JPH08144456A - 建物の庇構造 - Google Patents
建物の庇構造Info
- Publication number
- JPH08144456A JPH08144456A JP6288200A JP28820094A JPH08144456A JP H08144456 A JPH08144456 A JP H08144456A JP 6288200 A JP6288200 A JP 6288200A JP 28820094 A JP28820094 A JP 28820094A JP H08144456 A JPH08144456 A JP H08144456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- louver
- light
- building
- daylighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F10/00—Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
- E04F10/08—Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of a plurality of similar rigid parts, e.g. slabs, lamellae
- E04F10/10—Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of a plurality of similar rigid parts, e.g. slabs, lamellae collapsible or extensible; metallic Florentine blinds; awnings with movable parts such as louvres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮光性と採光性を兼ね備えた機能を有する建
物の庇構造を提供する。 【構成】 建物に設けられる庇5であって、この庇5の
一部、或いは全部に光線を透過する採光面5aが設けら
れ、この採光面5aに近接してルーバー6が付設されて
いる。
物の庇構造を提供する。 【構成】 建物に設けられる庇5であって、この庇5の
一部、或いは全部に光線を透過する採光面5aが設けら
れ、この採光面5aに近接してルーバー6が付設されて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の庇、特に採光性
を有する庇に関する。
を有する庇に関する。
【0002】
【従来の技術】本来の建物の庇とは違って、近年採光性
がある庇が多く用いられるようになってきている。例え
ば、特開平4−31546号公報に記載されているよう
に、建物の壁面から庇を張り出した傾斜採光面と、この
先端から垂下する垂直採光面を有する庇を設け、雨水が
降りかからない空間として有効利用することができる建
物の庇構造が知られている。
がある庇が多く用いられるようになってきている。例え
ば、特開平4−31546号公報に記載されているよう
に、建物の壁面から庇を張り出した傾斜採光面と、この
先端から垂下する垂直採光面を有する庇を設け、雨水が
降りかからない空間として有効利用することができる建
物の庇構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−31546号公報に記載された庇構造は、採光
の面だけしか考慮されていない構造となっており、庇が
本来持つべき遮光、或いは日除けの機能が欠落している
といった問題がある。
開平4−31546号公報に記載された庇構造は、採光
の面だけしか考慮されていない構造となっており、庇が
本来持つべき遮光、或いは日除けの機能が欠落している
といった問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、遮光性と採光性を兼ね備えた機
能を有する建物の庇構造を提供することにある。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、遮光性と採光性を兼ね備えた機
能を有する建物の庇構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の建物の庇構造に
おいては、建物に設けられる庇であって、この庇の一
部、或いは全部に光線を透過する採光面が設けられ、こ
の採光面に近接してルーバーが付設されていることを特
徴とする。
おいては、建物に設けられる庇であって、この庇の一
部、或いは全部に光線を透過する採光面が設けられ、こ
の採光面に近接してルーバーが付設されていることを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明の建物の庇構造においては、庇の採光面
に近接してルーバーが付設され、このルーバーの羽の角
度が調整されることにより、遮光と採光が目的に応じて
自在に選択することができる。又、ルーバーの角度を調
節することにより、近隣の上階からの視線を遮断してプ
ライバシーを確保することも可能である。
に近接してルーバーが付設され、このルーバーの羽の角
度が調整されることにより、遮光と採光が目的に応じて
自在に選択することができる。又、ルーバーの角度を調
節することにより、近隣の上階からの視線を遮断してプ
ライバシーを確保することも可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、 本発明の建物の庇構造の一例を示す断
面図である。図1において、建物の室内1と室外2との
間には外壁3と、その下に室内1と室外2との仕切りと
なる開口部4が設けられ、ガラス戸等により室内1の採
光が可能となっている。5は外壁3の側面より室外2に
向かって張り出して設けられた庇である。この庇5の天
井は光線を透過する、所謂透光性を有する材料が用いら
れた採光面5aとなされている。
する。図1は、 本発明の建物の庇構造の一例を示す断
面図である。図1において、建物の室内1と室外2との
間には外壁3と、その下に室内1と室外2との仕切りと
なる開口部4が設けられ、ガラス戸等により室内1の採
光が可能となっている。5は外壁3の側面より室外2に
向かって張り出して設けられた庇である。この庇5の天
井は光線を透過する、所謂透光性を有する材料が用いら
れた採光面5aとなされている。
【0008】上記庇5の真下には、庇5に近接してルー
バー6が設けられ、このルーバー6の羽6aの角度をハ
ンドル、或いは室内1よりの電動操作により調整するこ
とが可能となされている。
バー6が設けられ、このルーバー6の羽6aの角度をハ
ンドル、或いは室内1よりの電動操作により調整するこ
とが可能となされている。
【0009】〔実施例の作用〕以下、本発明の建物の庇
構造の作用を図面を参照して説明する。図2〜図4は、
本発明の建物の庇構造の作用を説明する断面図である。
図2は、室内1に光線を採り入れる採光の態様を示すも
のであり、図2において、庇5の上面より照射されてく
る光線は、庇5の採光面5aを透過する。この庇5の真
下のルーバー6の羽6aの角度が光線が照射してくる角
度とほぼ平行に調整されているので、殆どの光線を図中
の→のように庇5の採光面5aを透過させて、室内1側
に採り入れることができ、良好な採光状態とすることが
可能である。
