JPH08136784A - フイルターの固定構造 - Google Patents
フイルターの固定構造Info
- Publication number
- JPH08136784A JPH08136784A JP29366794A JP29366794A JPH08136784A JP H08136784 A JPH08136784 A JP H08136784A JP 29366794 A JP29366794 A JP 29366794A JP 29366794 A JP29366794 A JP 29366794A JP H08136784 A JPH08136784 A JP H08136784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- screw
- fixing
- fixed
- pressing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
フイルター固定の組立作業を簡単にしかつ必要に応じて
フイルターの交換可能にした。 【構成】 フイルターディスク11に複数個のフイルタ
ー12a〜12dの装着用凹部11aを設け、隣接する
装着用凹部11aを連通するように設けた押え板取付用
凹部11bに一対のビス用穴11cを設けるとともに装
着用凹部11aの外周でかつビス用穴11cを挟んで接
着剤注入用溝11eを形成し、交換の必要のないフイル
ターは溝11eに接着剤15を注入して固定し、使用頻
度の高い交換の必要のあるフイルターは押え板13をビ
ス14で締め込んで固定する。また、押え板13のビス
締め込み方向の回動は凹部11bの端面を回動規制用突
起部11dにして防いでいる。
Description
るフイルターディスクを有する撮影装置で、特に各種フ
イルターをフイルターディスクに固定する構造に関する
ものである。
いて、撮影の際に用いる色温度変換フイルター等の各種
フイルターを収納したフイルターディスクを1枚または
複数枚フイルターディスク装置内に設け、該フイルター
ディスク装置を撮影系の一部に配置している。そして、
撮影条件にあったフイルターをフイルターディスクより
手動または電動により適宜選択して撮影系の光路中に挿
着し、これにより撮影条件の適性化を図っている。該フ
イルターをフイルターディスクに固定する方法として
は、実公平2−24088号公報に記載されているよう
に樹脂材の一部を熱により溶かして固定する方法のほか
に、接着あるいは押え板等の部材を用いて固定する方法
が採られている。
6に示すようにフイルターディスク1の周方向に設けた
複数個の装着凹部1aに各種フイルター2a〜2dをそ
れぞれ挿入し、フイルターの径方向に設けた一対の押え
板3で押えてビス4で固定している。また、従来例2と
しては、図7及び図8に示すようにフイルターディスク
1の周方向に設けた複数個の装着凹部1aに各種フイル
ター2a〜2dをそれぞれ挿入し、接着剤5をフイルタ
ーの外周部分に注入してフイルターディスク1に固定し
ている。
1では1枚のフイルターをフイルターディスクに固定す
るために、2個の押え板3とビス4を用いるので、部品
点数が増大し、組立作業も時間を要する。また、押え板
3はビス穴を中心に自由に回動できるため、組立作業で
ビス4をねじ込む際、図6に示すように押え板3の立上
がり部3aがフイルターの端面に当り、フイルターが欠
ける場合があるので組立作業には細心の注意が必要とな
る。
上十分な強度でフイルターの固定はできるが、何らかの
理由でフイルターの交換が必要になった場合、簡単には
交換できない。特に撮影系に組み込まれた後に、フイル
ターの交換の要求があった場合は装置を全部分解する必
要がある。また、前記実公平2−24088号公報記載
のものにおける樹脂材の一部をとかしてフイルターを固
定する手段にも、従来例2に生ずる問題点は同様に起こ
り、一度固定したフイルターを外したら、同じ方法での
取付けはできない。
イルターディスクへのフイルターの取付けがフイルター
を傷付けることなく簡単にできるフイルターの固定方法
を提供することを目的とする。
めに、本発明は複数のフイルターを固定するためのフイ
ルターディスクに、接着固定用の接着剤注入用溝と、押
え板による固定を行うビス用タップを同時に設けたもの
である。また、ビス締め込み方向に押え板が回転する位
置に、回動規制用の突起を設けたものである。また、隣
接するフイルターを一つの押え板により橋渡しする形で
固定するようにビス用穴を設けるようにしてもよい。ま
た、使用頻度の高いフイルターは接着で固定し、交換可
能性のあるフイルターは押え板とビスで固定するのが好
ましい。
用溝と、押え板による固定を行うビス用タップをともに
設けることにより、フイルターの交換の必要のないもの
については接着で固定し、交換の必要のあるものについ
ては押え板で固定して適宜交換できる。また、フイルタ
ーディスクに押え板回動規制用の突起を設けることによ
り、組立作業時に問題となるビス締め込みの際に押え板
がビス締め込み方向に回転してフイルターの端面を破損
させることがなくなる。また、押え板を隣接する2つの
フイルターに橋渡しするような形状にすることにより、
押え板固定の場合に押え板数を少なくできる。
