JPH08146618A - 画像転写装置および転写方法 - Google Patents

画像転写装置および転写方法

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JPH08146618A
JPH08146618A JP30967694A JP30967694A JPH08146618A JP H08146618 A JPH08146618 A JP H08146618A JP 30967694 A JP30967694 A JP 30967694A JP 30967694 A JP30967694 A JP 30967694A JP H08146618 A JPH08146618 A JP H08146618A
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JP
Japan
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image
forming material
impression cylinder
transfer
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP30967694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kimura
隆幸 木村
Arata Imabayashi
新 今林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 圧胴表面の温度上昇を防止し、印刷品質の不
良を発生することのない画像転写装置あるいは画像転写
方法を提供する。 【構成】 画像形成材料を添着できる圧胴8と画像受容
体を添着できる転写胴1とを具備し、圧胴8および転写
胴1の回転により圧胴8に添着した画像形成材料および
転写胴1に添着した画像受容体を圧胴と転写胴1との間
のニップに導入して該形成材料の感光性層に形成された
画像を画像受容体に転写する装置において、圧胴8外側
下方部に圧胴8回転軸方向に延びた少なくとも一個の冷
風供給装置16を設けたことを特徴とする画像転写装
置、および画像形成材料の温度上昇を防止する画像転写
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写不良の発生を防止
した画像転写装置および画像転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、支持体の一方の面に感光性層を塗
布した画像形成材料を画像露光し、ついで感光性層に形
成された画像を、加温下、一般には100℃前後で、紙
等の画像受容体に転写する校正印刷等に適した単色また
は多色のプリプレスプルーフが作成されるようになって
きた。画像形成材料は、支持体と、該支持体の一方の面
に形成された感光性層、および保護膜とからなる。支持
体および保護膜はセルロースアセテート、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等の
材料からなる薄いフィルムまたはシートが使用される。
画像受容体としては、紙、フィルム等適宜選択された被
印刷物が採用される。
【0003】上記プリプレスプルーフ等の作成用装置と
して、画像形成材料を添着した圧胴と画像受容体を添着
した転写胴とを、画像形成材料の感光性層と画像受容体
とを相対するようにして両胴を接触加圧させ、両胴間の
ニップにおいて感光性層に形成された画像を画像受容体
に転写する装置が一般に提案されている。多色の印刷物
あるいはプリプレスプルーフを製造するためには、カラ
ー原稿を色分解し、それぞれの色例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラックの画像露光された画像形成
材料を作成し、ついで順次これらの画像形成材料の感光
性層に形成された画像を画像受容体に転写することとな
る。
【0004】このため多色のプリプレスプルーフ等を作
成する場合には、同一の画像受容体に対し数枚の画像形
成材料が使用される。画像形成材料は、画像露光後保護
膜の積層された状態で圧胴に添着される。圧胴上での保
護膜剥離は、操作者が手で実施するが、薄い保護膜の剥
離は容易ではなく、また保護膜剥離の際に未露光部即ち
画像部をまくり上げてしまう場合もあり、この場合には
美麗な印刷物を得ることができない。本発明者らは、上
記画像転写について検討を加える中で、印刷物に筋状の
印刷ヌケあるいは、見当不良が発生する場合があること
を見いだした。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像転写は、転写胴内
部に加温手段を設け、転写胴表面を100℃前後に保持
した状態で実施される。感光性層画像部の画像受容体へ
の移行を良好ならしめるためである。しかし画像転写を
繰り返すと、転写胴表面の熱が圧胴にも伝達され、圧胴
表面の温度が上昇する。この圧胴表面の温度上昇が上記
印刷品質の不良をもたらすものであると推定した。本発
明は、印刷品質の不良を発生することのない画像転写装
置あるいは画像転写方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成材料
を添着できる圧胴と画像受容体を添着できる転写胴とを
具備し、圧胴および転写胴の回転により圧胴に添着した
画像形成材料および転写胴に添着した画像受容体を圧胴
と転写胴との間のニップに導入して該形成材料の感光性
層に形成された画像を画像受容体に転写する装置におい
て、圧胴外側下方部に圧胴回転軸方向に延びた冷風供給
装置を設けたことを特徴とする画像転写装置を提供す
る。さらに本発明は、画像形成材料を添着できる圧胴と
画像受容体を添着できる転写胴とを具備し、圧胴および
転写胴の回転により圧胴に添着した画像形成材料および
転写胴に添着した画像受容体を圧胴と転写胴との間のニ
ップに導入して該形成材料の感光性層に形成された画像
を画像受容体に転写する方法において、圧胴表面または
画像形成材料表面に冷風を吹き付けて画像形成材料の温
度上昇を防止することを特徴とする画像転写方法を提供
する。
【0007】以下本発明で使用される画像転写装置の構
成について図1により説明する。転写胴1の表面に一部
