JPH08145174A - 液体流路用耐圧容器 - Google Patents

液体流路用耐圧容器

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Publication number
JPH08145174A
JPH08145174A JP29120894A JP29120894A JPH08145174A JP H08145174 A JPH08145174 A JP H08145174A JP 29120894 A JP29120894 A JP 29120894A JP 29120894 A JP29120894 A JP 29120894A JP H08145174 A JPH08145174 A JP H08145174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid member
pressure
flow path
outer container
Prior art date
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Pending
Application number
JP29120894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tezuka
正雄 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEZUKA KOGYO KK
Original Assignee
TEZUKA KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TEZUKA KOGYO KK filed Critical TEZUKA KOGYO KK
Priority to JP29120894A priority Critical patent/JPH08145174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外容器に対する蓋部材の連結が振動により緩
むことがないうえ、必要時に蓋部材を外容器から分離す
ることが簡単で活性炭や内容器の交換作業を短時間に終
了させることができる液体流路用耐圧容器を提供するこ
と。 【構成】 流路接続部9が設けられた着脱自在な蓋部材
6により外容器1の上端開口を閉塞した液体流路用耐圧
容器において、外容器1の上部外周に複数の係止切欠2
が配設された固定リング3を設ける一方、蓋部材6には
固定リング3の各係止切欠2にバヨネット係合される係
止爪10と、容器内圧力を逃がす弁13と、該弁13の
開閉機能と前記固定リング3に対する蓋部材6のロック
機能を併せもつ操作レバー14とを設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層ビルの配水管に飲
料用自動販売機の中間チャンバや浄水器用ケースとして
取り付けられる液体流路用耐圧容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、高層ビルの配水管に接続されて飲
料自動販売機の中間チャンバや浄水器用ケースとして用
いられる液体流路用耐圧容器は、配水管に伝わる飲料用
自動販売機のコンプレッサの振動やその他の機器類の振
動を長期間受けると、蓋部材に連結される外容器の連結
が緩み漏水事故を起こすことがあった。また、飲料自動
販売機の中間チャンバが長期間の使用により水垢が付着
したり、浄水器用ケースとして使用して装着した活性炭
が劣化した際には、外容器と蓋部材とを分離して内容器
や活性炭を交換する必要があるが、蓋部材と外容器を分
離する際、蓋部材と外容器とに掛かる圧力によって蓋部
材が外れにくく、交換作業に手間と時間がかかるという
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題を解決し、外容器に対する蓋部材の連結が振動によ
り緩むことがないうえ、必要時に蓋部材を外容器から分
離することが簡単で活性炭や内容器の交換作業を短時間
に終了させることができる液体流路用耐圧容器を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の液体流路用耐圧容器は、流路接続部が設け
られた着脱自在な蓋部材により外容器の上端開口を閉塞
した液体流路用耐圧容器において、前記外容器の上部外
周に複数の係止切欠が配設された固定リングを設ける一
方、前記蓋部材には、前記固定リングの各係止切欠にバ
ヨネット係合される係止爪と、容器内圧力を逃がす弁
と、該弁の開閉機能と前記固定リングに対する蓋部材の
ロック機能を併せもつ操作レバーとを設けたことを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】本発明の液体流路用耐圧容器は、飲料用自動販
売機の中間チャンバや浄水器用ケースとして高層ビルの
配水管に蓋部材の流路接続部を接続したうえ、外容器の
固定リングの係止切欠に蓋部材の係止爪をバヨネット係
合させて外容器に蓋部材を連結させるとともに、蓋部材
の操作レバーの回動操作を行えば、操作レバーは弁の開
閉機能と前記固定リングに対する蓋部材のロック機能を
併せもつため、蓋部材がロックされると同時に弁を閉じ
させるから、振動により外容器に連結された蓋部材が緩
むことがない。そして、飲料用自動販売機の中間チャン
バや浄水器用ケースとして長期間使用したため内容器や
活性炭の交換が必要となった場合には、操作レバーを逆
回動操作して蓋部材の外容器に対するロックを解くと同
時に弁を開けば、容器内の圧力が外部に逃げて蓋部材に
かかる圧力はなくなるので、外容器はバヨネット係合を
解く方向に容易に回動され、固定リングに対するロック
が解かれて蓋部材から外容器を分離することができる。
そして、分離後は外容器に新しい活性炭や内容器を装着
すればよい。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図1、2の実施例に基づいて
詳細に説明する。1はステンレス製の外容器であり、こ
の外容器1の上部外周には4ヵ所の係止切欠2が形成さ
れた固定リング3が一体に設けられている。係止切欠2
は後記する蓋部材6の係止爪10を挿通できる大きなガ
イド孔4と、係止爪10が抜け止め係止される小さい係
止孔5とを連設したもので、係止爪10は係止切欠2に
バヨネット係合される。
【0007】6は外容器1に着脱できるアルミニウム製
の蓋部材で、該蓋部材6には図示しない内容器の流入出
孔と連通されて高層ビルの配水管に接続される導入孔7
と、飲料用自動販売機あるいは蛇口に接続される排出孔
8とよりなる流路接続部9が設けられている。10は蓋
部材6の下端周縁に4ヵ所垂設される係止爪、11は蓋
部材6の排出孔8と流通路12を外部に連通させる連通
孔であり、該連通孔11は弁13により開閉自在とされ
ている。14は弁13の開閉機能と前記固定リング3に
対する蓋部材6のロック機能を併せもつ回動自在な操作
レバーであり、該操作レバー14の先端には固定リング
3の係止切欠2のガイド孔4に係止される係止爪15が
形成されている。なお、弁13は一定角度回動させた
際、弁体13aに形成された凹溝13bが蓋部材6の外
部連通孔6aと一致することにより外部と連通されるも
のであり、16はOリング、17は操作レバー14を弁
13に固定するビスである。
【0008】このように構成されたものは、飲料用自動
販売機の中間チャンバや浄水器用ケースとして配水管に
蓋部材6の流路接続部9である導入孔7と排出孔8とを
接続し、蓋部材6の導入孔7より水道水等の液体を容器
内に供給すれば、液体は外容器1内に収納される図示し
ない内容器内に流入し、排出孔8を通じて飲料用自動販
売機に供給されるか、外容器1内に収納される図示しな
い内容器に装着された活性炭を通って蛇口より供給され
ることとなる。
【0009】そして、飲料自動販売機の中間チャンバや
浄水器用ケースとして長期間使用され、内容器が水垢に
より汚損されたり、活性炭が劣化した場合には、配水管
の止水弁を閉じた上、配水管に取り付けられている蓋部
材6の操作レバー14を反時計回り方向に回動させて蓋
部材6のロック機構とする操作レバー14の係止爪15
を固定リング3の係止切欠2のガイド孔4から外す。
【0010】操作レバー14の回動操作により弁体13
aの凹溝13bと蓋部材6の外部連通孔6aとは一致し
て弁13は解放され、容器内の圧力は外部に放出される
こととなる。このようにして蓋部材6にかかっていた圧
力が除かれた後は、外容器1を反時計回り方向に回動さ
せれば、圧力の影響を受けないので外容器1は容易に回
動して蓋部材6の係止爪10は係止切欠2の小さい係止
孔5より大きなガイド孔4に移動することとなるから、
外容器1を下方に引けば蓋部材6から外容器1は分離さ
れることとなる。
【0011】このようにして蓋部材6から外容器1が分
離されたら、外容器1内に収納されている汚損した内容
器を取り除いて新しい内容器と交換したり、内容器に装
着されている劣化した活性炭を新しい活性炭と交換すれ
ばよい。そして、内容器や活性炭の交換後は、前記とは
逆の操作をして蓋部材6に外容器1をバヨネット係合さ
せて連結したうえ、操作レバー14を時計回り方向に回
動させ、係止爪15を係止切欠2のガイド孔4に係合さ
せて蓋部材6をロックする。この回動により弁13の凹
溝13bは蓋部材6の外部連通孔6aからずれて弁13
は閉じ、容器内は外部との連通が断たれた旧状に復帰す
ることとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、操作レバーに弁の開閉機能と前記固定リングに対す
る蓋部材のロック機能を併せもつようにして操作レバー
のロック解除操作に伴って容器内が外部とが連通され圧
力が解放されるようにしたから、外容器に対する蓋部材
の連結が振動により緩むことがないうえに、必要時に蓋
部材を外容器から分離することが簡単となり、活性炭や
内容器の交換作業を短時間に終了させることができるも
のである。従って、本発明は従来の問題点を解決した液
体流路用耐圧容器として業界の発展に寄与するところ極
めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を分離して示す一部切欠斜視図
である。
【図2】本発明の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 外容器 2 係止切欠 3 固定リング 6 蓋部材 9 流路接続部 10 係止爪 13 弁 14 操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路接続部(9) が設けられた着脱自在な
    蓋部材(6) により外容器(1) の上端開口を閉塞した液体
    流路用耐圧容器において、前記外容器(1) の上部外周に
    複数の係止切欠(2) が配設された固定リング(3) を設け
    る一方、前記蓋部材(6) には、前記固定リング(3) の各
    係止切欠(2) にバヨネット係合される係止爪(10)と、容
    器内圧力を逃がす弁(13)と、該弁(13)の開閉機能と前記
    固定リング(3) に対する蓋部材(6) のロック機能を併せ
    もつ操作レバー(14)とを設けたことを特徴とする液体流
    路用耐圧容器。
JP29120894A 1994-11-25 1994-11-25 液体流路用耐圧容器 Pending JPH08145174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29120894A JPH08145174A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 液体流路用耐圧容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP29120894A JPH08145174A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 液体流路用耐圧容器

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JPH08145174A true JPH08145174A (ja) 1996-06-04

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ID=17765867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29120894A Pending JPH08145174A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 液体流路用耐圧容器

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JP (1) JPH08145174A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145145A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Daikyoo Nishikawa Kk パネル体への環状部材取付構造
JP2009006905A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Delta Kogyo Co Ltd 自動車用のシフトレバー装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5355217A (en) * 1976-10-28 1978-05-19 Toyo Ink Mfg Co Drying method

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961115