JPH081447A - 部品セット装置 - Google Patents
部品セット装置Info
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- JPH081447A JPH081447A JP6138966A JP13896694A JPH081447A JP H081447 A JPH081447 A JP H081447A JP 6138966 A JP6138966 A JP 6138966A JP 13896694 A JP13896694 A JP 13896694A JP H081447 A JPH081447 A JP H081447A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- parts
- feeder
- jig
- setting jig
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- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】円滑、迅速および確実に部品を装填することが
可能な部品セット装置を提供する。 【構成】直線フィーダ２２からワークピースが順次供給
されて先頭のワークピースはセット治具４０を構成する
ロッド９２ａの直上に到達する。第４シリンダ５４が退
動動作を行うと、着座部７４に載置されている先頭のワ
ークピースはロッド９２ａにガイド突起９８ａを介して
落下する。ロッド９２ａにワークピースが満杯になる
と、第３センサ８２によって検出されて次なるワークピ
ースが送り込まれることになる。
可能な部品セット装置を提供する。 【構成】直線フィーダ２２からワークピースが順次供給
されて先頭のワークピースはセット治具４０を構成する
ロッド９２ａの直上に到達する。第４シリンダ５４が退
動動作を行うと、着座部７４に載置されている先頭のワ
ークピースはロッド９２ａにガイド突起９８ａを介して
落下する。ロッド９２ａにワークピースが満杯になる
と、第３センサ８２によって検出されて次なるワークピ
ースが送り込まれることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パーツ、例えば、Ｃ字
形状の止め輪を所定数自動的にセットするための部品セ
ット装置に関する。
形状の止め輪を所定数自動的にセットするための部品セ
ット装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、パーツ、例えば、Ｃ字形状の
止め輪を自動的に組み付け対象物に供給するために種々
の自動化装置が用いられている。例えば、特開昭６０−
１９７３２４号は、Ｃリング挿入装置を開示している。
このＣリング挿入装置では、ストッカに多数のＣリング
を積層配置しておき、シリンダの駆動作用下に当該スト
ッカの最下段より１つずつ該Ｃリングを送り出すような
構成が開示されている。
止め輪を自動的に組み付け対象物に供給するために種々
の自動化装置が用いられている。例えば、特開昭６０−
１９７３２４号は、Ｃリング挿入装置を開示している。
このＣリング挿入装置では、ストッカに多数のＣリング
を積層配置しておき、シリンダの駆動作用下に当該スト
ッカの最下段より１つずつ該Ｃリングを送り出すような
構成が開示されている。
【０００３】しかしながら、この種の従来技術におい
て、ストッカに対して自動的に前記Ｃリングを供給する
装置についての開示あるいは示唆は何らなされていな
い。
て、ストッカに対して自動的に前記Ｃリングを供給する
装置についての開示あるいは示唆は何らなされていな
い。
【０００４】この他にも、実開昭６１−７５４２３号、
実開昭６２−１９２８２８号、特開平１−２０５９４１
号等の関連技術があり、これらの従来技術には、多数の
止め輪を整列治具にセットする技術的思想、あるいはス
トッカ等にセットする技術的思想が開示されている。然
しながら、前記した特開昭６０−１９７３２４号と同様
に、治具乃至ストッカに自動的に前記止め輪を供給する
装置は何ら開示され、あるいは示唆されていない。
実開昭６２−１９２８２８号、特開平１−２０５９４１
号等の関連技術があり、これらの従来技術には、多数の
止め輪を整列治具にセットする技術的思想、あるいはス
トッカ等にセットする技術的思想が開示されている。然
しながら、前記した特開昭６０−１９７３２４号と同様
に、治具乃至ストッカに自動的に前記止め輪を供給する
装置は何ら開示され、あるいは示唆されていない。
【０００５】一方、従来から、Ｃリングの如き止め輪を
自動的にワークに供給するためにパーツフィーダが用い
られている。この種のパーツフィーダは直線フィード部
を有し、該パーツフィーダから直線フィード部を介して
パーツを自動的に供給し、該パーツが、例えば、自重で
落下したところで作業者が該パーツをストッカまたは整
