JPH08149404A - スチルカメラ付きビデオカメラ - Google Patents

スチルカメラ付きビデオカメラ

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JPH08149404A
JPH08149404A JP6286668A JP28666894A JPH08149404A JP H08149404 A JPH08149404 A JP H08149404A JP 6286668 A JP6286668 A JP 6286668A JP 28666894 A JP28666894 A JP 28666894A JP H08149404 A JPH08149404 A JP H08149404A
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JP
Japan
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video
camera
still camera
control
video camera
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JP6286668A
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English (en)
Inventor
Etsuro Suzuki
悦郎 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチルカメラのストロボ使用に悪影響を受け
ることなくビデオ撮影を続行できるスチルカメラ付きビ
デオカメラ。 【構成】 スチルカメラ付きビデオカメラの装置全体を
制御するシステムコントローラ37は、スチルカメラ部
の写真制御系39からレリーズタイミンク発生を入力し
た時は、スチルカメラ部の絞り作動時間が経過してから
の一定時間の間は固体撮像素子33への光量制御を行わ
ないようにビデオ制御系38を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルムに静止画
像を記録するスチルカメラと撮像素子等を用いて撮像さ
れた動画像信号を磁気テープ等の記録媒体に記録するい
わゆるビデオカメラとを一体的に組合せ、カメラ機能に
よって1人の撮影者が同時に撮影が可能に構成したスチ
ルカメラ付きビデオカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運動会や学芸会等の行事におい
て、磁気テープ等の記録媒体に動画像を記録するビデオ
カメラを用いて撮影している間に、銀塩フィルム等を用
いて静止画像を記録するスチルカメラでも撮影したいと
いう要望がある。
【0003】また旅行等で携帯するのにビデオカメラと
スチルカメラの両者を別々に携帯するのは煩わしいとい
う声もあり、これに応えるビデオカメラとスチルカメラ
を一体化したスチルカメラ一体型ビデオカメラが考えら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スチルカメラの記録媒
体である銀塩フィルムは、ビデオカメラで通常使用され
るCCDなどの撮像素子に比べて感度が低い場合もあ
り、補助光源としてストロボ発光部を具備する必要があ
る。
【0005】しかしながら、ビデオカメラ部で記録中に
ストロボ発光部が発光すると、この発光によって瞬時に
大量の光が照射される為にビデオカメラ部のアイリスが
光量を絞るに必要な時間もなく露出オーバーになってし
まう。またビデオカメラ部のアイリスはストロボ発光部
が照射されてから露出を適正にしようと絞り込み動作を
ある時間遅延の後に行う為、露出オーバーで記録された
画面の後の数画面が逆に暗くなってしまい露出不足の状
態になってしまう。
【0006】上記の状態を図14に示すタイミング図を
参照して説明する。
【0007】図14において(a)は撮影している被写
体側の輝度を表したものである。400は銀塩カメラ部
の露光の為にストロボが発光したことを表している。
(b)はビデオカメラ部の固体撮像素子(CCD)の出
力であり、(C)は固体撮像素子への光量をコントロー
