JPH08139739A - センタ装置と複数の端末装置からなるデータ伝送システム - Google Patents

センタ装置と複数の端末装置からなるデータ伝送システム

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JPH08139739A
JPH08139739A JP6273903A JP27390394A JPH08139739A JP H08139739 A JPH08139739 A JP H08139739A JP 6273903 A JP6273903 A JP 6273903A JP 27390394 A JP27390394 A JP 27390394A JP H08139739 A JPH08139739 A JP H08139739A
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JP
Japan
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data
center device
carrier
terminal
terminal device
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Pending
Application number
JP6273903A
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English (en)
Inventor
Yuji Kiyohara
裕二 清原
Makoto Suzuki
鈴木  誠
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】端末装置からセンタ装置への入力レベルを正確
に測定するためのキャリアを出力可能な端末装置を備え
るようにしたデータ伝送システムを提供する。 【構成】本データ伝送システムにおいては、複数の端末
装置11が伝送ライン9を介してセンタ装置Sとの間で
データの伝送を行うのであるが、作業者がロータリース
イッチ24により端末装置11同士を識別するための識
別番号として使用していない番号「00」に変更した場
合、制御手段11はデータモデム8を介してセンタ装置
Sへデータを送信するモードとは別の、キャリア出力モ
ードに切り替える。このキャリア出力モードでは、デー
タモデム8を介して、端末装置11からセンタ装置Sへ
キャリア信号のみが出力される。従って、センタ装置S
においてこのキャリア信号のレベルを測定すれば、この
測定結果に応じて端末装置11の出力レベルを調整する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センタ装置と複数の端
末装置が伝送ラインを介して接続され上記センタ装置と
の間でデータの伝送を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、センタ装置と複数の端末装置が伝送ラインを介して
接続されセンタ装置との間でデータの伝送を行うデータ
伝送システムが知られている。この種のシステムとして
は、例えば双方向CATVシステムが挙げられる。双方
向CATVシステムのように「一対多」の通信を行う装
置では、通信方式にポーリング方式を採用する場合が多
い。
【0003】ポーリング方式とは、各端末装置にアドレ
スを付与して、センタ装置から一つ一つの端末装置に接
続要求を送信し、接続要求を受信した端末装置のみが伝
送ラインを使用して通信を行うといった方式である。ま
た、通信が終了するとセンタ装置は当該端末装置に切断
要求を送信し、端末装置は回線を切断して他の端末装置
に伝送ラインの使用権を譲る。この方式では、センタ装
置は各端末装置に順次回線接続して所望の通信を行う。
一方、各端末装置はセンタ装置に接続されるまで待機し
ている。
【0004】この方式では、端末装置からセンタ装置に
向けた伝送ラインを1本だけ用意して、全端末装置が時
分割的に使用するので伝送ラインの設置が経済的であ
る。また、CATV装置の伝送ライン(同軸ケーブル)
には0〜450MHz程度の信号を流すことができる。
このため、複数のデータを異なる周波数の搬送波(キャ
リア)で変調することで、複数の信号を同時に流すこと
もできる。例えば、センタ装置→端末装置方向の信号
と、端末装置→センタ装置方向の信号とを、異なったキ
ャリアで流すことで、全2重通信が可能になる。
【0005】ところで、この種の装置では、正確にデー
タの送受信を行うために端末装置からセンタ装置への入
力レベルを所定範囲内に調整する必要がある。入力レベ
ルが不適正であると、通信が満足にできなかったり、他
の端末装置の通信を妨害したりすることもある。また、
ポーリング方式以外の通信方式、例えばCSMA/CD
方式やトークンパッシング方式などでも、同様に入力レ
ベルを調整する必要がある。そこで、従来この種の装置
では、次のようにして上記入力レベルを測定し、これに
応じて端末装置の出力レベルを調整している。
【0006】例えば、双方向CATV装置において、新
設する端末装置の代わりに、発振器を接続し、センタ装
置に入力される当該周波数の信号レベルをレベル測定器
(例えば、スペクトルアナライザ、高周波パワーメータ
など)で測定し、伝送路の減衰量を求めて、端末装置の
出すべき出力レベルを逆算して調整している。
【0007】あるいは、端末装置のモデムに設けられた
特定入力端子に、所定の信号を入力する入力信号発生装
置により、モデムからキャリアを発振し、信号レベルを
測定器で測定している。しかしながら、従来、このよう
にして端末装置からの入力レベルを測定する際、端末装
置装置にキャリアだけを発振する構成がない場合には、
キャリアとして使用する周波数の信号を出力する発振
器、あるいはモデムにキャリア信号を発振させる入力信
号発生装置が必要となっていた。
【0008】そこで、本発明は、端末装置からセンタ装
置への入力レベルを正確に測定するためのキャリアを、
新たに発振器・入力信号発生装置などを用意することな
く出力可能な端末装置を備えるようにしたデータ伝送シ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、図3の基本構成図に
例示するように、センタ装置と複数の端末装置が伝送ラ
インを介して接続され上記センタ装置との間でデータの
伝送を行うシステムであって、上記端末装置は、上記セ
ンタ装置へデータを送信するためのデータモデムと、端
末装置同士を識別するための番号を任意に設定可能な識
別番号設定手段と、該識別番号設定手段における設定番
号を、上記識別番号として使用していない所定の番号に
変更し、上記データモデムを介して上記センタ装置へデ
ータを送信するモードとは別の、キャリア測定用のキャ
リア信号のみを出力するキャリア出力モードに切り替え
る制御手段と、を備えたことを特徴とするデータ伝送シ
ステムである。
【0010】
【作用及び発明の効果】このように構成された請求項1
の発明では、複数の端末装置が伝送ラインを介してセン
タ装置との間でデータの伝送を行うのであるが、作業者
が識別番号設定手段における設定番号を端末装置同士を
識別するための識別番号として使用していない所定の番
号に変更した場合、制御手段はデータモデムを介してセ
ンタ装置へデータを送信するモードとは別の、キャリア
測定用のキャリア信号のみを出力するキャリア出力モー
ドに切り替える。このようにキャリア出力モードに切り
替えられると、データモデムを介して、端末装置からセ
ンタ装置へキャリア信号のみが出力されることとなる。
【0011】従って、センタ装置においてこのキャリア
信号のレベルを測定すれば、この測定結果に応じて端末
装置の出力レベルを調整することができる。上記識別番
号設定手段は、端末装置同士を識別するための識別番号
として端末装置固有の番号に設定し、その設定された識
別番号に基づいてデータ通信の際の発信元等を特定して
いる。本発明では、その設定番号を端末識別のためには
使用していない所定の番号(例えば「00」等は通常使
用しないこととされている)に設定することで、データ
モデムを介してセンタ装置へキャリア信号のみを出力さ
せるのである。そのため、端末装置からセンタ装置への
入力レベルを正確に測定するためのキャリアを、新たに
発振器・入力信号発生装置などを用意することなく出力
することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本実施例のデータ伝送システムを双方向
CATVシステムに適用した場合の全体の概略構成を示
すブロック図である。
【0013】図1に示すように、センタ装置Sの混合分
波器4には、ホストCPU1に接続された文字画データ
送出装置2の信号を変調器3で変調した信号と、自主映
像番組送出装置5の信号を変調器6で変調した信号と、
ホストCPU1に接続された制御CPU7の制御データ
をデータモデム8で変調した信号が入力される。
【0014】混合分波器4はこれらの信号を混合した
後、これを下り信号として伝送ライン9を介して複数の
端末装置11へ伝送する。各端末装置11では、その下
り信号を受けて制御データ、映像信号、および文字画デ
ータの受信を行い、TV受像機12を駆動する。
【0015】また、センタ装置Sには伝送ライン9に直
接接続されたレベル測定器13が設けられている。レベ
ル測定器13には、例えばスペクトルアナライザが用い
られる。レベル測定器13は、伝送ライン9に伝送され
ている所定周波数(端末装置11が出力する周波数)の
信号レベルを測定する。なお、レベル測定器13として
は、周知の高周波パワーメータなどを用いることもでき
る。
【0016】図2は、端末装置11の構成を示すブロッ
ク図である。図2に示すように、伝送ライン9を介して
伝送された下り信号は分波器15に入力される。分波器
15で分岐された一方のラインには、チューナ16、映
像復調回路17、文字画データ復調回路18、および文
字画データ処理CPU19が順次直列に接続されてい
る。文字画データ処理CPU19には、文字画データ処
理CPU19には、文字画データ記憶回路20および画
像処理回路21が接続され、文字画データ処理CPU1
9は、これらの回路を用いて処理した文字画データなど
によりTV受像機12を駆動する。
【0017】また、分波器15で分岐されたもう一方の
ラインには、データモデム22および端末制御CPU2
3が順次直列に接続されている。端末制御CPU23
は、文字画データのリクエストおよびその他の制御デー
タをデータモデム22を介してセンタ装置Sへ送受信す
ると共に、チューナ16へ選局制御信号を出力する。こ
の端末制御CPU23にはロータリースイッチ24が接
続されている。
【0018】このロータリースイッチ24は、端末装置
11同士を識別するための端末識別番号設定用のもので
あり、端末装置11毎に違った固有の値に設定されてい
る。なお、このロータリースイッチ24が本発明におけ
る識別番号設定手段に対応する。
【0019】このように構成された本実施例の双方向C
ATV装置では、センタ装置Sの制御CPU7が各端末
装置11に対して順次回線を接続する所謂ポーリング処
理を行い、端末装置11の端末制御CPU23からリク
エストなどを受信すると、文字画データ送出装置2また
は自主映像番組送出装置5からのデータを当該端末装置
11へ送信する。すると、端末装置11は、受信したデ
ータに応じてTV受像機12を駆動する。
【0020】上記ポーリング処理について、さらに説明
する。センタ装置Sは所定の順番に従って端末装置11
に接続要求を送信し、接続応答があるまで待機する。接
続応答があれば、リクエストの受信・文字画データの送
信など必要な通信を行なう。一方、各端末装置11では
以下のような処理を行なう。端末制御CPU23は自端
末装置11宛のデータを受信するまで待機しており、受
信したデータが自分宛のものであって接続要求である場
合は、センタSに接続応答を送信する。
【0021】この接続応答の際、センタ装置Sから各端
末装置11へ送られる全てのデータには、ヘッダとして
識別番号が含まれており、各端末装置11は、この識別
番号と自分の識別番号とを比較し、一致したときのみ有
効なデータとして処理する。次に、キャリアの入力レベ
ルを測定する場合の処理について説明する。作業者は、
識別番号設定用のロータリースイッチ24を操作して、
自端末装置11の識別番号はもちろんのこと、本システ
ムにおけるいずれの端末装置11においても識別番号と
して使用していない所定番号(例えば「00」)に設定
する。このように設定した状態で端末装置11の電源を
立ち上げると、端末制御CPU23はキャリア発振モー
ドに移行し、通常通信するデータの代わりに、データモ
デム22を介してレベル測定用のキャリア信号をセンタ
装置Sへ向けて送信する。
【0022】センタ装置Sにおいては、レベル測定器1
3でその送信されてきたキャリア信号の入力レベルを測
定する。そして、こうして測定した入力レベルが適正な
値より高かった場合は、当該端末装置11の出力を、図
示しない出力ボリュームを回すなどして下げてやり、低
かった場合は出力を上げてやることで、その端末装置1
1の入力レベルを適正な値に調整することができる。
【0023】このように本実施例では、識別番号設定手
段としてのロータリースイッチ24は、端末装置11同
士を識別するための識別番号設定用として、通常のデー
タ通信の際の発信元等の特定のために使用されるため、
元々備えているものである。本実施例では、その設定番
号を端末識別のためには使用していない所定の番号に変
更して、データモデム22を介してセンタ装置Sへキャ
リア信号のみを出力させるため、端末装置11からセン
タ装置Sへの入力レベルを正確に測定するためのキャリ
アを、新たに発振器などを用意することなく出力するこ
とができる。
【0024】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各
部の構成を任意に変更することも可能である。例えば、
上記キャリア信号測定用の設定番号としては、所定の規
約で通常使用しないとされている「00」等が好ましい
が、そのデータ伝送システムにおけるいずれの端末装置
11においても識別番号として使用していない番号であ
れば、同様に実施可能である。
【0025】また、上記実施例では本発明を双方向CA
TVシステムに適用しているが、本発明はこの他種々の
データ伝送システムに適用することができるのはいうま
でもない。例えば、変調せずに直接データを送信する装
置(アナログデータ、デジタルデータを問わず)に本発
明を適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の双方向CATV装置全体の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の端末装置の構成を表すブロック図
である。
【図3】 本発明の基本構成を例示するブロック図であ
る。
【符号の説明】
S…センタ装置 1…ホストCPU 2…文字画データ送出装置 3…変調器 4…混合分波器 5…自主映像番組
送出装置 6…変調器 7…制御CPU 8…データモデム 9…伝送ライン 11…端末装置 12…TV受像機 13…レベル測定器 15…分波器 16…チューナ 17…映像復調回
路 18…文字画データ復調回路 19…文字画デー
タ処理CPU 20…文字画データ記憶回路 21…画像処理回
路 22…データモデム 23…端末制御C
PU 24…ロータリースイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置と複数の端末装置が伝送ライ
    ンを介して接続され上記センタ装置との間でデータの伝
    送を行うシステムであって、 上記端末装置は、 上記センタ装置へデータを送信するためのデータモデム
    と、 端末装置同士を識別するための番号を任意に設定可能な
    識別番号設定手段と、 該識別番号設定手段における設定番号を、上記識別番号
    として使用していない所定の番号に変更することによ
    り、上記データモデムを介して上記センタ装置へデータ
    を送信するモードとは別の、キャリア測定用のキャリア
    信号のみを出力するキャリア出力モードに切り替える制
    御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ伝送システム。
JP6273903A 1994-11-08 1994-11-08 センタ装置と複数の端末装置からなるデータ伝送システム Pending JPH08139739A (ja)

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