JPH08139791A - 赤外線通信装置および赤外線通信装置を用いた電話システム - Google Patents

赤外線通信装置および赤外線通信装置を用いた電話システム

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Publication number
JPH08139791A
JPH08139791A JP6303152A JP30315294A JPH08139791A JP H08139791 A JPH08139791 A JP H08139791A JP 6303152 A JP6303152 A JP 6303152A JP 30315294 A JP30315294 A JP 30315294A JP H08139791 A JPH08139791 A JP H08139791A
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JP
Japan
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signal
infrared
data
communication device
call
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Application number
JP6303152A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hasegawa
全 長谷川
Hironori Kato
浩紀 加藤
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 近くにいる者と料金を払うことなく通話で
き、また、容易に且つ安価に電話回線を介して特定の者
と通話が行えるようにする。 【構成】 赤外線通信装置30は、マイクロフォン44
に入力される音声信号とメモリ51から読み出された電
話番号等のデータ信号とを符号化回路47によってそれ
ぞれ区別して符号化し、その符号化した信号で変調した
赤外線を赤外線送信機41から外部へ出力する。公衆電
話機10は赤外線の受信信号から音声信号とデータ信号
とを区別して抽出し電話回線へ送出し、電話回線から入
力された音声信号およびデータ信号を区別して符号化
し、符号化した信号で変調した赤外線を外部へ出力す
る。外部装置から出力された赤外線を赤外線受信機42
で受信した赤外線通信装置30は、復合化回路48によ
ってその受信信号から音声信号とデータ信号とを区別し
て抽出し、音声信号をスピーカ45から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線によって通信を
行う赤外線通信装置と赤外線通信装置を用いた電話シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】携帯可能
な通信装置として、従来では無線携帯電話が主に用いら
れているが、無線携帯電話は、携帯電話同士で直接電波
を送受信して通話を行うことができないため、たとえ見
えるような近い位置にいる相手と通話する場合でも、高
額の通話料金が掛かってしまう。
【0003】このために、微弱な電波を用いるトランシ
ーバ等を用いることもできるが、これでは、逆に通話で
きる相手が極めて狭い範囲に限定されてしまい、電波が
届かない遠い位置にいる特定の相手と通話することはで
きない。また、これら電波による通信装置では、周囲の
電子機器に悪影響を及ぼすことがあり、場合によっては
使用の制限を受け、気軽に使用できないという問題があ
る。
【0004】また、逆に遠く離れた所にいる特定の相手
と通話を最も安価に且つ周囲に影響されずに行う手段と
して公衆電話機を利用することが考えられる。
【0005】しかし、公衆電話機を利用する場合、電話
ボックスのドアを開けて中に入り、公衆電話機の送受話
器をフックから外し、硬貨あるいはカードを挿入してダ
イヤルキーを押すことで通話相手を呼出し、通話終了後
に送受話器をフックに戻すという操作が必要である。こ
のような操作は、成人の健常者であれば問題なく行える
が、例えば、足が不自由で車椅子を使用しているもの
や、背が低く力のない子供等にとっては、非常に使いづ
らいものであった。また、不特定の者が触った送受話器
を使用することに対して嫌悪感をもつ者もいる。
【0006】このように従来の公衆電話機は、必ずしも
全ての利用者が便利に使用できる状態とは言えなかっ
た。
【0007】本発明は、これらの問題を解決し、近くに
いる相手とは料金を払うことなく通話することができ、
たとえ身体が不自由な者や子供等でも容易に且つ安価に
電話回線を介して特定の者と通話が行えるようにした赤
外線通信装置および赤外線通信装置を用いた電話システ
ムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の赤外線通信装置は、携帯可能に形成され、
外部装置との間で音声およびデータを赤外線によって授
受する赤外線通信装置であって、少なくとも相手先番号
等のデータを記憶するためのメモリと、前記メモリに記
憶されているデータを読み出すデータ読出手段と、音声
を入力するためのマイクロフォンと、前記マイクロフォ
ンから出力される音声信号と前記データ読出手段によっ
て読み出されたデータとを区別して符号化する符号化手
段と、前記符号化回路によって符号化された信号で変調
した赤外線を外部へ出力する赤外線送信手段と、外部か
ら入力される赤外線を受信する赤外線受信手段と、前記
赤外線受信手段で受信された信号から、音声信号とデー
タ信号とを区別してそれぞれ抽出する復号化手段と、前
記復号化手段によって抽出された音声信号を出力するス
ピーカと、前記復号化手段によって抽出されたデータ信
号に応じて前記外部装置との間の音声信号の通信を規制
する通話制御手段とを備えている。
【0009】また、本発明の赤外線通信装置を用いた電
話システムは、電話回線に接続された端末装置に、外部
から出力される赤外線を受信する赤外線受信手段と、前
記赤外線受信手段で受信した信号から、音声信号とデー
タ信号とを区別してそれぞれ抽出する復号化手段と、入
力される信号を、音声信号とデータ信号に区別して符号
化する符号化手段と、前記復号化手段によって抽出され
た音声信号およびデータ信号を前記電話回線へ出力し、
電話回線網から該電話回線に出力された信号を、前記符
号化回路へ入力させる回線インタフェースと、前記符号
化手段によって符号化された信号で変調した赤外線を外
部へ出力する赤外線送信手段とを設け、前記請求項1記
載の赤外線通信装置から前記端末装置を介して音声信号
およびデータ信号を前記電話回線へ送出させるととも
に、該電話回線から前記端末装置を介して音声信号およ
びデータ信号を前記赤外線通信装置へ送出できるように
している。
【0010】
【作用】このように構成したため、本発明の赤外線通信
装置では、マイクロフォンから入力した音声信号とメモ
リから読み出されたデータ信号とが区別されて符号化さ
れ、その符号化された信号で変調された赤外線が外部装
置へ出力され、外部装置から出力された赤外線が赤外線
受信手段で受信されると、その受信信号から音声信号と
データ信号とが区別されて抽出され、抽出された音声信
号はスピーカから出力される。
【0011】また、本発明の赤外線通信装置を用いた電
話システムでは、電話回線に接続されている端末装置
が、前記請求項1記載の赤外線通信装置から出力された
赤外線を赤外線受信手段で受信すると、その受信信号か
ら音声信号とデータ信号とを区別して抽出し、電話回線
へ送出する。また電話回線から入力された音声信号およ
びデータ信号を区別して符号化し、その符号化した信号
で変調した赤外線を赤外線通信装置へ出力する。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の電話システムの端末装置とし
ての公衆電話機10の構成を示している。
【0013】公衆電話機10は、制御チャネルと2つの
情報チャネルとを有するISDN回線1に接続されたデ
ィジタル型のもので、公衆電話機の通常の利用に必要な
通話回路11(送受話器等を含む)、ダイヤル装置1
2、料金処理装置13、制御回路14およびISDNイ
ンタフェース15の外に、赤外線通信装置30との通信
に必要な赤外線送受信部20とコーディック回路25が
設けられている。
【0014】通話回路11は、公衆電話利用者によって
送受話器から入力されるアナログの音声信号をISDN
インタフェース15へ出力し、また、ISDNインタフ
ェース15から出力される音声信号を送受話器から出力
する。ダイヤル装置12は利用者によって操作された電
話番号等のデータを制御回路14へ出力する。
【0015】料金処理装置13は、公衆電話利用者によ
って投入されたカードの度数書き換え処理や硬貨収納ま
たは返却処理等を行う。
【0016】制御回路14は、ISDNインタフェース
15を介してISDN回線網との間で制御信号を授受し
て、発呼処理、通話料金の徴収処理等、公衆電話機の通
話利用に必要な制御を行う。
【0017】ISDNインタフェース15はこの実施例
の回線インタフェースを構成するものであり、通話回路
11からの音声信号をISDN回線1の第1の情報チャ
ネルに送出し、ISDN回線網から第1の情報チャネル
上に送られてくる信号をアナログ信号に変換して通話回
路11へ送出し、コーディック回路25からの音声信号
をISDN回線1の第2の情報チャネルに送出し、IS
DN回線網から第2の情報チャネル上に送られてくる信
号をアナログ信号に変換してコーディック回路25へ出
力する。
【0018】また、このISDNインタフェース15
は、制御回路14からのデータ信号(電話番号データ
