JPH0813645A - 建物ユニットの梁耐火施工方法およびその耐火構造 - Google Patents
建物ユニットの梁耐火施工方法およびその耐火構造Info
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Abstract
ネル製作の作業効率の向上が図れるようになる建物ユニ
ットの梁耐火方法およびその梁耐火構造を提供する。 【構成】 建物ユニット2の天井梁5に複数の当部材1
5を接合し、この当部材15にブラケット16を取り付
ける。ブラケット16に通し材21と小梁22とで形成
されたスケルトンパネル20を取り付け、天井梁5とス
ケルトンパネル20との間に隙間25を形成する。そし
て、スケルトンパネル20を取り付けた後で、隙間25
内に、複数の一体化した軟質耐火材30と支持プレート
33とが挿入され、軟質耐火材30は天井梁5に結合さ
れるようになっている。
Description
施工方法およびその耐火構造に係り、例えばユニット式
建物を構成する建物ユニットに軟質耐火材を取り付ける
際に利用できる。
れた複数の建物ユニットを建設現場で組合わせて建てら
れており、この建物ユニットの骨組みは、天井パネル、
床パネル、およびこれらのパネルの両側に配置される2
つの妻パネルを総組みし、この後、建物ユニットの骨組
みに内壁や外壁等を取り付けることによって建物ユニッ
トは形成されている。そして、天井パネルは平行な2本
の長辺の天井梁に小梁を架けわたし、床パネルは平行な
2本の長辺の床梁に根太を架けわたしてそれぞれ形成さ
れ、各妻パネルは、2本の柱とこの柱の上下端間同士を
結合する各2本の短辺の天井梁および床梁とでそれぞれ
構成されている。このようなユニット式建物で例えば集
合住宅を建てるとき、この集合住宅には法律上耐火性が
要求される。このため、ユニット式建物の構成要素であ
る建物ユニットの柱や梁の骨組み材を耐火部材で被覆し
ている。そして、この耐火部材として、変形、作業の容
易性等の理由で軟質耐火材を使用することがある。この
軟質耐火材で天井パネルの天井梁を被覆する場合、従来
は、天井パネルの製作工程時にそれぞれの天井梁を軟質
耐火材で被覆し、この後、パネル枠と小梁とで形成され
たスケルトンパネルを天井梁に取り付けてあるブラケッ
トに固定させていた。
パネルを天井梁に取り付けるブラケットは、天井梁の長
手方向に所定間隔で複数配置されている。このような天
井梁に軟質耐火材を被覆する場合、そのままではブラケ
ットが邪魔となるため、軟質耐火材はブラケット間の長
さ寸法に対応させて形成されている。一方では、軟質耐
火材を天井梁に取り付ける際、天井パネルの製作工程時
に複数の固定ピンで止めなければならない。このため、
軟質耐火材を天井梁に取り付ける作業が煩雑となる結
果、時間がかかり、天井パネル製作の作業効率が低下す
るという問題があった。
容易に行え、天井パネル製作の作業効率の向上が図れる
ようになる建物ユニットの梁耐火施工方法およびその梁
耐火構造を提供することにある。
トの梁耐火施工方法は、ユニット式建物を構成する建物
ユニットの天井梁に天井スケルトンパネルを取り付けた
後、天井梁と天井スケルトンパネルとの間の隙間に軟質
耐火材を挿入し、この軟質耐火材を天井梁に結合するこ
とを特徴とするものである。
て、軟質耐火材は、形状保持部材によって形状が直線状
に保持されて隙間に挿入されてもよく、この場合、形状
保持部材は、軟質耐火材の外面に取り付けられた細長部
材、軟質耐火材の内部を貫通する棒状部材、軟質耐火材
の表面を囲っている金網、軟質耐火材の表面を囲ってい
る金網のうち水平方向に連続し、かつ、他の範囲の金網
よりも針金の直径を太くした金網のいずれかで形成され
たものであることが好ましい。
は、ユニット式建物を構成する建物ユニットの天井梁と
この天井梁に取り付けられた天井スケルトンパネルとの
間の隙間に挿入された軟質耐火材を天井梁に結合した建
物ユニットの梁耐火構造であって、軟質耐火材は形状保
持部材で形状が直線状に保持されるとともに、この形状
保持部材の長さ寸法は、天井スケルトンパネルを天井梁
に取り付けるために設けられたブラケットの間隔と対応
していることを特徴とするものである。
施工方法では、軟質耐火材は、天井梁に天井スケルトン
