JPH08145223A - 電動弁試験装置 - Google Patents

電動弁試験装置

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JPH08145223A
JPH08145223A JP6289319A JP28931994A JPH08145223A JP H08145223 A JPH08145223 A JP H08145223A JP 6289319 A JP6289319 A JP 6289319A JP 28931994 A JP28931994 A JP 28931994A JP H08145223 A JPH08145223 A JP H08145223A
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Japan
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motor
valve
operated valve
test
panel
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JP6289319A
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English (en)
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Akira Mita
明 三田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、電動弁のみへの試験員配置
による電動弁作動試験を実施でき、また本設回路への配
線の短絡作業無しに作動条件成立できる電動弁試験装置
を得ることにある。 【構成】 本発明に係る電磁弁試験装置は、モータ20
4駆動により開閉する電動弁201と、この電動弁20
1の開度に応じて作動するリミットスイッチ206と、
電源盤であるモータコントロールセンタ301と、中央
制御盤401の制御回路402を模擬し、前記電磁弁2
01を試験する電磁弁試験盤101とから成ることを特
徴とする電動弁試験装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動により開閉
する電動弁の作動試験を行う電動弁試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の電動弁作動試験時に使用
される機器の構成を示す構成図である。全体の構成は、
中央操作室(以下、中操という。)400内に設置され
た制御盤401と、現場100内に配置された電源盤で
あるモータコントロールセンタ(以下、MCCとい
う。)301と、現場配管エリア200内に設置された
電磁弁201とからなる。
【0003】制御盤401には、電動弁201の作動を
制御する制御回路402と電動弁201の開閉操作を行
う開閉スイッチ403と電動弁の開閉状態を表示する表
示ランプ404が設置されている。これらの機器により
中操400から電動弁201の開閉操作と状態確認を行
う。
【0004】MCC301には、電動弁201に駆動電
源を供給する電動弁用ユニット312、電動弁201へ
電源を供給する電源ケーブル102を接続する端子台3
07、電動弁201の開度に応じてON/OFFするリ
ミットスイッチ206の信号を伝える制御ケーブル10
3及び制御盤401と制御信号の受け渡しを行う制御ケ
ーブル406を接続する端子台308が設置されてい
る。電動弁ユニット312の内部には、MCC301の
電源母線304から電源配線305を介して電源を受電
するサーキットブレーカー303、サーキットブレーカ
ー303からの電源を入り切りする開側コンタクター3
09と閉側コンタクター310、モータの過電流を検出
する過電流検出器311、開側及び閉側コンタクター3
09,310の入り切りを制御する制御回路313が収
納されている。開側及び閉側コンタクター309,31
0は、サーキットブレーカー303が受電した三相交流
の相回転を切り替える働きをする。開側コンタクター3
09が入り状態になると正回転の三相交流が電動弁20
1に供給され、電動弁201は開方向に作動する。ま
た、閉側コンタクター310が入り状態になると逆回転
の三相交流が電動弁201に供給され、電動弁201は
閉方向に作動する。
【0005】電動弁201には駆動用モータ204、モ
ータ204の駆動力を減速変換する機構部205、機構
部205の動きを伝達して弁の開度に応じてON/OF
Fするリミットスイッチを収納するリミットスイッチ部
206、MCC301からの電源ケーブル102と制御
ケーブル103を接続するコネクタ504がある。MC
C301から電源が供給されると、電源の相回転が正回
転の場合は、モータ204が正回転し機構部205を介
して弁体202を開動作させると同時に弁開度に応じて
リミットスイッチがON/OFFしてその信号を制御ケ
ーブル103を通じてMCC301に伝える。また、電
源の相回転が逆回転の場合は、モータ204が逆回転し
機構部205を介して弁体202を閉動作させると同時
に弁開度に応じてリミットスイッチがON/OFFして
その信号を制御ケーブル103を通じてMCC301に
伝える。
【0006】電動弁201を開操作する場合の各機器の
