JPH0814267A - ホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイント - Google Patents

ホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイント

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Publication number
JPH0814267A
JPH0814267A JP7130518A JP13051895A JPH0814267A JP H0814267 A JPH0814267 A JP H0814267A JP 7130518 A JP7130518 A JP 7130518A JP 13051895 A JP13051895 A JP 13051895A JP H0814267 A JPH0814267 A JP H0814267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
homokinetic
stem
sleeve
transmission joint
articulated transmission
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7130518A
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English (en)
Inventor
Bernard Poulin
プーラン ベルナール
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GKN Driveline International GmbH
Original Assignee
GKN Automotive GmbH
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな運転角度において、三脚要素に接続さ
れた軸に周期的な半径方向の振動を発生させることな
く、高速の運転を可能とする、軸方向において固定され
たホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイントを提供
する。 【構成】 本ジョイントは、スリーブ26に接続された
伝動軸を構成するチューブ2を備える。スリーブ26の
中では、ステム6が伸長する。ステム6には、三脚要素
10が設けられ、この三脚要素10は、補完的な形状を
有する伝動軸によって担持されるようになされた胴部2
0と協働する。スリーブ26の自由端には、球形の外側
面を有する3つの中心決めラグ34Aが設けられる。こ
れら中心決めラグ34Aは、胴部20の球形の中央空所
と協働し、軸方向に固定された関節型のジョイントを組
み立てることを可能とする。本ジョイントは、自動車の
トランスミッションに応用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、特に自動車用の、軸方向におい
て固定されたホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイ
ントに関する。
【0002】より詳細には、本発明は、回転可能なロー
ラを担持する3つのトラニオンが設けられた三脚要素
と、駆動胴部とを備え、該駆動胴部が、この駆動胴部の
中央空所の周囲で隔置された三対の軌道を有しており、
上記三脚要素は、当該ジョイントの角度方向の作用に起
因して、上記駆動胴部に対して相対的に、若干の半径方
向の偏心運動を行うことができ、上記三脚要素が、駆動
軸又は被動軸と共に回転するように該駆動軸又は被動軸
に接続されたステムによって、担持されており、上記ス
テムが、第1の自由端が上記軸に接続されたスリーブの
中で、実質的に軸方向に伸長しており、上記スリーブの
第2の端部には、外側に向かって球形のベルマウスが設
けられており、該ベルマウスには、上記三脚要素の3つ
のローラ用の間隙を形成する3つの凹所が設けられてお
り、これら凹所は、上記外側に向かって球形のベルマウ
スに、上記駆動胴部の上記中央空所の中で上記スリーブ
を半径方向において中心決めするための3つのラグを形
成しているタイプの、ホモカイネテイック式の関節型伝
動ジョイントに関する。
【0003】軸方向において固定された多くの伝動ジョ
イントが知られており、そのような伝動ジョイントにお
いては、第1の軸を第2の軸に対して相対的に、これら
軸が互いに向かう方向及び互いに離れる方向への相対的
な運動に対応する方向において、軸方向に不動化するす
なわち固定するための手段が、上記軸を、10乃至20
°の大きな運転角度で且つ比較的低速度で回転させる