列治具に配列している。
自動的にワークに供給するためにパーツフィーダが用い
られている。この種のパーツフィーダは直線フィード部
を有し、該パーツフィーダから直線フィード部を介して
パーツを自動的に供給し、該パーツが、例えば、自重で
落下したところで作業者が該パーツをストッカまたは整
列治具に配列している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから容易に
諒解される通り、パーツフィーダから供給される部品、
例えば、Ｃリングあるいは止め輪等をセット装置に自動
的にセットするには人手に頼らざるを得ず、従って、生
産効率が低く、また、結果的に当該部品を組み込む製品
のコストが上昇するという不都合がある。
諒解される通り、パーツフィーダから供給される部品、
例えば、Ｃリングあるいは止め輪等をセット装置に自動
的にセットするには人手に頼らざるを得ず、従って、生
産効率が低く、また、結果的に当該部品を組み込む製品
のコストが上昇するという不都合がある。
【０００７】さらにまた、人手に頼ってセットされた部
品をワークに対して自動的に供給する装置は前記の通り
種々開発されているものの、パーツフィーダから自動供
給装置に橋渡しするための自動化装置は存在するに至っ
ていない。
品をワークに対して自動的に供給する装置は前記の通り
種々開発されているものの、パーツフィーダから自動供
給装置に橋渡しするための自動化装置は存在するに至っ
ていない。
【０００８】従って、本発明の目的は、パーツフィーダ
と部品自動供給装置との間に介装されてパーツフィーダ
からの部品を自動的にセットし、さらにこのセットされ
た部品を容易に自動供給装置側へと送り込むことが可能
な、人手を要することなく部品を円滑かつ確実にしかも
自動的にセットし、これによって生産効率を高めるとと
もに製品が完成する際にそのコストを低廉に抑えること
が可能な部品セット装置を提供することを目的とする。
と部品自動供給装置との間に介装されてパーツフィーダ
からの部品を自動的にセットし、さらにこのセットされ
た部品を容易に自動供給装置側へと送り込むことが可能
な、人手を要することなく部品を円滑かつ確実にしかも
自動的にセットし、これによって生産効率を高めるとと
もに製品が完成する際にそのコストを低廉に抑えること
が可能な部品セット装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、架台と、前記架台から上方へと延在す
る支柱と、前記架台に設けられた案内部材に沿って変位
自在に配設された部品セット治具と、前記部品セット治
具に対して部品を供給するための部品自動供給手段と、
前記支柱に設けられ、前記部品自動供給手段から送られ
てくる部品を該部品自動供給手段上で待機させる規制手
段と、前記規制手段による規制作用が解除された部品を
前記部品セット治具へと導出する部品導出手段と、前記
部品セット治具を案内部材に沿って順次変位させる移動
手段と、を備えることを特徴とする。
めに、本発明は、架台と、前記架台から上方へと延在す
る支柱と、前記架台に設けられた案内部材に沿って変位
自在に配設された部品セット治具と、前記部品セット治
具に対して部品を供給するための部品自動供給手段と、
前記支柱に設けられ、前記部品自動供給手段から送られ
てくる部品を該部品自動供給手段上で待機させる規制手
段と、前記規制手段による規制作用が解除された部品を
前記部品セット治具へと導出する部品導出手段と、前記
部品セット治具を案内部材に沿って順次変位させる移動
手段と、を備えることを特徴とする。
【００１０】
【作用】部品自動供給手段から部品が供給されて所定位
置に到達すると、この部品は規制手段によって一旦待機
させられる。次いで、既にその下流側にある部品に対し
て部品導出手段が付勢され、該部品導出手段との係合が
解かれた部品は自重落下する。この結果、前記部品は部
品セット治具上へと自動的に落下する。このようにして
部品セット治具に自動的に装着された部品は、組立装置
と関連的に配設されている自動供給装置に供給される。
置に到達すると、この部品は規制手段によって一旦待機
させられる。次いで、既にその下流側にある部品に対し
て部品導出手段が付勢され、該部品導出手段との係合が
解かれた部品は自重落下する。この結果、前記部品は部
品セット治具上へと自動的に落下する。このようにして
部品セット治具に自動的に装着された部品は、組立装置
と関連的に配設されている自動供給装置に供給される。
【００１１】
【実施例】次に、本発明に係る部品セット装置について
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【００１２】図１並びに図２において、参照符号１０
は、本発明に係る部品セット装置の一実施例としてのＣ
リングをセットする装置を示す。該Ｃリングセット装置
