JPH0814097B2 - ネットレーキ型除塵機 - Google Patents
ネットレーキ型除塵機Info
- Publication number
- JPH0814097B2 JPH0814097B2 JP2158313A JP15831390A JPH0814097B2 JP H0814097 B2 JPH0814097 B2 JP H0814097B2 JP 2158313 A JP2158313 A JP 2158313A JP 15831390 A JP15831390 A JP 15831390A JP H0814097 B2 JPH0814097 B2 JP H0814097B2
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- JP
- Japan
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- net
- dust
- rake
- dust remover
- type dust
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、排水機場などの水利施設に流着する塵芥
を取り除くために水路などに設置される除塵機に係り、
特に、大型の塵芥と小型の塵芥の双方を除去することの
できるネットレーキ型除塵機に関するものである。
を取り除くために水路などに設置される除塵機に係り、
特に、大型の塵芥と小型の塵芥の双方を除去することの
できるネットレーキ型除塵機に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、排水機場などの水利施設に流着する塵芥を取り
除くために水路などに設置される除塵機として、例えば
レーキ型除塵機やネット型除塵機が知られている。
除くために水路などに設置される除塵機として、例えば
レーキ型除塵機やネット型除塵機が知られている。
このうち、レーキ型除塵機は、水路に設置されたスク
リーンの左右両側に設けた無端状のチェーンの循環動に
より、レーキをスクリーンの表面に沿って循環移動さ
せ、上方に移動する側のレーキの掻き上げによって水利
施設に流着する塵芥を除去する構造のものである。
リーンの左右両側に設けた無端状のチェーンの循環動に
より、レーキをスクリーンの表面に沿って循環移動さ
せ、上方に移動する側のレーキの掻き上げによって水利
施設に流着する塵芥を除去する構造のものである。
このレーキ型除塵機は、連続的に塵芥を除去でき、特
に大型の塵芥を除去でき、また、掻き上げた塵芥のシュ
ート内への落下が容易にできる利点を有している。
に大型の塵芥を除去でき、また、掻き上げた塵芥のシュ
ート内への落下が容易にできる利点を有している。
また、ネット型除塵機は、水路に細目のネットを無端
状に配置し、この無端状のネットを上下方向に循環移動
させ、ネットの目に溜まった塵芥を上方に移動させて、
ネット内部側からの噴流水によってネットの目に溜まっ
た塵芥を除去する構造のものである。
状に配置し、この無端状のネットを上下方向に循環移動
させ、ネットの目に溜まった塵芥を上方に移動させて、
ネット内部側からの噴流水によってネットの目に溜まっ
た塵芥を除去する構造のものである。
このネット型除塵機は、連続的に塵芥を除去でき、特
に小型の塵芥を除去できる利点を有している。
に小型の塵芥を除去できる利点を有している。
しかしながら、前述したレーキ型除塵機では、大型の
塵芥は容易に除去できる反面、スクリーンのバーピッチ
を狭くしてもスクリーンを構成するバー同士の間には隙
間があるため、この隙間から小型の塵芥が通過し、小型
の塵芥を除去することができない欠点があった。
塵芥は容易に除去できる反面、スクリーンのバーピッチ
を狭くしてもスクリーンを構成するバー同士の間には隙
間があるため、この隙間から小型の塵芥が通過し、小型
の塵芥を除去することができない欠点があった。
また、前述したネット型除塵機では、小型の塵芥は容
易に除去できる反面、大型の塵芥には対処できず、上流
側に大型の塵芥を除去する除塵機を別途に設置しなけれ
ばならない欠点があった。
易に除去できる反面、大型の塵芥には対処できず、上流
側に大型の塵芥を除去する除塵機を別途に設置しなけれ
ばならない欠点があった。
この発明は、上記のような問題点に鑑み、その問題点
を解決すべく創案されたものであって、その目的とする
ところは、水路に無端状のネットを上下方向に循環動自
在に配置し、該ネットの外周にレーキを上下方向に循環
動自在に配置することにより、大型の塵芥はレーキによ
