JPH08147994A - 半導体メモリ装置用行冗長集積回路に冗長レジスタをプログラムする方法および行冗長集積回路 - Google Patents
半導体メモリ装置用行冗長集積回路に冗長レジスタをプログラムする方法および行冗長集積回路Info
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- JPH08147994A JPH08147994A JP7029439A JP2943995A JPH08147994A JP H08147994 A JPH08147994 A JP H08147994A JP 7029439 A JP7029439 A JP 7029439A JP 2943995 A JP2943995 A JP 2943995A JP H08147994 A JPH08147994 A JP H08147994A
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- G11C29/78—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
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- G11C29/789—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes using non-volatile cells or latches
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- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】行冗長集積回路に冗長レジスタを効果的にプロ
グラミングする。 【構成】各不揮発性メモリレジスタRR1-RR4 には、行ア
ドレス信号R0-R9 を供給し、一組の列アドレス信号に属
する各選択信号C0-C3 を供給し、行アドレス信号に隣接
欠陥行対の第1欠陥行のアドレスを供給し、不揮発性メ
モリレジスタRR1-RR4 を選択する選択信号の1つを作動
可能にし、他の信号C4に第1論理レベルの信号を供給し
て、選択不揮発性メモリレジスタにメモリセルの2つの
サブ組のうちの第1サブ組をプログラムし、メモリセル
の第1サブ組への隣接欠陥行の対の第1欠陥行のアドレ
スのプログラミングを可能とし、行アドレス信号の少な
くともサブ組に隣接欠陥行の対の第2欠陥行のアドレス
を供給し、一組の列アドレス信号の他の信号に第2の逆
の論理レベル信号を供給して第2サブ組のメモリセルの
1群をプログラムし、メモリセルの第2サブ組への隣接
欠陥行の対の第2欠陥行のアドレスのプログラミングを
可能とする。
グラミングする。 【構成】各不揮発性メモリレジスタRR1-RR4 には、行ア
ドレス信号R0-R9 を供給し、一組の列アドレス信号に属
する各選択信号C0-C3 を供給し、行アドレス信号に隣接
欠陥行対の第1欠陥行のアドレスを供給し、不揮発性メ
モリレジスタRR1-RR4 を選択する選択信号の1つを作動
可能にし、他の信号C4に第1論理レベルの信号を供給し
て、選択不揮発性メモリレジスタにメモリセルの2つの
サブ組のうちの第1サブ組をプログラムし、メモリセル
の第1サブ組への隣接欠陥行の対の第1欠陥行のアドレ
スのプログラミングを可能とし、行アドレス信号の少な
くともサブ組に隣接欠陥行の対の第2欠陥行のアドレス
を供給し、一組の列アドレス信号の他の信号に第2の逆
の論理レベル信号を供給して第2サブ組のメモリセルの
1群をプログラムし、メモリセルの第2サブ組への隣接
欠陥行の対の第2欠陥行のアドレスのプログラミングを
可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ装置の行冗
長集積回路に冗長レジスタをプログラムする方法および
この方法を実施する行冗長集積回路に関するものであ
る。
長集積回路に冗長レジスタをプログラムする方法および
この方法を実施する行冗長集積回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ装置は一般に二次元アレイ
(メモリマトリックス)に編成され、マトリックスの行
(“ワードライン”)および列(“ビットライン”)の
交点に単一メモリ素子が配置されるように構成されてい
る。所定のメモリ素子をアクセスするためには、交点に
メモリ素子が配置されているワードラインおよびビット
ラインを選択する必要がある。この目的のために、メモ
リアドレスバスを個別に復号化する行および列アドレス
信号のバスに分割する必要がある。
(メモリマトリックス)に編成され、マトリックスの行
(“ワードライン”)および列(“ビットライン”)の
交点に単一メモリ素子が配置されるように構成されてい
る。所定のメモリ素子をアクセスするためには、交点に
メモリ素子が配置されているワードラインおよびビット
ラインを選択する必要がある。この目的のために、メモ
リアドレスバスを個別に復号化する行および列アドレス
信号のバスに分割する必要がある。
【0003】半導体メモリ装置の製造時にメモリマトリ
ックスのメモリ素子の数が限定されるようになる欠陥に
しばしば遭遇することは知られている。この種の欠陥の
発生確率が高い理由は、半導体メモリ装置においてチッ
プ面積の大部分がメモリマトリックスで占められるよう
になることにある。さらに、周辺回路においてではな
く、メモリマトリックスにおいて、製造処理特性が常時
制限をうけるようになる。制限された数の欠陥メモリ素
子が多数存在して余儀なくチップ全体を除去するように
なる欠点を防止するために、従って製造処理収率を増大
するために、一般に“冗長メモリ素子”と称されるある
数の追加のメモリ素子を製造し、これをメモリ装置のテ
スト中欠陥であると認定されたメモリ素子の代わりに用
いる技術が知られている。集積化素子として設ける必要
があり、且つ欠陥メモリ素子の冗長メモリ素子への上述
した機能的置換を行う選択回路は全体として“冗長回
路”の名称で示されているが、冗長メモリ素子および回
路の組は冗長と略称されている。
ックスのメモリ素子の数が限定されるようになる欠陥に
しばしば遭遇することは知られている。この種の欠陥の
発生確率が高い理由は、半導体メモリ装置においてチッ
プ面積の大部分がメモリマトリックスで占められるよう
になることにある。さらに、周辺回路においてではな
く、メモリマトリックスにおいて、製造処理特性が常時
制限をうけるようになる。制限された数の欠陥メモリ素
子が多数存在して余儀なくチップ全体を除去するように
なる欠点を防止するために、従って製造処理収率を増大
するために、一般に“冗長メモリ素子”と称されるある
数の追加のメモリ素子を製造し、これをメモリ装置のテ
スト中欠陥であると認定されたメモリ素子の代わりに用
いる技術が知られている。集積化素子として設ける必要
があり、且つ欠陥メモリ素子の冗長メモリ素子への上述
した機能的置換を行う選択回路は全体として“冗長回
路”の名称で示されているが、冗長メモリ素子および回
路の組は冗長と略称されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】冗長回路は欠陥メモリ
素子に対応するそのアドレス構体を記憶するに好適なプ
ログラム可能な不揮発性メモリレジスタ(冗長レジス
タ)を具える。かかるレジスタはメモリ装置のテスト中
に最終的にプログラムし、且つ給電のない場合にも情報
を記憶し続ける必要がある。
素子に対応するそのアドレス構体を記憶するに好適なプ
ログラム可能な不揮発性メモリレジスタ(冗長レジス
タ)を具える。かかるレジスタはメモリ装置のテスト中
に最終的にプログラムし、且つ給電のない場合にも情報
を記憶し続ける必要がある。
【0005】メモリ装置で冗長を実際に実現するには、
一般に冗長メモリ素子のワードラインおよびビットライ
ンの双方をメモリマトリックスに設け、各冗長ワードラ
インまたはビットラインを各行または列冗長レジスタに
関連させて欠陥ワードラインまたはビットラインのアド
レスを記憶し、欠陥ワードラインまたはビットラインを
アドレス指定する際は常時対応するワードラインまたは
ビットラインが選択されるようにする。ワードラインに
関するかぎり、最も頻度の多い欠陥は隣接ワードライン
間の短絡にあることは認識されている。この状況はテス
ト中に容易に検出することができる。その理由は2つの
短絡ワードラインの一方を選択しようとする際、隣接の
選択されていないワードラインの電位に短絡によりリン
クされてかかるワードラインの電位が所望値まで上昇し
得ないからである。従って、テスト中欠陥ワードライン
が見つかると、かかるワードラインは隣接ワードライン
(走査シーケンス中欠陥ワードラインに追従するワード
ライン)に短絡され、これらワードラインの双方が2つ
の各冗長ワードライン置換され、それ以後2つの欠陥ワ
ードラインは決して選択されない。
一般に冗長メモリ素子のワードラインおよびビットライ
ンの双方をメモリマトリックスに設け、各冗長ワードラ
インまたはビットラインを各行または列冗長レジスタに
関連させて欠陥ワードラインまたはビットラインのアド
レスを記憶し、欠陥ワードラインまたはビットラインを
アドレス指定する際は常時対応するワードラインまたは
ビットラインが選択されるようにする。ワードラインに
関するかぎり、最も頻度の多い欠陥は隣接ワードライン
間の短絡にあることは認識されている。この状況はテス
ト中に容易に検出することができる。その理由は2つの
短絡ワードラインの一方を選択しようとする際、隣接の
選択されていないワードラインの電位に短絡によりリン
クされてかかるワードラインの電位が所望値まで上昇し
得ないからである。従って、テスト中欠陥ワードライン
が見つかると、かかるワードラインは隣接ワードライン
(走査シーケンス中欠陥ワードラインに追従するワード
ライン)に短絡され、これらワードラインの双方が2つ
の各冗長ワードライン置換され、それ以後2つの欠陥ワ
ードラインは決して選択されない。
【0006】欠陥ワードラインが常時対となるため、一
対の行アドレスの各々を記憶するように行冗長レジスタ
を設計するとともにその各々を冗長ワードラインの各対
に対応させるようにすることは既知である。従って各行
冗長レジスタに2つの隣接する短絡ワードラインのアド
レスをプログラムすることができる。
対の行アドレスの各々を記憶するように行冗長レジスタ
を設計するとともにその各々を冗長ワードラインの各対
に対応させるようにすることは既知である。従って各行
冗長レジスタに2つの隣接する短絡ワードラインのアド
レスをプログラムすることができる。
【0007】各行冗長レジスタは2つの隣接欠陥ワード
ラインのアドレスをプログラムし得るプログラム可能な
不揮発性メモリセルを具える。かかるメモリセルの各々
はフューズまたは浮動ゲートMOSFETのような少な
くとも1つのプログラム可能な不揮発性メモリ素子、こ
れに記憶された情報を読出すロード回路および行アドレ
ス信号組(行アドレスバス)の各アドレスビットの論理
状態に従ってメモリ素子をプログラミングするプログラ
ムロード回路を具える必要がある。
ラインのアドレスをプログラムし得るプログラム可能な
不揮発性メモリセルを具える。かかるメモリセルの各々
はフューズまたは浮動ゲートMOSFETのような少な
くとも1つのプログラム可能な不揮発性メモリ素子、こ
れに記憶された情報を読出すロード回路および行アドレ
ス信号組(行アドレスバス)の各アドレスビットの論理
状態に従ってメモリ素子をプログラミングするプログラ
ムロード回路を具える必要がある。
【0008】メモリ装置では、メモリマトリックスのワ
ードラインと行アドレス復号化兼選択回路により発生し
た各選択信号との間の関係は一般に隣接ワードラインが
1ビット相違するだけのアドレスを有する。しかし、か
かるビットは行アドレス信号組を構成するビットの任意
のものとすることができるため、2つの隣接短絡ワード
ラインと常時置換し得るようにするために各行冗長レジ
スタは2つの完全な行アドレスを記憶する必要がある。
これは各行冗長レジスタが行アドレスビットの数の2倍
に等しい多数のメモリセルを具える必要があることを意
味する。メモリセルの各々が著しいチップ面積を占める
ため、総合チップ寸法を著しく増大するようになり、従
って総合処理収率が増大しないで減少するようになる。
これがため、一般に欠陥ワードライン対の修復率とチッ
プ寸法の増大との間に妥協が必要となってくる。実際
上、設計者は、アドレスが全行アドレス信号組の所定サ
ブ組に属する1つ(または多数)のビット相違するだけ
である隣接ワードラインに対しかかる置換を限定する場
合でも、2つの隣接短絡ワードラインを置換する可能性
を断念する。例えば行アドレス信号組がm個のアドレス
ビットを具える場合には、n個のサブ組が最上位の行ア
ドレスビットを含むものの2つのサブ組nおよびqの和
となるものと考えることができる。サブ組qの1つ(ま
たは数個)のビットが相違するアドレスを有する隣接ワ
ードラインに欠陥ワードラインを置換することを制限す
ることにより所定行冗長レジスタに隣接ワードライン対
の一方に対し全行アドレスmを、およびこの隣接ワード
ライン対の他方に対しサブ組qを記憶するだけで充分で
ある。これは、各行冗長レジスタが2m個のメモリセル
代わりに(m+q)個のメモリセルで構成する必要があ
る。上記修復率に対する衝撃は、サブ組nの1個(また
は数個)のビットが相違するアドレスを有する2つの隣
接ワードライン間の短絡欠陥を有する確率が1/2q と
なることを考慮して認識することができる。
ードラインと行アドレス復号化兼選択回路により発生し
た各選択信号との間の関係は一般に隣接ワードラインが
1ビット相違するだけのアドレスを有する。しかし、か
かるビットは行アドレス信号組を構成するビットの任意
のものとすることができるため、2つの隣接短絡ワード
ラインと常時置換し得るようにするために各行冗長レジ
スタは2つの完全な行アドレスを記憶する必要がある。
これは各行冗長レジスタが行アドレスビットの数の2倍
に等しい多数のメモリセルを具える必要があることを意
味する。メモリセルの各々が著しいチップ面積を占める
ため、総合チップ寸法を著しく増大するようになり、従
って総合処理収率が増大しないで減少するようになる。
これがため、一般に欠陥ワードライン対の修復率とチッ
プ寸法の増大との間に妥協が必要となってくる。実際
上、設計者は、アドレスが全行アドレス信号組の所定サ
ブ組に属する1つ(または多数)のビット相違するだけ
である隣接ワードラインに対しかかる置換を限定する場
合でも、2つの隣接短絡ワードラインを置換する可能性
を断念する。例えば行アドレス信号組がm個のアドレス
ビットを具える場合には、n個のサブ組が最上位の行ア
ドレスビットを含むものの2つのサブ組nおよびqの和
となるものと考えることができる。サブ組qの1つ(ま
たは数個)のビットが相違するアドレスを有する隣接ワ
ードラインに欠陥ワードラインを置換することを制限す
ることにより所定行冗長レジスタに隣接ワードライン対
の一方に対し全行アドレスmを、およびこの隣接ワード
ライン対の他方に対しサブ組qを記憶するだけで充分で
ある。これは、各行冗長レジスタが2m個のメモリセル
代わりに(m+q)個のメモリセルで構成する必要があ
る。上記修復率に対する衝撃は、サブ組nの1個(また
は数個)のビットが相違するアドレスを有する2つの隣
接ワードライン間の短絡欠陥を有する確率が1/2q と
なることを考慮して認識することができる。
【0009】ヨーロッパ特許出願第93830474号
には(行冗長レジスタのような)不揮発性メモリレジス
タにメモリセルをプログラミングするプログラムロード
回路が記載されており、これによりメモリセルのメモリ
素子にプログラムすべきデータをメモリ装置にすでに存
在するアドレス信号ラインの1つによって直接供給し、
且つ追加の信号を発生する必要なく復号化回路に供給し
得るようにする。
には(行冗長レジスタのような)不揮発性メモリレジス
タにメモリセルをプログラミングするプログラムロード
回路が記載されており、これによりメモリセルのメモリ
素子にプログラムすべきデータをメモリ装置にすでに存
在するアドレス信号ラインの1つによって直接供給し、
且つ追加の信号を発生する必要なく復号化回路に供給し
得るようにする。
【0010】本発明は上述した従来の状態に鑑みなされ
たもので、その主目的はオン−チップ専用信号を発生す
る必要なく、従ってメモリ装置のチップ寸法を最小とす
るように、種々の異なる目的のメモリ装置に既に存在す
る信号ラインをできるだけ用いるようにした行冗長集積
回路に冗長レジスタをプログラミングする方法を提供せ
んとするにある。
たもので、その主目的はオン−チップ専用信号を発生す
る必要なく、従ってメモリ装置のチップ寸法を最小とす
るように、種々の異なる目的のメモリ装置に既に存在す
る信号ラインをできるだけ用いるようにした行冗長集積
回路に冗長レジスタをプログラミングする方法を提供せ
んとするにある。
【0011】本発明の他の目的は上述した方法を実施す
る行冗長集積回路を提供せんとするにある。
る行冗長集積回路を提供せんとするにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明方法はメモリ素子
のマトリックスの行および列の交点に位置するメモリ素
子を有する半導体メモリ装置の行冗長集積回路に冗長レ
ジスタをプログラムするに当たり、前記行冗長集積回路
は各々が冗長メモリ素子の冗長行の各対に関連するとと
もにメモリセル組の2つのサブ組に隣接欠陥行の各対の
アドレスの対を記憶するようにプログラムし得る複数の
不揮発性メモリレジスタを具えるものにおいて、各不揮
発性メモリレジスタには行アドレス信号を供給するとと
もに一組の列アドレス信号に属する各選択信号を供給
し、且つ (a)前記行アドレス信号に隣接欠陥行の対の第1欠陥
行のアドレスを供給し; (b)プログラムすべき不揮発性メモリレジスタを選択
する前記選択信号の1つを作動可能状態にし; (c)前記列アドレス信号の組の他の信号に第1論理レ
ベルの信号を供給して、選択された不揮発性メモリレジ
スタにメモリセルの2つのサブ組のうちの第1サブ組
(1,2)をプログラムし; (d)メモリセルの第1サブ組への隣接欠陥行の対の第
1欠陥行のアドレスのプログラミングを可能とし; (e)前記行アドレス信号の少なくともサブ組に隣接欠
陥行の対の第2欠陥行のアドレスを供給し; (f)一組の列アドレス信号の他の信号に第2の逆の論
理レベル信号を供給して、選択された不揮発性メモリレ
ジスタにメモリセルの2つのサブ組のうちの第2サブ組
のメモリセルの1群をプログラムし; (g)メモリセルの第2サブ組への隣接欠陥行の対の第
2欠陥行のアドレスのプログラミングを可能とするよう
にしたことを特徴とする。
のマトリックスの行および列の交点に位置するメモリ素
子を有する半導体メモリ装置の行冗長集積回路に冗長レ
ジスタをプログラムするに当たり、前記行冗長集積回路
は各々が冗長メモリ素子の冗長行の各対に関連するとと
もにメモリセル組の2つのサブ組に隣接欠陥行の各対の
アドレスの対を記憶するようにプログラムし得る複数の
不揮発性メモリレジスタを具えるものにおいて、各不揮
発性メモリレジスタには行アドレス信号を供給するとと
もに一組の列アドレス信号に属する各選択信号を供給
し、且つ (a)前記行アドレス信号に隣接欠陥行の対の第1欠陥
行のアドレスを供給し; (b)プログラムすべき不揮発性メモリレジスタを選択
する前記選択信号の1つを作動可能状態にし; (c)前記列アドレス信号の組の他の信号に第1論理レ
ベルの信号を供給して、選択された不揮発性メモリレジ
スタにメモリセルの2つのサブ組のうちの第1サブ組
(1,2)をプログラムし; (d)メモリセルの第1サブ組への隣接欠陥行の対の第
1欠陥行のアドレスのプログラミングを可能とし; (e)前記行アドレス信号の少なくともサブ組に隣接欠
陥行の対の第2欠陥行のアドレスを供給し; (f)一組の列アドレス信号の他の信号に第2の逆の論
理レベル信号を供給して、選択された不揮発性メモリレ
ジスタにメモリセルの2つのサブ組のうちの第2サブ組
のメモリセルの1群をプログラムし; (g)メモリセルの第2サブ組への隣接欠陥行の対の第
2欠陥行のアドレスのプログラミングを可能とするよう
にしたことを特徴とする。
【0013】また、本発明はメモリ素子のマトリックス
の行および列の交点に位置するメモリ素子を有する半導
体メモリ装置の行冗長集積回路であって、この行冗長集
積回路は各々が冗長メモリ素子の冗長行の各対に関連す
るとともにメモリセル組の2つのサブ組に隣接欠陥行の
各対のアドレスの対を記憶するようにプログラムし得る
複数の不揮発性メモリレジスタを具えるものにおいて、
不揮発性メモリレジスタの1つをプログラムする際に欠
陥行のアドレスを桁上げする行アドレス信号を各不揮発
性メモリレジスタに供給する第1手段と、プログラミン
グ用の各関連の不揮発性メモリレジスタを選択するよう
に作動可能状態にする各列アドレス信号の1つを各不揮
発性メモリレジスタに供給する第2手段と、他の列アド
レス信号の論理状態に従って、行アドレス信号により桁
上げされるデータをプログラムする選択された不揮発性
メモリレジスタのメモリセルのサブ組を選択する不揮発
性メモリレジスタに供給される2つの制御信号一方また
は他方を作動可能状態にする他の列アドレス信号を供給
する回路手段とを具えることを特徴とする。
の行および列の交点に位置するメモリ素子を有する半導
体メモリ装置の行冗長集積回路であって、この行冗長集
積回路は各々が冗長メモリ素子の冗長行の各対に関連す
るとともにメモリセル組の2つのサブ組に隣接欠陥行の
各対のアドレスの対を記憶するようにプログラムし得る
複数の不揮発性メモリレジスタを具えるものにおいて、
不揮発性メモリレジスタの1つをプログラムする際に欠
陥行のアドレスを桁上げする行アドレス信号を各不揮発
性メモリレジスタに供給する第1手段と、プログラミン
グ用の各関連の不揮発性メモリレジスタを選択するよう
に作動可能状態にする各列アドレス信号の1つを各不揮
発性メモリレジスタに供給する第2手段と、他の列アド
レス信号の論理状態に従って、行アドレス信号により桁
上げされるデータをプログラムする選択された不揮発性
メモリレジスタのメモリセルのサブ組を選択する不揮発
性メモリレジスタに供給される2つの制御信号一方また
は他方を作動可能状態にする他の列アドレス信号を供給
する回路手段とを具えることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、行冗長レジスタのプログラミ
ングは既に存在する信号、即ち、メモリ装置の読出し時
にメモリ素子をアドレス指定するために通常用いられる
アドレス信号を用いて実施することができる。
ングは既に存在する信号、即ち、メモリ装置の読出し時
にメモリ素子をアドレス指定するために通常用いられる
アドレス信号を用いて実施することができる。
【0015】
【実施例】図面につき本発明の実施例を説明する。前述
したように、半導体メモリ装置は行(ワードライン)W
L1−WLnおよび列(ビットライン)BL1−BLm
の交点に位置するメモリ素子M(図6および7)のマト
リックスと、冗長メモリ素子RMの冗長行RWL0−R
WL7を具える。
したように、半導体メモリ装置は行(ワードライン)W
L1−WLnおよび列(ビットライン)BL1−BLm
の交点に位置するメモリ素子M(図6および7)のマト
リックスと、冗長メモリ素子RMの冗長行RWL0−R
WL7を具える。
【0016】図1に示すように、本発明行冗長集積回路
は各々が冗長ワードラインRWL0,RWL1−RWL
6,RWL7の各対に関連する複数の冗長レジスタRR
1−RR4(図示の例では4つ)を具える(図7)。こ
れに次ぐメモリ装置は最初図7にHM1またはHM2に
より示されるブロックの1つのみを具える型のメモリマ
トリックスアーキテクチュアを有するものとする。従っ
て、一点鎖線で示す信号HMSSは考慮しない。明細書
の最後の部分では、図7のブロックHM1およびHM2
の双方を具える型のメモリマトリックスアーキテクチュ
アを考慮する。
は各々が冗長ワードラインRWL0,RWL1−RWL
6,RWL7の各対に関連する複数の冗長レジスタRR
1−RR4(図示の例では4つ)を具える(図7)。こ
れに次ぐメモリ装置は最初図7にHM1またはHM2に
より示されるブロックの1つのみを具える型のメモリマ
トリックスアーキテクチュアを有するものとする。従っ
て、一点鎖線で示す信号HMSSは考慮しない。明細書
の最後の部分では、図7のブロックHM1およびHM2
の双方を具える型のメモリマトリックスアーキテクチュ
アを考慮する。
【0017】さらに図2に示すように、各冗長レジスタ
RR1−RR4はプログラム可能な不揮発性メモリセル
MC4−MC9(図示の例では6個)の第1群1と、プ
ログラム可能な不揮発性メモリセルMC0−MC3(図
示の例では4個)の2つの第2群2,2′とを具える。
RR1−RR4はプログラム可能な不揮発性メモリセル
MC4−MC9(図示の例では6個)の第1群1と、プ
ログラム可能な不揮発性メモリセルMC0−MC3(図
示の例では4個)の2つの第2群2,2′とを具える。
【0018】各冗長レジスタRR1−RR4の第1群1
のメモリセルMC4−MC9には最上位の行アドレスビ
ットに対応する信号を含むバスRABUS′から取出さ
れた各行アドレス信号R4−R9をそれぞれ供給する。
バスRABUS′の信号を互いに群別された一組の行ア
ドレス信号の第1サブ組として群別アドレスバスを形成
し、この群別アドレスバスRABUSは既知のように行
アドレス入力バッファ回路RABUFによって発生させ
るとともに既知のようにメモリマトリックス(図1およ
び7)のワードラインWL1−WLnを選択する行復号
化回路RADECに供給する。各メモリセルMC4−M
C9はメモリセルの状態を表わす出力信号MCS4−M
CS9を有し、この出力信号を各行アドレス信号R4−
R9とともに各比較器3に供給し、その出力信号CMP
4−CMP9をメモリセルの状態が各行アドレス信号の
現在の状態と一致する際にのみ作動し得るようにする。
比較器3がデジタル信号を処理するため、これは論理ゲ
ートにより簡単に表わすことができる。信号CMP4−
CMP9の全部は第1レベルの冗長ワードライン選択回
路4に供給し、この冗長ワードライン選択回路は信号C
MP4−CMP9の全部が能動状態となる際(即ち、最
上位の行アドレス信号R4−R9の現在の状態が第1群
1のメモリセルMC4−MC9に記憶された論理状態と
一致する際)に各第1レベル冗長ワードライン選択信号
FLRSを能動状態とする。信号CMP4−CMP9お
よび信号FLRSの能動状態に対応する論理レベルに依
存して、冗長ワードライン選択回路4は、ANDゲート
(能動時、CMP4−CMP9=“1”およびFLRS
=“1”)ORゲート(能動時、CMP4−CMP9=
“0”およびFLRS=“0”)NANDゲート(能動
時、CMP4−CMP9=“1”およびFLRS=
“0”)またはNORゲート(能動時、CMP4−CM
P9=“0”およびFLRS=“1”)によってそれぞ
れ表わすことができる。さらに、当業者に既知のよう
に、冗長ワードライン選択回路4は単一の6−入力論理
ゲートの代わりに数−入力論理ゲートのツリーによって
表わしてスイッチング速度を増大させることができる。
のメモリセルMC4−MC9には最上位の行アドレスビ
ットに対応する信号を含むバスRABUS′から取出さ
れた各行アドレス信号R4−R9をそれぞれ供給する。
バスRABUS′の信号を互いに群別された一組の行ア
ドレス信号の第1サブ組として群別アドレスバスを形成
し、この群別アドレスバスRABUSは既知のように行
アドレス入力バッファ回路RABUFによって発生させ
るとともに既知のようにメモリマトリックス(図1およ
び7)のワードラインWL1−WLnを選択する行復号
化回路RADECに供給する。各メモリセルMC4−M
C9はメモリセルの状態を表わす出力信号MCS4−M
CS9を有し、この出力信号を各行アドレス信号R4−
R9とともに各比較器3に供給し、その出力信号CMP
4−CMP9をメモリセルの状態が各行アドレス信号の
現在の状態と一致する際にのみ作動し得るようにする。
比較器3がデジタル信号を処理するため、これは論理ゲ
ートにより簡単に表わすことができる。信号CMP4−
CMP9の全部は第1レベルの冗長ワードライン選択回
路4に供給し、この冗長ワードライン選択回路は信号C
MP4−CMP9の全部が能動状態となる際(即ち、最
上位の行アドレス信号R4−R9の現在の状態が第1群
1のメモリセルMC4−MC9に記憶された論理状態と
一致する際)に各第1レベル冗長ワードライン選択信号
FLRSを能動状態とする。信号CMP4−CMP9お
よび信号FLRSの能動状態に対応する論理レベルに依
存して、冗長ワードライン選択回路4は、ANDゲート
(能動時、CMP4−CMP9=“1”およびFLRS
=“1”)ORゲート(能動時、CMP4−CMP9=
“0”およびFLRS=“0”)NANDゲート(能動
時、CMP4−CMP9=“1”およびFLRS=
“0”)またはNORゲート(能動時、CMP4−CM
P9=“0”およびFLRS=“1”)によってそれぞ
れ表わすことができる。さらに、当業者に既知のよう
に、冗長ワードライン選択回路4は単一の6−入力論理
ゲートの代わりに数−入力論理ゲートのツリーによって
表わしてスイッチング速度を増大させることができる。
【0019】2つの第2群2および2′の各メモリセル
MC0−MC3にはバスRABUS″から取出した各行
アドレス信号R0−R3を供給する。バスRABUS″
の信号はバスRABUSの行アドレス信号の組の第2サ
ブ組とするとともに最下位行アドレスビットに対応する
信号を表わす。第1群1のメモリセルMC4−MC9に
対しても同様に、第2群2および2′の各メモリセルM
C0−MC3はメモリセルの状態を表わす出力信号MC
S0−MCS3を有し、この出力信号を各行アドレス信
号R0−R3とともに各比較器3に供給してその出力信
号CMP0−CMP3をメモリセルの状態が各行アドレ
ス信号の現在の状態と一致する際にのみ能動状態とす
る。信号CMP0−CMP3の2群の各々は各第2レベ
ル冗長ワードライン選択回路5および5′に供給してこ
れらワードライン選択回路により各群の信号CMP0−
CMP3全体が作動可能状態となる際(即ち、最下位行
アドレス信号R0−R3の現在の状態が各第2群2およ
び2′のメモリセルMC0−MC3に記憶された論理状
態と一致する際)各第2レベル冗長ワードライン選択信
号SLRS−SLRS′を作動可能状態にする。実際の
実現考察は2つの第2レベル冗長ワードライン選択回路
5および5′に対して保持された回路4の実現考察と同
様である。第2レベル冗長ワードライン選択信号SLR
S−SLRS′の各々は第1レベル選択信号FLRSと
ともに各冗長ワードライン選択回路6および6′に供給
し、その出力信号RSODDおよびRSEVENを第1
レベル選択信号FLRSおよび各第2レベル冗長ワード
ライン選択信号SLRS−SLRS′が作動可能状態と
なる際に作動可能状態とする。これら信号RSEVEN
およびRSODDを各スイッチS1−S4およびS1′
−S4′を経て冗長ワードライン選択用の各冗長ワード
ライン選択信号RWL0S,RWL2S,RWL4S,
RWL6SおよびRWL1S,RWL3S,RWL5
S,RWL7Sに加算する(前記スイッチS1−S4お
よびS1′−S4′はあるテスト状態のもとでメモリ装
置の内部制御回路によって例えば作動可能状態となる制
御信号CNTにより制御し;信号CNTによってこれら
スイッチを作動可能状態にして冗長ワードライン選択信
号RWL0S−RWL7Sを例えばメモリ装置のデータ
入/出力パッドに直接接続された単一信号ラインEXT
に接続して全部の冗長ワードラインを同時に作動可能状
態にする)。冗長レジスタRR1−RR4の1つで信号
RSEVENを作動可能冗長にすることにより関連する
対RWLO,RWL1−RWL6,RWL7の偶数冗長
ワードラインRWL0,RWL2,RWL4,RWL6
を選択し、信号RSODDを作動可能冗長にすることに
より奇数冗長ワードラインRWL1,RWL3,RWL
5,RWL7を選択する。さらに、信号RSEVENま
たはRSODDを作動可能状態にすることにより各冗長
レジスタのメモリセルの第1群および第2群2または
2′のもとでメモリセルにアドレスが記憶されている欠
陥ワードラインが選択されるのを防止する。
MC0−MC3にはバスRABUS″から取出した各行
アドレス信号R0−R3を供給する。バスRABUS″
の信号はバスRABUSの行アドレス信号の組の第2サ
ブ組とするとともに最下位行アドレスビットに対応する
信号を表わす。第1群1のメモリセルMC4−MC9に
対しても同様に、第2群2および2′の各メモリセルM
C0−MC3はメモリセルの状態を表わす出力信号MC
S0−MCS3を有し、この出力信号を各行アドレス信
号R0−R3とともに各比較器3に供給してその出力信
号CMP0−CMP3をメモリセルの状態が各行アドレ
ス信号の現在の状態と一致する際にのみ能動状態とす
る。信号CMP0−CMP3の2群の各々は各第2レベ
ル冗長ワードライン選択回路5および5′に供給してこ
れらワードライン選択回路により各群の信号CMP0−
CMP3全体が作動可能状態となる際(即ち、最下位行
アドレス信号R0−R3の現在の状態が各第2群2およ
び2′のメモリセルMC0−MC3に記憶された論理状
態と一致する際)各第2レベル冗長ワードライン選択信
号SLRS−SLRS′を作動可能状態にする。実際の
実現考察は2つの第2レベル冗長ワードライン選択回路
5および5′に対して保持された回路4の実現考察と同
様である。第2レベル冗長ワードライン選択信号SLR
S−SLRS′の各々は第1レベル選択信号FLRSと
ともに各冗長ワードライン選択回路6および6′に供給
し、その出力信号RSODDおよびRSEVENを第1
レベル選択信号FLRSおよび各第2レベル冗長ワード
ライン選択信号SLRS−SLRS′が作動可能状態と
なる際に作動可能状態とする。これら信号RSEVEN
およびRSODDを各スイッチS1−S4およびS1′
−S4′を経て冗長ワードライン選択用の各冗長ワード
ライン選択信号RWL0S,RWL2S,RWL4S,
RWL6SおよびRWL1S,RWL3S,RWL5
S,RWL7Sに加算する(前記スイッチS1−S4お
よびS1′−S4′はあるテスト状態のもとでメモリ装
置の内部制御回路によって例えば作動可能状態となる制
御信号CNTにより制御し;信号CNTによってこれら
スイッチを作動可能状態にして冗長ワードライン選択信
号RWL0S−RWL7Sを例えばメモリ装置のデータ
入/出力パッドに直接接続された単一信号ラインEXT
に接続して全部の冗長ワードラインを同時に作動可能状
態にする)。冗長レジスタRR1−RR4の1つで信号
RSEVENを作動可能冗長にすることにより関連する
対RWLO,RWL1−RWL6,RWL7の偶数冗長
ワードラインRWL0,RWL2,RWL4,RWL6
を選択し、信号RSODDを作動可能冗長にすることに
より奇数冗長ワードラインRWL1,RWL3,RWL
5,RWL7を選択する。さらに、信号RSEVENま
たはRSODDを作動可能状態にすることにより各冗長
レジスタのメモリセルの第1群および第2群2または
2′のもとでメモリセルにアドレスが記憶されている欠
陥ワードラインが選択されるのを防止する。
【0020】ヨーロッパ特許出願第93830491.
2号明細書に記載されているように、不明瞭なワードラ
インが選択されるのを防止する必要がある。その理由
は、実際上、冗長ワードラインの不使用対に関連するプ
ログラムされていない冗長レジスタが行アドレス信号R
0−R9に対する全部の可能な状態の組に属する特定の
論理状態を記憶している場合でも、特定の論理状態と一
致するメモリ装置に行アドレスを供給する際にプログラ
ムされていない冗長レジスタ全部に関連する冗長ワード
ラインの対が同時に選択されるようになるからである。
これは明らかに許容し得ないものであり、且つ行アドレ
スを(メモリセルMC0−MC9のプログラムされてい
ない、即ち、無垢の状態に対応するため、既知である)
前記特定の論理状態と一致するメモリ装置に供給する場
合には必ず冗長ワードラインの選択を禁止する必要があ
る。この目的のため、組合せ論理回路7(図1)に行ア
ドレスバスRABUS設けて行アドレス信号R0−R9
の現在の状態が前記特定の論理状態と一致する場合を認
識し、これが生じる際、組合せ論理回路7が禁止信号D
ISを発生し、この信号を全冗長レジスタRR1−RR
4(図2)の第1レベルの冗長ワードライン選択回路4
に供給する。これによりプログラムされておらず従って
メモリセルMC0−MC9に前記特定の論理状態を記憶
する1つ以上の冗長レジスタRR1−RR4が存在する
場合でも第1レベルの冗長ワードライン選択信号FLR
Sが作動可能状態となるのを防止する。前記組合せ論理
回路7は行アドレス復号化回路RADECの1素子とす
ることができる。
2号明細書に記載されているように、不明瞭なワードラ
インが選択されるのを防止する必要がある。その理由
は、実際上、冗長ワードラインの不使用対に関連するプ
ログラムされていない冗長レジスタが行アドレス信号R
0−R9に対する全部の可能な状態の組に属する特定の
論理状態を記憶している場合でも、特定の論理状態と一
致するメモリ装置に行アドレスを供給する際にプログラ
ムされていない冗長レジスタ全部に関連する冗長ワード
ラインの対が同時に選択されるようになるからである。
これは明らかに許容し得ないものであり、且つ行アドレ
スを(メモリセルMC0−MC9のプログラムされてい
ない、即ち、無垢の状態に対応するため、既知である)
前記特定の論理状態と一致するメモリ装置に供給する場
合には必ず冗長ワードラインの選択を禁止する必要があ
る。この目的のため、組合せ論理回路7(図1)に行ア
ドレスバスRABUS設けて行アドレス信号R0−R9
の現在の状態が前記特定の論理状態と一致する場合を認
識し、これが生じる際、組合せ論理回路7が禁止信号D
ISを発生し、この信号を全冗長レジスタRR1−RR
4(図2)の第1レベルの冗長ワードライン選択回路4
に供給する。これによりプログラムされておらず従って
メモリセルMC0−MC9に前記特定の論理状態を記憶
する1つ以上の冗長レジスタRR1−RR4が存在する
場合でも第1レベルの冗長ワードライン選択信号FLR
Sが作動可能状態となるのを防止する。前記組合せ論理
回路7は行アドレス復号化回路RADECの1素子とす
ることができる。
【0021】ヨーロッパ特許出願第93830474.
8号明細書および図5に記載されているように、各プロ
グラム可能な不揮発性メモリセルMC0−MC9はプロ
グラム可能な不揮発性メモリ素子、例えば浮遊ゲートM
OSFETM1を具え、そのソースを接地電位点GND
に接続し、制御ゲートを給電点VGに接続し、この供給
電圧VGはメモリ装置に対し内部的に設けられた制御回
路(図示せず)によって読出し電圧値(代表的には5
V)からプログラム高電圧値(ほぼ12V)まで切換え
ることができる。浮遊ゲートMOSFETM1のドレイ
ンは読出しロード回路LCに接続し、その出力を信号M
C0−MC9により表わす。また、浮遊ゲートMOSF
ETM1のドレインをプログラムロード回路MOSFE
TM2にも接続し、そのドレインをプログラムデータラ
インPDLに接続する。各冗長レジスタRR1−RR4
においては、第1群1のメモリセルMC4−MC9のプ
ログラムデータラインPDLは最上位行アドレス信号R
4−R9の各々にそれぞれ接続するが、2つの第2群2
および2′のメモリセルMC0−MC3のプログラムデ
ータラインPDLは最下位行アドレス信号R0−R3の
各々にそれぞれ接続する。各冗長レジスタRR1−RR
4では、第1群1のメモリセルMC4−MC9および第
2群2のメモリセルMC0−MC3のMOSFET M
2のゲートを第1の接地/高電圧スイッチ8(図2)の
出力信号PEVENに接続するが、第2群2′のメモリ
セルMC0−MC3のMOSFET M2のゲートは第
2の接地/高電圧スイッチ8′の出力信号PODDに接
続する。第1の制御信号EVENは全部のスイッチ8に
共通に供給するが、第2の制御信号ODDは全部のスイ
ッチ8′に共通に供給する。さらに、各冗長レジスタR
R1−RR4のスイッチ8および8′には、列アドレス
バスCABUSでともに群別された一組の列アドレス信
号のサブ組を含むバスCABUS′から取出した各列ア
ドレス信号C0−C3を共通に供給する。この列アドレ
スバスCABUSは列アドレス入力バッファ回路CAB
UFによって既知のように発生するとともにメモリマト
リックス(図1および図7)のビットライン選択用の列
アドレス復号化回路CADECに既知のように供給す
る。
8号明細書および図5に記載されているように、各プロ
グラム可能な不揮発性メモリセルMC0−MC9はプロ
グラム可能な不揮発性メモリ素子、例えば浮遊ゲートM
OSFETM1を具え、そのソースを接地電位点GND
に接続し、制御ゲートを給電点VGに接続し、この供給
電圧VGはメモリ装置に対し内部的に設けられた制御回
路(図示せず)によって読出し電圧値(代表的には5
V)からプログラム高電圧値(ほぼ12V)まで切換え
ることができる。浮遊ゲートMOSFETM1のドレイ
ンは読出しロード回路LCに接続し、その出力を信号M
C0−MC9により表わす。また、浮遊ゲートMOSF
ETM1のドレインをプログラムロード回路MOSFE
TM2にも接続し、そのドレインをプログラムデータラ
インPDLに接続する。各冗長レジスタRR1−RR4
においては、第1群1のメモリセルMC4−MC9のプ
ログラムデータラインPDLは最上位行アドレス信号R
4−R9の各々にそれぞれ接続するが、2つの第2群2
および2′のメモリセルMC0−MC3のプログラムデ
ータラインPDLは最下位行アドレス信号R0−R3の
各々にそれぞれ接続する。各冗長レジスタRR1−RR
4では、第1群1のメモリセルMC4−MC9および第
2群2のメモリセルMC0−MC3のMOSFET M
2のゲートを第1の接地/高電圧スイッチ8(図2)の
出力信号PEVENに接続するが、第2群2′のメモリ
セルMC0−MC3のMOSFET M2のゲートは第
2の接地/高電圧スイッチ8′の出力信号PODDに接
続する。第1の制御信号EVENは全部のスイッチ8に
共通に供給するが、第2の制御信号ODDは全部のスイ
ッチ8′に共通に供給する。さらに、各冗長レジスタR
R1−RR4のスイッチ8および8′には、列アドレス
バスCABUSでともに群別された一組の列アドレス信
号のサブ組を含むバスCABUS′から取出した各列ア
ドレス信号C0−C3を共通に供給する。この列アドレ
スバスCABUSは列アドレス入力バッファ回路CAB
UFによって既知のように発生するとともにメモリマト
リックス(図1および図7)のビットライン選択用の列
アドレス復号化回路CADECに既知のように供給す
る。
【0022】2つの制御信号EVENおよびODDを発
生する回路は、その一例を図3に示すとともにメモリ装
置に対し内部的に設けられた制御回路により作動可能状
態となる制御信号RRPGENが供給され且つバスCA
BUS′から取出した他の列アドレス信号C4が供給さ
れる第1NORゲート9を具える。NORゲート9の出
力を制御信号EVENで表わすとともに第2NORゲー
ト10に供給する。また、第2NORゲート10には信
号RRPGENをも供給し、その出力を制御信号ODD
で示す。本例では2つの制御信号EVENおよびODD
の作動可能状態は“1”論理状態に相当し、信号RRP
GENはこれを“0”論理状態に駆動してを作動可能状
態にする。即ち、列アドレス信号C4を用いて信号RR
PGENが作動可能状態となる際に信号EVENまたは
信号ODDの何れかを選択的に作動可能状態にする(C
4=“0”によって信号EVENを作動可能状態とし、
C4=“1”によって信号ODDを作動可能状態にす
る)。信号RRPGENの作動可能状態に相当する論理
レベルに依存して、他の例も可能であること明らかであ
る。この際の本質的な要求は信号RRPGENが作動可
能状態でない場合に制御信号EVENおよびODDの双
方も列アドレス信号C4の論理状態とは無関係に作動可
能状態とならないが、信号RRPGENが作動可能状態
の際に制御信号EVENまたはODDの何れかが列アド
レス信号C4の論理状態に依存して作動可能状態となる
ことである。
生する回路は、その一例を図3に示すとともにメモリ装
置に対し内部的に設けられた制御回路により作動可能状
態となる制御信号RRPGENが供給され且つバスCA
BUS′から取出した他の列アドレス信号C4が供給さ
れる第1NORゲート9を具える。NORゲート9の出
力を制御信号EVENで表わすとともに第2NORゲー
ト10に供給する。また、第2NORゲート10には信
号RRPGENをも供給し、その出力を制御信号ODD
で示す。本例では2つの制御信号EVENおよびODD
の作動可能状態は“1”論理状態に相当し、信号RRP
GENはこれを“0”論理状態に駆動してを作動可能状
態にする。即ち、列アドレス信号C4を用いて信号RR
PGENが作動可能状態となる際に信号EVENまたは
信号ODDの何れかを選択的に作動可能状態にする(C
4=“0”によって信号EVENを作動可能状態とし、
C4=“1”によって信号ODDを作動可能状態にす
る)。信号RRPGENの作動可能状態に相当する論理
レベルに依存して、他の例も可能であること明らかであ
る。この際の本質的な要求は信号RRPGENが作動可
能状態でない場合に制御信号EVENおよびODDの双
方も列アドレス信号C4の論理状態とは無関係に作動可
能状態とならないが、信号RRPGENが作動可能状態
の際に制御信号EVENまたはODDの何れかが列アド
レス信号C4の論理状態に依存して作動可能状態となる
ことである。
【0023】メモリ装置のテスト中、メモリマトリック
スの他のワードラインWL1−WLn(図7)を例えば
ワードラインWL1から出発して逐次アドレス指定す
る。ワードラインWLi(図6)が欠陥状態にあるもの
とする。前述したように、欠陥Dが存在してワードライ
ンWLiがテスト走査シーケンスで後続する隣接ワード
ラインWLi+1によりワードラインWLiが短絡する
ものとする。これは、ワードラインWLiだけでなくワ
ードラインWLi+1も欠陥となり、ワードライン対W
Li,WLi+1を一対の冗長ワードライン、例えばワ
ードライン対RWL2,RWL3により置換する必要が
あることを意味する。この目的のため、ワードラインW
LiおよびWLi+1のアドレスをワードライン対RW
L2およびRWL3に関連する冗長レジスタRR2内に
書込む必要がある。本発明方法によれば、メモリ装置に
欠陥ワードラインWLiの行アドレスに相当する行アド
レスを供給して行アドレスバスRABUSにより冗長レ
ジスタRR2にプログラムすべき2つのアドレスのうち
の一方を搬送する。メモリ装置には列アドレスをさらに
供給して列アドレス信号C0およびC2−C4が論理状
態“0”となり、列アドレス信号C1が論理状態“1”
となって全ての冗長レジスタRR1−RR4のうちの冗
長レジスタRR2を選択的にプログラムし得るようにす
る。内部制御回路によって信号RRPGENを“0”論
理状態に駆動する場合には、C4=“0”のため、信号
EVENが作動可能状態となり(即ち、論理状態“1”
に駆動され)、信号ODDが論理状態“0”に保持され
る。冗長レジスタRR2ではスイッチ8が入力EVEN
および“1”論理状態の列アドレス信号C1を有するた
め、その出力PEVENはプログラム高電圧値に駆動さ
れるが、ただ1つの“1”論理状態の入力(C1)およ
び“0”論理状態の他の入力(ODD)を有するスイッ
チ8′によりその出力PODDを接地電圧レベルに保持
する。信号PEVENによって冗長レジスタRR2の第
1群1のメモリセルMC4−MC9および第2群2のメ
モリセルMC0−MC3のMOSFET M2をターン
オンする。信号RRPGENが作動可能冗長となると同
時に内部制御回路によって全メモリセルの浮遊ゲートM
OSFET M1のゲート電圧VGをプログラム高電圧
値に切換える。従ってMOSFET M2がオン状態に
あるメモリセルでは、浮遊ゲートトランジスタM1はそ
のゲートに供給されるプログラム高電圧値および各プロ
グラムデータラインPDLの論理状態に依存するドレイ
ン電圧を有する。プログラムデータラインPDLが論理
“1”状態にある場合には浮遊ゲートMOSFET M
1の浮遊ゲートに電子を注入して閾値をシフトせしめ、
プログラムデータラインPDLが論理“0”状態にある
場合には電子の注入を行われず、閾値がシフトせず浮遊
ゲートMOSFET M1に影響を与えない。ロード回
路LCはかかる閾値のシフトを検出するように構成す
る。浮遊ゲートMOSFET M2がオフ状態にあるメ
モリセルの全部においては、浮遊ゲートMOSFET
M1のドレインが浮遊状態を保持し、電子注入が行わな
い。従って浮遊ゲートMOSFET M1はそのプログ
ラム状態を変化しない。
スの他のワードラインWL1−WLn(図7)を例えば
ワードラインWL1から出発して逐次アドレス指定す
る。ワードラインWLi(図6)が欠陥状態にあるもの
とする。前述したように、欠陥Dが存在してワードライ
ンWLiがテスト走査シーケンスで後続する隣接ワード
ラインWLi+1によりワードラインWLiが短絡する
ものとする。これは、ワードラインWLiだけでなくワ
ードラインWLi+1も欠陥となり、ワードライン対W
Li,WLi+1を一対の冗長ワードライン、例えばワ
ードライン対RWL2,RWL3により置換する必要が
あることを意味する。この目的のため、ワードラインW
LiおよびWLi+1のアドレスをワードライン対RW
L2およびRWL3に関連する冗長レジスタRR2内に
書込む必要がある。本発明方法によれば、メモリ装置に
欠陥ワードラインWLiの行アドレスに相当する行アド
レスを供給して行アドレスバスRABUSにより冗長レ
ジスタRR2にプログラムすべき2つのアドレスのうち
の一方を搬送する。メモリ装置には列アドレスをさらに
供給して列アドレス信号C0およびC2−C4が論理状
態“0”となり、列アドレス信号C1が論理状態“1”
となって全ての冗長レジスタRR1−RR4のうちの冗
長レジスタRR2を選択的にプログラムし得るようにす
る。内部制御回路によって信号RRPGENを“0”論
理状態に駆動する場合には、C4=“0”のため、信号
EVENが作動可能状態となり(即ち、論理状態“1”
に駆動され)、信号ODDが論理状態“0”に保持され
る。冗長レジスタRR2ではスイッチ8が入力EVEN
および“1”論理状態の列アドレス信号C1を有するた
め、その出力PEVENはプログラム高電圧値に駆動さ
れるが、ただ1つの“1”論理状態の入力(C1)およ
び“0”論理状態の他の入力(ODD)を有するスイッ
チ8′によりその出力PODDを接地電圧レベルに保持
する。信号PEVENによって冗長レジスタRR2の第
1群1のメモリセルMC4−MC9および第2群2のメ
モリセルMC0−MC3のMOSFET M2をターン
オンする。信号RRPGENが作動可能冗長となると同
時に内部制御回路によって全メモリセルの浮遊ゲートM
OSFET M1のゲート電圧VGをプログラム高電圧
値に切換える。従ってMOSFET M2がオン状態に
あるメモリセルでは、浮遊ゲートトランジスタM1はそ
のゲートに供給されるプログラム高電圧値および各プロ
グラムデータラインPDLの論理状態に依存するドレイ
ン電圧を有する。プログラムデータラインPDLが論理
“1”状態にある場合には浮遊ゲートMOSFET M
1の浮遊ゲートに電子を注入して閾値をシフトせしめ、
プログラムデータラインPDLが論理“0”状態にある
場合には電子の注入を行われず、閾値がシフトせず浮遊
ゲートMOSFET M1に影響を与えない。ロード回
路LCはかかる閾値のシフトを検出するように構成す
る。浮遊ゲートMOSFET M2がオフ状態にあるメ
モリセルの全部においては、浮遊ゲートMOSFET
M1のドレインが浮遊状態を保持し、電子注入が行わな
い。従って浮遊ゲートMOSFET M1はそのプログ
ラム状態を変化しない。
【0024】これがため、欠陥ワードラインWLiのア
ドレスの最上位行アドレス信号R4−R9は冗長レジス
タRR2の第1群1のメモリセルMC4−MC9にプロ
グラムされ、且つ最下位行アドレス信号R0−R3が冗
長レジスタRR2の第2群2のメモリセルMC0−MC
3にプログラムされるようになる。これは、欠陥ワード
ラインWLiが冗長ワードラインRWL2によって冗長
されることを意味する。
ドレスの最上位行アドレス信号R4−R9は冗長レジス
タRR2の第1群1のメモリセルMC4−MC9にプロ
グラムされ、且つ最下位行アドレス信号R0−R3が冗
長レジスタRR2の第2群2のメモリセルMC0−MC
3にプログラムされるようになる。これは、欠陥ワード
ラインWLiが冗長ワードラインRWL2によって冗長
されることを意味する。
【0025】このステップの後、信号RRPGENを作
動不可能状態にするとともにメモリ装置に供給された行
アドレスを欠陥ワードラインWLi+1のアドレスに変
化する。欠陥ワードラインWLi+1が欠陥ワードライ
ンWLiに隣接しているため、そのアドレスは最上位ビ
ットにおいてのみ欠陥ワードラインWLiのアドレスと
は相違する。この理由のため、欠陥ワードラインWLi
+1を冗長ワードラインRWL3に置換するために、冗
長レジスタRR2に記憶された欠陥ワードラインWLi
+1の完全なアドレスを有する必要はなく、掛かるアド
レスの最下位ビットのみを記憶するだけで充分である。
この目的のため、メモリ装置には1つの行アドレスを供
給して行アドレス信号R0−R3が欠陥ワードラインW
Li+1のアドレスの最下位ビット部分を搬送し得るよ
うにする。さらにメモリ装置には供給された列アドレス
を変化させて列アドレス信号C4が論理“1”状態とな
るようにする(列アドレス信号C0,C2およびC3は
いまだ論理“0”状態にある)。信号RRPGENが再
び作動可能状態になると、制御信号ODDが論理“1”
状態に駆動され、信号EVENが論理“0”状態に保持
されるようになる。斯様にして、スイッチ8′によって
その出力PODDをプログラム高電圧状態にし、従って
行アドレス信号R0−R3の論理値が冗長レジスタRR
2の第2群2′のメモリセルMC0−MC3にプログラ
ムされるようになる。
動不可能状態にするとともにメモリ装置に供給された行
アドレスを欠陥ワードラインWLi+1のアドレスに変
化する。欠陥ワードラインWLi+1が欠陥ワードライ
ンWLiに隣接しているため、そのアドレスは最上位ビ
ットにおいてのみ欠陥ワードラインWLiのアドレスと
は相違する。この理由のため、欠陥ワードラインWLi
+1を冗長ワードラインRWL3に置換するために、冗
長レジスタRR2に記憶された欠陥ワードラインWLi
+1の完全なアドレスを有する必要はなく、掛かるアド
レスの最下位ビットのみを記憶するだけで充分である。
この目的のため、メモリ装置には1つの行アドレスを供
給して行アドレス信号R0−R3が欠陥ワードラインW
Li+1のアドレスの最下位ビット部分を搬送し得るよ
うにする。さらにメモリ装置には供給された列アドレス
を変化させて列アドレス信号C4が論理“1”状態とな
るようにする(列アドレス信号C0,C2およびC3は
いまだ論理“0”状態にある)。信号RRPGENが再
び作動可能状態になると、制御信号ODDが論理“1”
状態に駆動され、信号EVENが論理“0”状態に保持
されるようになる。斯様にして、スイッチ8′によって
その出力PODDをプログラム高電圧状態にし、従って
行アドレス信号R0−R3の論理値が冗長レジスタRR
2の第2群2′のメモリセルMC0−MC3にプログラ
ムされるようになる。
【0026】メモリ装置が読出し状態に作動するととも
にこれに供給された行アドレスが欠陥ワードラインWL
i+1のアドレスと一致する際には冗長レジスタRR2
のメモリセル状態信号MCS4−MCS9が各行アドレ
ス信号R4−R9と一致するとともに信号MCS4−M
CS9が作動可能状態となる。冗長レジスタRR2の第
2群2のメモリセルMC0−MC3に対しても上述した
所と同様のことが生じる。この際冗長レジスタRR2の
第1および第2レベル冗長行選択信号FLRSおよびS
LRSが作動可能状態にあるため、信号RSEVENも
作動可能状態となり、従って欠陥ワードラインWLiの
代わりに冗長ワードラインRWL2が選択されるように
なる。これとは別に、メモリ装置に供給される行アドレ
スが欠陥ワードラインWLi+1のアドレスと一致し
て、最上位ビットの論理状態が欠陥ワードラインWLi
+1のアドレスの論理状態と同一となる場合には、信号
FLRSおよびSLRS′が作動可能状態となり欠陥ワ
ードラインWLiの代わりに冗長ワードラインRWL3
が選択されるようになる。従って欠陥ワードラインWL
i,WLi+1の対が冗長ワードラインRWL2,RW
L3の対によって機能的に置換されるようになる。
にこれに供給された行アドレスが欠陥ワードラインWL
i+1のアドレスと一致する際には冗長レジスタRR2
のメモリセル状態信号MCS4−MCS9が各行アドレ
ス信号R4−R9と一致するとともに信号MCS4−M
CS9が作動可能状態となる。冗長レジスタRR2の第
2群2のメモリセルMC0−MC3に対しても上述した
所と同様のことが生じる。この際冗長レジスタRR2の
第1および第2レベル冗長行選択信号FLRSおよびS
LRSが作動可能状態にあるため、信号RSEVENも
作動可能状態となり、従って欠陥ワードラインWLiの
代わりに冗長ワードラインRWL2が選択されるように
なる。これとは別に、メモリ装置に供給される行アドレ
スが欠陥ワードラインWLi+1のアドレスと一致し
て、最上位ビットの論理状態が欠陥ワードラインWLi
+1のアドレスの論理状態と同一となる場合には、信号
FLRSおよびSLRS′が作動可能状態となり欠陥ワ
ードラインWLiの代わりに冗長ワードラインRWL3
が選択されるようになる。従って欠陥ワードラインWL
i,WLi+1の対が冗長ワードラインRWL2,RW
L3の対によって機能的に置換されるようになる。
【0027】行アドレス信号R0−R3により示される
最下位ビット部分に属する1つ以上のビットで欠陥ワー
ドラインWLiおよびWLi+1のアドレスが相違する
場合にのみ、隣接短絡ワードラインWLi,WLi+1
の対を冗長ワードライン対RWL2,RWL3により置
換し得ることは明らかである。これは、各冗長レジスタ
RR1−RR4が一対のワードラインの行アドレスの最
上位ビットを記憶するメモリ装置の特定の群(第1群
1)を具えると云う事実に依るものである。従って、行
アドレス信号R4−R9により表わされる最上位部分に
属する1つ以上のビットのアドレス差を有する隣接欠陥
ワードライン対を冗長ワードライン対で置換することは
できない。修復率に与える影響は、最上位部分の1つ以
上のビットのアドレス差を有する2つの隣接ワードライ
ン間に欠陥の存在する確率が1/16となると云うこと
を考慮することにより識別することができる。掛かる折
衷案によって各冗長レジスタに必要とするメモリセルの
数を6+4+4に制限することができる。これがため、
共通の第1群1のメモリセルの数を減少させるととも
に、メモリセルの総数、従ってチップの寸法が増大する
ことを犠牲にして2つの第2群2および2′のメモリセ
ルの数を増大させることにより修復率を増大せしめ得る
ことは明らかである。例えばメモリセルの第1群1が5
つのメモリセルを具え、2つの第2群2および2′の各
々が5つのメモリセルを具える場合には、修復不可能な
欠陥を有する確率は1/32以下となるが、各冗長レジ
スタに必要なメモリセルの数は1ユニット増大して(5
+5+5)となり、これは4つの冗長レジスタRR1−
RR4が存在するものとして、総合で4メモリセル増大
することを意味する。
最下位ビット部分に属する1つ以上のビットで欠陥ワー
ドラインWLiおよびWLi+1のアドレスが相違する
場合にのみ、隣接短絡ワードラインWLi,WLi+1
の対を冗長ワードライン対RWL2,RWL3により置
換し得ることは明らかである。これは、各冗長レジスタ
RR1−RR4が一対のワードラインの行アドレスの最
上位ビットを記憶するメモリ装置の特定の群(第1群
1)を具えると云う事実に依るものである。従って、行
アドレス信号R4−R9により表わされる最上位部分に
属する1つ以上のビットのアドレス差を有する隣接欠陥
ワードライン対を冗長ワードライン対で置換することは
できない。修復率に与える影響は、最上位部分の1つ以
上のビットのアドレス差を有する2つの隣接ワードライ
ン間に欠陥の存在する確率が1/16となると云うこと
を考慮することにより識別することができる。掛かる折
衷案によって各冗長レジスタに必要とするメモリセルの
数を6+4+4に制限することができる。これがため、
共通の第1群1のメモリセルの数を減少させるととも
に、メモリセルの総数、従ってチップの寸法が増大する
ことを犠牲にして2つの第2群2および2′のメモリセ
ルの数を増大させることにより修復率を増大せしめ得る
ことは明らかである。例えばメモリセルの第1群1が5
つのメモリセルを具え、2つの第2群2および2′の各
々が5つのメモリセルを具える場合には、修復不可能な
欠陥を有する確率は1/32以下となるが、各冗長レジ
スタに必要なメモリセルの数は1ユニット増大して(5
+5+5)となり、これは4つの冗長レジスタRR1−
RR4が存在するものとして、総合で4メモリセル増大
することを意味する。
【0028】図7はメモリ装置にしばしば用いられる特
定のメモリマトリックスアーキテクチュアを示す。かか
るアーキテクチュアによってメモリマトリックスを2つ
の半部マトリックスHM1およびHM2に分割する。各
半部マトリックスはワードラインWL1−WLnおよび
ビットラインBL1−BLmの交点に位置する等しい数
のメモリ素子Mで構成する。行アドレス信号の各論理構
体によって各半部マトリックスの各ワードラインを選択
する。即ち、2つの半部マトリックス間には余分のアド
レスビットを選択する必要がある。
定のメモリマトリックスアーキテクチュアを示す。かか
るアーキテクチュアによってメモリマトリックスを2つ
の半部マトリックスHM1およびHM2に分割する。各
半部マトリックスはワードラインWL1−WLnおよび
ビットラインBL1−BLmの交点に位置する等しい数
のメモリ素子Mで構成する。行アドレス信号の各論理構
体によって各半部マトリックスの各ワードラインを選択
する。即ち、2つの半部マトリックス間には余分のアド
レスビットを選択する必要がある。
【0029】さらに、各半部マトリックスには複数の冗
長ワードライン対RWL0,RWL1−RWL6,RW
L7を設ける。1つの半部マトリックスの欠陥ワードラ
イン対は同一の半部マトリックスの冗長ワードライン対
と置換する。
長ワードライン対RWL0,RWL1−RWL6,RW
L7を設ける。1つの半部マトリックスの欠陥ワードラ
イン対は同一の半部マトリックスの冗長ワードライン対
と置換する。
【0030】かかるメモリマトリックスアーキテクチュ
アを有するメモリ装置の行冗長回路は前述した行冗長回
路とほぼ同一の2つの同一回路部分によって構成する。
これら2つの回路部分の一方を再び図1および図2に一
点鎖線の信号HMSSを考慮することにより示す。かか
る信号は半部マトリックス選択信号を示すとともに2つ
の半部マトリックスの一方または他方を選択するのに用
いられる余分のアドレス信号と見なすことができる。冗
長回路の第2部分は図示しないが、信号HMSSをその
論理補数と置換する点以外は冗長回路の第1部分と全く
同一である。
アを有するメモリ装置の行冗長回路は前述した行冗長回
路とほぼ同一の2つの同一回路部分によって構成する。
これら2つの回路部分の一方を再び図1および図2に一
点鎖線の信号HMSSを考慮することにより示す。かか
る信号は半部マトリックス選択信号を示すとともに2つ
の半部マトリックスの一方または他方を選択するのに用
いられる余分のアドレス信号と見なすことができる。冗
長回路の第2部分は図示しないが、信号HMSSをその
論理補数と置換する点以外は冗長回路の第1部分と全く
同一である。
【0031】上述した行冗長回路によって修復率を増大
させることができる。その理由は所定の半部マトリック
スの欠陥ワードライン対の置換によるも同一のアドレス
を有する他方の半部マトリックスのワードライン対に対
してかかる置換を行わないからである。
させることができる。その理由は所定の半部マトリック
スの欠陥ワードライン対の置換によるも同一のアドレス
を有する他方の半部マトリックスのワードライン対に対
してかかる置換を行わないからである。
【0032】この目的のため、信号HMSSを全部の冗
長レジスタRR1−RR4に供給する。各冗長レジスタ
RR1−RR4の内側では、信号HMSSは第1レベル
の冗長ワードライン選択回路4に供給する。信号HMS
Sが作動可能状態にない場合には、即ち、他方の半部マ
トリックスがアドレス指定される場合には第1レベル選
択信号FLRSの作動可能化が禁止されるようになる。
これによって、2つの半部マトリックスに同一のアドレ
スを有する欠陥ワードラインの2対が存在する場合にか
かる欠陥行アドレスを有するメモリ装置をアドレス指定
することにより2つの冗長ワードラインを同時に選択す
るようになることを防止する。
長レジスタRR1−RR4に供給する。各冗長レジスタ
RR1−RR4の内側では、信号HMSSは第1レベル
の冗長ワードライン選択回路4に供給する。信号HMS
Sが作動可能状態にない場合には、即ち、他方の半部マ
トリックスがアドレス指定される場合には第1レベル選
択信号FLRSの作動可能化が禁止されるようになる。
これによって、2つの半部マトリックスに同一のアドレ
スを有する欠陥ワードラインの2対が存在する場合にか
かる欠陥行アドレスを有するメモリ装置をアドレス指定
することにより2つの冗長ワードラインを同時に選択す
るようになることを防止する。
【0033】冗長回路の各部分に2種類の制御信号EV
ENおよびODDを発生させることによって各半部マト
リックス選択信号を作動可能状態にする。この場合に制
御信号EVENおよびODDを発生する回路の例を図4
に示す。前例の図3に示す回路とは相違し、NORゲー
ト9の出力信号を信号HMSSとともに第1NANDゲ
ート11に供給し、その出力により制御信号EVENを
形成する。同様に、NORゲート10の出力を信号HM
SSとともに第2NANDゲート12に供給し、その出
力により制御信号ODDを形成する。同様の回路を冗長
回路の他の部分に設け、この場合、信号HMSSはその
論理補数に置換するものとする。斯様にして2つの制御
信号EVENまたはODDのいずれか一方の信号を作動
可能状態にすることによって半部マトリックス選択信号
HMSSを作動可能状態にする。これは、冗長レジスタ
のプログラム中、行冗長レジスタの他の部分に属するが
同一の列アドレス信号が供給される2つの冗長レジスタ
のうちの一方を選択するために必要である。
ENおよびODDを発生させることによって各半部マト
リックス選択信号を作動可能状態にする。この場合に制
御信号EVENおよびODDを発生する回路の例を図4
に示す。前例の図3に示す回路とは相違し、NORゲー
ト9の出力信号を信号HMSSとともに第1NANDゲ
ート11に供給し、その出力により制御信号EVENを
形成する。同様に、NORゲート10の出力を信号HM
SSとともに第2NANDゲート12に供給し、その出
力により制御信号ODDを形成する。同様の回路を冗長
回路の他の部分に設け、この場合、信号HMSSはその
論理補数に置換するものとする。斯様にして2つの制御
信号EVENまたはODDのいずれか一方の信号を作動
可能状態にすることによって半部マトリックス選択信号
HMSSを作動可能状態にする。これは、冗長レジスタ
のプログラム中、行冗長レジスタの他の部分に属するが
同一の列アドレス信号が供給される2つの冗長レジスタ
のうちの一方を選択するために必要である。
【図1】本発明行冗長回路の構成を示すブロック回路図
である。
である。
【図2】行冗長回路に対する冗長レジスタの構成を示す
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図3】図2の冗長レジスタのプログラム可能な不揮発
性メモリセルの構成を示すブロック回路図である。
性メモリセルの構成を示すブロック回路図である。
【図4】冗長回路に対する制御信号を発生する回路の構
成を示すブロック回路図である。
成を示すブロック回路図である。
【図5】図4の回路の他の例を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図6】一対の欠陥ワードラインおよび一対の冗長ワー
ドラインを示す半導体メモリ装置のメモリ素子のマトリ
ックスの一部分を示すブロック回路図である。
ドラインを示す半導体メモリ装置のメモリ素子のマトリ
ックスの一部分を示すブロック回路図である。
【図7】メモリマトリックスアーキテクチュアを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 群(サブ組) 2,2′群(サブ組) 3 比較器 4 第1レベル冗長ワードライン選択回路 5,5′ 第2レベル冗長ワードライン選択回路 6,6′ 冗長ワードライン選択回路 7 組合せ回路 8,8′ スイッチ 9,10 NORゲート 11,12 NANDゲート RR1−RR4 不揮発性行冗長メモリレジスタ MC0−MC9 メモリセル R0−R9 行アドレス信号 C0−C3 選択信号 C4 列アドレス信号 R0−R9 行アドレス信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルコ マッカローネ イタリア国 パヴィア 27030 パレスト ロ ヴィア フォルナセ 8
Claims (7)
- 【請求項1】 メモリ素子のマトリックスの行および列
の交点に位置するメモリ素子を有する半導体メモリ装置
の行冗長集積回路に冗長レジスタをプログラムするに当
たり、前記行冗長集積回路は各々が冗長メモリ素子の冗
長行の各対に関連するとともにメモリセル組(MC0−
MC9)の2つのサブ組(1,2;1,2′)に隣接欠
陥行の各対のアドレスの対を記憶するようにプログラム
し得る複数の不揮発性メモリレジスタ(RR1−RR
4)を具えるものにおいて、各不揮発性メモリレジスタ
(RR1−RR4)には行アドレス信号(R0−R9)
を供給するとともに一組の列アドレス信号(CABU
S)に属する各選択信号(C0−C3)を供給し、且つ (a)前記行アドレス信号(R0−R9)に隣接欠陥行
の対の第1欠陥行のアドレスを供給し; (b)プログラムすべき不揮発性メモリレジスタ(RR
1−RR4)を選択する前記選択信号(C0−C3)の
1つを作動可能状態にし; (c)前記列アドレス信号(CABUS)の組の他の信
号(C4)に第1論理レベルの信号を供給して、選択さ
れた不揮発性メモリレジスタ(RR1−RR4)にメモ
リセル(MC0−MC9)の2つのサブ組(1,2;
1,2′)のうちの第1サブ組(1,2)をプログラム
し; (d)メモリセルの第1サブ組(1,2)への隣接欠陥
行の対の第1欠陥行のアドレスのプログラミングを可能
とし; (e)前記行アドレス信号(R0−R9)の少なくとも
サブ組(R0−R3)に隣接欠陥行の対の第2欠陥行の
アドレスを供給し; (f)一組の列アドレス信号(CABUS)の他の信号
(C4)に第2の逆の論理レベル信号を供給して、選択
された不揮発性メモリレジスタ(RR1−RR4)にメ
モリセルの2つのサブ組(1,2;1,2′)のうちの
第2サブ組(1,2′)のメモリセル(MC0−MC
3)の1群(2′)をプログラムし; (g)メモリセ
ルの第2サブ組(1,2′)への隣接欠陥行の対の第2
欠陥行のアドレスのプログラミングを可能とするように
したことを特徴とする半導体メモリ装置用行冗長集積回
路に冗長レジスタをプログラムする方法。 - 【請求項2】 メモリ素子のマトリックスの行および列
の交点に位置するメモリ素子を有する半導体メモリ装置
の行冗長集積回路であって、この行冗長集積回路は各々
が冗長メモリ素子の冗長行の各対に関連するとともにメ
モリセル組(MC0−MC9)の2つのサブ組(1,
2;1,2′)に隣接欠陥行の各対のアドレスの対を記
憶するようにプログラムし得る複数の不揮発性メモリレ
ジスタ(RR1−RR4)を具えるものにおいて、不揮
発性メモリレジスタ(RR1−RR4)の1つをプログ
ラムする際に欠陥行のアドレスを桁上げする行アドレス
信号(R0−R9)を各不揮発性メモリレジスタ(RR
1−RR4)に供給する第1手段(RABUS′,RA
BUS″)と、プログラミング用の各関連の不揮発性メ
モリレジスタ(RR1−RR4)を選択するように作動
可能状態にする各列アドレス信号(C0−C3)の1つ
を各不揮発性メモリレジスタ(RR1−RR4)に供給
する第2手段(CABUS′)と、他の列アドレス信号
(C4)の論理状態に従って、行アドレス信号(R0−
R9)により桁上げされるデータをプログラムする選択
された不揮発性メモリレジスタ(RR1−RR4)のメ
モリセル(1,2;1,2′)のサブ組を選択する不揮
発性メモリレジスタ(RR1−RR4)に供給される2
つの制御信号(EVEN,ODD)一方または他方を作
動可能状態にする他の列アドレス信号(C4)を供給す
る回路手段(9,10)とを具えることを特徴とする半
導体メモリ装置の行冗長集積回路。 - 【請求項3】 メモリセル(MC0−MC9)の各サブ
組(1,2;1,2′)は最上位行アドレス信号を含む
行アドレス信号(R0−R9)の第1のサブ組(R4−
R9)が供給されるメモリセル(MC4−MC9)の第
1群(1)と、最下位行アドレス信号を含む行アドレス
信号(R0−R9)の第2のサブ組(R0−R3)が供
給されるメモリセル(MC0−MC3)の第2群(2,
2′)とで構成するようにしたことを特徴とする請求項
2に記載の半導体メモリ装置の行冗長集積回路。 - 【請求項4】 1方のサブ組(1,2)のメモリセル
(MC4−MC9)の第1群は他方のサブ組(1,
2′)のメモリセルの第1群(1)に一致するようにし
たことを特徴とする請求項3に記載の半導体メモリ装置
の行冗長集積回路。 - 【請求項5】 各メモリセル(MC0−MC9)は少な
くとも1つのプログラム可能な不揮発性メモリ素子(M
1)と、この不揮発性メモリ素子(M1)に記憶された
情報を読取るロード回路(LC)と、この不揮発性メモ
リ素子(M1)を各行アドレス信号(R0−R9)に電
気的に接続するプログラミングロード回路(M2)とを
具えることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ
装置の行冗長集積回路。 - 【請求項6】 前記プログラミングロード回路は各行ア
ドレス信号(R0−R9)および不揮発性メモリ素子
(M1)間に接続されるとともにプログラムイネーブル
信号(PEVEN,PODD)によって制御されるトラ
ンジスタ(M2)を具えることを特徴とする請求項5に
記載の半導体メモリ装置の行冗長集積回路。 - 【請求項7】 各不揮発性メモリレジスタ(RR1−R
R4)は、前記2つの制御信号(EVEN,ODD)の
うちの一方の制御信号(EVEN)および前記各列アド
レス信号(C0−C3)が供給され、且つメモリセルの
2つのサブ組(1,2;1,2′)のメモリセルの第1
群(1)のメモリセル(MC4−MC9)および前記メ
モリセルの第1のサブ組(1,2)の第2群(2)のメ
モリセル(MC0−MC3)に第1のプログラムイネー
ブル信号(PEVEN)を供給する第1プログラム選択
手段(8)と、前記2つの制御信号(EVEN,OD
D)のうちの他方の制御信号(ODD)および前記各列
アドレス信号(C0−C3)が供給されるとともにメモ
リセルの第2サブ組(1,2′)のメモリセル(MC0
−MC3)の第2群(2′)に第2のプログラムイネー
ブル信号(PODD)を供給する第2プログラム選択手
段(8′)とを具えることを特徴とする請求項6に記載
の半導体メモリ装置の行冗長集積回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT94830062:9 | 1994-02-17 | ||
EP94830062A EP0668563B1 (en) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | Method for programming redundancy registers in a row redundancy integrated circuitry for a semiconductor memory device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08147994A true JPH08147994A (ja) | 1996-06-07 |
JP2791288B2 JP2791288B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=8218379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7029439A Expired - Fee Related JP2791288B2 (ja) | 1994-02-17 | 1995-02-17 | 半導体メモリ装置用行冗長集積回路に冗長レジスタをプログラムする方法および行冗長集積回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5659509A (ja) |
EP (1) | EP0668563B1 (ja) |
JP (1) | JP2791288B2 (ja) |
DE (1) | DE69411532T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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