JPH08146698A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08146698A
JPH08146698A JP6285240A JP28524094A JPH08146698A JP H08146698 A JPH08146698 A JP H08146698A JP 6285240 A JP6285240 A JP 6285240A JP 28524094 A JP28524094 A JP 28524094A JP H08146698 A JPH08146698 A JP H08146698A
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Kuniyuki Sato
訓之 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー像担持体の経時的劣化の偏りを抑え
る。 【構成】 トナー像担持体である中間転写ベルト19上
の画像領域外に設置した複数の光反射体マーカ40a,
40b,……,40nとそれらによる反射光を検知する
フォトセンサ50とによって位置検知手段を構成し、一
連の色重ね合わせ工程毎に異なる光反射体マーカを使用
する光反射体マーカとして選択し、フォトセンサ50が
その選択した光反射体マーカによる反射光を検知した時
の信号に同期して、レーザ書込手段のレーザ光による感
光体上への画像データの書き込みを開始させる。なお、
各光反射体マーカ上に一部だけ反射率が異なり且つ互い
に構成が異なる検知領域を設け、フォトセンサ50がそ
の各検知領域からの反射光を検知した時の信号によって
各光反射体マーカを判別し、一連の色重ね合わせ工程毎
にそのうちの1つを予め設定した順序で順次選択するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタルカラー複写
機やカラー・レーザプリンタ等の電子写真方式を用いた
カラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカラー複写機等の電子写真方式
を用いたカラー画像形成装置では、周動する感光体の表
面を帯電手段によって一様に帯電し、そこにレーザ書込
手段により複数色の画像データをレーザ光によって順次
書き込んで静電潜像を形成した後、複数の現像手段によ
ってそれぞれ異なる色のトナーを付着させてトナー像を
形成して可視化し、その各トナー像を第1の転写手段に
よって順次中間転写ベルト又は中間転写ドラム等のトナ
ー像担持体に転写して重ね合わせた後、第2の転写手段
によって記録紙に一括転写するようにしたものがある。
【0003】このようなカラー画像形成装置では、トナ
ー像担持体上で重ね合わせる各色のトナー像の位置を正
確に一致させる必要があるため、トナー像担持体の周動
方向の位置を検知する位置検知手段を設けている。
【0004】例えば、トナー像担持体上の画像領域外に
光反射体マーカを設置し、これに対向するように所定位
置に設けた反射型フォトセンサによりこの光反射体マー
カの反射光を検知することによって、トナー像担持体の
周動方向の基準位置を検知し、その検知信号に同期して
レーザ書込手段による感光体上へのレーザ光による画像
データの書き込み開始タイミングを制御するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなカラー画像形成装置においては、一連の色重ね
合わせ工程時におけるトナー像担持体上の感光体からの
トナー像転写位置は常に同じ位置となるため、トナー像
担持体の経時的劣化に偏りが生じるという不具合があっ
た。
【0006】また、光反射体マーカはトナー像担持体の
周動方向の画像領域外にあっても経時的なトナーによる
汚れは避けられない。そのため、トナー像担持体の表面
をクリーニングユニットによってクリーニングする際
に、反射マーカの表面もクリーニングすることが考えら
れるが、クリーニングユニット内に設けられているゴム
ブレードの負荷によって光反射体マーカの端部がめくれ
上がるという不具合が発生し、トナー像担持体の位置検
知精度が劣化してしまうという問題もあった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、トナー像担持体の経時的劣化の偏りを抑えるこ
とを目的とする。また、トナー像担持体上の光反射体マ
ーカの端部がめくれ上がっても、トナー像担持体の位置
検知精度が劣化しないようにすることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、周動する感光体と、その表面を一様に帯
電する帯電手段と、それによって帯電された感光体の表
面に複数色の画像データをレーザ光によって順次書き込
んで静電潜像を形成するレーザ書込手段と、それによっ
て順次前記感光体の表面に形成される静電潜像をそれぞ
れ異なる色のトナーを付着させてトナー像を形成して可
視化する複数の現像手段と、感光体に隣接して周動し、
各現像手段によって順次感光体上に形成される複数色の
トナー像を重ね合わせて保持するトナー像担持体と、感
光体上のトナー像をトナー像担持体に転写する第1の転
写手段と、トナー像担持体上のトナー像を記録紙に転写
する第2の転写手段と、トナー像担持体の周動方向の位
置を検知する位置検知手段と、その検知結果に応じてレ