動きは、以下の通りとなる。中操400の制御盤401
にある開閉スイッチ403を開操作する。この操作によ
り開操作信号が制御盤401内の制御回路402に入力
される。制御回路402では、開操作信号を受けて、開
条件が成立していれば開指令信号を端子台405に接続
されている制御ケーブル406を介してMCC301に
伝える。
【0007】MCC301は端子台308に制御ケーブ
ル406が接続されており、これを通して制御盤401
からの開指令信号を電動弁用ユニット312内の制御回
路313に入力する。また、電動弁201のリミットス
イッチ部206からの制御ケーブル103が端子台30
8に接続されており、制御回路313には電動弁201
のリミットスイッチ206のON/OFF信号が入力さ
れる。制御回路313では、この信号を受けて、電動弁
201の開動作条件が成立していれば、開側コンタクタ
ー309を入り状態にする。開側コンタクター309が
入り状態になったことにより、電源母線304から電源
配線305を介してサーキットブレーカー303まで受
電されていた三相電源が、正回転状態でMCC301の
端子台307まで通電される。端子台307には電動弁
201につながっている電源ケーブル102が接続され
ており、これらを介して電動弁201に駆動電源が供給
される。この駆動電源の電流は過電流検出器311によ
り監視されており、モータ204を保護する為に設定さ
れた電流値を超えた場合は、過電流検出器311から制
御回路313に過電流検出信号が入力され、直ちに開側
コンタクター309を切り状態にして、電動弁201へ
の電源の供給を停止して、モータ204の保護を行う。
【0008】電源ケーブル102は、コネクタ504に
より電動弁201に接続されており、ここから電源が供
給される。コネクタ504からは電源配線210を介し
てモータ204に正回転三相電源が供給され、モータ2
04は正回転する。モータ204の駆動力は駆動軸20
7を介して機構部205に伝達され、ここで減速変換さ
れ、更に駆動軸209を介して弁体202を開方向に動
作させる。機構部205とリミットスイッチ部206は
駆動軸208により接続されており、弁体202の開度
に対応してリミットスイッチ206を駆動する。これに
よりリミットスイッチ206は弁体202の開度に応じ
てON/OFF動作する。リミットスイッチ206のO
N/OFF信号は制御配線211、コネクタ504に接
続している制御ケーブル103を介してMCC301の
端子台308に入力される。更に、そこから電動弁用ユ
ニット312の制御回路313に入力される。
【0009】電動弁201の弁体202が全開状態にな
ると、制御回路313は、入力されているリミットスイ
ッチ部206のON/OFF信号により、開側コンタク
ター309を切り状態にして、電動弁201への電源供
給を停止し、電動弁201を停止する。
【0010】この時、電動弁201の全開状態を表すリ
ミットスイッチ部206のON/OFF信号は、MCC
301の端子台308、制御ケーブル406、端子台4
05を介して制御盤401の制御回路402に入力さ
れ、表示ランプ404の全開表示である赤ランプを点灯
させる。
【0011】電動弁201を閉操作する場合も、同様の
動きとなる。動きの流れとしては、制御盤401の開閉
スイッチ403を閉操作すると、MCC301内の電動
弁ユニット313の閉側コンタクター310が入り状態
になり相回転が逆の三相電源が電動弁201に供給され
る。電動弁201が全閉状態になると、リミットスイッ
チ206のON/OFF信号により閉側コンタクターが
切り状態になり、電動弁201への電源供給を停止し、
電動弁201を停止する。この時、制御盤401の表示
ランプ404は赤ランプ消灯して全閉表示である緑ラン
プが点灯する。
【0012】次に電動弁201の作動試験を実施する場
合について説明する。人員配置は、中操400の制御盤
401、現場100のMCC301、現場配置エリア2
00の電動弁201の3箇所となる。
【0013】中操400の制御盤401では、電動弁2
01を開閉操作する為の開閉スイッチ403の操作と表
示ランプ404による電動弁201の開閉状態確認を行
う。また、電動弁201の開閉可能条件が揃っていない
場合は、制御盤401内の制御回路の配線をジャンパー
/リフトして開閉条件を整える。
【0014】現場100のMCC301では、電動弁2
01作動に係わる準備、機構部等の調整を行う際の安全
処置としてのサーキットブレーカー303の入/切操
作、電動弁201の作動時の電流測定及び異常発生時の
保護処置としてのサーキットブレーカー303の入/切
操作を行う。また、電動弁201の開閉可能条件が揃っ
ていない場合は、MCC301内の制御回路313の配
線をジャンパー/リフトして開閉条件を整える。
【0015】現場配管エリア200の電動弁201で
は、動作状態確認、機構部とリミットスイッチ部206
の調整、試験実施に伴うリミットスイッチ部206の模
擬操作を行う。以上の3箇所での作業を、試験用仮設電
話で相互に連絡を取りながら実施する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】電動弁201の作動試
験を実施する場合、試験員を中操400の制御盤40
1、現場100のMCC301、現場配管エリア200