１０は、基台１２を含み、該基台１２上にパーツフィー
ダ１４とセット機構１６とを備える。パーツフィーダ１
４は、基本的に従来技術のものを用いている。すなわ
ち、パーツフィーダ１４は、曲線フィーダ２０と直線フ
ィーダ２２とを備える。前記曲線フィーダ２０は、振動
部本体１８と、該振動部本体１８上に設けられ、パーツ
を多数個投入し、かつ前記振動部本体１８の振動作用下
に順次パーツを外部へと導出する螺旋状の案内部２４と
から構成されている（図２参照）。一方、直線フィーダ
２２は振動部本体２５を含み、前記案内部２４の出口側
に連結される直線フィーダ２２には、パーツが満杯にな
るまで送られたことを確認するための第１のセンサ２６
が設けられる。従って、振動部本体１８が駆動される
と、パーツは曲線フィーダ２０の案内部２４から円周方
向外方へと向けて導出されて直線フィーダ２２に到達す
る。一方、直線フィーダ２２は振動部本体２５の駆動作
用下に該パーツをその先端まで移送し、この直線フィー
ダ２２上の全域にパーツが満たされた時、前記第１セン
サ２６は出力信号を発生する。この出力信号は振動部本
体１８の駆動停止信号として使われる。振動部本体２５
は、Ｃリングセット装置１０が作動中、振動を続行して
いる。なお、図中、参照符号２７は、操作盤を示す。
は、本発明に係る部品セット装置の一実施例としてのＣ
リングをセットする装置を示す。該Ｃリングセット装置
１０は、基台１２を含み、該基台１２上にパーツフィー
ダ１４とセット機構１６とを備える。パーツフィーダ１
４は、基本的に従来技術のものを用いている。すなわ
ち、パーツフィーダ１４は、曲線フィーダ２０と直線フ
ィーダ２２とを備える。前記曲線フィーダ２０は、振動
部本体１８と、該振動部本体１８上に設けられ、パーツ
を多数個投入し、かつ前記振動部本体１８の振動作用下
に順次パーツを外部へと導出する螺旋状の案内部２４と
から構成されている（図２参照）。一方、直線フィーダ
２２は振動部本体２５を含み、前記案内部２４の出口側
に連結される直線フィーダ２２には、パーツが満杯にな
るまで送られたことを確認するための第１のセンサ２６
が設けられる。従って、振動部本体１８が駆動される
と、パーツは曲線フィーダ２０の案内部２４から円周方
向外方へと向けて導出されて直線フィーダ２２に到達す
る。一方、直線フィーダ２２は振動部本体２５の駆動作
用下に該パーツをその先端まで移送し、この直線フィー
ダ２２上の全域にパーツが満たされた時、前記第１セン
サ２６は出力信号を発生する。この出力信号は振動部本
体１８の駆動停止信号として使われる。振動部本体２５
は、Ｃリングセット装置１０が作動中、振動を続行して
いる。なお、図中、参照符号２７は、操作盤を示す。
【００１３】次に、図３を参照して説明する。セット機
構１６は基台３０を含み、この基台３０には支持板３２
ａ、３２ｂが立設され、さらに、前記支持板３２ｂに直
交するように支持板３４ａ、３４ｂが設けられる。支持
板３２ｂには長手方向に延在する孔部３３が画成されて
いる。所定間隔離間する支持板３２ａ、３２ｂにそれぞ
れ案内部材３６ａ、３６ｂが設けられ、この案内部材３
６ａ、３６ｂにセット治具４０が変位自在に配設され
る。該セット治具４０を矢印Ｘ方向へと変位させるため
に、支持板３２ｂに第１のシリンダ４２が設けられる。
この第１シリンダ４２のシリンダロッドは、図３におい
て矢印Ｙ方向に進退動作させる第２シリンダ４４を含む
摺動ユニット４６に係合している。該摺動ユニット４６
について、次に説明する。
構１６は基台３０を含み、この基台３０には支持板３２
ａ、３２ｂが立設され、さらに、前記支持板３２ｂに直
交するように支持板３４ａ、３４ｂが設けられる。支持
板３２ｂには長手方向に延在する孔部３３が画成されて
いる。所定間隔離間する支持板３２ａ、３２ｂにそれぞ
れ案内部材３６ａ、３６ｂが設けられ、この案内部材３
６ａ、３６ｂにセット治具４０が変位自在に配設され
る。該セット治具４０を矢印Ｘ方向へと変位させるため
に、支持板３２ｂに第１のシリンダ４２が設けられる。
この第１シリンダ４２のシリンダロッドは、図３におい
て矢印Ｙ方向に進退動作させる第２シリンダ４４を含む
摺動ユニット４６に係合している。該摺動ユニット４６
について、次に説明する。
【００１４】該摺動ユニット４６は、図６に示すよう
に、第１シリンダ４２のシリンダロッド４１が係合する
屈曲した板体４３を含む。前記板体４３の垂直方向上方
へと延在する部位に前記第２シリンダ４４が固着されて
いる。該第２シリンダ４４のシリンダロッド４５には平
板状の押圧プレート４７が固着され、該押圧プレート４
７の先端部には、後述するセット治具４０を構成するロ
ッドの端部が嵌合するための半円状の凹溝４７ａが画成
されている。前記押圧プレート４７の先端部は支持板３
２ｂに画成され水平方向へと延在する孔部３３から進退
自在に進入して案内部材３６ａ、３６ｂの略中間部下方
まで延在する。
