JPH08146484A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH08146484A
JPH08146484A JP6280904A JP28090494A JPH08146484A JP H08146484 A JPH08146484 A JP H08146484A JP 6280904 A JP6280904 A JP 6280904A JP 28090494 A JP28090494 A JP 28090494A JP H08146484 A JPH08146484 A JP H08146484A
Authority
JP
Japan
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subject
predetermined
camera
brightness value
value
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Pending
Application number
JP6280904A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumura
松村孝一
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH08146484A publication Critical patent/JPH08146484A/ja
Priority to US08/887,564 priority patent/US6314241B1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/099Arrangement of photoelectric elements in or on the camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/28Circuitry to measure or to take account of the object contrast

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のストロボ制御機能付きのカメラでは、
太陽光の照射方向や照射強度などによっては影の出る写
真が撮影されてしまうことがあった。本発明は撮影前に
太陽光の照射方向や強度などにより影の発生状態を予測
し、その予測結果に応じて撮影条件を自動設定するよう
にしたカメラを提供する。 【構成】 ガラス窓126の下にある撮像素子125に
は該窓126に形成された黒色指標127の影128が
生じ、この影128の位置や濃度は太陽光の照射方向と
天候とによって変化する。撮像回路129の出力を演算
回路130で演算して太陽光の照射方向と強度などによ
り影の発生状態を予測し、この予測結果に応じてストロ
ボ回路122を動作させて被写体に影を生じさせないよ
うに撮影条件を制御する。Xe管123の発光条件は測
光素子114の出力及び測距素子117dの出力並びに
フィルム感度等の変数により変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影時に生じる影の状
態を検出する影発生状態検出手段を有しているカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラにおいては電子制御技術の
進歩により旧来のカメラよりも多様な調光状態の写真を
撮影できるようになっており、たとえば、以下のような
種々のカメラが提案され、且つ、既に製品として市販さ
れている。
【0003】(a)被写体の輝度を測定し、被写体輝度
が所定値以下の場合にはストロボを自動的に発光させる
もの(たとえば、米国特許第29599号明細書)。
【0004】(b)被写体輝度を測定し、該被写体輝度
が所定値以下の時にはストロボをフル発光させ、所定値
以上の時には日中シンクロ発光を行わせるもの(たとえ
ば、米国特許第4812872号明細書)。
【0005】(c)撮影画面の中央と周縁部との測光を
行い、該中央と該周縁部における輝度差から逆光状態の
撮影状況であると判定した時にはストロボを自動的に発
光させるもの(たとえば、米国特許第4666280号
明細書)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
各種のカメラには、光源からの入射光線の方向や強度な
どに基づいて撮影時に被写体等に生じる影の状態を検出
し、その予測結果に応じて撮影条件を制御する、という
機能はなかった。
【0007】[発明の目的]本発明の目的は、撮影時に
被写体に生じる影の発生状態を撮影露光前に検出し、該
予測結果に基づいて撮影条件を制御する機能を備えた新
規なカメラを提供することである。以下には、本発明の
目的を請求項毎に記載する。
【0008】請求項1の発明は「光源からの光の入射方
向及び光の強度により撮影時に発生する影の状態を検出
する影発生状態検出手段と、該影発生状態検出手段の検
出結果に応じて撮影パラメータを変化させる撮影条件制
御手段と、を有していることを特徴とするカメラ」を提
供することを目的とする。
【0009】請求項2の発明は、「請求項1の構成を有
し、該撮影パラメータはストロボ装置を使用するか否か
を表すパラメータであることを特徴とするカメラ」を提
供することを目的とする。
【0010】請求項3の発明は、「請求項1の構成を有
し、該撮影パラメータは露出補正の適否及び露出補正量
であることを特徴とするカメラ」を提供することを目的
とする。
【0011】請求項4の発明は、「被写体の輝度を測定
する測光手段と、該被写体を照明する照明手段と、を有
するカメラにおいて、該測光手段により測定された該被
写体輝度値を所定輝度値と比較する比較手段と、警告手
段と、該比較手段によって該被写体輝度値が該所定輝度
値より高いと判定された場合には該警告手段を動作させ
るか撮影時に該照明手段により照明を行わせる動作をす
る撮影条件制御手段と、を有することを特徴とするカメ
ラ」を提供することを目的とする。
【0012】請求項5の発明は、「被写体の輝度を測定
する測光手段と、フィルム感度を検出するフィルム感度
検出手段と、被写体を照明する照明手段と、を有するカ
メラにおいて、該測光手段により測定された被写体輝度
値を第一の所定輝度値もしくはフィルム感度により変化
する第二の所定輝度値と比較する比較手段と、警告手段
と、該比較手段によって該被写体輝度値が該第一の所定
輝度値より高いと判定された場合もしくは該第二の所定
輝度値よりも低いと判定された場合には該警告手段を動
作させるか撮影時に該照明手段により照明を行わせる動
作をする撮影条件制御手段と、を有することを特徴とす
るカメラ」を提供することを目的とする。
【0013】請求項6の発明は、「被写体の輝度を測定
する測光手段と、フィルム感度を検出するフィルム感度
検出手段と、被写体を照明する照明手段と、被写体まで
の距離を測定する測距手段と、を有するカメラにおい
て、該測光手段により測定された被写体輝度値を第一の
