JPH08136461A - 金型監視装置 - Google Patents

金型監視装置

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JPH08136461A
JPH08136461A JP27732494A JP27732494A JPH08136461A JP H08136461 A JPH08136461 A JP H08136461A JP 27732494 A JP27732494 A JP 27732494A JP 27732494 A JP27732494 A JP 27732494A JP H08136461 A JPH08136461 A JP H08136461A
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JP
Japan
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mold
image data
molded product
movable
movable side
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JP27732494A
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English (en)
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Tetsutaro Eto
哲太郎 江藤
Terubumi Murata
光史 村田
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ETO DENKI KK
ETOU DENKI KK
Original Assignee
ETO DENKI KK
ETOU DENKI KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7626Measuring, controlling or regulating the ejection or removal of moulded articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7686Measuring, controlling or regulating the ejected articles, e.g. weight control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、誤動作の虞の無い金型監視装置
を提供することを課題としている。 【構成】成形後の可動側金型1内における成形品7の有
無及び成形不良を監視する金型監視装置である。可動側
金型1の成形品7保持部分を撮像すると共に、可動側金
型1の移動に伴って移動して相対位置を常に同一とする
カメラ8を設けたことを特徴とする金型監視装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主にプラスチックな
どの成形装置に用いられる金型内の成形後における成形
品の有無、及び成形不良の監視を行なうための金型監視
装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な射出成形装置において金
型の監視を行なうもの、例えば、図5に示す特公昭58
−4616号公報あるいは特開平4−138235号公
報等に記載されている様なものが知られている。この図
5において、符号1は可動側金型、2は固定側金型、3
はタイバー、4はシリンダ、5は突き出し部、6は突き
出しピン、7は成形品、8は撮像手段としてのテレビカ
メラ(以下、単にカメラという)、9は画像処理系を各
々示しており、前記可動側金型1は、タイバー3に沿っ
て図中矢印Aで示す方向に移動するように構成されてい
る。
【0003】また、前記画像処理系は、カメラ8による
画像データと予め設定した第1及び第2の基準画像デー
タとを比較し、撮像画像データと基準画像データとの一
致度を判定する。
【0004】ここで、第1の基準画像データとは、成形
装置に装着され、かつ、成形前の可動側金型1の像を予
め撮像した画像データを示す。これに対して、第2の基
準画像データとは、成形後の型開きをした時点での良好
な状態での成形品7を保持する可動側金型の像を予め撮
像した画像データを示す。
【0005】この射出成形装置では、可動側金型1と固
定側金型2とを型締めした状態で、両金型1,2で成形
されるキャビティ内にシリンダ4により樹脂を射出し、
成形が行なわれる。そして、樹脂を冷却させた後、図5
に示すような状態をなす型開きが行なわれる。このと
き、成形品7は、前記可動側金型1に保持されて所定の
型開き完了位置まで移動される。
【0006】カメラ8は、この型開き完了位置における
可動側金型1の成形品保持面を所定の位置及び方向から
