JPH08143198A - ゴムローラ - Google Patents

ゴムローラ

Info

Publication number
JPH08143198A
JPH08143198A JP28806094A JP28806094A JPH08143198A JP H08143198 A JPH08143198 A JP H08143198A JP 28806094 A JP28806094 A JP 28806094A JP 28806094 A JP28806094 A JP 28806094A JP H08143198 A JPH08143198 A JP H08143198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
layer
tpu
sbr
rubber roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28806094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Nakabashi
正信 中橋
Masahiro Suzuki
雅博 鈴木
Ikuo Seki
育雄 関
Hideki Yagyu
秀樹 柳生
Yoshinori Tsuda
善規 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP28806094A priority Critical patent/JPH08143198A/ja
Publication of JPH08143198A publication Critical patent/JPH08143198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、摩擦係数が大きく且つ耐摩耗
性が優れしかも圧縮歪が小さいゴムローラを提供する。 【構成】本発明の構成は、第1にゴム層としてTPU、
SBR、TPS及び硫黄系架橋剤から成るブレンドゴム
組成物を用いたことを特徴とするゴムローラ、第2にT
PU層から成る内層と、そのTPU層上に設けたTP
U、SBR、TPS及び硫黄系架橋剤から成るブレンド
ゴム組成物の外層とから成ることを特徴とするゴムロー
ラの2点にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴムローラに関するもの
である。更に詳述すれば本発明は紙葉類搬送用ゴムロー
ラ、プラテン用ゴムローラ等として用いられるゴムロー
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】TPUはゴム弾性、耐摩耗性、機械的強
度等が優れていることからホース、チューブ、フィル
ム、シート、電線被覆材、バンパー、靴底等に広く実用
されている。
【0003】しかしながらTPUはゴムローラには殆ど
実用されていない。
【0004】これはTPUが摩擦係数と耐摩耗性とのバ
ランスがとりずらく且つ圧縮永久歪が大きいためであ
る。即ち、TPUは一般に摩擦係数安定性が劣り、逆に
その摩擦係数安定性を良くするための変性を行うと耐摩
耗性が劣るようになり、その結果紙葉類の取り込み性及
び搬送性が劣るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、摩擦係数が大きく且つ
耐摩耗性が優れしかも圧縮永久歪が小さいゴムローラを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、第1にゴム層としてTPU、SBR、TPS及び
硫黄系架橋剤から成るブレンドゴム組成物を用いたこと
を特徴とするゴムローラ、第2にTPU層から成る内層
と、そのTPU層上に設けたTPU、SBR、TPS及
び硫黄系架橋剤から成るブレンドゴム組成物の外層とか
ら成ることを特徴とするゴムローラ、第3にゴム層とし
てTPU、SBR、TPS、硫黄系架橋剤及び充填剤か
ら成るブレンドゴム組成物を用いたことを特徴とするゴ
ムローラ、第4にTPU層から成る内層と、そのTPU
層上に設けたTPU、SBR、TPS、硫黄系架橋剤及
び充填剤から成るブレンドゴム組成物の外層とから成る
ことを特徴とするゴムローラの4点にある。
【0007】本発明においてTPUとしてはエステル
系、エーテル系のいずれでもよいが、望ましくはJIS
−K6301で定めるA硬度が80以下の軟質タイプの
TPUが摩擦係数を高くする点から適当である。
【0008】また、本発明においてSBRとしては溶液
重合タイプ、乳化重合タイプのいずれでもよいが、スチ
レン量はTPUとの相溶性の点から10〜40モル%の
ものが適当である。
【0009】本発明においてTPSとしては工業的に実