か、あるいは、高速度で且つ小さな運転角度で回転させ
るようになされている。
【0004】高速伝動ジョイントとして三脚ジョイント
を使用することは、そのようなジョイントが、高い動力
伝達機能、高い効率、及び、完全なホモカイネテイック
特性を有するので、関心のあることである。ここで「ホ
モカイネテイック」とは、入出力軸同士がある角度で交
叉していても、入力軸が等角速度で回転しているとき
に、出力軸も等角速度で回転するような特性をいう。
【0005】しかしながら、そのようなジョイントの使
用は、比較的小さな運転角度を含む用途に限定されてお
り、その理由は、三脚ジョイントは、高速において、そ
の設計上の問題から、三脚要素に接続された回転体の偏
心回転に起因して、三脚要素を担持するステムの中で、
周期的な半径方向の励振を受けるからである。
【0006】そのような周期的な半径方向の励振は、ジ
ョイントが設けられている装置、例えば、自動車のトラ
ンスミッションに、不愉快な振動を発生することがあ
る。
【0007】フランス特許440784号(FR−A−
440 784)は、上記周期的な半径方向の励振の問
題を解決する、上述のタイプのホモカイネテイック式の
伝動ジョイントを開示している。
【0008】しかしながら、上記ホモカイネテイック式
のジョイントは、摺動式のものであり、その摺動作用の
故に、2つの伝動軸の間に、比較的小さな角度において
だけ、回転運動を高速で伝達することができる。また、
このジョイントは、早期に磨耗する。
【0009】実際には、特に、自動車用のトランスミッ
ションの設計においては、軸方向において固定されたホ
モカイネテイック式の伝動ジョイントが必要とされるこ
とが多い。
【0010】本発明の目的は、大きな運転角度におい
て、三脚要素に接続された軸に周期的な半径方向の振動
を発生させることなく、高速の運転を可能とし、また、
軸方向において固定された、ホモカイネテイック式の関
節型伝動ジョイントを提供することである。
【0011】従って、本発明は、上述の如き軸方向にお
いて固定された、ホモカイネテイック式の関節型伝動ジ
ョイントであって、胴部の中央空所が、3つの球形の壁
部分を有しており、これら壁部分が、スリーブの中心決
めラグと協働して、ボールジョイントと同じ態様で、三
脚要素を上記胴部に対して相対的に軸方向に位置決めす
るようになされた、ホモカイネテイック式の関節型伝動
ジョイントを提供する。
【0012】また、本発明は、以下の利点の1つを備え
ることができる。すなわち、上記軸から離れている方の
上記胴部の側部が開放されており、これにより、上記ス
リーブのラグが、上記空所の球形の壁部分に係合した時
に、三脚要素を上記胴部の中の適所に位置決めし、上記
胴部は、取り外し可能な流体密のキャップを担持し、該
キャップは、例えば、上記胴部の適所に固定することが
でき、上記三脚要素を上記胴部の中へ挿入するために設
けられた、上記胴部の開口を覆い、上記三脚要素は、上
記ステムのスプライン端部によって担持され、上記ステ
ムの他端部は、上記軸に接続され、上記三脚要素は、上
記ステムと一体になされ、上記ステムの一端部には、ス
プラインが設けられ、このスプラインは、上記スリーブ
の補完的な形状を有する内側スプラインと協働して、上
記両スプラインの間に回転を伝達し、上記ステムのスプ
ラインは、上記ステムが、上記スリーブに対して相対的
に角度方向の運動を行えるようにする、クラウン型の形
状を有しており、当該ジョイントは、上記スリーブの内
側の肩部に対して、上記ステムのスプライン端部を弾性
的に圧接させるための手段を備え、上記キャップは、該
キャップを内側へ変形させることにより形成されて、上
記ステムの軸線に沿って、該ステムのスプラインが形成
されていない端部に弾性的に作用する、圧力付与領域を
有し、上記ステムのスプライン端部と上記スリーブの肩
部との間に、円形のリングが介挿される。
【0013】本発明は、図面を参照して単なる例を説明
する以下の記載から、より良く理解することができよ
う。
【0014】図1に示す第1の実施例においては、伝動
軸を形成するチューブ2が、該チューブ2と同じ直径を
有する円筒形の拡大部分4に対して、軸方向において溶
接されており、上記拡大部分は、ステム6と一体になっ
ている。ステム6は、チューブ2と同じ軸線X−X’に
沿って伸長している。
【0015】ステム6は、自由端と、スプライン部分8
とを有しており、このスプライン部分の周囲には、三脚
要素10のハブが設けられている。
【0016】通常の態様においては、三脚要素10は、
半径方向の3つのトラニオン12を備えており、これら
トラニオンは、該三脚要素を担持するステム6の回転軸
線X−X’の周囲で、120°均一に隔置されている。
【0017】各々のトラニオン12は、三脚要素の回転
軸線に対して直交する軸線を有する、円筒形の横方向の
