JPH08143155A - コンテナ上下連結装置 - Google Patents

コンテナ上下連結装置

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JPH08143155A
JPH08143155A JP29080494A JP29080494A JPH08143155A JP H08143155 A JPH08143155 A JP H08143155A JP 29080494 A JP29080494 A JP 29080494A JP 29080494 A JP29080494 A JP 29080494A JP H08143155 A JPH08143155 A JP H08143155A
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lever
twist lock
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藤本健幸
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菊地和男
Hiroshi Asano
浅野寛
Isamu Fukui
福井勇
Sosaku Omi
近江宗作
Shingo Shimada
島田真吾
Hiromi Komazaki
駒崎博美
Osamu Murakami
村上修
Hideo Iida
飯田日出夫
Kanji Obata
小幡寛治
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KOWAN NIYAKU KIKAIKA KYOKAI
UNYUSHO KOWAN GIJUTSU KENKYUSHO
IHI Corp
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Hitachi Zosen Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
JFE Engineering Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Kawaden Co Ltd
Original Assignee
KOWAN NIYAKU KIKAIKA KYOKAI
UNYUSHO KOWAN GIJUTSU KENKYUSHO
IHI Corp
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Hitachi Zosen Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Sumitomo Heavy Industries Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下のコンテナを連結状態で吊り下げ可能な
構造とできるとともに、ハンドリングの容易さ、更に、
連結装置の自動化を容易にできるようなコンテナ上下連
結装置を提供することを目的とする。 【構成】コンテナの幅とほぼ同じ長さを有し、コンテナ
両端にあるツイストロック金具孔に一致する位置に、各
々、上下に突出したツイストロック金具を備え、各ツイ
ストロック金具には、回転力を与えるレバーが連結され
ており、このレバーは常時はコイルバネによりツイスト
ロック金具をロック位置にセットしており、一方、レバ
ーには、着脱装置の操作金具と嵌合して、レバーをアン
ロック方向に移動させ得る操作ロッドを備え、かつ、着
脱装置からの支持金具に対して、それと嵌合できる部分
を有する組コネクタを構成要素とすることを特徴とする
上下のコンテナに係合して、その上下に係合したコンテ
ナを吊り下げ可能にできるコンテナ上下連結装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナ上下連結装置
に関し、更に、複数のコンテナを同時荷役するための上
下コンテナの連結設備を含めるコンテナ上下連結装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下コンテナ連結は、オンデッキ
積みされたコンテナの横方向のずれを防止するのが、主
な目的とされていたため、連結状態でコンテナを吊り上
げられるような設計にはなっていない。その連結には、
スタッキングコーンと呼ばれる金具が用いられ、4個の
金具でコンテナの4隅を各々独立して連結している。
【0003】また、従来、普通1個単位でコンテナを取
り扱っており、そのため岸壁コンテナクレーンやヤード
のトランスファークレーンの取扱能力も普通1時間当り
30〜40個である。1個単位の取扱で荷役能率を上げ
るには、クレーンの運動速度を速めるか或いはクレーン
の台数を増やすことも考えられるが、いずれも物理的な
制約で、それほどの能率の向上は期待できない。また、
2個単位でコンテナを取扱っている例もあるが、これ
は、コンテナを長手方向に並べ且つコンテナ相互を連結
せぬまま取扱うものであることから、吊り具との位置決
めが難しく、荷役効率の向上にはいたっていない。
【0004】従って、荷役能率を飛躍的に上げるには、