ーザ書込手段のレーザ光による感光体上への画像データ
の書き込み開始タイミングを制御する光書込開始タイミ
ング制御手段とを備えたカラー画像形成装置において、
以下の各手段を設けたものである。
【0009】すなわち、位置検知手段を、トナー像担持
体上の画像領域外に設置した複数の光反射体マーカとそ
の光反射体マーカによる各反射光を検知する反射型フォ
トセンサとによって構成し、一連の色重ね合わせ工程毎
に異なる光反射体マーカを使用する光反射体マーカとし
て選択するマーカ選択手段を設け、光書込開始タイミン
グ制御手段を、位置検知手段のフォトセンサがマーカ選
択手段によって選択された光反射体マーカによる反射光
を検知した時の信号に同期して、レーザ書込手段のレー
ザ光による感光体上への画像データの書き込みを開始さ
せる手段としたものである。
【0010】なお、各光反射体マーカ上に一部だけ反射
率が異なり且つ互いに構成が異なる検知領域を設け、マ
ーカ選択手段を、位置検知手段のフォトセンサが各光反
射体マーカ上の検知領域からの反射光を検知した時の信
号によってその各光反射体マーカを判別し、一連の色重
ね合わせ工程毎に複数の光反射体マーカのうちの1つを
予め設定した順序で順次選択する手段とすればよい。
【0011】この場合、各光反射体マーカ上の検知領域
をそれぞれトナー像担持体の周動方向と直交する線分を
持つ領域とし、その領域の個数,幅,又は位置を各光反
射体マーカ毎に異ならせるようにしたり、あるいは各光
反射体マーカ上の検知領域をそれぞれトナー像担持体の
周動方向と直交する線分を持つ複数の領域とし、その各
領域の間隔を各光反射体マーカ毎に異ならせるようにす
るとよい。
【0012】また、位置検知手段として少なくとも3つ
の同じ長さの光反射体マーカを設け、マーカ選択手段
に、位置検知手段のフォトセンサによって各光反射体マ
ーカによる反射光が検知された時の信号を比較すること
によって異常が発生している光反射体マーカの有無を判
断する手段と、該手段によって異常が発生していると判
断された光反射体マーカの選択を禁止する手段とを備え
ることが望ましい。
【0013】
【作用】この発明のカラー画像形成装置によれば、位置
検知手段を、トナー像担持体上の画像領域外に設置した
複数の光反射体マーカとその光反射体マーカによる各反
射光を検知する反射型フォトセンサとによって構成する
と共に、一連の色重ね合わせ工程毎に異なる光反射体マ
ーカを使用する光反射体マーカとして選択するマーカ選
択手段を設け、光書込開始タイミング制御手段が、位置
検知手段のフォトセンサがマーカ選択手段によって選択
された光反射体マーカによる反射光を検知した時の信号
に同期して、レーザ書込手段のレーザ光による感光体上
への画像データの書き込みを開始させるので、トナー像
担持体の一部分のみを酷使することによる経時的劣化の
偏りを抑えることができる。
【0014】なお、各光反射体マーカ上に一部だけ反射
率が異なり且つ互いに構成が異なる検知領域を設け、マ
ーカ選択手段が、位置検知手段のフォトセンサが各光反
射体マーカ上の検知領域からの反射光を検知した時の信
号によってその各光反射体マーカを判別し、一連の色重
ね合わせ工程毎に複数の光反射体マーカのうちの1つを
予め設定した順序で順次選択するようにすれば、各光反
射体マーカの使用頻度を平均化することができるため、
トナー像担持体の経時的劣化の偏りをより精度良く抑え
ることができる。
【0015】この場合、各光反射体マーカ上の検知領域
をそれぞれトナー像担持体の周動方向と直交する線分を
持つ領域とし、その領域の個数,幅,又は位置を各光反
射体マーカ毎に異ならせるようにしたり、あるいは各光
反射体マーカ上の検知領域をそれぞれトナー像担持体の
周動方向と直交する線分を持つ複数の領域とし、その各
領域の間隔を各光反射体マーカ毎に異ならせるようにす
れば、各光反射体マーカの判別を容易に行なえるため、
トナー像担持体の劣化が進んでいるところや異常のあっ
た光反射体マーカを容易に数値管理することができる。
【0016】また、位置検知手段として少なくとも3つ
の同じ長さの光反射体マーカを設け、マーカ選択手段
が、位置検知手段のフォトセンサによって各光反射体マ
ーカによる反射光が検知された時の信号を比較すること
によって異常が発生している光反射体マーカの有無を判
断し、異常が発生していると判断した光反射体マーカの
選択を禁止するようにすれば、端部がめくれ上がった光
反射体マーカを使用せずに済むので、トナー像担持体の
位置検知精度が劣化する恐れがなくなる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例であるデジ
タルカラー複写機の機構部を示す概略構成図であり、図
3は図2に示した感光体ドラム及び中間転写ベルト回り
の部分拡大図である。
【0018】カラースキャナ1は、照明ランプ4によっ
て原稿3の下面(カラー画像面)に光を照射し、その反
射光をミラー5a,5b,5c及びレンズ6を介してC
CDからなるカラーラインセンサ7に結像することによ
り、原稿3のカラー画像データを加色法3原色のR
(赤),G(緑),B(青)に分解して読み取り、電気
的な画像信号に変換する。
【0019】そして、このR,G,Bの色画像信号に対
して画像処理部で色変換処理を施し、減色法3原色のC
(シアン),M(マゼンダ),Y(黄)及びK(黒)の
画像データを得て画像メモリに一旦記憶した後読み出し
て、カラープリンタ2によりC,M,Y及びKの各トナ
