JPH0814806A - 管継手におけるシール材位置の検査装置 - Google Patents

管継手におけるシール材位置の検査装置

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JPH0814806A
JPH0814806A JP14585494A JP14585494A JPH0814806A JP H0814806 A JPH0814806 A JP H0814806A JP 14585494 A JP14585494 A JP 14585494A JP 14585494 A JP14585494 A JP 14585494A JP H0814806 A JPH0814806 A JP H0814806A
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Noriyuki Arakawa
範行 荒川
Masahiro Shin
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溝内に敷設された管路におけるスリップオン
タイプの管継手のシール材の位置を、溝上からの遠隔操
作によって能率良く検査できるようにする。 【構成】 挿口5が挿入された受口4の端面部分に管軸
方向に位置決めされて装着される保持部材8の周方向の
適当位置に、検査具24が設けられる。この検査具24
において、フレーム25に沿って移動可能な薄板製のフ
ェラーゲージ28が、受口4の端面における受口4と挿
口5との隙間23からシール材6に当たるまで挿入され
る。フレーム25から遠隔位置まで延びるチューブ29
の中に、ワイヤ30が長さ方向に移動自在に通される。
ワイヤ30は、前記遠隔位置においてチューブ29から
突出した他端部を長さ方向へ移動操作することで、その
一端部に接続されたフェラーゲージ28に挿入動作を行
わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の受口の内周面と挿
口の外周面との間でシール材を圧縮するようにした管継
手におけるシール材位置の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管継手の一種として、一方の管の
受口の内部に他方の管の挿口を挿入して、これら受口の
内周面と挿口の外周面との間でシール材を圧縮するよう
にした、いわゆるスリップオンタイプの管継手がある。
このスリップオンタイプの管継手では、所定位置にシー
ル材を収容した受口の内部に挿口を挿入することで、継
手の接合が行われる。このため、接合時に摩擦力でシー
ル材が受口の奥側にずれることがあり、管内流体の漏れ
の原因となる。
【0003】この対策として従来は、受口の開口端にお
ける受口と挿口との隙間から作業者が薄板製のフェラー
ゲージを差し込んで、シール材が適正な位置に存在する
かどうかを検査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように受
口と挿口とのわずかな隙間から薄板製のフェラーゲージ
を手作業で差し込むのは、著しく能率が悪いという問題
点がある。また特に地表から掘削した溝内に管路を敷設
する場合には、検査の際に作業者が溝内に入らねばなら
ず、危険を伴うという問題点もある。
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、溝内に敷設された管路におけるスリップオンタイプ
の管継手のシール材の位置を、溝上からの遠隔操作によ
って能率良く検査できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、挿口が挿入された受口の端面部分に管軸方向
に位置決めされて装着される保持部材と、この保持部材
における周方向の適当位置に設けられたシール材位置の
検査具とを有し、この検査具は、フレームと、このフレ
ームに沿って移動可能に構成されて前記受口の端面にお
ける受口と挿口との隙間からシール材に当たるまで挿入
可能な薄板製のフェラーゲージと、前記フレームから遠
隔位置まで延びるチューブ状体と、このチューブ状体の
中に長さ方向に移動自在に通されるとともに、一端部が
フレーム内において前記フェラーゲージに接続され、か
つ他端部が前記遠隔位置においてチューブ状体から突出
し、この他端部の長さ方向への移動操作により前記一端
部にてフェラーゲージに挿入動作を行わせるワイヤ状体
とを備えたものである。
【0007】
【作用】このような構成によると、受口の端面部分に保
持部材を位置決め状態で装着したうえで、遠隔位置にて
ワイヤ状体の他端部を長さ方向に移動操作すれば、それ
に連動してワイヤ状体の一端部に接続されたフェラーゲ