コンテナを上下積層状に並べて取扱い、一単位取扱量を
倍加することが考えられるが、従来、そのようなものに
する具体的な解決案が提案されていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2個のコン
テナを上下方向に上下積層状にして連結状態で吊り上げ
可能な構造とできるとともにし、ハンドリングの容易
さ、更に、連結装置の自動化を容易にできるようなコン
テナ上下連結装置を提供することを目的とする。従来
は、上下コンテナを連結することにより、更に、複数コ
ンテナ吊りスプレッダ並びに複数コンテナ搬送車両を利
用することにより、コンテナ荷役時間を大幅に短縮し、
ターミナル荷役の効率を飛躍的に向上する必要があった
にもかかわらず、満足する装置、システムは実用化され
ていなかった。
【0006】そのために、コンテナ幅方向の2つの金具
を一体化したベア式コネクタとするものを提供するが、
ロックする箇所は、ペア、即ち2つに限らず、複数個で
連結するという意味で、組コネクタと称する。複数個の
コンテナを上下方向に連結して、一括荷役できるように
する上下連結装置並びに、その上下連結操作を自動化で
き、連続的に上下連結、そして、脱着する施設を有し、
コンテナ荷役の高能率化を図ることのできるコンテナ上
下連結装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
な課題の解決のためになされたもので、コンテナの幅と
ほぼ同じ長さを有し、幅方向に向い合った2対のコンテ
ナ隅金具孔に一致する位置に、各々、上下に突出したツ
イストロック金具を備え、各ツイストロック金具には、
回転力を与えるレバーが連結されており、このレバーは
常時はバネによりツイストロック金具をロック位置にセ
ットしており、一方、レバーには、着脱装置の操作金具
と嵌合して、レバーをアンロック方向に移動させ得る操
作板が固定され、かつ、着脱装置からの支持金具に対し
て、それと嵌合できる部分を有する組コネクタを構成要
素とすることを特徴とする上下のコンテナに連結して、
その上下に連結したコンテナを吊り下げ可能にできるコ
ンテナ上下連結装置を提供する。
【0008】更に、コンテナの幅とほぼ同じ長さを有
し、幅方向に向い合った2対のコンテナ隅金具孔に一致
する位置に、各々、上下に突出したツイストロック金具
を備え、各ツイストロック金具には、回転力を与えるレ
バーが連結されており、このレバーは常時はバネにより
ツイストロック金具をロック位置にセットしており、一
方、レバーには、着脱装置の操作金具と嵌合して、レバ
ーをアンロック方向に移動させ得る操作板が固定され、
かつ、着脱装置からの支持金具に対して、それと嵌合で
きる部分を有する組コネクタと;組コネクタのレバー操
作のためにコネクタの操作板に嵌合する操作金具、組コ
ネクタと嵌合する支持金具を備え、更に、嵌合した組コ
ネクタを上方向に回転させて、コンテナ隅金具との結合
位置から外し、更に回転させて組コネクタ供給位置に戻
し、或いは、逆に、組コネクタの供給位置からコンテナ
隅金具との連結位置に移動させる移動装置、そして、該
操作金具を左右運動させる駆動装置と、係合された組コ
ネクタを移出させるため駆動力を与える駆動装置を有す
る着脱装置を備えることを特徴とする発明であり、それ
は、請求項1に記載の発明と産業上の利用分野及び解決
しようとする課題が同一である。そして、その組コネク
タが、構成に欠くことができない事項の主要部であり、
その点で同一である発明である。
【0009】更に、コンテナの幅とほぼ同じ長さを有
し、幅方向に向い合った2対のコンテナ隅金具孔に一致
する位置に、各々、上下に突出したツイストロック金具
を備え、各ツイストロック金具には、回転力を与えるレ
バーが連結されており、このレバーは常時はバネにより
ツイストロック金具をロック位置にセットしており、一
方、レバーには、着脱装置の操作金具と嵌合して、レバ
ーをアンロック方向に移動させ得る操作板が固定され、
かつ、着脱装置からの支持金具に対して、それと嵌合で
きる部分を有する組コネクタと;組コネクタのレバー操
作のためにコネクタの操作板に嵌合する操作金具、組コ
ネクタと嵌合する支持金具を備え、更に、嵌合した組コ
ネクタを上方向に回転させて、コンテナ隅金具との結合
位置から外し、更に回転させて組コネクタ供給位置に戻
し、或いは、逆に、組コネクタの供給位置からコンテナ
隅金具との連結位置に移動させる移動装置、そして、該
操作金具を左右運動させる駆動装置と、係合された組コ
ネクタを移出させるため駆動力を与える駆動装置を有す
る着脱装置を備え、更に、前記組コネクタを自動的に着
脱装置に供給する組コネクタ供給装置を備えることを特
徴とする発明であり、それは、請求項1に記載の発明と
産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であ
る。そして、その組コネクタが、構成に欠くことができ
ない事項の主要部であり、その点で同一である発明であ
る。
【0010】従って、本発明は、複数の組コンテナを上
下積層状に連結するコンテナ上下連結機であって、上下
のコンテナ間を着脱自在に連結する組コネクタと、この
組コネクタをコンテナ上における所定のコネクタ着脱位