撮像可能な位置に固定されており、型開きが完了した時
点で、このカメラ8により可動側金型1が撮像される。
このときのカメラ8による撮像画像データは、前記画像
処理系9に入力され、予め設定されている第2の基準画
像データと比較され、両者の一致度が判定される。
【0007】判定の結果、撮像画像データが第2の基準
画像データと略一致するとみなされると、成形品7が固
定側金型2に残存せず、良好に型開きが行なわれたもの
と判断されると共に、成形品7のショートショット等の
成形不良がないものと判断され、次の成形品取り出し工
程へと移行される。
【0008】これに対して、画像処理系9において、撮
像データが第2の基準画像データと異なると判定される
と、固定側金型2に成形品7が残存しているか、或は、
成形不良となっているかで、そのままの状態で、成形品
取り出し工程を経て次の型締めを行なうと、金型に無理
な力が働くなどして金型を破損させたり、成形不良品が
続けて作出されたり等の弊害を生じるため、成形作業が
停止される。
【0009】次の成形品取り出し工程へ移行すると、突
き出し部5が図中右方向へ移動されて、可動側金型1か
ら突出される。成形品7の突き出しが完了すると、突き
出し部5は、左方向へ移動されて元の位置に戻される。
ここで、カメラ8により、成形品7が突き出された後の
可動側金型1が撮像される。このときのカメラ8による
撮像画像データは、画像処理系9に入力され、予め設定
されている第1の基準画像データと比較され、両者の一
致度が判定される。
【0010】判定の結果、撮像画像データが第1の基準
画像データと略一致するとみなされると、成形品7が、
可動側金型1に残存せず、成形品7の突き出しが良好に
行なわれたものと判断され、次の型締め工程へと移行さ
れる。
【0011】これに対して、画像処理系9において、撮
像データが第1の基準画像データと異なると判定される
と、可動側金型1に成形品7が残存しており、そのまま
の状態で、次の型締めを行なうと、金型に無理な力が働
くなどして金型を破損させる等の弊害を生じるため、成
形作業が停止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の金型監視装置では、カメラ8は、この型開き
完了位置における可動側金型1の成形品保持面を所定の
位置及び方向から撮像可能な位置に固定されており、型
開きが完了した時点で、このカメラ8により可動側金型
1が撮像される。
【0013】型開き完了位置は、機械的誤差により、一
定せずにバラつくことが知られている。例えば、可動側
金型1の移動に油圧アクチュエータを用いた場合には、
移動方向に遊びが大きく、所定の位置に可動側金型1が
停止しない場合がある。
【0014】このように一定しない型開き完了位置で撮
像を行なうと、得られる撮像画像データの精度が良好で
あるとは言い難く、予め設定されている第1又は第2の
基準画像データと比較して、両者の一致度を判定する
際、誤った判断をして誤動作を発生させる虞があった。
【0015】そこで、この発明は、誤動作の虞の無い金
型監視装置を提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、請求項1に記載されたもの
では、成形後の金型内における成形品の有無又は成形不
良を監視する金型監視装置において、可動側金型の成形
品保持部分を撮像すると共に、該可動側金型の移動に伴
って移動して相対位置を常に同一とする撮像手段を設け
た金型監視装置を特徴としている。
【0017】また、請求項2に記載されたものでは、前
記撮像手段は、可動側金型の移動方向に沿って延設され
るガイド手段にガイドされて、該可動側金型の移動に伴
って移動する請求項1記載の金型監視装置を特徴として
いる。
【0018】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記撮像手段は、可動側金型に予め固定されている請求
項1記載の金型監視装置を特徴としている。
【0019】更に、請求項4に記載されたものでは、前
記撮像手段は、前記可動側金型の成形品保持部分の陰影
を生成する照明部を有する各請求項1〜3記載の金型監
視装置を特徴としている。
【0020】
【作 用】かかる手段によれば、撮像手段が、可動側金
型の成形品保持部分を撮像すると共に、該可動側金型の
移動に伴って移動して相対位置を常に同一とするので、
可動側金型の型開き完了後の停止位置が、移動方向に一
定せずにバラついても、影響を受けることなく、同一方
向から同一位置を撮像出来る。
【0021】このため、得られる撮像画像データの精度
が良好であり、予め設定されている基準画像データと比
較して、両者の一致度を判定する際、誤った判断をして
誤動作を発生させる虞がない。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0023】図1は、この発明の第1実施例の射出成形
機の成形後の金型内における成形品の有無又は成形不良