外側面を有している。
【0018】各々のトラニオン12は、ニードルベアリ
ング16の周囲に回転可能に且つ摺動可能に取り付けら
れたローラ14を受け入れている。
【0019】ローラ14は、球形の外側面18を有して
いる。
【0020】厚みのある円盤状の概略的な形状を有する
と共に軸線YーY’を有する駆動胴部20が、ジョイン
トの補完的な部分である第2の伝動軸(図1、図2では
不図示)に接続されている。
【0021】図3に示す胴部20は、軸方向の中央空所
22を有しており、該中央空所の周囲には、120°の
角度で均一に隔置された、三対の軌道24A、24B,
24Cが設けられている。これらの軌道は、胴部20の
二つの端面で開口する3つの円筒形の孔によって形成さ
れており、上記軌道は、軸線Y−Y’の方向において、
中央空所22に連通している。上記3つの孔の軸線は、
軸線Y−Y’に対して平行である。
【0022】軌道24A、24B,24Cは、三脚要素
10のローラ14用の軌道を構成する。上記三脚要素
は、主として胴部20の中に収容されており、ステム6
のスプライン部分8が、上記胴部の中央空所22を貫通
している。
【0023】軸線X−X’を有するスリーブ26が、ス
テム6を包囲しており、その端部の一方が、ステム6の
円筒形の拡大部4に溶接されている。
【0024】スリーブ26は、拡大部4から始まって順
に、拡大部4と同じ直径を有する部分27と、より小さ
い中間の直径を有する部分28と、狭い部分29とを有
しており、該狭い部分からは、スリーブの自由端を形成
する、外側に向かって球形のベルマウス30が伸長して
いる。
【0025】図4に示すように、スリーブ26の球形の
ベルマウス30は、3つの長手方向の凹所32を有して
おり、これら3つの長手方向の凹所は、3つの中心決め
ラグ34A、34B、34Cを形成している。従って、
これら3つの中心決めラグ34A、34B、34Cは、
同一のすなわち1つの球の各一部を画成する外側面を有
している。
【0026】凹所32は、三脚要素10のローラ14用
の間隙すなわちクリアランスを形成している。
【0027】図3に示すように、中心決めラグ34A、
34B、34Cは、胴部20の中央空所22の隣接する
球形の壁部36A、36B、36Cと協働する。中央空
所22の上記球形の壁部36A、36B、36Cの両側
は、三脚要素のローラ用の軌道24A、24B、24C
によって、その境界が定められており、上記球形の壁部
はそれぞれ、胴部20の中心に関して、上記ローラに面
している。
【0028】球形の外側面を有するガイドラグ34A、
34B、34Cは、空所22の球形の壁部36A、36
B、36Cと協働して、ボールジョイントを構成し、こ
のボールジョイントは、胴部20に対するスリーブ26
の関節運動を許容すると共に、スリーブ26を軸方向に
おいて胴部20に対して固定する。従って、上記ボール
ジョイントは、補完的な形状を有する伝動軸(図示せ
ず)に対するチューブ2の関節運動を許容すると共に、
チューブ2を軸方向において伝動軸に対して固定する。
【0029】スリーブ26は、半径方向において高い剛
性を有しており、チューブ2を軸線X−X’の周囲で完
全にその中心で回転するように拘束し、その際には、三
脚要素10を通って、該スリーブ26よりも曲げに関し
ては剛性が低いステム6へ伝達される周期的な半径方向
の励振の影響を受けない。
【0030】胴部20の横方向の壁部39の周囲に固定
されたあるいは形成された流体密のキャップ38が、チ
ューブ2から遠い方の胴部の面を覆うことによって、ジ
ョイントをシールしている。
【0031】上記キャップは、胴部20の横方向の壁部
39からスリーブ26の中間の直径を有する部分28ま
で伸長するベローズ40と協働して、シールされた空間
41を形成しており、該空間の中には、ジョイントの可
動部分用の、潤滑剤が保持されている。
【0032】チューブ2から遠い方の胴部20の面に
は、タップ穴42が設けられており、このタップ穴は、
ジョイントの補完的な形状を有する伝動軸(図示せず)
をネジによって軸方向において固定することを可能とす
る。
【0033】ジョイントを組み立てるためには、三脚要
素10がステム6に取り付けられていない状態で、図3
の鎖線で示すように、ガイドラグ34A、34B、34
Cを、大きな円周方向の間隙をもって、軌道24A、2
4B、24Cを形成する円筒形の孔の中に挿入すること
により、スリーブ26の自由端を胴部20の中に入れ
る。
【0034】次に、上記スリーブを軸線X−X’の周囲
で胴部20に対して相対的に回転させ、これにより、ス
リーブのガイドラグを、胴部20の補完的な形状を有す
る球形の壁部36A、36B、36Cに接触させる。
【0035】次に、スプライン部分8のスプラインに沿
って三脚要素10を摺動させることにより、三脚要素を