置への給排移送させる組コネクタ移送装置とを具備して
いるコンテナ上下連結機である。そして、多数の組コネ
クタを貯蔵しうるコネクタ貯蔵領域を有し、このコネク
タ貯蔵領域と前記コネクタ移送装置との間に亘って組コ
ネクタを搬送するコネクタ搬送装置を、更に具備するこ
とを特徴とする前記のコンテナ上下連結機である。ま
た、前記コネクタ移動装置及びコネクタ搬送装置を自動
制御する制御装置を更に具備することを特徴とする前記
のコンテナ上下連結機である。
【0011】また、本発明による組コネクタを、コンテ
ナ長手方向の両側からフィードし、これを、組コネクタ
着脱装置ですくい上げ、コンテナ上に回転させて装着す
る機構をも付したものである。この着脱装置は、同時
に、組コネクタの供給装置からの組コネクタを自動的に
係合して、コンテナの係止位置に、組コネクタを適切位
置に供給できるものである。
【0012】
【作用】本発明のコンテナ上下連結装置は、次のような
見地から成されたものである。コンテナ港湾荷役技術に
おいては、コンテナ荷役時間の短縮が重量な課題となっ
ている。従来は、上下コンテナを連結することにより、
更に、複数コンテナ吊りスプレッダ並びに複数コンテナ
搬送車両を利用することにより、コンテナ荷役時間を大
幅に短縮し、ターミナル荷役の効率を飛躍的に向上する
必要がある。
【0013】本発明のコンテナ上下連結装置を用いる高
速荷役システムは、次のような構成要素を有する。即
ち、上下2段のコンテナに連結するために、ペアタイプ
の組コネクタと、その組コネクタを着脱する着脱装置
と、その着脱装置をスライドさせるスライド装置と、組
コネクタを供給するか、或いは、配置するスライド装置
のための架台及び操作台である。
【0014】その組コネクタは、圧縮コイルバネ、バネ
用レバー、操作ロッド、ツイストロック、ツイストロッ
ク用レバー、ケーシング等により構成される。組コネク
タは、常時は圧縮コイルバネにより、操作ロッド、レバ
ーを介してツイストロック金具をロック位置にセットし
ている。そして、コンテナを分離するときは、シリンダ
を操作してコイルバネを圧縮させ、操作ロッドを介して
ツイストロック金具をアンロックする方向に回転させ
る。そして、コンテナを連結する場合には、同様に、操
作ロッドを動かすことにより、ツイストロックをロック
方向に回転させる。そして、コイルバネ、操作ロッド、
ツイストロック金具、レバーは箱型のケーシング中に収
納されている。また、ツイストロック金具は、その両端
に具備され、従って、その2つのツイストロック金具の
間隔は、連結すべきコンテナの幅、即ち、コンテナの幅
方向に両端にロック孔の間隔に合致している。
【0015】そして、その脱着装置即ち、アンロック装
置は、組コネクタのツイストロック金具をロック状態か
らアンロック状態にさせる装置であり、圧縮コイルバネ
駆動用パワーシリンダー、ツイストロック操作用レバ
ー、ケーシング、センサ等により構成されている。即
ち、組コネクタに組み込まれているコイルバネをシリン
ダー駆動により圧縮させ、ツイストロック操作レバーを
介してツイストロック金具を90°回転させて、アンロ
ック状態として、組コネクタをコンテナにセット又はコ
ンテナより分離することができる。通常、鋼板製ケーシ
ング構造内に収納している。
【0016】更に、着脱装置、即ち、アンロック装置部
の片端に位置し、組コネクタを固定し、それを移出させ
る装置であり、それは、サイクロ減速機、カップリング
具、軸受、センサ等により構成される。サイクロ減速機
にカップリングを介して連結されている軸を駆動するこ
とにより、組コネクタを、180°回転させ、移出させ
るものである。その回転速度は可変が好適である。
【0017】着脱装置、即ち、組コネクタを保持した着
脱装置を、待機位置からコンテナ前の所定位置に、又
は、その反対方向にスライド移動させるスライド装置を
備える。これは、回転装置部受け台車、パワーシリンダ
ー、台車フレーム用レール、台車ストッパー、センサ等
により構成される。コネクタを保持した着脱装置を積ん
だ台車を両側2台のパワーシリンダーにより押し引きす
る構造であり、着脱装置は、台車フレームに搭載されて
おり、着脱装置は、組コネクタをコンテナに調芯する際
に、コンテナの幅方向に若干移動可能で、組コネクタを
ツイストロック孔位置に、組コネクタのツイストロック
金具が入るように、位置を調整できる。
【0018】架台は、スライド装置を搭載支持するため
のものであり、操作台上には、組コネクタ並びに着脱装
置を操作するための操作盤を設置している。また、その
ための制御盤は、スペース、操作の便利の上で、地上に
設置すると好適である。なお、架台のレベリング作業を
容易にするために、架台と操作台は分離、独立させるの
が好適である。
【0019】即ち、本発明のコンテナ上下連結装置は、
組コネクタで上下にコンテナを連結するものであり、そ
の連結作業を容易に、且つ自動化できるようにするため
に、コネクタの着脱装置を用いて行ない、その着脱装置
からコネクタを操作して、ロック及びアンロック作業が
でき、更に、その着脱装置には、コネクタを次々に供給
できる供給装置が付与されている。
【0020】以上のようなコンテナ上下連結装置を次の
ようにして、コンテナの荷役に用いると、以下のような
顕著な効果が得られるものである。コンテナの船積みに
あたっては、ヤードクレーンで荷役された個々のコンテ
ナを、移動台車上に装備したコンテナ上下連結装置でコ
ンテナを上下連結し、連結したコンテナを再びヤードク
レーンで荷役して、コンテナ搬送車両に積み込んで、岸
壁クレーン下まで搬送し、岸壁クレーンに装備されたス
プレッダにより、上下に連結されたコンテナを吊り下
げ、船積みし、かつコンテナの陸揚げにあたっては、上
下に連結された状態で船上に積まれたコンテナを、岸壁
クレーンに装備されたスプレッダにより吊り下げて、コ
ンテナ搬送車両に積み卸し、移動台車上に装備した本発
明のコンテナ上下連結装置の近傍に搬送して、その上下
連結装置により、上下のコンテナを分離した後、必要に
より、コンテナを個々に荷役するヤードクレーンで取扱
せる。
【0021】また、移動台車上に装備した本発明のコン
テナ上下連結装置は、架構上にコンテナ幅方向左右の隅
の金具ロック機構を、一体化した本発明のコンテナ上下
連結装置(コネクター)と、該連結装置を連続的に供給
し、排出する装置を備え、また、スライド回転式組コネ
クタ着脱装置を備え、コンテナの連結に当っては、上下
コンテナ間に組コネクタを介在せしめ、これをロック
し、コンテナの分離に当っては、組コネクタをアンロッ
クして、排出することができる。
【0022】即ち、上下2個の連結されたコンテナを、
岸壁クレーンに装備されたスプレッダにより一括吊り上
げを可能とする。即ち、コンテナを上下2個積載して、
ヤードクレーンと岸壁クレーン間を往復して、コンテナ
を搬送して、荷役能率を飛躍的に高める。
【0023】本発明のコンテナ上下連結装置は、更に、
コンテナに荷役に際して、あらかじめ地上において、個
々のコンテナを複数個上下に連結させめる装置に合わせ
て、この装置により上下に連結されたコンテナを吊り下
げるスプレッダ、上下に連結されたコンテナの搬送車両
並びに上下に連結されたコンテナを吊り下げるためのコ
ンテナクレーン及びヤードクレーンにより、能率的な荷
役を行なうことができる。
【0024】本明細書においては、上下の2つのコンテ
ナを連結する装置について、説明するが、更に、3個以
上のコンテナを上下に連結する装置としても使用でき
る。また、本発明により、上下に2つのコンテナを連結
したものを、2つ幅方向に並べたものを1単位として荷
役作業を行なうと、更に、荷役能率は、約4倍に倍加で
き、飛躍的に荷役能率を上げることができる。
【0025】次に、本発明のコンテナ上下連結装置を具
体的に実施例により説明するが、本発明はそれらによっ
て限定されるものではない。
【0026】
【実施例1】図1は、本発明のコンテナ上下連結装置の
一例を示す説明的な平面図と正面図である。組コネクタ
1は、図示のように、コンテナ(20、図5参照)の幅
とほぼ同じ長さの全体として棒状のものであり、図で
は、途中を省略してあるが、機能部材は、図示のように
ケーシング内に収納されている。そして、その両端部に
は、コンテナ両端にあるツイストロック金具孔(図6参
照)に一致する位置に、各々、上下に突出したツイスト
ロック金具2、2’、2”、2’”を備える。コンテナ
のツイストロック金具孔は、長径と短径のある矩形或い
は楕円形状の孔を有し、そこに、長径と短径を有する楕
円形状を断面を有する図示のような矢印先端のツイスト
ロック金具を挿入して、金具を90°回転すると、抜け
なくなり、連結されるものである。そのツイストロック
金具は、回転可能であり、コンテナの4隅にある金具孔
に、挿入して、90°回転させると、コンテナ同志を連
結させることができる。即ち、図示の左右のツイストロ
ック金具2、2’、2”、2’”で上下のコンテナを連
結させるために、コンテナに横方向の力が不必要にかか
らないで、上下方向の力のみで、全部、組コネクタ1の
ツイストロック金具のみで、吊り下げることができる。
【0027】組コネクタ1には、ツイストロック操作用
バー(作動バー)3が収納されており、バー3は、結合
ピン4とレバー5を介して、全ツイストロック金具に連
結されており、バー3を軸移動することにより全金具が
同期して、ロック位置をアンロック位置とにわたって回
転操作される。そして、図1に示すように、バー3は、
常に、バー3の中央付近の周囲に巻かれた図示のコイル
バネ3’により、全てのツイストロック金具をロック位
置とする状態に付勢保持されている。また、バー3の中
央部付近には、フレーム部材(支持板)6が固定され、
フレーム部材には、嵌合凹部7を備える。嵌合凹部は、
着脱装置(12、14、10、11:図2参照)の操作
金具(8:図2参照)と嵌合され、バー3をアンロック
方向に或いはロック方向に移動させる機構である。
【0028】また、組コネクタ1は、着脱装置(図2参
照)からの支持金具(12:図2参照)に対して、それ
と嵌合できる部分12’を有する。この部分12’は、
コネクタにおける金具の突起部分や中央部よりも、凹に
してあり、そのためにコネクタが上下からコンテナに挾
まれた状態でも、着脱装置14のフォーク(支持具1
2)がコネクタに係脱でき、且つ、金具を操作できる。
また、嵌合部分14の支持具との嵌合側には、図4に示
すように、テ−パ−状のガイド部材12’となってい
る。支持部12との嵌合を確実にしている。
【0029】更に、着脱装置14の中には、パワーシリ
ンダーを備え、操作金具8を左右に運動させる操作金具
9に往復運動を与える。また、着脱装置14には、図示
のように、ケーシング、センサ等も備えている。また、
組コネクタ1のバー3に組み込まれているコイルバネ
3’により、ツイストロック金具2、2’は回転を固定
されているが、組コネクタ1が着脱装置14に、12と
12’及び7と8により嵌合されているとき、パワーシ
リンダーの力によるシリンダー駆動により、操作金具9
とレバー8と操作金具7、板6を介して、力が伝達さ
れ、コイルバネ3’を圧縮させ、ツイストロック操作バ
ー3を介してツイストロック金具2を、図2の点線と実
線で示すように、90°回転させて、ロック状態とし
て、組コネクタ1をコンテナにセットする。そして、逆
に操作すると、パワーシリンダーの力により、組コネク
タ1を、コンテナより分離することができる。そして、
コネクタは、通常、鋼板製ケーシング構造を利用してい
る。
【0030】本発明によると、更に、図2に示すような
組コネクタ1の着脱装置を備える。図2は、着脱装置1
4が、コンテナに係合している組コネクタ1に係合して
いる状態で示している一部剥ぎ取った平面図である。着
脱装置14は、バー3の中央付近に取付けられたフレー
ム部材6の嵌合凹部7に嵌合し、金具2をアンロック方
向に移動操作させ得る操作ロッド8を備え、組コネクタ
1と嵌合できるフォーク12を有する。更に、ケーシン
グ14中には、パワーシリンダー9を備えており、パワ
ーシリンダーの縮小により、操作ロッド8が傾転する
と、フォーク12が、コネクタ1に係合した時、同時に
バー3のフレーム部材6に着脱装置のレバー8が係合
し、フレーム部材6とレバー8の係合状態でバー3がコ
イルスプリング3’により付勢保持されることとなる。
即ち、着脱装置14は、操作ロッド8と嵌合凹部7を介
して、レバー8に往復運動を制御よく与え、レバー8を
介して、組コネクタ1内のバー3に往復運動を与え得
る。それにより、ツイストロック金具をアンロックする
ことができる。
【0031】着脱装置14には、図示のように、組コネ
クタ1に差し挾んで係合する(フォ−ク状の)部材12
を有する。なお、図4に、コネクタに差し挾んで係合し
た状態の断面を示す。フォーク12に先端外側には、面
取り部12’を設けてあり、コネクタ側へ差し挾む時の
位置合わせを容易にしている。更に、この着脱装置14
は、保持した組コネクタ1をそのまま回転させて、図3
に示すように、コンテナ結合位置から外す位置に、或い
は、逆に、給排位置からコンテナ結合位置に移送できる
ようになっている。そのために、着脱装置14全体を回
転させる回転装置を備え、それは、モーター11とモー
ターの回転を減速させる減速機10を備えることによ
る。即ち、それは、サイクロ減速機、カップリング、軸
受、センサ等により構成される。サイクロ減速機にカッ
プリングを介して連結されている軸を駆動することによ
り、着脱装置14を、180°回転させるものである。
【0032】図3は、着脱装置14に結合された組コネ
クタ1をその周りに回転させて、コンテナ係合位置(図
3では、右側位置で、実線で示す位置)から外す位置
(図では、左側位置)に、或いは、逆に、給排位置(図
3では、左側位置、鎖線で示す位置)からコンテナ結合
位置(図では、右側位置)に移動させる様子を示す。着
脱装置14は、スライド台車15に搭載され、サイド車
輪16でレールフレーム17にガイドされており、レー
ル17の上を右から左に、また、左から右へパワーシリ
ンダー18により移動できるものである。(ここでの左
右は図3に示す左右を言う。)即ち、着脱装置14は、
左側にある組コネクタ供給装置から供給されてくる組コ
ネクタ1を上記のフォーク12とレバー8で係止して、
図示のように、左側から時計周りで回転させて、右側に
ある係止コンテナの上に載せる。即ち、カートリッジ台
車21に載置された組コネクタ1に対して、着脱装置1
4をパワーシリンダー18で図の鎖線に示すように、引
くことにより、係合する。次に、係合された組コネクタ
1を図示のように時計周りで回転させて、右側にする。
同時に、着脱装置14は、スライド台車15がレールフ
レーム17上をスライドし、組コネクタ1をロック位置
にする。また、組コネクタ1をコンテナから外す場合
は、以上の反対向きに動き、着脱装置14は、コンテナ
20の上の組コネクタ1に、部材12、8等で係止し、
次に、アンロック動作で、ツイストロックを回転させ、
アンロックし、着脱装置14で逆向きに組コネクタ1を
運ぶものである。
【0033】即ち、着脱装置14は、待機位置からコン
テナ前の所定位置に、又は、その反対方向にスライド移
動させるスライド装置15、16、17等を備える。ス
ライド装置は、スライド台車15、ガイド車輪16、パ
ワーシリンダー18、スライド用レールフレーム17及
び台車ストッパー、スライド台車位置を検出するセンサ
等を備えるものである。スライド装置は、両側2台のパ
ワーシリンダー18により押し引きする構造であり、レ
ールフレーム17に搭載されており、着脱装置14は、
スライド台車15ごとにパワーシリンダー18で、押さ
れ、引かれるものである。更に、着脱装置14は、組コ
ネクタ1をコンテナ20に調芯する際に、コンテナの幅
方向に若干移動可能で、組コネクタ1のツイストロック
金具2が、コンテナのツイストロック孔に確実に挿入で
きる。
【0034】着脱装置14のコンテナ幅方向への移動
は、レールフレーム17の左右端部材の下面に着脱装置
のスライド方向と直角方向に移動できる車輪19を設
け、更に架台25上面のガイドレール部材17で支持さ
れることにより可能となり、コンテナのツイストロック
孔と金具に若干の食い違いが生じた時は、金具2の挿入
側の面の傾斜面により、ガイドされ、金具の挿入に伴っ
て着脱装置全体が移動する構造である。即ち、図示のよ
うに、着脱装置14は、保持した組コネクタ1を回転さ
せて、コンテナ係合位置から外す位置に(即ち、右側か
ら左側へ移出する)、或いは、逆に、供給位置からコン
テナ係合位置(左側から右側へ)に回転させるための組
コネクタ1の回転装置を、上記のように、モーター、減
速装置として備える。更に、左右運動させる駆動装置、
即ちパワーシリンダー18を備える。
【0035】図4は、着脱装置14が組コネクタ1に係
合する部材12の機構を示す一部断面図である。即ち、
上のコンテナ20と下のコンテナ20’の間にある組コ
ネクタ1の部材12’を挾むようにして、係止部材12
が差し込まれる。このとき、着脱装置14の係合レバー
8は、組コネクタ1の係合凹部7に、同時に差し込まれ
る。図2に示すように、係合レバー8は、係合凹部7を
介して、ツイストロック操作バー3を運動できるように
なり、ツイストロック2をアンロックすることができ
る。
【0036】図5は、本発明のコンテナ上下連結装置を
用いての実際のコンテナ20の連結作業を行なわせる施
設の模式的斜視図である。本発明による施設の間に、コ
ンテナ20を置くと、両側のコンテナ上下連結装置か
ら、組コネクタ1が出てきて、搭載される。(この連結
装置全体とコンテナ20は、図6に示すように、台車3
0に載置されているが、図5では、これを省略してあ
る。)即ち、着脱装置14に結合された組コネクタ1
は、回転されてきて、図のコンテナ20のツイストロッ
ク孔27に挿入される。このときには、パワーシリンダ
ーにより金具をアンロック位置にしておいて、金具2を
ツイストロック金具孔27に挿入される。その上に、上
のコンテナ20’が載置され、各々のツイストロック孔
27が、組コネクタ1のツイストロック突起2に各々入
る。そして、着脱装置14のパワーシリンダー9が、ツ
イストロック操作バー3を操作して、ツイストロック突
起2をロック側に90°回転させ、コイルスプリング
3’の力により、ロック位置に付勢保持される。即ち、
組コネクタ1は次々に組コネクタ供給装置19から供給
され、コンテナを次々に連結することができる。そし
て、コンテナ1を連結から解除、即ちアンロックする場
合には、以上の逆に操作がされる。
【0037】図6は、図5の斜視図に示す施設の詳細の
荷役システムを示す説明図である。即ち、組コネクタ1
を連続的に供給していき、組コネクタ1を組コネクタ着
脱装置14により、コンテナ20、20’の間に供給
し、上下に連結、ロックする全体の装置を示す。組コネ
クタ1は、次々に組コネクタカートリッジ21から供給
され、着脱装置14に結合され、回転させ、コンテナ2
0の所定位置に結合させる。この際に、組コネクタ1を
供給する装置としては、チェーンコンベヤ方式が好適で
ある。
【0038】コンテナガイド22は、コンテナの四隅の
位置に相当する位置に設け、コンテナの隅の2側面をガ
イドすると共にコンテナガイドに入り易い様に、上部を
ラッパ状態に拡げてある。即ち、コンテナ20、20’
は、コンテナガイド22を用いて、所定位置に停止され
る。また、組コネクタ1は、図示のように、組コネクタ
供給装置24からカートリッジ21に所定数載置され
て、次々に、着脱装置14の組コネクタ1と反対側か
ら、図示のように、供給される。載置された組コネクタ
をすべて使用して、空になったカートリッジ21は、図
示のように、下側に降ろされる。このカートリッジ21
を挙げたり、降ろしたりするためのリフターを、この供
給装置24内に設けることもできる。即ち、カートリッ
ジの保持棚、保持シリンダー、移動させるコンベヤ等を
備えて、設置することができる。
【0039】そして、このような装置は、例えば、図7
に示すように、全体が台車上に設置でき、必要に応じて
所望の作業位置へ移動できる。また、ヤ−ドクレーン
(図示せず)に連結して牽引する方式も可能である。
【0040】図7は、着脱装置14と組コネクタ1との
動作を示す表である。表の上の欄には、着脱装置が、待
機位置からコネクタ給排位置で、組コネクタ2と結合し
て、コンテナ連結位置に、組コネクタ2を供給し、コン
テナ20と20’を連結し、コンテナを上下に連結ロッ
クする順を示す。そして、下欄には、その逆に、コンテ
ナを連結していた組コネクタに結合して、アンロック操
作を行ない、アンロックした後、コンテナ結合位置から
給排位置へ組コネクタ2を排出し、待機位置へ戻す順を
示す。
【0041】更に、上記に説明したコンテナ上下連結装
置は、全体を自動制御にして、自動制御盤を設け、自動