を監視する金型監視装置を示すものである。なお、前記
従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付し
て説明する。
【0024】まず構成を説明すると、この金型監視装置
では、符号1は可動側金型、1aは可動側金型に形成さ
れるブラケット、2は固定側金型、3はタイバー、4は
シリンダ、5は突き出し部、6は突き出しピン、7は成
形品、8は、予め可動側金型1の成形品7が保持される
成形品保持部分を撮像すると共に、この可動側金型1の
移動に伴って移動して相対位置を常に同一とする撮像手
段としてのテレビカメラ(以下、単にカメラという)、
10はアナログ/デジタル(以下、A/Dという)変換
器、11は制御回路、12はプログラムメモリ、13は
基準画像メモリ、14は撮像画像メモリ、15は可動側
金型の移動方向に沿って延設されるガイド手段としての
ガイドレール、16はこのガイドレール15に車輪16
a,16aを介して垂下され、ガイドレール延設方向に
沿って摺動自在に配設されると共に、前記カメラ8を固
定するカメラ台車、17は、前記ブラケット1aと、こ
のカメラ台車16を連結する連結ロッド、18はモニタ
を各々示しており、前記可動側金型1は、タイバー3に
沿って図中矢印Aで示す方向に移動すると共に、この移
動に伴って、前記カメラ台車16も矢印A方向に移動す
るように構成されている。
【0025】また、前記ブラケット1aと、このカメラ
台車16を連結する連結ロッド17の先端部17aと
は、ボルト19…及び図示省略のナットによって着脱可
能に固定されている。
【0026】前記A/D変換器10は、カメラ8で得ら
れたアナログ画像データをディジタル画像データに変換
し、制御回路11に出力する様にしている。
【0027】また、前記制御回路11では、基準画像デ
ータ及び撮像画像データのモニタ18への出力制御、成
形装置駆動系への動作指示制御等が行なわれるようにし
ている。この制御回路11には、信号処理/判定回路1
11が設けられている。
【0028】この信号処理/判定回路111は、前記プ
ログラムメモリ12及び基準画像メモリ13から所望の
データを読み出し、前記A/D変換器10から入力した
ディジタル撮像画像データの撮像画像メモリ14への収
納或は、読み出し、撮像画像データと基本画像との一致
の判定処理を行なうようにしている。
【0029】従って、この信号処理/判定回路111で
は、カメラ8による画像データと予め設定した第1及び
第2の基準画像データとが比較され、撮像画像データと
基準画像データとの一致度が判定される。この判定処理
は、前記光学センサ15から金型位置検出信号が入力す
ることにより行なわれる。
【0030】ここで、第1の基準画像データとは、成形
装置に装着され、かつ、成形前の可動側金型1の像を予
め撮像した画像データを示す。これに対して、第2の基
準画像データとは、成形後の型開きをした時点での良好
な状態での成形品7を保持する可動側金型1の像を予め
撮像した画像データを示す。
【0031】次に、第1実施例の作用について説明す
る。
【0032】この射出成形装置では、可動側金型1と固
定側金型2とを型締めした状態で、両金型1,2で成形
されるキャビティ内にシリンダ4により樹脂を射出し、
成形が行なわれる。そして、樹脂を冷却させた後、図1
に示すような型開き状態への型移動工程が行なわれる。
このとき、成形品7は、前記可動側金型1に保持され
て、図中左方向へ移動して、型開き完了位置まで移動さ
れる。
【0033】型開き完了位置では、前記カメラ8による
可動側金型1の成形品7保持部分の撮像が行なわれる。
【0034】このとき、可動側金型1の移動に伴って、
カメラ8も移動して相対位置を常に同一とするので、可
動側金型1の型開き完了後の停止位置が、移動方向に一
定せずにバラついても、影響を受けることなく、同一方
向から同一位置を撮像出来る。
【0035】撮像されたアナログ画像データは、前記A
/D変換器10でディジタル画像データに変換され、制
御回路11に出力される。
【0036】信号処理/判定回路111では、このディ
ジタル画像データを撮像画像データとして採用し、この
ディジタル画像データが予め設定されている第2の基準
画像データと比較されて、両者の一致度が判定される。
【0037】判定の結果、撮像画像データが第2の基準
画像データと略一致するとみなされると、成形品7が固
定側金型2に残存せず、良好に型開きが行なわれたもの
と判断されると共に、成形品7のショートショット等の
成形不良がないものと判断され、次の成形品取り出し工
程へと移行される。
【0038】これに対して、画像処理系9において、撮
像データが第2の基準画像データと異なると判定される
と、固定側金型2に成形品7が残存しているか、或は、
成形不良となっているかで、そのままの状態で、成形品
取り出し工程を経て次の型締めを行なうと、金型に無理
な力が働くなどして金型を破損させたり、成形不良品が
続けて作出されたり等の弊害を生じるため、成形作業が
停止される。