って除去し、また小型の塵埃はネットによって除去し
て、大型の塵芥と小型の塵芥の双方を除去することので
きるネットレーキ型除塵機を提供することにある。
を解決すべく創案されたものであって、その目的とする
ところは、水路に無端状のネットを上下方向に循環動自
在に配置し、該ネットの外周にレーキを上下方向に循環
動自在に配置することにより、大型の塵芥はレーキによ
って除去し、また小型の塵埃はネットによって除去し
て、大型の塵芥と小型の塵芥の双方を除去することので
きるネットレーキ型除塵機を提供することにある。
以上の目的を達成するためにこの発明は、水路に無端
状のネットを上下方向に循環動自在に配置し、該ネット
の外周にレーキを上下方向に循環動自在に配置し、ネッ
トの上部反転部の後方にレーキの上部反転部を離して設
け、レーキの上部側軌道と異なるネットの上部側軌道上
に、ネットに付着した塵芥を擦って掻き落とすブラッシ
ングを設けた構成よりなるものである。
状のネットを上下方向に循環動自在に配置し、該ネット
の外周にレーキを上下方向に循環動自在に配置し、ネッ
トの上部反転部の後方にレーキの上部反転部を離して設
け、レーキの上部側軌道と異なるネットの上部側軌道上
に、ネットに付着した塵芥を擦って掻き落とすブラッシ
ングを設けた構成よりなるものである。
以上のような構成を有するこの発明は次のように作用
する。
する。
すなわち、水路に無端状のネットを上下方向に循環動
自在に配置し、該ネットの外周にレーキを上下方向に循
環動自在に配置した構成により、大型の塵芥は上方に循
環すうレーキによって掻き上げて除去でき、また、小型
の塵芥は循環するネットに付着させて上方に運んで除去
でき、大型の塵芥および小型の塵芥の何れをも除去でき
るように作用する。
自在に配置し、該ネットの外周にレーキを上下方向に循
環動自在に配置した構成により、大型の塵芥は上方に循
環すうレーキによって掻き上げて除去でき、また、小型
の塵芥は循環するネットに付着させて上方に運んで除去
でき、大型の塵芥および小型の塵芥の何れをも除去でき
るように作用する。
以下、図面に記載の実施例に基づいてこの発明をより
具体的に説明する。
具体的に説明する。
ここで、第1図は全体側断面図、第2図は全体正面
図、第3図は駆動箇所の平断面図、第4図は第3図は側
断面図、第5図は除塵機の下部拡大断面図である。
図、第3図は駆動箇所の平断面図、第4図は第3図は側
断面図、第5図は除塵機の下部拡大断面図である。
図において、ネットレーキ型除塵機1の本体の左右両
側面は一対のフレーム2で構成され、該フレーム2は水
路3の両側壁の内側に下流側に傾斜して配置されてい
る。フレーム2の下端は水路3の底面に固定され、上部
は水路3より上方に突出して下流側に湾曲している。
側面は一対のフレーム2で構成され、該フレーム2は水
路3の両側壁の内側に下流側に傾斜して配置されてい
る。フレーム2の下端は水路3の底面に固定され、上部
は水路3より上方に突出して下流側に湾曲している。
左右のフレーム2間には無端状のネット4が斜め上下
方向に循環動自在に配置されている。ネット4は小型の
塵芥の流下を防ぐものであり、このため、ネット4の網
目は小型の塵芥の流下を阻止できる程度に小さい。ネッ
ト4には例えば綱製の材質のもの、或いは高張力の繊維
材質が使用され、特に、高張力の繊維材質が使用される
場合にはネット4の重量の軽減を図ることができる。
方向に循環動自在に配置されている。ネット4は小型の
塵芥の流下を防ぐものであり、このため、ネット4の網
目は小型の塵芥の流下を阻止できる程度に小さい。ネッ
ト4には例えば綱製の材質のもの、或いは高張力の繊維
材質が使用され、特に、高張力の繊維材質が使用される
場合にはネット4の重量の軽減を図ることができる。
無端状のネット4は左右のフレーム2間に横設された
ネット4の上部反転部としての上部ネットドラム5と下
部ネットドラム6間に上下方向に循環動自在に張設され
ている。上部ネットドラム5および下部ネットドラム6
はネット4を反転させる機能を果たす。このうち、上部
ネットドラム5は減速機7を介して駆動源としてのモー
タ8に連動連結されており、モータ8の駆動により上部
ネットドラム5は回転して上記ネット4を上下方向に循
環動させる。これらの減速機7およびモータ8は、フレ
ーム2の上部湾曲部の外側に取付けられている。また、
斜め上下方向に配置された無端状のネット4の内側に
は、複数のネット受杆9が上下に横設されていて、ネッ
ト4を内側から支持している。
ネット4の上部反転部としての上部ネットドラム5と下
