JPH08141507A - 振動分離機 - Google Patents

振動分離機

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JPH08141507A
JPH08141507A JP31264494A JP31264494A JPH08141507A JP H08141507 A JPH08141507 A JP H08141507A JP 31264494 A JP31264494 A JP 31264494A JP 31264494 A JP31264494 A JP 31264494A JP H08141507 A JPH08141507 A JP H08141507A
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JP
Japan
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base
device body
vibration
sieve plate
screen sheet
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Application number
JP31264494A
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English (en)
Inventor
Kazuo Matsuyama
一男 松山
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理能力が高く、可搬性にも秀れた振動分離
機を提供し、家屋解体時に出る産業廃棄物の現場での分
級処理を可能にし処理コストを軽減する。 【構成】 網または多孔板からなる粗目の第1フルイ板
21と細目の第2フルイ板22とを方形枠状の器体20
内に夫々上下段に張設し、該器体20の一側壁を開口し
て第1フルイ板21および第2フルイ板22の一辺が臨
む分級排出口23a,23bを開設すると共に、該器体
20を基台10上に複数のコイルバネ17を介して揺動
可能にかつ前記分級排出口23a,23bが傾斜下方向
なるように緩い傾斜状に支持し、該器体20の両側壁の
外側には一対の振動モータ25a,25bをその回転軸
が該器体20の傾斜と同方向でさらに急角度で傾斜状な
るように固設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の解体時等に生じ
る土砂,木片,コンクリート破片等が混じった産業廃棄
物を大きさに従い分級する振動分離機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】家屋等の建造物を解体したときに出る大
小のコンクリート破片,石ころ,金属片,木片,ガラス
片,土砂等が混った廃棄物はそのまま埋立て,宅地造成
等に使用できないので従来から振動分離機によって土砂
を分級し処分するようにしている。そのために解体現場
から廃棄物を運び出し処分場に搬入して分級していた
が、運搬コスト等を要しコスト高になっていた。また、
従来の振動分離機は処理能力が低いために大量の廃棄物
を短時間で処理できない問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の振動分
離機は、処理能力が高く、可搬性にも秀れた振動分離機
を提供し現場での廃棄物の分級処理を可能にし処理コス
トを軽減しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の振動
分離機は、網または多孔板からなる粗目の第1フルイ板
と細目の第2フルイ板とを方形枠状の器体内に夫々上下
段に張設し、該器体の一側壁を開口して第1フルイ板お
よび第2フルイ板の一辺が臨む分級排出口を開設すると
共に、該器体を基台上に複数のコイルバネを介して揺動
可能にかつ前記分級排出口が傾斜下方向なるように緩い
傾斜状に支持し、該器体の両側壁の外側には一対の振動
モータをその回転軸が該器体の傾斜と同方向でさらに急
角度で傾斜状なるように固設してなることを特徴とす
る。
【0005】また本発明は上記振動分離機において、コ
イルバネに代えて基台上に弾性ゴム体を介して器体を支
持したことを特徴とする。また本発明は上記振動分離機
において、基台上に器体を着脱自在に支持したことを特
徴とする。さらに本発明は上記振動分離機において、基
台に第2フルイ板を通過した土砂を受ける漏斗状のホッ
パーを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】一対の振動モータにより器体を強力に振動し得
ると共に、上下2段のフルイ板が振動方向に傾斜して張
設されていることから、処理能力が大幅に向上し一時に
大量の廃棄物を処理し得る。また、基台と器体とを分離
することにより運搬が容易となり現場への設定が簡単に
出来るようになる。
【0007】
【実施例】次に図と共に本発明の一実施例を説明する。
この振動分離機は基台10と該基台10上に支持された
器体20とからなる。基台10は中央部に漏斗状のホッ
パー11が一体に設けられていると共に、車輪12を具
備し、前部にはハンドル13が設けられ、該ハンドル1
3を引くことで車輪12を回転させ所望に移動し易いよ
うにしている。基台10の前部の支持部14は後部の支
持部15よりも高く該各支持部14,15にカップ状の
バネ座16が設けられ夫々コイルバネ17が支持されて
いる。18は該基台10内に設けられたエンジン発電機
である。
【0008】器体20は方形枠状を呈していて、内部に