【0039】次の成形品取り出し工程へ移行すると、突
き出し部5が図中右方向へ移動されて、可動側金型1に
設けられている突き出しピン6が右方向へ押される。こ
れにより成形品7が可動側金型1から突出される。成形
品7の突き出しが完了すると、突き出し部5は、左方向
へ移動されて元の位置に戻される。
【0040】次に、型締め工程へと移行する前段階での
前記カメラ8による可動側金型1の成形品7保持部分の
撮像が行なわれる。
【0041】この撮像では、予め前記撮像位置を撮像す
るように配設された前記カメラ8が前記可動側金型1を
撮像位置で撮像する。この時、可動側金型1の移動に伴
って、カメラ8も移動して相対位置を常に同一とするの
で、可動側金型1の型開き完了後の停止位置が、前記取
り出し工程で、移動方向に動いても、影響を受けること
なく、同一方向から同一位置を撮像出来る。
【0042】撮像されたアナログ画像データは、前記A
/D変換器10でディジタル画像データに変換され、制
御回路11に出力される。
【0043】信号処理/判定回路111では、このディ
ジタル画像データが撮像画像データとして採用され、こ
のディジタル画像データが予め設定されている第1の基
準画像データと比較されて、両者の一致度が判定され
る。
【0044】判定の結果、撮像画像データが第1の基準
画像データと略一致するとみなされると、成形品7が、
可動側金型1に残存せず、成形品7の突き出しが良好に
行なわれたものと判断され、次の型締め工程へと移行さ
れる。
【0045】これに対して、画像処理系9において、撮
像データが第1の基準画像データと異なると判定される
と、可動側金型1に成形品7が残存しており、そのまま
の状態で、次の型締めを行なうと、金型に無理な力が働
くなどして金型を破損させる等の弊害を生じるため、成
形作業が停止される。
【0046】したがって、この金型監視装置では、得ら
れる撮像画像データの精度が良好であり、予め設定され
ている基準画像データと比較して、両者の一致度を判定
する際、誤った判断をして誤動作を発生させる虞がな
い。
【0047】また、この第1実施例では、前記信号処理
/判定回路111で、ディジタル撮像画像データの撮像
画像メモリ14への収納或は、読み出しを行えるように
している。
【0048】このため、撮像されたディジタル撮像画像
データを一旦、この撮像画像メモリ14へ収納して、前
記光学センサ15が撮像位置への可動側金型1の到達を
検出する際に、到達時点でのディジタル撮像画像データ
をこの撮像画像メモリ14から読出す様にすれば、前記
光学センサ15による検出からカメラ8による撮像まで
の時間に開きのある場合でも、可動側金型1の成形品7
保持位置を撮像画像データとすることが出来る。
【0049】また、この第1実施例の金型監視装置で
は、前記ブラケット1aと、このカメラ台車16を連結
する連結ロッド17の先端部17aとが、ボルト19…
及び図示省略のナットによって着脱可能に固定されてい
るので、可動側金型1を交換する際にも、容易に連結ロ
ッド17を外して、変更した可動側金型1に固定するこ
とが出来る。このため、汎用性が良好である。
【0050】図2は、この発明の第2実施例を示すもの
である。なお、前記第1実施例と同一乃至均等な部分に
ついては同一符号を付して説明する。
【0051】この第2実施例の金型監視装置では、前記
カメラ8,8が、前記可動側金型1に予め、固定ロッド
20,20で固定されている。このカメラ8,8は、前
記可動側金型1を挟んで略対称に固定されていて、前記
可動側金型1の成形品7保持位置を両側から撮像出来る
様に構成されている。
【0052】この第2実施例の金型監視装置では、前記
第1実施例の作用に加えて、更に、前記ガイドレール1
5等の配設が不要となり、装置全体を小型化できる。
【0053】他の構成及び作用については前記第1実施
例と略同様であるので、説明を省略する。
【0054】図3は、この発明の第3実施例を示すもの
である。なお、前記第2実施例と同一乃至均等な部分に
ついては同一符号を付して説明する。
【0055】この第3実施例の金型監視装置では、前記
カメラ8が、前記可動側金型1に予め、固定ロッド20
で固定されている。このカメラ8には、前記可動側金型
1を挟んで略対称に、前記可動側金型1の成形品7保持
部分の陰影を生成する照明部としてのライト21が、固
定ロッド22で固定されていて、前記可動側金型1の成
形品7保持位置を照明した陰影が常に一定量、この可動
側金型1に生成されて、撮像出来る様に構成されてい
る。
【0056】この第3実施例の金型監視装置では、前記
第2実施例の作用に加えて、更に、前記可動側金型1に
生成される陰影が、カメラ8側から見て一定量であるの
で、可動側金型1の型開き完了後の停止位置が、移動方
向に一定せずにバラついても、影響を受けることなく、
撮像画像データを更に安定させることが出来る。
【0057】他の構成及び作用については前記第2実施
例と略同様であるので、説明を省略する。
【0058】図4は、この発明の第4実施例を示すもの