切り欠け部2を設け、この一部切り欠け部内に画像受容
体の上辺側(くわえ側)添着手段である爪3および爪座
4からなるクランプ、および下辺側(くわえ尻側)添着
手段である爪5および爪座6からなるクランプを設置す
る。爪3および爪5には、爪を手動または電動等の駆動
手段により駆動できる駆動軸7を設け、該駆動軸の回動
により爪を開閉する。紙等の画像受容体(図示せず)
は、くわえ側クランプにより把持した後、画像受容体を
引張りながら矢印方向に転写胴を回転し、ついでくわえ
尻側クランプで画像受容体を把持することにより転写胴
に添着される。
【0008】圧胴8には一部切り欠け部9を設け、該切
り欠け部内で圧胴8の表面に巻いたブランケット10を
ブランケット固定手段11により固定する。一部切り欠
け部9と圧胴表面(円周面)との間に傾斜部12を設
け、該傾斜部にピンバー13を設置する。ピンバー13
の設置は、ピンバーのピンに対応した位置に孔を開けた
ブランケットでピンバーを圧胴表面に押し付けることで
実施される。ピンバー13はその先端が圧胴8の円周面
よりも外側に出ない高さとする。圧胴8および転写胴1
が回転した時にピンバー13あるいは転写胴1の表面を
傷付けないためである。一部切り欠け部9内にマグネッ
トシート14を回動自在に取付ける。圧胴表面のピンバ
ー13を設置した傾斜部12近傍および一部切り欠け部
9の他の傾斜部近傍の圧胴表面に粘着テープ15を設け
る。マグネットシート14は、矢印と逆方向に倒した時
に、粘着テープ15に届かないがピンバー13を覆うに
十分な幅とする。画像形成材料の上辺側にピンバー13
に対応した孔を設け、これらの孔をピンバー13に挿入
した後マグネットシート14で画像形成材料を抑え、つ
いで圧胴8を矢印方向に回転して、画像形成材料の上辺
および下辺を粘着テープ15で圧胴表面に固定する。圧
胴8の外側近傍に少なくとも1個の冷風供給装置16を
設ける。図1の場合には、外部冷風供給手段(図示せ
ず)と連結した圧胴表面側に数個の排気口を設けた円筒
16を示している。冷風は排気口から圧胴表面に吹き付
けられる。冷風供給装置は、画像転写装置全体がある程
度密封されるようにカバーされている場合には、カバー
内全体を冷却するように冷風を供給するものであっても
よい。
【0009】以下本発明の冷風供給装置を含む画像転写
装置についてその作用を説明する。ピンバー13に対応
した位置に孔を開けた画像形成材料をピンバーに挿入し
て位置合わせを正確に実施した後、圧胴8を回転して画
像形成材料をくわえ側粘着テープおよびくわえ尻側粘着
テープで圧胴表面上に添着する。冷風供給装置16から
の冷風を圧胴表面の画像形成材料に吹き付け、画像形成
材料を冷却する。冷風の吹き付けは、画像形成材料の添
着前に圧胴表面に吹き付けておいてもよい。冷風吹き付
けの目的は、転写胴1からの熱伝達による圧胴8の温度
上昇、これに起因する画像形成材料の温度上昇を防止す
ることにある。ついで画像形成材料から保護膜を剥離
し、画像受容体を添着した転写胴1と圧胴8を矢印方向
に回転し、画像形成材料の感光性層に形成された画像を
画像受容体に転写する。
【0010】上記したように、圧胴表面もしくは圧胴に
添着された画像形成材料を冷却することにより、好まし
くは50℃以下の温度となるように冷却することによ
り、転写された印刷物の品質不良あるいは多色刷りした
ときの見当不良が防止される。その理由については必ず
しも明らかではないが、画像形成材料が50℃よりも高
い温度であると、保護膜剥離時に、感光性層の一部が保
護膜に付着して剥離されること、保護膜剥離時の剥離抵
抗が高くなり、その結果支持体が圧胴表面から持ち上げ
られ画像形成材料の圧胴への取付精度が悪くなることが
防止されるためと考えられる。また圧胴の熱膨張によ
り、圧胴の周長と転写胴の周長とが釣り合わなくなるた
めと考えられる。ただし圧胴の表面温度あるいは画像形
成材料の温度が低すぎても、転写不良が発生し易い。こ
のため、冷風供給装置により、圧胴の表面温度あるいは
画像形成材料の温度を30〜45℃、好ましくは35〜
40℃の範囲に制御するように、冷風を供給することが
好ましい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、圧胴の表面温度あるい
は画像形成材料の温度を適宜制御することにより、これ
らの温度上昇に起因する転写不良あるいは見当不良を生
ずることのない画像転写装置、あるいは画像転写方法が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像転写装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 転写胴 8 圧胴 16 冷風供給装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成材料を添着できる圧胴と画像受
    容体を添着できる転写胴とを具備し、圧胴および転写胴
    の回転により圧胴に添着した画像形成材料および転写胴
    に添着した画像受容体を圧胴と転写胴との間のニップに
    導入して該形成材料の感光性層に形成された画像を画像
    受容体に転写する装置において、 圧胴外側下方部に圧胴回転軸方向に延びた少なくとも一
    個の冷風供給装置を設けたことを特徴とする画像転写装
    置。
  2. 【請求項2】 冷風供給装置が、圧胴表面側に冷風を吹
    き出す装置である請求項1記載の画像転写装置。
  3. 【請求項3】 画像形成材料を添着できる圧胴と画像受
    容体を添着できる転写胴とを具備し、圧胴および転写胴
    の回転により圧胴に添着した画像形成材料および転写胴
    に添着した画像受容体を圧胴と転写胴との間のニップに
    導入して該形成材料の感光性層に形成された画像を画像
    受容体に転写する方法において、 圧胴表面または画像形成材料表面に冷風を吹き付けて画
    像形成材料の温度上昇を防止することを特徴とする画像
    転写方法。
JP30967694A 1994-11-18 1994-11-18 画像転写装置および転写方法 Pending JPH08146618A (ja)

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