用されており且つ硫黄系架橋剤と反応しないものならよ
く、例えば水素添加タイプであるポリスチレン〜ポリエ
チレン・ブチレン〜ポリスチレン(以下、SEBSと言
う)やポリスチレン・ポリエチレン・プロピレン〜ポリ
スチレン(以下、SEPSと言う)を用いることができ
る。
【0010】なお、充填剤としてカーボンブラックやシ
リカを配合するときには、これらと化学的反応性が大き
い溶液重合タイプSBRを用いることが外観向上及び耐
摩耗性向上に望ましい。
【0011】更に、本発明において硫黄系架橋剤として
はSBRを動的加硫できるために反応速度が遅いものな
らよい。
【0012】例えば、TPU/SBR=98/2〜30
/70のブレンドゴム100重量部に対して、TPSが
1〜200重量部、硫黄系架橋剤が0.05〜20重量
部から成るブレンドゴム組成物の最大トルクの90%に
達する時間が180℃で5〜40分の硫黄系架橋剤が適
切である。
【0013】ここにおいて加硫時間が5分以下のもので
は良好な分散が得られず、逆に40分以上のものでは混
練時間が長く、生産性が劣るので実用できない。
【0014】このような硫黄系架橋剤としては、具体的
にはN,N′−m−フェニレンビスマレイミド2−ベン
ゾチアゾイルジスルフィド,テトラメチルチウラムジス
ルフィド,ジフェニルグアニジン,N−シクロヘキシル
1,2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドイオウ,2
−メルカプトベンゾチアゾール,ジペンタメチレンチウ
ラムテトラスルフィド,テトラブチルチウラムジスルフ
ィド,テトラメチルチウラムモノスルフィド,ジラウリ
ルチオウレア,エチレンチオウレア,ジブチルチオウレ
ア,ジエチルチオウレア,ジメチルジチオカルバミン酸
の亜鉛塩,などを単独もしくは2種以上組み合わせて使
用される。
【0015】TPUへのSBR、硫黄系架橋剤、カーボ
ンブラックまたはシリカの添加は、あらかじめ硫黄系架
橋剤とカーボンブラックまたはシリカをSBRに混和し
た後加えることが特性上好ましい。
【0016】本発明においてはTPU、SBR、TPS
及び硫黄系架橋剤から成るブレンドゴム組成物は、重量
比でTPU/SBR=98/2〜30/70のブレンド
ゴム100重量部に対して、TPSが1〜200重量
部、硫黄系架橋剤が0.05〜20重量部に限定され
る。
【0017】まず、本発明においてベースゴムとしてT
PU/SBR=98/2〜30/70のブレンドゴムと
したのは、SBRの含有量が2重量%以下では圧縮永久
歪が大きくて実用性が乏しく、逆に70重量%を越える
と耐摩耗性及び押出時の外観が損なわれる為である。
【0018】また、TPU/SBR=98/2〜30/
70のブレンドゴム100重量部に対して、TPSを1
〜200重量部と限定したのは、1重量部以下では長期
通紙後の摩擦係数安定性の改良がみられなく、逆に20
0重量部を越えると圧縮永久歪が大きくなるためであ
る。
【0019】また、本発明において重量比でTPU/S
BR=98/2〜30/70のブレンドゴム100重量
部に対して、硫黄系架橋剤を0.05〜20重量部とし
たのは、0.05重量部以下では圧縮永久歪が大きくて
実用性が乏しく、逆に20重量部を越えるとブルーム現
象が発生して外観を悪化するためである。
【0020】なお、本発明においては上記成分の外に、
必要に応じて他のゴム、他の熱可塑性エラストマ、樹
脂、可塑剤、無機充填剤、架橋剤、安定剤、着色剤、酸
化防止剤、滑剤等を配合することができる。
【0021】本発明のゴムローラの製造方法としては工
業的に製造する方法なら特に限定されない。
【0022】例えば、一層構造のゴムローラでは押出成
形、射出成形、プレスモールド等の方法を用いることが
できる。
【0023】また、二層構造のゴムローラでも押出成
形、射出成形、プレスモールド等の方法を用いることが
できる。
【0024】なお、二層構造のゴムローラにおいて、内
層には接着性の点からTPUを用いるが、他の熱可塑性
エラストマや樹脂を用いることもできる。
【0025】この種の熱可塑性エラストマとしてはスチ
レン系エラストマ、オレフイン系エラストマ、エステル
系エラストマ、アミド系熱可塑性エラストマ、塩素系熱
可塑性エラストマ、ふっ素系熱可塑性エラストマ等があ
る。また、この種の樹脂としてはポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリエーテルサルホン、フェノール樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、
ポリビニリデンフルオライド、エチレン〜テトラフルオ
ロエチレン樹脂等がある。
【0026】本発明では混練時に動的加硫を行っている
ため通常の加硫工程を省略でき、それにより生産性を顕
著に上げることができる。
【0027】即ち、本発明においては一層構造のゴムロ
ーラ、二層構造のゴムローラは共に混練時に動的加硫を
行っているため、製造においては特別な加硫工程が不要
となり、その結果生産性を顕著に向上することができ
る。
【0028】この混練時における動的加硫は、TPUに
SBRをミクロ的に完全に混和させるためと、押出外観
を良くするために行われる。
【0029】なお、予め加硫したSBRをTPUに配合
すると、その分散性が劣り、その結果コストの上昇と外
観悪化を招く難点がある。
【0030】逆に、未加硫SBRを配合すると、押出時
にSBRの弾性挙動が発現して外観が悪化する。
【0031】SBRの架橋度はゲル分率で50%以上が
望ましい。ゲル分率の測定はまず試験ゴムローラをジメ
チルホルムアミド中に浸漬してTPU、TPS及び未架
橋SBRを溶解除去し、残渣である架橋SBRを元の配
合SBRに対する割合(%)として求めたものである。
【0032】本発明の一層構造のゴムローラ、二層構造
のゴムローラは、共に前述したような材料を用いている
ため摩擦係数が高く且つ耐摩耗性が優れしかも紙葉類搬
送性が優れている。
【0033】
【作用】本発明は、第1にゴム層としてTPU、SB
R、TPS及び硫黄系架橋剤から成るブレンドゴム組成
物を用いたことにより、摩擦係数が大きく且つ耐摩耗性
が優れしかも圧縮永久歪が小さいゴムローラを提供でき
ることにある。
【0034】第2にTPU層から成る内層と、そのTP
U層上に設けたTPU、SBR、TPS及び硫黄系架橋
剤から成るブレンドゴム組成物の外層とから成ることに
より、これらの特長に加えて優れた耐久性を発揮できる
ゴムローラを提供できる。
【0035】第3にゴム層としてTPU、SBR、TP
S、硫黄系架橋剤及び充填剤から成るブレンドゴム組成
物を用いたことにより、第1の発明の特長に加えて機械
的強度を改善したゴムローラを提供できる。
【0036】第4にTPU層から成る内層と、そのTP
U層上に設けたTPU、SBR、TPS、硫黄系架橋剤
及び充填剤から成るブレンドゴム組成物の外層とから成
ることにより、第2の発明の特長に加えて機械的強度が
優れたゴムローラを提供できる。
【0037】即ち、本発明ではTPUにSBR、TP
S、硫黄系架橋剤を配合することにより、摩擦係数が大
きく且つ耐摩耗性が優れしかも圧縮永久歪が小さいゴム
ローラを提供することができる。
【0038】摩擦係数安定性はTPSの配合により通紙
時に耐摩耗性を損なわない程度にローラ表面が極めて薄
く削れるようになり、それによりローラ表面が常に新し
くなって、その結果紙葉類を確実に搬送できるようにな
る。
【0039】更に、本発明においてはTPU、SBR、
TPSのブレンドゴムに対して、硫黄系架橋剤を配合す
ることによりロール混練時における動的加硫を可能と
し、それにより加硫工程を省略することができる。
【0040】そして本発明では更にTPU、SBR、T
PSのブレンドゴムに対して、硫黄系架橋剤の外に充填
剤を配合する。この充填剤の配合により機械的強度を向
上させると共に摩擦係数の増加、圧縮永久歪を小さくす
ることができる。
【0041】ここにおいて充填剤としてはカーボンブラ
ックとシリカが適当である。
【0042】その結果これらの構成要素が相乗的に作用
して摩擦係数が大きく且つ耐摩耗性が優れしかも圧縮永
久歪が小さく、優れたゴムローラを提供することができ
る。
【0043】
【実施例】次に、本発明のゴムローラの実施例及び比較
例について説明する。
【0044】表1は実施例1〜11のゴムローラについ
て、また表2は比較例1〜6のゴムローラについて、そ
れらのゴム成分配合及びゴムローラの特性試験結果を示
したものである。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】これらのゴムローラの製造手順は、まず表
1、2のように配合した混和物をニーダを用いて混練し
てそれぞれのブレンドゴム組成物を得る。
【0048】次に、かくして得られたブレンドゴム組成
物を40mm押出機に入れ、チューブを作成した。この押
出条件は40mm押出機のL/D=22、シリンダー1部
の温度が160℃、シリンダー2部の温度が170℃、
シリンダー3部の温度が180℃、シリンダー4部の温
度が190℃、ダイ温度200℃である。
【0049】次に、かくして得た長尺のチューブを所定
のゴムローラ長さとなるように切断して円筒部材とし、
これらを試験用ゴムローラとした。このようにして実施
例1〜11のゴムローラ及び比較例1〜6のゴムローラ
を作成した。
【0050】まず、耐摩耗性、摩擦係数の測定は、これ
らの試験ゴムローラを装着したモデル紙葉類搬送装置に
てA4サイズのPPC用紙を10,000枚〜50,0
00枚を通紙させた。
【0051】ゴムローラの耐摩耗性はこのようにしてP
PC用紙を通紙させた後の試験ゴムローラの外径減少量
で評価した。
【0052】摩擦係数の測定は、駆動軸に固定した試験
ゴムローラと一定荷重(W)を掛けたフリードラムとの
間にロードセルを連結したOCR紙を挟み、それから前
記試験ゴムローラを回転させて摩擦力(F)を測定し
た。摩擦係数はその摩擦力(F)と荷重(W)とを式=
F/Wに入力して算出した。ここにおいてOCR紙を用
いたのは試験精度が向上するためである。
【0053】まず、表1の試験結果について説明する。
【0054】実施例1〜11のゴムローラは摩擦係数が
大きく且つ耐磨耗性が良好でしかも圧縮永久歪が小さ
く、その結果優れた紙葉搬送性を発揮した。
【0055】これらに対して表2から分かるようにTP
U単独の比較例1のゴムローラは耐摩耗性がよいが、5
0,000枚通紙後の摩擦係数の低下が大きい上に圧縮
永久歪を大きいと言う難点がある。
【0056】TPUを含まない比較例2のゴムローラは
耐摩耗性と圧縮永久歪特性が良好であるが、50,00
0枚通紙後の摩擦係数の低下が大きいと言う難点があ
る。
【0057】TPU、SBR、TPS、硫黄系架橋剤の
から成るものの、TPSの配合量が本発明の限定範囲を
越える比較例3のゴムローラは、摩擦係数特性と耐摩耗
性が良好であるが、圧縮永久歪が大きいと言う難点があ
る。
【0058】また、硫黄系架橋剤を含まない比較例4の
ゴムローラは摩擦係数特性と耐磨耗性が良好であるが、
圧縮永久歪が大きいと言う難点がある。
【0059】TPU、SBR、TPS、硫黄系架橋剤か
ら成るものの、硫黄系架橋剤の配合量が本発明の限定範
囲を越える比較例5のゴムローラは摩擦係数特性、耐磨
耗性及び圧縮永久歪特性が良好であるが、ブルーム現象
が発生すると言う難点がある。
【0060】また、TPU、SBR、TPS、硫黄系架
橋剤から成るものの、SBRの配合量が本発明の限定範
囲を越える比較例6のゴムローラは摩擦係数特性と圧縮
永久歪特性が良好であるが、耐磨耗性及び押出し特性が
劣ると言う難点がある。
【0061】なお、表1、2には示さないが内層にTP
U層を設け、更にそのTPU層上に実施例1〜11の組
成のブレンドゴムをそれぞれ被覆して成るゴムローラ
は、いずれも摩擦係数が大きく且つ耐摩耗性が優れしか
も圧縮永久歪も小さく、その上優れた耐久性、機械的強
度を発揮した。
【0062】
【発明の効果】本発明のゴムローラは摩擦係数が大きく
且つ耐摩耗性が優れしかも圧縮永久歪も小さいと言う優
れた特性を発揮できるものであり、工業上有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳生 秀樹 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 津田 善規 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日立 電線株式会社電線工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム層としてウレタン系熱可塑性エラスト
    マ(以下、TPUと言う)、スチレン〜ブタジエンゴム
    (以下、SBRと言う)、スチレン系熱可塑性エラスト
    マ(以下、TPSと言う)及び硫黄系架橋剤から成るブ
    レンドゴム組成物を用いたことを特徴とするゴムロー
    ラ。
  2. 【請求項2】ゴム層が重量比でTPU/SBR=98/
    2〜30/70のブレンドゴム100重量部に対して、
    TPSを1〜200重量部、硫黄系架橋剤を0.05〜
    20重量部配合して成るブレンドゴム組成物であること
    を特徴とする請求項1記載のゴムローラ。
  3. 【請求項3】ゴム層が混練時において動的加硫を受けた
    ものであることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のゴムローラ。
  4. 【請求項4】ブレンドゴム組成物の最大トルクの90%
    に達する時間が180℃で5〜40分の範囲に入る硫黄
    系架橋剤を用いたことを特徴とする請求項1記載のゴム
    ローラ。
  5. 【請求項5】軸芯上にゴム層を被覆して成るゴムローラ
    において、前記ゴム層はTPU層から成る内層と、該T
    PU層上に設けたTPU、SBR、TPS及び硫黄系架
    橋剤から成るブレンドゴム組成物の外層とから成ること
