JPH0813554A - 量水器筐 - Google Patents

量水器筐

Info

Publication number
JPH0813554A
JPH0813554A JP16856994A JP16856994A JPH0813554A JP H0813554 A JPH0813554 A JP H0813554A JP 16856994 A JP16856994 A JP 16856994A JP 16856994 A JP16856994 A JP 16856994A JP H0813554 A JPH0813554 A JP H0813554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water meter
side plates
casing
housing
upper frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16856994A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukuo Nakamura
富久男 中村
Keiji Shigeno
啓司 重野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippo Valve Co Ltd
Original Assignee
Nippo Valve Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippo Valve Co Ltd filed Critical Nippo Valve Co Ltd
Priority to JP16856994A priority Critical patent/JPH0813554A/ja
Publication of JPH0813554A publication Critical patent/JPH0813554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保管に要すスペースを小さくし、輸送効率を
高め、鋳造及び塗装工程の効率化が図れる量水器筐を提
供する。 【構成】 量水器筐1の本体2を複数の側板3、4を連
結して構成し、所定の連結位置で折り畳み可能な構造と
する。組み立てた時には、その側板の上端部が、上枠5
に形成された溝(側壁17と隆起部18との間)に嵌ま
り、その形状を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道用の量水器を収納
する量水器筐あるいは量水器ボックスに関し、さらに詳
細には、筐本体を複数の側板で折り畳み可能に構成した
量水器筐に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水道用量水器を収納する量水器筐
としては、量水器をその内側に収納してそれを取り囲む
こととなる筐本体と、本体の上部開口を閉じる蓋と、本
体の下に位置してその上に量水器が載置される底板ある
いは下枠とから成るものが知られている。但し、場合に
よっては下枠を備えていない量水器筐もある。
【0003】そして、従来の量水器筐においては、その
筐本体は横断面が略長方形の短筒状の枠体として、一部
品として一体に形成されている。
【0004】そのために、その保管の為には大きなスペ
ースを必要とし、また輸送の際にも一個あたりが占める
スペースが大きく、輸送効率が悪い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであり、筐本体を折り畳み可能に構成
する一方、組み立て時においては堅固な筐本体を提供で
きるように構成し、それにより保管スペース或いは輸送
の際の所要スペースを小さくすることを目的とする。
【0006】また、筐本体を形状の簡単な複数の部材に
部品化することにより、その鋳造或いは塗装工程におけ
る作業の効率化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明に係る量水器筐においては、筐本体を複数枚の側
板を互いに連結し、所定の連結部において折り畳み可能
にして構成し、筐本体の上部に載置する上枠の下側面に
は、側板の上端部が嵌入する溝が形成されている。
【0008】一実施例においては、その側板は4枚であ
り、全ての連結部で折り畳み可能である。
【0009】さらに他の実施例においては、その4枚の
側板は、互いに隣合う側縁部に上下方向互い違いに形成
された円筒部と、該円筒部に挿入される軸により結合さ
れている。
【0010】さらに他の実施例においては、その4枚の
側板は、互いに対向して配置される一対の第1の側板
と、該一対の第1の側板の側縁部の間に、互いに対向し
て配置される、前記第1の側板より幅の短い一対の第2
の側板とで構成される。
【0011】さらに他の実施例においては、その量水器
筐はさらに、筐本体の下に位置し、その上に筐本体が載
置される下枠を備え、この下枠の上側面に側板の下端部
が嵌入する溝が形成されている。
【0012】さらに他の実施例においては、上枠体の外
側部に、別体の掛け止め部材が掛け止めされる掛け止め