構造の作用を図面を参照して説明する。図2〜図4は、
本発明の建物の庇構造の作用を説明する断面図である。
図2は、室内1に光線を採り入れる採光の態様を示すも
のであり、図2において、庇5の上面より照射されてく
る光線は、庇5の採光面5aを透過する。この庇5の真
下のルーバー6の羽6aの角度が光線が照射してくる角
度とほぼ平行に調整されているので、殆どの光線を図中
の→のように庇5の採光面5aを透過させて、室内1側
に採り入れることができ、良好な採光状態とすることが
可能である。
【0010】図3は、室内1への採光を遮断するときの
態様を示すものであり、図3において、庇5の上面より
照射されてくる光線は、いったん庇5の採光面5aを透
過する。この庇5の真下のルーバー6の羽6aの角度が
光線が照射してくる角度に対して、光線を遮断する方向
に調整されているので、いったん庇5の採光面5aを透
過した光線は、ルーバー6の羽6a面で図中の→のよう
に反射されるので、室内への光線の入射を遮断すること
が可能である。
態様を示すものであり、図3において、庇5の上面より
照射されてくる光線は、いったん庇5の採光面5aを透
過する。この庇5の真下のルーバー6の羽6aの角度が
光線が照射してくる角度に対して、光線を遮断する方向
に調整されているので、いったん庇5の採光面5aを透
過した光線は、ルーバー6の羽6a面で図中の→のよう
に反射されるので、室内への光線の入射を遮断すること
が可能である。
【0011】図4は、室内1への視線を遮断するときの
態様を示すものであり、図4において、庇5の上面より
向かってくる視線は、いったん庇5の採光面5aを通過
する。しかし、この庇5の真下のルーバー6の羽6aの
角度が最大限度まで回動され、隣接する羽6a同士の端
部が一部重ね合わされた状態となされるので、ルーバー
6により図中の→×のように光線の遮断とともに、視線
を完全に遮ることが可能である。
態様を示すものであり、図4において、庇5の上面より
向かってくる視線は、いったん庇5の採光面5aを通過
する。しかし、この庇5の真下のルーバー6の羽6aの
角度が最大限度まで回動され、隣接する羽6a同士の端
部が一部重ね合わされた状態となされるので、ルーバー
6により図中の→×のように光線の遮断とともに、視線
を完全に遮ることが可能である。
【0012】本発明の建物の庇構造において、庇5に近
接して設けられるルーバー6は、上記実施例のように、
庇5の真下に設ける他、庇5の真上、或いは庇5の採光
面5aの直下であって、庇5内に設けることも可能であ
る。
接して設けられるルーバー6は、上記実施例のように、
庇5の真下に設ける他、庇5の真上、或いは庇5の採光
面5aの直下であって、庇5内に設けることも可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明の建物の庇構造においては、庇の
採光面に近接してルーバーが付設され、このルーバーの
羽の角度が調整されることにより、遮光と採光が目的に
応じて自在に選択することができる。更に、庇の下に雨
水のかからない空間が確保され、有効利用できる利点が
ある。又、ルーバーの角度を調節することにより、近隣
の上階からの視線を遮断してプライバシーを確保するこ
とも可能である。従って、建物の庇構造として好適であ
る。
採光面に近接してルーバーが付設され、このルーバーの
羽の角度が調整されることにより、遮光と採光が目的に
応じて自在に選択することができる。更に、庇の下に雨
水のかからない空間が確保され、有効利用できる利点が
ある。又、ルーバーの角度を調節することにより、近隣
の上階からの視線を遮断してプライバシーを確保するこ
とも可能である。従って、建物の庇構造として好適であ
る。
【図1】本発明の建物の庇構造の一例を示す断面図。
【図2】本発明の建物の庇構造の作用を説明する断面
図。
図。
【図3】本発明の建物の庇構造の作用を説明する断面
図。
図。
【図4】本発明の建物の庇構造の作用を説明する断面
図。
図。
1 室内 2 室外 3 外壁 4 開口部 5 庇 5a 採光面 6 ルーバー 6a 羽
Claims (1)
- 【請求項1】 建物に設けられる庇であって、この庇の
一部、或いは全部に光線を透過する採光面が設けられ、
この採光面に近接してルーバーが付設されていることを
特徴とする建物の庇構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6288200A JPH08144456A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 建物の庇構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6288200A JPH08144456A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 建物の庇構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144456A true JPH08144456A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17727117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6288200A Pending JPH08144456A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 建物の庇構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08144456A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037707A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-02-09 | Kaori Hayama | 偏光板の利用方法、並びに偏光板を用いた構築物、並びに覗き見防止装置、並びに監視装置、並びに不思議トンネル、並びにペン立て、並びに身飾品、並びにゲーム玩具、並びに抽斗、並びに入れ物。 |
CN105804481A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-07-27 | 江苏格普新材料有限公司 | 一种玻璃钢烟囱雨帽 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP6288200A patent/JPH08144456A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037707A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-02-09 | Kaori Hayama | 偏光板の利用方法、並びに偏光板を用いた構築物、並びに覗き見防止装置、並びに監視装置、並びに不思議トンネル、並びにペン立て、並びに身飾品、並びにゲーム玩具、並びに抽斗、並びに入れ物。 |
CN105804481A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-07-27 | 江苏格普新材料有限公司 | 一种玻璃钢烟囱雨帽 |
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