JPH08135699A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH08135699A
JPH08135699A JP6279620A JP27962094A JPH08135699A JP H08135699 A JPH08135699 A JP H08135699A JP 6279620 A JP6279620 A JP 6279620A JP 27962094 A JP27962094 A JP 27962094A JP H08135699 A JPH08135699 A JP H08135699A
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JP
Japan
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back plate
pad
shim
shims
mounting
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Pending
Application number
JP6279620A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakajima
昌彦 中嶋
Naochika Mitsuoka
直躬 三岡
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Hosei Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Hosei Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッド裏板に取り付けられるシムの両端部を
折り曲げてマウンティングとの間のがたつきを防止する
ようにしたディスクブレーキにおいて、シムの折曲部を
含む全体の幅寸法を常に高い精度で保持できるようにす
る。 【構成】 パッド36の裏板40の裏面に取り付けられ
るシムを一対の半割れシム42,44にて構成するとと
もに、それ等の半割れシム42,44に設けられた略コ
の字形状の折曲部58,60を裏板40の端部に密着さ
せた状態で、その一対の半割れシム42,44の間に所
定の隙間dが形成されるようにし、半割れシム42,4
4や裏板40の寸法誤差に拘らず幅寸法Aが略一定に保
持されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクブレーキに係
り、特に、パッドの裏板に取り付けられるシムの両端部
が裏板の両端部から表側へ折り曲げられ、その折曲部に
よってマウンティングとの間のがたつきを防止するよう
にしたパッド保持構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両などに広く用いられているディスク
ブレーキは、ディスクロータに押圧されるパッドと、車
体などに位置固定に配設されるとともに、前記パッドを
ディスクロータの周方向の移動不能で且つそのディスク
ロータの軸心と平行な方向の移動可能に収容するパッド
収容切欠が形成されたマウンティングとを備えており、
前記パッドがディスクロータに押圧されることによって
生じる制動トルクは、そのパッドの側端部から前記マウ
ンティングに伝達されるようになっている。上記パッド
は、ディスクロータに押圧される摩擦材と、その摩擦材
の裏側に固設された裏板とを備えて構成され、その裏板
の裏面にはシムが取り付けられるのが普通であるが、デ
ィスクロータの周方向における寸法、すなわち幅寸法が
最も大きい裏板と前記パッド収容切欠との間に大きな隙
間があると、制動時にパッドが動いてマウンティングに
当接する際に打撃音(カッチン音)を発生する。
【0003】上記打撃音の対策としては、パッド収容切
欠に取り付けられてパッドを支持するパッドサポートの
裏面、すなわちマウンティング側の面にスペーサ部材を
貼り付け、ディスクロータの周方向におけるパッドのが
たつきを防止するようにしているのが一般的である。図
7はその一例で、マウンティング100の係合凹所10
2にはパッド104を支持するパッドサポート106が
取り付けられているが、そのパッドサポート106の裏
面にはスペーサ部材108が固着され、パッド104と
パッドサポート106との間におけるディスクロータ周
方向(図の左右方向)のがたつきを防止している。この
ようにパッド104のがたつきが防止されることによっ
て前記打撃音の発生が改善されるが、スペーサ部材10
8を設けてもパッドサポート106とパッド104との
間に僅かな隙間が生じることは避けられないため、スペ
ーサ部材108としては一般にゴムコーティング材が用
いられ、制動時の衝撃や振動を吸収するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにパッドサポートの裏側にスペーサ部材を固着する場
合、部品点数が増えるとともにスペーサ部材をパッドサ
ポートに固着する固着工程等が必要となるため、製造コ
ストが高くなる。また、パッドサポートとマウンティン
グとの間で衝撃や振動を吸収することになるため、必ず
しも十分な衝撃,振動吸収性能が得られなかった。
【0005】これに対し、パッド裏板の裏面に取り付け
られるシムの両端部を裏板の両端部から表側、すなわち
摩擦材側へコの字形状に折り曲げ、その折曲部によって
