JPH08147758A - 光記録媒体及び光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置 - Google Patents

光記録媒体及び光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置

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JPH08147758A
JPH08147758A JP6280573A JP28057394A JPH08147758A JP H08147758 A JPH08147758 A JP H08147758A JP 6280573 A JP6280573 A JP 6280573A JP 28057394 A JP28057394 A JP 28057394A JP H08147758 A JPH08147758 A JP H08147758A
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JP
Japan
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recording medium
optical recording
phase shift
film
optical
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JP6280573A
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English (en)
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Koichi Nakamura
浩一 中村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等の外部記録装置に用いられる光記録媒体
及び光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置に関す
るもので、隣接するトラックからの信号によるクロスト
ークが低く、レーザの熱的影響による信号特性の劣化が
少ない光記録媒体を提供すること、およびこの光記録媒
体と光ディスク再生装置を用いることで大容量の記憶装
置を提供することを目的としている。 【構成】 基板1上にランド2及びグルーブ3を形成
し、ランド2又はグルーブ3中の少なくとも一方の位置
に位相シフト層4を有し、さらに基板上に記録膜6を有
する光記憶媒体とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワークステーション等の外部記録装置に用いられる
光記録媒体及び光ディスク再生方法及び光ディスク再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下従来の光記録媒体について図14を
用いて説明する。44は基板、45,46はそれぞれ基
板44上に設けられたランド及びグルーブ、47は基板
44上に形成された下部誘電体膜、48は下部誘電体膜
47上に形成された記録膜、49は記録膜48上に形成
された上部誘電体膜、50は上部誘電体膜49上に形成
された反射膜、51は反射膜50上に形成された紫外線
硬化樹脂である。また52,53はそれぞれ基板44の
ランド45及びグルーブ46が設けられた側と反対側の
面に塗布された潤滑剤及び帯電防止剤である。
【0003】次に光記録媒体における情報の記録、消
去、再生方法について図15を用いて説明する。最初に
記録方法について説明する。まずスピンドルモータ54
により光記録媒体55を回転させる。次に所定のトラッ
ク上に送り手段59によって半導体レーザ56及び対物
レンズ58を移動させる。そして半導体レーザ56より
発振されたレーザビーム57を対物レンズ58を用いて
絞り込み、回転している光記録媒体55に照射する。照
射したレーザビーム57の熱により記録膜48の光学特
性又は磁気特性を変化させることによって情報の記録を
行う。次に再生方法について説明する。記録のときのも
のと比べて十分に出力の低いレーザビーム57を光記録
媒体55に照射し、反射したレーザビーム57の反射光
強度、あるいは偏向方向を検出することによって再生を
行う。最後に消去について説明する。消去方法は基本的
には記録の場合と同様の手順で行う。ただし光学特性を
変化させる場合は、照射するレーザビーム57の出力
を、記録の場合に比べて、若干低めにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、さらに高記録密度化を行うために、光記録
媒体55の狭トラックピッチ化やランド・グルーブ記録
等を行おうとすると、隣接するトラック(ランド45、
グルーブ46)からの信号によるクロストークが高くな
るといった問題や、情報の記録・消去の際に、レーザビ
ーム57が隣接するトラック上の信号マークに熱的な影
響を与え、光記録媒体55における信号特性を悪化させ
るといった問題点があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、隣接
するトラックからの信号によるクロストークが低く、レ
ーザの熱的影響による信号特性の劣化が少ない光記録媒
体を提供すること、およびこの光記録媒体を用いた光デ
ィスク再生装置による大容量の記憶装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、基板上に位相シフト層を設けるという構成を有して
いる。
【0007】
【作用】上記構成により、記録膜上で反射され、ランド
又はグルーブを透過してきた再生光は、隣接するトラッ
クの境界部で光強度がほぼゼロになる。またランドの記
録信号とグルーブの記録信号の間に位相差による干渉が
生じる。さらにトラック溝の深さを深くすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。
【0009】まず最初に本発明の一実施例における光記
録媒体について説明する。図1は本発明の一実施例にお
いてランドに位相シフト層を持つ光記録媒体の主要部分
の断面図である。1は基板で、基板1は、一般に直径8
0〜130mm、厚さ0.5〜1.3mm程度の大きさ
を有した円板形のものが用いられることが多い。また基
板1の材料としては、ポリカーボネイト、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、ガラス、アルミ、セラミックス等が
用いられる。それらの中でも特に、コスト面と性能面が
両立しているポリカーボネイトが好ましい。2,3はそ
れぞれ基板1上に形成されたランド及びグルーブで、ラ
ンド2及びグルーブ3のそれぞれのトラックの線幅t
1,t2は1.2μm以下が好ましい。この場合1.2
μm以上では線幅が広すぎて記録媒体の容量が小さくな
ってしまう。また下限はレーザの波長とNAの値から決
まるレーザビームのスポット径である。またランド2及
びグルーブ3は射出成型法及び2P法等により形成され
る。4はランド2上に形成された位相シフト層で、位相
シフト層4の膜厚(d)は(数1)によって最良の値が
決められるが、0<d≦200μmの範囲にあればある
程度の効果
【0010】
【数1】
【0011】を得ることができる。また位相シフト層4
の材料としては、ZnS・SiO2、Si34、Si
2、SiO、TiO2、Ta25、MgO、GeO2
BN、AlN、ZnS、ZnSe、ZnTe、PbS等
があり、これらの中でもSiO2、Si34が、特性に
おいてさらに優れているので好ましい材料である。また
位相シフト層4の形成方法としては、真空蒸着法、電子
ビーム蒸着法、イオンプレーティング法、プラズマCV
D法、光CVD法、スパッタリング法等の物理的もしく
は化学的方法があり、それらの中でも膜質が良好で、量
産にも向いているスパッタリング法が最も好ましい。さ
らにスパッタリングに用いるガスとしては、Ar+
2、Ar+H2、N2、H2、Arガス等があるが、特に
この場合はエネルギーの高いArガスが好ましい。5は
基板1若しくは位相シフト層4上に形成された下部誘電
体膜で、下部誘電体膜5は、後述の記録膜6との密着
性、記録膜6のレーザの熱による流動化と湿度による劣
化の両方の抑制に優れたものであることが要求される。
この要求を満たす下部誘電体膜5の材料としてはZnS
・SiO2、Si34、SiO2、SiO、TiO2、T
25、MgO、GeO2、BN、AlN、ZnS、Z
nSe、ZnTe、PbS等があり、この中でも最も湿
気を通し難く、記録膜6との密着性にも優れた性質を有
するZnS・SiO2が最も好ましい材料である。ま
た、下部誘電体膜5の膜厚は、上記材料を用いて160
〜200nmとするのが好ましい。このとき160nm
以下でも、200nm以上でも、下部誘電体膜5での反
射率が変化し、適正な特性が得られなくなる。6は下部
誘電体膜5上に形成された記録膜で、記録膜6はレーザ
の照射によって結晶質と非晶質とが可逆的に変化するこ
とが要求される。この要求を満たす材料としては、Ge
−Te、Ge−Sb−Te、Ge−TeーS、Ge−S
e−Sb、In−Sb−Te、Ge−As−Se、In
−Te、Se−Te、Se−As、In−Sb等があ
り、それらの中でも、特に結晶質と非晶質の安定性が良
く、その変化速度が光記録媒体の回転速度と適合してい
るGe−Sb−Teが最も好ましい材料である。また記
