JPH08137259A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH08137259A
JPH08137259A JP27090694A JP27090694A JPH08137259A JP H08137259 A JPH08137259 A JP H08137259A JP 27090694 A JP27090694 A JP 27090694A JP 27090694 A JP27090694 A JP 27090694A JP H08137259 A JPH08137259 A JP H08137259A
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JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
magnetic
developing device
developing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP27090694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sunaga
貴行 須長
Akihiko Kato
彰彦 加藤
Takashi Sakamoto
孝 坂本
Hideaki Miyata
英明 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP27090694A priority Critical patent/JPH08137259A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】粉状の一成分現像剤を用いる現像装置における
トナーのシール構造の改良を図る。 【構成】帯電の電位差による潜像を担持する感光体ドラ
ムに対してトナーを供給する現像ローラー30は、内部
にマグネット部材34を有し、トナーカートリッジ側か
ら供給されるトナー70をローラー表面に吸着する。現
像ローラー30の両端部の外周位置には磁性部材100
が配置され、マグネット部材34の磁力線を受けてトナ
ーカーテンを形成し、トナーの流出を防止する。磁性部
材100に内側に突出する鋸歯状のエッジ110を設け
て、磁力線を集中させて、良好なトナーカーテンを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電電位の差による潜
像に現像剤を付着させて可視化する現像装置に係り、特
に粉状の一成分現像剤を用いる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一成分現像剤を用いる現像装置として、
静電潜像保持体と対向して配置された現像剤担持体上に
現像剤の薄層を形成し、静電潜像保持体と現像剤担持体
とが対向する現像領域で現像剤担持体の現像剤を静電潜
像に転移させて可視化するものが知られている。このよ
うな現像装置では、ハウジング内に貯留されている現像
剤が現像剤担持体の表面に供給され、現像剤担持体の表
面が周回移動することによって搬送される。また現像剤
担持体は、ハウジングが静電潜像保持体に向かって開口
する部分で露出することになっており、この部分で静電
潜像保持体と近接して対向する。
【0003】この種の現像装置において、現像剤担持体
の軸方向における画像領域外の部分や、現像剤担持体と
ハウジングの間から現像剤が露出すると、現像装置外に
飛散し、画像形成装置内の他の機器を汚す等の問題を生
じる。このため、現像剤担持体の軸方向における両端部
付近で現像剤の漏れを防ぐサイドシール部材を備えた現
像装置が、提案されており、例えば実開平1−1644
56号公報、特開平5−289484号公報に開示され
るものがある。これらの現像装置はいずれもサイドシー
ル部材として多孔質弾性体またはフェルト状の材料等を
用い、現像剤担持体とハウジングとの間を埋めて現像剤
の漏出を防ぐものである。この方式では特に特開平5−
289484号公報に開示されているように、現像剤の
漏れの防止効果を得ることができた。
【0004】しかしながら、以下の課題が残った。 サイドシール部材の品質管理が必要(板厚寸法、端部
ホツレ毛焼き処理等) サイドシール部材と現像剤担持体端部での摺擦による
熱発生(連続コピーで悪化する) サイドシール部材と現像剤規制部材端部でのGAP管
理必要(サイドシール部材を取付けにくい、作業性が良
くない)
【0005】ここで、サイドシール部材を用いない他の
方式としては特開昭54−103043号公報、実開昭
60−74155号公報に開示されるものがある。これ
らの現像装置はいずれも現像剤担持体へ磁性体を近接対
向させる磁気シール方式である。この磁気シール方式で
あれば前記課題のが解決されることになる。更
に、特開平2−262171号公報、特開平4−345
76号公報においては、磁性体と対向する現像剤担持体
内部に配置された磁石において、磁気ブラシ(トナーカ
ーテン)を形成し、これにより現像剤の外部への漏出を
シールさせたものが開示されている。
【0006】しかしながら、上記開示の技術に対する問
題としては、 さらなる複写機スピード増でのシール性能レベル 現像剤担持体外形大でのシール性能レベル 現像剤規制部材が磁性トリマーでの最適条件(特開平
2−262171号公報、特開平4−34576号公
報)等がある。
【0007】図7は現像装置の一般的な構造を示す。感
光体ドラム20に対向して配設されるハウジング10に
は現像ローラー30が回転自在にとりつけられ、現像ロ
ーラー30の両側はサイドシール部材80が設けられ、
トナーの漏出をシールする。現像ローラー30にはトナ
ー層形成ブレード50が接触し、現像ローラー30上に
トナー層を形成する。トナーカートリッジハウジング6
0内に挿入されるトナーカートリッジ62内には、トナ
ー70が充填されており、トナー70は第1の撹拌部材
64の作用によって、トナー供給室65へ搬送される。
トナー供給室65には第2の撹拌部材66が配設されて
おり、トナー70を現像ローラー30へ供給する。
【0008】図8は、現像ローラー30の端部に配設さ
れる、従来の現像ローラー30と磁性部材80の関係を
示し、現像ローラー30の内側にはマグネット部材34
が配設されている。
【0009】図9に示すように、磁性部材80が平坦な
板を湾曲させた構造の場合には、図10に示すように、
マグネット部材34からの磁力線MGは、磁性部材80
上に集中せず、図8にあるように、現像ローラー30と
磁性部材80の間隙にトナー70により形成される。ト
ナーカーテン70aは弱く、シール性も充分でなかっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、サイ
ドシール部材の品質管理が不要であって、現像剤担持体
端部での摺擦による熱発生が無く、駆動トルク低減、現
像剤規制部材端部でのギャップ寸法管理が簡易、更なる
複写機スピード増でのシール性能にも対応、現像剤担持
体外形大でのシール性能にも対応できる、優れた端部シ
ール部材を有する現像装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る一成分現像装置は感光ドラムと対向し
て配置され表面にトナーを付着して搬送する現像ローラ
ーと、この現像ローラーに圧接され現像ローラー上のト
ナー量を規制するとともにトナーの薄層を形成するトナ
ー層形成ブレードと、この現像ローラーの両端部におい
て対峙するように磁性板を配置した構成となっている。
そして本構成における現像ローラー内部に配置されたマ
グネットは、磁性板に磁界を集中させる部分が形成さ
れ、マグネットと磁性板とのオーバーラップ領域Xは、
磁性板と現像ローラとの最近接間距離をTとしたとき
に、0<X/T≦1を満足する。又、この磁性板は現像
ローラーに近い端部付近に突状が形成してあり、現像ロ
ーラーと磁性板との間隙Tは、現像剤担持体外径Pとす
ると1/60≦T/P≦1/30を満足している。
【0012】
【作用】この構成により、磁性板とトナー層形成ブレー
ドは非接触またはトナー層形成ブレードの変位を拘束し
ない程度の圧力で接触しているので、トナー層形成ブレ
ード端部変形によるトナー漏れを防止する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の現像装置に装備される磁性板
100の概要を示すものであって、磁性板100の端部
は現像ローラーの軸線方向に直交する方向に内側に折り
曲げられ、その先端部110は鋸歯状に形成されてい
る。
【0014】図2は、磁性板100の先端部110の詳
細を示すもので、鋸歯により谷部120が形成される。
この構成によって、現像ローラーの内側に配設されるマ
グネット部材からの磁力線MGは、鋸歯の先端に集中す
る。
【0015】図3,図4は本発明のシール構造によって
形成されるトナーカーテンの状態を示す説明図である。
現像ローラー30の端部から側方へ浸出しようとするト
ナー70は、磁力線の集中によって、鋸歯の谷部120
に捕捉され、強固なトナーカーテン70bを対向領域に
わたって形成する。
【0016】図5は、現像ローラー30の内側に配設さ
れるマグネット部材34の側端面34aに対して、磁性
部材100の鋸歯部110の側端面110aの間のオー
バーラップ量Xと、鋸歯部110の先端と現像ローラー
30との間のギャップTを示す。
【0017】図6は、横軸にオーバーラップ量を、たて
軸に鋸歯部の突起先端での磁力線集中度をとったグラフ
であって、トナーカーテンの形成の状態が示されてい
る。このグラフからも判明するように、オーバーラップ
量Xは、0mmから1mmの間に設定されることが望ま
しい。また、鋸歯部110の突起部先端と現像ローラー
30の表面の間のギャップTは、1mm程度に設定され
ることが保守も容易である。すなわち、T=0は突起部
先端が、現像ローラー30の表面に接触することを示す
のであり得ない。図6のグラフでの一点鎖線は、T=
0.5mm付近での磁力線集中の状態である。当然この
条件では、より組立作業上での制度が厳しくなる。以上
より、オーバーラップ量XとギャップTにおいて、0<
X/T≦1なる条件での設定が望ましい。
【0018】本発明の磁性板によれば以上のように、磁
力線を集中させることができ、良好なトナーカーテンを
形成することができる。なお、磁性板に形成する磁力線
の集中部材は、鋸歯形状の部材のほかにも、ナイフ状の
エッジであってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、更なる複写機スピード
増しでのシール性能にも対応、現像剤担持体外径大での
シール性能にも対応がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトナーシール構造を示す斜視図。
【図2】 図1の拡大図。
【図3】 本発明のトナーシール構造を示す説明図。
【図4】 本発明のトナーシール構造を示す説明図。
【図5】 本発明のトナーシール構造を示す説明図。
【図6】 本発明の作用を示すグラフ。
【図7】 本発明を適用する現像装置の断面図。
【図8】 従来のトナーシール構造を示す説明図。
【図9】 従来のトナーシール構造を示す説明図。
【図10】 従来のトナーシール構造を示す説明図。
【符号の説明】
1 ハウジング、 20 転写ドラム、 30 現像ロ
ーラー、 34 マグネット部材、 50 トナー層形
成ブレード、 60 トナーカートリッジハウジング、
64,66 撹拌部材、 65 トナー供給室、 7
0 トナー、70a トナーカーテン、 80 磁性部
材、 100 磁性部材、 110磁力線集中部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 英明 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体と対向して配置され表面
    に現像剤を付着して搬送する円筒状の現像剤担持体と、
    この現像剤担持体の周面に圧接され現像剤担持体上の現
    像剤量を規制するとともに現像剤の薄層を形成する現像
    剤規制部材と、前記現像剤保持体の両端部において対峙
    するように磁性板を配置する現像装置において、 前記現像剤担持体に内含するマグネットと、前記磁性板
    に形成される磁力線の集中部材を備えることを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置において、前
    記現像剤担持体の両端部に対峙する磁性板に形成される
    磁力線の集中部材は、鋸歯状の部材であることを特徴と
    する現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の現像装置において、前
    記マグネットと磁性板とのオーバーラップ領域Xは、磁
    性板と現像ローラとの最近接間距離をTとしたときに0
    <X/T≦1であることを特徴とする現像装置。
JP27090694A 1994-11-04 1994-11-04 現像装置 Pending JPH08137259A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5790923A (en) * 1996-02-09 1998-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus
EP0872781A2 (en) * 1997-04-16 1998-10-21 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus
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JP2015036759A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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