パネルを取り付けた後、これらの間の隙間内に挿入され
て天井梁に結合されるので、軟質耐火材の被覆作業が容
易に行え、これにより、天井パネル製作の作業効率の向
上が図れるようになる。
材、金網等の形状保持部材によって形状が直線状に保持
されている場合には、天井梁と天井スケルトンパネルと
の間の隙間への挿入が容易となり、これにより、天井パ
ネル製作の作業効率の向上が図れるようになる。
は、軟質耐火材を保持する形状保持部材の長さ寸法がブ
ラケットの間隔と対応しているため、部材の兼用化が可
能となり、同種類の形状保持部材を複数準備すればよ
く、製作が容易である。
する。図1〜4には第1実施例が示されている。図1に
おいて、ユニット式建物1を構成する下階建物ユニット
2および上階建物ユニット3は、それぞれ四隅に立設さ
れる4本の柱4と、これらの柱4の上端間および下端間
同士を結合する各4本の天井梁5、床梁6とからなる骨
組み7を備えている。そして、各建物ユニット2,3
は、このような骨組み7に外壁材8、内壁材、天井面材
23、床面材等を取り付けることによって形成される。
ここで、上記長辺の2本の天井梁5と後で述べるスケル
トンパネル20とを含んで天井パネル26が、長辺の2
本の床梁6と図示しない根太とを含んで床パネルがそれ
ぞれ形成され、さらに、2本の柱4と短辺の天井梁5お
よび床梁6とで妻パネルが形成され、これらが総組みさ
れて前記骨組み7が形成されるようになっている。
この天井梁5の開口部側には、その長手方向に所定間隔
をおいて複数の当部材15が接合されている。この当部
材15は断面コ字形となっており、垂直部の上部には、
幅方向に2つのボルト孔15Aが明けられ、その裏側に
はナット17が溶接により固着されている。このような
当部材15にはブラケット16が取り付けられている。
このブラケット16は、図1,3に示すように、当部材
15に取り付けられる鉛直部16Aと、この鉛直部16
Aの上端部に形成された上側水平部16Bと、この上側
水平部16Bの端部に下方に突出して形成された上側突
出部16Cと、鉛直部16Aの下端部に上記上側水平部
16Bと平行に形成された下側水平部16Dと、この下
側水平部16Dの幅方向および突出方向の中央部から一
部が上方に突出した下側突出部16Eとを有し、断面ほ
ぼC字状に形成されている。ここで、下側突出部16E
と上側突出部16Cとは、上下方向の同一延長線上に位
置しており、これら16E,16Cの表面には、次に述
べるスケルトンパネル20が取り付けられるようになっ
ている。
20は、長辺の天井梁5と平行な通し材21と、この通
し材21と直行して通し材21に取り付けられた小梁2
2とで形成され、このスケルトンパネル20の下面には
前記天井面材23が取り付けられるようになっている。
このようなスケルトンパネル20は、通し材21を釘1
8でブラケット16の上側突出部16Cおよび下側突出
部16Eに打ち付けることによって取り付けられてい
る。このとき、天井梁5とスケルトンパネル20との間
には、図4にも示すように細長い隙間25が形成されて
いる。
階建物ユニット2の天井梁5は、フレックスガード(商
品名;ニチアス株式会社製)等の軟質耐火材30で被覆
されている。すなわち、この軟質耐火材30は天井梁5
を覆うとともに上端部31は、上階建物ユニット3の床
部に配置されたALC(高温高圧蒸気養生された軽量気
泡コンクリート)等からなる耐火床材9の下面に押し付
けられ、かつ、この耐火床材9に取り付けピン10で取
り付けられるようになっている。また、軟質耐火材30
の下端部32は、天井梁5の下面から外壁材8の裏面ま
で延びるとともに、この外壁材8の裏面に取り付けピン
10で取り付けられるようになっている。なお、上階建
物ユニット3の床梁6は、耐火床材9の上面から当部材
15の側面および床梁6の上面を覆う硬質の耐火材11
によって被覆されている。また、上下階建物ユニット
3,2の各外壁材8,8の間の隙間には、バックアップ
材12およびコーキング材13が埋め込まれ、これによ
って、上下階建物ユニット3,2の床梁6,天井梁5等
は耐火構造となっている。
火材30を直線状に保持する形状保持部材としての細長
部材、すなわち支持プレート33との一組が示されてい