所定輝度値もしくはフィルム感度により変化する第二の
所定輝度値と比較する第一の比較手段と、該測距手段に
より測定された被写体距離と所定距離とを比較する第二
の比較手段と、警告手段と、該両比較手段によって該被
写体距離が該所定距離以内であって且つ該被写体輝度値
が該第一の所定輝度値より高いと判定された場合もしく
は該第二の所定輝度値よりも低いと判定された場合には
該警告手段を動作させるか撮影時に該照明手段により照
明を行わせる撮影条件制御手段と、を有することを特徴
とするカメラ」を提供することを目的とする。
【0014】請求項7の発明は、「被写体の輝度を測定
する測光手段と、フィルム感度を検出するフィルム感度
検出手段と、被写体を照明する照明手段と、被写体まで
の距離を測定する測距手段と、被写体の赤目現象を防止
するための赤目現象防止手段と、を有するカメラにおい
て、該測光手段により測定された被写体輝度値を第一の
所定輝度値もしくはフィルム感度により変化する第二の
所定輝度値と比較する第一の比較手段と、該測距手段に
より測定された被写体距離と所定距離とを比較する第二
の比較手段と、警告手段と、該両比較手段によって該被
写体距離が該所定距離以内であって且つ該被写体輝度値
が該第一の所定輝度値より高いと判定された場合もしく
は該第二の所定輝度値よりも低いと判定された場合には
該警告手段を動作させるかもしくは撮影時に該照明手段
により照明を行わせるとともに該赤目現象防止手段の動
作を禁止する撮影条件制御手段と、を有することを特徴
とするカメラ」を提供することを目的とする。
【0015】請求項8の発明は、「請求項7の構成を有
し、該赤目現象防止手段は、撮影に先立ってランプもし
くはストロボにより所定時間の照射を被写体に向かって
行うものであることを特徴とするカメラ」を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題を解決
するために請求項1の発明は「光源からの光の入射方向
及び光の強度により撮影時に発生する影の状態を検出す
る影発生状態検出手段と、該影発生状態検出手段の検出
結果に応じて撮影パラメータを変化させる撮影条件制御
手段と、を有していることを特徴とするカメラ」を提供
する。
【0017】本発明によれば、撮影時に影が生じると
されると予め消すように撮影条件が決定されるので、
影による悪影響が生じない写真を撮影することができ
る。
【0018】前記課題を解決するために請求項2の発明
は「請求項1の構成を有し、該撮影パラメータはストロ
ボ装置を使用するか否かを表すパラメータであることを
特徴とするカメラ」を提供する。
【0019】本発明によれば、撮影前の影発生検出結果
に基づいてストロボ装置の使用の可否が決定されるので
影の悪影響が出ない写真を撮影することができる。
【0020】前記課題を解決するために請求項3の発明
は「請求項1の構成を有し、該撮影パラメータは露出補
正の適否及び露出補正量であることを特徴とするカメ
ラ」を提供する。
【0021】本発明によれば、撮影前の影発生検出に基
づいて露出補正の適否及び露出補正量が決定されるので
影の悪影響が出ない写真を撮影することができる。
【0022】前記課題を解決するために請求項4の発明
は、「被写体の輝度を測定する測光手段と、該被写体を
照明する照明手段と、を有するカメラにおいて、該測光
手段により測定された該被写体輝度値を所定輝度値と比
較する比較手段と、警告手段と、該比較手段によって該
被写体輝度値が該所定輝度値より高いと判定された場合
には該警告手段を動作させるか撮影時に該照明手段によ
り照明を行わせる動作をする撮影条件制御手段と、を有
することを特徴とするカメラ」を提供する。
【0023】本発明によれば、該被写体輝度値が該所定
輝度値よりも高い場合には該警告手段により警告を行
い、もしくは該照明手段により自動的に照明を行うこと
により影発生のない写真を撮影することができる。
【0024】前記課題を解決するために請求項5の発明
は、「被写体の輝度を測定する測光手段と、フィルム感
度を検出するフィルム感度検出手段と、被写体を照明す
る照明手段と、を有するカメラにおいて、該測光手段に
より測定された被写体輝度値を第一の所定輝度値もしく
はフィルム感度により変化する第二の所定輝度値と比較
する比較手段と、警告手段と、該比較手段によって該被
写体輝度値が該第一の所定輝度値より高いと判定された
場合もしくは該第二の所定輝度値よりも低いと判定され
た場合には該警告手段を動作させるか撮影時に該照明手
段により照明を行わせる動作をする撮影条件制御手段
と、を有することを特徴とするカメラ」を提供する。
【0025】本発明によれば、該被写体輝度値が該第一
の所定輝度値よりも高い場合及び該第二の所定輝度値よ
りも低い場合には該警告手段により警告を行い、もしく
は該照明手段により自動的に照明を行うことにより影発
生のない写真を撮影することができる。
【0026】前記課題を解決するために請求項6の発明
は、「被写体の輝度を測定する測光手段と、フィルム感
度を検出するフィルム感度検出手段と、被写体を照明す
る照明手段と、被写体までの距離を測定する測距手段
と、を有するカメラにおいて、該測光手段により測定さ
れた被写体輝度値を第一の所定輝度値もしくはフィルム
感度により変化する第二の所定輝度値と比較する第一の
比較手段と、該測距手段により測定された被写体距離と
所定距離とを比較する第二の比較手段と、警告手段と、
該両比較手段によって該被写体距離が該所定距離以内で
あって且つ該被写体輝度値が該第一の所定輝度値より高
いと判定された場合もしくは該第二の所定輝度値よりも
低いと判定された場合には該警告手段を動作させるか撮
影時に該照明手段により照明を行わせる動作をする撮影
条件制御手段と、を有することを特徴とするカメラ」を
提供する。
【0027】本発明によれば、該被写体距離が該所定距
離よりも小さく且つ該被写体輝度値が該第一の所定輝度
値よりも高い場合及び該第二の所定輝度値よりも低い場
合には該警告手段により警告を行い、もしくは該照明手
段により自動的に照明を行うことにより影発生のない写
真を撮影することができる。
【0028】前記課題を解決するために請求項7の発明
は、「被写体の輝度を測定する測光手段と、フィルム感
度を検出するフィルム感度検出手段と、被写体を照明す
る照明手段と、被写体までの距離を測定する測距手段
と、被写体の赤目現象を防止するための赤め現象防止手
段と、を有するカメラにおいて、該測光手段により測定
された被写体輝度値を第一の所定輝度値もしくはフィル
ム感度により変化する第二の所定輝度値と比較する第一
の比較手段と、該測距手段により測定された被写体距離
と所定距離とを比較する第二の比較手段と、警告手段
と、該両比較手段によって該被写体距離が該所定距離以
内であって且つ該被写体輝度値が該第一の所定輝度値よ
り高いと判定された場合もしくは該第二の所定輝度値よ
りも低いと判定された場合には該警告手段を動作させる
かもしくは撮影時に該照明手段により照明を行わせると
ともに該赤目現象防止手段の動作を禁止する撮影条件制
御手段と、を有することを特徴とするカメラ」を提供す
る。