等)で構成したメッセージと、コーディック回路25か
らのデータ信号(電話番号データ等)で構成したメッセ
ージ(呼設定メッセージや応答メッセージ等)を、各情
報チャネル毎に区別してISDN回線1の制御チャネル
へ送出し、ISDN回線1の制御チャネル上に送られて
くるISDN回線網からのメッセージに対応したデータ
信号を制御回路14およびコーディック回路25へ区別
して出力する。
【0019】赤外線送受信部20は、例えば発光ダイオ
ードのような赤外線発光素子(図示せず)を有し、入力
信号の大きさに応じて強度が変調された赤外線を外部へ
発光出力する赤外線送信機21と、例えばフォトトラン
ジスタのような赤外線受光素子(図示せず)を有し、外
部から入力される赤外線を受光して、その強度に応じた
受光信号を出力する赤外線受信機22と、予め決められ
た赤外線通信の通信プロトコル(例えば赤外線による通
信の標準化機関IrDAによって提唱されているプロト
コル)にしたがって、赤外線送信機21および赤外線受
信機22を制御して、外部の赤外線通信装置との間で赤
外線通信が正しく行われるように同期制御するコントロ
ーラ23とによって構成されている。
【0020】コーディック回路25は、符号化回路26
と復号化回路27によって構成されている。符号化回路
26は、ISDNインタフェース15から出力される第
1の情報チャネルの音声信号と、このチャネルに対応す
る制御チャネルからのデータ信号とをそれぞれ区別して
符号化して時分割に赤外線送信機21へ出力する。
【0021】図2は、この符号化の一例を示している。
即ち、図2の(a)に示すアナログ音声信号を所定のサ
ンプリング周期でサンプリングして、図2の(b)に示
す所定ビット長(ここでは8ビット)のディジタル信号
に変換する。そして、このディジタル信号を2ビットず
つに分け、各2ビットの信号を、図2の(c)のよう
に、その2ビットの値(0から3まで)に対応してレベ
ルの4値信号に変換し、この4値信号を図2の(d)お
よび(e)のように示すように時間的に2段階圧縮し、
その圧縮した4値信号の前に、音声信号であることを示
す特定のコード(例えば〔1、0、1〕と続くコード)
をヘッダとして付加して赤外線送信機21へ出力する。
【0022】なお、符号化回路26は、ISDNインタ
フェース15からのディジタルのデータ信号に対して
は、データ信号であることを示す特定のコード(例えば
〔1、1、1〕と続くコード)をヘッダとして付加し
て、赤外線送信機21へ出力する。
【0023】復号化回路27は、赤外線受信機22で受
信された信号を受け、その信号の種別が音声信号である
かデータ信号であるかをヘッダによって判別し、音声信
号の場合には、ヘッダに続く信号に対して符号化回路2
6の符号化処理と逆の処理を行い、このヘッダに続く信
号をアナログの音声信号に復調してISDNインタフェ
ース15に出力し、データ信号の場合には、そのヘッダ
に続く信号をデータ信号としてISDNインタフェース
15に出力する。
【0024】このように構成された公衆電話機10は、
従来の通話利用の外に、携帯型の赤外線通信装置30に
よって、離れた位置から通話利用することができる。
【0025】図3は、公衆電話機10から所定距離以内
(数メートル以内)の任意の位置で公衆電話機10との
間で赤外線によって通信を行い、通常の電話機と同等の
通話利用ができるように構成された一実施例の赤外線通
信装置30の外観を示している。
【0026】この赤外線通信装置30の本体ケース31
は、携帯のために片手で持てる略直方体状に合成樹脂で
形成され、その前面31aには、上部から順に、受話口
32、液晶型の表示器33、ダイヤルキー34、機能キ
ー35(発呼キー35a、登録キー35b、読出キー3
5c)、送話口36が設けられている。なお、受話口3
2と送話口36の間隔は、受話口32を耳にあてたとき
に送話口36がちょうど口の近くに位置するように設定
されている。
【0027】また、本体ケース31の背面31bの上部
には、赤外線を透過させる送受信窓37が設けられてい
る。また、背面31bの下部には、後述するページング
装置55(無線選択呼出装置)のケース55aを下方か
らスライド装着できるように大きく陥没した装着部38
が設けられている。装着部38の上部には、ページング
装置55に接続可能なコネクタ39が設けられている。
【0028】図4は、この赤外線通信装置30の内部構
成を示している。図4に示すように、この赤外線通信装
置30には、公衆電話機10の赤外線送受信部20およ
びコーディック回路26と同一構成の赤外線送受信部4
0とコーディック回路46が設けられている。
【0029】赤外線送受信部40は、入力信号の大きさ
に応じて強度が変調された赤外線を送受信窓37から外
部へ出力する赤外線送信機41と、送受信窓37から入
力される赤外線を受信して、その強度に応じてレベルが
変化する受信信号を出力する赤外線受信機42と、コン