の電動弁201の3箇所に配置しなければならないとい
う第1の問題がある。
【0017】また、電動弁201の作動試験を実施する
場合、電動弁201の作動可能条件が成立していない場
合、制御盤401またはMCC301の制御回路313
に於いて、配線を短絡して条件を揃える必要があり、こ
の時短絡箇所を間違えると機器を破損してしまうという
第2の問題がある。
【0018】そして、電動弁201の作動試験を実施す
る場合、電動弁201の作動可能条件が成立していない
場合、制御盤401またはMCC301の制御回路31
3に於いて、配線を短絡して条件を揃える必要があり、
同じ箇所への配線リフトが繰り返されたり、正しい作業
を行わなかったりすると制御回路313の端子台30
7,308および配線を破損してしまうという第3の問
題がある。
【0019】さらに、電動弁201の作動試験を実施す
る場合、相互連絡を取る為、中操400の制御盤40
1、現場100のMCC301、現場配管エリア200
の電動弁201に試験用仮設電話線を配備しなければな
らないという第4の問題がある。
【0020】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
で、上記の各問題を解決する為、電動弁のみへの試験員
配置による電動弁作動試験を実施でき、また本設回路へ
の配線の短絡作業無しに作動条件成立できる電動弁試験
装置を得ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、モータ駆動により開閉する電動弁と、この電動弁の
開度に応じて作動するリミットスイッチと、電源盤であ
るモータコントロールセンタと、中央制御盤の制御回路
の一部を模擬し、前記電磁弁を試験する電磁弁試験盤と
から成ることを特徴とする電動弁試験装置を提供する。
【0022】また請求項2の発明においては、前記電磁
弁試験盤は、前記リミットスイッチおよびモータコント
ロールセンタからの信号を受けて前記電磁弁を開閉制御
して成ることを特徴とする請求項1記載の電動弁試験装
置を提供する。
【0023】また請求項3の発明においては、前記モー
タコントロールセンタおよび前記電動弁試験盤の間をコ
ネクタで接続する電源ケーブルを設け、前記リミットス
イッチおよび前記電動弁試験盤の間をコネクタで接続す
る制御ケーブルを設けたことを特徴とする請求項1また
は2記載の電動弁試験装置を提供する。
【0024】また請求項4の発明においては、前記電磁
弁試験盤に、前記電動弁の過電流を検知して前記モータ
コントロールセンタからの電源を遮断する保護手段を設
けたことを特徴とする請求項1乃至3記載の電動弁試験
装置を提供する。
【0025】また請求項5の発明においては、前記電磁
弁試験盤に、前記電動弁の開閉する時間を測定する弁作
動時間測定手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至
4記載の電動弁試験装置を提供する。
【0026】
【作用】請求項1のように構成された装置においては、
中央制御盤の制御回路の一部を模擬した電磁弁試験盤を
使用して、電動弁の作動試験を行うことができる。請求
項2のように構成された装置においては、電磁弁のリミ
ットスイッチおよびモータコンタクタセンタからの信号
を電磁弁試験盤に入力して、電磁弁の作動試験を行うこ
とができる。
【0027】請求項3のように構成された装置において
は、モータコントロールセンタおよび電動弁試験盤との
間をコネクタ付き電源ケーブルで接続し、またリミット
スイッチおよび電動弁試験盤との間をコネクタ付き制御
ケーブルで接続するので、多数の電動弁の作動試験を効
率良く実施することができる。
【0028】請求項4のように構成された装置において
は、電動弁の過電流を検知してモータコントロールセン
タからの電源を遮断するので、電動弁の作動試験を安定
に実施することができる。請求項5のように構成された
装置においては、電動弁の開閉する時間を測定して、電
動弁の作動試験を効率良く実施することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明に係る電動弁試験装置の実施例
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、第1実施
例の電動弁試験装置の機器配置図である。
【0030】なお、図1において、図4と同一部分には
同一符号を付し、その部分の構成の説明は省略する。こ
の実施例の電動弁試験盤101は、コネクタ503,5
04、電源ケーブル102、制御ケーブル103により
電動弁201に、また、コネクタ501,502、電源
ケーブル104によりMCC301に接続される。
【0031】電動弁試験盤101が使用する電源は、M
CC301内の電源母線304から電源配線305を介
して試験用ユニット302に入力される。入力された電
源はサーキットブレーカー303を通して電源配線30
6によりコネクタ501に接続され、以降、上記のライ
ンにより電動弁試験盤101に供給される。
【0032】電動弁試験盤101からケーブル102を
介して正及び逆回転の三相電源を電動弁201に供給し
て作動させる。電動弁201のリミットスイッチ206
のON/OFF信号を制御ケーブル103を介して電動
弁試験盤101に入力して、開操作時全開状態で停止ま
