JP2907257B2 - 管継手におけるシール材位置の検査装置 - Google Patents

管継手におけるシール材位置の検査装置

Info

Publication number
JP2907257B2
JP2907257B2 JP5303715A JP30371593A JP2907257B2 JP 2907257 B2 JP2907257 B2 JP 2907257B2 JP 5303715 A JP5303715 A JP 5303715A JP 30371593 A JP30371593 A JP 30371593A JP 2907257 B2 JP2907257 B2 JP 2907257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection device
gauge
receiving port
arms
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5303715A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07158772A (ja
Inventor
厚 槇
敏雄 戸島
貴司 横溝
嘉樹 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5303715A priority Critical patent/JP2907257B2/ja
Publication of JPH07158772A publication Critical patent/JPH07158772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2907257B2 publication Critical patent/JP2907257B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平方向の管の受口内
周面と挿口外周面との間でシール材を圧縮するようにし
た管継手におけるシール材位置の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管継手の一種として、図10に示す
ように、一方の管の受口61の内部に他方の管の挿口62を
挿入して、これら受口61の内周面と挿口62の外周面との
間でシール材63を圧縮するようにした、いわゆるスリッ
プオンタイプの管継手がある。このスリップオンタイプ
の管継手では、所定位置にシール材63を収容した受口61
の内部に挿口62を挿入することで、継手の接合が行われ
る。このため、接合時に図11に示すように摩擦力でシー
ル材63が受口61の奥側にずれることがあり、管内流体の
漏れの原因となる。
【0003】この対策として従来は、図12に示すように
受口61の開口端における受口61と挿口62との隙間から作
業者が受口挿口間に薄板製のゲージ64を差し込んで、シ
ール材63が適正な位置に存在するかどうかを検査してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような作
業者の手作業による検査では、著しく能率が悪いという
問題点がある。また管路を地表から掘削した溝内に敷設
する場合には、検査の際に作業者が溝内に入らねばなら
ず、危険を伴うという問題点もある。
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、溝内に敷設された管路におけるスリップオンタイプ
の管継手のシール材の位置を、溝上からの遠隔操作によ
って能率良く検査できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の管継手におけるシール材位置の検査装置は、
水平方向の管の受口内周面と挿口外周面との間でシール
材を圧縮するようにした管継手におけるシール材位置の
検査装置であって、上端部を開閉中心として下部が開閉
可能な一対の半円状の固定用アームを設け、これら固定
用アームに、上記受口の開口端における受口と挿口との
隙間からシール材に当たるまで挿入されるゲージを備え
た移動部材を設け、上記両固定用アームに宙吊り用治具
を設け、この宙吊り用治具を、水平方向の吊り部材と、
この吊り部材の両端に上端が揺動自在かつ上下に変位自
在に連結された一対の吊り杆とにより形成し、一方およ
び他方の吊り杆の下端を上記一方および他方の固定用ア
ームにそれぞれ揺動自在に連結したものである。
【0007】
【作用】上記構成によると、棒などの先端に吊り部材を
連結して、検査装置を継手部の挿口側の上方に吊り上げ
る。そして、両固定用アームの下部を開いた状態で、検
査装置を挿口側に上方から降ろす。その後、両固定用ア
ームの下部を閉じることにより、両固定用アームが挿口
の外周面に抱き付いて、検査装置が継手部の挿口側に装
着される。
【0008】この際、吊り部材の位置が管の位置に対し
てずれた場合でも、吊り杆の上端が吊り部材に対して揺
動かつ上下に変位するとともに吊り杆の下端が固定用ア
ームに対して揺動するため、両吊り杆は吊り部材のずれ
量に応じて下端を中心に揺動し吊り部材のずれを吸収す