ルする絞りの駆動状態を示している。
【0008】一般的にビデオカメラ部の露出制御は固体
撮像素子に入力された輝度信号を計算し、その情報から
絞りを開けるか又は絞るかを決めるフィードバック制御
系である。ここで過度のフィードバック制御を行なうと
記録されたビデオ画像が小刻みに露出レベルが変化する
場合もあり、露出変化に対してフィルターをかける等し
て敏感度を押さえたものがある。
【0009】ストロボが発光すると、固体撮像素子には
401で示す様に過大な光量が入射する。するとビデオ
カメラ部の露出制御は露出が一瞬にして極端にオーバー
になったと判断し、ストロボ発光からある所定時間を要
する絞り駆動メカニズム作動の為のタイムラグ後に、絞
り込む様に制御を行なう。そのために逆に絞り込んだこ
とによってアンダーになってしまっている。
【0010】そして露出を適正にする為に今度は絞りが
開く側に制御し、結果としては記録されたビデオ画像の
露出レベルは(e)に示す状態の様に、ストロボが発光
したフィールド画像は露出オーバーであって、その後の
数フィールド分の画像は露出アンダーになることにな
る。
【0011】特開昭63−166374号公報記載のス
チルカメラ付ビデオカメラは、ビデオカメラ部に擬似信
号発生部を備えてストロボ発光部が発光した時には、発
光時が含まれる1フィールド分の信号を擬似信号発生部
からの擬似信号に置き換えることで、ストロボ発光を画
面として記録しない様に構成されている。
【0012】しかしこの場合、擬似信号が単一のグレー
色の信号等であっては、観察者はストロボ発光部による
露出オーバーの画像との差が1フィールド分の時間(1
/60秒)で区別しにくい。
【0013】またRAM(ランダムアクセスメモリ)等
によって直前の画像をメモリしておいてストロボ発光部
が発光した時だけ、その直前の画像をもう一度記録する
ようにすると同一の画像が2フィールド分(1/30
秒)続くことになり、動画が不自然になる場合があるの
と、時間的にストロボが発光した時のある時間帯が欠落
してしまうのは好ましくない等の問題点がある。なおス
トロボ発光以後の露出制御に関しては記載されてない。
【0014】本発明は以上のような問題点を解消するた
めになされたものであり、スチルカメラ一体型ビデオカ
メラでスチルカメラ露光の為にストロボが発光した際、
同時撮影を行なっているビテオカメラ部のアイリスがス
トロボ発光によって露出オーバーと判断して絞り込み動
作を行なうことでストロボ発光のあったフィールド画以
降の何フィールドかが露出アンダーになってしまうよう
なことはなく、ストロボ発光があっても適正露出の動画
が時間的な欠如なく得られるスチルカメラ付きビデオカ
メラを提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係るス
チルカメラ付きビデオカメラは、動画像情報を記録媒体
に記録するビデオカメラと、ストロボ発光部を有するス
チルカメラを備えるスチルカメラ付きビデオカメラにお
いて、スチルカメラのレリーズ時にレリーズタイミング
を発生するタイミング発生手段と、該タイミング発生手
段からの出力を受けてから所定時間だけ経過してからの
一定時間の間はビデオカメラの撮像素子への光量制御を
することを制限する制御手段を有することを特徴とする
構成によって、上記目的を達成しようとするものであ
る。
【0016】
【作用】上記の構成により、画像情報を記録媒体に記録
するビデオカメラと、ストロボ発光部を有するスチルカ
メラを一体的に備えたスチルカメラ一体型のビデオカメ
ラであって、スチルカメラとレリーズするタイミングの
信号を受けてから所定の時間撮像素子への光量制御を制
限するようにした制御手段によって、例え、スチルカメ
ラがストロボ発光させて撮影しても、ビデオカメラの同
時撮影は実質的な露光悪影響を受けることを防止でき
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係るスチルカメラ付きビデオ
カメラの第1の実施例の外観を示す正面図である。1は
本装置の筐体、2はレンズを保持するための鏡筒、3は
ビデオ撮影の記録再生に用いるビデオテープを出し入れ
