JPH08146925A - 液晶パネル駆動装置 - Google Patents

液晶パネル駆動装置

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JPH08146925A
JPH08146925A JP28849394A JP28849394A JPH08146925A JP H08146925 A JPH08146925 A JP H08146925A JP 28849394 A JP28849394 A JP 28849394A JP 28849394 A JP28849394 A JP 28849394A JP H08146925 A JPH08146925 A JP H08146925A
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JP
Japan
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crystal panel
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data line
line
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JP28849394A
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Kimiyo Takahashi
公代 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データライン郡と駆動オペアンプ郡のリーク
電流がばらついても表示品位劣化が防止できる液晶パネ
ル駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】 データライン駆動回路8からデータライン2
−1〜2−nに信号を送り出すタイミングよりも、走査
ライン駆動回路21から走査ライン3−1〜3−mに選
択パルスを送り出すタイミングの方を進めて、液晶パネ
ル1内のスイッチング素子4−1・1〜4−m・nがオ
フになってからデータの送り出しを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラーで映像を表
示するTFT液晶パネルを駆動する液晶パネル駆動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログ方式で映像信号をサンプ
リング、ホールドしてフルカラー表示を行うTFT液晶
パネルが、車載テレビ、あるいはポケットテレビなどに
広く使用されてきている。
【0003】以下、従来の液晶パネル駆動装置につい
て、図面を参照して説明する。図3は従来の液晶パネル
駆動装置の構成を示すものである。図3において、1は
液晶パネル、2−1、2−2、2−3、…、2−n(た
だし、nは自然数であり、以下の全てのnに対応する)
はデータライン、3−1、3−2、3−3、…、3−m
(ただし、mは自然数であり、以下の全てのmに対応す
る)は走査ライン、4−1・1、4−1・2、4−1・
3、…、4−1・n、4−2・1、4−2・2、4−2
・3、…、4−2・n、4−3・1、4−3・2、4−
3・3、…、4−3・n、…、4−m・nはスイッチン
グ素子、5−1・1、5−1・2、5−1・3、…、5
−1・n、5−2・1、5−2・2、5−2・3、…、
5−2・n、5−3・1、5−3・2、5−3・3、
…、5−3・n、…、5−m・nは液晶、6−1・1、
6−1・2、6−1・3、…、6−1・n、6−2・
1、6−2・2、6−2・3、…、6−2・n、6−3
・1、6−3・2、6−3・3、…、6−3・n、…、
6−m・nは補助容量であり、例えば4−1・1と5−
1・1と6−1・1とで液晶パネルの1つの画素を構成
している。
【0004】7は液晶パネルの対向電極ラインであり、
Vcom信号が印加される。8はデータライン駆動回
路、9はデータサンプリング用クロックラインであり、
走査期間を液晶パネルの横方向画素数で割った周期のパ
ルスCPHが印加される。