である。なお、前記第1実施例と同一乃至均等な部分に
ついては同一符号を付して説明する。
【0059】この第4実施例の金型監視装置では、前記
カメラ8が、スライド部材27に固定されて配設されて
いる。このスライド部材27は、前記可動側金型1の移
動方向に沿って一定距離、スライド自在となるように、
固定台座23に支柱24によって支持された枠体25の
スライド溝26に配設されている。
【0060】この枠体25には、前記スライド部材27
を可動側金型1の閉じ方向に対して付勢するバネ部材2
8が配設されていると共に、この枠体25からの前記ス
ライド部材27の脱落を防止するためのストッパ29が
設けられている。
【0061】また、前記可動側金型1には、このスライ
ド部材27に当接することにより、前記バネ部材28の
付勢力に抗してこのスライド部材27を移動させる押圧
部材30が設けられている。
【0062】この第4実施例の金型監視装置では、前記
第1実施例の作用に加えて、更に、前記可動側金型1
が、撮像位置近傍まで近づくと、前記押圧部材30が前
記スライド部材27を押圧して、この可動側金型1の移
動に伴って、前記カメラ8を移動して、成形品7保持部
分とカメラ8との相対位置を常に同一とするので、可動
側金型1の型開き完了後の停止位置が、移動方向に一定
せずにバラついても、影響を受けることなく、同一方向
から同一位置を撮像出来る。
【0063】また、装置全体を小型化できるので、製造
コストが削減できると共に、設置も容易である。
【0064】他の構成及び作用については前記第1実施
例と略同様であるので、説明を省略する。
【0065】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限らず、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても
この発明に含まれる。
【0066】例えば、前記実施例では、第1及び第2の
基準画像データを用いているが、特にこれに限らず、何
れか一方のみの基準画像データを用いて判定を行なうよ
うにしてもよい。
【0067】更に、前記実施例では、成形後の金型内に
おける成形品の有無又は成形不良を監視する様にしてい
るが、何れか一方のみの監視を行なうようにしてもよ
い。
【0068】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、撮像手段が、可動側金型の成形品保持部分を撮像
すると共に、該可動側金型の移動に伴って移動して相対
位置を常に同一とするので、可動側金型の型開き完了後
の停止位置が、移動方向に一定せずにバラついても、影
響を受けることなく、同一方向から同一位置を撮像出来
る。
【0069】このため、得られる撮像画像データの精度
が良好であり、予め設定されている基準画像データと比
較して、両者の一致度を判定する際、誤った判断をして
誤動作を発生させる虞がない、という実用上有益な効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の金型監視装置を示し、
要部の構成を説明する配置図である。
【図2】この発明の第2実施例の金型監視装置を示し、
要部の構成を説明する配置図である。
【図3】この発明の第3実施例の金型監視装置を示し、
要部の構成を説明する配置図である。
【図4】この発明の第4実施例の金型監視装置を示し、
要部の構成を説明する配置図である。
【図5】従来の金型監視装置の構成を説明する配置図で
ある。
【符号の説明】 1 可動側金型 7 成形品 8 テレビカメラ(撮像手段) 11 制御回路 15 ガイドレール(ガイド手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形後の金型内における成形品の有無又は
    成形不良を監視する金型監視装置において、 可動側金型の成形品保持部分を撮像すると共に、該可動
    側金型の移動に伴って移動して相対位置を常に同一とす
    る撮像手段を設けたことを特徴とする金型監視装置。
  2. 【請求項2】前記撮像手段は、可動側金型の移動方向に
    沿って延設されるガイド手段にガイドされて、該可動側
    金型の移動に伴って移動することを特徴とする請求項1
    記載の金型監視装置。
  3. 【請求項3】前記撮像手段は、可動側金型に予め固定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の金型監視装
    置。
  4. 【請求項4】前記撮像手段は、前記可動側金型の成形品
    保持部分の陰影を生成する照明部を有することを特徴と
    する各請求項1〜3記載の金型監視装置。
JP27732494A 1994-11-11 1994-11-11 金型監視装置 Pending JPH08136461A (ja)

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