ステム6に取り付け、三脚要素を胴部20の中に収容す
る。
【0036】三脚要素10は、スナップリングによっ
て、あるいは、ステム6の端部を固定又は成形すること
により(図示せず)、ステム6上に保持される。
【0037】次に、シールキャップ38を胴部20に固
定するか形成する。
【0038】図2は、本発明の軸方向において固定され
るホモカイネテイック式の三脚ジョイントの第2の実施
例を示している。
【0039】図1に示すジョイントの要素と同一又は類
似の要素には、同じ参照符号が付されており、以下にお
いては、第1の実施例との相違点だけを説明する。
【0040】三脚要素10は、ステム6と一体であり、
該ステムは、短く、その他端部に、スプライン部44を
有している。限定された長さを有するこのスプライン部
は、スリーブ26の狭い部分29の内側面に設けられ
た、対応するスプライン部46と協働する。
【0041】ステム6のスプライン部44の自由端は、
シールの役割も果たすスラスト型のOリングを介して、
スリーブ26の狭い部分29のスリーブの内壁と一体の
部分である肩部に圧接されている。
【0042】胴部20の横方向の壁部39に固定又は形
成されたシールキャップ38は、その中央に、圧力付与
領域52を有しており、この圧力付与領域は、三脚要素
の軸線に沿って、三脚要素を担持するステム6の端部に
対して、弾性的な軸方向の圧力を与えている。上記圧力
付与領域52は、可撓性のシートから形成されるキャッ
プ38を内方へ変形させることにより、得ることができ
る。上記圧力付与領域は、三脚要素10を胴部の中で保
持し、ステム62をリング48に対して確実に圧接させ
る。
【0043】上述の実施例と同様に、三脚要素10は、
胴部20に対して、若干の偏心運動を行うことができる
と同時に、胴部20によって該三脚要素に与えられる回
転を、振動を生ずることなく、スプライン部44、46
を介して、スリーブ26へ、従って、チューブ2へ伝達
する。
【0044】このジョイントは、上述のジョイントを組
み立てるのと同じ態様で組み立てられ、三脚要素10、
及び、ステム6は、スリーブの球形の端部が胴部に取り
付けられた後に、挿入される。
【0045】上述の2つの実施例の特徴を組み合わせ
て、所望の技術的な代替例を提供することができること
は理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジョイントの第1の実施例の長手方向
の断面図である。
【図2】本発明のジョイントの第2の実施例の長手方向
の断面図である。
【図3】図1又は図2に示すジョイントの胴部の断面図
である。
【図4】図1又は図2に示すジョイントの半径方向の中
心決め要素の部分的な側面図である。
【符号の説明】
2 チューブ 6 ステム 8 ステムのスプライン端部 10 三脚要素 12 トラニオン 14 ローラ 22 中央空所 26 スリーブ 30 ベルマウス 32 凹所 34A、34B、34C ラグ 36A、36B、36C 球形の壁部分 38 カバー(キャップ) 44 ステムのスプライン部 46 スリーブのスプライン部 48 リング(Oリング) 50 肩部 52 圧力付与領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホモカイネテイック式の関節型伝動ジョ
    イントにおいて、回転可能なローラを担持する3つのト
    ラニオンが設けられた三脚要素と、駆動胴部とを備え、
    該駆動胴部は、この駆動胴部の中央空所の周囲で隔置さ
    れた三対の軌道を有しており、前記三脚要素は、前記駆
    動胴部に対して相対的に、若干の半径方向の偏心運動を
    行うことができ、前記三脚要素は、駆動軸又は被動軸と
    共に回転するように該駆動軸又は被動軸に接続されたス
    テムによって、担持されており、前記ステムは、第1の
    自由端が前記軸に接続されたスリーブの中で、実質的に
    軸方向に伸長しており、前記スリーブの第2の端部に
    は、外側に向かって球形のベルマウスが設けられてお
    り、該ベルマウスには、前記三脚要素の3つのローラ用
    の間隙を形成する3つの凹所が設けられており、これら
    凹所は、前記外側に向かって球形のベルマウスに、前記
    駆動胴部の前記中央空所の中で前記スリーブを半径方向
    において中心決めするための3つのラグを形成してお
    り、前記胴部の前記中央空所は、3つの球形の壁部分を
    有しており、これら3つの球形の壁部分が、前記スリー
    ブの中心決めラグと協働し、前記三脚要素を前記胴部に
    対して、ボールジョイント式に、軸方向に位置決めする
    ように構成されたことを特徴とするホモカイネテイック
    式の関節型伝動ジョイント。
