JPH09292310A - 電動弁単体試験装置 - Google Patents

電動弁単体試験装置

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JPH09292310A
JPH09292310A JP8109066A JP10906696A JPH09292310A JP H09292310 A JPH09292310 A JP H09292310A JP 8109066 A JP8109066 A JP 8109066A JP 10906696 A JP10906696 A JP 10906696A JP H09292310 A JPH09292310 A JP H09292310A
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motor
operated valve
valve
test
control circuit
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JP8109066A
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Masaichi Hirai
正市 平井
Yasuki Kudo
泰規 工藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動弁調整のための電動弁単体試験を効率よ
く行う。 【解決手段】 上面に取手104、下面にキャスター1
05を有する収納ボックス106内に電動弁1の運転・
監視制御回路を収納し、収納ボックス106の側面に電
動弁1を運転操作するための操作スイッチ5および電動
弁1の状態を監視するための状態表示灯6、開度指示計
7、電流計107等の監視機器を取り付け、電動弁1に
着脱可能に接続される接続ケーブル101と、現場に配
置されている三相電源の電源端子箱102に接続される
電源ケーブル103とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電所等のプ
ラントに使用される電動弁の単体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、例えば火力発電所等
のプラントの現場のプロセス配管に取付けられる電動弁
1は、制御ケーブル2によって電動弁1を運転制御する
制御回路を有するコントロールセンタ3に接続され、さ
らにコントロールセンタ3は制御ケーブル4によって電
動弁1を操作するための操作スイッチ5、電動弁1の開
閉状態を表示する状態表示灯6および電動弁1の開度を
示す開度指示計7等を有する中央盤8に接続される。
【0003】このように、電動弁1とコントロールセン
タ3およびコントロールセンタ3と中央盤8がそれぞれ
制御ケーブル2、4によって接続されることによって、
通常中央制御室に設置される中央盤8から現場の電動弁
1が操作可能となる。
【0004】図10は、上記電動弁1、コントロールセ
ンタ3および中央盤8によって構成される電動弁操作装
置の詳細な回路構成例を示すものである。
【0005】3相電源11は、配線用遮断器(MCC
B:molded case circuit breaker )12を通って電動
弁開側回転用コンタクタ(以下、88Oという。)のa
接点13aおよび閉側回転用コンタクタ(以下、88C
という。)のa接点14aに接続され、ついで過負荷継
電器(49と表記する。)15を通ってケーブル2によ
って電動弁1の電動機16に接続される。
【0006】また、MCCB12の出力側には制御電源
用補助変圧器17が接続され、この補助変圧器17で作
られた制御電源は、ヒューズ18並びに過負荷継電器
(49)のb接点15bを介して88O13、88C1
4に供給される。
【0007】88O13にはその動作条件として、電動
弁1が全開以外のときオンするリミットスイッチ(以
下、33HBという。)19、電動弁1の開側動作中に
つまりによる過大トルクを検出するリミットスイッチ
(以下、33TOという。)のb接点20b、および操
作スイッチ5の開操作接点が直列に接続されている。し
たがって、33HB19がオンでかつ33TOのb接点
20bがオンのとき、すなわち電動弁1が全開でなくか
つ開側動作の過大トルクが発生していないとき、操作ス
イッチ5を開操作することにより、88O13が動作
し、操作スイッチ5と並列に入っている88Oのa接点
13aがオンとなってホールド回路が形成されると同時
に、電動機16が開側へ回転する。
【0008】電動弁1が全開まで動作すると、33HB
19がオフとなることにより、88O13が復帰して電
動機16も停止する。
【0009】88C14にはその動作条件として、電動
弁1が全閉以外のときオンするリミットスイッチ(以
下、33LAという。)21、電動弁1の閉側動作中に
つまりによる過大トルクを検出するリミットスイッチ
(以下、33TCという。)のb接点22b、および操
作スイッチ5の閉操作接点が直列に接続されている。し
たがって、33LA21がオンでかつ33TCのb接点
22bがオンのとき、すなわち電動弁1が全閉でなくか
つ閉側動作の過大トルクが発生していないとき、操作ス
イッチ5を閉操作することにより、88C14が動作