に、第１シリンダ４２のシリンダロッド４１が係合する
屈曲した板体４３を含む。前記板体４３の垂直方向上方
へと延在する部位に前記第２シリンダ４４が固着されて
いる。該第２シリンダ４４のシリンダロッド４５には平
板状の押圧プレート４７が固着され、該押圧プレート４
７の先端部には、後述するセット治具４０を構成するロ
ッドの端部が嵌合するための半円状の凹溝４７ａが画成
されている。前記押圧プレート４７の先端部は支持板３
２ｂに画成され水平方向へと延在する孔部３３から進退
自在に進入して案内部材３６ａ、３６ｂの略中間部下方
まで延在する。
【００１５】一方、支持板３２ａには筐体４９が固着さ
れる。前記筐体４９の内部には、図示していないが、コ
イルスプリングが収装されており、このコイルスプリン
グは筐体４９に対して進退自在なロッド５１に弾発力を
付与している。該ロッド５１の先端部には受けプレート
５３が固着されている。該受けプレート５３は前記押圧
プレート４７の先端部よりも若干幅広で且つ厚みも大で
あり、しかもその先端部には該押圧プレート４７の凹溝
４７ａと同様の凹溝５３ａが画成されている。受けプレ
ート５３の先端は案内部材３６ａ、３６ｂの下方にあっ
て、前記押圧プレート４７の先端と常時係合状態にあ
る。なお、図中、参照符号５５は、受けプレート５３に
係合し、筐体４９から外部へ突出する摘みを示す。
れる。前記筐体４９の内部には、図示していないが、コ
イルスプリングが収装されており、このコイルスプリン
グは筐体４９に対して進退自在なロッド５１に弾発力を
付与している。該ロッド５１の先端部には受けプレート
５３が固着されている。該受けプレート５３は前記押圧
プレート４７の先端部よりも若干幅広で且つ厚みも大で
あり、しかもその先端部には該押圧プレート４７の凹溝
４７ａと同様の凹溝５３ａが画成されている。受けプレ
ート５３の先端は案内部材３６ａ、３６ｂの下方にあっ
て、前記押圧プレート４７の先端と常時係合状態にあ
る。なお、図中、参照符号５５は、受けプレート５３に
係合し、筐体４９から外部へ突出する摘みを示す。
【００１６】次に、支持板３２ａから板体状の支柱５０
が立ち上がる。この支柱５０には、第３のシリンダ５２
と第４のシリンダ５４とが配設される。第３シリンダ５
２のピストンロッドには、三角形状の板体５６が係着さ
れ、この板体５６の先端部にロッド５８を介してパッド
６０が設けられる。このロッド５８の周囲にはコイルス
プリング６２が巻回し常時パッド６０を下方へと付勢し
ている。なお、図中、参照符号６４ａ、６４ｂは前記第
３シリンダ５２の駆動作用下に前記板体５６の、図にお
いて、上下方向への変位を安定して行わせるためのガイ
ド部材を示している。
が立ち上がる。この支柱５０には、第３のシリンダ５２
と第４のシリンダ５４とが配設される。第３シリンダ５
２のピストンロッドには、三角形状の板体５６が係着さ
れ、この板体５６の先端部にロッド５８を介してパッド
６０が設けられる。このロッド５８の周囲にはコイルス
プリング６２が巻回し常時パッド６０を下方へと付勢し
ている。なお、図中、参照符号６４ａ、６４ｂは前記第
３シリンダ５２の駆動作用下に前記板体５６の、図にお
いて、上下方向への変位を安定して行わせるためのガイ
ド部材を示している。
【００１７】一方、第４シリンダ５４は、前記支柱５０
から水平に延びる図示しない板体の下方に固定されてお
り、この第４シリンダ５４のピストンロッド７２の先端
部には丁度１個分の止め輪、すなわち、Ｃリングを保持
すべく、着座部７４が設けられる（図５ａ、ｂ参照）。
この着座部７４は、その底部が一部切り欠かれて凹部７
６が画成されている。
から水平に延びる図示しない板体の下方に固定されてお
り、この第４シリンダ５４のピストンロッド７２の先端
部には丁度１個分の止め輪、すなわち、Ｃリングを保持
すべく、着座部７４が設けられる（図５ａ、ｂ参照）。
この着座部７４は、その底部が一部切り欠かれて凹部７
６が画成されている。
【００１８】さらに、前記直線フィーダ２２の側面に
は、パーツの有無を確認するための第２のセンサ８０
と、該パーツがセット治具４０に対して満杯になったか
否かを確認するための第３のセンサ８２が配置されてい
る。
は、パーツの有無を確認するための第２のセンサ８０
と、該パーツがセット治具４０に対して満杯になったか
否かを確認するための第３のセンサ８２が配置されてい
る。
【００１９】次に、セット治具４０について説明する。
セット治具４０は、図４に示すように、案内部材３６
ａ、３６ｂに着座する板体９０と、この板体９０から互
いに平行に且つ等間隔で３本立設されたロッド９２ａ、
９２ｂおよび９２ｃとからなり、前記ロッド９２ａ、９
２ｂ、９２ｃにそれぞれ着脱自在にかつ先端部が若干テ
ーパの施された案内部材９４ａ、９４ｂおよび９４ｃが
取着されている。板体９０の底面から第２シリンダ４４
のシリンダロッド４５の先端部に設けられた押圧プレー