ー像を形成し、これを重ね合わせてフルカラー画像を形
成する。
【0020】カラープリンタ2は、内部に感光体ドラム
9を備え、その周囲にクリーニングユニット10,除電
ランプ11,帯電チャージャ12,電位センサ13,K
現像器14,C現像器15,M現像器16,Y現像器1
7,現像濃度パターン検知器18,及び中間転写ベルト
19等を配設している。
【0021】各現像器14〜17は静電潜像を現像する
ため、トナーを感光体ドラム9に接触させるように回転
する現像スリーブ14a〜17aと、トナーを汲み上げ
て撹拌する現像パドル14b〜17b及びトナー濃度検
知センサ14c〜17c等により構成されている。な
お、この実施例ではレーザ光による書き込みと現像の順
序(カラー画像形成順序)をK,C,M,Yとする。
【0022】コピー動作がスタートすると、カラープリ
ンタ2は感光体ドラム9を矢示A方向に周動させ、その
表面を帯電チャージャ12によって一様に帯電し、そこ
にカラースキャナ1から送られてくる原稿3のカラー画
像に対応する複数色の画像データを画像処理した後レー
ザ書込ユニット8によりレーザ光によって順次書き込ん
で静電潜像を形成する。
【0023】レーザ書込ユニット8は、まずK画像デー
タに応じて帯電チャージャ12により一様に帯電された
感光体ドラム9上に形成したK潜像の先端部が、K現像
器14の現像位置に到達すると、K潜像は回転する現像
スリーブ14aによってKトナーで現像され始め、K潜
像の後端部が現像位置を通過した時点でK現像が終了す
る。
【0024】そして、感光体ドラム9上に形成されたK
トナー像を、感光体ドラム9に隣接して周動する中間転
写ベルト19上に中間転写する。この中間転写は、感光
体ドラム9と中間転写ベルト19とが接触した時に、中
間転写バイアスローラ20に所定のバイアス電圧を印加
することによって行なわれる。その後、感光体ドラム9
上の残留トナーをクリーニングユニット10によって除
去し、除電ランプ11で除電してから再び帯電チャージ
ャ12による帯電に始まり、レーザ光による書き込み,
現像,中間転写,クリーニングと続くサイクルを繰り返
す。
【0025】それによって、感光体ドラム9上に順次形
成されたK,C,M,Yの各トナー像を中間転写ベルト
19上に順次位置合わせして転写することにより4色重
ねの中間転写像が形成され、それを転写紙上に一括転写
する。そのため、中間転写ベルト19上にKトナー像を
形成するK工程が終了すると、次に中間転写ベルト19
上にCトナー像を形成するC工程に進むが、そのCトナ
ー像の先端部と中間転写ベルト19上のKトナー像の先
端部とが一致するように、レーザ書込ユニット8による
C潜像用のレーザ光による書き込み開始のタイミングが
調整される。
【0026】同様に、M工程及びY工程が行なわれて、
中間転写ベルト19上に4色重ねの中間転写像が形成さ
れる。但し、画像形成順序はK,C,M,Yに限定され
るものではなく、トナーの特性と最終的に転写紙上に形
成されるカラー画像の仕上り効果とに応じて、画像形成
順序が予め決定される。中間転写ベルト19は、中間転
写バイアスローラ20,駆動ローラ21,及び従動ロー
ラ群に張架されており、図示しない駆動モータにより矢
示B方向に周動される。
【0027】ベルトクリーナ22は、ブラシローラ22
a,ゴムブレード22b,及びベルトからの接離機構2
2c等から構成され、最初のKトナー像を中間転写する
前は中間転写ベルト19に接触しているが、中間転写が
開始されると接離機構22cによってベルト面から離さ
れている。
【0028】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラ23a,ローラクリーニングブレード23b,及び
ベルトからの接離機構23c等から構成されている。紙
転写バイアスローラ23aは、通常は中間転写ベルト1
9から離れているが、中間転写ベルト19上に形成され
た4色重ねの中間転写像を転写紙に一括転写する時に、
タイミングを取って転写紙24を中間転写ベルト19に
押圧し、該ローラ23aに所定のバイアス電圧を印加し
て中間転写像を転写紙24へ転写させる。
【0029】なお、その転写紙24は、給紙ローラ25
とレジストローラ対26とによって、中間転写ベルト1
9の4色重ね中間転写像の先端部が転写位置に到達する
タイミングに合わせて給紙される。
【0030】ここで、中間転写ベルト19上に4色重ね
の中間転写像を形成する場合の動作について、もう少し
詳しく説明する。
【0031】中間転写ベルト19上の画像領域外には、
図1に示すように複数の光反射体マーカ40a,40
b,……,40nを等間隔に設置しており、これらと対
向する所定位置に反射型フォトセンサ(以下単に「フォ
トセンサ」ともいう)50を設け、その光反射体マーカ
40a,40b,……,40nとフォトセンサ50とに
よって中間転写ベルト19の周動方向(矢示B方向)の
位置を検知する位置検知手段を構成している。また、各
光反射体マーカ40a,40b,……,40nは、それ
ぞれ表面に後述する検知領域を有している。
【0032】反射型フォトセンサ50は、発光素子(L
ED)よって光を照射し、各光反射体マーカ40a,4
0b,……,40nで反射された光を受光素子(フォト
ダイオード又はフォトトランジスタ)によって受光する
ものである。
【0033】カラープリンタ2の制御部(後述する)