録膜6の膜厚は15〜25nmとすることが好ましい。
この場合15nm以下でも、25nm以上でも反射率の
変化が問題になる。7は記録膜6上に形成された上部誘
電体膜で、その膜厚は13〜23nmとするのが好まし
い。このとき13nm以下でも、23nm以上でもやは
り下部誘電体膜5と同様に反射率の変化が問題になる。
8は上部誘電体膜7上に設けられた反射膜で、反射膜8
の材料としては、Al、Al−Cr、Au、Cu等があ
り、ここでは耐湿性に優れたAl−Crが好ましい材料
である。また反射膜8の膜厚は100nm以上が好まし
い。この場合100nm以下では反射率が低下し、光が
透過してしまう。9は反射膜8上に設けられた紫外線硬
化樹脂で、紫外線硬化樹脂9はスピンコーターによって
10μm程度に成膜される。10,11は、基板1の表
面に塗布された潤滑剤及び帯電防止剤である。なお上部
誘電体膜5、記録膜6、下部誘電体膜7、反射膜8の各
薄膜は位相シフト層4と同様の方法で成膜する。
【0012】以上のように構成された光記録媒体におい
て、ランド上に位相シフト層を形成した一実施例につい
て、その作製方法を図2〜図8を用いて説明する。
【0013】まず図2に示すように、直径86mm、厚
さ1.2mmの基板12上にトラック幅0.7μm、深
さ120nmのランド13及びグルーブ14を交互に形
成する。次に図3に示すように基板12上にスパッタリ
ング法によって厚さ54nmのSiO2膜15を成膜す
る。なおこのときの真空度は5×10-7TorrでAr
ガスを使用した。このSiO2膜15のうちグルーブ1
4上に形成されたものを除去するために、図4に示すよ
うに厚さ0.5μmのフォトレジスト膜16をSiO2
膜15上に塗布し、図5に示すようにグルーブ14上を
レーザビーム17で露光し、現像液で約60秒間現像し
て、図6に示すようにグルーブ14上のフォトレジスト
膜16だけを取り除いた状態にする。その後エッチング
を行うと、図7に示すようにグルーブ14上のSiO2
膜19だけが除去される。そして最後に図8に示される
ようにランド13上に残っているフォトレジスト膜20
を除去すると、ランド上に位相シフト層21が形成され
る。その後スパッタリング法を用いて、下部誘電体膜Z
nS・SiO2を180nm、記録膜Ge−Sb−Te
を20nm、上部誘電体膜ZnS・SiO2を18n
m、反射膜Al−Crを150nmそれぞれ成膜する。
この様にして形成された積層薄膜上に、紫外線硬化樹脂
をスピンコーターによって10μm塗布した後、紫外線
を照射し硬化させる。以上の手順により図1に示すよう
なランド上に位相シフト層を設けた光記録媒体が作製さ
れる。なおグルーブ上に位相シフト層を設けた光記憶媒
体でも作製方法は同様である。
【0014】次に本実施例の光記録媒体について検討す
る。まず前述の方法で作製されたランド上に位相シフト
層を設けた光記録媒体と従来の光記録媒体とを比較し
た。比較したものは、レーザの出力を変化させたときの
クロストークの大きさと、レーザの出力を変化させて1
0000回繰り返し記録したときのジッタ(対窓幅比)
の値である。ここで従来の光記録媒体は、光の位相が前
記光記録媒体と同じになるようにトラック溝の深さを9
8μmとした以外は、全ての条件が前記光記録媒体と同
様である。さらにこのときの光記録媒体の線速度は10
m/s、レーザの波長は780nm、NA=0.55、
基板の屈折率n=1.58、位相シフト層の屈折率n1
=1.48であった。これらの結果を図10及び図16
に示した。図10は本実施例の光記録媒体の結果で、図
16は従来の光記録媒体の結果である。図中の横軸はレ
ーザの記録ピークパワーであり、縦軸は、左側がクロス
トークの、右側がジッタの標準偏差である。図から明ら
かなように、クロストークに関しては、従来の光記録媒
体が−20dB以上あるのに対して、本実施例では−3
5dB以下へと低減し、ジッタに関しては、従来の光記
録媒体は30%を超えるのに対して、本実施例では10
%以下に低減した。
【0015】次にグルーブ上に位相シフト層を設けた光
記録媒体の一実施例について説明する。
【0016】図9は本発明の一実施例においてグルーブ
上に位相シフト層を設けた光記録媒体の主要部分の断面
図である。22は基板、23はランド、24はグルー
ブ、25は位相シフト層、26は下部誘電体膜、27は
記録膜、28は上部誘電体膜、29は反射膜、30は紫
外線硬化樹脂、31,32は帯電防止剤及び潤滑剤であ
り、これらは図1に示すものと同じである。図1と異な
る点は、グルーブ24上に位相シフト層25を形成した
こと及び位相シフト層25の最適値が(数2)で表され
ることである。
【0017】
【数2】
【0018】次に本実施例の光記録媒体と従来のものと
を比較する。ただしこのときの条件は、トラック溝の深
さが125nmで、位相シフト層の厚さが25nmであ
ること以外は、前記実施例と同じである。図11は本実
施例の結果を示している。本実施例ではクロストークが
−30dB以下、ジッタは10%以下であり、明らかに
従来のもの(それぞれ−20dB、30%)に比べて改
善されていることが分かる。
【0019】次に本発明の一実施例における光ディスク
再生方法について図12を用いて説明する。33は基
板、34と35は基板33上に形成されたランド及びグ
ルーブ、36はグルーブ35上に形成された位相シフト
層、37は各種積層薄膜、38は記録膜、39は照射さ
れるレーザビームである。例としてランド34上のデー
タを再生する場合を考える。基板33上のランド34上
にレーザビーム39を照射する。照射されたレーザビー
ム39は記録膜38で反射されて戻ってくるが、その際
記録膜38が結晶質であるか、非晶質であるかによって
反射されて戻ってくるレーザビーム39の強度が異な
る。このビーム強度の差を検出することにより再生を行
う。また、このときランド34上から外れてグルーブ3
5中で反射されたレーザビーム39の位相は位相シフト
層36によってランド34中で反射されたビームの位相
と180°±90°異なっている。従ってグルーブ35
中で反射されたビームは、ランド34中で反射されたビ
ームと干渉して振幅が小さくなり、データ信号に対して
あまり影響を与えなくなる。
【0020】次に本発明の一実施例における光ディスク
再生装置について図13用いて説明する。40は光記録
媒体で、光記録媒体40は前述の実施例で示したもので
ある。41は光記録媒体40を回転させるスピンドルモ
ータで、スピンドルモータ41は光記録媒体40の線速
度が一定になるように制御されている。42は光学ヘッ
ドで、光学ヘッド42は半導体レーザ、光検出器、対物
レンズを有している。43は光学ヘッド送り手段で、光
学ヘッド送り手段43は光学ヘッド42が光記録媒体4
0のトラックをトレースするためのものである。この様
な構成を有する光ディスク再生装置は従来のものに比べ
て、容量が70〜100%増と極めて大容量のものとな
っている。
【0021】以上の実施例から、基板上に位相シフト層
を設けるという方法を用いることにより、従来に比べ
て、ランドからの信号とグルーブからの信号との間のク
ロストークが低減し、記録・消去の際の高出力レーザに
よる隣接トラックへの熱的影響が少なくなる。従ってこ
の方法を用いた本実施例の光記録媒体は、ランド・グル
ーブ記録や狭トラックピッチ化に対応できる非常に優れ
た特性を有する光記録媒体であり、この光記録媒体を用
いた光ディスク再生装置は、従来の記録装置と比べて格
段に大容量の記録装置であると言える。
【0022】なお本実施例では、位相シフト層を基板と
下部誘電体膜との間に設けたが、光の入射方向に対し
て、位相シフト層、記録膜の順であれば、基板上のどの
位置でもかまわない。また位相シフト層がありさえすれ
ば、記録媒体上のトラック溝の形状は問わない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、基板上に位相シ
フト層を設けて、ランドを通過してきた反射光とグルー
ブを通過してきた反射光との間の位相差を180°±9
0°とすることによって、隣接するトラックの境界部で
光強度がほぼゼロにできる。またランドの記録信号とグ
ルーブの記録信号の間に位相差による干渉を生じるの
で、隣接するトラックの信号との間のクロストークが低
減する。また位相シフト層を設けたことによって、トラ
ック溝が従来より深くなり、情報の記録・消去の際、高
出力レーザが隣接するトラックに与える熱的影響が小さ
くなり、光記憶媒体の信号特性の劣化が少なくなる。従
って高密度記録が可能で、かつ信号特性の優れた光記憶
媒体を提供することができ、この光記録媒体を用いた光
ディスク再生装置の記憶容量を大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光記録媒体の主要部
分の断面図
【図2】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図3】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図4】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図5】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図6】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図7】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図8】本発明の一実施例における光記録媒体の製造過
程を示す図
【図9】本発明の一実施例における光記録媒体の主要部
分の断面図
【図10】本発明の一実施例における光記録媒体の特性
を示す図
【図11】本発明の一実施例における光記録媒体の特性
を示す図
【図12】本発明の一実施例における光記録媒体の再生
方法を説明する図
【図13】本発明の一実施例における光記録装置の概念
【図14】光記録媒体の主要部分の断面図
【図15】光記録装置の概念図
【図16】光記録媒体の特性を示す図
【符号の説明】
1 基板 2 ランド 3 グルーブ 4 位相シフト層 5 下部誘電体膜 6 記録膜 7 上部誘電体膜 8 反射膜 9 紫外線硬化樹脂 10 潤滑剤 11 帯電防止剤 12 基板 13 ランド 14 グルーブ 15 SiO2膜 16 フォトレジスト膜 17 レーザビーム 18 グルーブ上の取り除かれたフォトレジスト膜 19 グルーブ上の取り除かれたSiO2膜 20 ランド上の取り除かれたフォトレジスト膜 21 完成した位相シフト層 22 基板 23 ランド 24 グルーブ 25 位相シフト層 26 下部誘電体膜 27 記録膜 28 上部誘電体膜 29 反射膜 30 紫外線硬化樹脂 31 潤滑剤 32 帯電防止剤 33 基板 34 ランド 35 グルーブ 36 位相シフト層 37 各種積層薄膜 38 記録膜 39 レーザビーム 40 光記録媒体 41 スピンドルモータ 42 光学ヘッド 43 光学ヘッド送り手段 44 基板 45 ランド 46 グルーブ 47 下部誘電体膜 48 記録膜 49 上部誘電体膜 50 反射膜 51 紫外線硬化樹脂 52 潤滑剤 53 帯電防止剤 54 スピンドルモータ 55 光記録媒体 56 半導体レーザ 57 レーザビーム 58 対物レンズ 59 送り手段 t1 ランドの幅 t2 グルーブの幅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、前記基板上に設けられた記録膜
    と、前記基板上に設けられた位相シフト層とを備えた事
    を特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】基板上にランド及びグルーブを設け、前記
    ランドか前記グルーブの少なくとも一方の上に位相シフ
    ト層を設けた事を特徴とする請求項1記載の光記録媒
    体。
  3. 【請求項3】光の照射方向に対して、位相シフト層と記
    録膜が順に設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2いずれか1記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】ランドを透過した光とグルーブを透過した
    光との間の位相差を180°±90°とすることを特徴
    とする請求項1または2または3いずれか1記載の光記
    録媒体。
  5. 【請求項5】位相シフト層の厚さ(d)が0<d≦20
    0μmであることを特徴とする請求項1または2または
    3いずれか1記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】位相シフト層、記録膜を基板上に設けた光
    記録媒体に光を照射して情報の再生を行う光ディスク再
    生方法であって、照射された光が、位相シフト層を通過
    した後、記録膜に達することを特徴とする光ディスク再
    生方法。
  7. 【請求項7】基板上に記録膜及び位相シフト層を有する
    光記録媒体と、前記光記録媒体を回転させるスピンドル
    モータと、レーザ部とレンズ部と光検出部を有し、前記
    光記録媒体に光を照射する光ヘッド部と、前記光ヘッド
    部を移動させる送り手段を備えたことを特徴とする光デ
    ィスク再生装置。
JP6280573A 1994-11-15 1994-11-15 光記録媒体及び光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置 Pending JPH08147758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127391A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 光記録媒体
JP2010152357A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 General Electric Co <Ge> データ記憶装置及び方法

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