JPH0814532A - ガス器具における逆止弁のシール装置 - Google Patents

ガス器具における逆止弁のシール装置

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JPH0814532A
JPH0814532A JP16891494A JP16891494A JPH0814532A JP H0814532 A JPH0814532 A JP H0814532A JP 16891494 A JP16891494 A JP 16891494A JP 16891494 A JP16891494 A JP 16891494A JP H0814532 A JPH0814532 A JP H0814532A
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JP
Japan
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check valve
stem
gas container
gas
connection port
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JP16891494A
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Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
Ryoichi Suganuma
良一 菅沼
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SAN FRONTIER TECHNOL KK
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SAN FRONTIER TECHNOL KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス容器を使用するガス器具の逆止弁部分に
おけるシール構造を合理化し、信頼性を高め生産効率を
向上する。 【構成】 ばね12で付勢され、少なくとも前進時に接
続口11内へ入り込む突出部15を逆止弁14の先端に
設ける。突出部15は、接続口11へ挿入されるガス容
器のステム13の外径と略同寸の外径を有する略円筒形
に形成する。ガス容器の非接続時には突出部15の外周
に、接続時にはステム13の外周に夫々気密に接続可能
なシール部材16を接続口内に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス容器を接続する接
続口を具えた圧力調整器を有するガス容器における逆止
弁のシール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型ガス容器を使用するガス器具はガス
容器を接続する接続口内に逆止弁を装備しているのが普
通である(例えば特公平5−38205号)。そのよう
な逆止弁は、先端部が接続口内へ常時入り込んだ突出部
分を有し、その突出部分に嵌めるように取り付けたO−
リングなどの密封手段により接続口との間のシールを行
なう構成である。
【0003】しかしO−リングが接触する接続口の内側
のシート面の加工精度が良くないとガスが漏れる問題が
あり、かつまたO−リングを突出部分に嵌めるときに異
物が挟まって漏れが生じることもある。さらに逆止弁に
設けたO−リングは、突出部分に対するシールを接続口
との間のシールとを行なわねばならないため仕上げ加工
箇所が多く、製造上工程数を増している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところはガス器具に
おける逆止弁のシール構造を簡潔化することによりガス
漏れに対する信頼性を高め、かつまた製造上の工程数及
び部品点数を減少させることにより生産効率を改善する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、ガス容器を使用するガス器具において、少な
くともばね12で付勢され前進したときに接続口内へ入
り込む突出部15を逆止弁14の先端に設けるととも
に、突出部15は外径がステム13の外径と略同寸の略
円筒形に形成し、ガス容器の非接続時には突出部15の
外周に、また接続時にはステム13の外周に夫々気密に
接触可能なリング状のシール部材16を接続口内に気密
に設けるという手段を講じたものである。
【0006】
【実施例】図1に小型ガス容器を使用するガス器具の圧
力調整器10(ガバナとも通称される。)が示してあ
る。圧力調整器10はガスボンベ、カートリッジなどと
通称される小型ガス容器Bを接続するための接続口11
を有し、吐出したガスの圧力を一定範囲内に維持し、バ
ーナなどの作動部へ供給する。
【0007】接続口11はガス容器Bのステム13を挿
入する方向を軸方向とする略円筒形の開口であり、例示
のものはステム挿入のため外部に開口した孔を中心に有
する挿入口部材21とそれを圧力調整器本体へ取り付け
ている取り付け部材22とから成る。挿入口部材21は
円形で、中心に筒状部23が内方向へ向けて突出してお
り、この筒状部23を受け入れ可能な受け入れ口24が
取り付け部22の略中心部に形成してある(図2参
照)。
【0008】さらに受け入れ口24の奥は半径方向内方
へ膨出した内端部25となっており、この内端部25で
囲まれた孔より逆止弁14の先端の突出部15が接続口
内に入り込むようになっている。故に実施例の接続口1
1は、挿入口部材21の筒状部23から取り付け部材2
2の内端部25へ到る部分となる。故に弁座として必要
な高精度の加工を接続口11にする必要はなくなる。
【0009】挿入口部材21の筒状部23と取り付け部
材22の内端部25との間は離れており、そこに逆止弁
のシール装置を構成するシール部材16を収めるための
空間26が形成されるようになっている。シール部材1
6は、従来のものと同様のO−リングを使用して良い。
このO−リングは空間26の周壁面と後述するステム1
3及び突出部15の外周面に夫々気密に接触する。な
お、挿入口部材21と取り付け部材22とは外方開口端
にかしめ付けた口金27によって結合する。28は外部
シール部材であり、ステム13の基部(図示せず。)に
気密に接触する。
【0010】逆止弁14は接続口11の奥に続く圧力調
整器10内の弁室17にて、軸方向へ移動可能に設けら
れており、ばね12によって軸方向外方へ付勢されてい
る。逆止弁14はガス容器Bを接続していないときにば
ね12の付勢力で前進し、接続口11内へ入り込む前述
の突出部15を先端部に有し、この突出部15は前進限
界で前記シ−ルリング16に気密に接触し得る位置に達
する長さを有する。かつ突出部15の外形はステム13
の外形と略同寸に形成する。このような突出部15は単
純な円筒形の外形を有するので加工が容易であり、品質
管理も容易である。
【0011】各図中、31は内部シール部材であり、圧
力調整器10の弁室開口端32と取り付け部材22の嵌
合端33との間のシールを行なう。なお、ガスが弁室1
7から調整室35へ流入してばね34によりバックアッ
プされたダイヤフラム36により圧力調整作用を受け、
器具栓37の開閉及び流量調節に応じてバーナなどへ供
給されるのは従来の通りである。
【0012】
【作用】このように構成された本発明に係るシール装置
では、ガス容器Bを接続していない場合、図2に示され
るように、ばね12によって付勢されている逆止弁14
は前進するのでその先端部に設けられた突出部15が接
続口11内へ進入し、その外周面にシール部材16が気
密に接触した状態に保たれる。
【0013】次いでガス容器Bが接続されると、そのス
テム13が接続口11内に進入し、ステム先端によって
逆止弁14が後退するので突出部15はシールリング1
6から離れ、代わりにステム13がシールリング16内
に進入し、気密に接触してシール状態を保持する。例示
の場合、逆止弁14の後端18が弁室17の後面19に
当たってステム13を突出させている内蔵スプリング力
に打ち勝つので、ガス容器からガスを弁室内へ吐出させ
ることとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、ただ1個のシール部材16によって
逆止弁14のシールとガス容器ステム13のシールとを
行なうことができ、ガス漏れに対する信頼性を高めるこ
とができると同時に、逆止弁14に形成する突出部15
がステム外径と略同寸の円柱状で良くなり製造が容易化
されかつまた従シール部材の数を消滅しシート面の加工
が不要となるので生産効率を向上することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス器具における逆止弁のシール
装置の1実施例を示す断面図。
【図2】ガス容器の非接続時の要部拡大断面図。
【図3】ガス容器接続時の要部拡大断面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス容器を接続する接続口11を備えた
    圧力調整器10を有し、ガス容器の非接続時に接続口1
    1の軸方向外方へばね12によって付勢されることによ
    り接続口11を閉じ、ガス容器接続時にガス容器のステ
    ム13によって押し込まれ開弁する逆止弁14を軸方向
    へ移動可能に接続口11の内方に設けたガス器具におい
    て、少なくともばね12で付勢され前進したときに接続
    口内へ入り込む突出部15を逆止弁14の先端に設ける
    とともに、突出部15は外径がステム13の外径と略同
    寸の略円筒形に形成し、ガス容器の非接続時には突出部
    15の外周に、また接続時にはステム13の外周に夫々
    気密に接触可能なリング状のシール部材16を接続口内
    に気密に設けたことを特徴とするガス器具における逆止
    弁のシール装置。
  2. 【請求項2】 ステム挿入のための筒状部23を中心部
    に有する挿入口部材21とそれを圧力調整器本体へ取り
    付ける取り付け部材22とを具備しており、前記筒状部
    23を受け入れる取り付け部材22の内端部25と筒状
    部23との間にシール部材16を収めるための空間26
    を設けた請求項第1項記載のガス器具における逆止弁の
    シール装置。
JP6168914A 1994-06-28 1994-06-28 ガス器具における逆止弁のシール装置 Expired - Lifetime JP2727412B2 (ja)

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