し、操作スイッチ5と並列に入っている88Cのa接点
14aがオンとなってホールド回路が形成されると同時
に、電動機16が閉側へ回転する。
【0010】電動弁1が全閉まで動作すると、33LA
21がオフとなり、88C14が復帰して電動機16も
停止する。
【0011】電動弁1が開または閉動作中に弁のつまり
が発生すると、88O13、88C14にシリーズに入
っている33TOのb接点20bまたは33TCのb接
点22bがオフして電動機16が停止するとともに、3
3TOのa接点20aまたは33TCのa接点22aが
オンしてトルク異常表示灯(Oランプ)6oが点灯す
る。電動弁1の位置表示は、33HB19がオンのとき
(電動弁1が全開以外のとき)閉表示灯(Gランプ)6
gを点灯させ、33LAがオンのとき(電動弁1が全閉
以外のとき)開表示灯(Rランプ)6rを点灯させるこ
とにより、電動弁1が全開、全閉、中間のどの位置にあ
るかを表示する。
【0012】また、電動弁1は、全開でオンするリミッ
トスイッチ(以下、33HAという。)23および電動
弁1が全閉でオンするリミットスイッチ(以下、33L
Bという。)24を有し、コントロールセンタ3内の他
の回路で使用される。
【0013】さらに、電動弁1の開閉状態を詳細に表示
するために、電動弁開度状態により抵抗値が変わる可変
抵抗器25とこの可変抵抗器25の抵抗値の変化を電流
の変化に変換する開度変換器26を設けて、その出力に
より開度指示計8を動作させている。
【0014】このような電動弁1を調整するために、従
来は中央盤8と現場の電動弁1にそれぞれ試験員を配置
し、試験員の間で電話で連絡をとりながら電動弁1の各
種調整試験を行っていた。
【0015】また、この他に電動弁の試験を行う方法と
して、中央盤8の操作スイッチ5や状態表示灯6等にか
かる操作機器および監視機器のみを可搬型ボックスに収
納し現場の電動弁1の近くで調整する可搬型電動弁操作
装置の技術が開示されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】プラント建設時には、
図11に示すような電動弁試験を行う必要があり、電動
弁が数 100台あるような火力発電プラント等において
は、電動弁1の現地調整試験はプラントの試運転工程に
おいて非常に長い期間にわたり、全体工程を左右するウ
エイトを持っている。さらに電動弁1の試験は、図9に
おいて中央盤8とコントロールセンタ3が設置されて制
御ケーブル2、4を布設してからでないと試験できな
い。また、上記従来技術の可搬型電動弁操作装置を使用
しても、制御ケーブル2を布設してからでないと試験で
きない。そのため、電動弁1の試験が一定期間に集中
し、プラントの試運転工程をキープするために現地試験
員は非常に苦労していた。
【0017】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、電動弁の単体試験をコントロールセンタのケーブ
ル布設前の段階で容易に行うことのできる電動弁単体試
験装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電動弁
単体試験装置は、電動弁の開/閉操作を行う操作手段
と、操作手段による開/閉操作要求により電動弁を運転
制御する制御回路と、電動弁の動作状態を監視する監視
手段と、操作手段、制御回路および監視手段を搭載する
移動可能な収納ボックスと、この収納ボックス内の制御
回路を電動弁に着脱可能に接続する接続手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0019】これにより、持運び可能な電動弁単体試験
装置により、電動弁の単体試験を現場だけで制御ケーブ
ル布設する前に実施することができ、事前に電動弁を容
易に調整することができる。
【0020】請求項2の発明は、上記電動弁単体試験装
置において、制御回路および監視手段からのプロセス量
データを入力し電動弁の単体試験データを作成するプロ
セス量データ保存装置を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項3の発明は、上記プロセス量データ
保存装置が収納ボックス内に収納されることを特徴とす
る。
【0022】これにより、電動弁の単体試験ごとにその
データを保存することができ、そのまま電動弁試験デー
タとして使用できるため、試験時間を短縮することがで
きるとともにデータ整理が容易になる。
【0023】請求項4の発明は、請求項1の電動弁単体
試験装置において、テストスイッチ操作によるテスト開
始要求により制御回路を制御して電動弁の単体試験を自
動的に行うシーケンス制御装置と、このシーケンス制御
装置の起動により制御回路および監視手段からのプロセ
ス量データを入力し電動弁の単体試験データを自動的に
作成するプロセス量データ保存装置とを備えたことを特
徴とする。
【0024】請求項5の発明は、上記シーケンス制御装
置およびプロセス量データ保存装置が収納ボックス内に
設置されることを特徴とする。
【0025】これにより、試験員はテストスイッチをオ
ンするのみで自動で電動弁の開側、閉側の動作試験を実
施すると同時に単体試験データも収集することができ、
試験時間をさらに短縮することができるとともにデータ