は、一連の色重ね合わせ工程毎に異なる光反射体マーカ
を使用する光反射体マーカとして選択し、反射型フォト
センサ50がその選択した光反射体マーカの検知領域か
らの反射光を検知した時の信号(反射型フォトセンサ5
0の基準位置検知信号)により、中間転写ベルト19の
周動方向の基準位置(先端位置)を検知することができ
る。
【0034】したがって、一連の色重ね合わせ工程を行
なう場合には、反射型フォトセンサ50の基準位置検知
信号に同期して、レーザ書込ユニット8のレーザ光によ
る感光体ドラム9上へのK画像データの書き込みを開始
させ、その後中間転写ベルト19が一周すると、再び反
射型フォトセンサ50の基準位置検知信号に同期して、
レーザ書込ユニット8のレーザ光による感光体ドラム9
上へのC画像データの書き込みを開始させる。
【0035】その結果、感光体ドラム9上に形成された
Cトナー像は、中間転写ベルト19上に転写されている
Kトナー像に正確に位置合わせされ、重ね合わされて転
写される。そして、その後も同様な動作によってM,Y
画像工程に進み、中間転写ベルト19上に4色重ねの中
間転写像が形成され、その4色重ねの中間転写像を転写
紙に一括転写する。
【0036】その後、中間転写ベルト19から4色重ね
の中間転写像が一括紙転写された転写紙を搬送ベルト2
7で定着ユニット28に搬送し、所定温度にコントロー
ルされた定着ローラ28aと加圧ローラ28bとでトナ
ー像を加圧溶融定着してコピートレイ29に搬出し、フ
ルカラーコピーが得られる。
【0037】なお、ベルト転写後の感光体ドラム9の表
面をクリーニングユニット10によってクリーニング
し、除電ランプ11によって均一に除電する。また、4
色重ねの中間転写像が転写紙に転写され始めると、ベル
トクリーナ22は接離機構22cにより紙転写を終った
中間転写ベルト19に接触し、ブラシローラ22aとゴ
ムブレード22bとによって残留しているトナーを回収
することによりクリーニングを行なう。
【0038】ところで、同一原稿から複数枚のコピーを
得るリピートコピー時には、カラースキャナ1が1枚目
の原稿に対してだけ作動し、記憶されているカラー画像
データから感光体ドラム9への画像形成は、1枚目のY
(4色目)工程に引き続き所定のタイミングで2枚目の
K(1色目)工程に進む。また、中間転写ベルト19
は、1枚目の4色重ね中間転写像の転写紙への一括紙転
写に引き続き、表面をベルトクリーナ22によりクリー
ニングされた領域に2枚目のKトナー像が中間転写され
るようにする。その後は1枚目と同様の動作になる。3
枚目以降は2枚目と同様である。
【0039】なお、転写紙カセット30〜33は、それ
ぞれ各種サイズの転写紙が収納されており、図示しない
操作パネルからの操作信号によって指示されたサイズの
転写紙を収納したカセットからタイミングを取ってレジ
ストローラ対26に給送される。34はOHP用紙や厚
紙などの手差し給紙トレイである。
【0040】以上、4色フルカラーを得るコピーモード
の場合について説明したが、3色コピーモードや2色コ
ピーモードの場合は、指定された色と色数の分について
同様の動作を行なう。また、単色コピーモードの場合
は、所定枚数が終了するまで、指定された色の現像器の
み作動し、中間転写ベルト19は感光体ドラム9に接触
したまま矢示B方向に定速駆動され、ベルトクリーナ2
2も中間転写ベルト19に接触したままの状態で動作す
る。
【0041】図4は、図2に示したカラープリンタ2内
のレーザ書込ユニット8の構成例を示す斜視図である。
このレーザ書込ユニット8において、レーザダイオード
(LD)61より射出されたレーザ光は、コリメートレン
ズ62により平行光束とされ、次に形成するドット(画
素密度)の大きさに応じたスリットを持つアパーチャ6
3により余分なレーザ光がカットされる。
【0042】そのアパーチャ63により整形された平行
光束は、シリンダレンズ64により主走査方向の画像形
成用のレーザ光が感光体ドラム9上で所定の大きさにな
るように集光され、ポリゴンモータ65により回転され
るポリゴンミラー66で主走査方向(感光体ドラム9の
軸方向)xに走査される。そして、一対のFθレンズ6
7により等角運動を等速運動にし、また像面湾曲を補正
する。
【0043】Fθレンズ67を通ったレーザ光は、反射
ミラー68により角度を変えられ、シリンダレンズ69
により副走査方向(感光体ドラム9の回転方向)yの集
光がなされ、感光体ドラム9上に所定ビーム径でスポッ
ト状に結像される。
【0044】なお、感光体ドラム9上を走査する直前の
レーザ光は、ミラー70及びシリンダレンズ71を介し
て光ファイバ72に入射された後、図示しない制御部に
備えられているフォトダイオード等の同期検知センサ
(受光素子)73で検知される。そして、制御部が同期
検知センサ73からの同期検知信号を用い、1走査毎に
レーザ光の発光開始タイミング(レーザ光による画像デ
ータの書き込み開始位置)を制御する。
【0045】図5はカラープリンタ2の制御系を示すブ
ロック図であり、制御部80はマイクロコンピュータを
用いており、操作パネル81からの操作信号や反射型フ
ォトセンサ50及び同期検知センサ73を含む各種のセ
ンサ・スイッチ類82からの検知信号を入力して、図2
のレーザ書込ユニット8,帯電チャージャ12,各現像
器14〜17,紙転写ユニット23等の複写プロセス機
器83と、モータ,ソレノイド,クラッチ,定着ヒータ
