JPH08142568A - バルブ装置付きのボールペン - Google Patents
バルブ装置付きのボールペンInfo
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- JPH08142568A JPH08142568A JP6307101A JP30710194A JPH08142568A JP H08142568 A JPH08142568 A JP H08142568A JP 6307101 A JP6307101 A JP 6307101A JP 30710194 A JP30710194 A JP 30710194A JP H08142568 A JPH08142568 A JP H08142568A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘性の低いインキや剪断減粘性を有したイン
キ大容量のボールペンであって、インクの直流及び逆流
を防止可能とする。 【構成】 バルブ装置付きのボールペンに於いて、先軸
2の先端に固定されるボールペンのチップ9は先端ボー
ル10がチップの抱持部の内縁に密接され、バルブ機構
部3は弁座体5と、弁座体5の後端開口部に設けられた
弁座部5aと、スプリング8で後方に附勢されて弁座部
5aを閉塞するテーパー状の受け座4aを有した弁体4
とで構成され、又、弁体4は受け座4aの後方に略イン
キ収容筒1の後端に至る軸部4cを有して成り、該軸部
4cの後端に接続されて連動する外筒6がインキ収容筒
1の外周部に被嵌されて設けられ、又、インキ室1a内
にインキ14が充填され、該インキ14の後端には筆記
に伴うインキの消耗で追随して移動するグリース状のフ
ォロア12が配設されて成り、先端ボール10の押圧に
対し外筒の移動で弁体4を連動させてバルブを開きイン
キを流出可能とする。
キ大容量のボールペンであって、インクの直流及び逆流
を防止可能とする。 【構成】 バルブ装置付きのボールペンに於いて、先軸
2の先端に固定されるボールペンのチップ9は先端ボー
ル10がチップの抱持部の内縁に密接され、バルブ機構
部3は弁座体5と、弁座体5の後端開口部に設けられた
弁座部5aと、スプリング8で後方に附勢されて弁座部
5aを閉塞するテーパー状の受け座4aを有した弁体4
とで構成され、又、弁体4は受け座4aの後方に略イン
キ収容筒1の後端に至る軸部4cを有して成り、該軸部
4cの後端に接続されて連動する外筒6がインキ収容筒
1の外周部に被嵌されて設けられ、又、インキ室1a内
にインキ14が充填され、該インキ14の後端には筆記
に伴うインキの消耗で追随して移動するグリース状のフ
ォロア12が配設されて成り、先端ボール10の押圧に
対し外筒の移動で弁体4を連動させてバルブを開きイン
キを流出可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低粘度のインキや所謂
剪断減粘性を有した基本的には低粘度のインキを使用し
たボールペンの改良に関する。
剪断減粘性を有した基本的には低粘度のインキを使用し
たボールペンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に粘性の低いインク又は剪断減粘性
を有したインクを使用したボールペンは、インクの流出
量が多く(筆記濃度を上げるため)インク収容管の径を
太くしてインクの搭載量を多くしている。又、インクの
粘度は油性ボールペンのインクに比べて小さいのでイン
ク収容管に対する流動抵抗は小さい。従って、インクの
自重や衝撃によりインク漏れ(インク収容管の後端にイ
ンクが逆流する)が生じやすい。その為に、通常はイン
クの後端に筆記時のインクの消耗に追随して移動する
が、インクの自重や衝撃に対してインクの逆流を抑制す
るグリース状のフォロアが、又、必要によりフォロア棒
がフォロア内に遊挿されて設けられている。しかしなが
ら、フォロアを設けても上向き筆記をした時にはチップ
のボール直下のインクが無くなると、インクのヘッドが
直に加わる為に顕著な逆流が生じて手や衣服を汚す危険
がある。又、インクの粘度が低く流出量が多いが故に、
チップ側を下向きにした場合に先端ボールとチップ抱持
部の隙間が生じるとインクが滲みでる(直流)問題が存
在する。
を有したインクを使用したボールペンは、インクの流出
量が多く(筆記濃度を上げるため)インク収容管の径を
太くしてインクの搭載量を多くしている。又、インクの
粘度は油性ボールペンのインクに比べて小さいのでイン
ク収容管に対する流動抵抗は小さい。従って、インクの
自重や衝撃によりインク漏れ(インク収容管の後端にイ
ンクが逆流する)が生じやすい。その為に、通常はイン
クの後端に筆記時のインクの消耗に追随して移動する
が、インクの自重や衝撃に対してインクの逆流を抑制す
るグリース状のフォロアが、又、必要によりフォロア棒
がフォロア内に遊挿されて設けられている。しかしなが
ら、フォロアを設けても上向き筆記をした時にはチップ
のボール直下のインクが無くなると、インクのヘッドが
直に加わる為に顕著な逆流が生じて手や衣服を汚す危険
がある。又、インクの粘度が低く流出量が多いが故に、
チップ側を下向きにした場合に先端ボールとチップ抱持
部の隙間が生じるとインクが滲みでる(直流)問題が存
在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、粘性
の低いインク又は筆記時のボールの回転で粘性が低下し
てインクが流出される剪断減粘性を有するインクを使用
したインキ大容量の太軸のボールペンであって、上向き
や衝撃によって生じるインクの逆流とチップ側を下向き
に置いた時の直流を防止可能とする。
の低いインク又は筆記時のボールの回転で粘性が低下し
てインクが流出される剪断減粘性を有するインクを使用
したインキ大容量の太軸のボールペンであって、上向き
や衝撃によって生じるインクの逆流とチップ側を下向き
に置いた時の直流を防止可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のバルブ装置付き
のボールペンは、インキ収容筒と、該インキ収容筒の先
端に設けられる先軸と、上記インキ収容筒開口部に装備
されるバルブ機構部と、該バルブ機構部を介して外方に
突出すると共に、上記先軸の先端にボールペンのチップ
が固定され、該チップはスプリングが内挿されて先端ボ
ールがスプリングの先端で押圧されてチップの抱持部の
内側に密接されてなり、上記バルブ機構部は、筒状の弁
座体と、弁座体の後端開口部に設けられた弁座部と、ス
プリングで後方に附勢されて弁座部を閉塞するテーパー
状の受け座を有した弁体とで構成され、又、弁体は受け
座の後方に略インキ収容筒の後端に至る軸部を有して成
り、該軸部の後端に尾栓部で接続されて連動する外筒が
上記インキ収容筒の外周部に被嵌されて設けられ、又、
上記弁座部と尾栓部の前端との間に位置するインキ室内
にインキが充填され、インキの後端には筆記に伴うイン
キの消耗で追随して移動するグリース状のフォロアが配
設されてなる。又、上向き状態で、バルブによる閉塞と
インキ後端のフォロアとの共同でインキが逆流しない。
又、下向きで先端ボールからの直流が防止される。
のボールペンは、インキ収容筒と、該インキ収容筒の先
端に設けられる先軸と、上記インキ収容筒開口部に装備
されるバルブ機構部と、該バルブ機構部を介して外方に
突出すると共に、上記先軸の先端にボールペンのチップ
が固定され、該チップはスプリングが内挿されて先端ボ
ールがスプリングの先端で押圧されてチップの抱持部の
内側に密接されてなり、上記バルブ機構部は、筒状の弁
座体と、弁座体の後端開口部に設けられた弁座部と、ス
プリングで後方に附勢されて弁座部を閉塞するテーパー
状の受け座を有した弁体とで構成され、又、弁体は受け
座の後方に略インキ収容筒の後端に至る軸部を有して成
り、該軸部の後端に尾栓部で接続されて連動する外筒が
上記インキ収容筒の外周部に被嵌されて設けられ、又、
上記弁座部と尾栓部の前端との間に位置するインキ室内
にインキが充填され、インキの後端には筆記に伴うイン
キの消耗で追随して移動するグリース状のフォロアが配
設されてなる。又、上向き状態で、バルブによる閉塞と
インキ後端のフォロアとの共同でインキが逆流しない。
又、下向きで先端ボールからの直流が防止される。
【0005】
【実施例】図1乃至図4は、本発明の実施例を示すもの
である。本実施例のバルブ装置付きのボールペンは、先
ず図1及び図2に示すように、インキ室1aを有するイ
ンキ収容筒1と、該インキ収容筒1の先端に一体に設け
られる先軸2と、上記インキ収容筒1の開口部に装備さ
れるバルブ機構部3と、先軸2の先端に固定されるボー
ルペンのチップ9とを備えている。
である。本実施例のバルブ装置付きのボールペンは、先
ず図1及び図2に示すように、インキ室1aを有するイ
ンキ収容筒1と、該インキ収容筒1の先端に一体に設け
られる先軸2と、上記インキ収容筒1の開口部に装備さ
れるバルブ機構部3と、先軸2の先端に固定されるボー
ルペンのチップ9とを備えている。
【0006】バルブ機構部3は、インキ収容筒1と先軸
2とインキ室1aとの間に液密状に固定された弁座体5
と、該弁座体5の後端開口部に設けられた弁座部5a
と、スプリング8で後方に附勢されて弁座部5aを閉塞
するテーパー状の受け座4aを有した弁体4とで構成さ
れている。又、弁体4は先端に鍔部4bを有し、その後
端に上記受け座4aが形成されて、先軸内後端の段部2
bと上記鍔部4bとの間にスプリング8が附勢され、弁
座部5aに受け座4aが密接する。
2とインキ室1aとの間に液密状に固定された弁座体5
と、該弁座体5の後端開口部に設けられた弁座部5a
と、スプリング8で後方に附勢されて弁座部5aを閉塞
するテーパー状の受け座4aを有した弁体4とで構成さ
れている。又、弁体4は先端に鍔部4bを有し、その後
端に上記受け座4aが形成されて、先軸内後端の段部2
bと上記鍔部4bとの間にスプリング8が附勢され、弁
座部5aに受け座4aが密接する。
【0007】尚、実施例ではインキ収容筒1と先軸2が
一体に形成されているが、インキ収容筒1の先端に弁座
体5を一体に設けて弁座体に別体の先軸を液密に螺合又
は圧着することも可能である。
一体に形成されているが、インキ収容筒1の先端に弁座
体5を一体に設けて弁座体に別体の先軸を液密に螺合又
は圧着することも可能である。
【0008】ところで、前記弁体4は受け座4aの後方
に略インキ収容筒1の後端に至る長い軸部4cを有して
成る。又、外筒6は筒状部の後端に内没状に閉塞した尾
栓部6aと、該尾栓部6a前端の中心部に閉塞状で後方
に突出した圧入筒部6bが設けられ、該圧入筒部6bに
上記弁体の軸部4cが固着されると共に筒状部が上記イ
ンキ収容筒1の外周部に被嵌されて、インキ収容筒1に
対し弁体4と連動するよう成されている。
に略インキ収容筒1の後端に至る長い軸部4cを有して
成る。又、外筒6は筒状部の後端に内没状に閉塞した尾
栓部6aと、該尾栓部6a前端の中心部に閉塞状で後方
に突出した圧入筒部6bが設けられ、該圧入筒部6bに
上記弁体の軸部4cが固着されると共に筒状部が上記イ
ンキ収容筒1の外周部に被嵌されて、インキ収容筒1に
対し弁体4と連動するよう成されている。
【0009】又、図1に示すように、当該筆記具の未使
用時に於いてキャップ7は先軸2に止着され、インナー
キャップ7aが先軸の先端部2aに密嵌してペン先部の
乾燥を防止する。又、図2に示すように、当該筆記具の
使用時に於いては前記尾栓部6aの内孔に止着される。
用時に於いてキャップ7は先軸2に止着され、インナー
キャップ7aが先軸の先端部2aに密嵌してペン先部の
乾燥を防止する。又、図2に示すように、当該筆記具の
使用時に於いては前記尾栓部6aの内孔に止着される。
【0010】又、前記インキ室1aにはインキ14が充
填され、インキの後端にはインキの蒸発を防止する素材
配合のグリース状のフォロア12が配設される。又、フ
ォロア12内には前記弁体4の軸部4cに自由に貫通す
る略リング状の栓体13が浸漬される。又、栓体13は
フォロア12と略同等の比重を有する樹脂部材で形成さ
れる。又、必要に応じて、栓体13の外周には適宜箇所
でインキ室1aの周壁に略密接する突部が栓体の軸方向
の移動を円滑にするため設けられる。(図示せず)尚、
フォロア内に栓体を設けた理由は衝撃等で流動し易いフ
ォロアの変形を防止する為である。
填され、インキの後端にはインキの蒸発を防止する素材
配合のグリース状のフォロア12が配設される。又、フ
ォロア12内には前記弁体4の軸部4cに自由に貫通す
る略リング状の栓体13が浸漬される。又、栓体13は
フォロア12と略同等の比重を有する樹脂部材で形成さ
れる。又、必要に応じて、栓体13の外周には適宜箇所
でインキ室1aの周壁に略密接する突部が栓体の軸方向
の移動を円滑にするため設けられる。(図示せず)尚、
フォロア内に栓体を設けた理由は衝撃等で流動し易いフ
ォロアの変形を防止する為である。
【0011】又、前記インキ収容筒1及び外筒6はイン
キの残量が判るように透明な樹脂成形品で形成される
が、インキが見やすいように場合により外筒6には長窓
などを穿設する。
キの残量が判るように透明な樹脂成形品で形成される
が、インキが見やすいように場合により外筒6には長窓
などを穿設する。
【0012】一方、図4に示すようにチップ9はインク
流入可能なチャンネル部9bを有した座に先端ボール1
0が略当接した状態で先端ボール10が回転自在に抱持
されるようカシメられている。又、チップ内孔にスプリ
ング11が内挿され、チップ9後方の軸部の後端が適宜
カシメられてスプリング11の後端が抜出不能に設けら
れている。又、スプリング11の先方にはストレート部
11aが形成され、当該ストレート部11aの先端が先
端ボール10の後端に押圧状に当接している。尚、先端
ボール10はその押圧でチップ9のボールの抱持部9a
(カシメ等で形成)の内縁に密接状態と成される。又、
チップ9は前記先軸2の先端に圧着される。
流入可能なチャンネル部9bを有した座に先端ボール1
0が略当接した状態で先端ボール10が回転自在に抱持
されるようカシメられている。又、チップ内孔にスプリ
ング11が内挿され、チップ9後方の軸部の後端が適宜
カシメられてスプリング11の後端が抜出不能に設けら
れている。又、スプリング11の先方にはストレート部
11aが形成され、当該ストレート部11aの先端が先
端ボール10の後端に押圧状に当接している。尚、先端
ボール10はその押圧でチップ9のボールの抱持部9a
(カシメ等で形成)の内縁に密接状態と成される。又、
チップ9は前記先軸2の先端に圧着される。
【0013】
【作用】本発明のバルブ装置付きのボールペンは以上の
ように構成され、筆記に伴うインキの消耗でフォロア1
2が追随して移動するのでインキ室1aのインキ収容部
に空間部が生じない。従って、加温されてもインキが吹
き出ることがない。又、チップ9側が上向き状態でバル
ブ機構部3がインキ室1a内を閉塞し、それとフォロア
12の共同作用でインキの逆流が防止される。又、下向
きでインキの直流が防止される。又、先端ボール10の
押圧に対し外筒6を移動することで弁体4が連動してバ
ルブが開き、インキがチップ側に供給可能となる。
ように構成され、筆記に伴うインキの消耗でフォロア1
2が追随して移動するのでインキ室1aのインキ収容部
に空間部が生じない。従って、加温されてもインキが吹
き出ることがない。又、チップ9側が上向き状態でバル
ブ機構部3がインキ室1a内を閉塞し、それとフォロア
12の共同作用でインキの逆流が防止される。又、下向
きでインキの直流が防止される。又、先端ボール10の
押圧に対し外筒6を移動することで弁体4が連動してバ
ルブが開き、インキがチップ側に供給可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明のバルブ装置付きのボールペン
は、インキ大容量の太径のインキ収容筒であっても、バ
ルブ機構部とインキ後端のフォロアの共同作用で上向き
でインキの逆流が防止される。又、先端ボールを押圧す
るスプリングの作用で下向きでインキの直流が防止さ
れ、衣服の汚損が防止される。
は、インキ大容量の太径のインキ収容筒であっても、バ
ルブ機構部とインキ後端のフォロアの共同作用で上向き
でインキの逆流が防止される。又、先端ボールを押圧す
るスプリングの作用で下向きでインキの直流が防止さ
れ、衣服の汚損が防止される。
【図1】本発明の実施例であるバルブ装置付きのボール
ペンの全体を示した縦断面図で、筆記具の未使用状態を
示している。
ペンの全体を示した縦断面図で、筆記具の未使用状態を
示している。
【図2】実施例であるバルブ装置付きのボールペンの使
用状態を示す縦断面図である。
用状態を示す縦断面図である。
【図3】外筒を前進させてバルブを開いた状態を示した
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】ボールペンのチップを示した縦断面図である。
1 インキ収容筒 1a インキ室 2 先軸 2a 先端部 2b 段部 3 バルブ機構部 4 弁体 4a 受け座 4b 鍔部 4c 軸部 5 弁座体 5a 弁座部 6 外筒 6a 尾栓部 6b 圧入筒部 7 キャップ 7a インナーキャップ 8 スプリング 9 チップ 9a 抱持部 9b チャンネル部 9c カシメ部 10 先端ボール 11 スプリング 11a ストレート部 11b 小径部 11c 太径部 12 フォロア 13 栓体 14 インキ
Claims (3)
- 【請求項1】 インキ収容筒と、該インキ収容筒の先端
に設けられる先軸と、上記インキ収容筒開口部に装備さ
れるバルブ機構部と、該バルブ機構部を介して外方に突
出すると共に、上記先軸の先端に固定されたボールペン
のチップとを備えたバルブ装置付きのボールペンに於い
て、上記バルブ機構部3は弁座体5と、弁座体5の後端
開口部に設けられた弁座部5aと、スプリング8で後方
に附勢されて弁座部5aを閉塞するテーパー状の受け座
4aを有した弁体4とで構成され、又、上記弁体4は受
け座4aの後方に略インキ収容筒1の後端に至る軸部4
cを有して成り、該軸部4cの後端に接続されて連動す
る外筒6が上記インキ収容筒1の外周部に被嵌されて設
けられ、又、インキ室1a内にはインキ14が充填さ
れ、該インキ14の後端には筆記に伴うインキの消耗で
追随して移動するグリース状のフォロア12が配設され
て成ることを特徴とするバルブ装置付きのボールペン。 - 【請求項2】 上記フォロア12は、インキの蒸発を防
止する素材より選択され、フォロア12内には上記弁体
4の軸部4cに貫通すると共に、フォロア12と略同等
の比重を有する樹脂製の栓体13が浸漬されてフォロア
12と一体で移動可能となることを特徴とする上記請求
項1記載のバルブ装置付きのボールペン。 - 【請求項3】 上記ボールペンのチップは、チップ9の
内孔に内挿されたスプリング11の先端で先端ボール1
0を押圧して、先端ボール10がチップ9のボールの抱
持部9aの内縁を密接してインクの直流と逆流を阻止す
るように設けられたことを特徴とする上記請求項1記載
のバルブ装置付きのボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30710194A JP3736813B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | バルブ装置付きのボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30710194A JP3736813B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | バルブ装置付きのボールペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142568A true JPH08142568A (ja) | 1996-06-04 |
JP3736813B2 JP3736813B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=17965047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30710194A Expired - Fee Related JP3736813B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | バルブ装置付きのボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3736813B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113043768A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 株式会社蜻蜓铅笔 | 圆珠笔笔芯及圆珠笔 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP30710194A patent/JP3736813B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113043768A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 株式会社蜻蜓铅笔 | 圆珠笔笔芯及圆珠笔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3736813B2 (ja) | 2006-01-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041208 |
|
A521 | Written amendment |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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