基づいて説明する。図1は平面図、図2は図1のA−A
線断面図である。図において、11はフイルターディス
ク、12a,12b,12c,12dは各種フイルタ
ー、13は押え端立上り部13aを有する押え板、14
はビス、15は接着剤である。そして、フイルターディ
スク11には、該フイルター装着用凹部11aを円周方
向に等間隔に複数個(本実施例では4個)設けるととも
に、円周方向に隣接する凹部11aと連通する押え板取
付用凹部11bに押え板取付ビス用穴11cをそれぞれ
一対設けかつ該凹部11bはその一方の端面を押え板の
回動規制突起部11dとし、さらに該凹部11aの外周
で該ビス用穴11cを挟んだ位置に一対の接着剤注入用
溝11eそれぞれ一体に形成したものである。
ーディスク11の凹部11aにフイルター12a,12
b,12cはそれぞれ一対の押え板13でビス14をタ
ップ1cにねじ込むことにより固定するが、押え板13
のビス緩み方向(図示では反時計方向)にはビス14を
中心として回動させることができるため、例えばフイル
ター12aをフイルターディスク11に位置決めする
際、90°反時計方向に回動させておき、フイルター位
置決め後90°時計方向に戻してビス14を締め込む。
この際、押え板13はビス14の締め込みに合わせて時
計方向に動こうとするが、凹部11bの端面突起11d
に押え板13の抑え端立上り部13aが当り、これ以上
回動方向に動くことはない。また、フイルター12dに
ついては、フイルターディスク11の凹部11aに挿入
した後に、溝11eに接着剤15に注入して固定してい
る。このように本実施例においては、フイルターを押え
板13による固定と接着剤15による固定を適宜選択で
きるような構成になっている。
ものである。説明を簡単にするために前述第1実施例と
同一部分には同一符号を付し、相違する点のみを説明す
る。図3は平面図、図4は図3のB−B線断面図であ
る。本実施例ではフイルターディスク11には円周方向
に隣接するフイルター装着用凹部11aと連通する押え
板取付用凹部11bに押え板取付ビス用穴11cをそれ
ぞれ1個設け、かつ該凹部11bはその外周寄りの端面
を押え板の回動規制突起11dとし、さらに隣接する凹
部11aの外周に該ビス用穴11cを挟んだ位置に接着
剤注入用溝11eそれぞれ一体に形成したものである。
その他の構成は前述第1実施例と同様である。
枚のフイルター12a〜12dを押え板13で固定する
場合は、フイルター12aはこれに隣接するフイルター
12b.12dとそれぞれ1個の押え板13により互い
に橋渡しする形にしてビス14により固定し、他も同様
にするので、全体として4個の押え板13ですむ。従っ
て前述第1実施例のように一つのフイルターを2個の押
え板13で固定するのに比べて全体として押え板の数を
少なくできる。
動方向の規制をフイルターディスク11の押え板取付用
凹部11bの端面突起部11dを用いる構成にしたが、
この端面に相当する位置に平行ピンのような部材を突設
するような構成にしてもよい。
イルターを固定するためのフイルターディスクに、接着
固定用の接着剤注入用溝と、押え板による固定を行うビ
ス用タップを同時に設けることにより、装着するフイル
ターの交換の必要の有無に応じて固定を交換の必要のな
いものは接着または交換の必要のあるものは押え板によ
るという柔軟な対応が可能となる。さらに、押え板回動
規制用の突起を設けることにより、押え板による固定で
の組立作業時に問題になっていたビス締め込み方向への
回動によるフイルターの端面の破損を確実に防止でき
る。また、押え板を2つのフイルターに橋渡しするよう
な形状にすることにより、押え板固定の場合に押え板数
を少なくできるので、構成部品数の削減が可能となる。
造の平面図である。
平面図である。
である。
である。
着用凹部、11b・・押え板取付用凹部、11c・・ビ
ス用穴、11d・・回動規制突起部、11e・・接着剤
注入用溝、12a,12b,12c,12d・・フイル
ター、13・・押え板、13a・・押え端立上り部、1
4・・ビス、15・・接着剤。
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影系の一部に設けかつ複数のフイルタ
ーを固定するためのフイルターディスクに、接着固定用
の接着剤注入用溝と、押え板による固定を行うビス用穴
を同時に設けたことを特徴とするフイルターの固定構
造。 - 【請求項2】 ビス締め込み方向に押え板が回転する位
置に、回動規制用の突起を設けたことを特徴とする請求
項1記載のフイルターの固定構造。 - 【請求項3】 隣接するフイルターを一つの押え板によ
り橋渡しする形で固定するようにビス用穴を設けたこと
を特徴とする請求項1及び2記載のフイルターの固定構
造。 - 【請求項4】 使用頻度の高いフイルターは接着で固定
し、交換可能性のあるフイルターは押え板とビスで固定
するように構成したことを特徴とする請求項1記載のフ
イルターの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29366794A JP3483320B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | フイルターの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29366794A JP3483320B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | フイルターの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08136784A true JPH08136784A (ja) | 1996-05-31 |
JP3483320B2 JP3483320B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=17797696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29366794A Expired - Fee Related JP3483320B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | フイルターの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3483320B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010204201A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Nidec Copal Corp | 光学機器用フィルタ装置 |
CN116940894A (zh) * | 2021-03-01 | 2023-10-24 | 胧株式会社 | 转台式光学元件装置、用于转台式光学元件装置的光学元件部、用于转台式光学元件装置的转台、具备转台式光学元件装置和无透镜照相机的照相机 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP29366794A patent/JP3483320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010204201A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Nidec Copal Corp | 光学機器用フィルタ装置 |
CN116940894A (zh) * | 2021-03-01 | 2023-10-24 | 胧株式会社 | 转台式光学元件装置、用于转台式光学元件装置的光学元件部、用于转台式光学元件装置的转台、具备转台式光学元件装置和无透镜照相机的照相机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3483320B2 (ja) | 2004-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08136784A (ja) | フイルターの固定構造 | |
US4002317A (en) | Casting mold assembly | |
US6626272B2 (en) | Protective screen for brake disc and assembly for the rotary connection of a wheel to a road vehicle, including such a screen | |
JPS6240142B2 (ja) | ||
JPS5831124Y2 (ja) | レンズ構体 | |
JP3589757B2 (ja) | テレビジョンカメラ用回転フィルタ装置 | |
JPH04326260A (ja) | 締付リングを用いたレンズ取付装置 | |
JPH02193380A (ja) | テープリール | |
TWI785294B (zh) | 攝影機殼體元件、輔助組裝工具及組裝方法 | |
JP2006014443A (ja) | カラーホイール付きモータ | |
JPH02536Y2 (ja) | ||
JPS6215856Y2 (ja) | ||
JPH1114877A (ja) | 光分析装置 | |
US5527148A (en) | Regenerative compressor with annular cover part | |
KR100193622B1 (ko) | 비데오 테이프 레코더용 드럼의 실린더 조립구조 | |
KR940004921Y1 (ko) | 커터 체결장치 | |
KR200225082Y1 (ko) | 스터드 볼트 어셈블리 | |
KR200187917Y1 (ko) | 배전기의 디스크 오조립 방지장치 | |
KR19990002963U (ko) | 차량의 휠 조립구조 | |
JPS6328634A (ja) | 樹脂製回転溶着部材 | |
JP3039075B2 (ja) | 回転ヘッド装置及びその組立方法 | |
JP2000155353A (ja) | フィルタの固定構造 | |
JPH0450605Y2 (ja) | ||
JPS63305734A (ja) | 冷却ファンの固定構造 | |
JPH074238A (ja) | エンジンの排気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |