JPH08139913A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08139913A
JPH08139913A JP6273955A JP27395594A JPH08139913A JP H08139913 A JPH08139913 A JP H08139913A JP 6273955 A JP6273955 A JP 6273955A JP 27395594 A JP27395594 A JP 27395594A JP H08139913 A JPH08139913 A JP H08139913A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP6273955A
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English (en)
Inventor
Hiroto Ito
弘人 伊藤
Masahiko Umetsu
昌彦 梅津
Kenji Matsumoto
憲志 松本
Ryo Takimura
量 瀧村
Shigeki Yanaka
茂樹 谷中
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に、視力の低下した人等に見やすいように
原稿を拡大コピー、および/または受信書類を拡大記録
して見やすくするファクシミリ装置を提供する事を目的
としている。 【構成】 原稿をコピーする機能を有するファクシミリ
装置において、前記原稿の拡大コピー倍率を決めるコピ
ー倍率手段と、前記原稿を読み取る読み取り手段と、読
み取りデータを前記拡大倍率にデータ処理する原稿拡大
処理手段と、前記原稿拡大処理手段に基づきコピーする
プリント手段と、を備えた事を特徴とするファクシミリ
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に係わ
り、更に詳しくは原稿を拡大コピー、および/または受
信書類を拡大記録するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置として画像
をスキャナにより白黒2値の画像データに変換し、その
画像データを圧縮するため符号化し、符号化データを通
信回線にのせるためモデムにより変調し、電話網に送り
だす送信機能と、電話回線に乗せられてきた信号をモデ
ムで復調し、もとの白黒2値の画像データに復号化し、
プリント出力する受信機能を有し、さらに付加機能とし
て、原稿をコピーするコピー機能を有するものがある。
【0003】また、日常の紙類による文字、図柄等の画
像情報には、例えば、郵送物等で特に文字、図柄等が小
さく見にくいもの、またファクシミリ装置で受信する受
信書類の中にも場合により文字、図柄等が小さくて見に
くいものがある。
【0004】しかしながら、原稿を拡大出来るものとし
て複写機が有るが、まだ一般家庭等に普及していない。
またファクシミリ装置の送信書類または原稿のサイズが
記録紙のサイズより大きい時は縮小してプリント、また
はそれ以外は等倍プリントしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般家庭等
に普及してきているファクシミリ装置により、特に、視
力の低下した人等に見やすいように、小さくて見にくい
文字、図柄等の原稿を拡大コピーして見やすくしようと
するファクシミリ装置、および/または等倍等で見にく
い送信書類を拡大記録して見やすくするファクシミリ装
置を提供する事を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、(1)原稿をコピーす
る機能を有するファクシミリ装置において、前記原稿の
拡大コピー倍率を決めるコピー倍率手段と、前記原稿を
読み取る読み取り手段と、読み取りデータを前記拡大倍
率にデータ処理する原稿拡大処理手段と、前記原稿拡大
処理手段に基づきコピーするプリント手段と、を備えた
事を特徴とするファクシミリ装置であり、(2)受信原
稿を記録する受信機能を有するファクシミリ装置におい
て、受信書類の拡大記録倍率を決める記録倍率手段と、
受信原稿の信号を受信する受信手段と、受信データを前
記記録倍率にデータ処理する書類拡大処理手段と、前記
書類拡大処理手段に基づき記録するプリント手段と、を
備えた事を特徴とするファクシミリ装置である。
【0007】ここで、「原稿」とは文字、数字、図柄、
写真等の画像情報を有するシート状のもので、例えば葉
書、新聞切り抜き、通信書類、案内書類、写真等を言
う。「コピー」とは前記原稿を主にファクス装置のコピ
ー機能を使用して複写する事をいい、特に拡大して、単
頁に、また分割して複数の頁に拡大して複写する事をい
う。「ファクシミリ装置」とは送信機能、受信機能さら
に付加機能のコピー機能等を有する装置をいう。「コピ