る。両者30,33の長さ寸法はほぼ同一となっている
が、両者30,33は、長さ方向の位置がずれた状態で
複数本の固定ピン34によって結合される。すなわち、
支持プレート33の一端部35は軟質耐火材30の一端
面37から所定寸法突出し、他端部36は他端面38か
ら所定寸法後退している。このような支持プレート33
は、例えば平綱等で前記ブラケット16の幅方向の中心
間とほぼ等しい長さ寸法に形成されるとともに、その両
端にはボルト孔33Aが明けられている。このボルト孔
33Aは、当部材15のボルト孔15Aと対向してお
り、図1,3に示すように、支持プレート33を当部材
15に押し当てた後、ボルト19をボルト孔33Aから
差し込みナット17に螺合させるようになっている。
囲われており、他端面38側には、上下方向に平行な2
条の切れ目30Aが形成され、切れ目30Aの上部は上
被せ部40、切れ目30A間は挿入部41、切れ目30
Aの下部は下被せ部42となっている。そして、挿入部
41の上下寸法は、前記ブラケット16の高さ寸法とほ
ぼ同一、水平方向の寸法は、ブラケット16の幅寸法と
ほぼ同一となっている。従って、軟質耐火材30の挿入
部41を、ブラケット16の内部に挿入できるようにな
っている。
軟質耐火材30とは複数揃えられ、天井パネル26の製
作時に、それぞれが図3,4に示すように、天井梁5と
スケルトンパネル20との隙間25内、かつ、各ブラケ
ット16間に挿入されて取り付けられる。すなわち、支
持プレート33と軟質耐火材30とを天井梁5とスケル
トンパネル20との隙間25内に挿入したとき、支持プ
レート33の一端部35および他端部36がブラケット
16の上側水平部16Bの上部に載せられるとともに、
支持プレート33のボルト孔33Aが当部材15のボル
ト孔15Aと対向し、ボルト19とナット17との螺合
によって固定される。このとき、軟質耐火材30の一端
面37はブラケット16の幅方向の側面と密着してい
る。
軟質耐火材30は、支持プレート33の他端部36がブ
ラケット16の上側水平部16Bの上部に載せられたと
き、挿入部41がブラケット16の内部に挿入され、上
被せ部40はブラケット16の上部を跨いだ後、上被せ
部40の他端面38と先に設けられた軟質耐火材30の
一端面37とが密着し、下被せ部42はブラケット16
の下部を跨いだ後、上被せ部40の他端面38と先に設
けられた軟質耐火材30の一端面37とが密着するよう
になっている。この隣合う軟質耐火材30同士は、それ
らの表面を囲っている金網39を結束具43で結束する
ことにより、結合される。
け方法を説明する。下階建物ユニット2の天井パネル2
6の製作工程において、天井パネル26の天井梁5に当
部材15とブラケット16とを取り付けておき、このブ
ラケット16に、通し材21を釘18で打ち付けること
により天井スケルトンパネル20を取り付ける。この
後、一組の支持プレート33と軟質耐火材30とを、天
井梁5と天井スケルトンパネル20との間の隙間25
内、かつ、所定間隔のブラケット16間に挿入し、支持
プレート33の一端部35および他端部36をブラケッ
ト16の上側水平部16Bの上部に載せるとともに、一
端部35および他端部36のボルト孔33Aからボルト
19を差し込み、このボルト19と当部材15の裏側の
ナット17とを螺合させる。このとき、支持プレート3
3の他端部36側の軟質耐火材30は、挿入部41をブ
ラケット16の内部に挿入し、下被せ部42をブラケッ
ト16の下部を跨がせ、上被せ部40をスケルトンパネ
ル20側にめくっておいて上記と同様にボルト19をナ
ット17に螺合させて取り付けた後、上被せ部40を元
に戻す。
30と支持プレート33とを上記と同様に隙間25内に
挿入する。この後、挿入部41をブラケット16の内部
に挿入し、先に挿入した軟質耐火材30の対向する挿入
部41に密着させ、上被せ部40の他端面38を先に挿
入した軟質耐火材30の対向する一端面37に密着さ
せ、下被せ部42を先に挿入した軟質耐火材30の対向
する一端面37に密着させるとともに、各軟質耐火材3
0の表面の金網39を結束具43で結束し、水平方向に
隣合う軟質耐火材30,30の横方向を結合する。
ネルを総組みし、天井パネル26における天井梁5を被
