JPH08141856A - アルミサッシ用複合加工セル及び複合加工方法 - Google Patents

アルミサッシ用複合加工セル及び複合加工方法

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JPH08141856A
JPH08141856A JP27811194A JP27811194A JPH08141856A JP H08141856 A JPH08141856 A JP H08141856A JP 27811194 A JP27811194 A JP 27811194A JP 27811194 A JP27811194 A JP 27811194A JP H08141856 A JPH08141856 A JP H08141856A
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JP
Japan
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cutting
processing
aluminum sash
machining
head
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Pending
Application number
JP27811194A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Yamane
良明 山根
Shigeki Ogura
茂樹 小椋
Kunihiro Miyata
邦弘 宮田
Hirobumi Nakajima
博文 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
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Publication of JPH08141856A publication Critical patent/JPH08141856A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミサッシ部材加工を定尺材のまま所定の
加工を行った後切断し、残加工のみ切断後に加工を行う
アルミサッシ用複合加工セルを得ること。 【構成】 切断前加工セルと切断後加工セルからなり、
夫々のセルはNC制御による加工刃具を装備した加工ヘ
ッド及び形材クランプを装備し、切断前加工セルにはさ
らに切断ヘッドを持たせ、切断前加工セルではアルミサ
ッシ形材の定尺材を投入すると所定の加工を終えた後切
断し、部材にして切断後加工セルで残加工を行うアルミ
サッシ用複合加工セル。 【効果】 切断工程と加工工程を集約したことにより、
設備設置スペースが小さくでき、工程間搬送時間や
切断長さ変化による段取り替え時間のロス時間を削減で
きることで生産スペース改善や生産性向上に効果があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミサッシ形材の加
工・切断を行う加工設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアルミサッシ形材の加工・切断
は、アルミサッシ形材の定尺材を所定の製品長さに切断
し、金型プレスやNC制御による切削加工を行ってお
り、大きく加工工程が「切断」と「加工」に分割されて
おり、設備も切断機とそれぞれの加工機群を別々に設け
る必要があり、加工タクトタイム中搬送に占める時間が
多くまた、切断長さの変化に追随するための切断機と加
工機の段取り替えが頻繁に必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の切断・加工の方
式では、切断と加工の工程が分割されており設備も工程
毎に別途設ける必要が有ったために設備設置スペースが
広くなり、工程間の搬送時間やタクトタイムに応じた加
工工程間の搬送時間及び、切断長さの変化に従った切断
機と加工機の段取り替えが頻繁に必要で生産性の面で悪
影響があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のアルミサッシ用
複合加工セルは、上記課題を解決するため、アルミサッ
シ形材の加工装置において、アルミサッシ形材の長さ方
向に移動可能なアルミサッシ形材のクランプ装置と加工
用刃具を一種類以上備えた加工ヘッドと、クランプ装置
と切断用刃具を備えた切断へッドから構成した切断前加
工セルと、アルミサッシ形材の長さ方向に移動可能なク
ランプ装置と、切断後加工用の加工用刃具を一種類以上
備えた加工ヘッドから構成した切断後加工セルとからな
ることを特徴とする。
【0005】また、本発明のアルミサッシ用複合セルの
加工方法は、アルミサッシ形材の加工方法において、切
断前加工セルでは、アルミサッシ形材の加工部位に従っ
て、加工ヘッドをアルミサッシ形材の長さ方向に移動
し、所定の加工を全部又は一部行った後、切断へッドを
前記加工ヘッドに追随させ所定の長さに切断し、切断さ
れた部材は、次々に切断後加工セルに移載され、切断後
に加工する部位へ加工ヘツドをアルミサッシ形材の長さ