【0029】本発明によれば、該被写体距離が該所定距
離よりも小さく且つ該被写体輝度値が該第一の所定輝度
値よりも高い場合及び該第二の所定輝度値よりも低い場
合には該警告手段により警告を行い、もしくは該照明手
段により自動的に照明を行うと同時に該赤目現象防止手
段の動作を禁止することにより影発生のない写真を撮影
することができる。
【0030】前記課題を解決するために請求項8の発明
は、「請求項7の構成を有し、該赤目現象防止手段は、
撮影に先立ってランプもしくはストロボにより所定時間
の照射を被写体に向かって行うものであることを特徴と
するカメラ」を提供する。
【0031】本発明によれば、該赤目現象防止手段の発
光動作を禁止することにより影の生じない写真を撮影す
ることができる。
【0032】
【実施例】以下に添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
【0033】〈実施例1〉図1〜図6を参照して本発明
の第一の実施例について説明する。
【0034】図1は本実施例のカメラの要部の電気的構
成を示した図である。
【0035】図1において、101はカメラ全体の動作
を制御するシステムコントローラ、102はプログラム
やデータを記憶しているROM(読み出し専用メモリ
ー)、103はデータを記憶するRAM(読み出し及び
書き込み可能メモリー)である。104はカメラのレリ
ーズボタン、104aは該ボタン104の押し込み操作
の第一ストロークに連動してバッテリーチェックや測光
及び測距をカメラに行わせるスイッチ、104bは該ボ
タンの第二ストロークに連動してフィルムへの露光を行
わせるスイッチ、である。105は撮影レンズ、106
はシャッター、107はシャッター106を駆動するシ
ャッタードライバーすなわち駆動回路、108はフィル
ム、109はフィルムパトローネ、110はフィルムパ
トローネ109の外表面に記載されたフィルム感度や撮
影可能枚数などをコード化して記憶させたフィルム特性
記録部、111は前記フィルム特性を検出する金属接
片、112はコード化されたフィルム感度をその感度値
によりアナログ電圧値(Vfilm)に変換するコンバ
ータ、である。該コンバータは、フィルム感度が高くな
るに従ってより高い電圧に変換する特性を有しているも
のとする。また、このフィルム感度値(Vfilm)は
システムコントローラ101にも入力される。
【0036】113は測光レンズ、114は被写体の輝
度を検出するSPD等の測光素子、115は測光素子1
14の検出エリアが検出した光電流を電圧値に変換する
光電回路(測光値をVc とする)、である。116は画
面周縁部の測光値とフィルム感度値により決定される電
圧値(Vfilm)との比較を行う比較器であり、Vf
ilmが非反転入力端子に、測光値VA が反転入力端子
に、それぞれ入力されるようになっている。また、測光
値VA とフィルム感度対応電圧値(Vfilm)とはい
ずれもシステムコントローラ101に入力される。
【0037】117はカメラから被写体までの距離を測
定する測距ブロックであり、117aは被写体に向けて
赤外ビームを発射する赤外発光ダイオード、117bは
その駆動回路、117cは投光レンズ、117dは赤外
ビームの反射位置の検出を行うPSD等の位置検出素
子、117eは被写体距離に比例した電圧値Vd を出力
するPSD検出回路、117fは受光レンズ、である。
【0038】118はPSD検出回路117eの出力V
d と所定電圧値Vref2とを比較する比較器であり、
被写体距離値Vd が反転入力端子に入力され、所定電圧
値Vref2が反転入力端子に入力されるようになって
いる。
【0039】119はORゲート、120及び121は
ANDゲート、123はキセノン放電管、124はスト
ロボ発光用の電荷を蓄えるコンデンサ、である。
【0040】122はストロボの充電と発光を行うスト
ロボ制御回路であり、TRI端子にHレベルの信号が印
加されるとキセノン放電管123が発光するように構成
されている。また、CHG端子にHレベルの信号が印加
されるとコンデンサ124を充電し、また、その充電状
態を表す信号をFLBIT端子からシステムコントロー
ラ101に出力する。
【0041】125は影の状態を検出するための撮影素
子、126はカメラ上面に設置された円盤状の光透過性
のガラス窓であり、撮影素子125の有効撮像エリアの
中心とガラス窓126の中心は一致している。
【0042】128はガラス窓126の中心に形成され
た黒色指標127の影である。
【0043】129は撮像回路、130は該回路129
の出力から画像データを解析する演算回路、である。
【0044】図2は本実施例のカメラの外観斜視図であ
る。同図において、131はストロボ発光窓に取り付け
られたフレネルレンズ、104はシャッターレリーズボ
タン、105は撮影レンズ、113は測光レンズ、12
6は影検出用撮像素子のための光取り入れ用のガラス
窓、127はガラス窓126の中心に形成されている黒
色指標、117cは測距用投光レンズ、117fは測距
用受光レンズ、である。ここで、外光により生じる影を
定量的に検出する方法について説明する。
【0045】カメラ使用者がカメラを水平に構えた場
合、ガラス窓126は上を向く。そこで、太陽光が該窓
126を通して入射すると、黒色指標127の影128
が撮像素子125の面に発生し、この影及び太陽光は撮
像素子125の入力となる。天空における太陽の位置と
太陽光の強さとにより撮像素子125上の影128の大
きさと濃度が変化する。たとえば、太陽の高度が高い場
合には影128の重心は撮像素子125の中心に近くな
り、太陽の高度が低い場合には影128は撮像素子12
5の中心から遠くになる。また、太陽光が強ければ影1
28の大きさは小さいスポット状になるとともに濃度は
濃くなり、逆に太陽が雲などにより隠されていて光が弱
ければ影128の大きさは大きくなるとともに影の濃度
は薄くなる。
【0046】従って、影128の大きさと、影128の
濃度及び周囲の輝度とを検出することにより、その時の
太陽光の照射状態を判定でき、また、被写体における影
の発生状態を予測することができる。
【0047】次に、図3〜図8を参照して影の発生状態
を予測する方法の原理について説明する。
【0048】図3は撮像素子125上の座標を示す図で
ある。同図において、301は撮像素子125の有効撮
像エリア、302は中心座標点、303は中心より半径
rの領域、304は中心より半径a(a>r)の領域、
である。なお、本実施例では正方形の有効撮像エリア3
01の一辺の長さを2aとし、該エリア301の各辺の
中央の点が半径aの領域304の外縁に一致しているも
のとする。
【0049】図4〜図8は該撮像素子125に対する日
射の状態(a)と該状態における該撮像素子125の出
力の状態(b)とを示した図である。
【0050】図4(b)〜図8(b)において、横軸は
図4(a)〜図8(a)において(A)−(B)線での
断面を表している。また、縦軸は撮像素子125の出力
(すなわち該素子125上における輝度比分布)を表す
ものとして撮像128の重心位置の輝度Br−shad