【0005】10は水平スタートパルスSTHとクロッ
クCPHを入力とするシフトレジスタ、11はデータラ
イン駆動回路内の映像信号ライン、12−1、12−
2、12−3、…、12−nは映像信号を時系列的にサ
ンプリングするスイッチ群、13−1、13−2、13
−3、…、13−nはサンプリングした映像信号をホー
ルドするコンデンサ群、14−1、14−2、14−
3、…、14−nは液晶パネルのデータラインに映像信
号を送り出すオペアンプ群、15−1、15−2、15
−3、…、15−nはオペアンプの出力電流源群であ
り、データライン駆動回路からデータラインに信号を送
り出すタイミングを決めるOEHパルスによって電流源
がオン、オフされる。
【0006】16は走査ライン駆動回路、17は走査用
のクロックラインであり、1水平周期(以下、1Hと略
す)のパルスCPVが印加される。18は垂直スタート
パルスSTVとクロックCPVを入力とするシフトレジ
スタ、19−1、19−2、19−3…19−mはシフ
トレジスタ18の出力バッファ群である。
【0007】以上のように構成された従来の液晶パネル
駆動装置について、図4を用いてその動作を以下に説明
する。図4において、入力映像信号は、テレビなどの複
合映像信号であり、水平周期で表している。また、水平
帰線期間の始まりから次の水平帰線期間の始まりまでを
1Hで表してある。
【0008】VIDEOは、液晶を駆動するために入力
映像信号を復調、振幅調整、及びガンマ補正し、且つ1
H毎に極性を反転した信号であり、データライン駆動回
路8内の映像信号ライン11に加えられる。
【0009】Vcomは、液晶パネルの対向電極ライン
7に印加される信号であり、VIDEOと同様、1H毎
に極性反転された信号である。STHは、データライン
駆動回路8内のサンプリングパルス発生用のシフトレジ
スタ10のスタートパルスであり、シフトレジスタ10
が液晶パネル1の横方向の各画素に対応したタイミング
で順次パルスを出力し、データライン駆動回路内の映像
信号ライン11をサンプリングするサンプリングスイッ
チ群12−1〜12−nのサンプリング動作を制御す
る。液晶パネル1の横方向の各画素に対応した映像信号
はサンプリングスイッチ群12−1〜12−nによって
コンデンサ群13−1〜13−nにサンプリングされ、
次のサンプリング動作までの1Hの期間、ホールドされ
る。
【0010】OEHは、データライン駆動回路8内のオ
ペアンプ群14−1〜14−nの出力電流源15−1〜
15−nの動作を制御するパルスであり、このパルスが
ハイのとき上記出力電流源がオンとなり、液晶パネルの
データライン2−1〜2−nに、サンプリング及びホー
ルドされた映像信号が送り出される。
【0011】CPVは、走査ライン駆動回路16内のシ
フトレジスタ18のクロックパルスであり、周期は1H
である。G1、G2は、それぞれシフトレジスタ18の
出力がバッファ19−1、19−2を通して液晶パネル
1の走査ライン3−1、3−2に加えられる信号であ
り、G1がハイのときは、液晶パネル1内の走査ライン
3−1が選択され、この走査ライン3−1上にあるスイ
ッチング素子群4−1・1〜4−1・nの横一列が導通
し、G2がハイのときは、液晶パネル1内の走査ライン
3−2が選択され、この走査ライン3−2上にあるスイ
ッチング素子群4−2・1〜4−2・nの横一列が導通
する。図4には記載していないが、以下、順にG3、G
4、…、Gmと液晶パネル1の縦方向の画素数分のパル
スが、走査ライン選択パルスとして、走査ライン駆動回
路16から出力される。
【0012】Sは、データライン駆動回路8の出力から
液晶パネルのデータライン2−1〜2−n及び、スイッ
チング素子4−1・1〜4−1・n、4−2・1〜4−
2・n、4−3・1〜4−3・n、…、4−m・nを通
して液晶5−1・1〜5−1・n、5−2・1〜5−2
・n、5−3・1〜5−3・n、…、5−m・nに加え
られる映像信号の一般的な波形である。
【0013】いま、走査ライン3−1によって選択され
る画素、すなわち液晶パネル1の第1行目(m=1)の
画素の液晶5−1・1〜5−1・nへ加えられる映像信
号について考える。