整理が容易になる。
【0026】請求項6の発明は、上記電動弁単体試験装
置において、収納ボックス内に単相交流から電動機駆動
用の3相交流を発生する手段を備えたことを特徴とす
る。
【0027】これにより、プラント内のいたるところに
配置されている単相AC 100V電源で電動弁単体試験装
置を動かすことができるので、電動機用の特殊電源の準
備が不要となり、より一層電動弁単体試験が容易にな
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、全体を通して同一部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態の電動
弁単体試験装置100の外観を示すもので、電動弁単体
試験装置100は電動弁1に着脱可能に接続される接続
ケーブル101と、現場に配置されている三相電源の電
源端子箱102に接続される電源ケーブル103と、電
動弁1を運転および監視制御する制御回路を収納し上面
に取手104を下面にキャスター105を有する収納ボ
ックス106と、収納ボックス106の側面に取り付け
られ電動弁1を開/閉操作するための操作スイッチ5、
および電動弁1の状態を監視するための状態表示灯6、
開度指示計7、電流計107等の監視機器とで構成され
る。
【0030】この実施の形態では、電流計107により
電動機電流を観測できるようにしている。また、電動弁
単体試験装置100の主要部を収容する収納ボックス1
06にキャスター105と取手104を設けて可搬形と
し、現場に散在する電動弁1の近くに持運んで電動弁試
験を実施できるようにしている。
【0031】図2は、上記実施の形態の詳細な回路を示
すものである。図2に示すように、電動弁単体試験装置
100の収納ボックス106の中には図10に示すコン
トロールセンタ3と中央盤8に収納された電動弁1台分
の制御回路および監視機器が収納されている。この収納
ボックス106に収容された電動弁単体試験装置100
を接続ケーブル101で電動弁1に接続することによ
り、電動弁単体試験回路が形成される。
【0032】この電動弁単体試験装置100では、電動
機主回路に計器用変流器(CT)110と電流計111
が接続されることにより、電動機電流の測定、監視が可
能となっている。また、電動機主回路のAC制御電源に
直流電源装置112を接続することにより、開度指示計
7のDC電源を得ることが可能となっている。
【0033】本実施の形態の電動弁単体試験装置100
によれば、上記構成を有することにより、電動弁1をコ
ントロールセンタ3に接続する前に電動弁1の単体試験
を現場だけで事前に実施することができ、プラントの試
運転工程において大きなウエイトを占めていた多数の電
動弁1の調整試験を効率よく迅速に行うことができる。
【0034】図3は、本発明の第2の実施の形態の電動
弁単体試験装置100の回路構成を示すもので、図2に
示す第1の実施の形態の回路構成と異なる点は、トルク
異常表示灯(Oランプ)6oと並列に補助リレー11
3、閉表示灯(Gランプ)6gと並列に補助リレー11
4、開表示灯(Rランプ)6rと並列に補助リレー11
5を設け、マイクロプロセッサーを使用したプロセス量
データ保存装置116を設置して、プロセス量データ保
存装置116に電動機電流*A、電動弁開度信号*Bの
アナログデータと、88Oのa接点13a、88Cのa
接点14a、33TOまたは33TCの補助リレーa接
点113a、33HBの補助リレーa接点114a、3
3LAの補助リレーa接点115a、33HA22(デ
ータ*C)、および33LB23(データ*D)の接点
データを入力するよう構成していることである。
【0035】図4にプロセス量データ保存装置116の
構成を示す。図4において、接点入力はD/D変換器1
20、アナログ入力はアナログフィルタ121およびA
/D変換器122を経由して演算部123で起動電流お
よび定格電流等の算出を行ってからデータ保存部124
へ取り込まれる。取り込まれたデータは、機能選択入力
部125にて表示選択することによりデータ表示部12
6で表示され、機能選択入力部125にてプリンタ選択
することによりプリンタ制御部127からプリンタ12
8に出力される。
【0036】図5は、プロセス量データ保存装置116
からプリンターを介して出力される電動弁1の単体試験
記録の一例を示している。
【0037】図5において、電動弁1の開動作時間(全
閉から全開までの時間)は88Oのa接点13aのオン
時間のカウント値とし、閉動作時間(全開から全閉まで
の時間)は88Cのa接点14aのオン時間のカウント
値とする。
【0038】起動電流は電流計111で検出される電動
機電流のピーク値とし、定格電流は88Oのa接点13
aまたは88Cのa接点14aがオンしてから一定時間
後の電動機電流にて判定する。
【0039】33HA、33HB、33LB、33L
A、33TO/33TCの各リミットスイッチの動作位
置は、それぞれの接点入力を電動弁開度信号入力と対応
させて電動弁1の全閉区間( 0%以下)および全開区間
( 100%以上)を設けた 0〜 100%の開度目盛りに応じ
て表示することにより判定される。
【0040】以上のことから、本実施の形態によれば、
電動弁1の全開、全閉の動作時間、起動電流、定格電流