方向に移動し、所定の加工を全部行うことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明は、アルミサッシ形材の切断・加工を行
うために、まず切断前のアルミサッシ形材を切断前加工
セルに投入し、数箇所設けた加工ヘッドで切断前のアル
ミサッシ形材の加工位置の側近をクランプし所定の加工
を行い、加工が完了するとクランプを解放し、アルミサ
ッシ形材の長さ方向に移動し次加工位置で再びクランプ
・加工を行う。これと同時に切断ヘッドは加工が完了し
た位置に移動し、切断位置の側近をクランプしアルミサ
ッシ形材を製品部材長に切断を行う。切断前加工セルで
は、この動作を繰り返し切断前のアルミサッシ形材を数
本の製品部材にする。切断された部材は、切断前加工セ
ルから切断後加工セルに移載され、数箇所設けた加工ヘ
ッドで加工位置の側近をクランプし、部材の残りの加工
を行うことを繰り返し行い、加工を完了して払い出す。
【0007】
【実施例】図1〜図3により本発明の実施例を説明す
る。
【0008】切断前アルミサッシ形材14を加工・切断
する切断前加工セル1と切断後アルミサッシ形材15を
加工する切断後加工セル2を別途設けた投入・移載装置
(図示せず)を介し、アルミサッシ形材の長手方向に連
続配置する。
【0009】切断前加工セル1には、切断前アルミサッ
シ形材14の加工位置の側近を形材クランプ12−a、
bでクランプし、加工刃具11−a、bで形材の上面を
加工するNo.1、2上面加工ヘッド11−a、bと同
じく形材クランプ12−cでクランプし、切断刃具13
で切断を行う切断ヘッド4を切断前加工セルフレーム8
のヘッド駆動装置16を介し、アルミサッシ形材の長手
方向に移動可能なように取り付けられている。形材の下
面からの加工が必要な場合は、下面加工ヘッド5−a、
bを同様に設ける。
【0010】また、切断後加工セル2も同様に切断後ア
ルミサッシ形材15の中央をクランプし加工するための
形材クランプ12−dと加工刃具11−dを持つ加工ヘ
ッド6と同端部をクランプし加工するための形材クラン
プ12−e、fと加工刃具11−e、fを持つ加工ヘッ
ド7−a、bが切断後加工セルフレーム9にヘッド駆動
装置(図示せず)を介し、アルミサッシ形材の長手方向
に移動可能なように取り付けられている。
【0011】各ヘッド駆動軸は、加工ヘッド(3、4、
5、6、7)の3軸の自由度の内のY軸となる。また、
各加工ヘッドは、それぞれX、Z軸に自由度を持ち、こ
れらのX、Y、Zの各軸はNC制御により駆動し、加工
・切断位置移動及び、加工形状に応じた加工刃具11、
切断刃具13の加工制御を行う。
【0012】本実施例の場合の加工刃具は、11−a、
bはφ4.5mmのエンドミルとスロッタ、11−d、
e、fはユニセットパンチ及び、切断刃具13は、φ3
50mmのチップソーとしている。
【0013】さらに、切断前加工セル1と切断後加工セ
ル2を通して、スクラップ排出コンベア10を設けてス
クラップや切り欠き片、パンチかすの排出を考慮してい
る。また、切削時に発生する切粉の集塵設備(図示せ
ず)は、加工ヘッドに設けた局部集塵と加工完了時の全
体集塵を行っている。
【0014】次に切断前加工セル1の動作を図4、図5
及び、切断後加工セル2の動作を図6で説明する。ここ
では切断前アルミサッシ形材14から切断後アルミサッ
シ形材15を4本取る場合を示す。
【0015】図4(a)では、全ての加工ヘッドのクラ
ンプが解放されていて、この状態で切断前アルミサッシ
形材14が側方から投入装置(図示せず)により投入さ
れる。
【0016】この時、切断前アルミサッシ形材14は、
仮受17と切断ヘッドの形材クランプ12−cの片方で
支持される。
【0017】図4(b)では、予めプログラムされたN
Cデータにより加工ヘッド3−a、bは所定の位置に移
動し、形材クランプ12−a、bにより形材をクランプ
することでアルミサッシ形材の曲がりを矯正し、クラン
プによって定まる所に位置決めした後に加工刃具11−
a、bにより加工を開始する。この時は未だ切断ヘッド
4は、初期位置に待機している。
【0018】図4(c)、(d)では先頭部分19の加
工が完了し、次の加工位置に加工ヘッド3−a、bが移
動した後、切断ヘッド4は、予めプログラムされたNC
データにより切断位置に移動し先頭部分19の切断を行
う。この先頭部分19は、通常スクラップとしてスクラ
ップ排出コンベア10により廃棄される。
【0019】図4(d)、(e)では、切断後製品とな
る部材15−aの加工が全て完了すると切断ヘッド4に
よりアルミサッシ形材14から切断され、切断前加工セ
ルlから別途設けた払出し装置(図示せず)により払い
出される。
【0020】この切断時には、部材15−aは切断ヘッ
ド4のクランブ12−cの片方と、切断仮り受け18に
よって支持されている。
【0021】図5(a)〜(e)では、部材15−b〜
dまで上記動作を繰り返して部材加工を完了する。ま
た、最後にアルミサッシ形材14の最尾端20を切断ヘ
ッド4で切断する場合は、加工ヘッド11−a、bは、
図のように最終待機位置に退避し、部材15−dの払出
