JPH11160646A - 採光装置 - Google Patents

採光装置

Info

Publication number
JPH11160646A
JPH11160646A JP33654897A JP33654897A JPH11160646A JP H11160646 A JPH11160646 A JP H11160646A JP 33654897 A JP33654897 A JP 33654897A JP 33654897 A JP33654897 A JP 33654897A JP H11160646 A JPH11160646 A JP H11160646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
shade
port
room
guide path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33654897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Kato
昇三 加藤
Kazuhiro Tajima
一弘 田島
Shinya Yamamoto
伸也 山本
Toshihiro Tanaka
俊弘 田中
Kaori Nagashima
香織 長嶋
Masaru Senkinraku
優 千金楽
Akira Okonogi
章 小此木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP33654897A priority Critical patent/JPH11160646A/ja
Publication of JPH11160646A publication Critical patent/JPH11160646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の指向性を緩和し、室内における光量のむ
らや、出射口近傍での眩しさを防ぎ、かつ、導光路によ
り光量の減衰を防止する採光装置を提供する。 【解決手段】 外光を採光する採光口13と、前記外光
を室内に導く導光路14と、前記外光を室内に照射する
ようにした出射口19と、前記出射口19に設けた透過
拡散板20を備えた採光装置10において、前記導光路
14の内面14aを光反射面とし、かつ、前記採光口1
3と前記出射口19の間に、光反射面を備えたシェード
18を設けるように構成した。また、上記シェード18
をハニカム状にしたので、採光された外光がシェード1
8により多方向に散乱されるので、室内における光量の
むらや、出射口19近傍での眩しさを防ぐ効果が一層向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋根等に取
り付け、太陽光等の外光を採光し、室内に導くようにし
た採光装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の採光装置は、建物の屋根等に設け
た採光口に、透明ドーム、又はドーム状の乳白色の光散
乱体を取り付け、これらを透過した光を、白色のクロス
張りした、或いは白色の塗装壁でできた導光路を通し
て、屋内に外光を導くようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
採光装置では、例えば、採光口に透明ドームを取り付け
たものでは、この透明ドームに採光された太陽光は、透
明ドーム入射後も直進する。そのため、朝夕や冬季等の
時節では太陽高度が低いときは、室内の床面まで太陽光
を導くのが困難で、採光できる光の光量が安定せず、ま
た、机上等の所望の位置に充分な量の光を導くことが困
難であった。また逆に、夏期の出射口の付近において
は、直達光が眩しすぎる、つまりギラギラしているよう
に見えるという問題があった。
【0004】この対策として、従来の採光装置には、上
記透明ドームを白色散乱体で構成したドームに置き換え
たものもある。この場合、太陽光がこの白色散乱体のド
ームに散乱されるので、指向性が緩和された光を得るこ
とができるようになる。しかし、この従来例の採光装置
では、太陽光が白色散乱体のドームに入射した際に、当
該ドームに散乱され再び外方向に反射されてしまい、透
過光量が少なくなるという問題があった。
【0005】一方、従来の採光装置では、採光した外光
を室内に導く導光路として、上述したように、白色のク
ロス張りした、或いは白色の塗装壁で作られた導光路を
用いていたために、導光路の壁面に反射されているうち
に、散乱又は吸収されて光量が大きく減衰してしまうと
いう問題があった。本発明は、光の指向性を緩和し、室
内における光量のむらや、出射口近傍での眩しさを防
ぎ、かつ、導光路により光量の減衰を防止する採光装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の採光装置では、
上記課題を解決するために、請求項1に記載のもので
は、外光を採光する採光口と、前記外光を室内に導く導
光路と、前記外光を室内に照射するようにした出射口
と、前記出射口に設けた透過拡散板を備えた採光装置に
おいて、前記導光路の内面を光反射面とし、かつ、前記
採光口と前記出射口の間に、光反射面を備えたシェード
を設けるように構成した。このように構成すると、シェ
ードの作用により光の指向性を緩和し、室内における光
量のむらや、出射口近傍での眩しさを防ぎ、また、導光
