JPH08142035A - コンクリート製品製造機の消音装置 - Google Patents

コンクリート製品製造機の消音装置

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JPH08142035A
JPH08142035A JP6329752A JP32975294A JPH08142035A JP H08142035 A JPH08142035 A JP H08142035A JP 6329752 A JP6329752 A JP 6329752A JP 32975294 A JP32975294 A JP 32975294A JP H08142035 A JPH08142035 A JP H08142035A
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manufacturing machine
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液槽内の水中に振動音発生部分を浸漬するこ
とで、コンクリート製品製造機の振動音の発生を防止す
る。 【構成】 バイブレーター取付台下面にバイブレーター
を取り付け、前記バイブレーター取付台上に型枠付基台
を載置し、該バイブレーター取付台上にクランプ部を設
けると共にバイブレーター取付台の左右脚部に防振部材
を取り付けたコンクリート製品製造機において、前記バ
イブレーター取付台3の下面に取り付けた防水枠7内に
前記バイブレーター6を内装して液槽1内に基台9の振
動音発生部分まで水中に浸漬する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液槽内の水中に振動音発
生部分を浸漬して振動音の発生を防止しようとするコン
クリート製品製造機の消音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来バイブレーター台に型枠を載置して
振動を与えてコンクリートの密度を小にする手段を採用
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンクリート製
品製造機は消音に対しては何等対策を講じていなかった
ので、相当な振動音を発生し、公害問題を発生させると
いう問題点があった。
【0004】本発明は、型枠にコンクリートを投入し、
バイブレーターによりバイブレーター取付台を振動して
も、比較的騒音を発せず円滑に起動し、取付作業が容易
であるため手数もかかからず最も好適なコンクリート製
品製造機の消音装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンクリート製品製造機の消音装置におい
ては、消音装置の外箱の液槽内に液体を充填し、該液槽
内に、バイブレーター取付台の下面に防水枠で内装され
たバイブレーターを取り付け、前記バイブレーター取付
台の下面両端に防振装置を有する脚部を立設し、バイブ
レーター取付台の上面のコンクリート型枠の基台の端縁
をバイブレーター取付台に設けたクランプ部で係止し、
液槽内の液面を振動音発生部分まで水没充填している。
【0006】又、バイブレーターの取付位置は、バイブ
レーター取付台、脚部、コンクリート型枠、基台等の振
動部分を液槽中に水没して存置し、起動装置を外部に取
り付けることも考えられる。
【0007】又、バイブレーター取付台の両端脚部にエ
アバックを取り付けることが好ましい。
【0008】さらに振動音発生部分を液槽中に存置する
よう、天井の支持杆よりロープを乗設してバイブレータ
ー取付台を取り付けている。
【0009】
【作用】バイブレーター取付台の下面に防水枠を取り付
けて内部にバイブレーターを収納した後、振動音発生部
分を液槽内に浸潰する。液槽内には、もっぱら媒質とし
て水を充填する。
【0010】従って、水没された型枠とバイブレーター
取付台とは水中内において振動して振動音即ち騒音を発
生するけれども、この振動音は波動として順次運動を誘
起する力の作用により、水面に高低があれば重力の作用
によって再び平均を得るものである。
【0011】本発明の場合は、液槽内の振動による媒質
である水の波動であるので、容器の側壁に衝突した波動
は一旦反射波動により平面波の消去又は緩和作用を繰返
し行われるので、音波として騒音を発しないものと考え
られる。
【0012】又、一面において水槽内に存在するバイブ
レーター取付台と型枠との接触部の振動音発生部分が液
槽中の水中にあるため、水音が、水圧のため、抑圧され
て水の波動としてのみ水面を移動するので音波として外
部に働かないものと考えられる。
【0013】
【実施例】実施例について画面を参照して説明すると、
図1において外箱である液槽1内に振動音を発生する部
分をカバーする水面まで水2を充填し、液槽1内にバイ