部が形成されている。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の具体的実施例を
説明する。しかしながら、本発明の範囲は、以下に説明
される実施例の具体的構成に限定されるものではない。
【0014】図1は、本発明の一実施例による量水器筐
1を示す中央縦断面図であり、図2は、図1の2−2線
による縦断面図である。この量水器筐1は、筐本体2、
上枠5、下枠6及び蓋7とで構成されている。そして、
本実施例での筐本体2は、互いに対向して配置された二
組の側板3及び4からなり、一方の側板すなわち長側板
3は他方の側板即ち短側板4より幅が広くなっている。
符号8は、量水器(図示せず)に接続される水道管を通
すために短側板4に形成された配管用孔である。
【0015】図3は側板3、4の連結状態を示す部分側
面図で、本実施例では、短側板4の両側縁部に上下二つ
の筒状部10が形成され、長側板3の両側縁部の中央部
に一個の筒状部9が形成されている。そして図示のよう
にそれらの筒状部9、10が上下方向で互い違いに位置
し、これらを貫通して軸11が挿通され、両側板3、4
は互いに対して回転可能に連結されている。したがっ
て、これら側板3、4を組み立てた形成される筐本体2
は図4に示すように折り畳み可能であり、この量水器筐
の保管スペースは従来より狭くてすみ、これを輸送する
際の輸送効率も高まる。
【0016】特に本実施例の場合、長い側板3と短い側
板4とを交互に連結したので、それを折り畳んだ時に、
図4に示されるように展開された方の連結部が互いにず
れて位置し、重ならないので、さらに効果的である。
【0017】図5は上枠5の平面図、図6及び図7はそ
れぞれ図5の6−6線、7−7線による断面図、図8は
上枠の下面図である。上枠5は内側に広い開口部13を
備え、筐本体2に対応して略長方形の枠の形をしてお
り、水平面状のフランジ15と、フランジ15の外周縁
部に沿って下面側に立設する側壁17とを有する。そし
て図8の下面図(図6及び図7も参照)に示されるよう
に、下枠6の下面側には、側壁17の各辺に沿って所定
の長さの4つの細長い隆起部18A、18B、18C、
18Dが設けられている。但し、それらの隆起部は下枠
6の4隅の部分には伸びておらず、その部分は平らな面
19A、19B、19C、19Dになっている。各隆起
部18A、18B、18C、18Dと側壁17との間に
は所定の隙間が設けられて溝を形成し、この隙間に前述
の筐本体2の各側板3、4の上端部が嵌まり、側板3、
4の連結部の上端面は、前述の平らな面19A、19
B、19C、19Dに当接する。このように、各側板
3、4の上端部がこれら隙間に嵌まることにより、折り
畳み可能な筐本体2は、組み立てた状態においてはその
断面長方形の形に堅固に維持される。
【0018】次に図5乃至図7を参照すると、上枠5の
フランジ15の4つの辺20A、20B、20C、20
Dの内の2つの短辺20B、20Dと1つの長辺20C
の内側に沿って、図示のようにさらに幅の短い第2のフ
ランジ21が形成されている。この第2のフランジ21
は、上枠5の下面側に形成された隆起部18B、18
C、18Dの裏側をその側縁部に沿って浚うことにより
形成されており、この第2のフランジ21の上面はフラ
ンジ15の上面より低くなっている。この第2のフラン
ジ21の上に後述の蓋7が載置される。第2のフランジ
21は長辺20Cに沿った部分の略中央部で切り欠き2
6が形成され、蓋7を開く際に指先等を挿入できるよう
になっている。
【0019】フランジ15の各辺のうち第2のフランジ
21が形成されていない長辺20Aには、その内側面か
ら内方へのびる腕22が二本形成されている。そしてそ
の二本の腕22には、それぞれその腕22の側方へそし
て互いに近づく方向に伸びる軸部23が設けられてい
る。
【0020】図9は蓋7の下面図で、図10は図9の1
0−10線による断面図である。図示のように蓋7の長
縁部の一方に、前述の上枠5に形成された腕22が嵌ま
る細長い切り欠き24が一対形成され、その切り欠き2
4の直ぐ側方に位置して、内面が半円状をした嵌合部2
5が形成され、この嵌合部25が上枠5の軸部23に嵌
合する。従って、蓋7はこの軸部23を支点として回転
でき、その開閉をすることができる。なお、蓋7にも上
枠5の切り欠き26に対応した位置に切り欠き27が形
成されている。
【0021】図11は下枠6の平面図であり、図12及
び図13はそれぞれ図11の12−12線、13−13
線による断面図である。下枠6は、筐本体2の断面形状
に対応して長方形の形をした底壁28と、その底壁28
の外周部に沿って立設して設けられて丈の低い側壁29
とを備えている。底壁28の一部は、図示のように上方
に隆起した隆起部30となっており、その部分に量水器
が載置される。さらに下枠6は、その短い方の側縁に沿
って側壁29とほぼ同じ高さの細長い隆起部31が形成
されている。隆起部30、隆起部31と側壁29との間
には所定の幅の隙間が設けられて溝を形成し、その隙間
に筐本体2の各側板3、4の下端部が嵌まり、連結部の
下端面は、底壁28の4隅の平らな部分の上に位置す
る。この構成により、筐本体2の4枚の側板3、4の上
下短部が位置決めされ、組み立てた状態では筐本体2
は、堅固にその状態を維持することが出来る。底壁28