トローラ43とによって構成されている。
【0030】マイクロフォン44は、送話口36から入
力される音声を音声信号に変換して後述するコーディッ
ク回路46へ送出し、また、スピーカ45は、コーディ
ツク回路46から出力される音声信号を音に変換して受
話口32から出力する。
【0031】コーディック回路46の符号化回路47
は、マイクロフォン44から入力される音声信号を、図
2に示したように、ディジタル変換して4値信号に変換
して圧縮処理し、その圧縮した4値信号に音声信号であ
ることを示すヘッダを付加して、赤外線送信機41へ出
力し、後述する制御装置50からのデータ信号を受ける
と、この信号に、データ信号であることを示すヘッダを
付加して赤外線送信機41へ出力する。
【0032】また、復号化回路48は、赤外線受信機4
2で受信された信号を受け、その信号が音声信号かデー
タ信号かをヘッダによって判定し、音声信号の場合に
は、ヘッダに続く信号に対して、前記符号化と逆の処理
を行い、アナログの音声信号を復調してその音声信号を
スピーカ45へ出力する。また、データ信号の場合に
は、ヘッダに続く信号をデータ信号として制御装置50
へ出力する。
【0033】トーン発生回路49は、ダイヤルキー33
の各数字キーに対応したDTMF音、ダイヤルトーン
(発呼を許可する音)、リングバックトーン信号(通話
相手を呼び出す音)、ビジートーン(話中音)および後
述するページング装置55が無線呼び出しを検知したこ
とを報知するための無線呼出音をスピーカ45から発生
させる。
【0034】制御装置50は、マイクロコンピュータに
よって構成されており、この赤外線通信装置30の動作
全体を制御する。
【0035】即ち、表示器33の表示処理、ダイヤルキ
ー34および機能キー35によって入力される情報に対
する処理、コーディック回路46との間のデータ信号の
授受、トーン信号の発生、メモリ51に対する情報の読
み書き処理等を行なう。
【0036】なお、メモリ51は、ISDN回線網がこ
の赤外線通信装置30による通話料金を請求するための
携帯者固有のIDデータ(携帯者の加入者電話番号等)
を記憶する第1のメモリ51aと、ダイヤルキー34の
操作によって入力された電話番号のデータや、後述する
ページング装置55で無線受信されたメッセージのデー
タを複数記憶するための第2のメモリ51bによって構
成されている。
【0037】ページング装置55のケース55aは、図
3に示しているように本体ケース31の装着部38にほ
ぼ隙間なく係合するように形成されており、装着部38
に装着された状態で、その外周に設けられたコネクタ5
6をコネクタ39に接続させて、本体の制御装置50に
電気的に接続される。
【0038】ページング装置55のケース55a内に
は、無線信号受信機57、呼出検知回路58、報知回路
59およびメッセージメモリ60が図示しない電池とと
もに収容されている。
【0039】無線信号受信機57は、無線呼出用の無線
信号を受信して復調して、呼出検知回路58へ送出す
る。呼出検知回路58は、無線信号受信機57の復調信
号にこのページング装置55固有の呼出信号が含まれて
いるか否かを検出し、この呼出信号が含まれているとき
このページング装置55に無線呼び出しがあったことを
示す呼出検知信号と、呼出信号とともに復調されたメッ
セージデータとを出力する。
【0040】呼出検知回路58から出力される呼出検知
信号は、コネクタ56および報知回路59へ入力され
る。報知回路59は、呼出検知信号を受けて所定の呼び
出し音を発生する。また、呼出検知回路58から出力さ
れるメッセージデータはメッセージメモリ60に記憶さ
れる。このメッセージメモリ60は、コネクタ56に接
続され、メッセージメモリ60に記憶されたメッセージ
データは、制御装置50によって本体側に読み出しが可
能になっている。
【0041】なお、この赤外線通信装置30のケース3
1内には小型の電池(図示せず)が収容されており、ペ
ージング装置55は、本体に装着されていないときでも
内蔵電池(図示せず)によって作動状態にあり、また、
報知回路58は、ページング装置55が本体に装着され
ている間はその機能を停止する。
【0042】図5は、赤外線通信装置30の制御装置5
0の処理手順の全体を示すフローチャートであり、図5
は、その要部の発呼処理の手順を示すフローチャートで
ある。以下、これらのフローチャートにしたがって一実
施例の動作を説明する。
【0043】制御装置50は、発呼キー35aが操作さ
れるか、ページング装置55からの呼出検知信号を受け
るか、あるいは登録キー35bが操作されるまで待機状
態になっている(S1〜3)。
【0044】ここで、登録キー35bの操作に続いて、
ダイヤルキー34が操作されると、操作されたダイヤル
キーに対応する数字が順次表示器33に表示される(S
4、5)。そして、再び登録キー35bが操作される