路の内面を光反射材で被覆することにより、導光路によ
り光量の減衰を防止することができる。
【0007】請求項2に記載の採光装置では、外光を採
光する採光口と、前記外光を室内に導く導光路と、前記
外光を室内に照射するようにした出射口と、前記出射口
に設けた透過拡散板を備えた採光装置において、前記導
光路の内面を光反射面とし、かつ、前記採光口と前記出
射口の間に、光反射材で形成されたシェードを設ける構
成とした。このように構成すると、上記同様に、光の指
向性を緩和し、室内における光量のむらや、出射口近傍
での眩しさを防ぎ、導光路により光量の減衰を防止する
ことができる。
【0008】請求項3に記載の採光装置では、上記シェ
ードをハニカム状に構成した。これにより、採光された
外光がシェードにより多方向に散乱されるので、室内に
おける光量のむらや、出射口近傍での眩しさを防ぐ効果
が一層向上する。また、このハニカム状のシェード自体
は量産されているので、安価な採光装置とすることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態:本発明の採光
装置の第1の実施の形態を図1及び図2(A)、(B)
を用いて説明する。図1は、本発明の採光装置の第1の
実施の形態を示す縦断側面図で、図2(A)、(B)
は、本発明の採光装置に用いるシェードを示す図で、同
図(A)は平面図、同図(B)は断面図である。
【0010】図1に示すように、本発明の適用例の採光
装置10では、建物の屋根30等に設置される。同図に
おいて、12は屋根30の上方に設けた採光口13に取
り付けられた、太陽光等の外光を採光すると共に、室内
と外気とを遮断するためのドームで、ドーム12の下方
には、採光板16と採光した外光を拡散するシェード1
8が取り付けられている。このシェード18は、図2に
示すように、導光方向が開放され、側面が壁面(この壁
面は鏡面のように仕上げられている)とされた角柱構造
のセルを多数備えたものである。また、導光路14は、
屋根30上方から天井32の室内側まで、外光を室内に
導けるように設けられており、導光路14の内面14a
には、金属等の光反射材が被覆された光反射面になって
おり、外光の出射口19には透過拡散板20が取り付け
られている。更に、シェード18は、図2(A)、
(B)に示すように、光反射材で構成された、或いは光
反射材が被覆された光反射部材を格子状に組み合わせる
ことにより形成される。また、18Aは、上述したよう
に鏡面のように反射率の高い反射面である。
【0011】以上の構成で、ドーム12から採光された
太陽光等の外光は、採光板16を透過後、種々の角度で
シェード18に入射する。この際、外光は、図2(B)
に示すようにシェード18の反射面18Aに反射され、
一層多くの方向に散乱されるか、或いはそのまま透過す
る。従って、外光はシェード18により多方向に拡散さ
れることになる。また、導光路14の内面14aを光反
射面としたために、この内面14aに照射された外光
は、従来の採光装置に用いていた導光路とは異なり、散
乱や吸収される量が少なく、本発明の採光装置10に用
いる導光路14により光量が減衰する量を極力抑えるこ
とが可能となる。一方、透過拡散板20には、外光が、
ドーム12から直接、或いはシェード18に散乱されて
導光路14の内面14aに反射して入射するが、透過拡
散板の光拡散作用により、外光の指向性が更に緩和され
て、室内の種々の方向に拡散されることになる。
【0012】このように、本実施の形態における採光装
置10は、シェード18の散乱作用と透過拡散板20の
光拡散作用の働きにより、従来の採光装置の課題であっ
た、室内における光量のむらや、出射口近傍での眩しさ
を解決することができる。また、導光路14の内面14
aを光反射面とすることにより、外光の導光路14の内
面14aにおける光の散乱や吸収を抑制できるので、従
来の採光装置の課題であった光量が大きく減衰してしま
うという問題を解決することができる。
【0013】第2の実施の形態:本発明の採光装置の第
2の実施の形態を図3を用い、図1を参照して説明す
る。図3は、本実施の形態の採光装置10に用いるシェ
ード28の平面図である。本実施の形態の採光装置10
は、図1に示す上記第1の実施の形態に示したものと比
較して、図2(A)、(B)のシェード18の代わり
に、図3のシェード28を用いたことに構成上の特徴が
ある。図3の平面図に示すように、本実施の形態の採光
装置10に用いるシェード28は、光反射材を被覆し、
或いは光反射材で構成された光反射部材を、6角形状の
網目状に配列するようにハニカム状に形成している。こ
のように構成すると、第1の実施の形態で示した図2
(A)の格子状のシェード18に比較して、6角形形状
としたために、光の反射面28Aが増加し、光の拡散作
用が向上する。従って、室内における光量のむらや、出
射口近傍での眩しさを解決するのに一層の効果がある。
また、アルミニウム製のハニカムは量産されているの
で、これをシェードとして利用すれば製作コストを抑え
た採光装置とすることができる。
【0014】本発明の採光装置は、上記第1及び第2の
実施の形態には限定されない。例えば、上記各実施の形
態では、シェードの取り付け位置を採光板の直ぐ下のも
ので説明したが、シェードの取り付け位置はこれに限定
されず、採光板と透過拡散板の間の導光路のいずれかの
位置に取り付ければ有効である。また、シェードの形状
も、格子状のもの又はハニカム状のもので説明したが、