【0014】期間t1にデータ駆動回路8内のコンデン
サ群13−1〜13−nにサンプリング、ホールドされ
た映像信号は、G1パルスがハイ且つOEHパルスがハ
イの期間すなわちt2の期間に、データ駆動回路8内の
オペアンプ群14−1〜14−n、及び液晶パネル1内
のスイッチング素子4−1・1〜4−1・nを通して液
晶5−1・1〜5−1・nへ加えられる。
【0015】そして、t3の期間はOEHパルスがロー
であるので、データ駆動回路8内のオペアンプ群14−
1〜14−nの電流源15−1〜15−nがオフとな
り、液晶パネルのデータライン2−1〜2−nはフロー
ティング状態となり、液晶5−1・1〜5−1・nにか
かる電圧は、次に走査ライン3−1が選択されるまでt
2の最後の時の状態を保つ。
【0016】次に、走査ライン3−2によって選択され
る画素、すなわち液晶パネル1の第2行目(m=2)の
画素の液晶5−2・1〜5−2・nへ加えられる映像信
号について考える。
【0017】期間t3にデータ駆動回路8内のコンデン
サ群13−1〜13−nにサンプリング、ホールドされ
た映像信号は、G2パルスがハイ且つOEHパルスがハ
イの期間すなわちt4の期間に、データ駆動回路8内の
オペアンプ群14−1〜14−n及び液晶パネル1内の
スイッチング素子4−2・1〜4−2・nを通して液晶
5−2・1〜5−2・nへ加えられる。
【0018】そして、t5の期間はOEHパルスがロー
であるので、データ駆動回路8内のオペアンプ群14−
1〜14−nの電流源15−1〜15−nがオフとな
り、液晶パネルのデータライン2−1〜2−nはフロー
ティング状態となり、液晶5−2・1〜5−2・nにか
かる電圧は、次に走査ライン3−2が選択されるまでt
4の最後の時の状態を保つ。
【0019】以下、走査ライン3−3、3−4、…、3
−mによって選択される画素についても、以上述べた動
作と同様の動作が繰り返され、液晶パネル1に映像情報
が書き込まれる。液晶パネル1の一番下の走査ラインま
で選択された後は、再び第1行目(m=1)の走査ライ
ンの選択動作に戻り、順次走査ライン3−1〜3−mが
選択され、液晶パネル1に新しい映像情報が書き込まれ
る。このようにして液晶パネル1に映像が表示されるこ
ととなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の液晶パネル駆動装置では、データライン駆動
回路から液晶パネルのデータラインに映像信号を送り出
すタイミングを決めているOEHパルスがローとなった
とき、データライン駆動回路内のオペアンプ群の電流源
がオフとなり、液晶パネルのデータラインはフローティ
ング状態となるが、この時、走査ラインを選択するパル
スがハイであり、液晶パネル内のスイッチング素子群が
オンしているため、データライン駆動回路内のオペアン
プ群、及び液晶パネル内のデータライン群のリーク電流
の影響により、実際に液晶にかかる電圧はOEHがロー
となる直前の値ではなく、リーク電流の大きさに依存し
た値に変化させられるという問題点を有していた。
【0021】すなわち、実際に液晶にかかる電圧は、次
に走査ライン3−1が選択されるまで図4に示すt2の
最後の時の状態を保つのではなく、図4のSの波形にお
いて、t3期間の点線に示すように、リーク電流の影響
を受け、G1パルスがローになる直前の値となる。デー
タライン駆動回路内オペアンプ群、及び液晶パネル内デ
ータラインのリーク電流は極く小さな値であるが、ばら
つきやデータライン間の異物付着などによっては液晶パ
ネルの表示品位を損なうほどの電圧変化を液晶にかかる
電圧に及ぼす場合があり、これによって液晶パネルの縦
筋むらなどが発生するという問題点を有していた。
【0022】本発明は、上記課題を解決し、データライ
ン駆動回路内のオペアンプ群および液晶パネル内のデー
タライン群にリーク電流が存在し、このリーク電流がば
らついたとしても、実際に液晶にかかる電圧には影響が
及ばないようにでき、縦筋むらなどの液晶パネルの表示
品位の劣化を防止することができる液晶パネル駆動装置
を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の液晶パネル駆動装置は、複数のデータ