には水抜き用の孔36が適宜設けられている。
【0022】なお、上枠5の側壁17のうち、長い方の
フランジ18A、18Bに沿った部分の略長手方向略中
央部において、その外側面から外方へ伸びる掛け止め部
32が設けられ、この掛け止め部32にはそれぞれ貫通
孔33が形成されている。そして、図2において2点鎖
線で示す別体のL字状をした掛け止め金具34が用意さ
れ、その金具34の一辺は下枠6の底壁28の下側に挿
入され、他片の先端35は掛け止め部32の孔33に挿
通される。この他方の先端35の端部にはネジが切ら
れ、これにナット(図示せず)を螺合させる。これによ
り、上枠5、筐本体2、下枠6とを一体に保持し、冬季
に地表付近が凍ったりした場合に、上枠5が浮き上がっ
たりするのを防止できる。この取り付け金具としては、
針金等を使用することも可能である。
【0023】施工に当たっては、施行現場において、先
ず下枠6を所定の位置に置き、その上に量水器を配置
し、配管を行う。次に筐本体2を下枠6の上に載置す
る。この際、下枠6の隆起部30、31と側壁29との
間の隙間に筐本体2の下端部が挿入され、筐本体の位置
決めがされ、その形状が固定される。なお、筐本体は工
場での生産段階において各側板3、4を軸11を用いて
組み立て、それを折り畳んだ状態にしておくと、施工現
場での作業が簡単に済む。次に、蓋7を取り付けた上枠
5を筐本体2の上に、上枠5の側壁17と隆起部18と
の間の隙間を利用して位置決めし、載置する。そして取
り付け金具34を取り付けて施工は終了する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
量水器筐の筐本体を複数の側板を用いて折り畳み可能に
構成したので、保管の為のスペースは従来に比してきわ
めて狭くて済む。また、その状態で輸送ができるので、
輸送効率の向上も図れる。そして組み立てた状態では、
上枠の溝に筐本体を構成する各側板の上端が嵌まるの
で、その筐本体の形状がしっかりと維持される。なお、
側板を幅の長いものと短いものとを交互に配置すること
により、これを折り畳んだときに、連結部が重なるのが
防止でき、折り畳み状態での高さをより減少できる。
【0025】また、このように形状が簡易な部材に分け
ることにより、製造時における鋳造、塗装工程等の作業
がし易くなり、従来より量産効率を高めることが可能と
なり、コストダウンを図ることができる。
【0026】下枠を用い、その下枠に溝を形成し、その
溝に筐本体を構成する各側板の下端部を嵌め込むように
すると、組み立てた状態の筐の形状の維持が、より堅固
になる。
【0027】また、上枠の外側部に、別部材の掛け止め
部材を掛け止めることのできる掛け止め部を設けた場
合、上枠と筐本体とを一体的に固定することができ、上
枠が地面の凍結等により浮き上がるのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる量水器筐の中央部縦
断面図である。
【図2】図1の2−2線による断面図である。
【図3】筐本体を構成する側板の連結状態を示す部分側
面図である。
【図4】筐本体を折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図5】上枠の平面図である。
【図6】図5の6−6線による断面図である。
【図7】図5の7−7線による断面図である。
【図8】上枠の下面図である。
【図9】蓋の下面図である。
【図10】図9の10−10線による断面図である。
【図11】下枠の平面図である。
【図12】図11の12−12線による断面図である。
【図13】図11の13−13線による断面図である。
【符号の説明】
1 量水器筐 2 筐本体 3 長側板 4 短側板 5 上枠 6 下枠 7 蓋 9、10 筒状部 11 軸 17 側壁 18 隆起部 29 側壁 30、31 隆起部 32 掛け止め部 33 貫通孔 34 掛け止め部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道用量水器を収納するための量水器筐
    において、前記量水器の周囲を囲む筐本体は、複数枚の
    側板を互いに連結し、これら側板の連結部のうち所定の
    連結部において折り畳み可能に形成され、前記筐本体の
    上部に載置される上枠の下側面に、前記側板の上端部が
    嵌入する溝が形成されていることを特徴とする、量水器
    筐。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の量水器筐において、前
    記側板は4枚であり、全ての連結部において折り畳み可
    能であることを特徴とする、量水器筐。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の量水器筐において、前
    記4枚の側板は、互いに隣合う側縁部に上下方向互い違
    いに形成された筒状部と、該筒状部に挿入される軸によ
    り結合されていることを特徴とする、量水器筐。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の量水器筐において、前
    記側板は、互いに対向して配置される一対の側板と、該