運転することもできる。そのための運転操作盤28を図
5に示すような位置に設ける。そして、図5に示される
装置全体は、図6に示すような台車30の上に搭載する
ことができる。
【0042】以上、ツイストロック機構については、通
常の形状、機構について説明したが、更に、オートツイ
ストロックのものも利用できることは言うまでもない。
実施例では、コンテナを上下2段に連結する例で示した
が、3段以上に連結することも可能である。この場合に
は、着脱装置、給排装置等は、昇降させる必要がある。
また、コンテナ上下2段を幅方向に並列して連結するこ
とも可能である。この場合には、着脱装置、給排装置を
並列設置する必要がある。ロック具の回転操作は、バネ
とパワーシリンダーで行なう他に、バネの代わりに、パ
ワーシリンダーを使用することもできる。
【0043】
【発明の効果】本発明のコンテナ上下連結装置は、図示
のような構造体により、次のごとき技術的効果があっ
た。即ち、第1に、コンテナ上下連結装置、即ち、組コ
ネクタをペア式としたことにより、組コネクタの取扱が
容易で且つロック、アンロック動作が円滑に行え、コン
テナを上下積層状に連結することが容易で、そのため
に、荷役効率が大幅にアップすることができる。第2
に、本発明のコンテナ上下連結装置での組コネクタ着脱
の動作速度も、実用上問題がなく、また、駆動源も、電
動式或いは油圧駆動方式でも制御が容易に行なえ、ま
た、小型化も容易にできる。第3に、更に、組コネクタ
の着脱での位置合わせも、コンテナの隅金具を基準に容
易に行なえ、可動式のコンテナガイドと連動して、迅速
且つ正確な位置合わせができるコンテナ上下連結装置を
実現させた。第4に、連続的に組コネクタを供給できる
方式の設備にできた。即ち、所定の位置に組コネクタを
供給すれば、機能的に自動的にコンテナの間に、組コネ
クタを供給し、更には、自動的なコンテナの着脱も可能
なコンテナ上下連結装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナ上下連結装置の1例の構造を
説明するための一部切り開き、一部削除した平面図と側
面図である。
【図2】図1のコンテナ上下連結装置1に対する着脱装
置の仕組みを模式的に説明する一部切り開き平面図であ
る。
【図3】図1のコンテナ上下連結装置1を固定する着脱
装置12、14が搭載するスライド装置の仕組みを説明
する側面図である。
【図4】図1のコンテナ上下連結装置1のための着脱装
置の一部の着脱具を説明する側面図である。
【図5】本発明のコンテナ上下連結装置の用いる様子を
説明する説明斜視図である。
【図6】図1のコンテナ上下連結装置1が使用されるコ
ンテナ連結方式と自動的な連結装置1の供給方式を説明
する側面図である。
【図7】図1のコンテナ上下連結装置1のための着脱装
置の運転方式を説明する図表である。
【符号の説明】
1 コンテナ上下連結装置
(組コネクタ) 2、2’、2”、2’” ツイストロック金具 3 連結管 4 連結管 7 操作金具嵌合孔 8 操作金具 9 着脱パワーシリンダー 10 減速機 11 モーター 12 組コネクタ着脱具(フ
ォーク) 14 着脱装置 15、16 着脱台車 17 スライド装置 18 パワーシリンダー 21 組コネクタ台車 22 コンテナガイド 23 カートリッジ 24 組コネクタ供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000000974 川崎重工業株式会社 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 (71)出願人 000200334 川鉄マシナリー株式会社 東京都千代田区神田須田町2丁目11番地 (71)出願人 000002107 住友重機械工業株式会社 東京都品川区北品川五丁目9番11号 (71)出願人 000004123 日本鋼管株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 (71)出願人 000005119 日立造船株式会社 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 (71)出願人 000005902 三井造船株式会社 東京都中央区築地5丁目6番4号 (71)出願人 000006208 三菱重工業株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 (72)発明者 藤本健幸 神奈川県横須賀市長瀬三丁目1番1号 運 輸省港湾技術研究所内 (72)発明者 菊地和男 東京都港区虎ノ門一丁目2番8号 社団法 人 港湾荷役機械化協会内 (72)発明者 浅野寛 東京都江東区毛利1丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)発明者 福井勇 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 近江宗作 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目 川鉄マシ ナリー株式会社水島設計室内 (72)発明者 島田真吾 