ージが受口挿口管の隙間へシール材に当たるまで挿入さ
れる。このとき、遠隔位置においてチューブ状体に対す
るワイヤ状体の相対的な移動量を観察することで、隙間
内へのフェラーゲージの入り込み量すなわちシール材の
位置が検査される。
【0008】
【実施例】図面において、1、2は互いに接続された水
平方向の管であり、両管1、2は、地表から掘削した溝
3の中に敷設されている。一方の管1の端部の受口4に
他方の管2の端部の挿口5が挿入されることで、これら
の管1、2が互いに接合されている。そして、受口4の
内周面と挿口5の外周面との間でシール材6を圧縮する
ことにより、継手部をシールしている。
【0009】7は本発明にもとづくシール材位置の検査
装置である。この検査装置7は保持部材8を有し、この
保持部材8は、径方向の一端をなす上側の開閉中心部9
を中心として他端側すなわち下側が開閉可能に構成され
た一対の半円状のアーム10を備えている。この保持部材
8は、各アーム10の上部を支持する二股状の索体11によ
って吊り下げ支持されることで、図7に示すように下端
が開いた状態で地表から溝3内へ搬入可能とされてい
る。
【0010】そして保持部材8は、周方向の複数位置に
鉤部12を有し、受口4と挿口5との接合部に降ろされた
ときにこの鉤部12が受口4の開口端の外周突部13に係り
合うことで、管軸方向に位置決めされた状態で、受口4
の端面部分における管1、2の外周に装着可能である。
【0011】すなわち保持部材8は、図7に示すように
開状態で索体11に吊り下げられて溝3内に搬入され、そ
の開閉中心部9が管1、2の頂部に着座したなら、次に
各アーム10は開閉中心部9を中心として自重により閉動
し、その先端どうしがロック装置15によりロックされる
ことで、図6に示すように管1、2の外周に沿って装着
されるように構成されている。
【0012】ロック装置15は、図8に詳細に示すよう
に、一方のアーム10に設けられたピン16と、他方のアー
ム10に設けられて支点22まわりに回転可能であることに
より、このピン16に係り合い可能なフック17とを有す
る。このフック17は、保持部材8が管1、2に装着され
てアーム10が閉じたときにピン16に係り合うように、ね
じりコイルばね18によって付勢されている。19はストッ
パで、ねじりコイルばね18によって付勢されたフック17
を、ピン16に適正に係り合い可能な位置に保持するため
に設けられている。フック17には、アーム10が閉じると
きにピン16に当たることでこのフック17をばね18の付勢
力に抗して開動させるためのテーパ面20が形成されてい
る。またフック17には索体21が接続されており、地表か
らこの索体を引っ張ることで、ピン16に係り合ったフッ
ク17をばね18の力に抗して開動できるように構成されて
いる。
【0013】保持部材8における周方向の適当位置に
は、シール材位置の検査具24が設けられている。図1〜
図4に示すように、検査具24において、25は管軸方向の
フレームであり、その一端が保持部材8のアーム10の端
面の内周縁に取り付けられている。フレーム25内には、
このフレーム25内を管軸方向に移動自在なブロック26が
設けられている。フレーム25における管径方向の内側の
位置には開口27が形成されており、ブロック26における
管径方向の内端部分が、この開口27よりもさらに管径方
向の内側の位置に突出している。
【0014】ブロック26の突出部には、薄板製のフェラ
ーゲージ28の基端部が取り付けられている。このフェラ
ーゲージ28はブロック26と一体に移動可能とされてお
り、ブロック26がアーム10に接近する方向に移動すると
きに、受口4の開口端における受口4と挿口5との隙間
23内に挿入されて、その先端部がシール材6に当たるよ
うに構成されている。
【0015】フレーム25にはフレキシブルチューブ29の
一端が接続されており、このフレキシブルチューブ29
は、フレーム25から遠隔位置すなわち地表まで延びるよ
うに構成されている。フレキシブルチューブ29の中には
ワイヤ30が長さ方向に移動自在に通されている。このワ
イヤ30の一端部はフレーム内においてブロックに接続さ
れており、またワイヤ30の他端部は、上記遠隔位置すな
わち地表においてフレキシブルチューブ29の他端から突
出しており、その突出部分には押し込みボタン31が取り
付けられている。
【0016】このような構成において、受口4内への挿
口5の挿入によって溝3内における管継手の接合が完了
した後にシール材6の位置を検査する際には、図7に示
すように検査装置7の保持部材8を索体11により開状態
で吊り下げて溝3内に降ろす。すると、まず開閉中心部
9が管1、2の頂部に着座し、次に各アーム10が開閉中