覆した軟質耐火材30の下端部32で、当部材15と天
井梁5との下面を覆うとともに、この下端部32を外壁
材8の裏面に接続させ取り付けピン10で取り付ける。
軟質耐火材30の上端部31は、上階建物ユニット3が
下階建物ユニット2の上に配置されたとき、上階建物ユ
ニット3の耐火床材9の下面に押し当て、取り付けピン
10で取り付ける。そして、上下の建物ユニット3,2
の各外壁材8,8の隙間に、バックアップ材12および
コーキング材13を詰め込む。
効果がある。すなわち、一体化された軟質耐火材30
と支持プレート33とは、天井パネル26の製作後、天
井梁5と天井スケルトンパネル20の間の隙間25内に
挿入すればよいため、軟質耐火材30の被覆が容易とな
り、これにより、天井製作工程の作業効率が向上する。
また、軟質耐火材30は支持プレート33で支持され
て直線が維持されるため、天井梁5と天井スケルトンパ
ネル20との間の細長い隙間25内に挿入させやすく、
軟質耐火材30の取り付けが容易となる。さらに、複
数の一体化された軟質耐火材30と支持プレート33と
は、同一仕様となっているので、部材の兼用化を図るこ
とができ、これにより、同種類の形状保持部材を複数準
備すればよく、製作が容易である。
Aを形成することにより、上被せ部40、挿入部41、
下被せ部42が形成され、挿入部41をブラケット16
の内部に挿入するとともに、上被せ部40と下被せ部4
2とでブラケット16を被覆できるので、天井梁5に複
数のブラケット16が設けられていても、このブラケッ
ト16と共に天井梁5を確実に被覆できる。
る。前記実施例では、軟質耐火材30の形状を直線状に
保持する形状保持部材として、細長部材である支持プレ
ート33を使用していたが、この実施例では、形状保持
部材として棒状部材、すなわち軟質耐火材30’の形状
を直線状に保持する針金53を使用し、この針金53を
軟質耐火材30’の内部に通したものである。この針金
53の両側の端部53Aは下方に折り曲げられており、
軟質耐火材30’を取り付ける場合には、図示しないが
前記ブラケット16の上側水平部16Bに孔を明け、こ
の孔に端部53Aを差し込んで取り付ければよい。な
お、針金53の長さ寸法は、前記支持プレート33とほ
ぼ同一となっている。
30’と針金53とが一体化されているので、前記の
天井製作工程の作業効率が向上する、の軟質耐火材3
0の取り付けが容易となる、の部材の兼用化を図るこ
とができる、のブラケット16と共に天井梁5を確実
に被覆できる、と同様の効果がある他、軟質耐火材30
に針金53を通すだけで両者の結合ができるので、前記
実施例で支持プレート33に固定ピン34で軟質耐火材
30を取り付けなければならないのと比較して、手間が
少なくてすむという効果がある。
る。この実施例では、軟質耐火材30''を直線状に保持
する形状保持部材として、軟質耐火材30''の表面を囲
っている金網39のうち、水平方向に連続させ、かつ、
他の範囲の金網39よりも金網を形成する針金の直径を
太くした所定範囲の金網63としたものである。すなわ
ち、軟質耐火材30''において前記第1実施例の支持プ
レート33の取り付け位置に相当する位置より上部の金
網63を、軟質耐火材30''の形状を直線状に保持する
だけの強さとなるように形成したものである。そして、
このような軟質耐火材30''は、前記固定ピン34で天
井梁5に取り付けられるようになっている。このような
実施例においても、前記〜と同様の作用効果があ
る。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
第1実施例では、形状保持部材として平綱からなる支持
プレート33を使用したが、これに限らず、パイプ状部
材、丸棒、角棒等の細長部材を使用してもよい。本発明
の形状保持部材は、要するに、軟質耐火材30の形状を
直線状に保持するものであればよい。また、前記第1実
施例では、軟質耐火材30と支持プレート33との結合
は、固定ピン34で行っていたが、これに限らず、例え
ば接着剤で両者30,33を結合してもよい。
として棒状部材の針金53を使用し、この針金53を軟
質耐火材30の内部に通したが、棒状部材としてはこれ
に限らず、例えばパイプ状部材、丸棒、角棒等の棒状部