するためのカセットコンパートメント、4はビデオ撮影
或は写真撮影時に被写体の画角を確認したりビデオ再生
の表示をする為のビューファインダー、5はビデオテー
プの記録再生やスチルカメラの各モードを制御する為の
コントロールパネル、6はカセット状になったビデオテ
ープ、7は写真フィルムを脱着する為の背蓋、8は本装
置の使用電力を供給するための取り外し可能な電池であ
る。
【0018】図2は本実施例の外観左側面図であり、9
はストロボ発光部、10はビデオ撮影時の音声記録の為
のマイクロフォン、11と12はテレビやステレオ装置
等の外部装置とのインターフェイスである外部端子、1
3は本装置の遠隔操作をするためのリモートコントロー
ル受信窓である。
【0019】図3は本実施例の外観右側面図である。1
4はビデオライトや小型テレビ等のアクセサリー類を取
り付ける為のアクセサリーシュー、15は写真フィルム
を脱着する為の写真フィルムイジェクトスイッチ、16
はビデオ撮影のON/OFFを切換える為の録画開始停
止ボタンである。
【0020】図4は本実施例の外観平面図である。17
はビデオテープを着脱する為のビデオテープイジェクト
スイッチ、18は回転させることで本装置の撮影モード
が選択でき、押すことにより写真撮影用のシャッターが
切れるシャッタボタン、19は被写体の画角を望遠側ま
たは広角側に制御するズームボタンである。
【0021】図5は本実施例の外観背面図である。20
はビデオカメラのホワイトバランス等を制御する為のコ
ントロールパネルである。
【0022】図6は使用者が実施例を使用して撮影中の
一例を表した使用状態図である。21は使用者の右手で
ある。図6では、不図示であるがグリップベルト等を装
着すると更に操作性が向上する。
【0023】図7は写真フィルムの配置を説明する為の
実施例の部分透視平面図である。22は写真撮影のため
の写真フィルムで、背蓋7を開閉することで着脱でき
る。23は前記写真フィルムを巻き取る為のスプール、
24は本図の部分透視範囲を示す破線である。
【0024】図8は本実施例の光学系構成を説明する為
の部分透視正面図である。
【0025】25は本実施例のシャッタであり、25a
のシャッタ幕、25bのシャッタフレーム、25cの画
角窓等で構成されている。26は26a〜26cで構成
され、被写体の焦点合わせをするフォーカスレンズ、2
7はズームボタン19と制御回路によって光軸方向に移
動してズーム比を得る変倍レンズ、28aはレンズ系の
入力光量を適正な量に絞る為の絞り、29は29a〜2
9dで構成され、適切な焦点距離や倍率にする為のマス
ターレンズである。
【0026】30は被写体からの画像をそれぞれ写真フ
ィルム側とビデオ撮像素子に振り分けるための半透明薄
幕ミラー、31は被写体側から入光される光軸、31a
は半透明薄幕ミラー30を透過して写真フィルム側に到
達する光軸、31bは半透明薄幕ミラー30によって反
射された光軸、32は32a〜32cから構成され、光
軸31b上に設けられて等倍或は縮少結像する為のリレ
ーレンズである。
【0027】33は光学的結像情報から電気的なビデオ
信号に変換する固体撮像素子、34は光軸31a上に設
けらて等倍或は拡大結像する為のリレーレンズである。
28bは固体撮像素子33の入力光量を適正な量に絞る
為の第2の絞りである。35,36は部分透視範囲を示
す線である。
【0028】図9は実施例の制御や信号処理の流れを説
明するブロック図である。
【0029】37は装置全体を制御するシステムコント
ローラである。38は撮像素子からの信号を処理した
り、テープ走行系の制御や、ビデオ信号処理等を行うビ
デオ制御系である。39はシャッタースピード等の露光
や写真フィルムの搬送、ストロボのONタイミング等の
制御を行う写真機制御系である。
【0030】40は被写体の焦点合わせをするオートフ
ォーカスの為のフォーカス制御部、41はズームボタン
19により動かされるズーム制御部、42は2つの絞り
28a及び28bをコントロールする絞り制御部、43
は固体撮像素子33のゲインコントロール等を制御する
撮像素子制御部、44は写真機制御系39によって決め
られたシャッタースピート等の制御を行うシャッタ制御
部である。
【0031】ストロボ発光部9はフレネル板9a、キセ