    を特徴とするゴムローラ。
  6. 【請求項6】ゴム層としてTPU、SBR、TPS、硫
    黄系架橋剤及び充填剤から成るブレンドゴム組成物を用
    いたことを特徴とするゴムローラ。
  7. 【請求項7】充填剤がカーボンブラックであることを特
    徴とする請求項6記載のゴムローラ。
  8. 【請求項8】充填剤がシリカであることを特徴とする請
    求項6記載のゴムローラ。
  9. 【請求項9】軸芯上にゴム層を被覆して成るゴムローラ
    において、前記ゴム層はTPU層から成る内層と、該T
    PU層上に設けたTPU、SBR、TPS、硫黄系架橋
    剤及び充填剤から成るブレンドゴム組成物の外層とから
    成ることを特徴とするゴムローラ。
JP28806094A 1994-11-22 1994-11-22 ゴムローラ Pending JPH08143198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28806094A JPH08143198A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 ゴムローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28806094A JPH08143198A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 ゴムローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08143198A true JPH08143198A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17725321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28806094A Pending JPH08143198A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 ゴムローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08143198A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100732077B1 (ko) 도전성 고무 롤러
JP5589289B2 (ja) ゴム組成物
JP2003342480A (ja) 導電性熱可塑性エラストマー組成物
JPH09100413A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
CN1470561A (zh) 导电弹性体组合物,导电性辊筒和导电性带体
JP2007291295A (ja) 耐水性ニトリルゴム組成物
JP3600517B2 (ja) 導電性ゴム組成物並びに該導電性ゴム組成物を用いた導電性ゴムローラ及び導電性ゴムベルト
JP2003064262A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物及びその製造方法
JP3679365B2 (ja) 導電性ローラまたは導電性ベルト、およびその製造方法
JP4677823B2 (ja) 熱可塑性エラストマー積層体
US9586113B2 (en) Golf club grip and golf club
JP5297636B2 (ja) 導電性ゴムローラとその製造方法および帯電ローラ
JPH11100512A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPH07293550A (ja) ゴムローラ
JPH08143198A (ja) ゴムローラ
JPH08114217A (ja) ゴムローラ
JPH08143199A (ja) ゴムローラ
US6589647B1 (en) Thermoplastic elastomer composition
JPH08143200A (ja) ゴムローラ
TWI637025B (zh) 熱塑性動態硫化彈性體之組成物及其製備方法與產品
WO2015060062A1 (ja) 紙送りローラ
EP0133936B1 (en) Rubber compositions and articles thereof having improved metal adhesion retention
JP3299914B2 (ja) 導電性弾性ゴム部材
JP2003226781A (ja) シール性に優れたゴム組成物
JP2000109704A (ja) 紙送りローラ用ゴム組成物及び紙送りローラ