    側板の側縁部の間に、互いに対向して配置される、前記
    長い側板より短い他の一対の側板とで構成されることを
    特徴とする、量水器筐。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の量水器筐におい
    て、前記量水器筐は、前記筐本体の下に位置し、その上
    に前記筐本体が載置される下枠を備え、前記下枠の上側
    面に前記側板の下端部が嵌入する溝が形成されているこ
    とを特徴とする、量水器筐。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1に記載の量
    水器筐において、前記上枠の外側面から突出して、別体
    の掛け止め部材が掛け止めされる掛け止め部が形成され
    ていることを特徴とする、量水器筐。
JP16856994A 1994-06-29 1994-06-29 量水器筐 Pending JPH0813554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16856994A JPH0813554A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 量水器筐

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16856994A JPH0813554A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 量水器筐

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0813554A true JPH0813554A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15870477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16856994A Pending JPH0813554A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 量水器筐

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813554A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1108941C (zh) * 1998-12-24 2003-05-21 铃木株式会社 车身构造
JP2017031628A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 前澤化成工業株式会社 筐体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1108941C (zh) * 1998-12-24 2003-05-21 铃木株式会社 车身构造
JP2017031628A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 前澤化成工業株式会社 筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4049150A (en) Pan structure
JPH0813554A (ja) 量水器筐
US2330819A (en) Portable building structure
US4279966A (en) Pressure resistant square panel
JPS62111072A (ja) ユニツトル−ムにおける側パネルの連結構造及び連結方法
CN209384540U (zh) 一种新型箱式房屋的顶板结构
US2480699A (en) Building roof construction
JPH0813553A (ja) 量水器筐
WO2019223021A1 (zh) 应用于移动盥洗室的墙板、对锁结构及其移动盥洗室
CN221189993U (zh) 一种设备箱的管道安装孔结构及设备箱
JPS5855112Y2 (ja) 浮体の連結装置
JP2771969B2 (ja) ガレージ用建物ユニット
JP2553664Y2 (ja) 組立式浄化槽
US3005241A (en) Riser pipe frost casing
JPH0448295Y2 (ja)
KR0114279Y1 (ko) 종, 횡구획간의 형성된 적층식 상자
JP2686396B2 (ja) 建物の構築方法
US2136762A (en) Collapsible package
JP3728724B2 (ja) 建築用シャツターケースの組み付け構造
KR100350515B1 (ko) 코너형 조립식 물탱크
JPH0115660Y2 (ja)
JP2920632B1 (ja) ラック接続部の屋根形カバー連結構造
JPS64358Y2 (ja)
JP2008101402A (ja) 折り畳み式ユニットハウス
US2236116A (en) Construction and building of houses, garages, ships, and the like