これもこの形状に限定されず、種々の変更が可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明の採光装置は、上記のように構成
したために、以下のような優れた効果を有する。 (1)請求項1に記載したように、外光を採光する採光
口と、外光を室内に導く導光路と、外光を室内に照射す
るようにした出射口と、前記出射口に設けた透過拡散板
を備えた採光装置において、導光路の内面を光反射材で
被覆し、かつ、採光口と前記出射口の間に、光反射面を
有するシェードを設けるように構成すると、シェードの
作用により光の指向性を緩和し、室内における光量のむ
らや、出射口近傍での眩しさを防ぎ、また、導光路の内
面を光反射材で被覆することにより、導光路により光量
の減衰を防止することができる。
【0016】(2)請求項2に記載したように、外光を
採光する採光口と、外光を室内に導く導光路と、外光を
室内に照射するようにした出射口と、前記出射口に設け
た透過拡散板を備えた採光装置において、導光路の内面
を光反射材で被覆し、かつ、採光口と前記出射口の間
に、光反射材で形成されたシェードを設ける構成とする
と、上記同様に、光の指向性を緩和し、室内における光
量のむらや、出射口近傍での眩しさを防ぎ、導光路によ
り光量の減衰を防止することができる。
【0017】(3)請求項3に記載したように、上記シ
ェードをハニカム状に構成すると、採光された外光がシ
ェードにより多方向に散乱されるので、室内における光
量のむらや、出射口近傍での眩しさを防ぐ効果が一層向
上する。 (4)また、ハニカムは量産されているので、これをシ
ェードとして利用すれば安価な採光装置とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の採光装置の第1の実施の形態を示す縦
断側面図である。
【図2】本発明の採光装置の第1の実施の形態で用いる
シェードの形状を示す図で、同図(A)は平面図、同図
(B)は断面図である。
【図3】本発明の採光装置の第2の実施の形態で用いる
シェードの形状を示す平面図である。
【符号の説明】
10:本発明の採光装置 12:ドーム 13:採光口 14:導光路 14a:導光路の内面(導光路内面) 18、28:シェード 18A、28A:反射面 19:出射口 20:透過拡散板
フロントページの続き (72)発明者 田中 俊弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 長嶋 香織 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 千金楽 優 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小此木 章 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光を採光する採光口と、前記外光を室
    内に導く導光路と、前記外光を室内に照射するようにし
    た出射口と、前記出射口に設けた透過拡散板を備えた採
    光装置において、 前記導光路の内面を光反射面とし、かつ、前記採光口と
    前記出射口の間に、光反射面を備えたシェードを設けた
    ことを特徴とする採光装置。
  2. 【請求項2】 外光を採光する採光口と、前記外光を室
    内に導く導光路と、前記外光を室内に照射するようにし
    た出射口と、前記出射口に設けた透過拡散板を備えた採
    光装置において、 前記導光路の内面を光反射面とし、かつ、前記採光口と
    前記出射口の間に、光反射材で形成されたシェードを設
    けたことを特徴とする採光装置。
  3. 【請求項3】 上記シェードをハニカム状に形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の採光装置。
JP33654897A 1997-11-21 1997-11-21 採光装置 Pending JPH11160646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33654897A JPH11160646A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 採光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33654897A JPH11160646A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 採光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11160646A true JPH11160646A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18300280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33654897A Pending JPH11160646A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 採光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11160646A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1486722A3 (de) * 2003-06-10 2008-03-26 Christian Bartenbach Lichtleitanordnung