ラインと複数の走査ラインがマトリクス状に形成され、
前記複数のデータラインおよび走査ラインの各交点にス
イッチング素子が配設された液晶パネルと、映像信号
を、その水平走査期間内に時系列的にサンプリングして
ホールドし、水平帰線期間内に前記液晶パネルのデータ
ラインに送り出すデータライン駆動回路と、前記データ
ライン駆動回路の映像信号の前記送り出しのタイミング
に対して時間的に進んだタイミングで、走査ラインを選
択する走査ライン選択パルスを出力する走査ライン駆動
回路とを有する構成とする。
【0024】
【作用】請求項1の構成によると、データライン駆動回
路からデータラインに信号を送り出すタイミングより
も、走査ライン駆動回路から走査ラインに選択パルスを
送り出すタイミングの方を進めて、液晶パネル内のスイ
ッチング素子がオフになってからデータの送り出しを終
了する。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。図1は本実施例の液晶パネル駆動装置の
構成を示すものである。図1において、1〜15及び1
7、18は図3の従来例のものと同様である。すなわ
ち、1は液晶パネル、2−1、2−2、2−3、…、2
−n(ただし、nは自然数であり、以下の全てのnに対
応する)はデータライン、3−1、3−2、3−3、
…、3−m(ただし、mは自然数であり、以下の全ての
mに対応する)は走査ライン、4−1・1、4−1・
2、4−1・3、…、4−1・n、4−2・1、4−2
・2、4−2・3、…、4−2・n、4−3・1、4−
3・2、4−3・3、…、4−3・n、…、4−m・n
はスイッチング素子、5−1・1、5−1・2、5−1
・3、…、5−1・n、5−2・1、5−2・2、5−
2・3、…、5−2・n、5−3・1、5−3・2、5
−3・3、…、5−3・n、…、5−m・nは液晶、6
−1・1、6−1・2、6−1・3、…、6−1・n、
6−2・1、6−2・2、6−2・3、…、6−2・
n、6−3・1、6−3・2、6−3・3、…、6−3
・n、…、6−m・nは補助容量であり、例えば4−1
・1と5−1・1と6−1・1とで液晶パネルの1つの
画素を構成している。
【0026】7は液晶パネルの対向電極ラインであり、
Vcom信号が印加される。8はデータライン駆動回
路、9はデータサンプリング用クロックラインであり、
走査期間を液晶パネルの横方向画素数で割った周期のパ
ルスCPHが印加される。
【0027】10は水平スタートパルスSTHとクロッ
クCPHを入力とするシフトレジスタ、11はデータラ
イン駆動回路内の映像信号ライン、12−1、12−
2、12−3、…、12−nは映像信号を時系列的にサ
ンプリングするスイッチ群、13−1、13−2、13
−3、…、13−nはサンプリングした映像信号をホー
ルドするコンデンサ群、14−1、14−2、14−
3、…、14−nは液晶パネルのデータラインに映像信
号を送り出すオペアンプ群、15−1、15−2、15
−3、…、15−nはオペアンプの出力電流源群であ
り、データライン駆動回路8からデータラインに映像信
号を送り出すタイミングを決めるOEHパルスによって
オン、オフされる。
【0028】21は走査ライン駆動回路、17は走査用
のクロックラインであり、1HのパルスCPVが印加さ
れる。18は垂直スタートパルスSTVとクロックCP
Vを入力とするシフトレジスタである。20−1、20
−2、20−3、…、20−mはアンドゲート型バッフ
ァ群であり、シフトレジスタ18の出力と走査用のクロ
ックライン17に印加されるパルスCPVとを入力とす
るものである。
【0029】以上のように構成された本実施例の液晶パ
ネル駆動装置について、図2を用いてその動作を以下に
説明する。図2において、入力映像信号は、テレビなど
の複合映像信号であり、水平周期で表している。また、
水平帰線期間の始まりから次の水平帰線期間の始まりま
でを1Hで表してある。
【0030】VIDEOは、液晶を駆動するために入力
映像信号を復調、振幅調整、及びガンマ補正し、且つ1
H毎に極性を反転した信号であり、データライン駆動回
路8内の映像信号ライン11に加えられる。
【0031】Vcomは、液晶パネルの対向電極ライン
7に印加される信号であり、VIDEOと同様、1H毎
に極性反転された信号である。STHは、データライン
駆動回路8内のサンプリングパルス発生用のシフトレジ
スタ10のスタートパルスであり、シフトレジスタ10
は液晶パネル1の横方向の各画素に対応したタイミング
で順次パルスを出力し、データライン駆動回路内の映像
信号ライン11をサンプリングするサンプリングスイッ
チ群12−1〜12−nのサンプリング動作を制御す
る。液晶パネル1の横方向の各画素に対応した映像信号
はサンプリングスイッチ群12−1〜12−nによって
コンデンサ群13−1〜13−nにサンプリングされ、
次のサンプリング動作までの1Hの期間、ホールドされ
る。
【0032】OEHは、データライン駆動回路8内のオ
ペアンプ群14−1〜14−nの出力電流源15−1〜
15−nの動作を制御するパルスであり、このOEHパ
ルスがハイのとき上記出力電流源15−1〜15−nが
オンとなり、液晶パネル1のデータライン2−1〜2−
nに、サンプリング及びホールドされた映像信号が送り
出される。
【0033】CPVは、走査ライン駆動回路21内のシ
フトレジスタ18のクロックパルスであり、周期は1H
である。G1’、G2’は、それぞれアンドゲート型バ
ッファ20−1、20−2を通して液晶パネル1の走査
ライン3−1、3−2に加えられる信号であり、G1’
がハイのときは、液晶パネル1内の走査ライン3−1が
選択され、この走査ライン3−1上にあるスイッチング
素子群4−1・1〜4−1・nの横一列が導通し、G
2’がハイのときは、液晶パネル1内の走査ライン3−
2が選択され、この走査ライン3−2上にあるスイッチ
ング素子群4−2・1〜4−2・nの横一列が導通す
る。図2には記載していないが、以下、順にG3’、G
4’、…、Gm’と液晶パネル1の縦方向の画素数分の
パルスが、走査ライン選択パルスとして、走査ライン駆
動回路21から出力される。
【0034】S’は、データライン駆動回路8の出力か
ら液晶パネルのデータライン2−1〜2−n及び、スイ
ッチング素子4−1・1〜4−1・n、4−2・1〜4
−2・n、4−3・1〜4−3・n〜4−m・nを通し
て液晶5−1・1〜5−1・n、5−2・1〜5−2・
n、5−3・1〜5−3・n〜5−m・nに加えられる
映像信号の一般的な波形である。
【0035】今、走査ライン3−1によって選択される
画素、すなわち液晶パネル1の第1行目(m=1)の画
素の液晶5−1・1〜5−1・nへ加えられる映像信号
について考える。
【0036】期間t1にデータ駆動回路8内のコンデン
サ群13−1〜13−nにサンプリング、ホールドされ
た映像信号は、G1’パルスがハイ且つOEHパルスが
ハイの期間すなわちt2’の期間に、データ駆動回路8
内のオペアンプ群14−1〜14−n及び液晶パネル1
内のスイッチング素子4−1・1〜4−1・nを通して
液晶5−1・1〜5−1・nへ加えられる。
【0037】そして、t3’の期間はOEHパルスがロ
ーであるので、データ駆動回路8内のオペアンプ群14
−1〜14−nの電流源15−1〜15−nがオフとな
り、液晶パネルのデータライン2−1〜2−nはフロー
ティング状態となる。液晶5−1・1〜5−1・nにか
かる電圧は、G1’がローになった時にスイッチング素
子4−1・1〜4−1・nがオフとなるので、次に走査
ライン3−1が選択されるまでt2’の最後の時の状態
を保つ。
【0038】次に、走査ライン3−2によって選択され
る画素、すなわち液晶パネル1の第2行目(m=2)の
画素の液晶5−2・1〜5−2・nへ加えられる映像信
号について考える。
【0039】期間t3’にデータ駆動回路8内のコンデ
ンサ群13−1〜13−nにサンプリング、ホールドさ
れた映像信号は、G2’パルスがハイ且つOEHパルス
がハイの期間すなわちt4’の期間に、データ駆動回路
8内のオペアンプ群14−1〜14−n及び液晶パネル
1内のスイッチング素子4−2・1〜4−2・nを通し
て液晶5−2・1〜5−2・nへ加えられる。
【0040】そして、t5’の期間はOEHパルスがロ