部ネットドラム6間に上下方向に循環動自在に張設され
ている。上部ネットドラム5および下部ネットドラム6
はネット4を反転させる機能を果たす。このうち、上部
ネットドラム5は減速機7を介して駆動源としてのモー
タ8に連動連結されており、モータ8の駆動により上部
ネットドラム5は回転して上記ネット4を上下方向に循
環動させる。これらの減速機7およびモータ8は、フレ
ーム2の上部湾曲部の外側に取付けられている。また、
斜め上下方向に配置された無端状のネット4の内側に
は、複数のネット受杆9が上下に横設されていて、ネッ
ト4を内側から支持している。
無端状のネット4の外周には、大型の塵芥を除去する
レーキ10が上下方向に循環動自在に配置されている。レ
ーキ10はネット4の幅方向に延び、その両端は無端状の
主務チェーン11に連結保持されている。主務チェーン11
はレーキ10を循環動させる役目を果たすものである。主
務チェーン11は上記フレーム2の上部湾曲部に設けられ
た駆動スプロケット12、フレーム2の下部に設けられた
下部反転部13およびフレーム2の湾曲した上部の先端側
に設けられた上部反転部14間に張設されている。
レーキ10が上下方向に循環動自在に配置されている。レ
ーキ10はネット4の幅方向に延び、その両端は無端状の
主務チェーン11に連結保持されている。主務チェーン11
はレーキ10を循環動させる役目を果たすものである。主
務チェーン11は上記フレーム2の上部湾曲部に設けられ
た駆動スプロケット12、フレーム2の下部に設けられた
下部反転部13およびフレーム2の湾曲した上部の先端側
に設けられた上部反転部14間に張設されている。
駆動スプロケット12は主務チェーン11を駆動させる機
能を果たし、この駆動スプロケット12は前記の上部ネッ
トドラム5と同一の軸に固設され、前述したモータ8に
減速機7を介して連動連結されている。つまり、駆動ス
プロケット12は上部ネットドラム5の駆動源であるモー
タ8によって駆動するものであり、上部ネットドラム5
と一体となって回転する。
能を果たし、この駆動スプロケット12は前記の上部ネッ
トドラム5と同一の軸に固設され、前述したモータ8に
減速機7を介して連動連結されている。つまり、駆動ス
プロケット12は上部ネットドラム5の駆動源であるモー
タ8によって駆動するものであり、上部ネットドラム5
と一体となって回転する。
下部反転部13および上部反転部14は主務チェーン11を
反転させる機能を果たすが、上部反転部14は更に主務チ
ェーン11に緊張を付与する機能を兼ねている。この上部
反転部14は正逆回転自在なローラからなっているが、ロ
ーラに代えて正逆回転自在なスプロケットを設けてもよ
く、又非回転部材を設けてもよい。非回転部材の形状
は、要は反転する主務チェーン11が円滑に反転案内され
る形状であればどのような形状でもよく、例えば半円形
や円形でもよい。また、下部反転部13も上部反転部14と
同様な構造としてもよい。
反転させる機能を果たすが、上部反転部14は更に主務チ
ェーン11に緊張を付与する機能を兼ねている。この上部
反転部14は正逆回転自在なローラからなっているが、ロ
ーラに代えて正逆回転自在なスプロケットを設けてもよ
く、又非回転部材を設けてもよい。非回転部材の形状
は、要は反転する主務チェーン11が円滑に反転案内され
る形状であればどのような形状でもよく、例えば半円形
や円形でもよい。また、下部反転部13も上部反転部14と
同様な構造としてもよい。
ネットレーキ型除塵機1の上部側には、ネット4およ
びレーキ10によって掻き上げられた塵芥を排出する排塵
コンベア15が水路3を横断する状態に設けられている。
また、排塵コンベア15の近くのネット4には、ネット4
に付着して掻き上げられた塵芥を排塵コンベア15に排出
するために、ブラッシング16がネット4の内外に幅方向
に配設されている。このブラッシング16はモータ17によ
って回転して、ネット4に付着した塵芥を擦って掻き落
とす機能を果たすものである。
びレーキ10によって掻き上げられた塵芥を排出する排塵
コンベア15が水路3を横断する状態に設けられている。
また、排塵コンベア15の近くのネット4には、ネット4
に付着して掻き上げられた塵芥を排塵コンベア15に排出
するために、ブラッシング16がネット4の内外に幅方向
に配設されている。このブラッシング16はモータ17によ
って回転して、ネット4に付着した塵芥を擦って掻き落
とす機能を果たすものである。
前記のネット4を緊張させる緊張付与装置18が設けら
れている。緊張付与装置18は下部ネットドラム6を斜め
上下方向に移動させて、ネット4に緊張を付与する。ま
た、ネットレーキ型除塵機1の下端と水路3の底面との
隙間から塵芥が流下しないように、補助スクリーン19が
水路3の底面に設置されている。
れている。緊張付与装置18は下部ネットドラム6を斜め
上下方向に移動させて、ネット4に緊張を付与する。ま
た、ネットレーキ型除塵機1の下端と水路3の底面との
隙間から塵芥が流下しないように、補助スクリーン19が
水路3の底面に設置されている。
次に、上記実施例の構成に基づく作用について説明す
る。
る。
モータ8を作動させると、モータ8はその回転速度が
減速機7で適度の回転速度に減速された後、減速機7に
連動連結された同一の軸に各々連結されている上部ネッ
トドラム5および駆動スプロケット12を減速された同一
の回転速度で回転させる。上部ネットドラム5および駆
動スプロケット12は一体となって同一の回転速度で回転
を始める。
減速機7で適度の回転速度に減速された後、減速機7に
連動連結された同一の軸に各々連結されている上部ネッ
トドラム5および駆動スプロケット12を減速された同一
の回転速度で回転させる。上部ネットドラム5および駆
動スプロケット12は一体となって同一の回転速度で回転
を始める。
上部ネットドラム5が回転すると、上部ネットドラム
5と下部ネットドラム6間に張設されているネット4は
上下方向に循環動を始める。ネット4の循環動は、上流
側のネット4が上向きに移動し、下流側のネット4が下
向きに移動する。ネットレーキ型除塵機1に流着した小
型の塵芥は上向きに移動するネット4に付着する。上向
きに移動するネット4に付着した小型の塵芥は、ネット
4と共に上向きに移動して、上部ネットドラム5の位置
まで上昇し、そこで、下向きに反転して降下する。下向
きに反転した箇所で、ネット4に付着している塵芥の一
部は自然に剥離して落下し、真下の排塵コンベア15内に
排出される。
5と下部ネットドラム6間に張設されているネット4は
上下方向に循環動を始める。ネット4の循環動は、上流
側のネット4が上向きに移動し、下流側のネット4が下
向きに移動する。ネットレーキ型除塵機1に流着した小
型の塵芥は上向きに移動するネット4に付着する。上向
きに移動するネット4に付着した小型の塵芥は、ネット
4と共に上向きに移動して、上部ネットドラム5の位置
まで上昇し、そこで、下向きに反転して降下する。下向
きに反転した箇所で、ネット4に付着している塵芥の一
部は自然に剥離して落下し、真下の排塵コンベア15内に
排出される。
引続きネット4に付着している残りの塵芥は、排塵コ
ンベア15の上方のネット4の内外に設けられたブラッシ
ング16によって内外から擦られる。このため、ネット4
の目の間に付着していた残りの塵芥もブラッシング16に
よってネット4から掻き落とされ、落下して排塵コンベ
ア15内に落ち込み排出される。付着していた塵芥を掻き
落としたネット4は下向きに移動し、最下端の下部ネッ
トドラム6で反転して再び上向きに移動方向を変える。
そして、上向きに移動方向を変えたネット4には再び新
たな塵芥が付着し、以後同様な作業を繰り返して、小型
の塵芥を除去する。
ンベア15の上方のネット4の内外に設けられたブラッシ
ング16によって内外から擦られる。このため、ネット4
の目の間に付着していた残りの塵芥もブラッシング16に
よってネット4から掻き落とされ、落下して排塵コンベ
ア15内に落ち込み排出される。付着していた塵芥を掻き
落としたネット4は下向きに移動し、最下端の下部ネッ
トドラム6で反転して再び上向きに移動方向を変える。
そして、上向きに移動方向を変えたネット4には再び新
たな塵芥が付着し、以後同様な作業を繰り返して、小型
の塵芥を除去する。
一方、駆動スプロケット12が回転すると、下部反転部
13、駆動スプロケット12および上部反転部14間に張設さ
れている主務チェーン11は上下方向に循環動を始める。
駆動スプロケット12と噛み合う左右の各主務チェーン11
は各々同一速度で一定方向に同速度で循環動する。即
ち、ネット4の上流側の主務チェーン11は上向きに移動
し、ネット4の下流側の主務チェーン11は下向きに移動
する。この循環動する両側の主務チェーン11間にはレー
キ10が横設されていて、主務チェーン11の循環動に連動
してレーキ10は主務チェーン11の循環動方向と同方向に
循環移動する。つまり、レーキ10はネット4の上流側を
上昇し、ネット4の上端を経て上部反転部14で反転して
ネット4の下流側を下降する。
13、駆動スプロケット12および上部反転部14間に張設さ
れている主務チェーン11は上下方向に循環動を始める。
駆動スプロケット12と噛み合う左右の各主務チェーン11
は各々同一速度で一定方向に同速度で循環動する。即
ち、ネット4の上流側の主務チェーン11は上向きに移動
し、ネット4の下流側の主務チェーン11は下向きに移動
する。この循環動する両側の主務チェーン11間にはレー
キ10が横設されていて、主務チェーン11の循環動に連動
してレーキ10は主務チェーン11の循環動方向と同方向に
循環移動する。つまり、レーキ10はネット4の上流側を
上昇し、ネット4の上端を経て上部反転部14で反転して
ネット4の下流側を下降する。
そして、上向きに移動するレーキ10によってネット4
の上流側に流着した大型の塵芥が掻き上げられる。レー
キ10によって掻き上げられた塵芥はネット4の上端を経
て水路3の上方に横設された排塵コンベア15へ排出され
る。塵芥を排塵コンベア15へ排出したレーキ10は下降し
て、ネット4の下端を経て再び塵芥を掻き上げ、以下同
様な作業を繰り返す。
の上流側に流着した大型の塵芥が掻き上げられる。レー
キ10によって掻き上げられた塵芥はネット4の上端を経
て水路3の上方に横設された排塵コンベア15へ排出され
る。塵芥を排塵コンベア15へ排出したレーキ10は下降し
て、ネット4の下端を経て再び塵芥を掻き上げ、以下同
様な作業を繰り返す。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
く、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
例えば、上記実施例ではネット4およびレーキ10の駆
動箇所が、フレーム2の上部湾曲部に設けられている場
合で説明したが、これに変えてフレーム2の湾曲した上
部の先端側の反転箇所に設けてもよい。
動箇所が、フレーム2の上部湾曲部に設けられている場
合で説明したが、これに変えてフレーム2の湾曲した上
部の先端側の反転箇所に設けてもよい。
以上の記載より明らかなように、この発明に係るネッ
トレーキ型除塵機によれば、水路に無端状のネットを上
下方向に循環動自在に配置し、該ネットの外周にレーキ
を上下方向に循環動自在に配置したことにより、除塵機
に流着する塵芥のうち、大型の塵芥は上方に循環するレ
ーキによって掻き上げて除去することができる。しか
も、レーキによって掻き上げて除去することができない
小型の塵芥は循環するネットに付着させて上方に運んで
除去することができる。
トレーキ型除塵機によれば、水路に無端状のネットを上
下方向に循環動自在に配置し、該ネットの外周にレーキ
を上下方向に循環動自在に配置したことにより、除塵機
に流着する塵芥のうち、大型の塵芥は上方に循環するレ
ーキによって掻き上げて除去することができる。しか
も、レーキによって掻き上げて除去することができない
小型の塵芥は循環するネットに付着させて上方に運んで
除去することができる。
また、ネットの上部反転部の後方にレーキの上部反転
部を離して設け、レーキの上部側軌道と異なるネットの
上部側軌道上に、ネットに付着した塵芥を擦って掻き落
とすブラッシングを設けたことにより、ネットに付着し
た塵芥をブラッシングによって直接擦ることによって確
実に掻き落とすことができる。
部を離して設け、レーキの上部側軌道と異なるネットの
上部側軌道上に、ネットに付着した塵芥を擦って掻き落
とすブラッシングを設けたことにより、ネットに付着し
た塵芥をブラッシングによって直接擦ることによって確
実に掻き落とすことができる。
このように、除塵機に流着する大型の塵芥および小型
の塵芥の何れも除去することができ、従来のように、大
型の塵芥を除去できる除塵機と小型の塵芥を除去できる
除塵機を、上流側と下流側に別々に設置させる必要がな
く、従って、除塵機の設置個数を半減することができる
という極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
の塵芥の何れも除去することができ、従来のように、大
型の塵芥を除去できる除塵機と小型の塵芥を除去できる
除塵機を、上流側と下流側に別々に設置させる必要がな
く、従って、除塵機の設置個数を半減することができる
という極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
第1図〜第5図はこの発明に係るネットレーキ型除塵機
の第1実施例を示すものであって、第1図は全体側断面
図、第2図は全体正面図、第3図は駆動箇所の平断面
図、第4図は第3図は側断面図、第5図は除塵機の下部