ー倍率手段」とは原稿をコピーする倍率を決める手段
で、例えば、原稿のサイズを検知してロール紙の幅に拡
大したり、予め拡大倍率をマニュアルで設定して拡大し
たり、カット紙に最大に入る倍率にして拡大コピーした
り、さらに、葉書をロール紙、またはカット紙に最大の
大きさに入るよう倍率を決める手段を言う。「原稿の読
み取り手段」とは原稿内容を読み取り、例えば白黒信号
に変換する手段で、例えば、固体撮像素子のCCDによ
る読み取り、密着イメージセンサによる読み取りなどを
言う。「原稿拡大処理手段」とは原稿を読み取った画像
データを所定の拡大率になるようにデータ処理する手段
をいう。「プリント手段」とは原稿または受信書類を記
録紙のカット紙、またはロール紙に感熱転写等によるプ
リント、インクジェット等による普通紙プリントをい
う。「記録倍率手段」とは受信書類の幅および/または
長さを検知して、この検知情報に基づき、記録倍率を決
める手段で、例えば、原稿の幅を検知してロール紙の幅
になるよう倍率を決めたり、受信書類の幅と長さより、
最大に入るカット紙の倍率を決めたり、またマニュアル
で入力して決めたりすることを言う。「受信手段」とは
送信した原稿を電話回線に乗せられてきた信号をモデム
で復調する手段をいう。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。
【0009】図1は、ファクシミリ装置の概略構成図で
ある。パネル11はキーボード、ディスプレイよりなり、
キーボードでは後述のコピーモード、ファクス受信モー
ド等を入力する。ディスプレイでは各種の状態表示、警
告表示ができるようになっている。装填部20は原稿Rを
装填できるようになっており、検知センサ25では原稿の
幅および/または長さが検知できるようになっている。
読み取り部ではランプ31で原稿を照明し、反射光をミラ
ー32,33を介して結像系のレンズ34を通過させ、固体撮
像素子のCCD35で結像させ原稿の画像情報を読みと
る。次に、排出ローラ41により原稿が外に排出される。
一方、外部よりの送信原稿は電話回線を経て外部接続部
80に入り信号処理され、記録紙トレイ51の記録紙Pに熱
転写のサーマルヘッド61、プラテン62でプリントされ、
カッタ91でカットされて排出される。なお、電気回路部
70につては図2で説明する。
【0010】前述の検知センサ25での幅の検知は例えば
ライン状CCD、受光素子を搬送方向と直角にライン状
に設けても良く、また長さの検知は原稿を所定の搬送速
度でおくり、紙の最先端から、最後端までの時間を計測
して検出する。
【0011】なお、実施例では、記録紙としてロール紙
について説明したがカット紙でも良い。また、カット紙
の場合、葉書(100×150)では、A4版にコピーすると
297/150(1.98倍)<210/100(2.1倍)のため1.98倍
までの拡大と、また、B4版にコピーすると364/150
(2.42倍)<257/100(2.57倍)のため2.42倍まで拡大
できる。さらに、A4版のロール紙にすると210/100
(2.1倍)まで拡大できる。
【0012】図2は、電気系構成ブロック図である。C
PU71は中央処理装置で全体を制御している。パネル回
路72はキーボードのキー入力、ディスプレイの表示等の
回路であり、RAM回路73は主に画像データを記憶し、
符号化回路74は画像データを圧縮するために符号化する
回路である。スキャナ回路75は原稿をCCDで読み取る
回路で、プリント回路76はサーマルヘッドで感熱紙にプ
リントする回路である。モデム回路77は符号化した画像
データを電話回線に乗せるために変調したり、電話回線
で乗せられて来た信号を復調する回路で、さらに、ネッ
トワークコントロール78は電話回線の送信、受信を行
う。
【0013】図3は、コピーモードのフローチャートで
ある。先ず、原稿を装填し(F01)、次に、コピーモー
ドを選択する(F02)。ここで、葉書専用モードを選択
した場合は、葉書原稿内容をスキャナで読み取り(F0
7)、その後メモリーに格納され(F08)、葉書拡大の
データ処理をされて(F09)プリントされる(F10)。
また、自動拡大モードを選択した場合は、最初に原稿の
幅が検知され(F03)、原稿の印字領域(長さ、幅)を
読み取り手段により認識される(F04)。その後メモリ
ーに格納され(F05)、拡大のデータ処理(F06)が行
われた後、プリントされる(F10)。次に、等倍モード
を選択した場合は、従来技術によりプリントされる。
【0014】図4は、ファクス受信モードのフローチャ
ートである。まず送信された原稿を受信し(F31)、一
旦メモリーに格納する(F32)。その後、ディスプレイ
に原稿の大きさ内容が表示される(F33)。ここで記録
を拡大するか、しないかをモード選択キーを押し選択す
る(F34)。拡大モードを選択する場合は拡大のデータ
処理がなされ(F35)、記録紙にプリントされる(F3