等のシーケンス機器84とを制御したり、操作パネル8
1に表示情報を送出する。
【0046】図6は、図5の制御部80によるこの発明
に係わる光書込開始タイミング制御を示すフローチャー
トである。このルーチンは、前述した一連の色重ね合わ
せ工程毎に図示しないメインルーチンによって呼び出さ
れて実行されるものであり、まず図1に示した複数の光
反射体マーカ40a,40b,……,40nのうちの1
つを選択するマーカ選択処理を行なう。
【0047】次いで、反射型フォトセンサ50がマーカ
選択処理によって選択された光反射体マーカ上の検知領
域からの反射光を検知すると、その時の信号(反射型フ
ォトセンサ50から出力される基準位置検知信号)と同
期をとり、図示しない書込系のルーチンに対してレジス
ト位置、つまりレーザ書込ユニット8のレーザ光による
画像データの書き込み開始位置をセットし、その書き込
みが終了した後、次の色の書き込みを行なう場合には最
初のステップに戻り、一連の色重ね合わせ工程が終了す
るまで上述と同様の処理を繰り返す。
【0048】図7は、図6におけるマーカ選択処理のサ
ブルーチンの一例を示すフローチャートである。なお、
この例においては説明の都合上、中間転写ベルト19の
画像領域外には3つの光反射体マーカ40a,40b,
40cが等間隔に設置されているものとする。
【0049】このルーチンがスタートすると、図示しな
い不揮発性メモリに記憶されている各光反射体マーカ4
0a,40b,40cの使用回数(選択回数)Na,N
b,Ncを比較して、光反射体マーカ40aの使用回数
Naが光反射体マーカ40b,40cの使用回数Nb,
Nc以下であれば、光反射体マーカ40aの使用回数N
aに「1」を加算して、その光反射体マーカ40aを使
用する光反射体マーカとして選択した後、図6のメイン
ルーチンへリターンする。
【0050】また、光反射体マーカ40bの使用回数N
bが光反射体マーカ40a,40cの使用回数Na,N
c以下であれば、光反射体マーカ40bの使用回数Nb
に「1」を加算して、その光反射体マーカ40bを使用
する光反射体マーカとして選択した後、図6のメインル
ーチンへリターンする。
【0051】さらに、その使用回数Nbが光反射体マー
カ40a,40cの使用回数Na,Nc以下でなけれ
ば、つまり光反射体マーカ40cの使用回数Ncが光反
射体マーカ40a,40bの使用回数Na,Nb以下で
あれば、光反射体マーカ40cの使用回数Ncに「1」
を加算して、その光反射体マーカ40cを使用する光反
射体マーカとして選択した後、図6のメインルーチンへ
リターンする。
【0052】ここで、中間転写ベルト19が1周する
間、図1に示した反射型フォトセンサ50は各光反射体
マーカ40a〜40cの反射光を順次検知して、図8に
示すように各基準位置検知信号Sa〜Scを順次出力す
るが、図5に示した制御部80はそのうち選択した光反
射体マーカに対応する基準位置検知信号のみを取り込
み、その基準位置検知信号に同期してレーザ書込ユニッ
ト8のレーザ光による各画像データの書き込みを開始さ
せる。
【0053】すなわち、制御部80は反射型フォトセン
サ50から順次出力される各基準位置検知信号Sa〜S
cと内部のCPUが時間管理しているイネーブル信号
(ゲート信号)との論理積をとり、その結果がハイレベ
ル“H”の時の基準位置検知信号に対応する光反射体マ
ーカを使用する光反射体マーカとして選択する。なお、
前述した一連の色重ね合わせ工程を行なっていない時に
はイネーブル信号をハイレベル“H”に保つ。
【0054】そして、例えばイネーブル信号がハイレベ
ル“H”の時に反射型フォトセンサ50から基準位置検
知信号Sa(ハイレベル信号)が出力され、その各信号
との論理積がハイレベル“H”の時に基準位置検知信号
Saに対応する光反射体マーカ40aを使用する光反射
体マーカとして選択した場合には、その基準位置検知信
号Saに同期してレーザ書込ユニット8のレーザ光によ
る感光体ドラム9上へのK画像データの書き込みを開始
させる。
【0055】また、その書き込みと同時にイネーブル信
号をローレベル“L”にし、この状態を2パルス分の間
(反射型フォトセンサ50から基準位置検知信号Sb,
Scが出力されている間)だけ保持した後、再びイネー
ブル信号をハイレベル“H”にする。それによって、反
射型フォトセンサ50の出力信号(基準位置検知信号S
b,Sc)とイネーブル信号との論理積は2パルス分の
間だけローレベル“L”を保つことになるため、制御部
80は対応する基準位置検知信号Sb,Scを無視でき
る。
【0056】以下、C,M,Yの各画像データの書き込
みに際しても上述と同様の処理を行ない、1枚目の原稿
に対する一連の色重ね合わせ工程に使用するレーザ書込
ユニット8のレーザ光による感光体ドラム9上への各色
の画像データの書き込み開始タイミングを制御し、その
書き込みが終了し、2枚目の原稿に対する一連の色重ね
合わせ工程のためにランダムあるいは所定のパルス数の
間だけイネーブル信号をハイレベル“H”に保持し、次
に使用する光反射体マーカを選択する。
【0057】図9は、図6におけるマーカ選択処理のサ
ブルーチンの他の例を示すフローチャートである。な
お、この例においても説明の都合上、中間転写ベルト1
9の画像領域外には3つの光反射体マーカ40a〜40
cが等間隔に設置されているものとする。
【0058】このルーチンがスタートすると、まず不揮