ノン管9b、反射笠9c等で構成されていて、写真機制
御系39からの信号によって発光制御される。
【0032】本実施例の光学系は、被写体に対して1つ
の入射瞳を持ち、半透明薄膜ミラー30でスチルカメラ
側とビデオカメラ側にそれぞれ分割している。本実施例
の焦点のズレ量の検出は、固体撮像素子33から得られ
たビデオ信号のコントラスト比較と数種類のファジール
ールの適用によってなされ、それをフィードバックし
て、フォーカス制御部40のDCモーター等を制御す
る。
【0033】また絞りの制御としては、固体撮像素子3
3から得られる輝度信号を基にシステムコントローラ3
7が算出し、絞り制御部42によって2つの絞り28a
と28bを制御する。この時絞り28aは通常開放状態
として絞り28bによってビデオの露出制御を行い、ス
チルカメラによる写真撮影の際には絞り28aを絞り込
む必要がある時には、絞り28bは開けることでビデオ
カメラ側の光量を適正に保つ等の連動した絞り制御を行
うことによって写真撮影及びビデオ撮影の両方に対応し
ている。
【0034】ズーム制御は使用者がビューファインダー
4を見ながらズームボタン19によって使用者の好みを
設定できる。この時、本実施例ではスチルカメラ及びビ
デオカメラの両方が略同一画角を撮影することが可能で
ある。
【0035】図10はビデオ制御系38によって制御さ
れるビデオ信号と、写真機制御系39によって制御され
るスチルカメラのシーケンスを表した図である。
【0036】50は使用者がスチルカメラをレリーズす
る為にシャッタボタン18を押した時に発生するSW2
信号である。写真機制御系39はSW2の入力によって
スチルカメラ部の制御を開始する。
【0037】51はバッテリーチェックであり、スチル
カメラ部の例えばフィルム巻上げ用モーターに通電する
等して撮影可能かどうかを判定する。52は絞り駆動モ
ーターであり所定の時間通電することで絞り28aを絞
り込む。
【0038】53はシャッタ25の先幕用マグネットで
あり、54は後幕用マグネットである。本実施例のマグ
ネット53及び54は各マグネットの通電が断たれた時
にシャッタ幕25cが走行する様に構成してある。マグ
ネット53及び54は前記の絞り駆動モーター52によ
る絞り28aの絞り込み、及びメカニズムの安定の為の
所定時間の待機時間を経過した後通電を断たれる様に写
真機制御系39が制御する。
【0039】55は先幕及び後幕の走行状態を表してお
り、図中の斜線部実線が先幕、斜線部破線が後幕の走行
を表している。即ち、この実線と破線で囲まれた平行四
辺形部が露光される量を表わすことになる。実際には先
幕及び後幕は各マグネットが通電OFFしてから実際に
走行するまでにあるタイムラグを有しており本実施例で
は約5msである。
【0040】56はストロボ発光のトリガーとなるX接
点がONした状態を示している。X接点はシャッタ25
内部に具備されたメカニズムスイッチによって先幕が走
行完了した時点でONする様に構成されている。
【0041】57はビデオカメラ部にフィールド画が記
録されている状態を示している。1フィールドは1/6
0秒であり、このうちの約1.4msはブランキング時
間であって画像は記録されない。
【0042】次に、本実施例の特徴であるスチルカメラ
のレリーズ時の露出制御について図11,図12に示す
タイミング図を参照して説明する。
【0043】図11はシャッターボタン18が押され、
レリーズタイミングの信号hが発生してからの時間を表
わしているタイミング図である。(a)はシャッタ25
に具備されたX接点が発光したタイミンクを示してい
る。レリーズされたスチルカメラ部の諸動作の後、スト
ロボの発光によって外界輝度(b)は一瞬高輝度になる
と同時に固体撮像素子の出力(c)も高くなる。
【0044】ここでシステムコントローラ37は写真機
制御系39からレリーズタイミングの信号hを受ける
と、絞り制御部42にある待機時間の後、所定時間だけ
絞りを一定に保つ露出制御信号(d)を送出する。
【0045】この信号を受けた絞り制御部42は絞り2
8bを絞り駆動(e)の様に露出制御信号(d)を受け
る直前の絞り値に固定し所定時間中は露出制御を行わな
い。よってビデオ画像の露出レベル(g)はストロボ発
光のあった1フィールド分を除いて適正に保たれる。
【0046】もし写真フィルム22へ適正光量を与える
為に写真撮影とビデオ撮影の両方を兼用する絞り28a
を絞る必要がある場合には、それに応じて絞り28bは
固体撮像素子33への光量を確保する為に開くことにな
る。その後写真フィルム22への露光が完了すると絞り
28aは開放側へ開きこれと同時に絞り28bはその分
を絞り込むことになる。
【0047】この様な場合であっても図12に示す様
に、レリーズタイミングからある待機時間後に発生した
露出制御信号(d)の所定時間中は、絞り制御部42は
絞り28a駆動(e−1)及び絞り28b駆動(e−
2)の様に絞り28a、及び絞り28bの両者共、露出
制御信号(d)を受ける直前の絞り値に固定し、この間
のストロボ発光による露出制御を行わないようにする。
【0048】露出制御信号(d)はストロボの発光が行
われた時の固体撮像素子33の輝度情報によって、その
次のフィールド画像以後の露出が変化してしまうのを防
止する為、最低限ストロボが発光した時を含む1フィー
ルド分の時間は発生させることが必要となる。
【0049】本実施例においては、ストロボの発光タイ
ミングとビデオの各フィールド記録のタイミングの誤差
等を考慮してレリーズタイミングから所定の絞りに設定
されるに十分な待機時間として約80msを与え、その
後、露出制御信号(d)はストロボの発光タイミングを
基準としてビデオ記録信号(f)の3フィールド分であ
る約50msまで継続する様に構成した。
【0050】上記制御によってビデオ画像の露出レベル
(g)はストロボ発光のあった1フィールド分を除いて
適正に保たれる。
【0051】(他の実施例)図13は本発明に係るスチ
ルカメラ付きビデオカメラの第2の実施例のブロック図
である。なお前記第1の実施例と同じ動作を行う個所に
ついては同一の符号を付けてあり説明は省略する。
【0052】本第2の実施例の装置は、スチルカメラ部
とビデオカメラ部の撮影光学系が各々別々に配置された
タイプである。この場合、各々の撮影光学系が要求され
る性能に合った最適な形態に出来、例えばスチルカメラ
部分のズーム倍率をビデオカメラほどに高くする必要が
無い時や単焦点レンズのスチルカメラ部と組み合わせる
等に有効である。
【0053】200はビデオカメラ用の撮影光学系であ
り、201はビデオカメラ用の絞りである。203はス
チルカメラ用の撮影光学系であり、204はスチルカメ
ラ用の絞りである。
【0054】本第2の実施例においは、不図示のズーム
ボタンを押すとズーム制御部41はビデオカメラ用撮影
光学系200とスチルカメラ用撮影光学系203を各々
適切なズーム位置になるように制御する。またフォーカ
ス制御部40は同じくスチルカメラ部とビデオカメラ部
の両方へ同一の距離情報を送出し常に両方のフォーカス
が一致した状態になる様に構成してある。
【0055】写真機制御系39によってスチルカメラ部
分の露光動作が開始されると、絞り制御部42とシャッ
ター制御部44を介して写真フィルム22に露光され所
定のタイミングでストロボ発光部9が発光するが、この
時写真機制御系39からシステムコントローラ37へレ
リーズのタイミングの信号(前記のhに相当)が送出さ
れる。
【0056】システムコントローラ37はこの信号を受
けた後、ビテオ制御系38に所定の時間だけ絞り制御部
42によるビデオカメラ用の絞り201の制御を制限
し、直前の絞り値を保持する絞り制御信号(前記のdに
相当)を送出する。これによって絞り制御部42は所定
の時間だけ露出に関わりなく絞り201を一定に保ち、
その後再び露出制御を行う。
【0057】本第2の実施例ではスチルカメラ部とビデ
オカメラ部は全く独立して制御されている為レリーズ後
にストロボの発光による露出制御の変動の影響を受けな
くする為にはスチルカメラの作動時間を十分にカバーし
なくてはならない。この事を考慮して絞り制御信号
(d)は第1の実施例よりも長い4フィールド記録分、
約66msとしたが、これに限られるものではない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、ストロボが発光す
るタイミングの信号を受けてから所定の時間、撮像素子
への光量制御を制限するようにした事により、ビデオ画
像を再生した時にスチルカメラの露光の為にストロボが
発光された後、ストロボ光によるビデオ画像が露出アン
ダーになることが無く適正露出が保たれて鑑賞時に見苦
しくないという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例の外観正面図である。
【図2】 第1の実施例の外観左側面図である。
【図3】 第1の実施例の外観右側面図である。
【図4】 第1の実施例の外観平面図である。
【図5】 第1の実施例の外観背面図である。
【図6】 第1の実施例の使用状態図である。
【図7】 第1の実施例の部分透視平面図である。
【図8】 第1の実施例の部分透視正面図である。
【図9】 第1の実施例の制御、信号処理の流れを説明
する光学系を中心としたブロック図である。
【図10】 第1の実施例のシーケンス図である。
【図11】 第1の実施例のタイミング図である。
【図12】 第1の実施例のタイミング図である。
【図13】 第2の実施例のブロック図である。
【図14】 従来例のタイミング図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 鏡筒 3 カセットコンパートメント 4 ビューファインダ 5 コントロールパネル 6 ビデオテープ 7 背蓋 8 電池 9 ストロボライト 10 マイクロフォン 11,12 外部端子 13 リモートコントロール受信窓 14 アクセサリーシュー 15 写真フィルムイジェクトスイッチ 16 録画開始停止ボタン 17 ビデオテープイジェクトスイッチ 18 シャッタボタン 19 ズームボタン 20 コントロールパネル 22 写真フィルム 23 スプール 24 破線 25 シャッタ 25a シャッタ膜 25b シャッタフレーム 26c 画角窓 27 変倍レンズ 28 絞り 29 マスターレンズ 30 半透明薄膜ミラー 31,31a,31b 光軸 32 リレーレンズ 33 固体撮像素子 34 リレーレンズ 35,36 破線 37 システムコントローラ 38 ビデオ制御系 39 写真機制御系 40 フォーカス制御部 41 ズーム制御部 42 絞り制御部 43 撮像素子制御部 44 シャッタ制御部 50 SW2信号 51 バッテリーチェック信号 52 絞り駆動モーター信号 53 先幕マグネット信号 54 後ろ幕マグネット信号 55 先幕/後幕 56 X接点信号 57 ビデオ記録信号 (a) X接点発光タイミング (b) 外界輝度 (c) 固体撮像素子出力 (d) 露出制御信号 (e) 絞り駆動 (f) ビデオ記録信号 (g) ビデオ画像露出レベル (h) レリーズタイミング信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像情報を記録媒体に記録するビデオ
    カメラと、ストロボ発光部を有するスチルカメラを備え
    るスチルカメラ付きビデオカメラにおいて、スチルカメ
    ラのレリーズ時にレリーズタイミングを発生するタイミ
    ング発生手段と、該タイミング発生手段からの出力を受
    けてから所定時間だけ経過してからの一定時間の間はビ
    デオカメラの撮像素子への光量制御をすることを制限す
    る制御手段を有することを特徴とするスチルカメラ付き
    ビデオカメラ。
JP6286668A 1994-11-21 1994-11-21 スチルカメラ付きビデオカメラ Withdrawn JPH08149404A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6286668A JPH08149404A (ja) 1994-11-21 1994-11-21 スチルカメラ付きビデオカメラ

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JP6286668A JPH08149404A (ja) 1994-11-21 1994-11-21 スチルカメラ付きビデオカメラ

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