  2. 【請求項2】 請求項1のホモカイネテイック式の関節
    型伝動ジョイントにおいて、前記胴部の前記軸から離れ
    た方の側部が開放されており、これにより、前記スリー
    ブのラグが、前記空所の球形の壁部分に係合した時に、
    前記三脚要素が、前記胴部の中に入るのを許容すること
    を特徴とするホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイ
    ント。
  3. 【請求項3】 請求項2のホモカイネテイック式の関節
    型伝動ジョイントにおいて、前記胴部は、取り外し可能
    な流体密のカバーを担持しており、該カバーは、例え
    ば、前記胴部に固定され、前記三脚要素を前記胴部の中
    へ挿入するために設けられた前記胴部の開口を覆うこと
    を特徴とするホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイ
    ント。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかのホモカイネ
    テイック式の関節型伝動ジョイントにおいて、前記三脚
    要素は、前記ステムのスプライン端部によって担持さ
    れ、前記ステムの他端部が、前記軸に接続されているこ
    とを特徴とするホモカイネテイック式の関節型伝動ジョ
    イント。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかのホモカイネ
    テイック式の関節型伝動ジョイントにおいて、前記三脚
    要素が、前記ステムと一体であることを特徴とするホモ
    カイネテイック式の関節型伝動ジョイント。
  6. 【請求項6】 請求項5のホモカイネテイック式の関節
    型伝動ジョイントにおいて、前記ステムの一端部には、
    スプラインが設けられ、該スプラインは、前記スリーブ
    の補完的な形状の内側スプラインと協働して、その間に
    回転を伝達するようになされていることを特徴とするホ
    モカイネテイック式の関節型伝動ジョイント。
  7. 【請求項7】 請求項6のホモカイネテイック式の関節
    型伝動ジョイントにおいて、前記ステムのスプライン
    は、前記ステムが、前記スリーブに対して相対的に、角
    度方向に運動できるようにするクラウン型の形状を有す
    ることを特徴とするホモカイネテイック式の関節型伝動
    ジョイント。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7のホモカイネテイック式
    の関節型伝動ジョイントにおいて、前記ステムのスプラ
    イン端部を、前記スリーブの内側の肩部に対して、弾性
    的に圧接するための手段を備えることを特徴とするホモ
    カイネテイック式の関節型伝動ジョイント。
  9. 【請求項9】 請求項8のホモカイネテイック式の関節
    型伝動ジョイントにおいて、前記キャップは、前記キャ
    ップを内側へ突出するように変形させることにより形成
    された、圧力付与領域を有しており、該圧力付与領域
    が、前記ステムの軸線に沿って、該ステムのスプライン
    が形成されていない端部に対して弾性的に作用すること
    を特徴とするホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイ
    ント。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9のホモカイネテイック
    式の関節型伝動ジョイントにおいて、シール作用を行う
    ことのできる円形のリングが、前記ステムのスプライン
    端部と前記スリーブの肩部との間に介挿されることを特
    徴とするホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイン
    ト。
JP7130518A 1994-06-23 1995-05-29 ホモカイネテイック式の関節型伝動ジョイント Withdrawn JPH0814267A (ja)

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FR9407734A FR2721667A1 (fr) 1994-06-23 1994-06-23 Joint homocinétique à fixité axiale pour transmission à haute vitesse.
FR9407734 1994-06-23

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