JPH08138407A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH08138407A JPH08138407A JP6275007A JP27500794A JPH08138407A JP H08138407 A JPH08138407 A JP H08138407A JP 6275007 A JP6275007 A JP 6275007A JP 27500794 A JP27500794 A JP 27500794A JP H08138407 A JPH08138407 A JP H08138407A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/22—Processes or apparatus for obtaining an optical image from holograms
- G03H1/2202—Reconstruction geometries or arrangements
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバの出射光のエネルギ損失を低減し
かつ任意の配光が得られしかも灯具の小型化が可能な照
明装置を提供する。 【構成】 光源1から発せられた光はリフレクタ5によ
って集光され、光ファイバ2を通じて灯具3に導かれ
る。灯具3には、レンズパターンやリフレクタパターン
を記録したホログラム素子7が収容されており、このホ
ログラム素子7を通して光ファイバ2からの出射光が外
部に照射される。このため、光エネルギの損失を低減
し、またホログラム素子7の記録パターンを変更するこ
とで任意の配光を容易に得ることが可能である。灯具3
を車両用前照灯に使用すると、複雑な形状のリフレクタ
やフレネルレンズが不要となるため、小型かつ軽量な灯
具を得ることができる。ホログラム素子は、一本の光フ
ァイバの出射側端部に複数個設けてもよい。
かつ任意の配光が得られしかも灯具の小型化が可能な照
明装置を提供する。 【構成】 光源1から発せられた光はリフレクタ5によ
って集光され、光ファイバ2を通じて灯具3に導かれ
る。灯具3には、レンズパターンやリフレクタパターン
を記録したホログラム素子7が収容されており、このホ
ログラム素子7を通して光ファイバ2からの出射光が外
部に照射される。このため、光エネルギの損失を低減
し、またホログラム素子7の記録パターンを変更するこ
とで任意の配光を容易に得ることが可能である。灯具3
を車両用前照灯に使用すると、複雑な形状のリフレクタ
やフレネルレンズが不要となるため、小型かつ軽量な灯
具を得ることができる。ホログラム素子は、一本の光フ
ァイバの出射側端部に複数個設けてもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明装置に関するもの
で、詳細には、光ファイバーとホログラム素子を用いて
配光を行うようにした照明装置に関するものである。
で、詳細には、光ファイバーとホログラム素子を用いて
配光を行うようにした照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光源から発せられた光を光フ
ァイバを通して出射する照明装置が知られている。この
種の照明装置において配光を行う場合、光ファイバの出
射側端部からの光をそのまま出射するのでは、所望の配
光を得ることはできない。このため、光ファイバの出射
側端部にレンズまたはリフレクタを用いることが考えら
れる。
ァイバを通して出射する照明装置が知られている。この
種の照明装置において配光を行う場合、光ファイバの出
射側端部からの光をそのまま出射するのでは、所望の配
光を得ることはできない。このため、光ファイバの出射
側端部にレンズまたはリフレクタを用いることが考えら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバの出射側に
レンズまたはリフレクタを用いた照明装置においては、
レンズまたはリフレクタから出射される光を所望の配光
にする場合、光ファイバの出射側端部から出射される出
射光の損失を低減するため、レンズまたはリフレクタを
大型化する必要があり、そのため灯具部が大型化すると
いう問題がある。
レンズまたはリフレクタを用いた照明装置においては、
レンズまたはリフレクタから出射される光を所望の配光
にする場合、光ファイバの出射側端部から出射される出
射光の損失を低減するため、レンズまたはリフレクタを
大型化する必要があり、そのため灯具部が大型化すると
いう問題がある。
【0004】本発明は、光ファイバから出射される出射
光のエネルギ損失を低減しかつ任意の配光が得られしか
も灯具の小型化が可能な照明装置を提供することを目的
とする。
光のエネルギ損失を低減しかつ任意の配光が得られしか
も灯具の小型化が可能な照明装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、請
求項1では、光源と、ホログラム素子と、前記光源と前
記ホログラム素子を接続する光ファイバとからなり、前
記光源から発せられた光を光ファイバを通してホログラ
ム素子から外部に照射することを特徴とする構成を採用
する。
求項1では、光源と、ホログラム素子と、前記光源と前
記ホログラム素子を接続する光ファイバとからなり、前
記光源から発せられた光を光ファイバを通してホログラ
ム素子から外部に照射することを特徴とする構成を採用
する。
【0006】請求項2記載の照明装置では、前記構成に
おいて、前記ホログラム素子は、一本の光ファイバの出
射側端部に複数個設けられていることを特徴とする。請
求項3記載の照明装置では、前記ホログラム素子は、車
両用灯具に設けられていることを特徴とする。請求項4
記載の照明装置では、前記ホログラム素子は、車両用前
照灯の灯具に収容されていることを特徴とする。
おいて、前記ホログラム素子は、一本の光ファイバの出
射側端部に複数個設けられていることを特徴とする。請
求項3記載の照明装置では、前記ホログラム素子は、車
両用灯具に設けられていることを特徴とする。請求項4
記載の照明装置では、前記ホログラム素子は、車両用前
照灯の灯具に収容されていることを特徴とする。
【0007】
【作用および発明の効果】請求項1の照明装置による
と、光源から発せられた光を光ファイバを通してホログ
ラム素子から外部に照射するため、光ファイバの光エネ
ルギの損失が小さくて効率が良く、ホログラム素子の記
録パターンを変更することで任意の配光が容易に得られ
また簡単に配光特性を自由に変更できる。
と、光源から発せられた光を光ファイバを通してホログ
ラム素子から外部に照射するため、光ファイバの光エネ
ルギの損失が小さくて効率が良く、ホログラム素子の記
録パターンを変更することで任意の配光が容易に得られ
また簡単に配光特性を自由に変更できる。
【0008】請求項2によると、一本の光ファイバの出
射側端部に対し複数個のホログラム素子の組み合わせ設
定により所望の光照射が得られる。請求項3の照明装置
によると、車両用灯具にホログラム素子を用いれば、車
体の外部の灯具部分にホログラム素子を設け、車体の内
部に光源を設けることで、灯具部分が小型化でき、車体
の外観を損なうことなく、また光源が外部に露出しない
ため雨、雪などの過酷な環境から保護されて故障が少な
いという効果がある。
射側端部に対し複数個のホログラム素子の組み合わせ設
定により所望の光照射が得られる。請求項3の照明装置
によると、車両用灯具にホログラム素子を用いれば、車
体の外部の灯具部分にホログラム素子を設け、車体の内
部に光源を設けることで、灯具部分が小型化でき、車体
の外観を損なうことなく、また光源が外部に露出しない
ため雨、雪などの過酷な環境から保護されて故障が少な
いという効果がある。
【0009】請求項4によると、例えば車載エンジンル
ーム内の単一の光源から複数の光ファイバを引き出し、
この光ファイバを車両用前照灯のホログラム素子に接続
すると、車両用前照灯を小型化でき、車体の美的外観を
損なわないし、車体エンジンルーム内のスペースを有効
かつ効果的に利用することができる。
ーム内の単一の光源から複数の光ファイバを引き出し、
この光ファイバを車両用前照灯のホログラム素子に接続
すると、車両用前照灯を小型化でき、車体の美的外観を
損なわないし、車体エンジンルーム内のスペースを有効
かつ効果的に利用することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)まず、光源を一箇所に集中し、この光源
から複数の箇所に光を配分するようにしたセントラルデ
ィスチャージランプ(CDL)システムに本発明を適用
した一実施例を図1および図2に示し、さらに、この実
施例の照明装置を車両に搭載した例を図8に示す。
する。 (第1実施例)まず、光源を一箇所に集中し、この光源
から複数の箇所に光を配分するようにしたセントラルデ
ィスチャージランプ(CDL)システムに本発明を適用
した一実施例を図1および図2に示し、さらに、この実
施例の照明装置を車両に搭載した例を図8に示す。
【0011】図1に示すように、この実施例の照明装置
は、光源1と、灯具3と、光源1から発生する光を灯具
3に伝搬する光ファイバ2とから構成されている。光源
1はメタルハライドバルブなどの光源を使用し、この光
源1から発せられた光を集光するためのリフレクタ5を
光源1の近傍に設ける。例えば、前記CDLシステムに
本発明を適用する場合の光源1は、車両のエンジンルー
ムなどに配置する。光源1は、発光効率が良好でアーク
長の短い光源例えばメタルハライドランプなどが望まし
い。リフレクタ5は、ガラス、金属等の表面に反射膜を
コーティングした放物面または楕円面形状のリフレクタ
である。
は、光源1と、灯具3と、光源1から発生する光を灯具
3に伝搬する光ファイバ2とから構成されている。光源
1はメタルハライドバルブなどの光源を使用し、この光
源1から発せられた光を集光するためのリフレクタ5を
光源1の近傍に設ける。例えば、前記CDLシステムに
本発明を適用する場合の光源1は、車両のエンジンルー
ムなどに配置する。光源1は、発光効率が良好でアーク
長の短い光源例えばメタルハライドランプなどが望まし
い。リフレクタ5は、ガラス、金属等の表面に反射膜を
コーティングした放物面または楕円面形状のリフレクタ
である。
【0012】光ファイバ2は、石英ガラス、透明プラス
チック等のコア材を有するもので、リフレクタ5で反射
された光を灯具3へ導く。灯具3に備えられるホログラ
ム素子7には、レンズパターンやリフレクタパターンを
記録させてある。このホログラム素子7は、図2に示す
ように、光ファイバ2の出射側端部2bに接着剤等によ
り接合される透明部材9の面9a、9bに接着剤等によ
り符号7a、7bに示すように接続されている。この実
施例でのホログラム素子7は、面9aに接合されるホロ
グラム素子7aと、面9bに接合されるホログラム素子
7bとからなる。ホログラム素子7a、7bは、光ファ
イバ2の出射側端部2bから一定の距離に透明部材9の
面9a、9bに固定され、これらのホログラム素子7
a、7bは灯具3のハウジング3a内に外部からの水、
埃侵入等が防がれるハウジング内部に収容されている。
チック等のコア材を有するもので、リフレクタ5で反射
された光を灯具3へ導く。灯具3に備えられるホログラ
ム素子7には、レンズパターンやリフレクタパターンを
記録させてある。このホログラム素子7は、図2に示す
ように、光ファイバ2の出射側端部2bに接着剤等によ
り接合される透明部材9の面9a、9bに接着剤等によ
り符号7a、7bに示すように接続されている。この実
施例でのホログラム素子7は、面9aに接合されるホロ
グラム素子7aと、面9bに接合されるホログラム素子
7bとからなる。ホログラム素子7a、7bは、光ファ
イバ2の出射側端部2bから一定の距離に透明部材9の
面9a、9bに固定され、これらのホログラム素子7
a、7bは灯具3のハウジング3a内に外部からの水、
埃侵入等が防がれるハウジング内部に収容されている。
【0013】図2に示すホログウラム素子7a、7b
は、アクリル樹脂等の透明プラスチック材あるいは透明
ガラス材などからなるジョイント部の面9a、9bに接
着等により取付けられている。このため、ホログラム素
子7a、7bを収容する灯具3が小型なものとなる。ホ
ログラム素子7a、7bは、この場合、傾斜する二面9
a、9bに接合されているが、ホログラム素子への記録
の仕方を変えることにより光ファイバ2の中心軸に対し
垂直にも斜めにも各種の角度に取付け可能である。また
ホログラム素子7は、白色光を照射するため多重記録し
たものが望ましい。
は、アクリル樹脂等の透明プラスチック材あるいは透明
ガラス材などからなるジョイント部の面9a、9bに接
着等により取付けられている。このため、ホログラム素
子7a、7bを収容する灯具3が小型なものとなる。ホ
ログラム素子7a、7bは、この場合、傾斜する二面9
a、9bに接合されているが、ホログラム素子への記録
の仕方を変えることにより光ファイバ2の中心軸に対し
垂直にも斜めにも各種の角度に取付け可能である。また
ホログラム素子7は、白色光を照射するため多重記録し
たものが望ましい。
【0014】本実施例では、ホログラム素子7を7aと
7bの二個に分割してジョイント部である透明部材9に
接着する構成をとっているため、ホログラム素子7a、
7bに入射する光の入射角を狭くすることができるた
め、ホログラム素子7a、7bの色分離を減少させるこ
とができる。本実施例によると、ホログラム素子7a、
7bにレンズ形状を記録させることで小さな面積で効率
よく照明を行うことができる。
7bの二個に分割してジョイント部である透明部材9に
接着する構成をとっているため、ホログラム素子7a、
7bに入射する光の入射角を狭くすることができるた
め、ホログラム素子7a、7bの色分離を減少させるこ
とができる。本実施例によると、ホログラム素子7a、
7bにレンズ形状を記録させることで小さな面積で効率
よく照明を行うことができる。
【0015】このようなホログラム素子を収容する灯具
3を車両前照灯に使用すると、従来任意の配光パターン
を得るために複雑な形状のリフレクタやフレネルレンズ
を使用していたものを一枚のホログラム素子に記録させ
ることで小型かつ軽量な灯具を得ることができる。な
お、本発明の他の実施例としては、透明部材9に代え
て、光ファイバ2の出射側端部2bとホログラム素子7
との間にレンズを入れることでホログラム素子7への入
射光を平行光にして色分離を減少させても良い。
3を車両前照灯に使用すると、従来任意の配光パターン
を得るために複雑な形状のリフレクタやフレネルレンズ
を使用していたものを一枚のホログラム素子に記録させ
ることで小型かつ軽量な灯具を得ることができる。な
お、本発明の他の実施例としては、透明部材9に代え
て、光ファイバ2の出射側端部2bとホログラム素子7
との間にレンズを入れることでホログラム素子7への入
射光を平行光にして色分離を減少させても良い。
【0016】この実施例の照明装置を車両に搭載した具
体例を図8に基づいて説明する。図8において、図1と
実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、図8中、
Lは左側前照灯、Rは右側前照灯、FLは左側前輪、F
Rは右側前輪を示す。エンジンルーム内の中央部に光源
1が設けられ、この光源1の周囲にリフレクタ5が設け
られている。リフレクタ5の開口部に光ファイバ2の入
射側端部2aが接続され、光ファイバ2の出射側端部2
bが導光路レンズ53、63に接続され、この導光路レ
ンズ53、63にホログラム素子7が接続されている。
51、61は、導光路レンズの出射面を示し、52、6
2は導光路レンズの入射面を示す。
体例を図8に基づいて説明する。図8において、図1と
実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、図8中、
Lは左側前照灯、Rは右側前照灯、FLは左側前輪、F
Rは右側前輪を示す。エンジンルーム内の中央部に光源
1が設けられ、この光源1の周囲にリフレクタ5が設け
られている。リフレクタ5の開口部に光ファイバ2の入
射側端部2aが接続され、光ファイバ2の出射側端部2
bが導光路レンズ53、63に接続され、この導光路レ
ンズ53、63にホログラム素子7が接続されている。
51、61は、導光路レンズの出射面を示し、52、6
2は導光路レンズの入射面を示す。
【0017】図8に示す車載の照明装置によると、車両
用前照灯を小型化でき、車体の美的外観を損なわない
し、車体エンジンルーム内のスペースを有効かつ効果的
に利用することができる効果がある。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図3に示す。
用前照灯を小型化でき、車体の美的外観を損なわない
し、車体エンジンルーム内のスペースを有効かつ効果的
に利用することができる効果がある。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図3に示す。
【0018】図3に示す第2実施例は、光源1から発せ
られる光をビームスプリッタ15により波長分割し、分
割された各種波長の光をホログラム素子22、23、2
4を通して出射する照明装置である。光源1から発せら
れた光ならびにリフレクタ5で反射された光は、ビーム
スプリッタ15に入射される。
られる光をビームスプリッタ15により波長分割し、分
割された各種波長の光をホログラム素子22、23、2
4を通して出射する照明装置である。光源1から発せら
れた光ならびにリフレクタ5で反射された光は、ビーム
スプリッタ15に入射される。
【0019】ビームスプリッタ15は、入射される光を
赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の光に分け、各色
の光を三本の光ファイバ12、13、14の入射側端部
12a、13a、14aにそれぞれ出射する。ビームス
プリッタ15は、集光レンズ、プリズム等を備えてお
り、プリズムにより各種の色に分割される。三本の光フ
ァイバ12、13、14は、ビームスプリッタ15の出
射側に接続されており、この出射側部分に赤、緑、青の
各色の光の強弱を調整する強弱調整器としてのシャッタ
ー22、23、24が独立して作動可能に取付けられて
いる。
赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の光に分け、各色
の光を三本の光ファイバ12、13、14の入射側端部
12a、13a、14aにそれぞれ出射する。ビームス
プリッタ15は、集光レンズ、プリズム等を備えてお
り、プリズムにより各種の色に分割される。三本の光フ
ァイバ12、13、14は、ビームスプリッタ15の出
射側に接続されており、この出射側部分に赤、緑、青の
各色の光の強弱を調整する強弱調整器としてのシャッタ
ー22、23、24が独立して作動可能に取付けられて
いる。
【0020】光ファイバ12、13、14の出射側端部
12b、13b、14bは、ホログラム素子22、2
3、24に接合されている。このホログラム素子22、
23、24と光ファイバ12、13、14の出射側端部
の接合部分は、前述した図2に示す取付方法と同様の方
法により接続されている。ホログラム素子22、23、
24は、それぞれ赤、緑、青の各色の光が記録パターン
に応じて回折されて出射される。このとき、ホログラム
素子22、23、24を収容する灯具25から出射され
る照射面は、赤、緑、青の各色の光が合成され、あたか
も白色光が出射されたのと同様に見ることができる。
12b、13b、14bは、ホログラム素子22、2
3、24に接合されている。このホログラム素子22、
23、24と光ファイバ12、13、14の出射側端部
の接合部分は、前述した図2に示す取付方法と同様の方
法により接続されている。ホログラム素子22、23、
24は、それぞれ赤、緑、青の各色の光が記録パターン
に応じて回折されて出射される。このとき、ホログラム
素子22、23、24を収容する灯具25から出射され
る照射面は、赤、緑、青の各色の光が合成され、あたか
も白色光が出射されたのと同様に見ることができる。
【0021】次に、各色に対するホログラム素子の波長
特性を図4に示す。図4に示す可視光のうちの赤、緑、
青の各色の再生波長が示されているが、この各色の再生
波長は、シャッターの開閉度に応じて色が合成されて所
望の色の光が灯具25の照射面から出射される。例えば
青色のシャッターを閉じて黄色光を照射することができ
る。
特性を図4に示す。図4に示す可視光のうちの赤、緑、
青の各色の再生波長が示されているが、この各色の再生
波長は、シャッターの開閉度に応じて色が合成されて所
望の色の光が灯具25の照射面から出射される。例えば
青色のシャッターを閉じて黄色光を照射することができ
る。
【0022】上記実施例において、ファイバ2、12、
13、14の出射側端部とホログラム素子との取付方法
については、例えば図2に示す取付方法のほか、図5、
図6および図7に示す取付方法が考えられる。例えば図
5に示すものは、光ファイバ2の出射側端面に台形状の
透明部材31を接合し、この透明部材31の三個の面に
ホログラム素子32、33、34を接合した例である。
図6に示す例は、光ファイバ2の出射側端部2bに逆台
形状の透明部材36を接合し、この逆台形状透明部材3
6の端面にホログラム素子37を接合した例である。図
7に示すものは、光ファイバ2の出射側端部2bに平板
状の透明部材39を接合し、この透明部材39の端面に
ホログラム素子40を接合した例である。
13、14の出射側端部とホログラム素子との取付方法
については、例えば図2に示す取付方法のほか、図5、
図6および図7に示す取付方法が考えられる。例えば図
5に示すものは、光ファイバ2の出射側端面に台形状の
透明部材31を接合し、この透明部材31の三個の面に
ホログラム素子32、33、34を接合した例である。
図6に示す例は、光ファイバ2の出射側端部2bに逆台
形状の透明部材36を接合し、この逆台形状透明部材3
6の端面にホログラム素子37を接合した例である。図
7に示すものは、光ファイバ2の出射側端部2bに平板
状の透明部材39を接合し、この透明部材39の端面に
ホログラム素子40を接合した例である。
【0023】本発明のホログラム素子と光ファイバの出
射側端部との取付方法については、図2、図5、図6お
よび図7に示す取付方法に限らず、その他の取付方法に
より光を回折させて任意の配光を得ることができる。い
ずれの例においても小型で効率のよい灯具を製作するこ
とができる。
射側端部との取付方法については、図2、図5、図6お
よび図7に示す取付方法に限らず、その他の取付方法に
より光を回折させて任意の配光を得ることができる。い
ずれの例においても小型で効率のよい灯具を製作するこ
とができる。
【図1】本発明の照明装置の第1実施例を示す概略構成
図である。
図である。
【図2】第1実施例の光ファイバとホログラム素子との
取付部分を示す模式的構成図である。
取付部分を示す模式的構成図である。
【図3】本発明の第2実施例による照明装置の模式的構
成図である。
成図である。
【図4】ホログラム素子の各種の色に対応する波長特性
を示す特性図である。
を示す特性図である。
【図5】光ファイバの出射側端部とホログラム素子との
取付例を示す斜視図である。
取付例を示す斜視図である。
【図6】光ファイバの出射側端部とホログラム素子との
取付例を示す斜視図である。
取付例を示す斜視図である。
【図7】光ファイバの出射側端部とホログラム素子との
取付例を示す斜視図である。
取付例を示す斜視図である。
【図8】本発明の照明装置を車両に搭載した例を示す模
式的構成図である。
式的構成図である。
1 光源 2 光ファイバ 3 灯具 5 リフレクタ 7 ホログラム素子 7a、7b ホログラム素子 9 透明部材 12、13、14 光ファイバ 15 ビームスプリッタ 22、23、24 ホログラム素子 L 左側前照灯 R 右側前照灯
Claims (4)
- 【請求項1】 光源と、ホログラム素子と、前記光源と
前記ホログラム素子を接続する光ファイバとからなり、
前記光源から発せられた光を光ファイバを通してホログ
ラム素子から外部に照射することを特徴とする照明装
置。 - 【請求項2】 前記ホログラム素子は、一本の光ファイ
バの出射側端部に複数個設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の照明装置。 - 【請求項3】 前記ホログラム素子は、車両用灯具に設
けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
照明装置。 - 【請求項4】 前記ホログラム素子は、車両用前照灯の
灯具に収容されていることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275007A JPH08138407A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275007A JPH08138407A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08138407A true JPH08138407A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17549591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275007A Pending JPH08138407A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08138407A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11352588A (ja) * | 1998-06-08 | 1999-12-24 | Seiko Epson Corp | 照明装置およびそれを用いた投写型表示装置 |
JP2000508821A (ja) * | 1996-04-17 | 2000-07-11 | ディーコン アクティー ゼルスカブ | 光を制御する方法および装置 |
JP2012509562A (ja) * | 2008-11-21 | 2012-04-19 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 出力照明を生成する照明装置及び方法 |
WO2016047686A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | ウシオ電機株式会社 | 車載用照明装置 |
WO2016087644A1 (de) * | 2014-12-04 | 2016-06-09 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Beleuchtungsvorrichtung für fahrzeuge |
JP2018181623A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP2020017530A (ja) * | 2014-11-07 | 2020-01-30 | 大日本印刷株式会社 | 照明装置 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP6275007A patent/JPH08138407A/ja active Pending
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