JPH08148674A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH08148674A
JPH08148674A JP28836094A JP28836094A JPH08148674A JP H08148674 A JPH08148674 A JP H08148674A JP 28836094 A JP28836094 A JP 28836094A JP 28836094 A JP28836094 A JP 28836094A JP H08148674 A JPH08148674 A JP H08148674A
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semiconductor
layer
dimensional
bandgap
low
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JP28836094A
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Satoshi Terada
聡 寺田
Koji Matsumura
浩二 松村
Shigeharu Matsushita
重治 松下
Shigeyoshi Fujii
栄美 藤井
Yasoo Harada
八十雄 原田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望した位置に非破壊的に低次元電気伝導層
(1次元量子細線,量子ドット)を得ることができる半
導体装置及びその製造方法の提供。 【構成】 GaAs基板1上に、禁止帯幅が狭いGaA
s層3を禁止帯幅が広い2つのAl0.4 Ga0.6 As層
2,4にて挟み込んだ構成の積層構造体5を形成し
(a)、その上の所望の位置にSiO2 /SiNの拡散
2層膜6を形成した後(b)、熱処理を施しSiを積層
構造体5中に拡散させる。形成されたn−Al0.2 Ga
0.8 As層7の周囲のGaAs層3中に1次元量子細線
8が得られる(c)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次元量子細線,量子
ドットなどの低次元電気伝導領域を有する半導体装置及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2次元電気伝導領域では変調ドー
ピングと呼ばれる方法により、禁止帯幅が広い半導体と
狭い半導体との界面に生じる疑似三角ポテンシャルにキ
ャリアを閉じ込めることにより高速の走行速度を有する
領域を得ている。また、この方法により製造された2次
元電気伝導領域を利用したHEMT(High Electron Mo
bility Transistor)と呼ばれる半導体装置も実用化され
ている。
【0003】また、この2次元電気伝導領域から更に電
気伝導の自由度を1つ減らした1次元量子細線の特徴と
しては、以下の3点などが理論的な解析結果から予想さ
れている。 キャリアの高速性 例えば室温における電子移動度は、3次元,2次元系の
約10倍である。 キャリアの大きな位相干渉長 1次元系では理想的には1μm以上となる。 急峻に分布する状態密度 3次元系ではエネルギE1/2 に比例するが、1次元系で
はエネルギE-1/2に比例する。そして、このようなそれ
ぞれの特徴を利用して高速素子,電子波干渉素子,低閾
値レーザなどへの1次元量子細線の応用が検討されてい
る。
【0004】このような1次元量子細線を形成する方法
としては、以下の3種の方法が従来より公知である。 (第1方法)レーザ光による多重干渉露光法または電子
ビーム露光法などを利用して微細パターンを形成し、こ
の微細パターンをマスクとしてエッチングを行う方法。 (第2方法)集束イオンビームを用いて不純物原子など
を試料に打ち込んで細線以外の部分を高抵抗化する方
法。 (第3方法)異方性成長,選択成長などを利用した結晶
成長による方法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の各
方法には以下に述べるような問題点がある。まず、エッ
チングを利用する第1方法では、1000Å以下の微細パタ
ーンを精度良く形成することができず、加工精度の点で
問題があり、また、エッチング方法ではエッチングダメ
ージに伴って結晶欠陥が生じるという問題もある。ま
た、不純物を打ち込む第2方法では、形成する1次元量
子細線自体にも結晶欠陥などのダメージでの電気伝導特
性の劣化が生じるという問題がある。また、結晶成長を
利用する第3方法では、不純物,結晶欠陥が少ない良質
の結晶を得ることができないという問題がある。よっ
て、1次元量子細線を含めた低次元電気伝導領域の他の
新規な形成方法の開発が望まれている。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ウェハ面内の所望の位置に非破壊的に低次元電
気伝導領域を得ることができる半導体装置及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る半
導体装置は、キャリアの移動方向の自由度が制限されて
いる低次元電気伝導領域を備える半導体装置において、
第1半導体上に該第1半導体より禁止帯幅が狭い第2半
導体と該第2半導体より禁止帯幅が広い第3半導体とを
この順に積層した積層体と、前記第1半導体から少なく
とも前記第2半導体中に達するように前記積層体の一部
に設けられ、前記第1半導体及び第3半導体より禁止帯
幅が狭く前記第2半導体より禁止帯幅が広いキャリア供
給層とを有し、前記第2半導体と前記キャリア供給層と
の界面近傍に低次元電気伝導領域を備えることを特徴と
する。
【0008】本願の請求項2に係る半導体装置の製造方
法は、キャリアの移動方向の自由度が制限されている低
次元電気伝導領域を備える半導体装置を製造する方法に
おいて、第1半導体上に該第1半導体より禁止帯幅が狭
い第2半導体と該第2半導体より禁止帯幅が広い第3半
導体とをこの順に積層して積層体を形成する工程と、形
成した積層体上の所定領域にドーパントを含有する拡散
源を形成する工程と、熱処理により前記拡散源からドー
パントを拡散させて前記第2半導体と前記第1半導体及
び/または前記第3半導体とを混晶化したキャリア供給
層を形成する工程とを有し、前記第2半導体と前記キャ
リア供給層との界面近傍に低次元電気伝導領域を得るこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の半導体装置では、第2半導体(狭禁止
帯半導体)内において、積層構造体の積層方向には第
1,第3半導体(何れも広禁止帯半導体)にてキャリア
が閉じ込められ、その積層方向に垂直な面内では第1及
び第3半導体より禁止帯幅が狭く第2半導体より禁止帯
幅が広いキャリア供給層によってキャリアが閉じ込めら
れた領域としての1次元量子細線または量子ドット等の
低次元電気伝導領域が形成される。
【0010】本発明の半導体装置の製造方法では、量子
井戸型ポテンシャルが得られるように、第1半導体(広
禁止帯半導体)/第2半導体(狭禁止帯半導体)/第3
半導体(広禁止帯半導体)の積層構造体を好ましくはド
ーパントを添加しないで形成し、その積層構造体上の所
望の位置にドーパント(例えばSi)拡散が可能な拡散
源(例えばSiOx /SiN積層構造膜)を形成する。
その後、熱処理を施すと、この拡散源からドーパント
(例えばSi)が積層構造体に拡散して3層構造の積層
構造体の混晶化が起こってキャリア供給層(例えばn型
半導体層)が得られる。このキャリア供給層の禁止帯幅
は、第2半導体(狭禁止帯半導体)よりは広く第1,第
3半導体(広禁止帯半導体)よりは狭くなる。よって、
このキャリア供給層から第2半導体(狭禁止帯半導体)
のみにキャリア(例えば電子)が供給され、しかもこの
領域は第1,第3半導体(広禁止帯半導体)にて挟まれ
ているので、この供給されたキャリアはその走行自由度
が2次元,1次元または0次元に限定される。この結
果、結晶欠陥を生じることなく、精度良くキャリア(例
えば電子)が閉じ込められた1次元量子細線または量子
ドット等の低次元電気伝導領域を形成できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0012】図1は本発明による1次元量子細線の形成
方法の基本的手順の一例を示す模式的断面図である。ま
ず、GaAs基板1上に、第1半導体としてのAl0.4
Ga 0.6 As層2(膜厚: 300Å)、第2半導体として
のGaAs層3(膜厚: 300Å)、第3半導体としての
Al0.4 Ga0.6 As層4(膜厚: 300Å)をこの順に
MBE(Molecular Beam Epitaxy)法により順次結晶成
長させて、これらの3層構造からなる積層構造体5を形
成する(図1(a))。この場合に、MBE法により、
GaAs基板1上にこれらの各層の結晶は精度良く成長
する。
【0013】次に、この積層構造体5上の所望の位置
に、SiO2 層(膜厚: 100Å)6aとSiN層(膜厚:
400Å)とを基板1側からこの順に積層してなる拡散源
としての拡散2層膜6を幅1000Åでパターン形成する
(図1(b))。その後、熱処理(条件: 880℃,5
秒)を施す。
【0014】熱処理により、拡散2層膜6からSiが拡
散すると共に、Al0.4 Ga0.6 As層2とGaAs層
3とAl0.4 Ga0.6 As層4との混晶化が起こる。こ
の結果、Siが拡散した領域としてのキャリア供給層は
n型のAl0.2 Ga0.8 As層7となる(図1
(c))。
【0015】図2,図3はそれぞれ、図1(c)のA−
A′断面,B−B′断面における伝導帯ポテンシャル形
状を示している。キャリアである電子はn−Al0.2
0. 8 As層7から禁止帯幅が最も狭いGaAs層3に
供給される。そして、GaAs層3はこれより禁止帯幅
が広いAl0.4 Ga0.6 As層2,4に挟まれているの
でこの供給された電子はその走行自由度が1方向(図面
の表裏方向)のみに限定される。この結果、n−Al
0.2 Ga0.8 As層7周囲のGaAs層3中に、電子が
2方向(図1のA−A′及びB−B′方向)にわたって
閉じ込められた1次元量子細線8が得られる(図1
(c))。
【0016】次に、上述した基本原理に基づいた本発明
の変形例及びデバイスとしての応用例について説明す
る。なお、以下の説明に用いる図面において、上述の図
1と同一部分には同一番号を付している。
【0017】図4に示す例では、積層構造体5上に設け
るSiO2 /SiN拡散2層膜6の形状を一部のみが円
形にくり抜かれた平板状とすることにより(図4
(a))、そのくり抜かれた部分のGaAs層3中に、
電子の走行自由度がどの方向にも限定された、つまり電
子が3方向にわたって閉じ込められた量子ドット9を形
成できる(図4(b))。
【0018】図5に示す例では、積層構造体5上に設け
るSiO2 /SiN拡散2層膜6の形状を円形状とする
ことにより(図5(a))、キャリア供給層(n−Al
0.2Ga0.8 As層7)の周囲に閉じた1次元量子細線
8を形成でき(図5(b))、この1次元量子細線8を
平面上に配した電気回路の伝送線路として利用可能であ
る。
【0019】図6に示す例では、積層構造体5上の2ヵ
所に、ストライプ状のSiO2 /SiN拡散2層膜6を
設けて熱処理を施すことにより、GaAs層3中に平行
な4本の1次元量子細線8を形成する。そして、これら
の形成した4本の1次元量子細線8のうちの中央の隣り
合う2本の1次元量子細線8,8を経路として、外部か
ら経路を変化させるためのスイッチング素子として利用
する。例えば、前記中央の2本の1次元量子細線8,8
を電子が走行している場合、図中左端から負のバイアス
電圧を印加し、前記中央の左側の1次元量子細線8内の
電子をトンネル効果によって右側の1次元量子細線8内
に移動させて、この右側のみを走行させることとして、
電子の経路を変化させる。
【0020】また、図7に示す例では、積層構造体5
を、禁止帯幅が広いAl0.4 Ga0.6As層を5層と禁
止帯幅が狭いGaAs層を4層とをそれぞれ1層ずつ交
互に積層した構成とする。このような複数の量子井戸構
造にすることにより、相関が存在する複数(本例では4
本)の1次元量子細線8を形成できる。そして、その相
関を用いた量子波干渉素子として利用できる。
【0021】また、図8に示す例では、図4に示したよ
うなパターンをマトリックス状とすることにより、即
ち、SiO2 /SiN拡散2層膜6の形状を複数箇所に
おいて円形にくり抜かれた平板状とすることにより、複
数の量子ドットを散在させて形成できる。このような素
子は、ディジタルデータ蓄積用のメモリ、または、低閾
値で発光効率が高いレーザなどに使用可能である。メモ
リでは、量子ドットの中に電子が存在するようにバイア
スを印加する場合と、その中に電子がいなくなるように
バイアスを印加する場合との2値を、量子ドットへの印
加バイアスにより制御する。レーザでは理論的には、無
限大まで電子を溜めることが可能である。
【0022】上述の実施例では禁止帯幅が広い半導体
(第1,第3半導体)に挟まれる禁止帯幅が狭い半導体
(第2半導体)を単層構造としたが、この第2半導体を
多層構造にしても良く、多層構造とすることにより、電
子の基底準位と励起準位とのエネルギ及び電子の分布状
態を制御することが可能となる。以下では、第2半導体
を多層構造にした場合の例について説明する。
【0023】第1,第3半導体の構成は何れも前述した
例と同じAl0.4 Ga0.6 As層であるが、第2半導体
は、GaAs層(膜厚: 100Å),Al0.1 Ga0.9
s層(膜厚: 100Å),GaAs層(膜厚: 100Å),
Al0.1 Ga0.9 As層(膜厚: 100Å),GaAs層
(膜厚: 100Å)をこの順に積層してなる5層構造をな
す。この場合の積層方向断面におけるポテンシャル形状
を図9(a)に示す。基底状態が3層のGaAs層に対
応してそれぞれ分布し(図9(a)のI,II,III)、か
つ励起状態が井戸内に広がった分布を得ることが可能と
なる。ここで、第3半導体側(図9(a)の左側)から
負バイアスをかけていくと、そのバイアスの大きさに応
じて、3本のチャネルが2本のチャネル(II, III)から
1本のチャネル(III)へと変化していく(図9
(b))。ここで、電子移動度はキャリア濃度によって
変えられるので、このことを用いて、3層のGaAs層
における電子移動度の関係を、第3半導体側のGaAs
層における電子移動度(μI)≦中央のGaAs層の電
子移動度(μII)≦第1半導体側のGaAs層における
電子移動度(μIII)と設定しておくと、除々に速度が速
いチャネルに移行していくことを制御できる。
【0024】第1,第3半導体の構成は何れも前述した
例と同じAl0.4 Ga0.6 As層であるが、第2半導体
は、GaAs層(膜厚: 200Å),GaAs層より更に
禁止帯幅が狭いIn0.4 Ga0.6 As層(膜厚:50
Å),GaAs層(膜厚: 200Å)をこの順に積層して
なる3層構造をなす。このようにした場合の積層方向断
面におけるポテンシャル形状を図10(a)に示す。ま
た、第2半導体をGaAs単層(膜厚: 450Å)とした
場合のポテンシャル形状を図10(b)に示す。図10
(a),(b)においてハッチングを付した部分は電子
がしみ出した部分を示す。第2半導体を多層構造にした
場合には単層にした場合に比べて電子分布状態を変える
ことができ、障壁層(第1,第3半導体)へのしみ出し
部分を制御できる。本例では、電子のしみ出し量は電子
の移動度に影響を与える、例えばしみ出し量が少なけれ
ば電子の速度は速くなるので、しみ出し量の制御により
電子の移動度を制御することが可能となる。
【0025】また、禁止帯幅をグレーデッドに変化させ
た半導体層を第2半導体に使用しても良い。第1,第3
半導体の構成は何れも前述した例と同じAl0.4 Ga
0.6 As層であるが、第2半導体は、第3半導体との界
面がGaAsであって第1半導体側に向かうにつれてA
lの組成比がグレーデッドに増加して第1半導体との界
面ではAl0.1 Ga0.9 Asとなっている半導体層であ
る。このようにした場合の積層方向断面におけるポテン
シャル形状を図11(a)に示す。また、この構成で第3
半導体側から負バイアスを印加した場合の積層方向断面
におけるポテンシャル形状を図11(b)に示す。本例の
ような第2半導体を用いれば、電子が閉じ込められる状
態を印加するバイアスに応じて制御可能である。
【0026】なお、上述した実施例では拡散するドーパ
ントをSiとしたが、これに限るものではなく、拡散フ
ロント部が急峻となるような他の拡散方法を用いても本
発明を同様に実現できるとことは勿論である。
【0027】また、上述した実施例では、第1半導体と
第3半導体とを同一組成の半導体層としたが、第2の半
導体禁止帯幅<第1,第3半導体の半導体禁止帯幅の条
件を満たせばこれらは異なっていても良い。
【0028】なお、半導体装置が高速動作を行うために
は、上述した例のように、第1,第2及び第3半導体は
ノンドープが最も好ましい。また、第2半導体は、上述
したような厚み方向での閉じ込めが行える超薄膜でない
場合でも利用できる。また、上述した例では、第1半導
体が層であったが、基板であっても良い。また、上述し
た例では、第1,第2及び第3半導体を混晶化させた
が、第1半導体と第2半導体のみ、または、第2半導体
と第3半導体のみを混晶化させるようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明では、ウェハ面内の
所望の位置に1次元量子細線または量子ドット等の低次
元電気伝導領域を形成できる。また、本発明では低次元
電気伝導領域を非破壊的に形成するので、結晶欠陥がこ
の低次元電気伝導領域に入らず、質が高い低次元電気伝
導領域を形成することが可能である。更に、低次元電気
伝導領域を利用する種々の半導体デバイスの特性の安定
化及び歩留りの向上に本発明は大いに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における1次元量子細線の形成方法の基
本的な手順の一例を示す模式的断面図である。
【図2】図1のA−A′断面におけるポテンシャル形状
を示す図である。
【図3】図1のB−B′断面におけるポテンシャル形状
を示す図である。
【図4】本発明における量子ドットの形成を示す模式図
である。
【図5】本発明による1次元量子細線の他の形成例を示
す模式図である。
【図6】本発明による1次元量子細線の更に他の形成例
を示す模式図である。
【図7】本発明による1次元量子細線の更に他の形成例
を示す模式図である。
【図8】本発明による量子ドットの他の形成例を示す模
式図である。
【図9】本発明の他の実施例におけるポテンシャル形状
を示す図である。
【図10】本発明の更に他の実施例におけるポテンシャ
ル形状を示す図である。
【図11】本発明の更に他の実施例におけるポテンシャ
ル形状を示す図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 Al0.4 Ga0.6 As層(第1半導体) 3 GaAs層(第2半導体) 4 Al0.4 Ga0.6 As層(第3半導体) 5 積層構造体 6 拡散2層膜 6a SiO2 層 6b SiN層 7 n−Al0.2 Ga0.8 As層(キャリア供給層) 8 1次元量子細線 9 量子ドット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/06 29/68 29/80 (72)発明者 藤井 栄美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 原田 八十雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアの移動方向の自由度が制限され
    ている低次元電気伝導領域を備える半導体装置におい
    て、第1半導体上に該第1半導体より禁止帯幅が狭い第
    2半導体と該第2半導体より禁止帯幅が広い第3半導体
    とをこの順に積層した積層体と、前記第1半導体から少
    なくとも前記第2半導体中に達するように前記積層体の
    一部に設けられ、前記第1半導体及び第3半導体より禁
    止帯幅が狭く前記第2半導体より禁止帯幅が広いキャリ
    ア供給層とを有し、前記第2半導体と前記キャリア供給
    層との界面近傍に低次元電気伝導領域を備えることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 キャリアの移動方向の自由度が制限され
    ている低次元電気伝導領域を備える半導体装置を製造す
    る方法において、第1半導体上に該第1半導体より禁止
    帯幅が狭い第2半導体と該第2半導体より禁止帯幅が広
    い第3半導体とをこの順に積層して積層体を形成する工
    程と、形成した積層体上の所定領域にドーパントを含有
    する拡散源を形成する工程と、熱処理により前記拡散源
    からドーパントを拡散させて前記第2半導体と前記第1
    半導体及び/または前記第3半導体とを混晶化したキャ
    リア供給層を形成する工程とを有し、前記第2半導体と
    前記キャリア供給層との界面近傍に低次元電気伝導領域
    を得ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP28836094A 1994-11-22 1994-11-22 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH08148674A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6351000B1 (en) * 1999-06-03 2002-02-26 Nec Corporation Semiconductor having a heterojunction formed between a plurality of semiconductor layers
CN103383959A (zh) * 2013-07-04 2013-11-06 西安电子科技大学 横向过生长一维电子气GaN基HEMT器件及制备方法
CN103400856A (zh) * 2013-07-04 2013-11-20 西安电子科技大学 选区外延的一维电子气GaN基HEMT器件及制备方法

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