しと最尾端20の排出が完了すると、図4(a)の初期
位置に復帰する。
【0022】図6(a)では、全ての加工ヘッド及びク
ランプが解放されていて、初期位置に対している状態で
切断後アルミサッシ形材15が側方から投入装置(図示
せず)により投入される。
【0023】図6(b)では、中央加工ヘッド6と端部
加工ヘッド7−a、bがそれぞれ予めプログラムされた
NCデータにより加工位置に移動し、所定の加工を行
う。
【0024】図6(c)では、全加工が完了すると中央
加工ヘッド6と端部加工ヘッド7−a、bは再び初期位
置に退避し、部材15が切断後加工セル2から払出し装
置(図示せず)により払い出される。これを部材15−
a〜dについて同様に動作を繰り返す。
【0025】本複合加工セルの構成は、切断前加工セル
と切断後加工セルを上下に構成すること或いは、分割せ
ずに一括した加工ヘッド配置にする等の組み合わせ及
び、クランプや仮り受けの構成についてはアルミサッシ
形材の剛性や加工内容の多寡により決定されるもので特
定はしない。
【0026】
【発明の効果】本発明により、切断と加工の工程を分割
せず設備も工程毎に別途設ける必要が無くなり、設備設
置スペースが少なくなり、工程間の搬送時間やタクトタ
イムに応じた加工工程間の搬送時間及び、切断長さの変
化に従った切断機と加工機の段取り替えが無くなり、生
産性を大きく向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複合加工セルの全体斜視図である。
【図2】 複合加工セルの全体平面図である。
【図3】 複合加工セルの全体側面図である。
【図4】 切断前加工セルの動作説明図である。
【図5】 切断前加工セルの動作説明図である。
【図6】 切断後加工セルの動作説明図を示す。
【符号の説明】
1 切断前加工セル 2 切断後加工
セル 3 上面加工ヘッド 4 切断ヘッド 5 下面加工ヘッド 6 中央加工ヘ
ッド 7 端部加工ヘッド 8 切断前加工
セルフレーム 9 切断後加工セルフレーム 10 スクラップ
排出コンベア 11 加工刃具 12 形材クラ
ンプ 13 切断刃具 14 切断前アル
ミサッシ形材(定尺材) 15 切断後アルミサッシ形材(部材)16 ヘッド駆
動装置 17 仮り受け 18 切断仮り
受け 19 先頭部分 20 最尾端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 邦弘 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 中島 博文 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵プラント設計株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミサッシ形材の加工装置において、
    アルミサッシ形材の長さ方向に移動可能なアルミサッシ
    形材のクランプ装置と加工用刃具を一種類以上備えた加
    工ヘッドと、クランプ装置と切断用刃具を備えた切断へ
    ッドから構成した切断前加工セル(1)と、アルミサッ
    シ形材の長さ方向に移動可能なクランプ装置と、切断後
    加工用の加工用刃具を一種類以上備えた加工ヘッドから
    構成した切断後加工セル(2)とからなることを特徴と
    するアルミサッシ用複合加工セル。
  2. 【請求項2】 アルミサッシ形材の加工方法において、
    切断前加工セルでは、アルミサッシ形材の加工部位に従
    って、加工ヘッドをアルミサッシ形材の長さ方向に移動
    し、所定の加工を全部又は一部行った後、切断へッドを
    前記加工ヘッドに追随させ所定の長さに切断し、切断さ
    れた部材は、次々に切断後加工セルに移載され、切断後
    に加工する部位へ加工ヘツドをアルミサッシ形材の長さ
    方向に移動し、所定の加工を全部行うことを特徴とする
    アルミサッシの複合加工方法。
JP27811194A 1994-11-11 1994-11-11 アルミサッシ用複合加工セル及び複合加工方法 Pending JPH08141856A (ja)

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JP (1) JPH08141856A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111922788A (zh) * 2020-08-05 2020-11-13 苏州鑫玮冠电子科技有限公司 一种具有挤压机的铝型材自动生产线
CN115070428A (zh) * 2022-08-22 2022-09-20 济南天辰智能装备股份有限公司 一种门窗用型材生产系统及生产方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111922788A (zh) * 2020-08-05 2020-11-13 苏州鑫玮冠电子科技有限公司 一种具有挤压机的铝型材自动生产线
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000616