心部9を中心として自重により閉動し、その先端どうし
がロック装置15によりロックされる。また鉤部12が管1
の受口4の外周突部13に係り合う。これにより検査装置
7は、図5および図6に示すように、管軸方向に位置決
めされた状態で、受口4の端面部分における管1、2の
外周に装着される。
【0017】このとき、作業者32が地表で索体21とワイ
ヤ30の他端部とを操作可能であり、この作業者32は、ま
ずワイヤ30の他端部の押し込みボタン31を押す。する
と、この押し込み力はブロック26に伝達され、このブロ
ック26がフレーム25内をアーム10に接近する方向に移動
される。その結果、フェラーゲージ28が受口4の開口端
における受口4と挿口5との隙間23内に挿入されて、そ
の先端部がシール材6に当たる。
【0018】このフェラーゲージ28の先端部がシール材
6に当たったときの、ワイヤ30の他端部のフレキシブル
チューブ29内への入り込み量から、すなわちフレキシブ
ルチューブ29の他端から押し込みボタン31までの距離の
大小から、隙間29内へのフェラーゲージ28の入り込み量
すなわち管継手におけるシール材6の位置が検査され
る。
【0019】周方向に複数のすべての検査具24につき同
様の検査を行ったなら、次に地表から索体21を引っ張る
ことで、ピン16に係り合ったフック17をばね18の力に抗
して開動させて、ロック装置15のロック状態を解除させ
る。すると、索体11の吊り上げによって両アーム10が開
き、検査装置7は管継手の位置から離れて地表へ持ち上
げられる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、管継
手部に装着される保持部材に設けられた検査具のフェラ
ーゲージを遠隔操作可能なワイヤ状体によって移動させ
ることで、このフェラーゲージをシール材位置の検査の
ために受口挿口間に挿入させることができ、このとき遠
隔位置においてチューブ状体に対するワイヤ状体の相対
的な移動量を観察することで、隙間内へのフェラーゲー
ジの入り込み量すなわちシール材の位置を検査できるた
め、特に溝内に敷設された管路におけるスリップオンタ
イプの管継手のシール材の位置を、溝上からの遠隔操作
によって能率良く検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の管継手におけるシール材位
置の検査装置の使用状態を示す断面図である。
【図2】同検査装置における検査具の正面視の断面図で
ある。
【図3】同検査具の平面図である。
【図4】同検査具の横断面図である。
【図5】図1の管継手におけるシール材位置の検査装置
の使用状態を示す全体正面図である。
【図6】同検査装置の使用状態を示す全体側面図であ
る。
【図7】同検査装置の装着作業を説明する全体側面図で
ある。
【図8】同検査装置におけるロック装置の拡大詳細図で
ある。
【符号の説明】
4 受口 5 挿口 8 保持部材 24 検査具 25 フレーム 28 フェラーゲージ 29 フレキシブルチューブ 30 ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿口が挿入された受口の端面部分に管軸
    方向に位置決めされて装着される保持部材と、この保持
    部材における周方向の適当位置に設けられたシール材位
    置の検査具とを有し、この検査具は、フレームと、この
    フレームに沿って移動可能に構成されて前記受口の端面
    における受口と挿口との隙間からシール材に当たるまで
    挿入可能な薄板製のフェラーゲージと、前記フレームか
    ら遠隔位置まで延びるチューブ状体と、このチューブ状
    体の中に長さ方向に移動自在に通されるとともに、一端
    部がフレーム内において前記フェラーゲージに接続さ
    れ、かつ他端部が前記遠隔位置においてチューブ状体か
    ら突出し、この他端部の長さ方向への移動操作により前
    記一端部にてフェラーゲージに挿入動作を行わせるワイ
    ヤ状体とを備えたことを特徴とする管継手におけるシー
    ル材位置の検査装置。
JP6145854A 1994-06-28 1994-06-28 管継手におけるシール材位置の検査装置 Expired - Lifetime JP2996276B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105806186A (zh) * 2014-12-31 2016-07-27 宁波江丰电子材料股份有限公司 靶材检测平台、靶材检测装置以及靶材检测方法

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