JPH08137645A - 情報処理装置及びツールバー編集方法 - Google Patents

情報処理装置及びツールバー編集方法

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JPH08137645A
JPH08137645A JP6279597A JP27959794A JPH08137645A JP H08137645 A JPH08137645 A JP H08137645A JP 6279597 A JP6279597 A JP 6279597A JP 27959794 A JP27959794 A JP 27959794A JP H08137645 A JPH08137645 A JP H08137645A
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Yoshinari Onishi
佳成 大西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ツールバーの編集に際して、各コマンド毎に編
集内容を制限することを可能とし、不用意なツールバー
の編集によりツールバーの操作性が劣化することを防止
する。 【構成】コマンドを視覚表示するツールバーによってコ
マンド操作が可能な文書処理装置において、ツールバー
の編集を実行すると、ツールバー編集用のダイアログボ
ックスがオープンする。[変更するツールバー]及び
[変更するコマンド]が指定されると、編集対象となっ
ているコマンドについて予め登録されている属性情報が
獲得される。そして、該属性情報に基づく編集内容の制
限(ステップS21〜ステップS23)、属性情報と対
象のツールバーに基づく編集内容の制限(ステップS2
4〜ステップS27)が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理に用いられる
コマンド等を視覚的に表示するツールバーのカスタマイ
ズが可能な情報処理装置及びそのツールバー編集方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】グラフィカルな操作環境を備える文書編
集システムでは、ツールバーと呼ばれる機能が提供され
ているのが一般的である。また、ツールバーの構成を変
更(項目の追加、削除等)を可能とするものがある。こ
のような機能をカスタマイズ機能と称する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カスタマイズ機能では、文字入力用や図形用ツールバー
において文字入力や図形編集に必須なコマンドまでカス
タマイズにより消去したり、追加してしまうことが可能
となるため、カスタマイズの結果、却ってシステムの操
作性が劣化してしまうという問題がある。
【0004】また、従来のカスタマイズ機能では、個々
のコマンドを個別に追加、削除している。このため、関
連のあるコマンド群がカスタマイズにより、ツールバー
を跨って登録されたり、また、同一ツールバーでも離れ
た位置に登録されたりしてしまい、カスタマイズによっ
て却ってシステムの操作性を劣化させてしまうという問
題がある。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、ツールバーの編集に際して、各コマンド毎に編
集内容を制限することを可能とし、不用意なツールバー
の編集によりツールバーの操作性が劣化することを防止
する情報処理装置及びそのツールバー編集方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。即
ち、コマンドを視覚表示するツールバーによってコマン
ド操作が可能な情報処理装置であって、各コマンドにつ
いて属性情報を登録する登録手段と、前記ツールバーを
編集する編集手段と、前記編集手段において編集対象と
なっているコマンドについて前記属性情報を獲得し、該
属性情報に基づいて編集内容を制限する制限手段とを備
える。
【0007】上記の構成において、好ましくは、前記属
性情報は、各コマンドについてツールバーより削除可能
か否かを示す情報を含む。不用意にツールバーよりコマ
ンドを削除して、ツールバーの操作性を劣化させること
を防止できるからである。
【0008】また、好ましくは、複数種類のツールバー
を保持する保持手段を更に備え、前記属性情報は、ツー
ルバーの種類に応じて編集内容を規定する情報を含む。
複数のツールバーの夫々についてカスタマイズの管理が
可能となる。
【0009】また、好ましくは、前記編集手段は、編集
対象とするツールバーとコマンドを指定する手段を含
み、前記制限手段は、前記編集対象とするツールバーと
コマンド、及び該コマンドの属性情報に基づいて編集内
容を制限する。
【0010】また、上記の目的を達成する他の構成の情
報処理装置は、コマンドを視覚表示するツールバーによ
ってコマンド操作が可能な情報処理装置であって、各コ