ブレーター取付台3を取り付けて、バイブレーター取付
台3の脚部4とバイブレーター取付台3との間に従来周
知の防振部材5、例えばゴム質、合成樹脂製ゴム、スポ
ンジ等の部材を介在させる。バイブレーター取付台3の
下面にはバイブレーター6を内装した防水枠7を取り付
け、前記バイブレーター取付台3の上面にコンクリート
を充填する型枠8の基台9を載置し、型枠8の振動を安
定するため基台9の両端部をバイブレーター取付台3に
設けたクランプ部10で係止している。
【0014】図2に示される実施例はバイブレーター取
付台3の一部を液槽1外に突設してその上面にバイブレ
ーター6を取り付け、バイブレーター取付台3の他部に
は型枠8の基台9を載置して液槽1内にその振動音発生
部分まで水没させている。本実施例においては、脚部4
を設けていないので、液槽1の深さを浅くすることがで
きる。
【0015】図3及び図4に示される実施例では、液槽
1内に水没したバイブレーター取付台3の下面に防水枠
7にて囲繞されて取り付けられたバイブレーター6を設
け、バイブレーター取付台3の上面に型枠8を有する基
台9を載置し、前記バイブレーター取付台3の下面両端
に設けられている支柱11の下方にエアバック12を取
り付け、図4に示すように振動の際に圧縮動作を反覆す
るものである。
【0016】図5に示される実施例では、バイブレータ
ー取付台3の下面にバイブレーター6を内装した防水枠
7を取り付け、前記バイブレーター取付台3上に型枠8
を有する基台9を載置し、天井の支持杆13よりロープ
14を吊り下げてバイブレーター取付台3を取り付け、
振動音発生部分を液槽1内に水没させるよう取り付けて
いる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】バイブレーターを防水枠で囲繞し、バイブ
レーター取付台の下面に取り付けてて液槽内に水没して
いるからバイブレーターの波動を生じない。
【0019】そして、バイブレーター取付台の上面に型
枠を有する基台を載置し、この接触部がバイブレーター
の回転により騒音を発生するため、振動音発生部分を液
槽内に水没させているので、波動となり、音波を発生し
ないので騒音が外部に洩れるのを防止する。
【0020】騒音防止によって公害問題を解消するとい
う顕著な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート製品製造機の消音装置の説明図で
ある。
【図2】他の実施例を示す説明図である。
【図3】他の実施例を示す説明図である。
【図4】図3の運動状態を示す説明図である。
【図5】他の実施例を示す説明図である。
【図6】従来のコンクリート製品製造機を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 液槽 3 バイブレーター取付台 4 脚部 6 バイブレーター 7 防水枠 8 型枠 9 基台 12 エアバック 14 ロープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイブレーター取付台下面にバイブレー
    ターを取り付け、前記バイブレーター取付台上に型枠付
    基台を載置し、該バイブレーター取付台上にクランプ部
    を設けると共にバイブレーター取付台の左右脚部に防振
    部材を取り付けたコンクリート製品製造機において、前
    記バイブレーター取付台3の下面に取り付けた防水枠7
    内に前記バイブレーター6を内装して液槽1内に基台9
    の振動音発生部分まで水中に浸漬したコンクリート製品
    製造機の消音装置。
  2. 【請求項2】 バイブレーター取付台3の一方を水面上
    方に突出させた該バイブレーター取付台3にバイブレー
    ター6を取り付けた請求項1記載のコンクリート製品製
    造機の消音装置。
  3. 【請求項3】 バイブレーター取付台3の脚部4に弾性
    体よりなるエアバック12を設けた請求項1又は2記載
    のコンクリート製品製造機の消音装置。
  4. 【請求項4】 バイブレーター取付台3の下面の防水枠
    7内にバイブレーター6を取り付け、上面に型枠8を載
    置して天井よりロープ14にて液槽1内に吊下げた請求
    項1記載のコンクリート製品製造機の消音装置。
JP6329752A 1994-11-22 1994-11-22 コンクリート製品製造機の消音装置 Expired - Fee Related JP2909705B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110509397A (zh) * 2019-09-04 2019-11-29 湖南三一快而居住宅工业有限公司 振动台和振捣方法

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