と、表示器33に表示されている番号データが、第2の
メモリ51bに記憶されて、待機状態に戻る(S6、
7)。
【0045】また、待機状態中にページング装置55に
対する無線呼び出しがあり、ページング装置55からの
呼出検知信号が入力されると、この無線呼び出しによっ
てメッセージメモリ60に記憶されたメッセージデータ
が、本体側の第2のメモリ51bに記憶され、無線呼出
音がスピーカ45から出力されるとともに、そのメッセ
ージが表示器33に表示される(S8〜10)。
【0046】この赤外線通信装置30の携帯者は、この
無線呼出音を聞いて、その表示器33に表示されたメッ
セージを確認することができる。
【0047】このメッセージが呼出元の電話番号である
ことを確認した携帯者が、公衆電話機10の近傍で、そ
の赤外線通信装置30の背面側を公衆電話機10へ向け
て発呼キー35aを操作すると、制御装置50は図6の
発呼処理を実行する。
【0048】この発呼処理では、始めに、公衆電話機1
0がオフフック操作されたときにISDNインタフェー
スへ出力される信号と同等のオフフック信号をコーディ
ック回路46へ送出する(S11)。
【0049】コーディック回路46は、このオフフック
信号にデータ信号用のヘッダを付加して赤外線送信機4
1へ送出する。赤外線送信機41は、ヘッダ付きのオフ
フック信号で変調した赤外線を外部へ出力する。
【0050】赤外線通信装置30から出力された赤外線
は、公衆電話機10の赤外線受信機22で受信され、そ
の受信信号はコーディック回路25の復号化回路27へ
入力される。復号化回路27は、入力された信号がデー
タ信号であることをそのヘッダによって識別し、ヘッダ
に続くオフフック信号をISDNインタフェース15へ
出力する。ISDNインタフェース15は、オフフック
信号に対応するデータ信号をISDN回線1の制御チャ
ネルへ出力する。
【0051】この信号を受けたISDN回線網は、IS
DNインタフェース15に対して、発呼の受付が可能に
なったことを示す発呼許可メッセージを送り、ISDN
インタフェース15は、このメッセージにに対応する許
可信号をコーディック回路25の符号化回路26へ送出
する。符号化回路26でヘッダが付加された許可信号は
赤外線送信機21へ出力され、このデータ信号で変調さ
れた赤外線が外部へ出力される。
【0052】このヘッダ付きの許可信号で変調された赤
外線を、受信した赤外線通信装置30は、コーディック
回路46の復合化回路48によって許可信号を抽出して
制御装置50へ出力する。
【0053】制御装置50は、許可信号を受けると、通
話利用が可能であることを示すマークや文字等を表示器
33に表示するとともに、トーン発生回路49からダイ
ヤルトーンを発生させて、赤外線通信装置30の携帯者
に公衆電話機10を介して通話利用が可能であることを
知らせる(S12〜13)。なお、公衆電話機10と赤
外線通信装置30の距離が遠いか、その間に障害物等が
あって赤外線が正常に授受されず、所定時間(T1秒)
経過しても許可信号が入力されない場合には、通話利用
が出来ないことを示すマークや文字等が表示器33に表
示されて、待機状態に戻る(S14、15)。
【0054】発呼が可能な状態になると、制御装置50
は、第2のメモリ51bに最後に登録されたデータを読
み出して、これを表示器33に表示する(S16)。
【0055】ここで、読出キー35cが操作されると、
現在表示されているデータの前に登録された次のデータ
が第2のメモリ51bから読み出され、表示器33に表
示される(S18)。携帯者は、発呼相手の電話番号を
読出キー35cの操作によって選択する。
【0056】制御装置50は、読出キー35cが操作さ
れてから所定時間(T2秒)が経過する間に次のキー操
作が行われないときに、表示器33に表示されているデ
ータと、第1のメモリ51aに予め記憶されている携帯
者固有のIDデータとを発呼信号として、コーディック
回路46の符号化回路47へ出力するとともに、表示器
33に表示されているデータに対応するDTMF音を発
生させ、電話番号が送り出されたことを携帯者に知らせ
る(S19〜21)。
【0057】コーディック回路46で符号化された発呼
信号は、赤外線送信機41に出力され、赤外線送信機4
1からは、ヘッダ付きの発呼信号で変調された赤外線が
出力される。
【0058】この赤外線を受けた公衆電話機10は、こ
の発呼信号を復調してISDNインタフェース15に出
力する。ISDNインタフェース15は、この発呼信号
に含まれる電話番号データによって呼設定メッセージを
組立て、ISDN回線1へ出力する。
【0059】この呼設定メッセージを受けたISDN回
線網は、発呼側IDデータの判定を行なったのち、呼設
定メッセージに含まれていた相手側の電話番号の回線
に、呼設定メッセージを送出し、この呼設定メッセージ
に対して相手側の端末から出力される呼出メッセージを
