JPH08139741A - マルチアダプタ制御方法 - Google Patents

マルチアダプタ制御方法

Info

Publication number
JPH08139741A
JPH08139741A JP6280233A JP28023394A JPH08139741A JP H08139741 A JPH08139741 A JP H08139741A JP 6280233 A JP6280233 A JP 6280233A JP 28023394 A JP28023394 A JP 28023394A JP H08139741 A JPH08139741 A JP H08139741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
adapter
control device
communication control
icmp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6280233A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemitsu Higuchi
秀光 樋口
Shuji Ono
修司 大野
Norihiro Gotou
法宏 後藤
Takahisa Miyamoto
貴久 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6280233A priority Critical patent/JPH08139741A/ja
Publication of JPH08139741A publication Critical patent/JPH08139741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】通信制御装置1001のネットワークインタフ
ェース制御部1005内にマルチアダプタ制御部100
6を設け、アダプタ制御部からのエラー通知に対し、I
CMPを使って他の通信制御装置にエラー通知する。ま
た、ICMPフレームを受信したマルチアダプタ制御部
1006は、ホストアドレステーブル1003よりエラ
ーを起こしたアダプタを持つ通信制御装置の正常なアド
レスを求める。 【効果】通信相手先に通信エラーが発生したとき、アプ
リケーションに影響を与えずに送信データアドレスの自
動変更が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の通信制御装置が
複数のローカルエリアネットワークに接続し、高信頼の
プロトコルを用いて通信を行う場合におけるデータ通信
の信頼性を向上させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
TCP/IPによるネットワーク構築 共
立出版 UNIX−LAN構築の実装技術 谷村著 ソ
フトリサーチ・センタに記載のように、従来技術では、
ホストアドレステーブルにおいて、1台の通信制御装置
が複数のアドレスをもつことを記録できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数アダプタを同一ネ
ットワークに接続し、データ通信を行う通信システム
で、アダプタAが通信不能になっても、他のアダプタB
が通信可能であるため、この通信システムがネットワー
クから切り離されることはない。しかし、アダプタAを
使ってデータ通信中だったアプリケーションは、データ
通信を中止し、新たにアダプタBを使って、データ通信
をしなければならない。
【0004】本発明の目的は、データ通信中にアダプタ
が通信不能になっても、アプリケーションに影響を与え
ずに自動的にアダプタを切り替えてデータ通信を継続
し、データ通信の信頼性を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、単一のロー
カルエリアネットワークに複数のアダプタを接続した通
信制御システムにおいてアダプタからの通信不能通知に
対し、通信不能になったアダプタと同じネットワークに
接続されているアダプタからICMP(Interne
t Control Message Protoco
l)を使って、データ通信不能メッセージを前記ローカ
ルエリアネットワークに接続されている他の通信制御シ
ステムに送信するマルチアダプタ制御部を通信制御シス
テム内に設けることによって達成される。
【0006】また、アダプタに対応するアドレスに通信
制御システムを対応づけるテーブルを設けることによっ
て上記目的は達成される。
【0007】
【作用】マルチアダプタ制御部は、アダプタ制御部から
エラー通知を受け取ると、ネットワークに接続されてい
る他の通信制御装置に対しデータ通信不能メッセージを
正常なアダプタ制御部を通して送信する。
【0008】データ通信不能メッセージをもつICMP
フレームを受信したマルチアダプタ制御部は、ホストア
ドレステーブルを検索し、通信エラーの発生したIPア
ドレスをもつ通信制御装置の別のIPアドレスを取り出
す。そして、そのIPアドレスを基に送受信処理を継続
する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図11を使っ
て説明する。
【0010】図2は、LAN1009に二つのアダプタ
を接続した通信制御装置2002〜2006のネットワ
ーク構成図である。通信制御装置2002は、LAN1
009にアダプタAとアダプタBで接続しており、通信
制御装置2003とアダプタAでデータ通信中にアダプ
タAが通信不能になると、通信制御装置2002内でア
ダプタのスイッチングを行い、アダプタBよりICMP
を使ってLAN1009に接続されている各通信制御装
置へ終点到達不可能メッセージを送る。通信制御装置2
003は、ホストアドレステーブルを基に送信先アドレ
スを切り替えて、通信制御装置2002のアダアプタB
とデータ通信を継続して行う。
【0011】つぎに、通信制御装置の構成について説明
する。
【0012】図1は、通信制御システムのブロック図で
ある。
【0013】最初に、各制御ブロックについて説明す
る。
【0014】通信制御装置1001は、ワークステーシ
ョン,パーソナルコンピュータ等の情報機器である。伝
送媒体LAN1009は、例えば、Ethernet,
FDDIなどのようなローカルエリアネットワーク(L
AN)である。通信制御装置1001は、LAN100
9に接続して他の情報機器との間でデータ転送を行う。
ユーザアプリケーションプログラム1002は、ファイ
ル転送プログラム(FTP:File Transfe
r Protocol)や仮想端末プログラム(tel
net)等のデータ通信を伴うアプリケーションプログ
ラムである。プロトコル制御部1004は、送達確認型
のプロトコル(本実施例では、TCP:Transmi
ssion Control Protocol, I
P:Internet Protocol, ARP:
Adress Resolution Protoco
l, ICMP:Internet Control
Message Protocolを使用する)に従っ
たデータ通信を行う。アダプタ制御部(1007,10
08)は、LAN1009との入出力を制御する。ネッ
トワークインタフェース制御部1005は、アダプタ制
御部(1007,1008)とプロトコル制御部100
4とのインタフェース制御を行う。マルチアダプタ制御
部1006は、通信不能となったアドレスをもつ通信制
御装置のアドレスを基にホストアドレステーブル100
3を検索し、通信可能なアドレスを取り出して、送信又
は受信先アドレスを切り替える。
【0015】図3は、ホストアドレステーブルの構成例
である。
【0016】ホストアドレステーブルは、通信制御装置
内のプロトコル制御部のIP(Internet Pr
otocol)が認識するIPアドレスとそれに対応す
るホスト名から構成される。ホスト名は、複数指定で
き、最初のホスト名が正式名として、ネットワーク管理
の際に用いられる。2番目以降のホスト名(エイリアス
名)が等しいIPアドレスは、同一の通信制御装置であ
るとみなす。例えば、ホストアドレステーブル3001
のIPアドレスIPa,IPbをもつ通信制御装置は、
同一である。これにより、通信中のIPアドレスがアダ
プタエラーにより通信不能になったとき、エイリアス名
が等しいIPアドレスに切り替えることにより通信の自
動継続が可能になる。
【0017】つぎに、図2で示した通信制御装置200
2,2003のアダプタエラー発生時の通信制御につい
て説明する。
【0018】最初に、データ送信する通信制御装置20
02がアダプタ通信不能になったときの制御について説
明する。
【0019】図4は、通信制御装置2002と通信制御
装置2003間のデータ通信で、通信制御装置2002
を送信側とした場合のフレームシーケンスである。
【0020】図6は、通信制御装置2002がデータ送
信中にアダプタエラーを検出したときのマルチアダプタ
制御部1006の処理フローチャートである。
【0021】図7は、通信制御装置2003がデータ受
信中に通信制御装置2002のアダプタが通信不能にな
ったときの処理フローチャートである。
【0022】通信制御装置2002が、データ送信中
(6001)、アダプタ制御部1 1007は、アダプ
タエラーを検出し(6002)、マルチアダプタ制御部
1005へ通知する。マルチアダプタ制御部1005
は、通信不能となったインタフェースと同じネットワー
クに接続するインタフェースがあるかどうかを調べ(6
005)、ある場合は、そのインタフェースよりICM
Pフレームを通信相手先の通信制御装置2003へ送信
する(6007)。図10にICMPフレームフォーマ
ットを示す。図11にICMPメッセージのフォーマッ
トを示す。アダプタ通信不能の場合TYPE=3,CO
DE=1としてICMメッセージを作成する。ICMP
フレームを受信した(7002)通信制御装置2003
内のマルチアダプタ制御部1006は、ICMPフレー
ム内のIPヘッダのホストアドレステーブルとデータ受
信中のフレーム内IPヘッダのホストアドレスを使って
ホストアドレステーブル1003を検索し(700
3)、データ通信中の通信制御装置とICMPフレーム
を送信した通信制御装置が同一であるかどうかを判定す
る(7005)。同じ場合、データ受信処理を再開する
(7008)。
【0023】このように、アプリケーションプログラム
を中断せずにデータ通信を継続できる。つぎに、データ
受信をする通信制御装置2002がアダプタ通信不能に
なったときの制御について説明する。
【0024】図5は、通信制御装置2002をデータ受
信側としたときのフレームシーケンスである。
【0025】図8は、通信制御装置2002がデータ受
信中にアダプタエラーを検出したときのマルチアダプタ
制御部1006の処理フローチャートである。
【0026】図9は、通信制御装置2003がデータ送
信中に通信制御装置2002のアダプタが通信不能にな
ったときの処理フローチャートである。
【0027】通信制御装置2002が、データ受信中
(8001)、アダプタ制御部1 1007は、アダプ
タエラーを検出し(8002)、マルチアダプタ制御部
1005へ通知する。マルチアダプタ制御部1005
は、ホストアドレステーブルを検索し(8003)、通
信不能となったインタフェースと同じネットワークに接
続するインタフェースがあるかどうかを調べ(800
5)、ある場合は、そのインタフェースよりICMPフ
レームを通信相手先の通信制御装置2003へ送信する
(8006)。図10にICMPフレームフォーマット
を示す。図11にICMPメッセージのフォーマットを
示す。アダプタ通信不能の場合TYPE=3,CODE
=1としてICMメッセージを作成する。
【0028】ICMPフレームを受信した(9002)
通信制御装置2003内のマルチアダプタ制御部100
6は、ICMPフレーム内のIPヘッダのホストアドレ
ステーブルとデータ受信中のフレーム内IPヘッダのホ
ストアドレスを使ってホストアドレステーブル1003
を検索し(9003)、データ通信中の通信制御装置と
ICMPフレームを送信した通信制御装置が同一である
かどうかを判定する(9005)。同じ場合、ICMP
フレームのMACヘッダ中のソースアドレスを基にデー
タ送信処理を再開する(9008)。
【0029】このように、アプリケーションプログラム
を中断せずにデータ通信を継続できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、各通信制御装置間で同
一ネットワーク上にマルチアダプタをもっていることを
認識する手段をホストアドレステーブルに持つことがで
きるので、通信相手先に通信エラーが発生したとき、ア
プリケーションに影響を与えずに送信データアドレスの
自動変更が可能になる。
【0031】CSS(サーバクライアントシステム)に
おいて、サーバのアダプタを複数もたせることにより、
CSS全体の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信制御システムのブロック図。
【図2】通信制御装置のネットワークの説明図。
【図3】ホストアドレステーブルの構成例の説明図。
【図4】通信制御装置間のフレームシーケンス説明図。
【図5】通信制御装置間のフレームシーケンス説明図。
【図6】データ送信時にアダプタエラーを検出したとき
の処理フローチャート。
【図7】データ受信時にICMPフレームを受信したと
きの処理フローチャート。
【図8】データ受信時にアダプタエラーを検出したとき
の処理フローチャート。
【図9】データ送信時にICMPフレームを受信したと
きの処理フローチャート。
【図10】ICMPフレームのフォーマット図。
【図11】ICMPヘッダの説明図。
【符号の説明】
1001…通信制御装置、1002…ユーザアプリケー
ションプログラム、1003…ホストアドレステーブ
ル、1004…プロトコル制御部、1005…ネットワ
ークインタフェース制御部、1006…マルチアダプタ
制御部、1007…アダプタ制御部、1008…アダプ
タ制御部。
フロントページの続き (72)発明者 宮本 貴久 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のローカルエリアネットワークに複数
    のアダプタを使って接続し、送達確認型のネットワーク
    プロトコルでデータ転送を行う通信方法において、デー
    タ転送時に前記アダプタが通信不能になったとき、通信
    不能になったことを通信システム内の他の前記アダプタ
    から他の通信システムへ知らせ、データ転送を正常なア
    ダプタから行うように自動切り替えすることを特徴とす
    るマルチアダプタ制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記通信システムが単
    一のローカルエリアネットワーク上に複数のアドレスを
    もつことを記録する手段をもつマルチアダプタ制御方
    法。
JP6280233A 1994-11-15 1994-11-15 マルチアダプタ制御方法 Pending JPH08139741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6280233A JPH08139741A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 マルチアダプタ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6280233A JPH08139741A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 マルチアダプタ制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08139741A true JPH08139741A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17622161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6280233A Pending JPH08139741A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 マルチアダプタ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08139741A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7779102B2 (en) 2005-10-19 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Management device, network system and control program therefor
JP2012080199A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Ind Ltd デバイス、端末装置、及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7779102B2 (en) 2005-10-19 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Management device, network system and control program therefor
JP2012080199A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Ind Ltd デバイス、端末装置、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Socolofsky et al. TCP/IP tutorial
US5745685A (en) Protocol extension in NSPP using an acknowledgment bit
US7177952B1 (en) Method and system for switching between two network access technologies without interrupting active network applications
US6683883B1 (en) ISCSI-FCP gateway
US7640364B2 (en) Port aggregation for network connections that are offloaded to network interface devices
US5912891A (en) Virtual network system
US7269661B2 (en) Method using receive and transmit protocol aware logic modules for confirming checksum values stored in network packet
US6112247A (en) Network controller for processing status queries
KR19990030284A (ko) 통신 방법 및 통신 장치
US20030016669A1 (en) Full transmission control protocol off-load
JP2001313674A (ja) ネットワーク装置およびコンピュータネットワーク
Socolofsky et al. RFC1180: TCP/IP tutorial
JP2003069640A (ja) イーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス方法及び装置
JPH09130408A (ja) ネットワークインタフェース装置
US6286048B1 (en) System and method for discovering relative states of processors
JPH08139741A (ja) マルチアダプタ制御方法
Cisco WAN Link Protocols
Cisco IBM Network Media Translation Commands
JPH09326810A (ja) 障害時のコネクション切り替え方法
Cisco AppleTalk Routing Commands
JPS6359137A (ja) 通信システム
JPH11313101A (ja) 二重化lanシステムのコネクション再接続の高速化方法及び方式
JPS63146536A (ja) デ−タ通信方式
JP3132232B2 (ja) データリンク層形式の自動設定装置
JP3494265B2 (ja) 衛星回線接続装置