ト４７が係合するためのロッド端部９６ａ、９６ｂおよ
び９６ｃが突設されている。なお、図中、参照符号９８
ａ、９８ｂ、９８ｃは前記ロッド９２ａ乃至９２ｃに設
けられているガイド突起を示し、参照符号１００ａ、１
００ｂおよび１００ｃは案内部材９４ａ乃至９４ｃに設
けられているガイド突起を示す。
セット治具４０は、図４に示すように、案内部材３６
ａ、３６ｂに着座する板体９０と、この板体９０から互
いに平行に且つ等間隔で３本立設されたロッド９２ａ、
９２ｂおよび９２ｃとからなり、前記ロッド９２ａ、９
２ｂ、９２ｃにそれぞれ着脱自在にかつ先端部が若干テ
ーパの施された案内部材９４ａ、９４ｂおよび９４ｃが
取着されている。板体９０の底面から第２シリンダ４４
のシリンダロッド４５の先端部に設けられた押圧プレー
ト４７が係合するためのロッド端部９６ａ、９６ｂおよ
び９６ｃが突設されている。なお、図中、参照符号９８
ａ、９８ｂ、９８ｃは前記ロッド９２ａ乃至９２ｃに設
けられているガイド突起を示し、参照符号１００ａ、１
００ｂおよび１００ｃは案内部材９４ａ乃至９４ｃに設
けられているガイド突起を示す。
【００２０】本実施例に係るＣリングセット装置１０は
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用並びに効果について説明する。
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用並びに効果について説明する。
【００２１】先ず、案内部材３６ａ、３６ｂ上にセット
治具４０を構成する板体９０を載置する。次いで、第２
シリンダ４４を駆動してシリンダロッド４５を介し押圧
プレート４７を退動させておく。一方、摘み５５を用い
て受けプレート５３を図示しないコイルスプリングの弾
発力に抗して退動させ、前記セット治具４０を案内部材
３６ａ、３６ｂ上で図３の矢印Ｘ方向へと摺動変位させ
る。次いで、受けプレート５３に画成された凹溝５３ａ
がセット治具４０のロッド９２ａのロッド端部９６ａに
臨む位置で前記摘み５５を解放する。この摘み５５の解
放動作によって受けプレート５３はコイルスプリング
（図示せず）の弾発力に基づき、前進動作し、凹溝４７
ａは前記ロッド端部９６ａに係合する。これによって、
案内部材３６ａ、３６ｂにセット治具４０が位置決めさ
れることになる。
治具４０を構成する板体９０を載置する。次いで、第２
シリンダ４４を駆動してシリンダロッド４５を介し押圧
プレート４７を退動させておく。一方、摘み５５を用い
て受けプレート５３を図示しないコイルスプリングの弾
発力に抗して退動させ、前記セット治具４０を案内部材
３６ａ、３６ｂ上で図３の矢印Ｘ方向へと摺動変位させ
る。次いで、受けプレート５３に画成された凹溝５３ａ
がセット治具４０のロッド９２ａのロッド端部９６ａに
臨む位置で前記摘み５５を解放する。この摘み５５の解
放動作によって受けプレート５３はコイルスプリング
（図示せず）の弾発力に基づき、前進動作し、凹溝４７
ａは前記ロッド端部９６ａに係合する。これによって、
案内部材３６ａ、３６ｂにセット治具４０が位置決めさ
れることになる。
【００２２】一方、パーツフィーダ１４、特に、曲線フ
ィーダ２０の内部にワークピースとしてのＣリングを多
数投入しておく。そして、振動部本体１８を駆動する。
これによって螺旋状に底部から上部へと徐々に上昇する
ように通路が形成された案内部２４から前記Ｃリングが
順次上方へと送り込まれる。さらに、振動部本体１８の
駆動継続によって前記Ｃリングは直線フィーダ２２に到
達する。第１センサ２６は、この直線フィーダ２２にＣ
リングが満杯になったことを確認すると、振動部本体１
８に対する滅勢信号を送る。
ィーダ２０の内部にワークピースとしてのＣリングを多
数投入しておく。そして、振動部本体１８を駆動する。
これによって螺旋状に底部から上部へと徐々に上昇する
ように通路が形成された案内部２４から前記Ｃリングが
順次上方へと送り込まれる。さらに、振動部本体１８の
駆動継続によって前記Ｃリングは直線フィーダ２２に到
達する。第１センサ２６は、この直線フィーダ２２にＣ
リングが満杯になったことを確認すると、振動部本体１
８に対する滅勢信号を送る。
【００２３】しかしながら、直線フィーダ２２は、独自
の振動部本体２５によって振動し続けているために、該
直線フィーダ２２上のＣリングは常にセット機構１６側
へと強制的に移送されるように構成されている。
の振動部本体２５によって振動し続けているために、該
直線フィーダ２２上のＣリングは常にセット機構１６側
へと強制的に移送されるように構成されている。
【００２４】図５に示すように、最初のワークピースＷ
１が着座部７４に到達すると、第２センサ８０はこれを
検知し、セット機構１６を構成する第３シリンダ５２が
下降動作を行う。この結果、板体５６に装着されたロッ
ド５８は、コイルスプリング６２の弾発力に抗してパッ
ド６０とともに一体的に下降変位し、第２のワークピー
スＷ２と第３のワークピースＷ３を同時に２つ保持する
（図５ｂ参照）。パッド６０の下降変位を図示しない光
電センサによって検知すると、第４シリンダ５４はその
信号によって付勢されて該第４シリンダ５４のピストン
ロッド７２は矢印Ｘ方向へと退動動作を行う。この結
果、ワークピースＷ１はテーパ部のある案内部材９４ａ
に対して自重で容易に落下する。その際、ワークピース
Ｗ１に画成されている環体の途切れた部分、すなわち、
離間部分がガイド突起１００ａに係合し、そのまま位置
決めされて落下するに至る。一旦退動した第４シリンダ
５４のピストンは、タイマ制御によって所定時間経過
後、再び矢印Ｘ方向とは反対方向へと付勢され、着座部
７４は直線フィーダ２２の先端部に近づく。前記着座部
７４が直線フィーダ２２の先端に接近することを図示し
ない光電センサは検知し、第３シリンダ５２のロッド５
８を上昇させる信号を該第３シリンダ５２に送る。この
結果、パッド６０によって拘束されていた次のワークピ
ースＷ２と第３のワークピースＷ３が解放され、一方、
直線フィーダ２２が振動部本体２５の付勢作用下に振動
を続けているために前進し、第２のワークピースＷ２は
着座部７４に至り、第３のワークピースＷ３は第２のワ
ークピースＷ２が存在した位置に到達する。ここで再び
前記と同様な動作が繰り返し行われる。
１が着座部７４に到達すると、第２センサ８０はこれを
検知し、セット機構１６を構成する第３シリンダ５２が
下降動作を行う。この結果、板体５６に装着されたロッ
ド５８は、コイルスプリング６２の弾発力に抗してパッ
ド６０とともに一体的に下降変位し、第２のワークピー
スＷ２と第３のワークピースＷ３を同時に２つ保持する
（図５ｂ参照）。パッド６０の下降変位を図示しない光
電センサによって検知すると、第４シリンダ５４はその
信号によって付勢されて該第４シリンダ５４のピストン
ロッド７２は矢印Ｘ方向へと退動動作を行う。この結
果、ワークピースＷ１はテーパ部のある案内部材９４ａ
に対して自重で容易に落下する。その際、ワークピース
Ｗ１に画成されている環体の途切れた部分、すなわち、
離間部分がガイド突起１００ａに係合し、そのまま位置
決めされて落下するに至る。一旦退動した第４シリンダ
５４のピストンは、タイマ制御によって所定時間経過
後、再び矢印Ｘ方向とは反対方向へと付勢され、着座部
７４は直線フィーダ２２の先端部に近づく。前記着座部
７４が直線フィーダ２２の先端に接近することを図示し
ない光電センサは検知し、第３シリンダ５２のロッド５
８を上昇させる信号を該第３シリンダ５２に送る。この
結果、パッド６０によって拘束されていた次のワークピ
ースＷ２と第３のワークピースＷ３が解放され、一方、
直線フィーダ２２が振動部本体２５の付勢作用下に振動
を続けているために前進し、第２のワークピースＷ２は
着座部７４に至り、第３のワークピースＷ３は第２のワ
ークピースＷ２が存在した位置に到達する。ここで再び
前記と同様な動作が繰り返し行われる。
【００２５】このようにしてロッド９２ａに順次ワーク
ピースＷが積層され、満杯になると、第３センサ８２は
これを検知し、この信号は第２シリンダ４４を進動作さ
せる。すなわち、第２シリンダ４４は板体９０から下方
に突出するロッド端部９６ａに係合し、しかも筐体４９
内の図示しないコイルスプリングの弾発力に抗して受け
プレート５３を退動作させ、この結果、ロッド端部９６
ａは凹溝５３ａから離脱し、押圧プレート４７の凹溝４
７ａに係合するに至る（図６ａ、ｂ参照）。次いで、第
１シリンダ４２が駆動される。第１シリンダ４２は摺動
ユニット４６を矢印Ｘ方向に移動させ、これにつれてセ
ット治具４０も変位し、結局、セット治具４０では着座
部７４の直下にロッド９２ｂが送り出される（図６ｃ参
照）。そして、再び第２シリンダ４４が退動すると、受
けプレート５３の凹溝５３ａにロッド９２ｂのロッド端
部９６ｂが係合する（図６ｄ参照）。次いで、第１シリ
ンダ４２が退動作して押圧プレート４７が受けプレート
５３に対面することになる。その後、再び、ロッド９２
ｂに対しワークピース、すなわち、Ｃリングが導入され
ることになる。なお、このような動作を繰り返す途上に
おいて、第１センサ２６が直線フィーダ２２に対してＣ
リングを送り込む余地が出てきたときには、前記第１セ
ンサ２６の信号が再び振動部本体１８を駆動し、直線フ
ィーダ２２に対してＣリングが送り込まれ、常に直線フ
ィーダ２２上にＣリングが満杯状態を維持する。
ピースＷが積層され、満杯になると、第３センサ８２は
これを検知し、この信号は第２シリンダ４４を進動作さ
せる。すなわち、第２シリンダ４４は板体９０から下方
に突出するロッド端部９６ａに係合し、しかも筐体４９
内の図示しないコイルスプリングの弾発力に抗して受け
プレート５３を退動作させ、この結果、ロッド端部９６