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式会社内 (72)発明者 駒崎博美 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地 日本 鋼管株式会社鶴見製作所内 (72)発明者 村上修 大阪府大阪市此花区西九条五丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 飯田日出夫 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野物流運搬機工場内 (72)発明者 小幡寛治 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナの幅とほぼ同じ長さを有し、幅
    方向に向い合った2対のコンテナ隅金具孔に一致する位
    置に、各々、上下に突出したツイストロック金具を備
    え、各ツイストロック金具には、回転力を与えるレバー
    が連結されており、このレバーは常時はバネによりツイ
    ストロック金具をロック位置にセットしており、一方、
    レバーには、着脱装置の操作金具と嵌合して、レバーを
    アンロック方向に移動させ得る操作板が固定され、か
    つ、着脱装置からの支持金具に対して、それと嵌合でき
    る部分を有する組コネクタを構成要素とすることを特徴
    とする上下のコンテナに連結して、その上下に連結した
    コンテナを吊り下げ可能にできるコンテナ上下連結装
    置。
  2. 【請求項2】コンテナの幅とほぼ同じ長さを有し、幅方
    向に向い合った2対のコンテナ隅金具孔に一致する位置
    に、各々、上下に突出したツイストロック金具を備え、
    各ツイストロック金具には、回転力を与えるレバーが連
    結されており、このレバーは常時はバネによりツイスト
    ロック金具をロック位置にセットしており、一方、レバ
    ーには、着脱装置の操作金具と嵌合して、レバーをアン
    ロック方向に移動させ得る操作板が固定され、かつ、着
    脱装置からの支持金具に対して、それと嵌合できる部分
    を有する組コネクタと;組コネクタのレバー操作のため
    にコネクタの操作板に嵌合する操作金具、組コネクタと
    嵌合する支持金具を備え、更に、嵌合した組コネクタを
    上方向に回転させて、コンテナ隅金具との結合位置から
    外し、更に回転させて組コネクタ供給位置に戻し、或い
    は、逆に、組コネクタの供給位置からコンテナ隅金具と
    の連結位置に移動させる移動装置、そして、該操作金具
    を左右運動させる駆動装置と、係合された組コネクタを
    移出させるため駆動力を与える駆動装置を有する着脱装
    置を備えることを特徴とする上下のコンテナに連結し
    て、その上下に連結したコンテナを吊り下げ可能にでき
    るコンテナ上下連結装置。
  3. 【請求項3】コンテナの幅とほぼ同じ長さを有し、幅方
    向に向い合った2対のコンテナ隅金具孔に一致する位置
    に、各々、上下に突出したツイストロック金具を備え、
    各ツイストロック金具には、回転力を与えるレバーが連
    結されており、このレバーは常時はバネによりツイスト
    ロック金具をロック位置にセットしており、一方、レバ
    ーには、着脱装置の操作金具と嵌合して、レバーをアン
    ロック方向に移動させ得る操作板が固定され、かつ、着
    脱装置からの支持金具に対して、それと嵌合できる部分
    を有する組コネクタと;組コネクタのレバー操作のため
    にコネクタの操作板に嵌合する操作金具、組コネクタと
    嵌合する支持金具を備え、更に、嵌合した組コネクタを
    上方向に回転させて、コンテナ隅金具との結合位置から
    外し、更に回転させて組コネクタ供給位置に戻し、或い
    は、逆に、組コネクタの供給位置からコンテナ隅金具と
    の連結位置に移動させる移動装置、そして、該操作金具
    を左右運動させる駆動装置と、更に、前記組コネクタを
    自動的に着脱装置に供給する組コネクタ供給装置を備え
    ることを特徴とする上下のコンテナに連結して、その上
    下に連結したコンテナを吊り下げ可能にできるコンテナ
    上下連結装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507265A (ja) * 1999-08-18 2003-02-25 テフニーシェ・ユニヴェルツィーテイト・デルフト 半自動捩れ止め装置を取り付け又は取り外すための方法及び装置
CN1330541C (zh) * 2004-07-02 2007-08-08 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 超长集装箱中部的转锁的解锁方法及装置
CN103818664A (zh) * 2014-02-24 2014-05-28 华电重工股份有限公司 一种集装箱扭锁自动摘挂装置

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