ISDN回線1へ送出する。
【0060】ISDN回線網から呼出メッセージを受け
た公衆電話機10のISDNインタフェース15は、こ
の呼出メッセージに対応する呼出信号を符号化し、その
符号化した信号で変調された赤外線を出力する。
【0061】この赤外線を受けた赤外線通信装置30
は、その受信信号から呼出信号を抽出して制御装置50
へ出力する。
【0062】制御装置50は、呼出信号を受けると、通
話相手を呼出していることを表すリングバックトーンを
発生させる(S22、23)。
【0063】また、発呼した相手側の端末が話中の場合
には、ISDN回線網からこの話中状態を示すメッセー
ジが公衆電話機10に送られ、公衆電話機10からこの
メッセージに対応する話中信号で変調された赤外線が出
力される。この赤外線を赤外線通信装置30が受けた場
合には、ビジートーンを発生させて、待機状態に戻る
(S24、25)。
【0064】そして、呼設定メッセージを受けた相手側
の端末がオフフック状態になると、ISDN回線網から
ISDN回線1に応答メッセージが送出され、この応答
メッセージに対応する応答信号がISDNインタフェー
ス15から出力され、ヘッド付きの応答信号で変調され
た赤外線が公衆電話機10から出力される。
【0065】この赤外線を受けた赤外線通信装置30
は、応答信号を復調して、制御装置50へ出力する。制
御装置50は、応答信号を受けて、コーディック回路4
6の音声信号の符号化および復号化を可能にし、この赤
外線通信装置30を通話状態にする(S26、27)。
【0066】通話状態では、マイクロフォン44から入
力される音声信号が前記した図2の処理によって符号化
され、その符号化された信号で変調した赤外線が赤外線
送信機41から外部へ出力される。この赤外線を受けた
公衆電話機10は、その受信信号から音声信号を復調し
て、ISDN回線1の第2の情報チャネルへ送出する。
また、発呼した相手からの音声は、ISDNインタフェ
ース15を介してコーディック回路25に入力され、そ
の符号化された信号で変調した赤外線が公衆電話機10
から出力される。この赤外線を受けた赤外線通信装置3
0は、その受信信号から音声信号を復調して相手側の音
声をスピーカ45から出力させる。
【0067】発呼した相手との通話中に、ページング装
置55に対する無線呼び出しがあった場合、制御装置5
0は、前記処理S8〜10と同一の処理を行ない、その
メッセージデータを第2のメモリ51bへ登録させる
(S28〜31)。
【0068】そして、通話相手側が先にオンフック操作
して、ISDN回線網から切断メッセージがISDN回
線1の制御チャネルに送られると、公衆電話機10から
は、この切断メッセージに対応した切断信号にヘッダが
付加された信号で変調した赤外線が出力され、これを受
信した赤外線通信装置30の制御装置50には切断信号
が入力される。
【0069】切断信号を受けた制御装置50は、ビジー
トーンをトーン発生回路49から出力させるとともに、
ISDN回線1の第2の情報チャネルを解放するための
解放信号をコーディック回路46へ送出し、ヘッダ付き
の解放信号で信号で変調した赤外線を出力させる(S3
2〜34)。
【0070】この赤外線を受けた公衆電話機10は、解
放信号を復調してISDNインタフェース15へ出力
し、ISDN回線1へ解放メッセージを送って、ISD
N回線網に対する呼を解放させる。
【0071】また、携帯者側が通話を終了させるために
先に発呼キー35aを操作すると、制御装置50は、切
断信号をコーディック回路46へ出力して、ヘッダ付き
の切断信号で変調した赤外線を出力させて、待機状態に
戻る(S35、36)。この赤外線を受信した公衆電話
機10は、切断信号を復調してISDNインタフェース
15へ送り、ISDN回線1へ切断メッセージを送出さ
せて、ISDN回線網に対する呼を解放させる。
【0072】なお、公衆電話機10は、ISDNインタ
フェース15のチャネル割当て制御により、公衆電話機
10と赤外線通信装置30との間で赤外線による通信が
行なわれている間でも、他の者がこの公衆電話機10を
従来通り利用することができる。
【0073】このように、赤外線通信装置30は、公衆
電話機10の送受話器の上げ下げや、ダイヤル操作等を
行わずに、公衆電話機10の近傍で簡単な発呼操作を行
うだけで発呼相手と通話することができる。
【0074】したがって、たとえ、電話ボックス内で他
の者が通話利用しているときでも、その通話利用が終了
するまで待たずに通話が行え、また、身体の不自由な者
や、小さな子供等でも電話ボックス内に入ることなく、
簡単な操作のみで通話利用できる。
【0075】また、この実施例の赤外線通信装置30に
は、ページング装置55が装着され、しかも、このペー
ジング装置55が無線呼出を受けたときに、そのメッセ
ージデータが赤外線通信装置30本体側の第2のメモリ
51bへ相手先情報として記憶されるので、簡単な操作
で呼び出し元を直ちに発呼できる。
【0076】このように、赤外線通信装置30と公衆電
話機10による電話システムでは、簡単な操作のみで、
公衆電話機を普通に使用した場合と同等の安い料金で且
つ周囲の電子機器に悪影響を与えずに、離れた場所にい
る特定の相手に手軽に通話することができる。
【0077】次に、赤外線通信装置30を携帯する者同
士でダイレクト通信を行う場合について説明する。
【0078】これは、通話したい相手との間が例えばガ
ラス等で仕切られて、音声が相手に直接伝達されにくい
ような場合に特に有効である。
【0079】図7は、このようなダイレクト通信を行う
ための制御装置50の処理手順を示している。以下この
フローチャートについて説明するが、ここでは、一方の
赤外線通信装置30を赤外線通信装置と呼び、他方の赤
外線通信装置30を単に相手装置と呼ぶ。
【0080】この処理手順は、ダイレクト通信用のダイ
レクトキー(図示せず)を機能キーの一つとして付加し
た場合のものであり、前記処理S3で登録キー35cが
操作されない場合には、ダイレクトキーの操作が判定さ
れる(S40)。ここでダイレクトキーが操作される
と、前記図6に示したフローチャートの処理S16〜2
1と同様の処理が行われ、自己のIDデータと、第2の
メモリ51bから読み出されたデータ(この場合、相手
装置のIDデータ)と含むヘッダ付きの発呼信号で変調
された赤外線が出力される(S41〜46)。
【0081】そして、相手装置から自己のIDデータが
返されてきたとき、この赤外線通信装置は、音声による
通話が可能な状態になり、相手装置から自己のIDデー
タが返されてこないときには、通話ができないことを表
示器33に表示して待機状態に戻る(S47〜49)。
【0082】また、処理S40でダイヤルキーの操作が
なされずに、相手装置側から自己のIDデータを含むデ
ータが送られてきた場合には、このIDデータとともに
送られてきた相手装置のIDデータを第2のメモリ51
bに登録してから、相手装置のIDデータをコーディッ
ク回路46に出力し、相手装置のIDデータにヘッダを
付加した信号で変調した赤外線を出力してから、音声に
よる通話が可能な状態になる(S50〜52)。
【0083】このようにして、相手装置との間で音声に
よる通話が行われている間に、相手装置から切断信号が
送られてきた場合には、赤外線通信装置は待機状態に戻
り、また、ダイレクトキーが先に操作された場合には、
赤外線通信装置は、ヘッダ付きの切断信号で変調した赤
外線を出力してから、待機状態に戻る(S53〜5
5)。
【0084】このような処理を行うことによって、赤外
線通信装置の携帯者同士による通話が可能になる。な
お、ここでは、ダイレクトキーの操作によってこのダイ
レクト通信の処理に移行するようにしていたが、ダイレ
クトキーの代わりに、ダイヤルキー等を流用してもよ
い。
【0085】
【他の実施例】前記実施例の赤外線通信装置30は、予
め第2のメモリ51bに登録しておいたデータのなかか
ら通話相手の電話番号を選択して発呼していたが、ダイ
ヤルキーの操作で入力した電話番号をコーディック回路
46へ直接出力して、その電話番号の相手を発呼する機
能を追加してもよい。
【0086】また、前記実施例では、電話回線に接続さ
れた端末装置が公衆電話機の機能を有していたが、IS
DNインタフェース15、赤外線送受信部20およびコ
ーディツク回路25によって構成した端末装置を電話回
線(公衆回線または加入者回線)に接続しておくように
してもよい。
【0087】また、前記実施例の電話回線は、2つの情
報チャネルと制御チャネルからなる2B+DのISDN
回線であったが、より多くの情報チャネルを有する回線
(例えば、23B+D)を利用して、多数の赤外線通信
装置30の同時利用をできるようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の赤外線通
信装置は、マイクロフォンから入力した音声信号とメモ
リから読み出されたデータ信号とが区別されて符号化さ
れ、その符号化された信号で変調された赤外線が外部装
置へ出力され、また、外部装置から出力された赤外線が
赤外線受信手段で受信されると、その受信信号から音声
信号とデータ信号とが区別されて抽出され、抽出された
音声信号がスピーカから出力されるように構成されてい
る。
【0089】このため、この赤外線通信装置同士で、近
くにいる者との間で通話料金のかからない通話を、周囲
の電子機器への影響も気にすることなく気軽に行うこと
ができる。
【0090】また、本発明の赤外線通信装置を用いた電
話システムでは、電話回線に接続されている端末装置
が、前記請求項1記載の赤外線通信装置から出力された
赤外線を受信すると、その受信信号から音声信号とデー
タ信号とを区別して抽出して電話回線へ送出し、電話回
線から入力された音声信号およびデータ信号を区別して