発性メモリに記憶されている(現在選択されている)光
反射体マーカの番号(マーカ番号)に「1」を加算した
後、そのマーカ番号が「3」以下か否かを判断し、
「3」以下であればそのまま図6のメインルーチンへリ
ターンするが、「3」を越えた場合にはそのマーカ番号
を「1」に書き換えた後、図6のメインルーチンへリタ
ーンする。
【0059】次に、複数の光反射体マーカ40a,40
b,……,40nの判別機能について具体的に説明す
る。なお、その各符号を代表して40として説明する。
【0060】この各光反射体マーカ40(40a,40
b,……,40n)は、それぞれ表面に一部だけ反射率
が異なり且つ構成が異なる検知領域を設けている。例え
ば、図10に示すように各光反射体マーカ40上の検知
領域41をそれぞれ中間転写ベルト19の周動方向と直
交する線分を持つ領域とし、その領域の本数(個数)を
各光反射体マーカ40毎に異ならせる。
【0061】それによって、制御部80は、反射型フォ
トセンサ50がその各光反射体マーカ40上の検知領域
41からの反射光を検知した時の信号によって各光反射
体マーカ40を判別できる。つまり、図11に示すよう
に反射型フォトセンサ50から出力されるパルス信号数
(検知領域41を構成する各線分領域の本数)をカウン
トし、その数によって各光反射体マーカ40を判別で
き、一連の色重ね合わせ工程毎にそのうちの1つを予め
設定した順序で選択することができる。
【0062】このように、この実施例においては、中間
転写ベルト19上の画像領域外に設置した複数の光反射
体マーカ40とその各光反射体マーカ40による各反射
光を検知する反射型フォトセンサ50とによって位置検
知手段を構成し、フォトセンサ50が各光反射体マーカ
40上の検知領域からの反射光を検知した時の信号によ
り、制御部80がその各光反射体マーカ40を判別す
る。
【0063】そして、一連の色重ね合わせ工程毎にその
各光反射体マーカ40のうちの1つを予め設定した順序
で順次選択し、フォトセンサ50が選択された光反射体
マーカによる反射光を検知した時の信号に同期して、レ
ーザ書込ユニット8のレーザ光による感光体ドラム9上
への画像データの書き込みを開始させるので、中間転写
ベルト19の一部分のみを酷使することによる経時的劣
化の偏り(部分的な劣化)を精度よく抑えることができ
る。したがって、中間転写ベルト19の寿命が伸び、し
かも画像の部分的なムラや濃度変動を抑えることができ
る。
【0064】また、各光反射体マーカ40上の検知領域
41をそれぞれ中間転写ベルト19の周動方向と直交す
る線分を持つ領域とし、その領域の本数(個数)を各光
反射体マーカ40毎に異ならせたので、その各光反射体
マーカ40を容易に判別でき、それらと中間転写ベルト
19上の位置の関連付けが容易になり、中間転写ベルト
19の劣化が進んでいるところや異常のあった光反射体
マーカを容易に数値管理することができる。
【0065】なお、以下の(1)〜(4)に示す構成及び処
理により種々の効果を得ることもできる。
【0066】(1)図12に示すように各光反射体マー
カ40上の検知領域41をそれぞれ中間転写ベルト19
の周動方向と直交する線分を持つ領域とし、その領域4
1の幅を各光反射体マーカ40毎に異ならせ、制御部8
0が図13に示すように反射型フォトセンサ50の出力
信号から検知領域41の幅を測定し、その値によって各
光反射体マーカ40を判別するようにすれば、上述の実
施例と同様な効果を得られ、さらに中間転写ベルト19
上に細かなゴミが付着する等により、予期しないヒゲ状
のパルスが発生しても誤検知するようなことがなくな
り、精度の高い管理を行なえる。
【0067】(2)図14に示すように各光反射体マー
カ40上の検知領域41をそれぞれ中間転写ベルト19
の周動方向と直交する線分を持つ領域とし、その領域4
1とマーカ先頭との間隔(領域41の位置)を各光反射
体マーカ40毎に異ならせ、制御部80が図15に示す
ように反射型フォトセンサ50の出力信号から上記間隔
を測定し、その値によって各光反射体マーカ40を判別
するようにすれば、上述の実施例と同様な効果を得ら
れ、さらに以下の効果も得られる。
【0068】すなわち、もしある光反射体マーカの先端
がめくれ上がる等の不具合が発生した場合には、上記間
隔に変動が生じるため、その間隔を測定することにより
異常が発生した光反射体マーカをいち早く検出すること
ができる。そして、その異常を検出した場合には、その
旨を図5の操作パネル81の表示器に表示してオペレー
タに光反射体マーカの交換作業を促したり、その光反射
体マーカを使用する光反射体マーカとして選択すること
を禁止することにより、中間転写ベルト19の位置検知
精度の劣化を抑えることができ、異常動作が行なわれる
恐れがほどんどなくなる。
【0069】(3)図16に示すように各光反射体マー
カ40上の検知領域41をそれぞれ中間転写ベルト19
の周動方向と直交する線分を持つ2つの領域41a,4
1bとし、その各領域41a,41bの間隔を各光反射
体マーカ40毎に異ならせ、制御部80が図17に示す
ように反射型フォトセンサ50の出力信号から上記間隔
を測定し、その値によって各光反射体マーカ40を判別
するようにすれば、やはり上述の実施例と同様な効果を
得られ、さらに以下の効果も得られる。
【0070】すなわち、もし光反射体マーカ40の先端
がめくれ上がる等の不具合が発生した場合には、マーカ
先頭と領域41aとの間隔(領域41aの位置)に変動
が生じるため、その間隔を測定することによって異常の
ある光反射体マーカをいち早く検出することができる。
そして、その異常を検出した場合には、前述と同様にそ
の旨を操作パネル81の表示器に表示してオペレータに
光反射体マーカの交換作業を促したり、この光反射体マ
ーカを使用する光反射体マーカとして選択することを禁
止することにより、中間転写ベルト19の位置検知精度
の劣化を抑えることができ、異常動作が行なわれる恐れ
がほとんどなくなる。
【0071】また、マーカ先端から遠い方の領域41b
からの反射光を反射型フォトセンサ50によって検知し
た時の信号に同期して、レーザ書込ユニット8のレーザ
光による感光体ドラム9上への画像データの書き込みを
開始させるようにすれば、光反射体マーカ40の先端が
めくれ上がる等の異常が発生した場合でも、そのめくれ
が領域41bに達するまでは動作を継続することができ
る。
【0072】(4)上述した実施例では、中間転写ベル
ト19の画像領域外に3つ以上の同じ長さの光反射体マ
ーカ40を設けているが、制御部80が、反射型フォト
センサ50によってその各光反射体マーカ40による反
射光が検知された時の信号からその各幅を測定し、それ
らを比較することによって異常が発生している光反射体
マーカの有無を判断し、異常が発生していると判断した
光反射体マーカの選択を禁止するようにすれば、端部が
めくれ上がった光反射体マーカを使用せずに済むので、
中間転写ベルト19の位置検知精度の劣化をより確実に
抑えることができる。
【0073】以上、この発明を中間転写ベルトを用いた
デジタルカラー複写機に適用した実施例について説明し
たが、この発明はこれに限らず、中間転写ドラム等の他
のトナー像担持体を用いたデジタルカラー複写機やカラ
ー・レーザプリンタ等の各種のカラー画像形成装置に適
用し得るものである。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のカラー
画像形成装置によれば、トナー像担持体の一部分のみを
酷使することによる経時的劣化の偏りを抑えることがで
きる。なお、請求項2の発明によれば、各光反射体マー
カの使用頻度を平均化することができるため、トナー像
担持体の経時的劣化の偏りをより精度よく抑えることが
できる。
【0075】請求項3〜6の発明によれば、各光反射体
マーカの判別を容易に行なえるため、トナー像担持体の
劣化が進んでいるところや異常のあった光反射体マーカ
を容易に数値管理することができる。請求項7の発明に
よれば、端部がめくれ上がった反射マーカを使用せずに
済むので、トナー像担持体の位置検知精度の劣化を抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した中間転写ベルト上の光反射体マー
カとそれに対向して配置された反射型フォトセンサとか
らなる位置検知手段を示す図である。
【図2】この発明の一実施例であるデジタルカラー複写
機の機構部を示す概略構成図である。
【図3】図2に示した感光体ドラム及び中間転写ベルト
回りの部分拡大図である。
【図4】図2に示したカラープリンタ内のレーザ書込ユ
ニットの構成例を示す斜視図である。
【図5】同じくカラープリンタの制御系を示すブロック
図である。
【図6】図5の制御部によるこの発明に係わる処理の一
例を示すフロー図である。
【図7】図6におけるマーカ選択処理のサブルーチンの
一例を示すフロー図である。
【図8】図7のマーカ選択処理に係わる動作例を示すタ
イミング図である。
【図9】図6におけるマーカ選択処理のサブルーチンの
他の例を示すフロー図である。
【図10】図1の光反射体マーカの第1の具体例を示す
図である。
【図11】図10の光反射体マーカからの反射光を図1
の反射型フォトセンサによって検知した時の信号(出力
信号)と時間との関係を示す線図である。
【図12】図1の光反射体マーカの第2の具体例を示す
図である。
【図13】図12の光反射体マーカからの反射光を図1
の反射型フォトセンサによって検知した時の信号と時間
との関係を示す線図である。
【図14】図1の光反射体マーカの第3の具体例を示す
図である。
【図15】図14に示した光反射体マーカからの反射光
を図1の反射型フォトセンサによって検知した時の信号
と時間との関係を示す線図である。
【図16】図1の光反射体マーカの第4の具体例を示す
図である。
【図17】図16に示した光反射体マーカからの反射光
を図1の反射型フォトセンサによって検知した時の信号
と時間との関係を示す線図である。
【符号の説明】
1:カラースキャナ 2:カラープリンタ 8:レーザ書込ユニット 9:感光体ドラム 14〜17:現像器 19:中間転写ベルト 20:中間転写バイアスローラ 21:駆動ローラ 40,40a,40b,……,40n:光反射体マーカ 41:検知領域 50:反射型フォトセンサ 61:レーザダイオード 73:同期検知センサ 80:制御部 81:操作パネル 82:センサ・スイッチ類 83:複写プロセス機器 84:シーケンス機器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周動する感光体と、該感光体の表面を一
    様に帯電する帯電手段と、該手段によって帯電された前
    記感光体の表面に複数色の画像データをレーザ光によっ
    て順次書き込んで静電潜像を形成するレーザ書込手段
