JP2817787B2 - 移動体通信システム及び移動体位置認識方法 - Google Patents
移動体通信システム及び移動体位置認識方法Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、周回衛星を利用し
た移動体通信システムに関し、特に、該移動体通信シス
テムを実現するために必要となる移動体の位置を特定す
ることができる移動体通信システムに関するものであ
る。
た移動体通信システムに関し、特に、該移動体通信シス
テムを実現するために必要となる移動体の位置を特定す
ることができる移動体通信システムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】複数の移動体（ユーザ局）が複数の周回
衛星を介して通信を実現する様な移動体通信システムに
おいて、通信ネットワークサービスを提供する側である
周回衛星は、刻々と変化する各移動体の位置を認識して
おく必要がある。
衛星を介して通信を実現する様な移動体通信システムに
おいて、通信ネットワークサービスを提供する側である
周回衛星は、刻々と変化する各移動体の位置を認識して
おく必要がある。
【０００３】従来、周回衛星を利用した移動体通信シス
テム及びその他の移動体通信システムを含めた移動体通
信システム一般における各移動体の位置認識方式として
は、各ユーザ局（移動体）がＧＰＳ（Global Positioni
ng System ）等により割出された位置情報をネットワー
ク中央管制局に送信して、ネットワーク中央管制局が各
移動体の位置を認識する方式や、地上に分散配置された
複数の制御チャネル局から一斉呼出しを行って一の制御
チャネル局がユーザ局から応答信号を受信した場合に、
該制御チャネル局の位置から移動体ユーザの位置を特定
して該位置を認識する方式などがある。
テム及びその他の移動体通信システムを含めた移動体通
信システム一般における各移動体の位置認識方式として
は、各ユーザ局（移動体）がＧＰＳ（Global Positioni
ng System ）等により割出された位置情報をネットワー
ク中央管制局に送信して、ネットワーク中央管制局が各
移動体の位置を認識する方式や、地上に分散配置された
複数の制御チャネル局から一斉呼出しを行って一の制御
チャネル局がユーザ局から応答信号を受信した場合に、
該制御チャネル局の位置から移動体ユーザの位置を特定
して該位置を認識する方式などがある。
【０００４】また、この種の位置認識方式を採用した移
動体通信システムの一例としては、特開平４−１０１５
２２号（以下、従来例）に開示されているものが挙げら
れる。
動体通信システムの一例としては、特開平４−１０１５
２２号（以下、従来例）に開示されているものが挙げら
れる。
【０００５】従来例は、移動体の現在位置を中央地上局
で検出する移動体通信システムに関するものある。ま
た、従来例の移動体通信システムは、分散配置された複
数のサインポストと、通信衛星と、中央地上局とからな
り、移動体が任意のサインポストの付近を通過する際
に、移動体若しくは該サインポストから、該サインポス
トの有する位置情報を通信衛星を介して中央地上局へ送
信することにより、中央地上局において移動体の通過位
置を検出識別するものである。
で検出する移動体通信システムに関するものある。ま
た、従来例の移動体通信システムは、分散配置された複
数のサインポストと、通信衛星と、中央地上局とからな
り、移動体が任意のサインポストの付近を通過する際
に、移動体若しくは該サインポストから、該サインポス
トの有する位置情報を通信衛星を介して中央地上局へ送
信することにより、中央地上局において移動体の通過位
置を検出識別するものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の移動体通信システムは、以下に示す様な問題を有して
いた。
の移動体通信システムは、以下に示す様な問題を有して
いた。
【０００７】即ち、従来例の移動体通信システムは、移
動体（ユーザ局）の位置を特定するために、制御チャネ
ル局（従来例においては、サインポスト）を一定間隔毎
に分散配置させる必要があったことから、ネットワーク
側システムの負担が大きいという問題を有していた。一
方、各ユーザ局が自身の位置を特定する様な移動体通信
システムにおいては、各ユーザがＧＰＳ測位システムを
備えなければならなかったことから、ユーザ側の負担が
大きくなるといった問題があった。
動体（ユーザ局）の位置を特定するために、制御チャネ
ル局（従来例においては、サインポスト）を一定間隔毎
に分散配置させる必要があったことから、ネットワーク
側システムの負担が大きいという問題を有していた。一
方、各ユーザ局が自身の位置を特定する様な移動体通信
システムにおいては、各ユーザがＧＰＳ測位システムを
備えなければならなかったことから、ユーザ側の負担が
大きくなるといった問題があった。
【０００８】また、従来例の移動体通信システムにおい
ては、移動体の位置を特定するために、前述の通り、分
散配置された制御チャネル局から移動体に対して一斉呼
出しを行う必要があった。このような一斉呼出しは、結
果として、各移動体に関するユーザデータを交換するな
どの作業を複数の制御チャネル局が同時に行うことにな
り、ネットワークを構成する制御チャネル局の負荷を増
大させると共に、ネットワーク全体の回線使用効率が低
下してしまうといった問題点を有していた。
ては、移動体の位置を特定するために、前述の通り、分
散配置された制御チャネル局から移動体に対して一斉呼
出しを行う必要があった。このような一斉呼出しは、結
果として、各移動体に関するユーザデータを交換するな
どの作業を複数の制御チャネル局が同時に行うことにな
り、ネットワークを構成する制御チャネル局の負荷を増
大させると共に、ネットワーク全体の回線使用効率が低
下してしまうといった問題点を有していた。
【０００９】更に、従来例の移動体通信システムは、周
回衛星を利用する形態に関して、何等言及されたもので
はなかった。
回衛星を利用する形態に関して、何等言及されたもので
はなかった。
【００１０】本発明の目的は、周回衛星を利用した移動
体通信システムを実現するにあたり、各ユーザ局の負担
を軽減させることができ、且つ、各ユーザ局の位置を各
ユーザ局自身が容易に特定することができ、且つ、周回
衛星が該位置を認識することのできる移動体通信システ
ムを提供することにある。
体通信システムを実現するにあたり、各ユーザ局の負担
を軽減させることができ、且つ、各ユーザ局の位置を各
ユーザ局自身が容易に特定することができ、且つ、周回
衛星が該位置を認識することのできる移動体通信システ
ムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、以下に示す手段を提供する。
を解決するために、以下に示す手段を提供する。
【００１２】即ち、本発明によれば、周回衛星を利用し
て複数の移動体間で通信を行うための移動体通信システ
ムにおいて、前記周回衛星は、一定時間毎に、且つ、所
定地域毎に、該所定地域を示すエリアコードを生成して
送信するエリアコード生成手段と、前記複数の移動体の
夫々の位置を示すユーザエリアコードを格納するための
ユーザロケーションテーブルと、移動体の各々からのユ
ーザエリアコードの更新を示すユーザエリアコード更新
要求信号を受けて、該ユーザロケーションテーブルの格
納する当該各移動体の前記ユーザエリアコードの更新を
制御するユーザロケーション更新処理部とを備えてお
り、前記複数の移動体の各々は、前記エリアコードを受
信して該移動体自身の現在位置を示す現ユーザエリアコ
ードを算出するユーザエリアコード算出処理手段と、該
移動体自身の位置を示すユーザエリアコードを一時的に
格納するためのユーザエリアコード格納部と、前記ユー
ザエリアコード格納部の格納している前記ユーザエリア
コードと前記ユーザエリアコード算出処理手段の算出し
た前記現ユーザエリアコードとを比較照合して、一致し
ない場合には、前記ユーザエリアコード格納部の格納し
ていたユーザエリアコードを前記現ユーザエリアコード
に更新すると共に、前記周回衛星に対して前記ユーザエ
リアコード更新要求信号を送信するエリアコード更新制
御手段とを備えており、前記周回衛星が前記複数の移動
体の夫々の位置を認識することが可能な移動体通信シス
テムが得られる。
て複数の移動体間で通信を行うための移動体通信システ
ムにおいて、前記周回衛星は、一定時間毎に、且つ、所
定地域毎に、該所定地域を示すエリアコードを生成して
送信するエリアコード生成手段と、前記複数の移動体の
夫々の位置を示すユーザエリアコードを格納するための
ユーザロケーションテーブルと、移動体の各々からのユ
ーザエリアコードの更新を示すユーザエリアコード更新
要求信号を受けて、該ユーザロケーションテーブルの格
納する当該各移動体の前記ユーザエリアコードの更新を
制御するユーザロケーション更新処理部とを備えてお
り、前記複数の移動体の各々は、前記エリアコードを受
信して該移動体自身の現在位置を示す現ユーザエリアコ
ードを算出するユーザエリアコード算出処理手段と、該
移動体自身の位置を示すユーザエリアコードを一時的に
格納するためのユーザエリアコード格納部と、前記ユー
ザエリアコード格納部の格納している前記ユーザエリア
コードと前記ユーザエリアコード算出処理手段の算出し
た前記現ユーザエリアコードとを比較照合して、一致し
ない場合には、前記ユーザエリアコード格納部の格納し
ていたユーザエリアコードを前記現ユーザエリアコード
に更新すると共に、前記周回衛星に対して前記ユーザエ
リアコード更新要求信号を送信するエリアコード更新制
御手段とを備えており、前記周回衛星が前記複数の移動
体の夫々の位置を認識することが可能な移動体通信シス
テムが得られる。
【００１３】また、本発明によれば、前記移動体通信シ
ステムにおいて、前記周回衛星の一つは、前記移動体の
一つからのエリアコード更新要求信号に従い、前記ユー
ザロケーションテーブルに格納していた該一の移動体に
対応するユーザエリアコードを更新した場合、前記送信
部を介して、他の周回衛星に前記エリアコード更新要求
信号を送信し、前記他の周回衛星は、前記受信部を介し
て受信した前記一の周回衛星からの前記エリアコード更
新要求信号に従い、前記ユーザロケーション更新処理部
が、前記ユーザロケーションテーブルに格納されている
前記一の移動体に対応する前記ユーザエリアコードを更
新することを特徴とする移動体通信システムが得られ
る。
ステムにおいて、前記周回衛星の一つは、前記移動体の
一つからのエリアコード更新要求信号に従い、前記ユー
ザロケーションテーブルに格納していた該一の移動体に
対応するユーザエリアコードを更新した場合、前記送信
部を介して、他の周回衛星に前記エリアコード更新要求
信号を送信し、前記他の周回衛星は、前記受信部を介し
て受信した前記一の周回衛星からの前記エリアコード更
新要求信号に従い、前記ユーザロケーション更新処理部
が、前記ユーザロケーションテーブルに格納されている
前記一の移動体に対応する前記ユーザエリアコードを更
新することを特徴とする移動体通信システムが得られ
る。
【００１４】また、本発明によれば、周回衛星を利用し
て複数の移動体間で通信を行うための移動体通信システ
ムにおける移動体において、前記周回衛星から一定時間
毎に、且つ所定地域毎に、送信される該所定地域を示す
エリアコードを受けて、該移動体自身の現在位置を示す
現ユーザエリアコードを算出するユーザエリアコード算
出手段と、該移動体自身の位置を示すユーザエリアコー
ドを一時的に格納するためのユーザエリアコード格納部
と、前記ユーザエリアコード格納部の格納している前記
ユーザエリアコードと前記ユーザエリアコード算出処理
手段の算出した前記現ユーザエリアコードとを比較照合
して一致しない場合には、前記ユーザエリアコード格納
部の格納していたユーザエリアコードを前記現ユーザエ
リアコードに更新すると共に、前記周回衛星が認識して
いた該移動体に関するユーザエリアコードを現ユーザエ
リアコードに更新させるためのエリアコード更新要求信
号を前記周回衛星に対して送信するエリアコード更新制
御手段とを備えており、周回衛星に自己の位置を認識さ
せることができる移動体通信システムにおける移動体が
得られる。
て複数の移動体間で通信を行うための移動体通信システ
ムにおける移動体において、前記周回衛星から一定時間
毎に、且つ所定地域毎に、送信される該所定地域を示す
エリアコードを受けて、該移動体自身の現在位置を示す
現ユーザエリアコードを算出するユーザエリアコード算
出手段と、該移動体自身の位置を示すユーザエリアコー
ドを一時的に格納するためのユーザエリアコード格納部
と、前記ユーザエリアコード格納部の格納している前記
ユーザエリアコードと前記ユーザエリアコード算出処理
手段の算出した前記現ユーザエリアコードとを比較照合
して一致しない場合には、前記ユーザエリアコード格納
部の格納していたユーザエリアコードを前記現ユーザエ
リアコードに更新すると共に、前記周回衛星が認識して
いた該移動体に関するユーザエリアコードを現ユーザエ
リアコードに更新させるためのエリアコード更新要求信
号を前記周回衛星に対して送信するエリアコード更新制
御手段とを備えており、周回衛星に自己の位置を認識さ
せることができる移動体通信システムにおける移動体が
得られる。
【００１５】更に、本発明によれば、周回衛星を利用し
て複数の移動体間で通信を行うための移動体通信システ
ムにおいて、前記周回衛星が前記複数の移動体の夫々の
位置を認識する移動体位置認識方法であって、前記周回
衛星が、一定時間毎に変化するエリアコードを所定領域
内に存する移動体に送信する第１のステップと、前記第
１のステップにおいて送信された前記エリアコードを受
信した移動体が、該エリアコードに従い、現在の自己の
位置を示す現ユーザエリアコードを割出す第２のステッ
プと、該移動体が、割出した前記現ユーザエリアコード
と自己の認識していたユーザエリアコードとが相違して
いるかを判定する第３のステップと、前記第３のステッ
プにおいて相違していると判定した場合には、前記周回
衛星に該移動体の位置を示すユーザエリアコードを更新
させるためのエリアコード更新要求信号を送出する第４
のステップと、前記周回衛星が、前記エリアコード更新
要求信号に従って該移動体の位置を示すユーザエリアコ
ードの更新をする第５のステップとを備えることを特徴
とする移動体位置認識方法が得られる。
て複数の移動体間で通信を行うための移動体通信システ
ムにおいて、前記周回衛星が前記複数の移動体の夫々の
位置を認識する移動体位置認識方法であって、前記周回
衛星が、一定時間毎に変化するエリアコードを所定領域
内に存する移動体に送信する第１のステップと、前記第
１のステップにおいて送信された前記エリアコードを受
信した移動体が、該エリアコードに従い、現在の自己の
位置を示す現ユーザエリアコードを割出す第２のステッ
プと、該移動体が、割出した前記現ユーザエリアコード
と自己の認識していたユーザエリアコードとが相違して
いるかを判定する第３のステップと、前記第３のステッ
プにおいて相違していると判定した場合には、前記周回
衛星に該移動体の位置を示すユーザエリアコードを更新
させるためのエリアコード更新要求信号を送出する第４
のステップと、前記周回衛星が、前記エリアコード更新
要求信号に従って該移動体の位置を示すユーザエリアコ
ードの更新をする第５のステップとを備えることを特徴
とする移動体位置認識方法が得られる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。
いて、図面を用いて説明する。
【００１７】本発明の移動体通信システムは、図１に示
される様に、周回衛星管制局１と、複数の周回衛星２及
び３と、複数の移動体４及び５とを備えており、複数の
移動体４及び５が周回衛星２及び３を介して通信する移
動体通信システムに関するものである。このような移動
体通信システムにおいては、周回衛星（ネットワークシ
ステム側）２及び３が各移動体４及び５の現在位置を把
握していることが重要である。本発明は、このような点
に鑑み為されたものであることから、本実施の形態にお
いては、周回衛星を利用した移動体通信システムに関し
て、特に、移動体の現在位置を周回衛星側が認識するた
めに必要な構成及び方法に重点をおいて説明することと
する。
される様に、周回衛星管制局１と、複数の周回衛星２及
び３と、複数の移動体４及び５とを備えており、複数の
移動体４及び５が周回衛星２及び３を介して通信する移
動体通信システムに関するものである。このような移動
体通信システムにおいては、周回衛星（ネットワークシ
ステム側）２及び３が各移動体４及び５の現在位置を把
握していることが重要である。本発明は、このような点
に鑑み為されたものであることから、本実施の形態にお
いては、周回衛星を利用した移動体通信システムに関し
て、特に、移動体の現在位置を周回衛星側が認識するた
めに必要な構成及び方法に重点をおいて説明することと
する。
【００１８】本発明の移動体通信システムは、図２に示
される様に、周回衛星を監視し、周回衛星に軌道情報等
を送信する周回衛星管制局１と、複数の周回衛星２及び
３と、複数の移動体４及び５とを備えている。
される様に、周回衛星を監視し、周回衛星に軌道情報等
を送信する周回衛星管制局１と、複数の周回衛星２及び
３と、複数の移動体４及び５とを備えている。
【００１９】周回衛星２は、一定時間毎に、且つ所定地
域毎に該所定地域を示すエリアコードを生成して送信す
るエリアコード生成手段２１と、ユーザロケーションテ
ーブルと、ユーザロケーション更新処理部２３とを備え
ている。
域毎に該所定地域を示すエリアコードを生成して送信す
るエリアコード生成手段２１と、ユーザロケーションテ
ーブルと、ユーザロケーション更新処理部２３とを備え
ている。
【００２０】更に詳しくは、エリアコード生成手段２１
は、周回衛星管制局１の送信する軌道情報等を受信する
ための受信機（ＲＸ）２１１と、時刻信号を発生するた
めの時刻信号発生部２１２と、軌道情報及び時刻信号に
基づいてエリアコードを発生するためのエリアコード発
生部２１３と、エリアコードを移動体４に対して送信し
たりするための送信機（ＴＸ）２１４とを備えている。
また、ユーザロケーションテーブル２２は、複数の移動
体４及び５の夫々の位置を示すユーザエリアコードを格
納するためのものである。更に、ユーザロケーション更
新処理部２３は、後述する様に、移動体４及び５や他の
周回衛星から受けたエリアコード更新要求信号に従っ
て、ユーザロケーションテーブル２２に格納されている
ユーザエリアコードを更新するためのものである。
は、周回衛星管制局１の送信する軌道情報等を受信する
ための受信機（ＲＸ）２１１と、時刻信号を発生するた
めの時刻信号発生部２１２と、軌道情報及び時刻信号に
基づいてエリアコードを発生するためのエリアコード発
生部２１３と、エリアコードを移動体４に対して送信し
たりするための送信機（ＴＸ）２１４とを備えている。
また、ユーザロケーションテーブル２２は、複数の移動
体４及び５の夫々の位置を示すユーザエリアコードを格
納するためのものである。更に、ユーザロケーション更
新処理部２３は、後述する様に、移動体４及び５や他の
周回衛星から受けたエリアコード更新要求信号に従っ
て、ユーザロケーションテーブル２２に格納されている
ユーザエリアコードを更新するためのものである。
【００２１】尚、周回衛星３（周回衛星２以外の他の周
回衛星）は、周回衛星２と同様の構成を備えるものとす
る。
回衛星）は、周回衛星２と同様の構成を備えるものとす
る。
【００２２】一方、移動体４は、周回衛星２からエリア
コードを受信して移動体４自身の現在位置を示す現ユー
ザエリアコードを算出するユーザエリアコード算出処理
手段４１と、移動体４自身の位置を示すユーザエリアコ
ード（移動体４自身が認識していたエリアコード）を一
時的に格納するためユーザエリアコード格納部４２と、
エリアコード更新制御手段４３とを備えている。
コードを受信して移動体４自身の現在位置を示す現ユー
ザエリアコードを算出するユーザエリアコード算出処理
手段４１と、移動体４自身の位置を示すユーザエリアコ
ード（移動体４自身が認識していたエリアコード）を一
時的に格納するためユーザエリアコード格納部４２と、
エリアコード更新制御手段４３とを備えている。
【００２３】更に詳しくは、ユーザエリアコード算出処
理手段４１は、周回衛星２から送信されてきたエリアコ
ードを受信するための受信機（ＲＸ）４１１と、受信機
４１１にて受信したエリアコードに従って現ユーザエリ
アコードを割出すための受信エリアコード算出処理部４
１２とを備えている。
理手段４１は、周回衛星２から送信されてきたエリアコ
ードを受信するための受信機（ＲＸ）４１１と、受信機
４１１にて受信したエリアコードに従って現ユーザエリ
アコードを割出すための受信エリアコード算出処理部４
１２とを備えている。
【００２４】また、エリアコード更新制御手段４３は、
ユーザエリアコード格納部４２の格納しているユーザエ
リアコードと、ユーザエリアコード算出処理部４１２の
算出した現ユーザエリアコードとを比較照合して、一致
しない場合には、ユーザエリアコード格納部４２の格納
していたユーザエリアコードを現ユーザエリアコードに
更新すると共に、周回衛星２に対して、移動体４に関す
るユーザエリアコードの更新を要求するユーザエリアコ
ード更新要求信号を送信するものである。
ユーザエリアコード格納部４２の格納しているユーザエ
リアコードと、ユーザエリアコード算出処理部４１２の
算出した現ユーザエリアコードとを比較照合して、一致
しない場合には、ユーザエリアコード格納部４２の格納
していたユーザエリアコードを現ユーザエリアコードに
更新すると共に、周回衛星２に対して、移動体４に関す
るユーザエリアコードの更新を要求するユーザエリアコ
ード更新要求信号を送信するものである。
【００２５】ここで、ユーザエリアコード更新要求信号
としては、例えば、該移動体のＩＤ情報と、該移動体に
関する新しいユーザエリアコード（現ユーザエリアコー
ド）とを含むものなどが挙げられる。
としては、例えば、該移動体のＩＤ情報と、該移動体に
関する新しいユーザエリアコード（現ユーザエリアコー
ド）とを含むものなどが挙げられる。
【００２６】また、エリアコード更新制御手段４３は、
エリアコード照合部４３１と、エリアコード更新要求信
号生成部４３２と、送信機（ＴＸ）４３３とを備えてい
る。エリアコード照合部４３１は、受信エリアコード算
出処理部４１２において算出した現ユーザエリアコード
と、ユーザエリアコード格納部の格納していた（即ち、
移動体４の認識していた）ユーザエリアコードとを比較
照合して、現ユーザエリアコードとユーザエリアコード
とが一致しているか否かを判定して判定信号を出力する
ものである。エリアコード更新要求信号生成部４３２
は、エリアコード照合部４３１から判定信号を受けて、
現ユーザエリアコードとユーザエリアコードとが一致し
ていないと判断した場合、ユーザエリアコード格納部４
２の格納していたユーザエリアコードを現ユーザエリア
コードに更新すると共に、周回衛星２に対するエリアコ
ード更新要求信号を出力するものである。送信機４３３
は、エリアコード更新要求信号生成部４３２の生成した
エリアコード更新要求信号を周回衛星２へ送信するため
のものである。
エリアコード照合部４３１と、エリアコード更新要求信
号生成部４３２と、送信機（ＴＸ）４３３とを備えてい
る。エリアコード照合部４３１は、受信エリアコード算
出処理部４１２において算出した現ユーザエリアコード
と、ユーザエリアコード格納部の格納していた（即ち、
移動体４の認識していた）ユーザエリアコードとを比較
照合して、現ユーザエリアコードとユーザエリアコード
とが一致しているか否かを判定して判定信号を出力する
ものである。エリアコード更新要求信号生成部４３２
は、エリアコード照合部４３１から判定信号を受けて、
現ユーザエリアコードとユーザエリアコードとが一致し
ていないと判断した場合、ユーザエリアコード格納部４
２の格納していたユーザエリアコードを現ユーザエリア
コードに更新すると共に、周回衛星２に対するエリアコ
ード更新要求信号を出力するものである。送信機４３３
は、エリアコード更新要求信号生成部４３２の生成した
エリアコード更新要求信号を周回衛星２へ送信するため
のものである。
【００２７】尚、移動体５（移動体４以外の他の移動
体）は、移動体４と同様の構成を備えるものとする。
体）は、移動体４と同様の構成を備えるものとする。
【００２８】次に、このような構成を備えた移動体通信
システムにおける移動体位置認識方法について図３を参
照して説明する。
システムにおける移動体位置認識方法について図３を参
照して説明する。
【００２９】まず、周回衛星２は、時刻信号発生部２１
２で発生した時刻信号と、受信機２１１を介して周回衛
星管制局１から受信した軌道情報とに基づいて、エリア
コード発生部２１３にて、一定時間毎にエリアコードを
生成し、送信機２１４を介して所定領域内に存する不特
定多数の移動体（４）に対して該エリアコードを送信す
る（ステップＳ３０１）。
２で発生した時刻信号と、受信機２１１を介して周回衛
星管制局１から受信した軌道情報とに基づいて、エリア
コード発生部２１３にて、一定時間毎にエリアコードを
生成し、送信機２１４を介して所定領域内に存する不特
定多数の移動体（４）に対して該エリアコードを送信す
る（ステップＳ３０１）。
【００３０】次に、エリアコードを受信した移動体４
は、受信エリアコード算出処理部４１２にて、現在の自
己の位置を示す現ユーザエリアコードを割出す（ステッ
プＳ３０２）。
は、受信エリアコード算出処理部４１２にて、現在の自
己の位置を示す現ユーザエリアコードを割出す（ステッ
プＳ３０２）。
【００３１】次に、該移動体４は、割出した現ユーザエ
リアコードとユーザエリアコード格納部４２に格納され
ているユーザエリアコード（即ち、移動体４が認識して
いた自己のエリアコード）とをエリアコード照合部４３
１において比較照合する（ステップＳ３０３）。
リアコードとユーザエリアコード格納部４２に格納され
ているユーザエリアコード（即ち、移動体４が認識して
いた自己のエリアコード）とをエリアコード照合部４３
１において比較照合する（ステップＳ３０３）。
【００３２】ステップＳ３０３において、現ユーザエリ
アコードとユーザエリアコードとが相違していると判定
した場合、移動体４は、ユーザエリアコード格納部４２
の内容を更新すると共に、エリアコード更新要求信号生
成部４３２の生成したエリアコード更新要求信号を送信
機４３３を介して周回衛星２へ送信する（ステップＳ３
０４）。
アコードとユーザエリアコードとが相違していると判定
した場合、移動体４は、ユーザエリアコード格納部４２
の内容を更新すると共に、エリアコード更新要求信号生
成部４３２の生成したエリアコード更新要求信号を送信
機４３３を介して周回衛星２へ送信する（ステップＳ３
０４）。
【００３３】周回衛星２は、エリアコード更新要求信号
を受信すると、ユーザロケーション更新処理部２３にお
いて、ユーザロケーションテーブル２２に格納されてい
る移動体４に関するユーザエリアコードを更新すると共
に、他の周回衛星３に対しても該エリアコード更新要求
信号を送信する（ステップＳ３０５）。
を受信すると、ユーザロケーション更新処理部２３にお
いて、ユーザロケーションテーブル２２に格納されてい
る移動体４に関するユーザエリアコードを更新すると共
に、他の周回衛星３に対しても該エリアコード更新要求
信号を送信する（ステップＳ３０５）。
【００３４】周回衛星２から移動体４に関するエリアコ
ード更新要求信号を受信した他の周回衛星３は、周回衛
星２と同様にして、周回衛星３の有するユーザロケーシ
ョンテーブルの内容を更新する。
ード更新要求信号を受信した他の周回衛星３は、周回衛
星２と同様にして、周回衛星３の有するユーザロケーシ
ョンテーブルの内容を更新する。
【００３５】
【実施例】以下に、発明に関する理解を深めるため、現
ユーザエリアコードの割出しなどについて、図４及び５
を参照してより具体的に説明する。
ユーザエリアコードの割出しなどについて、図４及び５
を参照してより具体的に説明する。
【００３６】まず、周回衛星２は、図４に示される様
に、一定時間毎に、且つ、所定領域毎に不特定多数の移
動体に対してエリアコードを発信する。ここで、図４に
おいて、ｔn （ｎは１以上の整数）で示される点は、周
回衛星２が時間ｎにおいてエリアコードを発信するポイ
ントを示す。また、Ａ〜Ｇで示される点及び矢印は、移
動体の位置と移動ベクトルを示す。
に、一定時間毎に、且つ、所定領域毎に不特定多数の移
動体に対してエリアコードを発信する。ここで、図４に
おいて、ｔn （ｎは１以上の整数）で示される点は、周
回衛星２が時間ｎにおいてエリアコードを発信するポイ
ントを示す。また、Ａ〜Ｇで示される点及び矢印は、移
動体の位置と移動ベクトルを示す。
【００３７】図４から理解される様に、本実施例におい
て、周回衛星２は、一定時間毎に直径約１６６０ｋｍの
円内の領域に存在する不特定多数の移動体に対してエリ
アコードを送信している。尚、例えば、時刻ｔ1 におい
て周回衛星２が送信するエリアコードが００１であるよ
うに、時刻ｔn において周回衛星２が送信するエリアコ
ードは、０ｎである。
て、周回衛星２は、一定時間毎に直径約１６６０ｋｍの
円内の領域に存在する不特定多数の移動体に対してエリ
アコードを送信している。尚、例えば、時刻ｔ1 におい
て周回衛星２が送信するエリアコードが００１であるよ
うに、時刻ｔn において周回衛星２が送信するエリアコ
ードは、０ｎである。
【００３８】又、各移動体Ａ〜Ｇと時刻ｔn におけるエ
リアコードとの関係を図５として示す。
リアコードとの関係を図５として示す。
【００３９】このようなエリアコードを受信した移動体
は、受信したエリアコード及びその数から平均値を算出
して現在の自己の位置を示す現ユーザエリアコードとす
る。例えば、移動体Ｂは、００２〜００６の平均値を算
出することにより，現ユーザエリアコードを００４と算
出する。
は、受信したエリアコード及びその数から平均値を算出
して現在の自己の位置を示す現ユーザエリアコードとす
る。例えば、移動体Ｂは、００２〜００６の平均値を算
出することにより，現ユーザエリアコードを００４と算
出する。
【００４０】尚、ユーザエリアコードを送信する周回衛
星は、低軌道で地球を周回しており、移動体が周回衛星
からユーザエリアコードを受信するのは、ほんの僅かな
期間（数分間程度）である。一方、エリアコードは、全
地球規模でコード化するものとし、２０００〜３０００
のエリアに割り振られるものとする。このようにして、
各移動体は、周回衛星から受信したエリアコードから、
移動体通信に支障の無い位置精度を有するおおよそのユ
ーザエリアコードを割出すことが可能となる。言い換え
れば、エリアコードは、移動体通信に支障の無い程度に
設定されるものとする。
星は、低軌道で地球を周回しており、移動体が周回衛星
からユーザエリアコードを受信するのは、ほんの僅かな
期間（数分間程度）である。一方、エリアコードは、全
地球規模でコード化するものとし、２０００〜３０００
のエリアに割り振られるものとする。このようにして、
各移動体は、周回衛星から受信したエリアコードから、
移動体通信に支障の無い位置精度を有するおおよそのユ
ーザエリアコードを割出すことが可能となる。言い換え
れば、エリアコードは、移動体通信に支障の無い程度に
設定されるものとする。
【００４１】また、エリアコードの平均値が、例えば移
動体Ａに関するものの様に、整数にならない場合には、
小数点以下を四捨五入するものとする。エリアコード自
体が移動体通信に支障の無い程度に設定されているので
あれば、位置精度に関して問題を生じないためである。
動体Ａに関するものの様に、整数にならない場合には、
小数点以下を四捨五入するものとする。エリアコード自
体が移動体通信に支障の無い程度に設定されているので
あれば、位置精度に関して問題を生じないためである。
【００４２】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、各移動体は、ＧＰＳ測位システムなどを用意するこ
となく、簡易的に自己の位置を割出すことができる移動
体通信システムが得られる。
ば、各移動体は、ＧＰＳ測位システムなどを用意するこ
となく、簡易的に自己の位置を割出すことができる移動
体通信システムが得られる。
【００４３】また、本発明によれば、各移動体が今まで
認識していたユーザエリアコードと相違する場合にの
み、周回衛星側にエリアコード更新要求信号を送信する
ようにしているため、ネットワーク全体の回線使用効率
を低下させることなく、周回衛星側が各移動体の位置を
認識することができる移動体通信システムが得られる。
認識していたユーザエリアコードと相違する場合にの
み、周回衛星側にエリアコード更新要求信号を送信する
ようにしているため、ネットワーク全体の回線使用効率
を低下させることなく、周回衛星側が各移動体の位置を
認識することができる移動体通信システムが得られる。
【図１】本発明の実施の形態の移動体通信システムを示
す全体図である。
す全体図である。
【図２】本発明の実施の形態の移動体通信システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図３】本発明の実施の形態の移動体通信システムにお
ける周回衛星が移動体の位置を認識する方法を示す流れ
図である。
ける周回衛星が移動体の位置を認識する方法を示す流れ
図である。
【図４】本発明の実施例を示す図である。
【図５】本発明の実施例において、移動体とエリアコー
ドとの関係を示す図である。
ドとの関係を示す図である。
１ 周回衛星管制局 ２ 周回衛星 ２１ エリアコード生成手段 ２１１ 受信機（ＲＸ） ２１２ 時刻信号発生部 ２１３ エリアコード発生部 ２１４ 送信機（ＴＸ） ２２ ユーザロケーションテーブル ２３ ユーザロケーション更新処理部 ３ 周回衛星 ４ 移動体 ４１ ユーザエリアコード算出処理手段 ４１１ 受信機（ＲＸ） ４１２ 受信エリアコード算出処理部 ４２ ユーザエリアコード格納部 ４３ エリアコード更新制御手段 ４３１ エリアコード照合部 ４３２ エリアコード更新要求信号生成部 ４３３ 送信機（ＴＸ） ５ 移動体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 7/14 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (4)
- 【請求項１】 周回衛星を利用して複数の移動体間で通
信を行うための移動体通信システムにおいて、 前記周回衛星は、 一定時間毎に、且つ、所定地域毎に、該所定地域を示す
エリアコードを生成して送信するエリアコード生成手段
と、 前記複数の移動体の夫々の位置を示すユーザエリアコー
ドを格納するためのユーザロケーションテーブルと、 移動体の各々からのユーザエリアコードの更新を示すユ
ーザエリアコード更新要求信号を受けて、該ユーザロケ
ーションテーブルの格納する当該各移動体の前記ユーザ
エリアコードの更新を制御するユーザロケーション更新
処理部とを備えており、 前記複数の移動体の各々は、 前記エリアコードを受信して該移動体自身の現在位置を
示す現ユーザエリアコードを算出するユーザエリアコー
ド算出処理手段と、 該移動体自身の位置を示すユーザエリアコードを一時的
に格納するためのユーザエリアコード格納部と、 前記ユーザエリアコード格納部の格納している前記ユー
ザエリアコードと前記ユーザエリアコード算出処理手段
の算出した前記現ユーザエリアコードとを比較照合し
て、一致しない場合には、前記ユーザエリアコード格納
部の格納していたユーザエリアコードを前記現ユーザエ
リアコードに更新すると共に、前記周回衛星に対して前
記ユーザエリアコード更新要求信号を送信するエリアコ
ード更新制御手段とを備えており、 前記周回衛星が前記複数の移動体の夫々の位置を認識す
ることが可能な移動体通信システム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の移動体通信システムに
おいて、 前記周回衛星の一つは、前記移動体の一つからのエリア
コード更新要求信号に従い、前記ユーザロケーションテ
ーブルに格納していた該一の移動体に対応するユーザエ
リアコードを更新した場合、前記送信部を介して、他の
周回衛星に前記エリアコード更新要求信号を送信し、 前記他の周回衛星は、前記受信部を介して受信した前記
一の周回衛星からの前記エリアコード更新要求信号に従
い、前記ユーザロケーション更新処理部が、前記ユーザ
ロケーションテーブルに格納されている前記一の移動体
に対応する前記ユーザエリアコードを更新することを特
徴とする移動体通信システム。 - 【請求項３】 周回衛星を利用して複数の移動体間で通
信を行うための移動体通信システムにおける移動体にお
いて、 前記周回衛星から一定時間毎に、且つ所定地域毎に、送
信される該所定地域を示すエリアコードを受けて、該移
動体自身の現在位置を示す現ユーザエリアコードを算出
するユーザエリアコード算出手段と、 該移動体自身の位置を示すユーザエリアコードを一時的
に格納するためのユーザエリアコード格納部と、 前記ユーザエリアコード格納部の格納している前記ユー
ザエリアコードと前記ユーザエリアコード算出処理手段
の算出した前記現ユーザエリアコードとを比較照合して
一致しない場合には、前記ユーザエリアコード格納部の
格納していたユーザエリアコードを前記現ユーザエリア
コードに更新すると共に、前記周回衛星が認識していた
該移動体に関するユーザエリアコードを現ユーザエリア
コードに更新させるためのエリアコード更新要求信号を
前記周回衛星に対して送信するエリアコード更新制御手
段とを備えており、 周回衛星に自己の位置を認識させることができる移動体
通信システムにおける移動体。 - 【請求項４】 周回衛星を利用して複数の移動体間で通
信を行うための移動体通信システムにおいて、前記周回
衛星が前記複数の移動体の夫々の位置を認識する移動体
位置認識方法であって、 前記周回衛星が、一定時間毎に変化するエリアコードを
所定領域内に存する移動体に送信する第１のステップ
と、 前記第１のステップにおいて送信された前記エリアコー
ドを受信した移動体が、該エリアコードに従い、現在の
自己の位置を示す現ユーザエリアコードを割出す第２の
ステップと、 該移動体が、割出した前記現ユーザエリアコードと自己
の認識していたユーザエリアコードとが相違しているか
を判定する第３のステップと、 前記第３のステップにおいて相違していると判定した場
合には、前記周回衛星に該移動体の位置を示すユーザエ
リアコードを更新させるためのエリアコード更新要求信
号を送出する第４のステップと、 前記周回衛星が、前記エリアコード更新要求信号に従っ
て該移動体の位置を示すユーザエリアコードの更新をす
る第５のステップとを備えることを特徴とする移動体位
置認識方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19613596A JP2817787B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 移動体通信システム及び移動体位置認識方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19613596A JP2817787B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 移動体通信システム及び移動体位置認識方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1042345A JPH1042345A (ja) | 1998-02-13 |
| JP2817787B2 true JP2817787B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=16352826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19613596A Expired - Lifetime JP2817787B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 移動体通信システム及び移動体位置認識方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2817787B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP19613596A patent/JP2817787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1042345A (ja) | 1998-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980722 |