6)。また、等倍モードの場合は通常のデータ処理がな
され(F37)、記録紙にプリントされる(F38)。
【0015】図5は、受信書類の拡大プリントの説明図
である。図5(A)はA4版の受信書類92から拡大記録
93として同じ紙サイズのA4版4頁に拡大してプリント
する例である。また、図5(B)はB4版の受信書類94
から拡大記録95として異なる紙サイズのA4版4頁に拡
大してプリントする例である。さらに、図5(C)は受
信書類96の一部を拡大記録97として同じ紙サイズのA4
版1頁に拡大してプリントする例である。なお、実施例
では受信書類について説明したが、原稿のコピーする場
合も同様である。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。請求項1の効果は見にくい原稿を簡単に
拡大コピーされ見やすくなり、また、請求項2の効果は
原稿の拡大コピー倍率が容易に選択でき便利であり、ま
た、請求項3の効果は原稿の拡大が大きい時など分割し
てコピーされて便利である。また、請求項4の効果は見
にくい受信書類を簡単に拡大コピーされ見やすくなり、
また、請求項5の効果は受信書類の拡大コピー倍率が容
易に選択でき便利であり、また、請求項6の効果は受信
書類の拡大が大きい時など分割してコピーされて便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成図である。
【図2】電気系構成ブロック図である。
【図3】コピーモードのフローチャートである。
【図4】ファクス受信モードのフローチャートである。
【図5】受信書類の拡大プリントの説明図である。
【符号の説明】
11 パネル 20 装填部 25 検知センサ 31 ランプ 32,33 ミラー 34 レンズ 35 CCD 41 排出ローラ 51 記録紙トレイ 61 サーマルヘッド 62 プラテン 70 電気回路部 71 CPU 72 パネル回路 73 RAM回路 74 符号化回路 75 スキャナ回路 76 プリント回路 77 モデム回路 78 ネットワークコントロール 80 外部接続部 91 カッタ 92 受信書類 93 拡大記録 94 受信書類 95 拡大記録 96 受信書類 97 拡大記録 P 記録紙 R 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧村 量 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号コニカ 株式会社内 (72)発明者 谷中 茂樹 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をコピーする機能を有するファクシ
    ミリ装置において、前記原稿の拡大コピー倍率を決める
    コピー倍率手段と、前記原稿を読み取る読み取り手段
    と、読み取りデータを前記拡大倍率にデータ処理する原
    稿拡大処理手段と、前記原稿拡大処理手段に基づきコピ
    ーするプリント手段と、を備えた事を特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 コピー倍率手段が原稿の幅および/また
    は長さの検知に基づいて拡大コピー倍率を決めることを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 プリント手段が単頁の原稿を複数の記録
    紙にコピーすることを特徴とする請求項1記載のファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 受信原稿を記録する受信機能を有するフ
    ァクシミリ装置において、受信書類の拡大記録倍率を決
    める記録倍率手段と、受信原稿の信号を受信する受信手
    段と、受信データを前記記録倍率にデータ処理する書類
    拡大処理手段と、前記書類拡大処理手段に基づき記録す
    るプリント手段と、を備えた事を特徴とするファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 記録倍率手段が送信原稿の幅および/ま
    たは長さの検知に基づいて拡大記録倍率を決めることを
    特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 プリント手段が単頁の受信原稿を複数の
    記録紙に記録することを特徴とする請求項4記載のファ
    クシミリ装置。
JP6273955A 1994-11-08 1994-11-08 ファクシミリ装置 Pending JPH08139913A (ja)

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ID=17534904

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