JP2013527350A (ja) * 2010-05-27 2013-06-27 ソラチューブ インターナショナル インコーポレイテッド 断熱窓割り装置および方法
US9127823B2 (en) 2011-11-30 2015-09-08 Solatube International, Inc. Daylight collection systems and methods
US9291321B2 (en) 2012-12-11 2016-03-22 Solatube International, Inc. Devices and methods for collecting daylight in clear and cloudy weather conditions
US9816675B2 (en) 2015-03-18 2017-11-14 Solatube International, Inc. Daylight collectors with diffuse and direct light collection
US9816676B2 (en) 2015-03-18 2017-11-14 Solatube International, Inc. Daylight collectors with diffuse and direct light collection
US9921397B2 (en) 2012-12-11 2018-03-20 Solatube International, Inc. Daylight collectors with thermal control

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1486722A3 (de) * 2003-06-10 2008-03-26 Christian Bartenbach Lichtleitanordnung
JP2013527350A (ja) * 2010-05-27 2013-06-27 ソラチューブ インターナショナル インコーポレイテッド 断熱窓割り装置および方法
US9127823B2 (en) 2011-11-30 2015-09-08 Solatube International, Inc. Daylight collection systems and methods
US9291321B2 (en) 2012-12-11 2016-03-22 Solatube International, Inc. Devices and methods for collecting daylight in clear and cloudy weather conditions
US9921397B2 (en) 2012-12-11 2018-03-20 Solatube International, Inc. Daylight collectors with thermal control
US9816675B2 (en) 2015-03-18 2017-11-14 Solatube International, Inc. Daylight collectors with diffuse and direct light collection
US9816676B2 (en) 2015-03-18 2017-11-14 Solatube International, Inc. Daylight collectors with diffuse and direct light collection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2657877C2 (ru) Светоизлучающая акустическая панель с каналом
JPH05508892A (ja) 照明装置
JPH09218374A (ja) まぶしさのない拡散太陽光を部屋に供給する装置
JP5499382B2 (ja) 採光装置
US20040201977A1 (en) Light channelling window panel for shading and illuminating rooms
JPH11160646A (ja) 採光装置
JP2000285710A (ja) 建築物の採光構造
JP7231648B2 (ja) 照明モジュール及び照明キット
JP3656794B2 (ja) 採光・断熱窓
JP4448562B2 (ja) 住宅の採光構造
JPH11160647A (ja) 採光装置
JP2001060407A (ja) 昼光利用システム
JP2003278376A (ja) 疑似明かり窓
JP2000173324A (ja) 採光装置
JP2000149628A (ja) 光ダクト装置
JP3513531B2 (ja) 太陽光採光器
CN220598965U (zh) 一种装配式防眩光吊顶结构
EP3361145B1 (en) Daylighting structure
JPS6337686Y2 (ja)
TWI695921B (zh) 日光濾光元件及包含其之採光構造
JPH11202255A (ja) 採光装置
JPS6337684Y2 (ja)
JPS643122Y2 (ja)
JP2021158021A (ja) 導光ダクト
JP5038100B2 (ja) 採光装置