JPH08146290A - 赤外広角単レンズ - Google Patents

赤外広角単レンズ

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JPH08146290A
JPH08146290A JP28336894A JP28336894A JPH08146290A JP H08146290 A JPH08146290 A JP H08146290A JP 28336894 A JP28336894 A JP 28336894A JP 28336894 A JP28336894 A JP 28336894A JP H08146290 A JPH08146290 A JP H08146290A
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JP
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infrared
single lens
lens
angle single
dist
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JP28336894A
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English (en)
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Yoshiharu Yamamoto
義春 山本
Tomonobu Yoshikawa
智延 吉川
Kazutake Boku
一武 朴
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結像特性に優れると同時に、周辺光量比特性
が略均一な赤外広角単レンズを提供する。 【構成】 本発明の赤外広角単レンズは、物体側に絞り
を有する両凸レンズであって、d0を絞りからレンズ第
1面までの面間隔、d1をレンズ中心厚、r1を第1面
の曲率半径、r2を第2面の曲率半径、nを波長10μ
mにおける硝材の屈折率、fを焦点距離、bfをバック
フォーカス、半画角35degの最大像高における理想
像高をy0、実光線の主光線像高をyとし、次式でDi
stを定義するとき、Dist=(y−y0)/y0 (1) -3.6<r1/r2<-0.9 (2) 0.3<d0/f<0.6 (3) 0.6<(d0+d1/n)/f<0.9 (4) -0.19<
Dist<-0.16 (5) 0.7<bf/f<1 なる条件(1),(2),(3),(4),(5)を
満足する構成を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に室内の温度分布状
況などの検出を行なう非接触温度測定装置に用いられる
赤外光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非接触温度測定装置には安価な単
一素子の赤外検出器が用いられ、画角の狭い赤外光学系
によって熱像は赤外検出器上に結像される。広い範囲を
観測する場合には、揺動ミラー等によって走査すること
で、2次元的な領域の温度分布の測定を行っていた。し
かしながら、構成が複雑で小型化、低コスト化が困難と
いう問題点があった。従来例としては、特開昭53−4
1279号公報がある。以下、図面を参照しながら、上
述した従来の非接触温度測定装置の一例について説明す
る。
【0003】図11は従来の非接触温度測定装置の構成
図を示すものである。非接触温度測定装置26は、一定
速度で回転するモータ13、モータの回転軸14、回転
円盤15、ピン16、走査用反射鏡17、支持軸18、
連結アーム19、測定対象物20、反射鏡21、22、
赤外線を断続する回転セクタ23、集光レンズ24、赤
外検出器25から構成されている。
【0004】モータ13の回転運動は、連結アーム19
を介し、走査用反射鏡17に伝えられ、走査用反射鏡1
7は往復揺動運動をする。走査用反射鏡17の往復揺動
運動により走査された測定対象物20の各点から放射さ
れる赤外線は、反射鏡21、22で反射し、集光レンズ
24で集光され、赤外検出器25に送られる。赤外検出
器25の前面に設けられた回転セクタ23はモータ13
により回転し、走査反射鏡17の往復揺動運動の片道に
おいてのみ赤外線が透過するようにスリットが形成され
ている。
【0005】他の従来例として、特開平6−94991
号公報がある。この従来例は、赤外用単レンズを提供す
るものであるが、周辺光量比の変化が15%程度残存し
ている。このため、高精度に被測定物の温度分布を求め
ようとすると、赤外検出器からの出力を、周辺光量比特
性を補正するようにしなければならず、コストが上昇し
たり、S/N比が測定領域の周辺部で低下するなどの問
題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、2次元の温度分布を測定するには、さ
らに、もう1次元の走査が必要となり小型化、低コスト
化が困難であるという課題を有していた。
【0007】近年、安価なアレイ状あるいは2次元状の
赤外検出器の研究が進み、2次元の広い領域を1度に検
出器上に結像する小型、低コストの赤外広角レンズが要
望されている。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、単レンズであり
ながら結像領域全域において良好な結像特性を実現しつ
つ、周辺光量比の変化幅が最大でも5%以内である赤外
広角単レンズを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の赤外広角単レンズは、物体側に絞りを有す
る両凸レンズであって、d0を絞りからレンズ第1面ま
での距離、d1をレンズ中心厚、r1を第1面の曲率半
径、r2を第2面の曲率半径、nを波長10μmにおけ
る硝材の屈折率、fを焦点距離をするとき、 (1)−3.6<r1/r2<−0.9 (2)0.3<d0/f<0.6 (3)0.6<(d0+d1/n)/f<0.9 なる条件を満足する構成を備えたものである。
【0010】望ましくは、半画角35degの最大像高
における歪曲収差をDistとするとき、 (4)−0.19<Dist<−0.16 なる条件を満足する構成を備えたものである。ただし、
Distは、半画角35degにおける理想像高をy
0、実光線の主光線像高をyとしたとき、次の式で定義
する歪曲収差である。
【0011】Dist=(y−y0)/y0 さらに望ましくは、bfをバックフォーカスとしたと
き、 (5)0.7<bf/f<1 なる条件を満足する構成を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、適度な負の歪
曲収差を発生させ、これにより、周辺光量比の均一化を
図るものであり、単レンズでありながら半画角35de
gの結像領域全域において、良好な結像特性を実現しつ
つ、周辺光量比の変化幅が5%以内の優れた性能を満た
す赤外広角単レンズを提供することを可能としている。
特に、周辺光量比が略均一であるために、赤外検出器を
構成する1次元のアレイ状、あるいは2次元状に配列さ
れた複数の赤外検出画素に、測定対象物の温度分布と同
一分布で赤外線を集光することができる。これにより、
赤外検出器の出力を光学系の周辺光量比特性で補正する
必要がなく、画像の周辺部まで高いS/N比を得ること
ができる。さらに加えて、結像の中心から周辺部まで良
好な結像特性と均一な周辺光量比特性のため、本発明に
なる赤外広角単レンズと赤外検出器の光軸合わせに多少
のディセンタが生じても測定に誤差が発生し難く、組立
調整が容易となる。
【0013】これらの優れた光学特性を得るために、本
発明になる赤外広角単レンズは上記各条件を満足する構
成となっている。
【0014】条件(1)、(2)、(3)は、良好な結
像特性と均一な周辺光量比特性を同時に実現する範囲を
規定するものである。
【0015】条件(1)の下限を越えると、歪曲収差が
必要以上に負に偏奇し、周辺光量比が軸外で増加する傾
向が発生する。さらに、軸外光束の上側光線が補正不足
となりコマ収差が劣化する。上限を越えると、歪曲収差
が必要な程度に発生せず、周辺光量比が軸外で減少し、
周辺光量比の均一化が困難となる。
【0016】条件(2)の下限を越えると、レンズ面へ
の軸外光束の主光線高が小さくなり、歪曲収差を必要な
程度に発生させることが困難となり、周辺光量比が軸外
で減少し、周辺光量比の均一化が困難となる。これを抑
制するために、レンズ第2面の曲率半径を小さくし、歪
曲収差を負の方向に大きく発生させようとするとコマ収
差が発生し、結像特性が劣化する。上限を越えると、歪
曲収差が必要以上に負に偏奇し、周辺光量比が軸外で増
加する傾向が発生する。さらに、軸外光束の上側光線が
補正不足となりコマ収差が劣化する。
【0017】条件(3)の下限を越えると、絞りからレ
ンズ第2面までの光路長が小さくなり、レンズ第2面で
の軸外光束の主光線高が小さくなる。これにより、負の
歪曲収差が必要な程度に発生せず、周辺光量比が軸外で
減少し、周辺光量比の均一化が困難となる。上限を越え
ると、歪曲収差が必要以上に負に偏奇し易くなったり、
レンズ中心厚が大となり、バックフォーカスを確保する
ことが困難となる。
【0018】条件(4)は、均一な周辺光量比特性を実
現する歪曲収差の発生量の範囲を規定するものである。
下限を越えると、負の歪曲収差が大きくなりすぎ、周辺
光量比が軸外で増加する傾向が発生する。上限を越える
と、負の歪曲収差が小さくなりすぎ、周辺光量比が軸外
で減少する傾向が発生する。
【0019】条件(5)は、本発明になる赤外広角単レ
ンズと組み合わせて用いる赤外検出器との空気間隔を必
要量確保する範囲を規定するものである。下限を越える
と、赤外広角単レンズと組み合わせて用いる赤外検出器
との空気間隔が小さくなりすぎ、組立調整が困難とな
る。上限を越えると、組立調整は容易となるが装置が大
きくなる。
【0020】本発明になる赤外広角単レンズは、シリコ
ン(Si)からなることが望ましい。一般的に、波長1
0μm程度の赤外領域において十分な透過特性を有する
材料としては、シリコンの他にゲルマニウム(Ge)、
セレン化亜鉛(ZnSe)等があるが、コストが高いと
いう問題点がある。これに反して、シリコンは半導体材
料として大量に生産されており、レンズ素材としてのコ
ストが低い。
【0021】本発明になる赤外広角単レンズと赤外検出
器を組み合わせると、小型で低コストしかも広い測定範
囲の温度分布を正確に測定可能な非接触温度測定装置を
実現することができる。さらに、赤外検出器を冷却不要
な焦電型赤外検出器とすることにより、小型で低コスト
な温度分解能の良好な非接触温度測定装置を実現するこ
とができる。
【0022】また、上記非接触温度測定装置を用いるこ
とにより、人体位置検出及び室内の各領域ごとの温度分
布を測定し、その測定結果を用いて最適な空調制御を行
なうことができる空調装置を小型、低コストで実現でき
る。
【0023】
【実施例】以下に本発明になる走査光学装置の実施例を
示す。但し、各実施例中、d0は絞りからレンズ第1面
までの面間隔、d1はレンズ中心厚、r1、r2はレン
ズ第1面と第2面の曲率半径、nはレンズの硝材の波長
10μmにおける屈折率、fは焦点距離、Distは最
大像高における歪曲収差、bfはバックフォーカスであ
る。
【0024】第1実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.16 r1/r2=−1.40 d0/f=0.49 (d0+d1/n)/f=0.72 Dist=−0.180 bf/f=0.90 d0=1.56 r1=17.218 d1=2.43 n=3.4177 r2=−12.332 第2実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.17 r1/r2=−1.00 d0/f=0.40 (d0+d1/n)/f=0.81 Dist=−0.183 bf/f=0.76 d0=1.26 r1=13.492 d1=4.52 n=3.4177 r2=−13.492 第3実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.18 r1/r2=−1.00 d0/f=0.52 (d0+d1/n)/f=0.72 Dist=−0.184 bf/f=0.89 d0=1.64 r1=14.535 d1=2.20 n=3.4177 r2=−14.535 第4実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.17 r1/r2=−1.61 d0/f=0.50 (d0+d1/n)/f=0.70 Dist=−0.177 bf/f=0.92 d0=1.57 r1=18.960 d1=2.19 n=3.4177 r2=−11.799 第5実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.14 r1/r2=−3.33 d0/f=0.41 (d0+d1/n)/f=0.69 Dist=−0.169 bf/f=0.93 d0=1.28 r1=31.118 d1=3.01 n=3.4177 r2=−9.356 第6実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.15 r1/r2=−2.52 d0/f=0.40 (d0+d1/n)/f=0.73 Dist=−0.172 bf/f=0.90 d0=1.27 r1=24.902 d1=3.48 n=3.4177 r2=−9.869 第7実施例 Fナンバー :1.4 半画角=35deg f=3.16 r1/r2=−1.42 d0/f=0.43 (d0+d1/n)/f=0.80 Dist=−0.180 bf/f=0.83 d0=1.35 r1=16.640 d1=4.07 n=3.4177 r2=−11.704 本発明の赤外広角単レンズの実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明に係る赤外広角単レン
ズの第1実施例に基づく概略構成を示す。物体側から像
面側へと、絞り、赤外広角単レンズ1の順に配置され
る。図2(a)、(b)、(c)は本発明に係る赤外広
角単レンズの第1実施例の収差特性を示す収差図であ
る。図2(a)は球面収差特性、図2(b)は非点収差
特性、図2(c)は歪曲収差特性をそれぞれ示す。同様
に、図3(a)、(b)、(c)ないし図8(a)、
(b)、(c)は本発明に係る赤外広角単レンズの第2
実施例から第7実施例の収差特性を示す収差図である。
【0025】(表1)は、本発明になる赤外広角単レン
ズの第1実施例から第7実施例の、各相対画角に対する
周辺光量比を示す。(表1)に示されるように、周辺光
量比特性の変化幅は5%以内に収まり、良好な周辺光量
比特性を実現している。
【0026】
【表1】
【0027】図9は上記実施例の赤外広角単レンズを非
接触温度測定装置6に用いた場合の概略構成図である。
非接触温度測定装置6は、本発明の赤外広角単レンズ
1、絞り2、縦方向に8素子アレイ状に配置された焦電
型赤外検出器3、赤外光を断続的に遮蔽するチョッパ
4、ユニット全体を横方向に走査するモータ5で構成さ
れている。このような構成において、チョッパ4により
断続的に遮蔽される赤外光は赤外広角単レンズ1により
焦電型赤外検出器3に結像され、縦方向に8分割された
領域の1次元赤外線像が検出される。そして、モータ5
により横方向に走査することで2次元赤外線像を検出す
る。また、測定した各領域の温度分布から人体位置検出
も可能である。
【0028】以上のように本実施例によれば、本発明の
赤外広角単レンズと焦電型赤外検出器を用いることによ
り、被測定物の温度分布を測定することができ、小型で
低コストの非接触温度測定装置を実現することができ
る。
【0029】図10は、上記本発明の非接触温度測定装
置6を用いた空調装置12の概略構成を示す。空調装置
12は本発明の非接触温度測定装置6、非接触温度測定
装置6から出力される信号から各領域の温度分布のデー
タを形成するデータ形成部7、データ形成部7から得ら
れたデータから空調制御信号を形成するための制御信号
形成部8、空調装置の送風力、風向、排出風の温度など
の制御をする空調制御部9、、送風口11を有する空調
装置筐体10から構成される。本空調装置12は、本発
明になる赤外広角単レンズを用いた非接触温度測定装置
6を用いることにより、人体位置検出及び室内の各領域
ごとの温度分布を測定し、その測定結果を用いて最適な
空調制御を行なうことのできる空調装置を小型で低コス
トで実現できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の赤外広角単レンズ
は上記のような構成とすることにより、単レンズであり
ながら半画角35degの結像領域全域において、良好
な結像特性を実現しつつ、周辺光量比の変化幅が5%以
内の優れた性能を満たす赤外広角単レンズを提供するこ
とを可能としている。特に、周辺光量比が略均一である
ために、赤外検出器を構成する1次元のアレイ状、ある
いは2次元状に配列された複数の赤外検出画素に、測定
対象物の温度分布と同一分布で赤外線を集光することが
できる。これにより、赤外検出器の出力を光学系の周辺
光量比特性で補正する必要がなく、画像の周辺部まで高
いS/N比を得ることができる。さらに加えて、結像の
中心から周辺部まで良好な結像特性と均一な周辺光量比
特性のため、本発明になる赤外広角単レンズと赤外検出
器の光軸合わせに多少のディセンタが生じても測定に誤
差が発生し難く、組立調整が容易となる。
【0031】また、本発明の赤外広角単レンズと赤外検
出器を用いることにより小型、低コストの非接触温度測
定装置を実現できる。また、本発明の非接触温度測定装
置を用いることにより、人体位置検出及び室内の各領域
ごとの温度分布を測定し、その測定結果を用いて最適な
空調制御を行なうことのできる空調装置を、小型、低コ
ストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外広角単レンズの第1実施例に基づ
く概略構成を示す図
【図2】(a)は第1実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図3】(a)は第2実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図4】(a)は第3実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図5】(a)は第4実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図6】(a)は第5実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図7】(a)は第6実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図8】(a)は第7実施例の球面収差特性を示す図 (b)は同実施例の非点収差特性を示す図 (c)は同実施例の歪曲収差特性を示す図
【図9】本発明の赤外広角単レンズを用いた非接触温度
測定装置の概略構成図
【図10】本発明の非接触温度測定装置を用いた空調装
置の概略構成図
【図11】従来の非接触温度測定装置の概略構成図
【符号の説明】
1 赤外広角単レンズ 2 絞り 3 焦電型赤外検出器 4 チョッパ 5 モータ 6 非接触温度測定装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側に絞りを有する両凸レンズであっ
    て、d0を絞りからレンズ第1面までの面間隔、d1を
    レンズ中心厚、r1を第1面の曲率半径、r2を第2面
    の曲率半径、nを波長10μmにおける硝材の屈折率、
    fを焦点距離とするとき、 (1) −3.6<r1/r2<−0.9 (2) 0.3<d0/f<0.6 (3) 0.6<(d0+d1/n)/f<0.9 なる条件(1)、(2)、(3)を満足することを特徴
    とする赤外広角単レンズ。
  2. 【請求項2】半画角35deg、Distを最大像高に
    おける理想像高をy0、実光線の主光線像高をyとした
    とき、次の式で定義する歪曲収差であるとき、 Dist=(y−y0)/y0 (4) −0.19<Dist<−0.16 なる条件(4)を満足することを特徴とする請求項1記
    載の赤外広角単レンズ。
  3. 【請求項3】bfをバックフォーカスとしたとき、 (5) 0.7<bf/f<1 なる条件(5)を満足することを特徴とする請求項1記
    載の赤外広角単レンズ。
  4. 【請求項4】硝材がシリコン(Si)であることを特徴
    とする請求項1記載の赤外広角単レンズ。
  5. 【請求項5】請求項1記載の赤外広角単レンズと赤外検
    出器とを備えたことを特徴とする非接触温度測定装置。
  6. 【請求項6】赤外検出器は焦電型赤外検出器であること
    を特徴とした請求項5記載の非接触温度測定装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の非接触温度測定装置を用い
    たことを特徴とする空調装置。
JP28336894A 1994-11-17 1994-11-17 赤外広角単レンズ Pending JPH08146290A (ja)

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Cited By (3)

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