ーであるので、データ駆動回路8内のオペアンプ群14
−1〜14−nの電流源15−1〜15−nがオフとな
り、液晶パネルのデータライン2−1〜2−nはフロー
ティング状態となる。液晶5−2・1〜5−2・nにか
かる電圧は、G2’がローになった時にスイッチング素
子4−2・1〜4−2・nがオフとなるので、次に走査
ライン3−2が選択されるまでt4’の最後の時の状態
を保つ。
【0041】以下、走査ライン3−3、3−4、…、3
−mによって選択される画素についても以上述べた動作
と同様の動作が繰り返され、液晶パネル1に映像情報が
書き込まれる。液晶パネル1の一番下の走査ラインまで
選択された後は、再び第1行目(m=1)の走査ライン
の選択動作に戻り、順次、走査ライン3−1、3−2、
3−3、3−4、…、3−mが選択され、液晶パネル1
に新しい映像情報が書き込まれる。このようにして液晶
パネル1に映像が表示されることとなる。
【0042】以上の動作により、データライン駆動回路
からデータラインに信号を送り出すタイミングよりも、
走査ライン駆動回路から走査ラインに選択パルスを送り
出すタイミングの方を進めている。すなわち、図2のt
2’とt3’の間及びt4’とt5’の間に時間がある
ため、まず液晶パネル内のスイッチング素子がオフにな
ってからデータライン駆動回路からのデータの送り出し
が終わるため、データライン駆動回路内のオペアンプ群
及び液晶パネル内のデータラインのリーク電流がばらつ
いたり、データライン間に異物が付着しても、液晶にか
かる電圧への影響をなくすことができる。従って、従来
の液晶パネル駆動装置で問題となっていた縦筋むらなど
の液晶パネルの表示品位の劣化を防止することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データラ
イン駆動回路からデータラインに信号を送り出すタイミ
ングよりも、走査ライン駆動回路から走査ラインに選択
パルスを送り出すタイミングの方が進み、液晶パネル内
のスイッチング素子がオフになってからデータの送り出
しを終了することができる。
【0044】そのため、データライン駆動回路内のオペ
アンプ群および液晶パネル内のデータラインに存在する
リーク電流がばらついたり、データライン間に異物が付
着したりしても、液晶にかかる電圧への影響をなくすこ
とができ、縦筋むらなどの液晶パネルの表示品位の劣化
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶パネル駆動装置の構成
【図2】同実施例の液晶パネル駆動装置の動作説明図
【図3】従来の液晶パネル駆動装置の構成図
【図4】同従来例の液晶パネル駆動装置の動作説明図
【符号の説明】
1 液晶パネル 2−1〜2−n データライン 3−1〜3−m 走査ライン 4−1・1〜4−m・n スイッチング素子 8 データライン駆動回路 21 走査ライン駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータラインと複数の走査ライン
    がマトリクス状に形成され、前記複数のデータラインお
    よび走査ラインの各交点にスイッチング素子が配設され
    た液晶パネルと、映像信号を、その水平走査期間内に時
    系列的にサンプリングしてホールドし、水平帰線期間内
    に前記液晶パネルのデータラインに送り出すデータライ
    ン駆動回路と、前記データライン駆動回路の映像信号の
    前記送り出しの期間よりも時間的に進んだ期間に、走査
    ラインを選択する走査ライン選択パルスを出力する走査
    ライン駆動回路とを有する液晶パネル駆動装置。
  2. 【請求項2】 映像信号のデータラインへの送り出しと
    走査ラインの選択の両方を、前記映像信号の水平帰線期
    間内に行うことを特徴とする請求項1に記載の液晶パネ
    ル駆動装置。
JP28849394A 1994-11-24 1994-11-24 液晶パネル駆動装置 Pending JPH08146925A (ja)

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