多孔板からなる粗目の第1フルイ板21が張設され、該
第1フルイ板21の下にはこれより細目の多孔板からな
る第2フルイ板22が張設されている。そして該器体2
0の一側壁は開口して該第1フルイ板21および第2フ
ルイ板22の一辺が臨む分級排出口23a,23bが開
設されている。そして該器体20を基台10上にコイル
バネ17を介して揺動可能に、かつ、該分級排出口23
a,23bが傾斜下方向となるように水平面に対して約
15度の緩い傾斜状に支持する。なお、24は該器体2
0の支持部に固設された逆カップ状のバネ座である。
【0009】25a,25bは器体20の両側壁の外側
に取付板26を介して固設された振動モータで、該振動
モータ25a,25bは回転軸をモータ本体の両端に突
出させてこれに重錘を固着してなるものであり、その回
転に伴い重錘が振り回されることで器体20を振動させ
る。そして、この振動モータ25a,25bの回転軸
(軸線を符号Dにて示す。)が該器体20の傾斜と同方
向でさらに急角度(水平面に対して約55度)で傾斜す
るように固設されている。
【0010】このように構成した振動分離機では、必要
に応じて基台10と器体20とを別体にしてトラックに
乗せ家屋解体現場等に運搬し、基台10のバネ座16上
にコイルバネ17を介して器体20のバネ座24を合致
させるだけで簡単に組立てできる。なお27は分級排出
口23から排出された廃棄物を搬送するコンベヤ、28
はホッパー11より排出された廃棄物を搬送するコンベ
ヤを示す。そして発電機18を電源として振動モータ2
5a,25bを作動させることで、器体20を前記軸線
Dと直交する垂線H上にて8字状の運動軌跡を描いて振
動させることができる。このため第1フルイ板21およ
び第2フルイ板22は8字状に振動し、該第1フルイ板
21上に廃棄物をパワーショベル等により投入すれば、
これを強力に振動させつつ傾斜方向に移動させることが
できる。このため第1フルイ板21上にて大きな石,コ
ンクリートブロック,木片等のが分離され第2フルイ板
22上には中程度の大きさの石ころ,コンクリート片,
木片等が分離されて、夫々分級排出口23a,23bよ
り排出される。そして小さい土,砂等は第2フルイ板2
2を通過してホッパー11に落下するのでコンベヤ28
にて直にトラックに乗せて宅地造成地等に運べばその土
砂を造成に有効利用できる。
【0011】振動モータ25a,25bの回転数は廃棄
物の比重に従い800〜1200rpmの範囲内で調整
される。そして軽い廃棄物の場合は重錘を軽くして高速
回転させることにより振幅を小さくし振動数を高くする
と共に、重い廃棄物の場合は重錘を重くして低速回転さ
せることにより振幅を大きくして振動数を少くすること
で、夫々効率的なフルイ分けができるようになる。
【0012】なお、図4に上記コイルバネ17に代えて
弾性ゴム体30を介在させた例を示し、この場合該弾性
ゴム体30の両端部に一体に形成されたフランジ部31
を座金32を介在させて夫々基台10および器体20に
ボルト33により固着している。このように弾性ゴム体
30を使用した場合はボルト33を取り外すことで基台
10と器体20との分離ができるようになる。
【0013】
【発明の効果】このように本発明の振動分離機では、器
体に第1フルイ板と第2フルイ板を上下段に設けて両フ
ルイ板により大小の夾雑物が混在する廃棄物を分級する
ようにしたので、小型でも広いフルイ面積を保持するこ
とができると共に、両側壁の外側に設けた一対の振動モ
ータにより該器体を強力に振動させることができるの
で、処理能力が高く、大量の廃棄物を短時間で分級処理
することができる。しかも可搬性に秀れているので建造
物の解体現場等への搬入,据付も容易となり使い勝手が
よい利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動分離機の一実施例を示す正面
図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】弾性ゴム体の拡大側面図。
【符号の説明】
10 基台 12 車輪 17 コイルバネ 20 器体 21 第1フルイ板 22 第2フルイ板 23a,23b 分級排出口 25a,25b 振動モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網または多孔板からなる粗目の第1フル
    イ板と細目の第2フルイ板とを方形枠状の器体内に夫々
    上下段に張設し、該器体の一側壁を開口して第1フルイ
    板および第2フルイ板の一辺が臨む分級排出口を開設す
    ると共に、該器体を基台上に複数のコイルバネを介して
    揺動可能にかつ前記分級排出口が傾斜下方向なるように
    緩い傾斜状に支持し、該器体の両側壁の外側には一対の
    振動モータをその回転軸が該器体の傾斜と同方向でさら
    に急角度で傾斜状なるように固設してなることを特徴と
    する振動分離機。
  2. 【請求項2】 コイルバネに代えて基台上に弾性ゴム体
    を介して器体を支持した請求項1に記載の振動分離機。
  3. 【請求項3】 基台上に器体を着脱自在に支持した請求
    項1または2に記載の振動分離機。
  4. 【請求項4】 基台に第2フルイ板を通過した土砂を受
    ける漏斗状のホッパーを設けた請求項1または2または
    3に記載の振動分離機。
JP31264494A 1994-11-21 1994-11-21 振動分離機 Pending JPH08141507A (ja)

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