拡大断面図である。 〔符号の説明〕 1:ネットレーキ型除塵機 2:フレーム、3:水路 4:ネット、5:上部ネットドラム 6:下部ネットドラム、7:減速機 8:モータ、9:ネット受杆 10:レーキ、11:主務チェーン 12:駆動スプロケット、13:下部反転部 14:上部反転部、15:排塵コンベア 16:ブラッシング、17:モータ 18:緊張付与装置、19:補助スクリーン
の第1実施例を示すものであって、第1図は全体側断面
図、第2図は全体正面図、第3図は駆動箇所の平断面
図、第4図は第3図は側断面図、第5図は除塵機の下部
拡大断面図である。 〔符号の説明〕 1:ネットレーキ型除塵機 2:フレーム、3:水路 4:ネット、5:上部ネットドラム 6:下部ネットドラム、7:減速機 8:モータ、9:ネット受杆 10:レーキ、11:主務チェーン 12:駆動スプロケット、13:下部反転部 14:上部反転部、15:排塵コンベア 16:ブラッシング、17:モータ 18:緊張付与装置、19:補助スクリーン
Claims (1)
- 【請求項1】水路に無端状のネットを上下方向に循環動
自在に配置し、該ネットの外周にレーキを上下方向に循
環動自在に配置し、ネットの上部反転部の後方にレーキ
の上部反転部を離して設け、レーキの上部側軌道と異な
るネットの上部側軌道上に、ネットに付着した塵芥を擦
って掻き落とすブラッシングを設けたことを特徴とする
ネットレーキ型除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158313A JPH0814097B2 (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | ネットレーキ型除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158313A JPH0814097B2 (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | ネットレーキ型除塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449309A JPH0449309A (ja) | 1992-02-18 |
JPH0814097B2 true JPH0814097B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=15668906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2158313A Expired - Fee Related JPH0814097B2 (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | ネットレーキ型除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814097B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013053995A1 (en) | 2011-10-14 | 2013-04-18 | Wärtsilä Finland Oy | An arrangement for and a method of taking a sample of lubrication oil in an internal combustion piston engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743943Y2 (ja) * | 1980-11-22 | 1982-09-28 |
-
1990
- 1990-06-16 JP JP2158313A patent/JPH0814097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013053995A1 (en) | 2011-10-14 | 2013-04-18 | Wärtsilä Finland Oy | An arrangement for and a method of taking a sample of lubrication oil in an internal combustion piston engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449309A (ja) | 1992-02-18 |
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