を1とした場合の周囲の輝度Br−peakを示してい
る。
【0051】また、Kは写真における影発生予測の判定
基準となる所定輝度比(しきい値)を示している。
【0052】図4は太陽が天中付近にあって且つ太陽を
遮る雲などが存在しない晴天の直射状態の場合を示した
ものである。この状態では前記ガラス窓126上の黒色
指標127の影像128aは該指標127と同じ円形で
あって且つ該影像128aの重心Ra は撮像素子125
の中心302と一致しており、また、該影像128aの
濃度は非常に濃い。そして、この状態における撮像素子
125の出力は図4(b)に示すように、該影像128
aの範囲において急峻な傾きを持つ下向き凸曲線となっ
ていて該素子の中心において極小値となり、該影像12
8aより外側位置においてはある一定値(所定値Kより
も大きな値)の水平線となる。
【0053】図5は、太陽が天中位置から(A)の方向
にやや傾き、且つ薄曇り状態となった場合の撮像素子1
25の面における影像の状態(a)と撮像素子125の
出力状態(b)を示している。この場合の該指標127
の影像128bの重心Rb は撮像素子125の中心より
(B)方向に寄っているが、半径rの領域303内にあ
る。また、この場合の撮像素子125の出力(すなわち
該素子125上の輝度比分布)は、図5(b)に示すよ
うに、該素子125の中心位置から(B)方向へ寄った
位置Rb において極小値となる下向き凸曲線となり、影
像128bの外側の位置においては所定値Kを越えたあ
る一定値に収斂していく漸近線となる。また、影像12
8bに対応する下向き凸曲線部の傾斜は図4の場合より
もゆるやかになっており、該影像の外側の位置に対応す
る漸近線部との接続部も曲率半径の大きな曲線となって
いる。
【0054】図6は、太陽がカメラ上の直角座標系に対
して斜めに(第二象限と第四象限とを結ぶ方向に)傾い
た軸(A)−(B)方向において(A)方向に傾き且つ
曇りの天候状態の場合を示したものである。この場合
は、撮像素子125上に生じる該指標127の影像12
8cは線(A)−(B)に沿って長くなり、該影像12
8cの重心Rc は撮像素子125の中心から(B)方向
に寄った位置にあり且つ半径rの領域303内にある。
そして、このように曇りの時には、図6(b)に示すよ
うに、撮像素子125上の輝度比分布すなわち該素子の
出力は該素子の中心から(B)方向に寄った位置Rc
おいて極小値となる下向き凸曲線となり且つ該影像12
8cより外側の位置では所定値Kに収斂していく漸近線
となる。また、影像128cに対応する下向き凸曲線部
の傾斜は図5の場合よりもゆるやかになっており、該影
像の外側の位置に対応する漸近線部との接続部も図5の
場合に較べて更に曲率半径の大きな曲線となっている。
【0055】図7(a)は、晴天時において、直角座標
系に対して右肩上りの線(A)−(B)に沿って(すな
わち該素子上の直角座標系で第一象限と第三象限とを結
ぶ線に沿って)(B)方向(第三象限方向)に太陽が傾
いた時の黒色指標127の影像128dの位置を示した
ものであり、図7(b)は図7(a)の状態における撮
像素子125上の輝度比分布すなわち出力を示してい
る。この場合の影像128dの重心Rd は半径rの領域
303から外側に位置しており、該素子の出力は図7
(b)に示すように撮像素子125の中心から(A)方
向に隔たった位置Rd において極小値となる下向き凸曲
線となり且つ該影像128より外側では一定値となる。
この場合の下向き凸曲線部の傾斜は、天候が曇りである
図5及び図6の場合よりも急峻ではあるが、晴天時に太
陽が天中にある時の図4の場合よりも傾斜はゆるやかで
ある。
【0056】図8は直角座標系に対して斜め方向(直角
座標系において第一象限と第三象限とを結ぶ方向)の線
分(A)−(B)において(A)方向(第一象限方向)
に太陽が傾いた場合の曇天時における該撮像素子125
上の影像128eと該素子125上の輝度分布(すなわ
ち該素子の出力)を示している。
【0057】この場合には該黒色指標127の影像12
8eは該素子の中心より(B)方向に片寄った位置に生
じ、該影像の重心Re は半径rの領域303よりも外側
の領域304に位置している。また、該素子上の輝度分
布は、図8(b)に示すように該素子の中心から(B)
方向に隔たった位置Re において極小値となる下向き凸
曲線と、所定値Kに収斂する漸近線と、で表される。な
お、該凸曲線部は該影像128eに対応し、該漸近線部
は該影像128eより外側位置に対応しているものであ
る。
【0058】図8の場合においては、天候が曇りである
ため、該影像128eの濃度は薄く、従って、該凸曲線
部の傾斜は図6の場合と同様にゆるやかであるとともに
輝度分布曲線のレベル(すなわち該素子の出力レベル)
は晴天時にくらべて低い。
【0059】以上のように、ガラス窓126に対する太
陽光の入射方向や天候の状態に対応する該素子125上
の輝度分布(すなわち該素子の出力)に基づいて撮影時
の影の発生状態を定量的に予測することができる。
【0060】次に、図1〜図9を参照して本実施例のカ
メラを使用して撮影を行う場合における影発生検出動作
及び撮影時のカメラの各部の動作を説明する。
【0061】図9は本実施例のカメラのシステムコント
ローラ101における撮影時の制御動作を示したフロー
チャートである。
【0062】影発生検出動作はシステムコントローラ1
01と演算回路130とで行われるように構成されてお
り、演算回路130はシステムコントローラ101から
の指令信号により撮像回路129の出力を取り込んで撮
像素子125の中心302に対する前記影像128の重
心位置Rと前記輝度分布を演算し、該重心位置Rと輝度
分布はシステムコントローラ101に入力されて影発生
検出が行われる。
【0063】以下には図9のフローチャートを参照しつ
つカメラ各部の動作を説明する。
【0064】カメラ使用者がカメラを被写体に向けて構
え、シャッターレリーズボタン104を先ず第一ストロ
ークだけ押し下げると、システムコントローラ101は
図9の#101から動作を開始する。
【0065】(#101)被写体輝度を測定する。
【0066】光電変換回路115より被写体輝度に対応
した出力(VA)が出力される。同時に、比較器116
により周辺の輝度値(VA)とフィルム感度により決定
されるDAコンバータ112の出力値(Vfilm)と
を比較する。被写体輝度値(VA)がDAコンバータ出
力値(Vfilm)より低ければ比較器116の出力は
Hレベルとなる。
【0067】以上の演算により比較器16の出力がHレ
ベルとなればORゲート20の出力はHレベルとなる。
【0068】測光値(VA)はAD変換されてシステム
コントローラ101に取り込み演算処理され、露光条件
決定のための変数として使用される。
【0069】(#102)測距回路ブロック117によ
り被写体までの距離を測定する。測距方式の詳細な説明
はここでは省略する。
【0070】測定された結果はPSD検出回路117e
より距離値として出力される。距離値(Vd)は比較器
118により所定値(Vref2)と比較される。PS
D検出回路117eの出力(Vd)は被写体距離と比例
し変化するので被写体距離が所定距離に相当する値(V
ref2)より小さければ比較器118の出力はHレベ
ルとなる。
【0071】ここで、比較器118の出力とORゲート
119の出力がいずれもHレベルであればANDゲート
120の出力はHレベルとなり、ストロボ回路122に
よりストロボコンデンサ124の充電が開始される。
【0072】(#103)レリーズスイッチ104bの
状態を判別する。オン状態と判別されれば#104へ、
オフ状態と判別されれば#114へ進む。
【0073】まず、オフ状態と判別された場合に付いて
説明する。
【0074】(#114)再度レリーズスタンバイスイ
ッチ104aの状態を判別する。オン状態であれば#1
03へ戻る。逆にオフ状態であれば処理を終了する。
【0075】一方、#103でレリーズスイッチ104
bがオン状態と判別された場合は、(#104)#10
1で測定した被写体輝度値とフィルム感度を元にしてシ
ャッタ速度を演算する。
【0076】(#105)撮像データを演算回路130
により影像128を演算する。演算内容に付いては前述
の通りである。
【0077】(#106)演算された撮像データより影
像128の重心位置(R)を判別する。所定半径(r)
以内であれば#107へ、所定半径(r)外であれば#
115へ進む。
【0078】(#107)影像部128の重心位置
(R)の輝度値に対する周辺輝度比を所定値(K)と比
較する。所定値(K)より大きければ#108へ進み。
所定値(K)より小さければ#115に進む。
【0079】(#108)SHADポートをHレベルと
する。Hレベルとする事によりORゲート119の出力
はHレベルとなる。比較器118の出力が同時にHレベ
ルであればANDゲート120の出力がHレベルとな
り、ストロボ回路CHG入力はHレベルとなり、ストロ
ボ回路122によりストロボコンデンサ124の充電が
開始される。
【0080】(#109)ストロボコンデンサ124の
充電状態を確認する。
【0081】充電完了状態であれば#110へ進む。
【0082】(#110)シャッタを開放する。
【0083】(#111)ストロボ発光信号(TRI)
を出力する。このストロボ発光信号(TRI)は所定時
間のあいだHレベルとなるパルスである。
【0084】ANDゲート121の入力は3つあり、ス
トロボ発光信号(TRI)以外の比較器118の出力な
いしORゲート119の出力がいずれもHレベルであれ
ばANDゲート121の出力は所定時間Hレベルのパル
スとなり、結果としてXe管123が発光する。
【0085】(#112)#104で演算したシャッタ
秒時が経過したらシャッタ6を閉じる。
【0086】(#113)不図示のフィルム給送手段で
所定量フィルムを給送する。その後処理を終了する。
【0087】一方、#106ないし#107で撮像デー
タ演算結果がいずれも所定値以外と判別された場合につ
いて説明する。
【0088】(#115)ストロボ発光が必要な状態か
を判別する。ストロボが必要な条件であれば#109へ
進み、不要な条件であれば#110に進む。
【0089】なお、撮像素子125の中心302から影
像128の重心位置のズレ量と影像128の重心位置の
輝度値に対する周辺輝度値比のしきい値(K)について
は太陽高度や太陽光の曇などによる拡散度など様々な条
件で実写を行い導き出される値であることは言うまでも
ない。
【0090】本実施例では光線に対する影の出かたを検
出し被写体上に影が生じる輝度と方向であると判別され
た場合にはストロボを自動的に発光させ影を消す構成に
ついて示した。影の出方を検出した場合にはこれだけに
限らず、カメラに対して逆光状態を示す様な影が生じる
場合であれば露出補正を自動的に行うように構成しても
よい。
【0091】また、被写体距離を判別しストロボ発光を
禁止するしきい距離についてはストロボのガイドナンバ
と組み合わされるレンズのF値により可変されることは
言うまでもない。
【0092】〈実施例2〉実施例1のカメラでは、影発
生状態検出手段の構成要素として専用の影検出手段(ガ
ラス窓126及び黒色指標127並びに撮像素子12
5)と、該素子の出力信号を処理する撮像回路129及
び演算回路130をシステムコントローラ101外に設
けていたが、このような実施例1の構成に代えて、被写
体の測光値を利用して影の発生状態を予測するようにし
てもよい。
【0093】本実施例は上記のような発想に基づいて構
成されたカメラに関するものである。
【0094】図10に本実施例のカメラの要部構成を示
す。同図において、201はマイクロコンピュータ等で
構成されたシステムコントローラ、202はプログラム
やデータを記憶しているROM、203はデータを記憶
するRAM、204はカメラのシャッターレリーズボタ
ン、204aは該ボタンの第一押し下げ操作に連動して
オンするスイッチ、204bは該ボタンの第二押し下げ
操作に連動してオンするスイッチ、205は撮影レン
ズ、206はシャッター、207はシャッタードライバ
すなわちシャッター駆動回路、208はフィルム、20
9はフィルムパトローネ、210はフィルムパトローネ
の外表面に記載されたフィルム感度や撮影可能枚数など
をコード化したフィルム特性記録部、211は該フィル
ム特性を検出する金属接片、211は前記フィルム特性
を検出する金属接片、212はコード化されたフィルム
感度をその感度値によりアナログ電圧値(Vfilm)
に変換するコンバータ、である。該コンバータは、フィ
ルム感度が高くなるに従ってより高い電圧に変換する特
性を有しているものとする。また、このフィルム感度値
(Vfilm)はシステムコントローラ201にも入力
される。
【0095】213は測光レンズ、214は被写体の輝
度を検出するSPD等の測光素子、215は測光素子2
14の検出エリアが検出した光電流を電圧値に変換する
光電回路(測光値をVc とする)、である。216は画
面内の測光値と所定値Vreflとを比較する第一の比
較器、217は画面内周囲の測光値とフィルム感度値に
より決定される電圧値(Vfilm)との比較を行う第
二の比較器であり、Vfilmが非反転入力端子に、測
光値VA が反転入力端子に、それぞれ入力されるように
なっている。また、測光値VA とフィルム感度対応電圧
値(Vfilm)とはいずれもシステムコントローラ2
01に入力される。
【0096】218はカメラから被写体までの距離を測
定する測距ブロックであり、218aは被写体に向けて
赤外ビームを発射する赤外発光ダイオード、218bは
LEDドライバすなわちLED駆動回路、218cは投
光レンズ、218dは赤外ビームの反射位置の検出を行
うPSD等の位置検出素子、218eは被写体距離に比
例した電圧値Vd を出力するPSD検出回路、218f
は受光レンズ、である。219はPSD検出回路218
eの出力Vd と所定電圧値Vref2とを比較する比較
器であり、被写体距離値Vd が反転入力端子に入力さ
れ、所定電圧値Vref2が反転入力端子に入力される
ようになっている。
【0097】220はORゲート、221及び222は
ANDゲート、224はキセノン放電管、225はスト
ロボ発光用の電荷を蓄えるコンデンサ、である。
【0098】223はストロボの充電と発光を行うスト
ロボ制御回路であり、TRI端子にHレベルの信号が印
加されるとキセノン放電管224が発光するように構成
されている。また、CHG端子にHレベルの信号が印加
されるとコンデンサ225を充電し、また、その充電状
態を表す信号をFLBIT端子からシステムコントロー
ラ201に出力する。
【0099】図11は本実施例のカメラの外観斜視図で
ある。同図において、226はストロボ発光窓に取り付
けられたフレネルレンズ、204はシャッターレリーズ
ボタン、205は撮影レンズ、213は測光レンズ、2
18cは測距用投光レンズ、218fは測距用受光レン
ズ、である。
【0100】図12は本実施例のカメラのシーケンスコ
ントローラ201の制御動作を示したフローチャートで
あり、以下には図9〜図11を参照して本実施例のカメ
ラ動作及び機能を説明する。
【0101】カメラ使用者が被写体に向けてカメラを構
え、レリーズボタン204を先ず第一ストロークだけ押
し下げると、システムコントローラ201は図12の#
201から動作を開始する。
【0102】(#201)被写体輝度を測定する。
【0103】比較器216により周辺の輝度値(VA)
と所定値(Vref1)を比較する。ここで周辺の輝度
値(VA)が所定値(Vref1)より高ければ比較器
216の出力はHレベルとなる。
【0104】更に、同時に周辺の輝度値(VA)とフィ
ルム感度により決定されるDAコンバータ212の出力
値(Vfilm)と比較する。被写体輝度値(VA)が
DAコンバータ出力値(Vfilm)より低ければ比較
器219の出力はHレベルとなる。
【0105】以上の演算により比較器216,217の
内いずれかの出力がHレベルとなればORゲート220
の出力はHレベルとなる。
【0106】測光値(VA)はAD変換されシステムコ
ントローラ201に取り込み演算処理される。
【0107】(#202)測距回路ブロック218によ
り被写体までの距離を測定する。測距方式の詳細な説明
はここでは省略する。
【0108】測定された結果はPSD検出回路218e
より距離値として出力される。距離値(Vd)は比較器
219により所定値(Vref2)と比較される。PS
D検出回路218eの出力(Vd)は被写体距離と比例
し変化するので被写体距離が所定距離に相当する値(V
ref2)より小さければ比較器219の出力はHレベ
ルとなる。
【0109】ここで、比較器219の出力とORゲート
220の出力がいずれもHレベルであればANDゲート
221の出力はHレベルとなり、ストロボ回路223に
よりストロボコンデンサ225の充電が開始される。
【0110】(#203)レリーズスイッチ204bの
状態を判別する。オン状態と判別されれば#204へ、
オフ状態と判別されれば#211へ進む。
【0111】まず、オフ状態と判別された場合に付いて
説明する。
【0112】(#211)再度レリーズスタンバイスイ
ッチ204aの状態を判別する。オン状態であれば#2
03へ戻る。逆にオフ状態であれば処理を終了する。
【0113】一方、#203でレリーズスイッチ204
bがオン状態と判別された場合は、(#204)#20
1で測定した被写体輝度値とフィルム感度を元にしてシ
ャッタ速度を演算する。
【0114】(#205)ストロボ発光が必要な状態か
を判別する。ストロボが必要な条件であれば#206へ
進み、不要な条件であれば#207へ進む。
【0115】(#206)ストロボコンデンサ225の
充電状態を確認する。
【0116】充電完了状態であれば#207へ進む。
【0117】(#207)シャッタを開放する。
【0118】(#208)ストロボ発光信号(TRI)
を出力する。このストロボ発光信号(TRI)は所定時
間のあいだHレベルとなるパルスである。
【0119】ANDゲート222の入力は3つあり、ス
トロボ発光信号(TRI)以外の比較器219の出力な
いしORゲート220の出力がいずれもHレベルであれ
ばANDゲート222は所定時間Hレベルのパルスを出
力し、結果としてXe管224が発光する。
【0120】(#209)#104で演算したシャッタ
秒時が経過したらシャッタ6を閉じる。
【0121】(#210)不図示のフィルム給送手段で
所定量フィルムを給送した後、動作を終了する。
【0122】なお、本実施例の構成において、ストロボ
のガイドナンバーと撮影レンズのF値とによって前記し
きい距離(ストロボ発光禁止距離)を変更するように構
成してもよいことは当然である。
【0123】以上のように、本実施例では実施例1のカ
メラのように影発生状態予測手段の構成要素として専用
の撮像素子を設けることをしないで、測光手段による測
定結果を利用して影発生状態を予測するようにしたの
で、実施例1のカメラよりも安価なコストで自動影消し
機能付きのカメラを実現できる。
【0124】〈実施例3〉図13に本発明の第三の実施
例のカメラの要部概略構成を示す。本実施例のカメラは
逆光検知機能付きのカメラであり、また、本発明による
自動影消し機能をも有しているものである。
【0125】図13において図10と同じ符号で表示さ
れている構成要素は実施例2のカメラの構成要素と同じ
ものであるから、これらの構成要素についての説明を省
略する。
【0126】図13において、227はSPD等から成
る2分割測光素子227a及び227cと光電変換回路
227b及び227dとを含む測光ブロックである。
【0127】測光素子227cは撮影画面の中央部を測
光する素子であり、測光素子227aは撮影画面の周辺
部を測光する素子である。光電変換回路227bの出力
電圧はVa 、光電変換回路227dの出力電圧はVc
ある。
【0128】228は画面内の中央の所定領域での測光
値と画面周辺領域の測光値との差(Vc −Va )を演算
する演算増幅回路で、Vc が反転入力端子に入力され、
aが非反転入力端子に入力されるようになっている。
229は撮影画面内の中心部測光値と画面周辺部測光値
との差(Vc −Va )と所定電圧値(Vref3)との
比較を行う比較器であり、(Vc −Va )が非反転入力
端子に入力され、所定電圧値Vref3が反転入力端子
に入力されるようになっている。
【0129】230は撮影画面内の周辺部測光値Vc
所定値Vref1とを比較する比較器で、Vc が非反転
入力端子に入力され、Vref1が反転入力端子に入力
されるようになっている。
【0130】次に、図13を参照して動作を説明する。
【0131】測光された被写体輝度値(Va ないしV
c )は測光と同時に演算増幅回路228により中央の輝
度値(Vc )と周辺部の輝度値(Va )の差が演算され
る。そして差電圧(Vc −Va )と所定値(Vref
2)を比較器229により比較し、中央の輝度値(V
c )が周辺の輝度値(Va )より所定値(Vref2)
より大きければ比較器229の出力はHレベルとなる。
【0132】また、比較器216により周辺の輝度値
(Va )と所定値(Vref1)を比較する。ここで周
辺の輝度部(Va )が所定値(Vref1)より高けれ
ば比較器216の出力はHレベルとなる。同様に比較器
230により周辺の輝度値(Va )と所定値(Vref
1)を比較する。ここで中央の輝度値(Vc )が所定値
(Vref1)より高ければ比較器230の出力はHレ
ベルとなる。
【0133】比較器216ないし230の出力はORゲ
ート220に入力されているので測光エリアの中心部な
いし周辺部のいずれかが所定輝度Vref1より高けれ
ばストロボの充電が行われレリーズと共にストロボが発
光する構成である。
【0134】なお、動作フローチャートについては第1
実施例と同様であるので説明を省略する。
【0135】以上の構成により、逆光検知機能付きカメ
ラにおいても所定輝度値以上でストロボを自動的に発光
させる事が可能であり、 背景の反射率が極端に低い場合などの周辺部だけで輝
度の判別を行った場合の検出ミスが防止できる。といっ
た効果がある。
【0136】逆光検知機能と相まってより被写体と背
景の輝度差が少なくまた、影が出ない写真を撮る事が可
能となる。
【0137】〈実施例4〉図14〜図16に本発明の第
四の実施例を示す。本実施例のカメラは赤目防止機能を
有するカメラであり、また、自動影消し機能を備えたカ
メラである。
【0138】図14は本実施例のカメラの要部概略構成
図であり、本図において図10と同じ符号で表示された
構成要素は図10の構成要素と同じものであるから説明
を省略する。
【0139】図14において、231はファインダー接
眼レンズ近傍に設置された警告表示用LED、232は
該LED231を駆動するためのLEDドライバ(すな
わち駆動回路)、である。LEDドライバ232の入力
がHレベルの状態でLED231が点灯する。
【0140】図14において、233は赤目防止用のラ
ンプ、234はランプ点灯回路、である。図15におい
て、235はファインダー接眼レンズであり、警告用L
ED231はファインダー接眼レンズ235の横位置付
近に設置され、カメラ使用者がファインダーを覗いた時
に該LED231の点灯状態を確認できるようになって
いる。
【0141】本実施例のカメラの動作すなわちシステム
コントローラ201の動作を図16のフローチャートを
参照して以下に説明する。
【0142】カメラ使用者が撮影をするためにカメラを
被写体に向けて構え、シャッターレリーズボタン204
を先ず第一ストロークだけ押し下げ操作するとスイッチ
204aがオンとなってシステムコントローラ201は
図16の#301から動作を開始する。
【0143】なお、#301〜#306の動作について
は第2実施例の#201〜#206と同一であるので説
明を省略する。
【0144】(#307)比較器217の出力を判別す
る。Hレベルであれば#308へ進み、Lレベルであれ
ば#211へ進む。
【0145】(#308)赤目防止ランプ233を点灯
させる。
【0146】(#309)被写体の瞳孔が収縮するのに
充分な時間経過を判別する。
【0147】(#310)赤目防止ランプ33を消灯す
る。
【0148】#311以降の動作については第1実施例
と同一であるので説明を省略する。以上説明した様に、
システムコントローラ201により比較器217の出力
を判別し、被写体輝度が所定値以下でストロボが自動的
に発光される場合にのみ赤目防止ランプを点灯させる様
に動作する。
【0149】更には、比較器216の出力状態により警
告LED231を点灯させる。
【0150】以上に説明したように、本実施例のカメラ
では、周囲が明るいのにもかかわらずストロボが発光し
たことをカメラ使用者及び被撮影人物が「カメラが故障
した」と誤解してしまうことを防止できる。また、カメ
ラ使用者が故意にストロボの使用を禁止した場合は被写
体の輝度が高いために影が発生することをカメラ使用者
に知らせることにより、カメラ使用者にストロボの使用
を促すことができる。
【0151】〈発明と実施例との対応〉請求項1記載の
「影発生状態検出手段」は実施例1における「ガラス窓
126上の黒色指標127」及び「撮像素子125」並
びに「撮像回路129、演算回路130」を含む構成
と、システムコントローラ101の制御動作プログラム
(図9)の#105〜#108で表される機能と、を含
めた構成に該当する。また、請求項1記載の「撮影条件
制御手段」は実施例1におけるシステムコントローラ1
01の機能とOR回路119及びAND回路120及び
121をも含めた露光条件制御手段の構成に該当する。
【0152】請求項4記載の「比較手段」は実施例2に
おいて図10の「比較器216」に該当し、「撮影条件
制御手段」はシステムコントローラ201の機能とOR
回路220及びAND回路221及び222をも含めた
露光条件制御手段の構成に該当する。また、「照明手
段」は「ストロボ回路223」とキセノン放電管224
及び「コンデンサ225」を含めた構成に該当する。
【0153】請求項5記載の「比較手段」は図10の
「比較器216及び217」に該当する。
【0154】請求項6及び7記載の「第一の比較手段」
は図10及び13の「比較器216及び217」に該当
し、「第二の比較手段」は図1,図10,図13,図1
4の「比較器118,219」に該当する。
【0155】請求項7の「赤目現象防止手段」は図14
の「ランプ233」及び「ランプ点灯回路234」を含
む構成に該当する。
【0156】また、請求項4〜7の「警告手段」はカメ
ラに設けられた表示手段とシステムコントローラ201
に設けられた機能を含めた構成に該当する。
【0157】
【発明の効果】請求項1〜請求項3の発明のカメラによ
れば、該影発生状態検出手段により撮影前に影の発生状
態を予測できるので、撮影状況が逆光状態であると推定
される場合には露出補正を行う等の操作をすることによ
り影のない写真を撮影することができる。
【0158】請求項4の発明のカメラによれば、被写体
輝度が所定輝度以上である時にはストロボが自動発光す
るので、高輝度のトップライト状態での撮影状況であっ
ても被写体に影を生じないように撮影を行うことができ
る。
【0159】請求項5の発明のカメラによれば、被写体
輝度が第一の所定輝度以上である場合やフィルム感度に
より変化する第二の所定輝度以下である場合にはストロ
ボが自動発光するので、逆光状態や被写体に影を生じ得
る状態での撮影状況であっても影を生じない写真を撮影
することができる。
【0160】請求項6の発明のカメラによれば、被写体
距離が所定距離以上である場合にはストロボ発光を行っ
ても影消し効果がないので被写体輝度が所定輝度以上で
あってもストロボ発光を行わずに撮影をすることによ
り、無駄なストロボ発光を抑制してエネルギー節約をす
ることができる。
【0161】請求項7及び8の発明のカメラによれば、
被写体輝度が所定輝度以上である場合には影消しの目的
でストロボを自動発光させるとともに、赤目防止手段に
よる発光を禁止することによりシャッターレリーズタイ
ムラグをできるだけ小さくしたので、シャッターチャン
スの逸失を防止することができる。また、該赤目防止手
段の発光によるエネルギーの無駄使いを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のカメラの要部概略構成を
示した図。
【図2】図1の構成を内蔵した第一実施例のカメラの外