る。同様に、吊り部材が傾斜した場合でも、吊り杆の上
端が吊り部材に対して揺動かつ上下に変位するとともに
吊り杆の下端が固定用アームに対して揺動するため、両
吊り杆は吊り部材の傾斜角に応じて下端を中心に揺動し
吊り部材の傾斜を吸収する。これにより、離れた場所か
ら遠隔操作で、検査装置を継手部の挿口側に確実に装着
することが容易に行える。
【0009】検査装置装着後、移動部材を移動させて、
受口と挿口との隙間からゲージを挿入させることによ
り、シール材が適正な位置に存在しているかどうかを検
査する。
【0010】シール材位置の検査終了後、両固定用アー
ムの下部を開くことにより、検査装置は継手部の挿口側
から取り外される。そして、吊り部材に連結された棒な
どで検査装置を管の上方に吊り上げ、検査装置を撤収す
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9に基づ
いて説明する。図2,図3に示すように、1と2とは互
いに接続された水平方向の管であり、両管1,2は地表
から掘削した溝3の内部に敷設されている。上記一方の
管1の受口4には他方の管2の挿口5が挿入されて接続
されている。そして、受口4の内周面と挿口5の外周面
との間でシール材6を圧縮することにより継手部をシー
ルしている。7は、前記シール材6の位置を検査する検
査装置で、継手部の挿口5側に着脱自在に装着される。
【0012】すなわち、図3〜図5において、検査装置
7の固定部材8は、左右一対の半円状の固定用アーム9
と、両固定用アーム9の上端間をピン10を介して回動自
在に連結する固定用ブラケット11とから形成されてい
る。これにより、図5に示すように、両固定用アーム9
は上端部を開閉中心として下部側が開閉可能である。
【0013】図3,図4に示すように、固定部材8から
管軸方向に距離をおいた位置には、上記固定部材8と同
様の形状をした移動部材14が配置されている。すなわ
ち、移動部材14は、左右一対の半円状の移動用アーム15
と、両移動用アーム15の上端間をピン16を介して回動自
在に連結する移動用ブラケット17とから形成されてい
る。これにより、両移動用アーム15は上端部を開閉中心
として下部側が開閉可能である。この移動部材14は管軸
方向に往復移動して前記受口4に接近離間自在である。
すなわち、移動部材14は、先端が移動用ブラケット17に
取付けられかつ管軸方向に往復移動自在な一対の第1作
動軸18を介して固定部材8に連結されている。この第1
作動軸18は、パイプ材であり、固定部材8の固定用ブラ
ケット11に取付けられたモータ19により移動する。
【0014】移動部材14には、薄板製のゲージ21が周方
向に距離をおいて複数設けられている。このゲージ21
は、図6に示すように受口4の開口端における受口4と
挿口5との隙間22に挿入されてシール材6に先端が当た
るように形成されている。ゲージ21の基端は、フレーム
25内に設けられた管軸方向の案内バー26に沿って移動自
在な移動ブロック24に固定されている。移動部材14と移
動ブロック24との間にはスプリング27が案内バー26に外
嵌されて配置され、このスプリング27が移動ブロック24
を押すことで、ゲージ21が受口4側に向けて押し出され
ている。
【0015】前記フレーム25には、移動ブロック検出セ
ンサ29(近接スイッチなど)が設けられている。このセ
ンサ29は、図6に示すように、隙間22に挿入されたゲー
ジ21の先端が正常位置のシール材6に当たったうえで移
動部材14が受口4の端面に接近して、スプリング27が移
動ブロック24により圧縮されたときに、この移動ブロッ
ク24を検出可能である。
【0016】図4に示すように、前記移動部材14から固
定部材8とは反対側の管軸方向に距離をおいた位置に
は、上記隙間22に挿入される前の各ゲージ21の外側方を
覆うゲージ保護部材30が配置されている。すなわち、ゲ
ージ保護部材30は、左右一対の半円状の保護用アーム31
と、両保護用アーム31の上端間をピン32を介して回動自
在に連結する保護用ブラケット33とから形成されてい
る。これにより、両保護用アーム31は上端部を開閉中心
として下部側が開閉可能である。図3に示すように、こ
のゲージ保護部材30は、管軸方向に往復移動自在でかつ
受口4の端面に当接離間自在であり、スプリング34の付
勢力により受口4側に付勢されている。すなわち、ゲー
ジ保護部材30は、先端が保護用ブラケット33に取り付け
られかつ基端部が前記第1作動軸18内に嵌入されて管軸
方向に往復移動自在な一対の第2作動軸35を介して、移
動部材14に連結されている。尚、前記スプリング34は第
2作動軸35に外嵌されている。図8に示すように、上記
保護用アーム31の内周面および保護用ブラケット33の下
面には、管2の挿口5側の外周面に接触可能なスペーサ
36がそれぞれ取付けられている。
【0017】また、図3,図4に示すように、上記固定
用アーム9には、管軸方向に延びかつ管軸方向で往復移
動自在な棒状のガイド部材37が周方向に距離をおいて複
数本挿通され、これらガイド部材37の先端は移動用アー
ム15を貫通して保護用アーム31に取付けられている。こ
れにより、移動部材14およびゲージ保護部材30はそれぞ