たは、閉操作時全閉で停止の制御を行う。
【0033】図2は電動弁試験盤101の内部の構成を
示した詳細図である。電源ラインは本設のMCC301
と同様に、サーキットブレーカー105、開側コンタク
ター106、閉側コンタクター107、過電流検出器1
08から構成されている。開側コンタクター106と閉
側コンタクター107を入/切操作する制御回路112
には、制御回路112の内容を本設の制御盤401とM
CC301の制御回路313と同様な物に任意に組み替
える為のシーケンス切替スイッチ117、開閉操作を行
う開閉スイッチ115、電動弁の開閉状態を表示する表
示ランプ114、電動弁201の作動時間を測定する弁
作動時間測定装置111、コネクタ503からの電動弁
201のリミットスイッチ206のON/OFF信号
線、過電流によるモータ保護及びその他の異常から停止
操作を行う保護回路113が接続されている。
【0034】保護回路113には、過電流検出器10
8、各々の電動弁201に応じて過電流検出の設定を行
う過電流設定器119、異常発生時に手動により電動弁
を停止するトリップスイッチ118が接続される。ま
た、弁作動時間測定回路111には弁作動時間表示部1
16が接続される。
【0035】電源ラインには電動弁201作動時の電
圧、電流を測定する為の電圧測定回路109、電流測定
回路110が接続される。電圧測定回路109には電圧
計120、電流測定回路110には電流計121が接続
され、更に記録計出力端子122に接続される。
【0036】第1実施例の電動弁試験盤101を使用し
て、電動弁作動試験をする場合の電動弁試験装置の働き
を、図2により説明する。試験準備として、制御回路1
12の内容を本設の制御盤401とMCC301の制御
回路313の内容に合わせる為、シーケンス切り替えス
イッチ117を操作して組み替える。次に、過電流保護
の設定を電動弁201に合わせて、過電流設定器119
により設定する。
【0037】電動弁201を開操作する場合について説
明する。開閉スイッチ115を開操作することにより制
御回路112から開側コンタクター106に対して入り
指令信号が出力される。開側コンタクター106は入り
状態になり、サーキットブレーカー105を通して通電
されている三相交流電源の相回転を正回転状態でコネク
タ503へ通電する。コネクタ503から電源ケーブル
102を通して電動弁201へ電源を供給して、電動弁
201を開動作させる。この時、電源の電圧を電圧測定
回路109と電圧計120により計測する。また、同じ
く電流を電流測定回路110と電流計121により計測
する。電動弁201駆動電流が異常に大きくなると、過
電流検出器108により過電流を検出して検出信号を保
護回路113に入力する。保護回路113は電動弁20
1のモータ204保護の為、制御回路112にトリップ
信号を出力する。制御回路112の開側コンタクター1
06を直ちに切り状態にして、電動弁201への電源供
給を停止して電動弁201を停止する。また、試験員が
何らかの異常に気付いた場合は、トリップスイッチ11
8を操作して上記と同様に電動弁を停止する。
【0038】電動弁201が開動作を続けて、全開状態
になるとリミットスイッチ206のON/OFF信号が
制御ケーブル103を通して電動弁201から制御回路
112に入力される。これにより、開側コンタクター1
06を切り状態にして、電動弁201への電源供給を停
止して電動弁201を停止する。
【0039】この時、表示ランプ114は全開を表す赤
ランプ点灯表示となる。また、全閉から全開になるまで
の作動時間を弁作動時間測定装置111により測定し、
弁作動時間表示部に表示する。
【0040】電動弁201を閉操作する場合について
は、従来技術の説明で述べた通り、開操作と同様の操作
手順にて実施する。このように本実施例によれば、電動
弁201の作動試験を行う場合に、中操400の制御盤
401、MCC301に試験員を配置する必要がなくな
り、試験の省力化を図る効果がある。
【0041】また、本設の制御回路に対して短絡作業を
行わずに済むため試験ミス防止及び機器の破損防止する
効果がある。図3は、第2実施例の電動弁試験装置の機
器配置図である。
【0042】図1の構成では、電動弁試験盤101への
電源供給は、MCC301から電源ケーブル104を使
い行うものである。この方式では、作動試験を行う電動
弁201が設置されている現場配管エリア200までM
CC301からのケーブル104をその都度引き回し
て、電動弁試験盤101に接続する。このケーブル10
4の引き回しを改善するために、MCC301から電動
弁試験盤101への別の電源供給方式について、図3を
使い説明する。
【0043】MCC301の試験用ユニット302から
の電源ケーブル124を本設ケーブルとして電動弁20
1が集中して設置されているそれぞれの配管エリア22
1,222,223まで布設する。各配管エリア22
1,222,223では、電源ケーブル接続用のコネク
タ505を壁等に設置してこれに本設ケーブルとして布
設された電源ケーブル124を接続しておく。
【0044】電動弁作動試験を実施する際は、対象の電
動弁201が設置されている配管エリア221に電動弁
試験盤101を搬入して、エリアの壁に設置されている
電源ケーブル接続用コネクタ505に電源ケーブル10
4を接続する。これにより、本設ケーブルを介して、M
CC301から電動弁試験盤101に電源を供給する。
次に試験対象となる電動弁201のコネクタから本設の
ケーブルを取り外して、そこに電動弁試験盤101から
の電源ケーブル102と制御ケーブル103をコネクタ
接続して、作動試験を実施する。
【0045】その後、電源ケーブル102と制御ケーブ
ル103を順次別の電動弁に接続して行き、作動試験を
実施する。同一エリアの試験を終えたらば、壁から電源
ケーブルを取り外し、次の試験対象電動弁が設置されて
いる他の配管エリアに電動弁試験装置を移動する。その
エリアでもまた、壁に設置されているコネクタ505に
電源ケーブル104を接続して、電動弁試験盤101に
電源を供給して、上記と同様に作動試験を繰り返す。こ
のようにして、第2実施例においても、第1実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、中央制御盤の
制御回路の一部を模擬した電磁弁試験盤を使用して、電
動弁の作動試験を行うことができ、電動弁のみへの試験
員配置が可能となり、試験の省力化を図ることができ
る。
【0047】請求項2の発明によれば、電磁弁のリミッ
トスイッチおよびモータコントロールセンタからの信号
を電磁弁試験盤に入力して、電磁弁の作動試験を行うこ
とができ、制御回路に対して短絡作業を行わずに済むの
で試験ミスの防止を図ることができる。
【0048】請求項3の発明によれば、モータコントロ
ールセンタおよび電動弁試験盤との間をコネクタ付き電
源ケーブルで接続し、またリミットスイッチおよび電動
弁試験盤との間をコネクタ付き制御ケーブルで接続する
ので、多数の電動弁の作動試験を効率良く実施すること
ができ、試験の省力化を図ることができる。
【0049】請求項4の発明によれば、電動弁の過電流
を検知してモータコントロールセンタからの電源を遮断
するので、電動弁の作動試験を安定に実施することがで
き、試験時における電磁弁の破損を防止することができ
る。請求項5の発明によれば、電動弁の開閉する時間を
測定して、電動弁の作動試験を効率良く実施することが
でき、電動弁試験の省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動弁試験装置の第1実施例を示
す機器配置図。
【図2】第1実施例の電動弁試験装置の内部構造を示す
詳細図。
【図3】本発明に係る電動弁試験装置の第2実施例を示
す機器配置図。
【図4】従来の電動弁作動試験時に使用される機器の配
置を示す機器配置図。
【符号の説明】
101…電動弁試験盤 102…電源ケーブル 103…制御ケーブル 104…電源ケーブル 106…開側コンタクタ 107…閉側コンタクタ 108…過電流検出器 111…弁作動時間測定回路 112…制御回路 113…保護回路 124…電源ケーブル 201…電動弁 202…弁体 203…配管 204…モータ 206…リミットスイッチ 301…MCC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動により開閉する電動弁と、こ
    の電動弁の開度に応じて作動するリミットスイッチと、
    電源盤であるモータコントロールセンタと、中央制御盤
    の制御回路の一部を模擬し、前記電磁弁を試験する電磁
    弁試験盤とから成ることを特徴とする電動弁試験装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁弁試験盤は、前記リミットスイ
    ッチおよびモータコントロールセンタからの信号を受け
    て前記電磁弁を開閉制御して成ることを特徴とする請求
    項1記載の電動弁試験装置。
  3. 【請求項3】 前記モータコントロールセンタおよび前
    記電動弁試験盤の間をコネクタで接続する電源ケーブル
    を設け、前記リミットスイッチおよび前記電動弁試験盤
    の間をコネクタで接続する制御ケーブルを設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の電動弁試験装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁弁試験盤に、前記電動弁の過電
    流を検知して前記モータコントロールセンタからの電源
    を遮断する保護手段を設けたことを特徴とする請求項1
    乃至3記載の電動弁試験装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁弁試験盤に、前記電動弁の開閉
    する時間を測定する弁作動時間測定手段を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至4記載の電動弁試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160088508A (ko) * 2015-01-15 2016-07-26 주식회사 일진파워 모터 구동 밸브의 세팅을 위한 휴대식 밸브 조작 스위치
CN113721488A (zh) * 2021-08-23 2021-11-30 白银有色集团股份有限公司 电动蝶阀的连锁控制方案

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