マンドを所定の規則でグループ化したグループ情報を登
録する登録手段と、前記ツールバーの編集を行う編集手
段と、前記編集手段で編集処理の対象となっているコマ
ンドと同じグループに属するコマンドに対して該編集処
理を波及させる処理手段とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記登録手段は、互い
に関連の深いコマンドをグループ化したグループ情報を
登録する。密接な関連を有するコマンドの一部だけがツ
ールバー上に登録されるという状態を防止でき、操作性
のようツールバーを容易に構成することができるからで
ある。
【0012】また、好ましくは、前記編集手段は、編集
対象とするコマンドを指定する指定手段と、前記指定手
段で指定されたコマンドと同じグループに属するコマン
ドを前記グループ情報に基づいて獲得し、これを表示す
る表示手段とを含む。編集対象のし提示に、グループ化
された内容を確認でき、ツールバーの編集時の操作性が
向上するからである。
【0013】また、好ましくは、各コマンドについて編
集を制限する属性情報を更に有し、前記処理手段は、前
記編集手段における編集処理内容を前記促成情報に基づ
いて制限するとともに、編集処理の対象となっているコ
マンドと同じグループに属するコマンドに対して該編集
処理を波及させる。コマンドをグループ単位で編集する
とともにコマンドの編集内容を制限することが可能とな
り、使用者は適切なツールバー編集を容易に実行するこ
とが可能となる。
【0014】
【作用】上記の構成によれば、コマンドを視覚表示する
ツールバーによってコマンド操作が可能な情報処理装置
におけるツールバーの編集に際して、編集対象となって
いるコマンドについて予め登録されている属性情報が獲
得され、該属性情報に基づいて編集内容を制限する。
【0015】また、本発明の他の構成によれば、コマン
ドを視覚表示するツールバーによってコマンド操作が可
能におけるツールバーの編集において、予め、各コマン
ドにを所定の規則でグループ化したグループ情報を登録
しておき、ツールバーの編集に際して、編集処理の対象
となっているコマンドと同じグループに属するコマンド
に対して該編集処理を波及させる。
【0016】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。
【0017】<実施例1>図1は、本実施例の情報処理
装置の概略の構成を表すブロック図である。同図におい
て、1は中央処理装置、2は記憶装置、3は入力装置、
4は出力装置である。中央処理装置1は、記憶装置2、
入力装置3及び出力装置4を制御するとともに、四則演
算や論理演算等を行う。記憶装置2は、中央処理装置1
が各種の処理を実行するのに必要なデータ、例えば後述
する動作制御プログラムや、動作制御プログラムで使用
するデータ等を格納するROMあるいは磁気ディスクを
備える。記憶装置2に格納されたデータは中央処理装置
1によって必要に応じて読み出される。また、記憶装置
2は、RAMを備え、中央処理装置1が各種の制御を実
行するに際して、一時的にデータを保持するための作業
領域を提供する。
【0018】入力装置3は、中央処理装置1が処理を起
動するためのコマンドやデータを入力するために、キー
ボードやポインティングデバイスを具備する。出力装置
4は、中央処理装置1が処理した結果を出力するため
に、プリンタやCRT、液晶等のディスプレイ等により
構成されている。
【0019】図2は、図1の情報処理装置において、ツ
ールバーの表示例を表す図である。図2に示される表示
は、出力装置4の表示画面上に表示され、コマンド等を
ボタン形式で表示することで視覚的なユーザインターフ
ェースを実現する。20は文書を作成・編集するための
ウインドウであり、このウインドウ20の上部にツール
バー21が表示される。ツールバー21上では、使用頻
度の高いコマンドをボタンやコンボボックスの形で表示
したものを集合させて表示させている。
【0020】このツールバーは、アプリケーションに複
数存在することが可能で、個々のツールバーに関連のあ
るコマンドを集中させることで現在行っている処理の効
率を高めることができる。図3はツールバーの例を表す
図である。図3の(a)は文字処理用のツールバーを、
図3の(b)は図形処理用のツールバーを夫々表す図で
ある。図3において、111〜114のボタンは、文書
の新規作成を指示するためのボタン(コマンドボタンと
称する)、文書ファイルのオープンを指示するコマンド
ボタン、文書データの保管を指示するコマンドボタン、
文書データの印刷を指示するコマンドボタンである。こ
れらのコマンドボタン111〜114は、文字処理用、
図形処理用のいずれのツールバーにも共通して使用でき
るものである。また、115〜117は文字処理用のコ
マンドを指定するボックスであり、夫々、フォント名、
フォント属性、フォントサイズを設定するコンボボック
スである。例えば、コンボボックス115の右側の矢印