観図。
【図3】図1に示した構成において、影発生状態検出手
段の要部を構成する撮像素子125の撮像有効領域の拡
大正面図。
【図4】(a)は太陽が天中位置にある晴天状態におい
て該撮像素子125上に生じる指標127の影128を
示した図。(b)は該撮像素子上の輝度分布を示した
図。
【図5】(a)は太陽が天中位置から右へ傾き且つ薄曇
りの天候時において該撮像素子上に生じる指標127の
影128bを示した図。(b)は該撮像素子上の輝度分
布を示した図。
【図6】(a)は太陽が天中位置から右斜め下方向へ傾
いた曇天時において該撮像素子上に生じる指標127の
影128cを示した図。(b)は該撮像素子上の輝度分
布を示した図。
【図7】(a)は太陽が天中位置から左斜め下方向へ傾
いた晴天時において該撮像素子上に生じる指標127の
影128dを示した図。(b)は該撮像素子上の輝度分
布を示した図。
【図8】(a)は太陽が天中位置から右斜め上方向に傾
いた曇天時において該撮像素子上に生じる指標127の
影128eを示した図。(b)は該撮像素子上の輝度分
布を示した図。
【図9】図1及び2に示したカメラのシステムコントロ
ーラの制御動作及び該カメラの動作を示したフローチャ
ート。
【図10】本発明の第二実施例のカメラの要部構成を示
した概略図。
【図11】第二実施例のカメラの外観斜視図。
【図12】第二実施例のカメラの動作及び該カメラのシ
ステムコントローラの制御動作を示すフローチャート。
【図13】本発明の第三実施例のカメラの要部構成を示
した概略図。
【図14】本発明の第四実施例のカメラの要部構成を示
した概略図。
【図15】第四実施例のカメラの背面外観斜視図。
【図16】図14及び15に示したカメラの動作及び該
カメラのシステムコントローラの制御動作を示したフロ
ーチャート。
【符号の説明】
101,201…システムコントローラ 122,223…ストロボ回路 125…撮像素
子 126…ガラス窓 127…黒色指
標 128…影 129…撮像回
路 130…演算回路 104,204…シャッターレリーズボタン 109,209…フィルムパトローネ 114,214
…測光素子 115,215…光電変換回路 116,118,216,217,219,229,2
30…比較器 119,220…ORゲート 120,121,221,222…ANDゲート 123,224…キセノン放電管 228…演算増
幅器 233…赤目防止ランプ 117,218
…測距ブロック 105,205…撮影レンズ 106,206
…シャッター 108,208…フィルム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光の入射方向及び光の強度に
    より撮影時に発生する影の状態を予測する影発生状態検
    出手段と、該影発生状態検出手段の検出結果に応じて撮
    影パラメータを変化させる撮影条件制御手段と、を有し
    ていることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 該撮影パラメータはストロボ装置を使用
    するか否かを表すパラメータであることを特徴とする請
    求項1のカメラ
  3. 【請求項3】 該撮影パラメータは露出補正の適否及び
    露出補正量であることを特徴とする請求項1のカメラ
  4. 【請求項4】 被写体の輝度を測定する測光手段と、該
    被写体を照明する照明手段と、を有するカメラにおい
    て、 該測光手段により測定された該被写体輝度値を所定輝度
    値と比較する比較手段と、警告手段と、該比較手段によ
    って該被写体輝度値が該所定輝度値より高いと判定され
    た場合には該警告手段を動作させるか撮影時に該照明手
    段により照明を行わせる動作をする撮影条件制御手段
    と、を有することを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 被写体の輝度を測定する測光手段と、フ
    ィルム感度を検出するフィルム感度検出手段と、被写体
    を照明する照明手段と、を有するカメラにおいて、 該測光手段により測定された被写体輝度値を第一の所定
    輝度値もしくはフィルム感度により変化する第二の所定
    輝度値と比較する比較手段と、警告手段と、該比較手段
    によって該被写体輝度値が該第一の所定輝度値より高い
    と判定された場合もしくは該第二の所定輝度値よりも低
    いと判定された場合には該警告手段を動作させるか撮影
    時に該照明手段により照明を行わせる動作をする撮影条
    件制御手段と、を有することを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 被写体の輝度を測定する測光手段と、フ
    ィルム感度を検出するフィルム感度検出手段と、被写体
    を照明する照明手段と、被写体までの距離を測定する測
    距手段と、を有するカメラにおいて、 該測光手段により測定された被写体輝度値を第一の所定
    輝度値もしくはフィルム感度により変化する第二の所定
    輝度値と比較する第一の比較手段と、該測距手段により
    測定された被写体距離と所定距離とを比較する第二の比
    較手段と、警告手段と、該両比較手段によって該被写体
    距離が該所定距離以内であって且つ該被写体輝度値が該
    第一の所定輝度値より高いと判定された場合もしくは該
    第二の所定輝度値よりも低いと判定された場合には該警
    告手段を動作させるか撮影時に該照明手段により照明を
    行わせる撮影条件制御手段と、を有することを特徴とす
    るカメラ。
  7. 【請求項7】 被写体の輝度を測定する測光手段と、フ
    ィルム感度を検出するフィルム感度検出手段と、被写体
    を照明する照明手段と、被写体までの距離を測定する測
    距手段と、被写体の赤目現象を防止するための赤目現象
    防止手段と、を有するカメラにおいて、 該測光手段により測定された被写体輝度値を第一の所定
    輝度値もしくはフィルム感度により変化する第二の所定
    輝度値と比較する第一の比較手段と、該測距手段により
    測定された被写体距離と所定距離とを比較する第二の比
    較手段と、警告手段と、該両比較手段によって該被写体
    距離が該所定距離以内であって且つ該被写体輝度値が該
    第一の所定輝度値より高いと判定された場合もしくは該
    第二の所定輝度値よりも低いと判定された場合には該警
    告手段を動作させるかもしくは撮影時に該照明手段によ
    り照明を行わせるとともに該赤目現象防止手段の動作を
    禁止する撮影条件制御手段と、を有することを特徴とす
    るカメラ。
  8. 【請求項8】 該赤目現象防止手段は、撮影に先立って
    ランプもしくはストロボにより所定時間の照射を被写体
    に向かって行うものであることを特徴とする請求項7の
    カメラ。
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