JPH0814374B2 - 自己制御型グロープラグの製造方法 - Google Patents

自己制御型グロープラグの製造方法

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JPH0814374B2
JPH0814374B2 JP61025918A JP2591886A JPH0814374B2 JP H0814374 B2 JPH0814374 B2 JP H0814374B2 JP 61025918 A JP61025918 A JP 61025918A JP 2591886 A JP2591886 A JP 2591886A JP H0814374 B2 JPH0814374 B2 JP H0814374B2
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JP
Japan
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glow plug
coil
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heating element
heating coil
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JP61025918A
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泰彦 鈴木
真二 永田
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NGK Spark Plug Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主としてデイーゼルエンジンに装着され始動
時に副燃焼室等を予熱する自己制御型グロープラグに関
するものである。
(従来の技術) 一般にデイーゼルエンジンは低温時における始動性が
悪いために、エンジンヘツドに設けた副燃焼室にグロー
プラグを装着して、これに通電して赤熱させ室内に照射
される燃料の一部を燃焼させて予熱する方法がとられて
おり、始動時に急速な昇温特性を持つことが要求される
と共に、始動後に於ても燃焼安定化の為のアフターグロ
ーとして長時間使用される傾向にある、そのために温度
によつて抵抗値が殆んど変わらない発熱コイルと、正の
抵抗温度係数を有する抵抗体とが直列に接続された構造
をもち加熱電流を制御するようにした自己制御型グロー
プラグが知られている。
第3図(イ)は、この種グロープラグの発熱体がセラ
ミツクヒーターである従来例の構造を示す縦断面図で、
発熱体となるセラミツクヒーター1Aは抵抗温度係数の小
さい線材からなる発熱コイル2Aをセラミツク焼結体中に
埋設してなり、金属外筒3Aの内腔にろう接されると共に
発熱コイル2Aの一端2A−1が電気的に接続され、金属外
筒3Aは取付金具4の先端部内腔にろう接されて側負極
となり、一方発熱コイル2Aの他端2A−2はヒーター1Aの
後端部に嵌着された金属キヤツプ5に溶接されている中
心電極軸6Aを経て、正の抵抗温度係数を有する線材から
なる抵抗体コイル7に電気的に接続され、抵抗体コイル
7の他端は中軸8の先端部に接続されている。而して、
取付金具4の内腔内には、前記構成部分が埋設されるよ
うにガラス9が充填され、中軸8は絶縁体10を取付金具
4との間に介在させて丸ナツト11で締付け固定され電
極となるように構成されてなるものである。
第3図(ロ)は発熱体が金属製シーズ型であるグロー
プラグの従来例を示す縦断面図で、抵抗温度係数の極く
小さい線材からなる発熱コイル2Bと、このコイルの一端
と電気的に接続された中心電極軸6Bとが耐熱絶縁性充填
物12と共に、耐熱金属からなる一端閉塞した金属保護管
3B内に圧詰されて発熱体1Bを構成し、発熱コイル2Bの他
端は金属保護管3Bの閉塞部内壁に電気的に接続され、金
属保護管の開口部側は中空の取付金具4の先端部に嵌入
した状態でろう接されて側電極となり、一方中心電極
軸6Bの発熱コイル側端と反対側端と、端子ねじを有する
中軸8の先端との間に正の抵抗温度係数を有する線材か
らなる抵抗体コイル7が電気的に接続されている。その
他の構造は前記第3図(イ)と同様であり説明を省く
が、同一部分は同一符号で示している。
第4図(イ)は発熱体がセラミツクヒーターであるグ
ロープラグの他の従来例の縦断面図で、第3図(イ)と
同一部分は同一符号で示す。同図において、ヒーター1A
の発熱コイル(図示省略)に接続される抵抗体コイル7
が金属チューブ13内に中軸8及び中心電極軸6Aとの接続
部を含ざて挿入され、空隙にMgO等の絶縁粉末14を充填
したのちスエージングまたはプレス等の絞り加工によつ
て粉末の充填密度を高め、抵抗体コイル7、中軸8及び
中心電極軸6Aを保持してなる組立体15として形成され、
この組立体が取付金具4の内腔にその胴部の一部4−1
を外周からかしめて内壁に一部を密接して収納されてな
るものである。
第4図(ロ)は、発熱体が金属性シーズ型であるグロ
ープラグの他の従来例の縦断面図で、第3図(ロ)また
は第4図(イ)と同一部分は同一符号で示す。同図にお
いて、抵抗体コイル7が金属チューブ13内に中軸8及び
中心電極軸6Bとの接続部を含めて挿入され、同図(イ)
と同様に組立体15として形成され取付金具4の内腔に収
納されてなるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 前記第3図の如く低抗体コイル7が直接取付金具内腔
に埋め込んで形成された構造のグロープラグは、前記せ
る如く抵抗体コイル7と中軸8及びヒーター1Aまたは1B
の接続構成部分が取付金具4内腔内にガラス9により封
着されているため、抵抗体コイル7の発熱・冷却の繰返
しによつて抵抗体コイル7とガラス9との膨張係数の差
によつてガラスに亀裂を生じ封着性が阻害され亀裂部分
から外気が侵入し抵抗体コイル7の安価を生じ耐久性が