材を使用してもよい。
材として、軟質耐火材30の表面を囲っている金網39
のうち、水平方向に連続し、かつ、他の範囲の金網39
よりも針金の直径を太くした金網63としたが、これに
限らず、例えば軟質耐火材30の表面を囲っている金網
全部を、軟質耐火材30の形状を直線状に保持できる強
さとなるようにしてもよい。
ニットの梁耐火施工方法によれば、軟質耐火材は、天井
梁に天井スケルトンパネルを取り付けた後、これらの間
の隙間内に挿入されて天井梁に結合されるので、軟質耐
火材の被覆作業が容易に行え、これにより、天井パネル
製作の作業効率の向上が図れるようになる。また、軟質
耐火材が、細長部材、棒状部材、金網等の形状保持部材
によって形状が直線状に保持されているので、天井梁と
天井スケルトンパネルとの間の隙間への挿入が容易とな
り、これにより、天井パネル製作の作業効率の向上が図
れるようになる。
造では、軟質耐火材を保持する形状保持部材の長さ寸法
がブラケットの間隔と対応しているため、部材の兼用化
が可能となり、同種類の形状保持部材を複数準備すれば
よく、製作が容易である。
る。
する前の状態を示す斜視図である。
視図である。
面図である。
合状態を示す斜視図である。
す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ユニット式建物を構成する建物ユニット
の天井梁に天井スケルトンパネルを取り付けた後、前記
天井梁と前記天井スケルトンパネルとの間の隙間に軟質
耐火材を挿入し、この軟質耐火材を前記天井梁に結合す
ることを特徴とする建物ユニットの梁耐火施工方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の建物ユニットの梁耐火
施工方法において、前記軟質耐火材は、形状保持部材で
形状が直線状に保持されて前記隙間に挿入されることを
特徴とする建物ユニットの梁耐火施工方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の建物ユニットの梁耐火
施工方法において、前記形状保持部材は、前記軟質耐火
材の外面に取り付けられた細長部材であることを特徴と
する建物ユニットの梁耐火施工方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の建物ユニットの梁耐火
施工方法において、前記形状保持部材は、前記軟質耐火
材の内部を貫通する棒状部材であることを特徴とする建
物ユニットの梁耐火施工方法。 - 【請求項5】 請求項2に記載の建物ユニットの梁耐火
施工方法において、前記形状保持部材は、前記軟質耐火
材の表面を囲っている金網であることを特徴とする建物
ユニットの梁耐火施工方法。 - 【請求項6】 請求項2に記載の建物ユニットの梁耐火
施工方法において、前記形状保持部材は、前記軟質耐火
材の表面を囲っている金網のうち水平方向に連続し、か
つ、他の範囲の金網よりも針金の直径を太くした金網に
よって形成されたものであることを特徴とする建物ユニ
ットの梁耐火施工方法。 - 【請求項7】 ユニット式建物を構成する建物ユニット
の天井梁とこの天井梁に取り付けられた天井スケルトン
パネルとの間の隙間に挿入された軟質耐火材を前記天井
梁に結合する建物ユニットの梁耐火構造であって、前記
軟質耐火材は形状保持部材で形状が直線状に保持される
とともに、この形状保持部材の長さ寸法は、前記天井ス
ケルトンパネルを前記天井梁に取り付けるために設けら
れたブラケットの間隔と対応していることを特徴とする
建物ユニットの梁耐火構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14765694A JP3224178B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 建物ユニットの梁耐火施工方法およびその耐火構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0813645A true JPH0813645A (ja) | 1996-01-16 |
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