の一対の感応板6の中間に位置させ直接粘
度測定試料の温度検出している。18は支持部材
32に固定された変位センサで、振動する板ばね
4の相対変位量を検出し信号を上部ボツクス1内
のプリアンプに送るようになつている。21は粘
度表示部、20は試料の温度表示部で、夫々コー
ド22,23により上部ボツクス1に接続されて
いる。24はメインスイツチ、25,26はオペ
レーシヨンボタン、27はレンジ切替ボタンで1
〜10万mpa・sの粘度測定範囲を5段階に設定し
てあり、測定試料の粘度に対応して選定する。2
9は粘度表示窓、28は温度表示窓である。
いて具体的に説明する。1は支持棒2に固定され
た上部ボツクスで、該上部ボツクス1の下面に固
定された腐食を生じない硬質材で構成された支持
部材3両取付面を平滑面3aとして一対の板ばね
4上部が高張力ボルト5で固定され、先端に円板
状の感応板6を固定したアルミ製の支板7の上部
が板ばね4に固定されている。支板7の中間内方
に凹部7aを形成してマグネツト部8を固定し、
支持部材3先端両側にコイル部9を固定し、マグ
ネツト部8をコイル部9に嵌入して電磁振動源を
形成している。そして板ばね4は第3図に示すよ
うに支持部材3下面と当接するP点以下の振動可
動部の重心Gを板ばね4の中心軸A−A上に位置
させている。第1図中の10は試料容器で、第2
図に示すようにガラス製の内容器11とステンレ
ス製の外容器12とからなり、測定試料は内容器
11の側面に記してある刻線11aまで入れてス
テンレス製外容器12に入れ、取り付け部材13
で支持部材3先端に脱着自在に取り付けられた容
器上蓋14にクランプ15により取り付ける。外
容器12には内部を透視できる窓12aが形成さ
れている。容器上蓋14の感応板6の通る間〓は
小さくしてあり、試料の外気への熱の移動を少な
くしてある。第1図中の16は白金測温抵抗体を
用いた温度センサで支持部材3の中心孔3bに挿
入され取付ボルト17で固定され、先端は内容器
11内の一対の感応板6の中間に位置させ直接粘
度測定試料の温度検出している。18は支持部材
32に固定された変位センサで、振動する板ばね
4の相対変位量を検出し信号を上部ボツクス1内
のプリアンプに送るようになつている。21は粘
度表示部、20は試料の温度表示部で、夫々コー
ド22,23により上部ボツクス1に接続されて
いる。24はメインスイツチ、25,26はオペ
レーシヨンボタン、27はレンジ切替ボタンで1
〜10万mpa・sの粘度測定範囲を5段階に設定し
てあり、測定試料の粘度に対応して選定する。2
9は粘度表示窓、28は温度表示窓である。
なお、温度および粘度表示部は1つのボツクス
に納めることも可能である。
に納めることも可能である。
次に作用について説明する。マグネツト部8、
コイル部9からなる電磁振動源により、一対の板
ばね4を逆位相で振動させる。板ばね4は支持部
材3下面と当接するP点をを支点として振動す
る。感応板6により測定試料の粘度差によつて減
衰を受けた振巾値は変位センサ18により検出
し、演算回路にて絶対粘度に換算して粘度表示窓
29にデジタル表示される。一方、一対の感応板
6の中間部の試料は殆ど移動がなく、その部分に
挿入された温度センサ16によつて内容器11内
の試料温度は正確に検出され検出された試料温度
は温度表示窓28にデジタル表示される。
コイル部9からなる電磁振動源により、一対の板
ばね4を逆位相で振動させる。板ばね4は支持部
材3下面と当接するP点をを支点として振動す
る。感応板6により測定試料の粘度差によつて減
衰を受けた振巾値は変位センサ18により検出
し、演算回路にて絶対粘度に換算して粘度表示窓
29にデジタル表示される。一方、一対の感応板
6の中間部の試料は殆ど移動がなく、その部分に
挿入された温度センサ16によつて内容器11内
の試料温度は正確に検出され検出された試料温度
は温度表示窓28にデジタル表示される。
(効 果)
本考案は先端に感応板を取り付けた一対の板ば
ねを測定試料中に挿入し、電磁振動源により逆位
相に対向振動させ乍ら、検出部の応答振巾に基き
測定試料の粘度を測定する如くなした粘度測定装
置に於て、腐食を生じない硬質材で構成した支持
部材の振動可動部取付面を平滑面とし、この面に
平滑面に仕上げた板ばねを高張力ボルトで固定し
ているので、第7図Aに示す如く固有振動数が一
定となり、安定した振巾X1が得られ、試料の粘
性抵抗と振巾値の逆相関関係が常に成立し、正確
な粘度の測定を行うことができる。
ねを測定試料中に挿入し、電磁振動源により逆位
相に対向振動させ乍ら、検出部の応答振巾に基き
測定試料の粘度を測定する如くなした粘度測定装
置に於て、腐食を生じない硬質材で構成した支持
部材の振動可動部取付面を平滑面とし、この面に
平滑面に仕上げた板ばねを高張力ボルトで固定し
ているので、第7図Aに示す如く固有振動数が一
定となり、安定した振巾X1が得られ、試料の粘
性抵抗と振巾値の逆相関関係が常に成立し、正確
な粘度の測定を行うことができる。
第1図は本考案の一実施例一部切断正面図、第
2図は第1図の試料容器部の分解正面図、第3図
は第1図の振動可動部正面図、第4図乃至第6図
は従来の振動可動部の板ばね固定部正面図、第7
図は本考案と従来装置との駆動振動数と振巾の比
較図である。 1……上部ボツクス、3……支持部材、3a…
…平滑面、4……板ばね、5……高張力ボルト。
2図は第1図の試料容器部の分解正面図、第3図
は第1図の振動可動部正面図、第4図乃至第6図
は従来の振動可動部の板ばね固定部正面図、第7
図は本考案と従来装置との駆動振動数と振巾の比
較図である。 1……上部ボツクス、3……支持部材、3a…
…平滑面、4……板ばね、5……高張力ボルト。
Claims (1)
- 先端に感応板を取り付けた一対の板ばねを測定
試料中に挿入し、電磁振動源により逆位相に対向
振動させ乍ら、検出部の応答振巾に基き測定試料
の粘度を測定する如くなした粘度測定装置に於
て、腐食を生じない硬質材で構成した支持部材の
振動可動部取付面を平滑面とし、この面に平滑面
に仕上げた板ばねを高張力ボルトで固定してなる
粘度測定装置の振動可動部取り付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19033585U JPH0339720Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19033585U JPH0339720Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297942U JPS6297942U (ja) | 1987-06-22 |
JPH0339720Y2 true JPH0339720Y2 (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=31143459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19033585U Expired JPH0339720Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339720Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4021362B2 (ja) * | 2003-04-25 | 2007-12-12 | 株式会社エー・アンド・デイ | 粘度計 |
KR100998047B1 (ko) | 2008-12-15 | 2010-12-06 | 한국해양연구원 | 회전식 전단강도 시험기기용 관절장치 |
-
1985
- 1985-12-12 JP JP19033585U patent/JPH0339720Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6297942U (ja) | 1987-06-22 |
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