マウンティングとの間のがたつきを防止することによ
り、前記打撃音の発生を抑制することが考えられる。す
なわち、パッド裏面に設けられるシムを利用して打撃音
の発生を抑制するのであり、部品点数が変わらないため
安価に構成されるとともに、パッドの裏板に直接接触す
るシムによって衝撃や振動を吸収することになるため、
衝撃,振動の吸収性能が向上する。図8はその一例で、
パッド110の裏板112の裏面にはシム114が接着
剤などで固着されているが、そのシム114の両端部に
は裏板112の両端部から表側へコの字形状に回曲させ
られた折曲部116が設けられ、その折曲部116によ
って図の左右方向であるディスクロータ周方向における
マウンティング118との間のがたつきが防止される。
このシム114も前記スペーサ部材108と同様にゴム
コーティング材などで構成することが望ましい。
【0006】ところが、上記シムは一般にパッド裏板に
接着剤などで固着されるようになっていたため、そのよ
うにパッドに固着した状態で両端部を裏板の両端部から
表側へ折り曲げることになり、加工が面倒であるととも
に、折曲部の寸法精度が十分に得られなくて組付性が悪
くなったりブレーキ性能を阻害したりすることがある。
すなわち、前記シム114の折曲位置が例えば図9に示
すように裏板112の端部からずれることがあるのであ
り、このように折曲位置がずれるとシム114の幅寸法
が大きくなり、マウンティング118の凹所内へパッド
110を挿入できなくなったり、仮に挿入できてもマウ
ンティング118との間の摺動抵抗でパッド110の移
動が阻害され、ブレーキの引きずりが生じたりする。ま
た、折曲位置のばらつきを考慮してマウンティングとの
間の隙間を大きくすると、前記打撃音の防止対策として
十分な効果が得られなくなる。
【0007】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、パッド裏板に取り付
けられるシムの両端部を折り曲げてマウンティングとの
間のがたつきを防止するようにしたディスクブレーキに
おいて、シムの折曲部を含む全体の幅寸法を常に高い精
度で保持できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、(a)ディスクロータに押圧される摩
擦材の裏側に裏板が固設されたパッドと、(b)その裏
板の裏面に取り付けられるとともに前記ディスクロータ
の周方向における両端部がその裏板の両端部から表側へ
折り曲げられ、その折曲部によってマウンティングとの
間のがたつきを防止するシムとを備えたディスクブレー
キにおいて、(c)前記シムを前記ディスクロータの周
方向における中間位置で2分割するとともに、その分割
された一対の半割れシムの前記折曲部がそれぞれ前記裏
板の端部に密着させられた状態で、その一対の半割れシ
ムの間に所定の隙間が形成されるようにその半割れシム
の寸法を設定したことを特徴とする。
【0009】
【作用】このようなディスクブレーキにおいては、ディ
スクロータの周方向における中間位置で2分割された一
対の半割れシムを、それぞれ折曲部が裏板の端部に密着
するようにその裏板に配設した状態で、その一対の半割
れシムの間に所定の隙間が形成されるようになっている
ため、それ等一対の半割れシムや裏板の寸法誤差などに
拘らず、一対の半割れシムを常に確実に折曲部が裏板の
端部に密着する状態でその裏板に配設することが可能と
なる。上記所定の隙間は、少なくともパッドの幅方向す
なわちディスクロータの周方向において設けられれば良
い。これにより、パッドに取り付けられた一対の半割れ
シムの折曲部を含む全体の幅寸法を高い精度で保持でき
るようになり、マウンティングに対する組付性やブレー
キ性能を阻害することなく、マウンティングとの間の隙
間を十分に小さくして打撃音の発生を防止できる。ま
た、半割れシムの折曲部は、裏板に取り付ける前に予め
曲げ加工しておくことができるため、裏板に固着した状
態で曲げ加工する場合に比較して容易に且つ高い精度で
曲げ加工できる利点がある。
【0010】ここで、上記一対の半割れシムは、折曲部
が裏板の端部に密着する状態でその裏板に接着剤などで
固着するようにしても良いが、裏板の上下両端部に係止
する係止爪を設けて、その係止爪を介して裏板に前記デ
ィクロータの周方向の相対移動可能に取り付けられるよ
うにすることが望ましい。すなわち、制動時にはパッド
がディスクロータの周方向へ微小振動して鳴きを生じる
ことがあるが、半割れシムと裏板との間で相対移動が許
容されると、その振動の伝達が防止されるとともに、両
者の間の摩擦で振動が効果的に減衰させられるのであ
る。
【0011】また、一対の半割れシムとしては、前記打
撃音や鳴きの発生をより効果的に防止する上で、ゴムコ
ーティング材やSUS III,アナトロールなどの制振鋼
板等、制振性能に優れた制振材料を用いることが望まし
い。
【0012】
【発明の効果】このように、本発明のディスクブレーキ
によれば、パッドに取り付けられた一対の半割れシムの
折曲部を含む全体の幅寸法を高い精度で保持できるた
め、マウンティングに対する組付性やブレーキ性能を阻
害することなく、マウンティングとの間の隙間を十分に
小さくして打撃音の発生を防止できる。また、半割れシ
ムの折曲部は、裏板に取り付ける前に予め曲げ加工して
おくことができるため、裏板に固着した状態で曲げ加工
する場合に比較して容易に且つ高い精度で曲げ加工でき
る利点がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1および図2は車両のディスクブレー
キの要部を説明する図で、10はディスクロータ、12
はキャリパ、14はマウンティングであり、ディスクロ
ータ10は車輪と一体的に回転させられるようになって
いる。キャリパ12は、シリンダ部16と、そのシリン
ダ部16からディスクロータ10の外周側を跨ぐように
一体に延び出した連結部17と、ディスクロータ10を
間にしてシリンダ部16と反対側に位置するように連結
部17に一体に設けられた爪部18とを備えており、シ
リンダ部16内にはピストン20が爪部18側への突出
し可能に嵌合されている。マウンティング14は、車体
などの図示しない非回転部材にボルト等により固定され
た略U字状の第1トルク受け部24と、ディスクロータ
10を間にして第1トルク受け部24と反対側に位置す
る略U字状の第2トルク受け部26と、それら第1トル
ク受け部24および第2トルク受け部26の両端部を互
いに連結し且つディスクロータ10の外周側に位置する
一対の連結部28とを一体に備えて構成されているとと
もに、U字状の第1トルク受け部24および第2トルク
受け部26の内側はパッド収容切欠30,32とされ、
それぞれパッド34,36が配設されている。なお、キ
ャリパ12は、第1トルク受け部24に突設された図示
しない一対のスライドピンによりディスクロータ10の
軸心と平行な方向、すなわち図1の左右方向の移動可能
に支持されている。また、図2は図1におけるII−II断
面図である。
【0014】上記パッド34,36は、ピストン20と
爪部18との間にディスクロータ10を挟んで相対向し
て配設されており、マウンティング14のパッド収容切
欠30,32内にディスクロータ10の周方向において
所定の隙間を有する状態で、ディスクロータ10の軸心
と平行な方向の移動可能に収容されている。そして、制
動時にピストン20が油圧によって押し出されると、一
方のパッド34がディスクロータ10の一方の側面に押
圧されるとともに、その反作用でキャリパ12が図1の
左方向へ移動させられることにより、爪部18によって
他方のパッド36がディスクロータ10の他方の側面に
押圧される。パッド34,36は略同じ構成で、図3の
断面図からも明らかなように、ディスクロータ10に押
圧されて制動力を発生する摩擦材38と、その摩擦材3
8の裏側に固設された金属製の裏板40とを備えてお
り、その裏板40の裏面には一対の半割れシム42,4
4が取り付けられている。裏板40の両端部、すなわち
ディスクロータ10の周方向の端部にはそれぞれ突起4
6,48が設けられ、それ等の突起46,48が前記パ
ッド収容切欠30,32に形成された係合凹所50,5
2に、パッドサポート54,56を介して係合させられ
るようになっており、パッド34,36がディスクロー
タ10に押圧されることによって生じる制動トルクは、
裏板40の両端部の突起46,48からマウンティング
14に伝達される。パッドサポート54,56は、マウ
ンティング14と裏板40とが直接接触して錆びつくこ
とを防止するためのもので、予め係合凹所50,52に
装着されるようになっている。
【0015】上記半割れシム42,44は略左右対称の
形状を成しており、それぞれ前記突起46,48を回曲
して摩擦材38側へコの字形状に折り曲げられた折曲部
58,60と、裏板40の上下両端部、すなわちディス
クロータ10の径方向における外周側および内周側の端
面に係止させられる一対の係止爪62,64とを備えて
おり、それ等の折曲部58,60、および係止爪62,
64により裏板40の幅方向すなわちディスクロータ1
0の周方向の相対移動可能に裏板40に着脱可能に取り
付けられている。図4は、一方の半割れシム42の斜視
図である。また、かかる半割れシム42,44は、上記
折曲部58,60がそれぞれ裏板40の端部側面、すな
わち突起46,48の先端面に密着させられた状態で、
両者間に所定の隙間dが形成されるように、左右方向す
なわちディスクロータ10の周方向における寸法が設定
されている。これにより、両半割れシム42,44は、
それ自体の寸法誤差や裏板40の寸法誤差に拘らず常に
裏板40の両端部に密着するように取り付けられ、パッ
ド34,36に取り付けられた状態の全体の幅寸法Aが
常に略一定の寸法に保持されるとともに、マウンティン
グ14のパッド収容切欠30,32内、更にはパッドサ
ポート54,56が装着された係合凹所50,52間
に、僅かな隙間を有する状態で確実に挿入できる。これ
等の半割れシム42,44は、金属板の両面にゴムをコ
ーティングしたゴムコーティング材にて構成されてい
る。
【0016】このように、本実施例のディスクブレーキ
は、パッド34,36に取り付けられた半割れシム4
2,44の幅寸法Aが略一定に保持されるため、マウン
ティング14に対して容易且つ確実に組み付けることが
できるとともに、マウンティング14との摺接でパッド
34,36の移動が阻害されてブレーキ引きずり等の不
都合を生じることがない。また、幅寸法Aを略一定に保
持できることから、ディスクロータ10の周方向におけ
るマウンティング14との間の隙間、この実施例ではマ
ウンティング14に装着されるパッドサポート54,5
6との間の隙間を十分に小さくすることが可能で、制動
時にパッド34,36がマウンティング14に衝突する
際の打撃音を大幅に低減できる。また、半割れシム4
2,44の折曲部58,60は、裏板40に取り付ける
前に予め曲げ加工されるため、裏板40に固着した状態
で曲げ加工する場合に比較して容易に且つ高い精度で曲
げ加工できる利点がある。
【0017】また、本実施例では、上記半割れシム4
2,44がパッド34,36に対してディスクロータ1
0の周方向の相対移動可能に取り付けられているため、
制動時にパッド34,36がディスクロータ10の周方
向へ微小振動しても、裏板40と半割れシム42,44
との間で振動の伝達が防止されるとともに、両者の間の
摩擦で振動が効果的に減衰させられ、微小振動に起因す
る鳴きの発生が抑制される。
【0018】また、本実施例では半割れシム42,44
として制振性能に優れたゴムコーティング材が用いられ
ているため、前記打撃音や鳴きの発生をより効果的に防
止することができる。
【0019】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0020】例えば、前記実施例では半割れシム42,
44が略90°ずつ2回折り曲げられてコの字形状の折
曲部58,60が形成されていたが、図5に示されてい
る折曲部68のように、2箇所の折曲位置にそれぞれ膨
らみを設けるようにしても良い。その場合には、裏板4
0の板厚の誤差等に拘らず折曲部68を確実に裏板40
の側端部に密着させて取り付けることができる。
【0021】また、前記実施例では一対の半割れシム4
2,44が略左右対称の形状を成していたが、例えば図
6に示すように一方の半割れシム70に凹部74を形成
するとともに他方の半割れシム72に凹部74に対応す
る凸部76を設けても良いなど、一対の半割れシムの形
状は少なくともパッドの幅方向、すなわちディスクロー
タ10の周方向において両者間に所定の隙間が形成され
ることを条件として適宜変更され得る。
【0022】また、前記実施例の折曲部58,60は略
コの字形状を成していたが、略90°折り曲げただけの
L字形状の折曲部であっても差し支えない。
【0023】また、前記実施例ではパッドサポート5
4,56が用いられていたが、半割れシム42,44が
取り付けられたパッド34,36をマウンティング14
に直接装着する場合にも本発明は同様に適用され得る。
【0024】また、ディスクブレーキ自体の構成につい
ても適宜変更することが可能で、他の形式のディスクブ
レーキに用いられるパッドにも本発明は適用され得る。
【0025】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスクブレーキの要
部を示す断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1のディスクブレーキに用いられているパッ
ドの断面図である。
【図4】図3のパッドに取り付けられている半割れシム
の一方を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例の折曲部を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の更に別の実施例の要部を示す図であ
る。
【図7】従来のパッド保持構造の一例で、マウンティン
グとの係合部を示す図である。
【図8】一体シムの両端部を折り曲げてマウンティング
との間のがたつきを防止するようにしたパッド保持構造
の一例を示す断面図である。
【図9】図8のパッド保持構造においてシムの折曲不良
が生じた場合の断面図である。
【符合の説明】
10:ディスクロータ 14:マウンティング 34,36:パッド 38:摩擦材 40:裏板 42,44,70,72:半割れシム 58,60,68:折曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータに押圧される摩擦材の裏
    側に裏板が固設されたパッドと、該裏板の裏面に取り付
    けられるとともに前記ディスクロータの周方向における
    両端部が該裏板の両端部から表側へ折り曲げられ、その
    折曲部によってマウンティングとの間のがたつきを防止
    するシムとを備えたディスクブレーキにおいて、 前記シムを前記ディスクロータの周方向における中間位
    置で2分割するとともに、その分割された一対の半割れ
    シムの前記折曲部がそれぞれ前記裏板の端部に密着させ
    られた状態で、該一対の半割れシムの間に所定の隙間が
    形成されるように該半割れシムの寸法を設定したことを
    特徴とするディスクブレーキ。
JP6279620A 1994-11-15 1994-11-15 ディスクブレーキ Pending JPH08135699A (ja)

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JP6279620A JPH08135699A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 ディスクブレーキ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013113420A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Hitachi Automotive Systems Ltd ディスクブレーキ

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