JPH08136638A - ディファレンシャルｇｐｓシステム - Google Patents
ディファレンシャルｇｐｓシステムInfo
- Publication number
- JPH08136638A JPH08136638A JP6273251A JP27325194A JPH08136638A JP H08136638 A JPH08136638 A JP H08136638A JP 6273251 A JP6273251 A JP 6273251A JP 27325194 A JP27325194 A JP 27325194A JP H08136638 A JPH08136638 A JP H08136638A
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- JP
- Japan
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- station side
- mobile station
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- Radio Relay Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線回線が他の用途で使用されている間で
も、位置情報に対して十分な補正が可能なディファレン
シャルＧＰＳシステムを提供する。 【構成】 基地局側において、ＧＰＳ受信機１２の出力
に基づいて誤差予測部１３で誤差予測情報を、位置情報
処理部１４で誤差情報をそれぞれ作成し、これらの情報
を送信機１５を介して移動局側へ送信する一方、移動局
側ではこれらの情報を受信機１６で受信し、かつ誤差情
報作成部１７で誤差情報を作成し、この誤差情報に基づ
いてＧＰＳ受信機１９からの位置情報を位置情報補正部
１８にて補正し、表示部２０に供給する構成とする。
も、位置情報に対して十分な補正が可能なディファレン
シャルＧＰＳシステムを提供する。 【構成】 基地局側において、ＧＰＳ受信機１２の出力
に基づいて誤差予測部１３で誤差予測情報を、位置情報
処理部１４で誤差情報をそれぞれ作成し、これらの情報
を送信機１５を介して移動局側へ送信する一方、移動局
側ではこれらの情報を受信機１６で受信し、かつ誤差情
報作成部１７で誤差情報を作成し、この誤差情報に基づ
いてＧＰＳ受信機１９からの位置情報を位置情報補正部
１８にて補正し、表示部２０に供給する構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーションシステ
ムに関し、特に基地局及び移動局の双方にＧＰＳ(Globa
l Positioning System) 受信機を備えたディファレンシ
ャルＧＰＳシステムに関する。
ムに関し、特に基地局及び移動局の双方にＧＰＳ(Globa
l Positioning System) 受信機を備えたディファレンシ
ャルＧＰＳシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に、ディファレンシャルＧＰＳシス
テムの従来例のブロック図を示す。同図において、ＧＰ
Ｓ衛星３１からの信号を基地局ＧＰＳ受信機３２にて受
信し、その測位結果を誤差情報作成部３３へ供給する。
誤差情報作成部３３は、ＧＰＳ受信機３１より得られた
測位結果を基地局の絶対位置情報と比較し、その誤差を
算出する。この誤差情報を送信機３４により送信する。
移動局側では、受信機３５にて基地局からの誤差情報を
受信し、位置情報補正部３６に供給する。位置情報補正
部３６は、ＧＰＳ受信機３７から入力される測位結果
を、受信機３５で受信した誤差情報によって補正し、こ
れを表示部３８に出力する。
テムの従来例のブロック図を示す。同図において、ＧＰ
Ｓ衛星３１からの信号を基地局ＧＰＳ受信機３２にて受
信し、その測位結果を誤差情報作成部３３へ供給する。
誤差情報作成部３３は、ＧＰＳ受信機３１より得られた
測位結果を基地局の絶対位置情報と比較し、その誤差を
算出する。この誤差情報を送信機３４により送信する。
移動局側では、受信機３５にて基地局からの誤差情報を
受信し、位置情報補正部３６に供給する。位置情報補正
部３６は、ＧＰＳ受信機３７から入力される測位結果
を、受信機３５で受信した誤差情報によって補正し、こ
れを表示部３８に出力する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来のディ
ファレンシャルＧＰＳシステムでは、基地局から移動局
に対して常時誤差情報を送信することになるが、基地局
で測定される誤差は常に変動するため、できる限り短い
時間で誤差情報を更新することが行われる。しかしなが
ら、無線回線を他の用途と共用することを想定した場
合、移動局では無線回線が他の用途で使用されている期
間は誤差情報を受信できないことから、この期間では過
去の誤差情報により補正を行うことになるため、位置情
報に対する補正が不十分になるという問題があった。
ファレンシャルＧＰＳシステムでは、基地局から移動局
に対して常時誤差情報を送信することになるが、基地局
で測定される誤差は常に変動するため、できる限り短い
時間で誤差情報を更新することが行われる。しかしなが
ら、無線回線を他の用途と共用することを想定した場
合、移動局では無線回線が他の用途で使用されている期
間は誤差情報を受信できないことから、この期間では過
去の誤差情報により補正を行うことになるため、位置情
報に対する補正が不十分になるという問題があった。
【０００４】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、無線回線が他の用途
で使用されている間でも、位置情報に対して十分な補正
が可能なディファレンシャルＧＰＳシステムを提供する
ことにある。
であり、その目的とするところは、無線回線が他の用途
で使用されている間でも、位置情報に対して十分な補正
が可能なディファレンシャルＧＰＳシステムを提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるディファレ
ンシャルＧＰＳシステムは、基地局側及び移動局側の双
方にＧＰＳ受信機を備えたディファレンシャルＧＰＳシ
ステムであって、基地局側のＧＰＳ受信機の出力に基づ
いて誤差予測情報を作成する手段と、この作成された誤
差予測情報を送信する送信手段と、送信された誤差予測
情報を移動局側において受信する受信手段と、受信され
た誤差予測情報に基づいて誤差情報を作成する手段と、
この誤差情報に基づいて移動局側のＧＰＳ受信機からの
位置情報を補正する手段とを備えた構成となっている。
ンシャルＧＰＳシステムは、基地局側及び移動局側の双
方にＧＰＳ受信機を備えたディファレンシャルＧＰＳシ
ステムであって、基地局側のＧＰＳ受信機の出力に基づ
いて誤差予測情報を作成する手段と、この作成された誤
差予測情報を送信する送信手段と、送信された誤差予測
情報を移動局側において受信する受信手段と、受信され
た誤差予測情報に基づいて誤差情報を作成する手段と、
この誤差情報に基づいて移動局側のＧＰＳ受信機からの
位置情報を補正する手段とを備えた構成となっている。
【０００６】
【作用】上記構成のディファレンシャルＧＰＳシステム
において、基地局側ではＧＰＳ受信機の出力に基づいて
誤差予測情報を作成し、この誤差予測情報を移動局側へ
送信する。一方、移動局側では、受信した誤差予測情報
に基づいて誤差情報を作成する。したがって、移動局側
では、基地局側から常時補正情報が伝送されなくても、
誤差情報を得ることができる。そして、この誤差情報に
基づいて移動局側のＧＰＳ受信機からの位置情報を補正
する。
において、基地局側ではＧＰＳ受信機の出力に基づいて
誤差予測情報を作成し、この誤差予測情報を移動局側へ
送信する。一方、移動局側では、受信した誤差予測情報
に基づいて誤差情報を作成する。したがって、移動局側
では、基地局側から常時補正情報が伝送されなくても、
誤差情報を得ることができる。そして、この誤差情報に
基づいて移動局側のＧＰＳ受信機からの位置情報を補正
する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。先ず、基地局側において、ＧＰＳ衛星１１から
の信号は基地局側のＧＰＳ受信機１２にて受信され、そ
の測位結果は誤差予測部１３及び位置情報処理部１４に
供給される。誤差予測部１３は、ＧＰＳ受信機１２より
位置情報を読み込み、この位置情報に基づいて誤差予測
情報を作成する。位置情報処理部１４は、ＧＰＳ受信機
１２より位置情報を読み込み、この位置情報に基づいて
誤差情報を作成するとともに、誤差予測部１３から誤差
予測情報を読み込んで誤差情報との組合せで送信機１５
に供給する。なお、誤差予測部１３及び位置情報処理部
１４は、作成した誤差予測情報及び誤差情報を一定時間
毎に更新する。送信機１５は、この誤差予測情報及び誤
差情報を移動局側へ送信する。
である。先ず、基地局側において、ＧＰＳ衛星１１から
の信号は基地局側のＧＰＳ受信機１２にて受信され、そ
の測位結果は誤差予測部１３及び位置情報処理部１４に
供給される。誤差予測部１３は、ＧＰＳ受信機１２より
位置情報を読み込み、この位置情報に基づいて誤差予測
情報を作成する。位置情報処理部１４は、ＧＰＳ受信機
１２より位置情報を読み込み、この位置情報に基づいて
誤差情報を作成するとともに、誤差予測部１３から誤差
予測情報を読み込んで誤差情報との組合せで送信機１５
に供給する。なお、誤差予測部１３及び位置情報処理部
１４は、作成した誤差予測情報及び誤差情報を一定時間
毎に更新する。送信機１５は、この誤差予測情報及び誤
差情報を移動局側へ送信する。
【０００９】次に、移動局側において、基地局側から送
信された誤差予測情報及び誤差情報は受信機１６にて受
信される。誤差情報作成部１７は、受信機１６から誤差
予測情報及び誤差情報を読み込み、読み込んだ直後は誤
差情報を位置情報補正部１８へ供給し、その後新たに情
報を受信するまでの間は誤差予測情報に基づいて誤差情
報を作成し、この作成した誤差情報を位置情報補正部１
８へ供給する。移動局側のＧＰＳ受信機１９は位置情報
補正部１８に接続されており、この位置情報補正部１８
から要求があると測位結果、即ち位置情報を位置情報補
正部１８へ供給する。
信された誤差予測情報及び誤差情報は受信機１６にて受
信される。誤差情報作成部１７は、受信機１６から誤差
予測情報及び誤差情報を読み込み、読み込んだ直後は誤
差情報を位置情報補正部１８へ供給し、その後新たに情
報を受信するまでの間は誤差予測情報に基づいて誤差情
報を作成し、この作成した誤差情報を位置情報補正部１
８へ供給する。移動局側のＧＰＳ受信機１９は位置情報
補正部１８に接続されており、この位置情報補正部１８
から要求があると測位結果、即ち位置情報を位置情報補
正部１８へ供給する。
【００１０】次に、上記構成における主要な構成部分の
動作について説明する。先ず、基地局の誤差予測部１３
の動作について説明するに、誤差予測部１３はＧＰＳ受
信機１２より位置情報を常時読み込み、誤差予測情報を
作成する。ここで、この誤差予測情報の作成原理につい
て、図２に基づいて説明する。図２は、地表面を２次元
で表現し、縦軸を南北方向、横軸を東西方向、原点を基
地局の絶対位置としている。一定時間毎に位置情報をプ
ロットし、過去の位置から新しい位置へベクトルを引
き、このベクトルの長さと方向を記録する。これを数デ
ータについて繰り返した後、記録した全てのベクトルの
長さと方向の平均を求め、これを誤差予測情報として位
置情報処理部１４へ出力し、その後同様の動作を繰り返
す。また、誤差予測部１３では、作成した誤差予測情報
の更新が定期的に行われる。これによれば、誤差予測情
報の有効性を保つことができる。
動作について説明する。先ず、基地局の誤差予測部１３
の動作について説明するに、誤差予測部１３はＧＰＳ受
信機１２より位置情報を常時読み込み、誤差予測情報を
作成する。ここで、この誤差予測情報の作成原理につい
て、図２に基づいて説明する。図２は、地表面を２次元
で表現し、縦軸を南北方向、横軸を東西方向、原点を基
地局の絶対位置としている。一定時間毎に位置情報をプ
ロットし、過去の位置から新しい位置へベクトルを引
き、このベクトルの長さと方向を記録する。これを数デ
ータについて繰り返した後、記録した全てのベクトルの
長さと方向の平均を求め、これを誤差予測情報として位
置情報処理部１４へ出力し、その後同様の動作を繰り返
す。また、誤差予測部１３では、作成した誤差予測情報
の更新が定期的に行われる。これによれば、誤差予測情
報の有効性を保つことができる。
【００１１】次に、位置情報処理部１４の動作について
説明する。この位置情報処理部１４は、誤差予測部１３
より誤差予測情報を読み込んだ時点でＧＰＳ受信機１２
より位置情報を読み込み、この位置情報が基地局の絶対
位置に対してどちらの方向にどれだけの距離だけずれて
いるかを算出し、その算出結果を誤差情報とする。そし
て、この誤差情報と誤差予測情報を送信機１５に供給す
る。ただし、位置情報処理部１４は、図示せぬ受信機が
受信中であるか否かによって無線回線の使用中／未使用
を確認し、無線回線が未使用であることを確認した場合
にのみ誤差情報と誤差予測情報を送信機１５に供給す
る。
説明する。この位置情報処理部１４は、誤差予測部１３
より誤差予測情報を読み込んだ時点でＧＰＳ受信機１２
より位置情報を読み込み、この位置情報が基地局の絶対
位置に対してどちらの方向にどれだけの距離だけずれて
いるかを算出し、その算出結果を誤差情報とする。そし
て、この誤差情報と誤差予測情報を送信機１５に供給す
る。ただし、位置情報処理部１４は、図示せぬ受信機が
受信中であるか否かによって無線回線の使用中／未使用
を確認し、無線回線が未使用であることを確認した場合
にのみ誤差情報と誤差予測情報を送信機１５に供給す
る。
【００１２】位置情報処理部１４は、無線回線が使用中
である場合にはこれらの情報を保持し、無線回線が使用
可能となった時点でこの保持しておいた情報を送信機１
５に供給する。また、情報保持状態のまま誤差予測部１
３より新たに誤差予測情報が位置情報処理部１４に入力
された場合は、保持していた情報を消去し、新たな誤差
情報と誤差予測情報を保持する。なお、位置情報処理部
１４には、基地局の絶対位置情報として予め調査した値
が登録されている。
である場合にはこれらの情報を保持し、無線回線が使用
可能となった時点でこの保持しておいた情報を送信機１
５に供給する。また、情報保持状態のまま誤差予測部１
３より新たに誤差予測情報が位置情報処理部１４に入力
された場合は、保持していた情報を消去し、新たな誤差
情報と誤差予測情報を保持する。なお、位置情報処理部
１４には、基地局の絶対位置情報として予め調査した値
が登録されている。
【００１３】次に、移動局の誤差情報作成部１７の動作
について説明する。この誤差情報作成部１７は、受信機
１６より誤差情報と誤差予測情報を読み込んだ時点で、
先ずこの読み込んだ誤差情報を位置情報補正部１８へ供
給する。その後一定時間毎に誤差情報を作成し、この誤
差情報を位置情報補正部１８へ供給する。この誤差情報
を作成するに当たっては、誤差予測情報には以後に位置
情報が地表面上で変動してゆくと考えられる方向と移動
量が含まれているため、一定時間毎に誤差情報を誤差予
測情報の方向と移動量で変動させ、これを誤差情報とす
る。
について説明する。この誤差情報作成部１７は、受信機
１６より誤差情報と誤差予測情報を読み込んだ時点で、
先ずこの読み込んだ誤差情報を位置情報補正部１８へ供
給する。その後一定時間毎に誤差情報を作成し、この誤
差情報を位置情報補正部１８へ供給する。この誤差情報
を作成するに当たっては、誤差予測情報には以後に位置
情報が地表面上で変動してゆくと考えられる方向と移動
量が含まれているため、一定時間毎に誤差情報を誤差予
測情報の方向と移動量で変動させ、これを誤差情報とす
る。
【００１４】位置情報補正部１８は、誤差情報作成部１
７から供給される誤差情報に基づいて、ＧＰＳ受信機１
９からの位置情報を補正し、その補正後の位置情報を表
示部２０に供給する。ただし、誤差情報の作成におい
て、時間の経過とともに誤差予測情報の効力が低下する
ため、誤差情報と誤差予測情報が一定時間以上に亘って
受信されなかった場合は誤差情報の作成を停止し、位置
情報補正部１８へ誤差情報「０」を供給する。この場
合、位置情報補正部１８では位置情報の補正が行われな
いことになるため、結果的に表示部２０には車両のＧＰ
Ｓ受信機１９からの位置情報がそのまま表示されること
になる。これにより、時間の経過によって有効性が失わ
れた誤差情報及び予測誤差情報が誤差補正に使用され、
測位結果を逆に悪化させる現象を防止できることにな
る。
７から供給される誤差情報に基づいて、ＧＰＳ受信機１
９からの位置情報を補正し、その補正後の位置情報を表
示部２０に供給する。ただし、誤差情報の作成におい
て、時間の経過とともに誤差予測情報の効力が低下する
ため、誤差情報と誤差予測情報が一定時間以上に亘って
受信されなかった場合は誤差情報の作成を停止し、位置
情報補正部１８へ誤差情報「０」を供給する。この場
合、位置情報補正部１８では位置情報の補正が行われな
いことになるため、結果的に表示部２０には車両のＧＰ
Ｓ受信機１９からの位置情報がそのまま表示されること
になる。これにより、時間の経過によって有効性が失わ
れた誤差情報及び予測誤差情報が誤差補正に使用され、
測位結果を逆に悪化させる現象を防止できることにな
る。
【００１５】上述したように、基地局側で誤差情報及び
誤差予測情報を作成してこれらの情報を移動局側へ送信
する一方、移動局側ではこれらの情報に基づいて誤差情
報を作成し、この誤差情報に基づいて位置情報を補正す
るようにしたことにより、基地局側からは補正情報を常
時伝送する必要がなくなる。したがって、伝送回線の使
用率を低減することが可能となる。さらに、移動局側で
は無線回線が他の用途で使用されている間でも、誤差予
測情報に基づいて誤差情報を得ることができるため、位
置情報に対して十分な補正が可能となる。
誤差予測情報を作成してこれらの情報を移動局側へ送信
する一方、移動局側ではこれらの情報に基づいて誤差情
報を作成し、この誤差情報に基づいて位置情報を補正す
るようにしたことにより、基地局側からは補正情報を常
時伝送する必要がなくなる。したがって、伝送回線の使
用率を低減することが可能となる。さらに、移動局側で
は無線回線が他の用途で使用されている間でも、誤差予
測情報に基づいて誤差情報を得ることができるため、位
置情報に対して十分な補正が可能となる。
【００１６】なお、上記実施例では、基地局側の誤差予
測部１３と位置情報処理部１４、移動局側の誤差情報作
成部１７と位置情報補正部１８を別々の機能を有するも
のとしてブロックを分離して表現しているが、各々同一
の処理系で一連の動作手順を処理するように構成するこ
とも可能である。さらに、移動局において補正情報が一
定時間以上受信できない場合、ＧＰＳ受信機１９から出
力される位置情報を直接表示部２０に入力するようにす
ることも可能である。
測部１３と位置情報処理部１４、移動局側の誤差情報作
成部１７と位置情報補正部１８を別々の機能を有するも
のとしてブロックを分離して表現しているが、各々同一
の処理系で一連の動作手順を処理するように構成するこ
とも可能である。さらに、移動局において補正情報が一
定時間以上受信できない場合、ＧＰＳ受信機１９から出
力される位置情報を直接表示部２０に入力するようにす
ることも可能である。
【００１７】また、上記実施例では、車両等の移動体が
自己の位置を認識するナビゲーションシステムに適用し
た場合について説明したが、タクシー等の配車センタで
各車両の位置、動態をモニタする場合のように、移動体
の管理者が移動体の位置や状態を管理するＡＶＭ(Autom
atic Vehicle Monitoring)システムとして用いることが
できる。
自己の位置を認識するナビゲーションシステムに適用し
た場合について説明したが、タクシー等の配車センタで
各車両の位置、動態をモニタする場合のように、移動体
の管理者が移動体の位置や状態を管理するＡＶＭ(Autom
atic Vehicle Monitoring)システムとして用いることが
できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基地局側で誤差予測情報を作成してこれを移動局側へ送
信する一方、移動局側でこの誤差予測情報に基づいて誤
差情報を作成し、この誤差情報に基づいて位置情報を補
正するようにしたことにより、基地局側からは補正情報
を常時伝送する必要がないので、移動局側では無線回線
が他の用途で使用されている間でも、位置情報の補正を
十分に行え、しかも伝送回線の使用率を低減できること
になる。
基地局側で誤差予測情報を作成してこれを移動局側へ送
信する一方、移動局側でこの誤差予測情報に基づいて誤
差情報を作成し、この誤差情報に基づいて位置情報を補
正するようにしたことにより、基地局側からは補正情報
を常時伝送する必要がないので、移動局側では無線回線
が他の用途で使用されている間でも、位置情報の補正を
十分に行え、しかも伝送回線の使用率を低減できること
になる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】誤差予測情報を作成するための原理図である。
【図３】従来例を示すブロック図である。
１１ ＧＰＳ衛星 １２ 基地局側のＧＰＳ受信機 １３ 誤差予測部 １４ 位置情報処理部 １７ 誤差情報作成部 １８ 位置情報補正部 １９ 移動局側のＧＰＳ受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 7/34
Claims (3)
- 【請求項１】 基地局側及び移動局側の双方にＧＰＳ受
信機を備えたディファレンシャルＧＰＳシステムであっ
て、 基地局側のＧＰＳ受信機の出力に基づいて誤差予測情報
を作成する誤差予測手段と、 前記誤差予測情報を送信する送信手段と、 前記送信手段によって送信された前記誤差予測情報を移
動局側において受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記誤差予測情報に基
づいて誤差情報を作成する誤差情報作成手段と、 前記誤差情報に基づいて移動局側のＧＰＳ受信機からの
位置情報を補正する補正手段とを備えたことを特徴とす
るディファレンシャルＧＰＳシステム。 - 【請求項２】 前記誤差予測手段は、前記誤差予測情報
を定期的に更新することを特徴とする請求項１記載のデ
ィファレンシャルＧＰＳシステム。 - 【請求項３】 前記誤差情報作成手段は、前記受信手段
にて前記誤差予測情報を一定時間以上受信できない場合
は誤差情報「０」を出力することを特徴とする請求項１
記載のディファレンシャルＧＰＳシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273251A JPH08136638A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ディファレンシャルｇｐｓシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273251A JPH08136638A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ディファレンシャルｇｐｓシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136638A true JPH08136638A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17525233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6273251A Pending JPH08136638A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ディファレンシャルｇｐｓシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136638A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009063581A (ja) * | 2001-01-30 | 2009-03-26 | Qualcomm Inc | 粗い位置推定値を用いて位置を決定するための方法および装置 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP6273251A patent/JPH08136638A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009063581A (ja) * | 2001-01-30 | 2009-03-26 | Qualcomm Inc | 粗い位置推定値を用いて位置を決定するための方法および装置 |
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