JP3494265B2 - 衛星回線接続装置 - Google Patents

衛星回線接続装置

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JP3494265B2
JP3494265B2 JP20505296A JP20505296A JP3494265B2 JP 3494265 B2 JP3494265 B2 JP 3494265B2 JP 20505296 A JP20505296 A JP 20505296A JP 20505296 A JP20505296 A JP 20505296A JP 3494265 B2 JP3494265 B2 JP 3494265B2
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勝利 仁平
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裕 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報を蓄積した
サーバ装置と該情報を要求する端末とが、公衆網および
衛星回線を介して接続される通信システムで用いられる
衛星回線接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術による衛星回線接続装
置を用いた通信システムの構成例を示すブロック図であ
る。この図において、2は情報を蓄積したサーバ装置、
1はサーバ装置2の情報を引き出す端末、10は端末1
に具備された外部入出力部、3は端末1からの公衆網経
由接続を受け付け、公衆網のデータリンク層のプロトコ
ルCを終端する公衆網接続サーバ、5はルータ、4は公
衆網と端末1を接続するモデム、7はサーバ装置2側の
プロトコルをプロトコルBに変換し、衛星回線に送信す
る送信装置、6はプロトコルBを終端し、端末1と接続
された衛星回線接続装置である。
【0003】端末1とサーバ装置2は、トランスポート
層はUDPまたはTCPを使用し、ネットワーク層はI
Pを使用して通信を行う。データリンク層のプロトコル
は、送信装置7から衛星回線接続装置6までの衛星回線
の区間では、プロトコルB(例えば、ATM)である。
また、データリンク層のプロトコルは、公衆網接続サー
バ3とモデム4を経由した端末1までの公衆網の区間で
は、プロトコルC(例えば、PPP)である。また、デ
ータリンク層のプロトコルは、衛星回線接続装置6と端
末1の区間、公衆網接続サーバ3および送信装置7とサ
ーバ装置2の区間では、プロトコルA(例えば、イーサ
ネット)である。
【0004】図4のシステムにおいて、端末1がサーバ
装置2の情報を引き出す場合、端末1は、情報要求信号
を、公衆網を経由して、サーバ装置2に送信する。サー
バ装置2は、端末1から情報要求信号を受信すると、衛
星回線を経由して、端末1に情報を送信する。該システ
ムでは、サーバ装置2から送信される情報を、広帯域の
衛星回線を使用して端末1に送信するので、該情報量が
大きい場合には、狭帯域の公衆網を経由して送信する場
合と比べると、情報の転送時間が少なくて済むという特
徴がある。
【0005】図5は、従来技術による衛星回線接続装置
の構成例を示すブロック図である。この図に示す衛星回
線接続装置は、衛星回線接続部12、プロトコル変換部
14、端末接続部16を具備している。ここで、衛星回
線接続部12は、サーバ装置2から送信された衛星回線
経由の情報をプロトコルBで受信する。プロトコル変換
部14は、衛星回線接続部12が受信した情報のプロト
コル(プロトコルB)をプロトコルAに変換する。端末
接続部16は、プロトコルAに変換された情報を端末1
に送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の衛星回線接続装置は、衛星回線経由の情報を処理す
るだけであり、公衆網を経由する情報を処理することは
できない。このため、図4に示すようなシステムにおい
て、端末は、データリンク層のプロトコルを、衛星回線
区間と公衆網区間とについてサポートする必要があり、
また、衛星回線区間と公衆網区間をそれぞれ接続するた
めに、2つの外部入出力部を具備する必要がある、とい
う欠点があった。また、2つのデータリンク層を同一端
末で終端するため、端末の中央処理装置(CPU)に対
する処理負荷が増大する、という欠点があった。さら
に、IPアドレスとデータリンク層のアドレスが対応づ
けられていないため、複数の端末を衛星回線接続装置と
接続できない、という欠点があった。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに、端末に通信経路を意識させることなく、1回線で
公衆網および衛星回線を使用してサーバ装置と通信を可
能にし、かつ、端末の通信プロトコル処理を軽減させる
ことができる衛星回線接続装置を提供することにある。
また、本発明は、IPアドレスとデータリンク層のアド
レスを対応づけることによって、複数の端末が接続可能
な衛星回線接続装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
UDP/IP、TCP/IP技術を利用して行われるコ
ンピュータ通信において、情報を蓄積したサーバ装置と
該情報を要求する端末が公衆網および衛星回線を介して
接続され、端末からサーバ装置への情報要求信号は公衆
網を経由し、サーバ装置から端末への情報信号は衛星回
線を経由し、衛星回線および公衆網が、該端末が使用す
るデータリンク層以下の通信プロトコルと異なる通信プ
ロトコルを使用し、かつ、衛星回線と公衆網のデータリ
ンク層の通信プロトコルが異なる通信システムで使用さ
れる衛星回線接続装置であり、衛星回線の信号を受信す
る衛星受信装置、公衆網に接続するモデム、および、前
記端末と接続され、前記端末と信号の送受信を行う端末
接続手段と、衛星受信装置からの信号を受信する衛星回
線接続手段と、モデムと信号の送受信を行う公衆網接続
手段と、各通信プトロコルを相互に変換するプロトコル
変換手段とを具備することを特徴とする。請求項2記載
の発明は、請求項1記載の通信システムにおいて、IP
パケットを送受信するデータリンク層の通信プロトコル
として、公衆網区間はPPP(ポイント・ツー・ポイン
ト・プロトコル)を使用し、衛星回線区間はATMプロ
トコルを使用して通信を行うときに使用される衛星回線
接続装置であり、前記端末と信号の送受信を行う端末接
続手段と、衛星受信装置からの信号を受信する衛星回線
接続手段と、モデムと信号の送受信を行う公衆網接続手
段と、衛星回線経由で受信したATMセルから自端末宛
のセルを取り出すATMフィルタリング手段と、PPP
プロトコルおよびATMプロトコルを終端するプロトコ
ル変換手段と、自端末宛のIPパケットを取り出すIP
フィルタリング手段とを具備し、前記プロトコル変換手
段は、前記端末側のデータリンク層の通信プロトコルを
公衆網のPPPに変換する機能、および、衛星回線のA
TMプロトコルを前記端末側のデータリンク層プロトコ
ルに変換する機能を有し、さらに、前記各接続手段から
入力された信号の出力先を制御する機能を有することを
特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1記載の通
信システムにおいて、請求項2記載のデータリンク層の
通信プロトコルを使用して通信を行うときに使用される
衛星回線接続装置であり、バス型の接続により複数の端
末と接続され、該複数の端末と信号の送受信を行う端末
接続手段と、衛星受信装置からの信号を受信する衛星回
線接続手段と、モデムと信号の送受信を行う公衆網接続
手段と、衛星回線経由で受信したATMセルから自端末
宛のセルを取り出すATMフィルタリング手段と、PP
PプロトコルおよびATMプロトコルを終端するプロト
コル変換手段と、前記複数の端末のデータリンク層の宛
先アドレスを管理し、該複数の端末宛のIPパケットの
みを取り出し、IPパケットの宛先アドレスとデータリ
ンク層の宛先アドレスを対応付けるアドレス管理手段と
を具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。 §1.第1実施形態 図1は、この発明の第1実施形態による衛星回線接続装
置の構成例を示すブロック図である。なお、この図は、
請求項1に対応している。この図において、衛星回線接
続装置は、端末接続部32、衛星回線接続部40、公衆
網接続部36、プロトコル変換部38から構成され、こ
れらは内部バスで結合されている。
【0010】ここで、端末接続部32は、端末1との間
で情報を送受信する。衛星回線接続部40は、衛星回線
の受信装置8から情報を受信する。公衆網接続部36
は、モデム4を介して、公衆網に情報を送信する。プロ
トコル変換部38は、端末1側のデータリンク層の通信
プロトコルを、公衆網のデータリンク層の通信プロトコ
ルに変換する機能、および、衛星回線のデータリンク層
の通信プロトコルを、端末1側のデータリンク層の通信
プロトコルに変換する機能を有する。さらに、プロトコ
ル変換部38は、上記各接続部(端末接続部32、衛星
回線接続部40、公衆網接続部36)から入力された信
号の出力先を制御する機能を有する。なお、上述した各
構成部は、以下に述べる動作を記述したソフトウェアを
実行するCPU(中央処理装置)や通信専用LSIで実
現することができる。
【0011】このような構成において、端末1から情報
要求信号が送出されると、端末接続部32は、該情報要
求信号を受信し、内部バスを経由して、プロトコル変換
部38へ送信する。プロトコル変換部38は、受信した
情報要求信号のデータリンク層の通信プロトコルを、端
末1側のデータリンク層の通信プロトコルから、公衆網
のデータリンク層の通信プロトコルに変換し、内部バス
を経由して、公衆網接続部36へ送信する。公衆網接続
部36は、受信した情報要求信号を、モデム4および公
衆網を経由して、サーバ装置2側へ送信する。
【0012】一方、衛星回線の受信装置8から情報信号
が送出されると、衛星回線接続部40は、該情報信号を
受信し、内部バスを経由して、プロトコル変換部38へ
送信する。プロトコル変換部38は、受信した情報信号
のデータリンク層の通信プロトコルを、衛星回線のデー
タリンク層の通信プロトコルから、端末1側のデータリ
ンク層の通信プロトコルに変換し、内部バスを経由し
て、端末接続部32へ送信する。端末接続部32は、受
信した情報信号を、端末1側に送信する。
【0013】本実施形態の場合、端末1は、データリン
ク層の通信プロトコルとして、端末1と衛星回線接続装
置との間の通信プロトコルのみをサポートし、該衛星回
線接続装置との間の1回線を維持するだけで、衛星回線
および公衆網経由を意識することなく、サーバ装置2と
通信が可能である。
【0014】§2.第2実施形態 図2は、この発明の第2実施形態による衛星回線接続装
置の構成例を示すブロック図である。なお、この図は、
請求項2に対応している。この図において、衛星回線接
続装置は、端末接続部52、衛星回線接続部60、公衆
網接続部56、ATMフィルタリング部62、IPフィ
ルタリング部63、プロトコル変換部58から構成さ
れ、端末接続部52、公衆網接続部56、ATMフィル
タリング部62、プロトコル変換部58は内部バスで結
合されている。
【0015】ここで、端末接続部52は、端末1との間
で情報を送受信する。衛星回線接続部60は、衛星回線
の受信装置8から情報を受信する。公衆網接続部56
は、モデム4を介して、公衆網に情報を送信する。AT
Mフィルタリング部62は、衛星回線経由で受信したA
TMセルから、本装置に接続されている端末(以下、
「収容端末」と称する)宛のセルを取り出す。IPフィ
ルタリング部63は、収容端末のIPアドレスを保持し
ており、収容端末宛のIPパケットを取り出す。プロト
コル変換部58は、端末1側のデータリンク層の通信プ
ロトコルを、公衆網のPPPに変換する機能、および、
衛星回線のATMプロトコルを、端末1側のデータリン
ク層の通信プロトコルに変換する機能を有する。さら
に、プロトコル変換部58は、上記各接続部(端末接続
部52、衛星回線接続部60、公衆網接続部56)から
入力された信号の出力先を制御する機能を有する。な
お、上述した各構成部は、以下に述べる動作を記述した
ソフトウェアを実行するCPU(中央処理装置)や通信
専用LSIで実現することができる。
【0016】このような構成において、端末1から情報
要求信号が送出されると、端末接続部52は、該情報要
求信号を受信し、内部バスを経由して、プロトコル変換
部58へ送信する。プロトコル変換部58は、受信した
情報要求信号のデータリンク層の通信プロトコルを、端
末1側の通信プロトコルから、公衆網の通信プロトコル
PPPに変換し、内部バスを経由して、公衆網接続部5
6へ送信する。公衆網接続部56は、受信した情報要求
信号を、モデム4および公衆網を経由して、サーバ装置
2側へ送信する。
【0017】一方、衛星回線の受信装置8から情報信号
(ATMセル)が送出されると、衛星回線接続部60
は、該情報信号を受信し、内部バスを経由して、ATM
フィルタリング部62へ送信する。ATMフィルタリン
グ部62は、受信した情報信号(ATMセル)の中か
ら、収容端末宛のATMセルのみを選別し、選別した情
報信号(ATMセル)を、内部バスを経由して、プロト
コル変換部58へ送信する。プロトコル変換部58は、
受信した情報信号(ATMセル)を、IPパケットに組
み立てた後、一端、IPフィルタリング部63へ送信す
る。IPフィルタリング部63は、保持しているIPア
ドレスに基づいて、収容端末宛のIPパケットを選別
し、選別したIPパケットを、再度、プロトコル変換部
63へ送信する。プロトコル変換部63は、受信した情
報信号のデータリンク層の通信プロトコルを、衛星回線
のATMプロトコルから、端末1側のデータリンク層の
通信プロトコルに変換し、内部バスを経由して、端末接
続部52へ送信する。端末接続部52は、受信した情報
信号を、端末1側に送信する。
【0018】本実施形態の場合、IPフィルタリング部
63が、保持しているIPアドレスに基づいて、フィル
タリングを行うため、IPパケットとATMセルを一意
に対応付けていなくとも、収容端末宛以外のIPパケッ
トが、衛星回線接続装置から端末へ送出されることはな
い。
【0019】§3.第3実施形態 図3は、この発明の第3実施形態による衛星回線接続装
置の構成例を示すブロック図である。なお、この図は、
請求項3に対応している。この図において、衛星回線接
続装置は、端末接続部72、衛星回線接続部70、公衆
網接続部76、ATMフィルタリング部80、プロトコ
ル変換部78、アドレス管理部83から構成され、端末
接続部72、公衆網接続部76、ATMフィルタリング
部80、プロトコル変換部78は内部バスで結合されて
いる。
【0020】ここで、端末接続部72は、複数の端末と
の間で情報を送受信する。衛星回線接続部70は、衛星
回線の受信装置8から情報を受信する。公衆網接続部7
6は、モデム4を介して、公衆網に情報を送信する。A
TMフィルタリング部80は、衛星回線経由で受信した
ATMセルから、収容端末宛のセルを取り出す。プロト
コル変換部78は、端末1側のデータリンク層の通信プ
ロトコルを、公衆網のPPPに変換する機能、および、
衛星回線のATMプロトコルを、端末1側のデータリン
ク層の通信プロトコルに変換する機能を有する。さら
に、プロトコル変換部78は、上記各接続部(端末接続
部72、衛星回線接続部70、公衆網接続部76)から
入力された信号の出力先を制御する機能を有する。アド
レス管理部83は、接続された複数の収容端末につい
て、IPアドレスとデータリンク層の宛先アドレスを保
持している。そして、アドレス管理部83は、上記IP
アドレスに基づいて、収容端末宛のIPパケットを取り
出すとともに、該IPパケットの宛先アドレスと収容端
末のデータリンク層の宛先アドレスとを対応付ける。な
お、上述した各構成部は、以下に述べる動作を記述した
ソフトウェアを実行するCPU(中央処理装置)や通信
専用LSIで実現することができる。
【0021】このような構成において、端末1から情報
要求信号が送信されると、端末接続部72は、該情報要
求信号を受信し、内部バスを経由して、プロトコル変換
部78へ送信する。プロトコル変換部78は、受信した
情報要求信号のデータリンク層の通信プロトコルを、端
末1側の通信プロトコルから、公衆網の通信プロトコル
PPPに変換し、内部バスを経由して、公衆網接続部7
6へ送信する。公衆網接続部76は、受信した情報要求
信号を、モデム4および公衆網を経由して、サーバ装置
2側へ送信する。
【0022】一方、衛星回線の受信装置8から情報信号
(ATMセル)が送出されると、衛星回線接続部70
は、該情報信号を受信し、内部バスを経由して、ATM
フィルタリング部80へ送出する。ATMフィルタリン
グ部80は、受信した情報信号(ATMセル)の中か
ら、収容端末宛のATMセルのみを選別し、選別した情
報信号(ATMセル)を、内部バスを経由して、プロト
コル変換部78へ送信する。プロトコル変換部78は、
受信した情報信号(ATMセル)を、IPパケットに組
み立てた後、一端、アドレス管理部83へ送信する。
【0023】アドレス管理部83は、保持しているIP
アドレスに基づいて、収容端末宛のIPパケットを選別
し、選別したIPパケットの宛先アドレスと収容端末の
データリンク層の宛先アドレスを対応付け、選別したI
Pパケットを、対応するデータリンク層の宛先アドレス
とともに、再度、プロトコル変換部78へ送信する。プ
ロトコル変換部78は、アドレス管理部83より通知さ
れた宛先アドレスに基づいて、受信した情報信号のデー
タリンク層の通信プロトコルを、端末1側のデータリン
ク層の通信プロトコルに変換し、内部バスを経由して、
端末接続部72へ送信する。端末接続部72は、受信し
た情報信号を、端末1側に送信する。
【0024】本実施形態の場合、複数の端末が衛星回線
接続装置に接続された場合でも、各端末は、自端末宛の
パケットのみを受信し、他の端末宛のパケットを受信す
ることはない。
【0025】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明によれば、端末は、
1つのデータリンク層の通信プロトコルをサポートし、
1回線を維持するだけで、公衆網および衛星回線を使用
して、サーバ装置と通信を行うことが可能となり、通信
経路を意識することなく、また、自端末以外のパケット
は、端末へは送出されないため、端末の負荷も減少する
効果が得られる。さらに、IPパケットの宛先アドレス
と端末−衛星回線接続装置間のデータリンク層の宛先ア
ドレスとを対応付けるため、複数の端末を衛星回線接続
装置に接続可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態による衛星回線接続
装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】 この発明の第2実施形態による衛星回線接続
装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】 この発明の第3実施形態による衛星回線接続
装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】 従来技術による衛星回線接続装置を用いた通
信システムの構成例を示すブロック図である。
【図5】 従来技術による衛星回線接続装置の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1……端末、 4……モデム、 8……受信装置、3
2,52,72……端末接続部、 36,56,76…
…公衆網接続部、38,58,78……プロトコル変換
部、40,60,70……衛星回線接続部、62,80
……ATMフィルタリング部、63……IPフィルタリ
ング部、 83……アドレス管理部
フロントページの続き (72)発明者 中島 裕 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−242313(JP,A) 特開 平9−51298(JP,A) 特開 平9−252271(JP,A) 特開 平9−252320(JP,A) 特開 平5−252165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/66 H04B 7/15 H04L 12/28 H04L 29/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UDP(ユーザ・データグラム・プロト
    コル)/IP(インターネット・プロトコル)、TCP
    (トランスミッション・コントロール・プロトコル)/
    IP技術を利用して行われるコンピュータ通信におい
    て、情報を蓄積したサーバ装置と該情報を要求する端末
    が公衆網および衛星回線を介して接続され、端末からサ
    ーバ装置への情報要求信号は公衆網を経由し、サーバ装
    置から端末への情報信号は衛星回線を経由し、衛星回線
    および公衆網が、該端末が使用するデータリンク層以下
    の通信プロトコルと異なる通信プロトコルを使用し、か
    つ、衛星回線と公衆網のデータリンク層の通信プロトコ
    ルが異なる通信システムで使用される衛星回線接続装置
    であり、 衛星回線の信号を受信する衛星受信装置、公衆網に接続
    するモデム、および、前記端末と接続され、 前記端末と信号の送受信を行う端末接続手段と、 衛星受信装置からの信号を受信する衛星回線接続手段
    と、 モデムと信号の送受信を行う公衆網接続手段と、 各通信プトロコルを相互に変換するプロトコル変換手段
    とを具備することを特徴とする衛星回線接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて、
    IPパケットを送受信するデータリンク層の通信プロト
    コルとして、公衆網区間はPPP(ポイント・ツー・ポ
    イント・プロトコル)を使用し、衛星回線区間はATM
    プロトコルを使用して通信を行うときに使用される衛星
    回線接続装置であり、 前記端末と信号の送受信を行う端末接続手段と、 衛星受信装置からの信号を受信する衛星回線接続手段
    と、 モデムと信号の送受信を行う公衆網接続手段と、 衛星回線経由で受信したATMセルから自端末宛のセル
    を取り出すATMフィルタリング手段と、 PPPプロトコルおよびATMプロトコルを終端するプ
    ロトコル変換手段と、 自端末宛のIPパケットを取り出すIPフィルタリング
    手段とを具備し、 前記プロトコル変換手段は、前記端末側のデータリンク
    層の通信プロトコルを公衆網のPPPに変換する機能、
    および、衛星回線のATMプロトコルを前記端末側のデ
    ータリンク層プロトコルに変換する機能を有し、さら
    に、前記各接続手段から入力された信号の出力先を制御
    する機能を有することを特徴とする衛星回線接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信システムにおいて、
    請求項2記載のデータリンク層の通信プロトコルを使用
    して通信を行うときに使用される衛星回線接続装置であ
    り、 バス型の接続により複数の端末と接続され、該複数の端
    末と信号の送受信を行う端末接続手段と、 衛星受信装置からの信号を受信する衛星回線接続手段
    と、 モデムと信号の送受信を行う公衆網接続手段と、 衛星回線経由で受信したATMセルから自端末宛のセル
    を取り出すATMフィルタリング手段と、 PPPプロトコルおよびATMプロトコルを終端するプ
    ロトコル変換手段と、 前記複数の端末のデータリンク層の宛先アドレスを管理
    し、該複数の端末宛のIPパケットのみを取り出し、I
    Pパケットの宛先アドレスとデータリンク層の宛先アド
    レスを対応付けるアドレス管理手段とを具備することを
    特徴とする衛星回線接続装置。
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