    と、該手段によって順次前記感光体の表面に形成される
    静電潜像をそれぞれ異なる色のトナーを付着させてトナ
    ー像を形成して可視化する複数の現像手段と、前記感光
    体に隣接して周動し、前記各現像手段によって順次前記
    感光体上に形成される複数色のトナー像を重ね合わせて
    保持するトナー像担持体と、前記感光体上のトナー像を
    前記トナー像担持体に転写する第1の転写手段と、前記
    トナー像担持体上のトナー像を記録紙に転写する第2の
    転写手段と、前記トナー像担持体の周動方向の位置を検
    知する位置検知手段と、該手段の検知結果に応じて前記
    レーザ書込手段のレーザ光による前記感光体上への画像
    データの書き込み開始タイミングを制御する光書込開始
    タイミング制御手段とを備えたカラー画像形成装置にお
    いて、 前記位置検知手段を、前記トナー像担持体上の画像領域
    外に設置した複数の光反射体マーカとその光反射体マー
    カによる各反射光を検知する反射型フォトセンサとによ
    って構成し、 一連の色重ね合わせ工程毎に異なる光反射体マーカを使
    用する光反射体マーカとして選択するマーカ選択手段を
    設け、 前記光書込開始タイミング制御手段を、前記位置検知手
    段のフォトセンサが前記マーカ選択手段によって選択さ
    れた光反射体マーカによる反射光を検知した時の信号に
    同期して、前記レーザ書込手段のレーザ光による前記感
    光体上への画像データの書き込みを開始させる手段とし
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、前記各光反射体マーカ上に一部だけ反射率が異な
    り且つ互いに構成が異なる検知領域を設け、 前記マーカ選択手段を、前記位置検知手段のフォトセン
    サが前記各光反射体マーカ上の検知領域からの反射光を
    検知した時の信号によってその各光反射体マーカを判別
    し、一連の色重ね合わせ工程毎に前記複数の光反射体マ
    ーカのうちの1つを予め設定した順序で順次選択する手
    段としたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記各光反射体マーカ上の検知領域をそ
    れぞれ前記トナー像担持体の周動方向と直交する線分を
    持つ領域とし、該領域の個数を前記各光反射体マーカ毎
    に異ならせたことを特徴とする請求項2記載のカラー画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記各光反射体マーカ上の検知領域をそ
    れぞれ前記トナー像担持体の周動方向と直交する線分を
    持つ領域とし、該領域の幅を前記各光反射体マーカ毎に
    異ならせたことを特徴とする請求項2記載のカラー画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記各光反射体マーカ上の検知領域をそ
    れぞれ前記トナー像担持体の周動方向と直交する線分を
    持つ領域とし、該領域の位置を前記各光反射体マーカ毎
    に異ならせたことを特徴とする請求項2記載のカラー画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各光反射体マーカ上の検知領域をそ
    れぞれ前記トナー像担持体の周動方向と直交する線分を
    持つ複数の領域とし、該各領域の間隔を前記各光反射体
    マーカ毎に異ならせたことを特徴とする請求項2記載の
    カラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    カラー画像形成装置において、前記位置検知手段として
    少なくとも3つの同じ長さの光反射体マーカを設け、前
    記マーカ選択手段が、前記位置検知手段のフォトセンサ
    によって前記各光反射体マーカによる反射光が検知され
    た時の信号を比較することによって異常が発生している
    光反射体マーカの有無を判断する手段と、該手段によっ
    て異常が発生していると判断された光反射体マーカの選
    択を禁止する手段とを有することを特徴とするカラー画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0895402A1 (en) * 1997-07-30 1999-02-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical scanning system for a printer
US6263174B1 (en) 1999-02-09 2001-07-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus with reference signal changing circuit
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CN1294459C (zh) * 2002-05-22 2007-01-10 三星电子株式会社 色彩同步化方法和彩色激光打印机

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