低下するという問題があつた。
また、第4図の如く抵抗体コイル7を金属チユーブ13
内に埋め込んだ組立体15の構造では、上記の如き問題は
ないが、製作に手間がかかり、またスエージングまたは
プレス等の絞り加工を施すことによつて抵抗体コイル7
内で短絡などを生じて抵抗値が加工前後において差違を
生じ所望の抵抗値をもつ抵抗体とすることがむづかしい
という難点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、抵抗体コイルを中軸及び中心電極軸との接続部を
含めてシリコンゴムコンパウンドあるいはシリコンゴム
コンパウンドとSiO2,MgO,Al2O3,Si3N4等のセラミツク粉
末との混合物に埋め込み、円柱状に加圧加熱成形した組
立体を取付金具内腔に収納した構造のグロープラグとす
るものである。
(作用) 上記の如く加圧加熱成形後のシリコンゴムを主体とし
たコンパウンドは内部が緻密で機械的強度も強く、前記
ガラス封着の如き亀裂のおそれがなく、700〜800℃の耐
熱性を有するので抵抗体コイルの発熱においても十分耐
え得る。また、金属チューブを用いた組立体の如く絞り
加工が不必要であるため、抵抗体の抵抗値が変化するこ
とがない。
(実施例) 第1図は、セラミツクヒーターをもつ本発明による自
己制御型グロープラグの実施例の縦断面図で、セラミツ
クヒーター1Aの発熱コイル2Aに直列に接続される抵抗体
コイル7が、中軸8及び中心電極軸6Aとの接続部を含め
て、シリコンゴムコンパウンドあるいはシリコンゴムパ
ウンドとSiO2,MgO,Al2O3,Si3N4等のセラミツク粉末との
混合物16にモールデイングによつて埋込まれ、円柱状に
加圧加熱成形された組立体17が、取付金具4の内腔に収
納保持されているものである。なお、上記以外のその他
の構造は従来例の第3図(イ)と同様であるので説明は
省くが同一部分は同一符号で示してある。
第2図は、金属性シーズ型ヒーターをもつ本発明によ
る自己制御型グロープラグの実施例の縦断面図で、シー
ズ型ヒーター1Bの発熱コイル2Bに直列に接続される抵抗
体コイル7が中軸8及び中心電極軸6Bとの接続部と共に
上記第1図の実施例と同様にシリコンゴムコンパウンド
あるいはシリコンゴムコンパウンドとセラミツク粉末と
の混合物16に埋め込まれ、円柱状に加圧加熱成形された
組立体17として形成され、同様に取付金具4の内腔に収
納保持されているものであり、上記以外のその他の構造
は従来例の第3図(ロ)と同様であるので説明を省くが
同一部分は同一符号で示してある。
(発明の効果) 本発明の自己制御型グロープラグの製造方法は、抵抗
体コイルが機械的強度が強く弾性ある耐熱性シリコンゴ
ムを主体とするコンパウンドに埋設されているので、抵
抗体コイルの発熱・冷却の繰返しによる亀裂のおそれが
なく、また金属パイプを不要とするので絞り加工がな
く、従つて絞り加工による抵抗体コイルの抵抗値が変化
することなくコイリング時の抵抗値がそのまゝ維持され
るので、量産においても抵抗値のバラツキの小さいグロ
ープラグを容易に製作することができる。かつ、シリコ
ンゴムを主体としたコンパウンドにより成形された組立
体の外表面が直接取付金具の内壁に密着するので、熱伝
導が安定しグロープラグの昇温特性のバラツキが少ない
グロープラグを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による自己制御型セラミツクグロープ
ラグの実施例の縦断面図、第2図は本発明による自己制
御型のシーズ型グロープラグの実施例の縦断面図、第3
図(イ)及び第4図(イ)は自己制御型セラミツクグロ
ープラグの従来例の縦断面図、第3図(ロ)及び第4図
(ロ)は自己制御型のシーズ型グロープラグの従来例の
縦断面図である。 1A,1B:発熱体、2A,2B:発熱コイル、4:取付金具、6A,6B:
中心電極軸、7:抵抗体コイル、8:中軸、9:ガラス、10:
絶縁体、11:丸ナツト、13:金属チユーブ、17:シリコン
ゴムを主体とするコンパウンド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空の取付金具の先端部に突出して固設さ
    れた発熱体の発熱コイルに直列に接続された電流制御用
    抵抗体コイルが、前記取付金具内腔に収納されてなる自
    己制御型グロープラグの製造方法において、 前記抵抗体コイルは、一端が前記発熱体の前記発熱コイ
    ルに接続された中心電極軸と、他端が中軸に接続される
    と共に、前記中心電極軸及び前記中軸の接続部分を含め
    てシリコンゴムを主体とするシリコンコンパウンドによ
    り埋込み、かつ円柱状に加圧加熱成形された組立体を形
    成し、この組立体は、前記取付金具内腔に収納して前記
    発熱体を前記取付金具先端部に突出して固着すると共
    に、前記中軸が前記取付金具の後端部より突出して絶縁
    体及びナットで固定させることを特徴とする自己制御型
    グロープラグの製造方法。
  2. 【請求項2】上記発熱体が、発熱コイルをセラミック粉
    体中に埋設し焼結してなるセラミックヒーターである特
    許請求の範囲第1項記載の自己制御型グロープラグの製
    造方法。
  3. 【請求項3】上記発熱体が、耐熱絶縁充填物を介して発
    熱コイルを片端閉塞の金属製チューブに内蔵し、発熱コ
    イルの一端が金属製チューブの閉塞端内壁に接合されて
    なるシーズ型ヒーターである特許請求の範囲第1項記載
    の自己制御型グロープラグの製造方法。
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JPH03175210A (ja) * 1989-09-11 1991-07-30 Jidosha Kiki Co Ltd セラミツクヒータ型グロープラグ
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