符号化し、その符号化した信号で変調した赤外線を赤外
線通信装置へ出力するように構成されている。
【0091】したがって、端末装置を一切操作すること
なく、利用者が携帯する赤外線通信装置の簡単な操作の
みで電話回線を介して特定の者と通話を行うことがで
き、成人の健常者だけでなく、身体が不自由な者や小さ
な子供であっても、手軽に且つ安価に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の公衆電話機のブロック図
【図2】符号化回路の処理を示す図
【図3】赤外線通信装置の斜視図
【図4】図3の赤外線通信装置の構成を示すブロック図
【図5】図4の赤外線通信装置の制御装置の処理手順を
示す全体フローチャート
【図6】図5の発呼処理を具体的に示すフローチャート
【図7】赤外線通信装置同士でダイレクト通信を行う場
合のフローチャート
【符号の説明】
1 ISDN回線 10 公衆電話機 15 ISDNインタフェース 20、40 赤外線送受信部 21、41 赤外線送信機 22、42 赤外線受信機 25、46 コーディック回路 26、47 符号化回路 27、48 復号化回路 30 赤外線通信装置 44 マイクロフォン 45 スピーカ 50 制御装置 51 メモリ 55 ページング装置 57 無線信号受信機 58 呼出検知回路 59 報知回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/274 17/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯可能に形成され、外部装置との間で音
    声およびデータを赤外線によって授受する赤外線通信装
    置であって、 少なくとも相手先番号等のデータを記憶するためのメモ
    リと、 前記メモリに記憶されているデータを読み出すデータ読
    出手段と、 音声を入力するためのマイクロフォンと、 前記マイクロフォンから出力される音声信号と前記デー
    タ読出手段によって読み出されたデータとを区別して符
    号化する符号化手段と、 前記符号化回路によって符号化された信号で変調した赤
    外線を外部へ出力する赤外線送信手段と、 外部から入力される赤外線を受信する赤外線受信手段
    と、 前記赤外線受信手段で受信された信号から、音声信号と
    データ信号とを区別してそれぞれ抽出する復号化手段
    と、 前記復号化手段によって抽出された音声信号を出力する
    スピーカと、 前記復号化手段によって抽出されたデータ信号に応じて
    前記外部装置との間の音声信号の通信を規制する通話制
    御手段とを備えたことを特徴とする赤外線通信装置。
  2. 【請求項2】無線信号を受信する無線信号受信手段と、 前記無線信号受信手段によって受信された信号から、固
    有の呼出信号とメッセージデータを検出する呼出検知手
    段と、 前記呼出検知手段によって前記固有の呼出信号が検出さ
    れたとき、該呼出信号の検出を報知する報知手段と、 前記呼出検出手段によって検出されたメッセージデータ
    を、前記メモリへ記憶させるメッセージ記憶手段とを備
    えた請求項1記載の赤外線通信装置。
  3. 【請求項3】前記無線信号受信手段と前記呼出検知手段
    と前記報知手段とがペーシング装置として一体に形成さ
    れ、 該ページング装置が、着脱自在に形成されていることを
    特徴とする請求項2記載の赤外線通信装置。
  4. 【請求項4】電話回線に接続された端末装置に、 外部から出力される赤外線を受信する赤外線受信手段
    と、 前記赤外線受信手段で受信した信号から、音声信号とデ
    ータ信号とを区別してそれぞれ抽出する復号化手段と、 入力される信号を、音声信号とデータ信号に区別して符
    号化する符号化手段と、 前記復号化手段によって抽出された音声信号およびデー
    タ信号を前記電話回線へ出力し、電話回線網から該電話
    回線に出力された信号を、前記符号化回路へ入力させる
    回線インタフェースと、 前記符号化手段によって符号化された信号で変調した赤
    外線を外部へ出力する赤外線送信手段とを設け、 前記請求項1記載の赤外線通信装置から前記端末装置を
    介して音声信号およびデータ信号を前記電話回線へ送出
    させるとともに、該電話回線から前記端末装置を介して
    音声信号およびデータ信号を前記赤外線通信装置へ送出
    できるようにしたことを特徴とする赤外線通信装置を用
    いた電話システム。
  5. 【請求項5】前記端末装置が、公衆電話機の機能を有す
    ることを特徴とする請求項4記載の赤外線通信装置を用
    いた電話システム。
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