の値および33HA、33HB、33LB、33LA、
33TC/33TOの各リミットスイッチの調整具合が
一目で判るようになり、電動弁1の調整試験および試験
データの整理に要する時間を大幅に短縮することができ
る。また、電動弁単体試験結果のデータ保存や電動弁調
整状態の解析も可能となる。
【0041】図6は、本発明の第3の実施の形態の電動
弁単体試験装置100の回路構成を示すもので、図3に
示す第2の実施の形態と異なる点は、操作スイッチ5と
は別にテストスイッチ130を設け、マイクロプロセッ
サを使用したシーケンス制御装置131を設置している
ことである。
【0042】このシーケンス制御装置131は、33H
Bの補助リレーa接点114a、33LAの補助リレー
a接点115aおよびテストスイッチ130の条件を入
力し、電動弁制御回路に開指令131oおよひ閉指令1
31cを出力する。
【0043】シーケンス制御装置131の内部ソフトロ
ジックのフローチャートの1例を図7に示す。テストス
イッチ130のオン入力が入ると(ステップ200)、
開指令131oを出力し、88O13を動作させる(ス
テップ201)。電動弁1の全開は33HB19がオフ
することにより検出する(ステップ202)。全開まで
いくと、次に閉指令131cを出力し、88C14を動
作させる(ステップ203)。全閉を33LA21がオ
フすることにより検出して(ステップ204)、一連の
動作は終了する。
【0044】このように、テストスイッチ130をオン
操作することにより、シーケンス制御装置131から自
動的に電動弁1の開操作指令および閉操作指令が電動弁
制御回路に出力され、全閉から全開さらに全開から全閉
までの一連の電動弁単体試験を自動的に行うことができ
る。
【0045】また、プロセス量データ保存装置116
は、テストスイッチ130の条件を入力し、テストスイ
ッチ130オンにより各種プロセス量データを入力する
よう構成される。これにより、プロセス量データ保存装
置116はシーケンス制御装置131に連動して、電動
弁1の開操作および閉操作の一連の試験データを自動的
に収集することができる。
【0046】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、テストスイッチにより自動的に電動弁
の試験を行うことができ、試験時間のスピードアップを
図ることができる。
【0047】図8は、本発明の第4の実施の形態の電動
弁単体試験装置100の回路構成を示すもので、図2に
示す第1の実施の形態と異なる点は、電動機16の電源
回路に、単相AC 100V用コンセント140と、単相A
C 100Vを一旦直流に変換する整流装置141と、整流
装置141で変換された直流を電動機16を駆動できる
3相交流に変換する3相交流発生装置143を設けたこ
とである。
【0048】このように構成することにより、どこにで
もある単相AC 100V電源を使用することができるた
め、特殊な電動機用3相交流電源を別途準備する必要が
なくなり、トータルの電動弁試験時間を低減するでき
る。
【0049】なお、この実施の形態は、第1の実施の形
態の電源回路を変更したものであったが、これに限らず
第2および第3の実施の形態の電源回路を本実施の形態
のように変更することもできる。
【0050】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、電動
弁の制御回路および監視機器を一つの収納ボックス内に
搭載した持ち運び可能な電動弁単体試験装置を用いるこ
とにより、プラント建設時の電動弁単体試験を本設の電
動弁操作装置が構成される前に、現場で事前に行うこと
ができる。
【0051】また、本発明によれば、電動弁の制御およ
び監視制御機能に加えて、試験データを処理し保存する
機能や自動的に一連の電動弁試験を実行する機能を組み
合わせることにより、電動弁単体試験時間を大幅に短縮
することができ、もってプラントの試運転工程の短縮を
図り、現地調整員の負担をさらに軽減することができ
る。
【0052】また本発明の電動弁単体試験装置は、プラ
ント建設時だけでなく、定期点検の主回路停電時におけ
る電動弁リミットスイッチ調整時にも使用することがで
き、建設時の試験データとの比較により、電動弁リミッ
トスイッチのずれの解析を容易に行うことができ、プラ
ントの安全運転の向上に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電動弁単体試験装
置の外観を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電動弁単体試験装
置を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の電動弁単体試験装
置を示す回路図である。
【図4】図3に示すプロセス量データ保存装置116の
構成例を示すブロック図である。
【図5】プロセス量データ保存装置116からプリンタ
ーを介して出力される電動弁単体試験記録の一例を示す
図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電動弁単体試験装
置を示す回路図である。
【図7】図6に示すシーケンス制御装置131の処理を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施の形態の電動弁単体試験装
置を示す回路図である。
【図9】プラントにおける電動弁操作装置を概略的に示
す図である。
【図10】電動弁操作装置を示す回路図である。
【図11】電動弁試験内容を示す図である。
【符号の説明】
1………電動弁 2、4………制御ケーブル 5………操作スイッチ 6………状態表示灯 7………開度指示計 12………配線用遮断器(MCCB) 13………電動弁開側回転用コンタクタ(88O) 13a……電動弁開側回転用コンタクタのa接点 14………電動弁閉側回転用コンタクタ(88C) 14a……電動弁閉側回転用コンタクタのa接点 15………過負荷継電器(49) 16………電動機 17………補助変圧器 18………ヒューズ 19………電動弁全開以外でオンするリミットスイッチ
(33HB) 20………開側動作時の過大トルクを検出するリミット
スイッチ(33TO) 21………電動弁全閉以外でオンするリミットスイッチ
(33LA) 22………閉側動作時の過大トルクを検出するリミット
スイッチ(33TC) 23………電動弁全開でオンするリミットスイッチ(3
3HA) 24………電動弁全閉でオンするリミットスイッチ(3
3LB) 25………可変抵抗器 26………開度変換器、 100………電動弁単体試験装置 101………接続ケーブル 102………電源端子箱 103………電源ケーブル 104………取手 105………キャスター 106………収納ボックス 107………電流計 111………計器用変流器(CT) 112………直流電源装置 113、114、115………補助リレー 116………プロセス量データ保存装置 130………テストスイッチ 131………シーケンス制御装置 140………単相AC 100V用コンセント、 141………整流装置 142………3相交流発生装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動弁の開/閉操作を行う操作手段と、
    操作手段による開/閉操作要求により前記電動弁を運転
    制御する制御回路と、前記電動弁の動作状態を監視する
    監視手段と、前記操作手段、制御回路および監視手段を
    搭載する移動可能な収納ボックスと、この収納ボックス
    内の制御回路を前記電動弁に着脱可能に接続する接続手
    段とを備えたことを特徴とする電動弁単体試験装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路および監視手段からのプロ
    セス量データを入力し前記電動弁の単体試験データを作
    成するプロセス量データ保存装置を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の電動弁単体試験装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセス量データ保存装置を前記収
    納ボックス内に設置することを特徴とする請求項2記載
    の電動弁単体試験装置。
  4. 【請求項4】 テストスイッチ操作によるテスト開始要
    求により前記制御回路を制御して前記電動弁の単体試験
    を自動的に行うシーケンス制御装置と、このシーケンス
    制御装置の起動により前記制御回路および監視手段から
    のプロセス量データを入力し前記電動弁の単体試験デー
    タを自動的に作成するプロセス量データ保存装置とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の電動弁単体試験装
    置。
  5. 【請求項5】 前記シーケンス制御装置およびプロセス
    量データ保存装置を前記収納ボックス内に設置すること
    を特徴とする請求項4記載の電動弁単体試験装置。
  6. 【請求項6】 前記収納ボックス内に単相交流から電動
    機駆動用の3相交流を発生する手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の電動弁単体試験装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107685A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 流量調整装置
JP2008064259A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電動弁開閉テスト装置
JP2008203136A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Tokyo Electric Power Co Inc:The 電動弁試験用電源箱および電動弁の点検方法
KR20160088508A (ko) * 2015-01-15 2016-07-26 주식회사 일진파워 모터 구동 밸브의 세팅을 위한 휴대식 밸브 조작 스위치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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