ａは凹溝５３ａから離脱し、押圧プレート４７の凹溝４
７ａに係合するに至る（図６ａ、ｂ参照）。次いで、第
１シリンダ４２が駆動される。第１シリンダ４２は摺動
ユニット４６を矢印Ｘ方向に移動させ、これにつれてセ
ット治具４０も変位し、結局、セット治具４０では着座
部７４の直下にロッド９２ｂが送り出される（図６ｃ参
照）。そして、再び第２シリンダ４４が退動すると、受
けプレート５３の凹溝５３ａにロッド９２ｂのロッド端
部９６ｂが係合する（図６ｄ参照）。次いで、第１シリ
ンダ４２が退動作して押圧プレート４７が受けプレート
５３に対面することになる。その後、再び、ロッド９２
ｂに対しワークピース、すなわち、Ｃリングが導入され
ることになる。なお、このような動作を繰り返す途上に
おいて、第１センサ２６が直線フィーダ２２に対してＣ
リングを送り込む余地が出てきたときには、前記第１セ
ンサ２６の信号が再び振動部本体１８を駆動し、直線フ
ィーダ２２に対してＣリングが送り込まれ、常に直線フ
ィーダ２２上にＣリングが満杯状態を維持する。
【００２６】ロッド９２ａ、９２ｂおよび９２ｃにＣリ
ングが満杯になると、すなわち、第４図に示すセット治
具４０にＣリングが満杯になると、第１シリンダ４２は
最早次に送り出すセット治具４０が存在しないことを図
示しない光電センサによって検知して作業者に当該セッ
ト治具４０にＣリングが満杯であることを知らしめ、次
なるセット治具４０の準備を行う。
ングが満杯になると、すなわち、第４図に示すセット治
具４０にＣリングが満杯になると、第１シリンダ４２は
最早次に送り出すセット治具４０が存在しないことを図
示しない光電センサによって検知して作業者に当該セッ
ト治具４０にＣリングが満杯であることを知らしめ、次
なるセット治具４０の準備を行う。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように、パーツ
フィーダから供給される部品を人手を介することなく自
動的に部品セット治具、すなわち、部品用のカセットへ
と装填することができる。この結果、生産効率が一層向
上し、かつ最終商品としての製品のコストダウンを図る
ことができる。しかも、比較的簡単な構成であるため
に、低廉に製造できる効果も奏する。特に、次にカセッ
トに装填される部品を把持装置によってホールドするこ
とが可能であるために、部品同士の張り付き、引っ掛か
り等がなく、部品自体を円滑に送給できるために、確実
に部品を装填できるという効果が得られる。
フィーダから供給される部品を人手を介することなく自
動的に部品セット治具、すなわち、部品用のカセットへ
と装填することができる。この結果、生産効率が一層向
上し、かつ最終商品としての製品のコストダウンを図る
ことができる。しかも、比較的簡単な構成であるため
に、低廉に製造できる効果も奏する。特に、次にカセッ
トに装填される部品を把持装置によってホールドするこ
とが可能であるために、部品同士の張り付き、引っ掛か
り等がなく、部品自体を円滑に送給できるために、確実
に部品を装填できるという効果が得られる。
【図１】本発明の一実施例に係るＣリングセット装置の
正面図である。
正面図である。
【図２】図１に示すＣリングセット装置の平面図であ
る。
る。
【図３】図１並びに図２に示すＣリングセット装置の、
特に直線フィーダとセット治具の移送機構を示す要部斜
視図である。
特に直線フィーダとセット治具の移送機構を示す要部斜
視図である。
【図４】図３に示すセット治具の斜視説明図である。
【図５】図１に示す第３シリンダと第４シリンダおよび
ワークの移動状態を示す概略説明図である。
ワークの移動状態を示す概略説明図である。
【図６】図３並びに図４に示すセット治具とその移送機
構の動作説明に供せられる要部平面図である。
構の動作説明に供せられる要部平面図である。
１０…Ｃリングセット装置 １４…パーツフィー
ダ １６…セット機構 ２０…曲線フィーダ ２２…直線フィーダ ２５…振動部本体 ２６…第１センサ ４０…セット治具 ４２…第１シリンダ ４４…第２シリンダ ４５…シリンダロッド ４６…摺動ユニット ５３…受けプレート ５５…摘み ７４…着座部
ダ １６…セット機構 ２０…曲線フィーダ ２２…直線フィーダ ２５…振動部本体 ２６…第１センサ ４０…セット治具 ４２…第１シリンダ ４４…第２シリンダ ４５…シリンダロッド ４６…摺動ユニット ５３…受けプレート ５５…摘み ７４…着座部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 57/03 Ｚ
Claims (5)
- 【請求項１】架台と、 前記架台から上方へと延在する支柱と、 前記架台に設けられた案内部材に沿って変位自在に配設
された部品セット治具と、 前記部品セット治具に対して部品を供給するための部品
自動供給手段と、 前記支柱に設けられ、前記部品自動供給手段から送られ
てくる部品を該部品自動供給手段上で待機させる規制手