をクリックすると、フォント名のリストがプルダウン表
示される。
【0021】図3の(b)において、118〜124は
図形処理用のコマンドボタンである。夫々のコマンドボ
タンの詳細説明は省略するが、これらのコマンドボタン
により、直線、折れ線、曲線、平行四辺形、矩形、円等
を編集中或は作成中の文書に描画することが可能とな
る。
【0022】このように、文字処理に適したツールバー
(図3の(a))と図系処理に適したツールバー(図3
の(b))とが存在したとき、ツールバー内のコマンド
をむやみに変更してしまうと、文字処理、図系処理に適
したツールバーにおける処理効率が低下する可能性があ
る。例えば、直線を描画するコマンドボタン118を図
3の(b)から(a)のツールバーへ移動した場合、文
字処理時には使用されないコマンドボタンが文字処理用
ツールバーに存在することなる。このため、文字処理時
において誤って描画コマンドを起動したりする可能性が
生じ、ツールバーの使い勝手が低下する。また、直線描
画のコマンドボタンが抜けた図系処理用のツールバーの
使い勝手が低下することは言うまでもないことである。
【0023】また、図4は1つのアプリケーションで2
本のツールバーを表示する場合の表示例を表す図であ
る。図4に示されるように、1つのアプリケーションに
おいて2本のツールバーを表示する機能を有するものが
ある。このとき、一方のツールバーの切り替えを指示す
るコマンドボタン41〜43は、カスタマイズにおいて
削除すると、ツールバーの切り替えがワンタッチで行え
なくなり、操作性に悪影響を及ぼすことになる。
【0024】以上のように、ツールバー内に登録された
コマンドボタンの種類や、ツールバーの状況によって
は、カスタマイズによって移動や削除を行うと却って機
能が低下するものが存在する。本実施例では、このよう
なコマンドボタン等は、移動、削除をできないようにす
ることで、悪影響を生じるカスタマイズを禁止し、カス
タマイズの作業性を向上するカスタマイズ機能を提供す
るものである。
【0025】図5〜図7は、本実施例1におけるツール
バーのカスタマイズ処理の手順を表すフローチャートで
ある。なお、本例では、複数のツールバーを有する場合
を説明する。
【0026】まず、図5に示されるように、ツールバー
のカスタマイズによってツールバーに登録することので
きるコマンドに予め属性を関連づけしたデータを、記憶
装置2に保管する(ステップS1)。図8は、コマンド
と属性情報とを対応づけたデータの構成例を表す図であ
る。このようなデータは、例えば文書処理装置をアプリ
ケーションプログラムの形で提供するような場合、当該
アプリケーションプログラムとともに提供されるもので
ある。また、文書処理専用の情報処理装置にあっては、
例えばROM等に予め格納されたデータとなる。
【0027】文書処理が起動されると、図4の(a)或
は(b)に示したような文書編集画面が表示される。こ
のとき、ステップS2及びステップS3の処理により、
ツールバーが表示される。まず、ステップS2では、カ
スタマイズデータを読み込む。図9はカスタマイズデー
タのデータ構成例を表す図である。各ツールバー毎にコ
マンドが登録されている。次に、ステップS3では、文
書編集用のウインドウを表示するとともに、読み込んだ
カスタマイズデータに従ってコマンドボタンやコンボボ
ックスを配置したツールバーを文書編集ウインドウの上
部に配置する。このようにして、図3の(a)或は
(b)で示されるようなツールバーを有した編集ウイン
ドウ(図4)が表示される。
【0028】次に、ユーザからツールバーのカスタマイ
ズコマンドが実行されたか否かを判断し、実行されてい
れば図10に示されるようなツールバーのカスタマイズ
ダイアログボックスを表示する(ステップS5)。この
ダイアログボックスによって、「変更するツールバー」
を指定し、「変更するコマンド」を指定する。そして、
指定されたコマンドについて、[挿入]、[変更]、
[削除]ボタンのいずれかを指定してすることでカスタ
マイズを行う(ステップS6、ステップS7)。そし
て、ステップS8では、カスタマイズの終了キー([O
K]ボタンか[キャンセル]ボタン)がクリックされた
か否かを判定する。クリックされていなければステップ
S5へ戻り、カスタマイズ操作を続行する。ステップS
5では、「変更するツールバー」や「変更するコマン
ド」の設定状態にしたがって、各操作ボタン等の使用可
否が変化するので、それに従ってツールバーのカスタマ
イズダイアログボックスの表示状態が変化する。ステッ
プS5の処理手順については、図7を参照して後述す
る。
【0029】カスタマイズの終了キーがクリックされれ
ばステップS9へ進み、クリックされたキーが[OK}
ボタンか[キャンセル]ボタンかを判定する。 そし
て、[OK]ボタンであればステップS10へ進み、ツ
ールバーのカスタマイズデータを更新するとともに、ツ
ールバーのカスタマイズダイアログボックスを閉じて、
ツールバーの表示を更新する。一方、[キャンセル]が
クリックされた場合は、ステップS11へ進み、カスタ
マイズダイアログボックスを閉じるとともにカスタマイ
ズ機能によって更新された内容を破棄する。このように
してカスタマイズ処理を終えるとステップS4へ戻る。
【0030】ステップS4において、カスタマイズ機能
が起動されない場合はステップS12へ進む。ステップ
S12では、ツールバーのカスタマイズ以外の各種処理
を実行する。また、当該アプリケーションの終了を指示
する入力があったかどうかを判定し、あればステップS
14へ進む。ステップS14では、現在のカスタマイズ
データをメモリの不揮発領域に保管して本処理を終了す
る。一方、ステップS13でアプリケーションの終了で
なければステップS4へ戻る。
【0031】図7は、上述のステップS5のカスタマイ
ズダイアログボックスの表示処理の手順を表すフローチ
ャートである。ダイアログボックスの表示処理では、ユ
ーザの操作によって以下のようなボタンの状態の変更を
行っている。
【0032】ステップS21では、ダイアログボックス
の「変更するコマンド」に指定されているコマンドの属
性に「削除不可」が設定されているか否かを調べる。削
除不可が設定されている場合は、ステップS22へ進
み、[削除]、[変更]ボタンを使用不可とする。ま
た、ステップS21で「削除不可」が設定されていなけ
ればステップS23へ進み、[削除]、[変更]ボタン
を使用可能にする。
【0033】ステップS24では、「変更するコマン
ド」において指定されているコマンドの属性がツールバ
ーNo.を指定しているか否かを判断する。ここで、ツ
ールバーNo.が指定されていれば、当該コマンドはそ
の属性データで指定されているツールバーのみで使用さ
れ得る。次に、ステップS25へ進み、ダイアログボッ
クスの「変更するツールバー」に指定されているツール
バーNo.が当該コマンドの属性データが指定するツー
ルバーNo.と一致するか否かを判定する。ここで、両
者のツールバーNo.が一致すればステップS26へ進
み、[挿入]ボタンを使用可能とする。一方、両者のツ
ールバーNo.が不一致であれば、[挿入]、[変更]
ボタンを使用不可とする。
【0034】以上説明したように実施例1によれば、ツ
ールバーに専用のコマンドや、削除/移動等を禁止する
属性が各コマンド毎に設定され、カスタマイズ時にはこ
の属性が参照されて、カスタマイズ操作を制限する。こ
のため、操作性に悪影響を及ぼすようなツールバーのカ
スタマイズを禁止することができる。
【0035】<実施例2>次に、実施例2について説明
する。上記実施例1では、各コマンド毎にツールバーへ
の挿入や削除を行ったが、本実施例2では関連の強いコ
マンド群をグループとして登録しておき、このグループ
を単位としてツールバーのカスタマイズを行う。なお、
実施例2の情報処理装置の構成は実施例1と同様である
のでここでは説明を省略する。
【0036】図11及び図12は実施例2におけるツー
ルバーのカスタマイズ処理の手順を表すフローチャート
である。
【0037】まず、ツールバーのカスタマイズでツール
バーに登録することができるコマンドについて、互いに
関連の深いコマンドを1つのグループとしてまとめて登
録(以後、グループ情報という)しておく(ステップS
31)。図14は、コマンドのグループ登録例を表す図
である。このグループ情報は、予め記憶装置2に格納さ
れるが、このようなデータは、例えば文書処理装置をア
プリケーションプログラムの形で提供するような場合、
当該アプリケーションプログラムとともに提供されるも
のである。また、文書処理専用の情報処理装置にあって
は、例えばROM等に予め格納されたデータとなる。
【0038】ステップS32〜ステップS41ではツー
ルバーのカスタマイズ処理を実行する。まずステップS
32において、記憶装置2よりカスタマイズデータを読
み込む。カスタマイズデータは、上述の実施例1と同様
のデータ構成を有する(図9)。そして、ステップS3
3において、読み込んだカスタマイズデータに基づいて
ツールバーの表示を行う。以後、ステップS34〜ステ
ップS44の各処理は、実施例1のステップS4〜ステ
ップS14(図6)と同様であり、ここでは異なる部分
のみを説明する。
【0039】ステップS37の処理の詳細を図15に示
す。まず、ステップS371において、図10の如きダ
イアログボックスの「変更するコマンド」の欄で指定さ
れたコマンド名から図14のグループ情報を検索する。
そして、当該コマンドがいずれかのグループに属してい
るか否かをチェックする。当該コマンドがいずれかのグ
ループに属するものであればステップS372からステ
ップS373へ進む。ステップS373では、該当グル
ープに登録されている全てのコマンドについてツールバ
ーへの挿入・削除等を実行する。一方、指定されたコマ
ンドがいずれのグループにも属さない場合は、単独でカ
スタマイズ可能であり、ステップS372からステップ
S374へ進む。ステップS374では、指定されたコ
マンドについて、ツールバーへの挿入・削除等を実行す
る。
【0040】例えば、図13の(a)の状態のツールバ
ーをカスタマイズする場合に、ダイアログボックスの
「変更するコマンド」の欄に「フォントスタイル」を指
定して、[挿入]ボタンをクリックしたとする。ずる
と、図14のグループ情報からフォントというグループ
が検索される。この結果、フォントというグループに登
録されているコマンド(フォント名、フォントスタイ
ル、フォントサイズ)がツールバーに挿入されることに
なる。この結果、図13の(b)に示すようにツールバ
ーがカスタマイズされる。なお、実施例2でも、実施例
1と同様の手法でコマンドの属性に基づいてカスタマイ
ズを制限していることは言うまでもない。即ち、図13
の例で言えば、挿入を指定されたコマンドである「フォ
ント名」の属性をチェックし、カスタマイズの対象とな
っているツールバー(「変更するツールバー」で指定さ
れたツールバー)に対して「挿入」が許されているかが
判断される。
【0041】また、上記実施例2ではダイアログボック
スにおいてコマンド名を指定したが、グループ情報とし
て登録されているグループ名で指定する様にしてもよ
い。更に、ダイアログボックスにおいてグループ名のリ
ストを表示してもよい。更に、指定されたコマンド名か
ら当該コマンドが属しているグループを検索し、そのグ
ループ名と、当該グループが属するコマンドを表示する
ようにしてもよい。
【0042】以上のように、実施例2によれば、一つの
コマンドを指定することで、指定されたコマンドと関連
の強いコマンドも自動的にカスタマイズ処理の対象とな
るので、使い勝手のよいツールバーを効率的に、容易に
形成することができる。
【0043】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ツ
ールバーの編集に際して、各コマンド毎に編集内容を制
限することが可能となり、不用意なツールバーの編集に
よるツールバーの操作性の劣化を防止できる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の情報処理装置の概略の構成を表すブ
ロック図である。
【図2】本実施例におけるツールバーの表示例を表す図
である。
【図3】本実施例によるツールバーの例を表す図であ
る。
【図4】1つのアプリケーションで2本のツールバーを
表示する場合の表示例を表す図である。
【図5】本実施例1におけるツールバーのカスタマイズ
処理の手順を表すフローチャートである。
【図6】本実施例1におけるツールバーのカスタマイズ
処理の手順を表すフローチャートである。
【図7】本実施例1におけるツールバーのカスタマイズ
処理の手順を表すフローチャートである。
【図8】コマンドと属性情報とを対応づけたデータの構
成例を表す図である。
【図9】カスタマイズデータのデータ構成例を表す図で
ある。
【図10】本実施例によるツールバーのカスタマイズダ
イアログボックスの表示例を表す図である。
【図11】実施例2におけるツールバーのカスタマイズ
処理の手順を表すフローチャートである。
【図12】実施例2におけるツールバーのカスタマイズ
処理の手順を表すフローチャートである。
【図13】実施例2におけるツールバーのカスタマイズ
操作の実行例を表す図である。
【図14】実施例2におけるコマンドのグループ登録例
を表す図である。
【図15】実施例2におけるツールバーの更新手順の詳
細を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 記憶装置 3 入力装置 4 出力装置 20 ウインドウ 21 ツールバー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンドを視覚表示するツールバーによ
    ってコマンド操作が可能な情報処理装置であって、 各コマンドについて属性情報を登録する登録手段と、 前記ツールバーを編集する編集手段と、 前記編集手段において編集対象となっているコマンドに
    ついて前記属性情報を獲得し、該属性情報に基づいて編
    集内容を制限する制限手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記属性情報は、各コマンドについてツ
    ールバーより削除可能か否かを示す情報を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 複数種類のツールバーを保持する保持手
    段を更に備え、 前記属性情報は、ツールバーの種類に応じて編集内容を
    規定する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記編集手段は、編集対象とするツール
    バーとコマンドを指定する手段を含み、 前記制限手段は、前記編集対象とするツールバーとコマ
    ンド、及び該コマンドの属性情報に基づいて編集内容を
    制限することを特徴とする請求項3に記載情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 コマンドを視覚表示するツールバーによ
    ってコマンド操作が可能な情報処理装置であって、 各コマンドを所定の規則でグループ化したグループ情報
    を登録する登録手段と、 前記ツールバーの編集を行う編集手段と、 前記編集手段で編集処理の対象となっているコマンドと
    同じグループに属するコマンドに対して該編集処理を波
    及させる処理手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記登録手段は、互いに関連の深いコマ
    ンドをグループ化したグループ情報を登録することを特
    徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記編集手段は、 編集対象とするコマンドを指定する指定手段と、 前記指定手段で指定されたコマンドと同じグループに属
    するコマンドを前記グループ情報に基づいて獲得し、こ
    れを表示する表示手段とを含むことを特徴とする請求項
    5に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 各コマンドについて編集を制限する属性
    情報を更に有し、 前記処理手段は、前記編集手段における編集処理内容を
    前記促成情報に基づいて制限するとともに、編集処理の
    対象となっているコマンドと同じグループに属するコマ
    ンドに対して該編集処理を波及させることを特徴とする
    請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記情報処理装置は、文書処理を実行す
    ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
    情報処理装置。
  10. 【請求項10】 コマンドを視覚表示するツールバーに
    よってコマンド操作が可能な情報処理装置におけるツー
    ルバーの編集方法であって、 各コマンドについて属性情報を登録する登録工程と、 前記ツールバーを編集する編集工程と、 前記編集工程において編集対象となっているコマンドに
    ついて前記属性情報を獲得し、該属性情報に基づいて編
    集内容を制限する制限工程とを備えることを特徴とする
    ツールバー編集方法。
  11. 【請求項11】 コマンドを視覚表示するツールバーに
    よってコマンド操作が可能な情報処理装置におけるツー
    ルバーの編集方法であって、 各コマンドにを所定の規則でグループ化したグループ情
    報を登録する登録工程と、 前記ツールバーの編集を行う編集工程と、 前記編集工程で編集処理の対象となっているコマンドと
    同じグループに属するコマンドに対して該編集処理を波
    及させる処理工程とを備えることを特徴とするツールバ
    ー編集方法。
JP6279597A 1994-11-14 1994-11-14 情報処理装置及びツールバー編集方法 Withdrawn JPH08137645A (ja)

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JP6279597A Withdrawn JPH08137645A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 情報処理装置及びツールバー編集方法

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JP (1) JPH08137645A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10187669A (ja) * 1996-12-19 1998-07-21 Okinawa Nippon Denki Software Kk ツールバー表示システム
JPH10240507A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Ichiko Naitou カスタムボタンの処理方法及びカスタムボタン作成機能を備えたコンピュータ装置
JP2000194472A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Digital Electronics Corp 表示装置用の操作画面表示方法および作成装置
JP2001034452A (ja) * 1999-07-16 2001-02-09 Nec Software Kobe Ltd 操作支援装置、操作支援方法、および記録媒体

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