れガイド部材37に沿って管軸方向に移動自在である。
【0018】また、40は、検査装置7を吊るための宙吊
り用治具である。図1〜図3に示すように、この宙吊り
用治具40は、上記固定部材8と移動部材14との間の上方
に水平方向に設けられた平板状の吊り部材41と、この吊
り部材41の両側に上端が揺動自在かつ上下に変位自在に
連結された左右一対の吊り杆42とにより形成されてい
る。
【0019】すなわち、上記吊り部材41の両側部には上
下面に貫通する貫通孔43が形成され、これら貫通孔43
に、上記吊り杆42の上端部が遊びを持った状態で揺動自
在かつ上下に変位自在に挿通されている。各吊り杆42の
上端には、吊り部材41の上面に上方から係合可能な抜止
め体44が設けられている。また、各吊り杆42には、これ
ら吊り杆42を吊り部材41に対して下方に付勢するコイル
スプリング45が外嵌されている。これらコイルスプリン
グ45は、吊り部材41の下面と、各吊り杆42の中間部に設
けられたスプリング押さえ46との間に取付けられてい
る。
【0020】また、一方および他方の吊り杆42の下端は
それぞれ、連結板48を介して一方および他方の固定用ア
ーム9に連結されている。すなわち、上記連結板48は固
定用アーム9の外周面上部に取付けられ、その先端部は
移動用アーム15側に突出している。上記吊り杆42の下端
は、管軸方向のピン49を介して、それぞれ左右方向に揺
動自在に連結板48の先端部に連結されている。尚、上記
吊り部材41には、据付け作業用の作業棒50の下端が連結
固定されている。
【0021】以下、上記構成における作用を説明する。
図2に示すように、作業者51は、作業棒50の上端部を持
って検査装置7を吊り上げ、溝3の内部に入れる。この
際、図5に示すように、固定用ブラケット11に作用する
検査装置7の重量W1により両固定用アーム9が下方に
開動するとともに、両移動用アーム15と両保護用アーム
31とがガイド部材37を介して両固定用アーム9に連動し
下方に開動する。この状態で、検査装置7を管2の挿口
5側に上方から降ろす。そして、固定用ブラケット11の
下端が挿口5の外周面に当接した際、両固定用アーム9
はこれらアーム9の自重W2により閉動するとともに、
両移動用アーム15と両保護用アーム31とがガイド部材37
を介して両固定用アーム9に連動し閉動する。これによ
り、図1に示すように、検査装置7は、自動的に挿口5
側に抱き付いて装着され、両固定用アーム9で固定され
る。
【0022】この際、図1の仮想線に示すように、吊り
部材41の位置が管2の位置に対して左右にずれた場合で
も、両吊り杆42の上端が吊り部材41に対して左右に揺動
しかつ上下に変位するとともに、両吊り杆42の下端が固
定用アーム9に対して左右に揺動するため、両吊り杆42
は吊り部材41のずれ量に応じて下端を中心に揺動し吊り
部材41のずれを吸収する。同様に、図2に示すように、
吊り部材41が傾斜した場合でも、両吊り杆42の上端が吊
り部材41に対して左右に揺動しかつ上下に変位するとと
もに、両吊り杆42の下端が固定用アーム9に対して左右
に揺動するため、両吊り杆42は吊り部材41の傾斜角に応
じて下端を中心に揺動し吊り部材41の傾斜を吸収する。
これにより作業者51は、作業棒50を介して地表から遠隔
操作で、検査装置7を継手部の挿口5側に確実かつ容易
に装着することが可能である。
【0023】また、検査装置7の装着時、作業者51が作
業棒50を下方に押し込み過ぎた場合、吊り部材41が下動
してコイルスプリング45が圧縮されることにより、検査
装置7に作用する過大な力を吸収することができる。さ
らに、図8に示すように、ゲージ保護部材30の各スペー
サ36が管2の挿口5側の外周面に接触することにより、
ゲージ保護部材30が挿口5側の外周面に支持されるた
め、装着時に検査装置7がゲージ保護部材30側に倒れる
ことは防止される。
【0024】検査装置7を装着した後、モータ19を作動
させて第1作動軸18を受口4側に送り出すことにより、
図9の実線に示すように、移動部材14が受口4側に移動
するとともに、ゲージ保護部材30がスプリング34を介し
て受口4側に押され受口4の端面に当接する。その後、
図9の仮想線に示すように、移動部材14のみが、ガイド
部材37に案内されかつスプリング34の付勢力に抗して、
さらに受口4側に接近する。
【0025】これにより、ゲージ21の先端が受口4と挿
口5との隙間22内に挿入されるが、図6に示すようにシ
ール材6が適正な位置に存在する場合には、この挿入さ
れたゲージ21の先端がただちにシール材6に当たる。こ
のため、ゲージ21および移動ブロック24はそれ以上前進
することができず、移動部材14のさらなる移動にもとづ
いてスプリング27が圧縮変形される。すると、図示のよ
うに移動ブロック24がセンサ29によって検出され、その
結果、シール材6が適正位置に存在することが検出され
る。
【0026】これに対し、図7に示すようにシール材6
が受口4の奥側にずれ込んだ異常な位置に存在する場合
には、ゲージ21の先端が受口4の奥側まで入り込み、セ
ンサ29による移動ブロック24の検出が行われないので、
その異常が検出される。
【0027】シール材6の位置の検査が終了後、モータ
19を逆に作動させて第1作動軸18を受口4とは反対側に
送り出すことにより、移動部材14が固定部材8側に移動
してゲージ21の先端が隙間22から脱抜されるとともに、
図3に示すようにゲージ保護部材30が受口4の端面から
離間して固定部材8側に移動する。
【0028】そして、作業者51が作業棒50を引き上げる
ことにより、両固定用アーム9の下部が開動するととも
に、両移動用アーム15の下部と両保護用アーム31の下部
とが両固定用アーム9に連動して開動する。これによ
り、検査装置7は、自動的に挿口5側から取り外され
て、地表に引き上げられ撤収される。このように、溝3
の内部に作業者51が入り込むことなく、地表における操
作のみで安全に検査装置7を着脱しかつシール材6の位
置を検査することができる。
【0029】また、受口4と挿口5との隙間22に挿入前
のゲージ21の外側方はゲージ保護部材30で覆われている
ため、ゲージ21は外部の異物に対してゲージ保護部材30
で保護されている。したがって、検査装置7の吊り下げ
や吊り上げおよび着脱あるいは検査前後の運搬などの
際、誤ってゲージ21を外部の異物にぶつけゲージ21を損
傷させるといった事故を防止できるため、検査装置7の
取扱いが容易になる。
【0030】上記実施例では、作業棒50の下端に吊り部
材41を連結しているが、管接合用のロボットに吊り部材
41を設けて検査装置7を取付けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、棒などの
先端に吊り部材を連結して、検査装置を継手部の挿口側
の上方に吊り上げる。そして、両固定用アームの下部を
開いた状態で、検査装置を挿口側に上方から降ろす。そ
の後、両固定用アームの下部を閉じることにより、両固
定用アームが挿口の外周面に抱き付いて、検査装置が継
手部の挿口側に装着される。この際、吊り部材の位置が
管の位置に対してずれた場合でも、吊り杆の上端が吊り
部材に対して揺動かつ上下に変位するとともに吊り杆の
下端が固定用アームに対して揺動するため、両吊り杆は
ずれ量に応じて下端を中心に揺動しずれを吸収する。同
様に、吊り部材が傾斜した場合でも、吊り杆の上端が吊
り部材に対して揺動かつ上下に変位するとともに吊り杆
の下端が固定用アームに対して揺動するため、両吊り杆
は吊り部材の傾斜角に応じて下端を中心に揺動し吊り部
材の傾斜を吸収する。これにより、離れた場所から遠隔
操作で、検査装置を継手部の挿口側に確実かつ容易に装
着することが可能である。
【0032】検査装置装着後、移動部材を移動させて、
受口と挿口との隙間からゲージを挿入させることによ
り、シール材が適正な位置に存在しているかどうかを検
査する。
【0033】シール材位置の検査終了後、両固定用アー
ムの下部を開くことにより、検査装置は継手部の挿口側
から取り外される。そして、吊り部材に連結された棒な
どで検査装置を管の上方に吊り上げ、検査装置を撤収す
る。これにより、離れた場所からの遠隔操作で検査装置
を着脱しかつシール材の位置を検査することが可能なた
め、検査の安全性および能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における検査装置の宙吊り用
治具の正面図である。
【図2】検査装置を溝内の管の継手部に装着する方法を
示す図である。
【図3】検査装置の側面図である。
【図4】検査装置の斜視図である。
【図5】開状態の固定用アームの正面図である。
【図6】シール材が適正位置に存在する場合のゲージの
動作を説明する図である。
【図7】シール材がずれた位置に存在する場合のゲージ
の動作を説明する図である。
【図8】ゲージ保護部材の正面図である。
【図9】移動部材およびゲージ保護部材の移動を示す側
面図である。
【図10】本発明の検査装置を適用可能な管継手の構造を
示す断面図である。
【図11】同管継手においてシール材の位置がずれている
場合を示す断面図である。
【図12】従来のシール位置の検査方法を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1,2 管 4 受口 5 挿口 6 シール材 7 検査装置 9 固定用アーム 14 移動部材 21 ゲージ 40 宙吊り用治具 41 吊り部材 42 吊り杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石崎 嘉樹 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 株式 会社クボタ 武庫川製造所内 (56)参考文献 特開 平5−65976(JP,A) 特開 平2−26206(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 1/00 - 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の管の受口内周面と挿口外周面
    との間でシール材を圧縮するようにした管継手における
    シール材位置の検査装置であって、上端部を開閉中心と
    して下部が開閉可能な一対の半円状の固定用アームを設
    け、これら固定用アームに、上記受口の開口端における
    受口と挿口との隙間からシール材に当たるまで挿入され
    るゲージを備えた移動部材を設け、上記両固定用アーム
    に宙吊り用治具を設け、この宙吊り用治具を、水平方向
    の吊り部材と、この吊り部材の両端に上端が揺動自在か
    つ上下に変位自在に連結された一対の吊り杆とにより形
    成し、一方および他方の吊り杆の下端を上記一方および
    他方の固定用アームにそれぞれ揺動自在に連結したこと
    を特徴とする管継手におけるシール材位置の検査装置。
JP5303715A 1993-12-03 1993-12-03 管継手におけるシール材位置の検査装置 Expired - Lifetime JP2907257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303715A JP2907257B2 (ja) 1993-12-03 1993-12-03 管継手におけるシール材位置の検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303715A JP2907257B2 (ja) 1993-12-03 1993-12-03 管継手におけるシール材位置の検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07158772A JPH07158772A (ja) 1995-06-20
JP2907257B2 true JP2907257B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=17924389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5303715A Expired - Lifetime JP2907257B2 (ja) 1993-12-03 1993-12-03 管継手におけるシール材位置の検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2907257B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4850644B2 (ja) * 2006-09-11 2012-01-11 コスモ工機株式会社 配管端部用の栓装置
JP6632215B2 (ja) * 2015-04-24 2020-01-22 株式会社クボタ 管検査装置
JP6507070B2 (ja) * 2015-09-28 2019-04-24 株式会社クボタ 管検査装置
JP6895230B2 (ja) * 2016-07-22 2021-06-30 株式会社クボタ 管接合部の検査装置
JP6895363B2 (ja) * 2017-10-20 2021-06-30 株式会社クボタ 管検査装置及び検査装置の使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07158772A (ja) 1995-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4480942A (en) Apparatus and method for laying pipe
JP2907257B2 (ja) 管継手におけるシール材位置の検査装置
JPH02198781A (ja) 垂直多関節腕型産業用ロボットのオフセットアーム構造
JPH0727799Y2 (ja) 透明樹脂製ケーブルドラグチェーン
CN107461210B (zh) 一种抓取装置及掘进机
JPH09502023A (ja) プレス工具
JP4468948B2 (ja) 器具継手と器具固定要素を備える作業機械
KR101549668B1 (ko) 변전용 지중 케이블의 안전진단 시스템
CN212621350U (zh) 一种桥梁挠度检测仪
JPS58130878A (ja) 配管装置
JP2009517565A (ja) 高速交換デバイスのセンタリング装置
JP2891279B2 (ja) 管接合装置
US4127026A (en) Pipe detecting arrangement for an hydrostatic pipe testing apparatus
JPH06341801A (ja) 管継手におけるシール材位置の検査装置
JPH07328981A (ja) 作業用ロボットのケーブル類保持装置
JP2996276B2 (ja) 管継手におけるシール材位置の検査装置
JP2825951B2 (ja) 配管の工事方法
JPH06249646A (ja) 管継手におけるシール材位置の検査装置
JP2597768B2 (ja) 管継手における押輪の押し込み装置
KR102523624B1 (ko) 원자로용기 원격 정비 시스템
CN212318977U (zh) 管道检测机器人线缆保护装置
CN217463188U (zh) 一种快开门式压力容器保护装置
JP3538926B2 (ja) 主蒸気ラインプラグの位置検出装置
CN221007066U (zh) 减压阀支撑座和隔磁管拉拔工装
KR102184146B1 (ko) 다관절 목재 가공 방법 및 시스템