段と、 前記規制手段による規制作用が解除された部品を前記部
品セット治具へと導出する部品導出手段と、 前記部品セット治具を案内部材に沿って順次変位させる
移動手段と、 を備えることを特徴とする部品セット装置。 - 【請求項２】請求項１記載の装置において、前記部品自
動供給手段は、第１と第２のパーツフィーダからなり、
前記第１パーツフィーダと第２パーツフィーダはそれぞ
れ独立した振動源により付勢され、第２パーツフィーダ
は前記規制手段の直下まで延在していることを特徴とす
る部品セット装置。 - 【請求項３】請求項２記載の装置において、前記規制手
段はアクチュエータにより変位するパッドを含み、前記
パッドは第２パーツフィーダ上で振動しながら変位しよ
うとする少なくとも２つの部品を該第２パーツフィーダ
上で規制することを特徴とする部品セット装置。 - 【請求項４】請求項２または３記載の装置において、部
品導出手段は第２パーツフィーダの先端に係合するワー
クピースの着座部と、前記着座部を該第２パーツフィー
ダの先端に対して接近離間させるアクチュエータとから
なることを特徴とする部品セット装置。 - 【請求項５】請求項１乃至４のいずれか１項に記載の装
置において、移動手段は部品セット治具を排出方向へと
変位させる第１のアクチュエータと、前記第１アクチュ
エータの付勢作用下に一体的に変位するとともに部品セ
ット治具に係合する押圧プレートを進退動作させる第２
のアクチュエータと、前記押圧プレートと協働して部品
セット治具に係合する受けプレートとからなることを特
徴とする部品セット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6138966A JP2795616B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 部品セット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6138966A JP2795616B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 部品セット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081447A true JPH081447A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2795616B2 JP2795616B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=15234346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6138966A Expired - Fee Related JP2795616B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 部品セット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2795616B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111015219A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-17 | 盛瑞传动股份有限公司 | 一种卡簧自动装配方法及装置 |
| CN113443362A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 整列装置 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP6138966A patent/JP2795616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111015219A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-17 | 盛瑞传动股份有限公司 | 一种卡簧自动装配方法及装置 |
| CN111015219B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-08-03 | 盛瑞传动股份有限公司 | 一种卡簧自动装配方法及装置 |
| CN113443362A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 整列装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2795616B2 (ja) | 1998-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |