JPH0813551A - 伸縮式口金付消火栓 - Google Patents
伸縮式口金付消火栓Info
- Publication number
- JPH0813551A JPH0813551A JP14370194A JP14370194A JPH0813551A JP H0813551 A JPH0813551 A JP H0813551A JP 14370194 A JP14370194 A JP 14370194A JP 14370194 A JP14370194 A JP 14370194A JP H0813551 A JPH0813551 A JP H0813551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- mouthpiece part
- fire
- mouthpiece
- telescopic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 地下式の消火栓４において、消火ホースを接
続する口金部１０を伸縮自在な入れ子管状に形成し、先
端の入れ子管Ｄの端部を水平方向に屈曲させる。 【効果】 口金部を引き上げるだけで地上において消火
ホースを接続することができ、作業時間を短縮できる。
口金部を適度な長さにすることによって、消火ホースが
引っ張られたときの曲げモーメントを小さくし、口金部
の破損を防止できる。
続する口金部１０を伸縮自在な入れ子管状に形成し、先
端の入れ子管Ｄの端部を水平方向に屈曲させる。 【効果】 口金部を引き上げるだけで地上において消火
ホースを接続することができ、作業時間を短縮できる。
口金部を適度な長さにすることによって、消火ホースが
引っ張られたときの曲げモーメントを小さくし、口金部
の破損を防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、消火ホースを地上にお
いて接続できるようにした伸縮式口金付消火栓に関す
る。
いて接続できるようにした伸縮式口金付消火栓に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図３において、１は上水道のための管路
であり、地中において水平方向に敷設された鋳鉄管によ
って構成されている。２は消火栓ボックスであって、地
表３から管路１に向けて設置されており、消火栓ボック
ス２内における管路１の部分に、地下式消火栓４が取り
付けられている。このような地下式消火栓４においては
口金５を接続部としてスタンドパイプ６を接続し、この
スタンドパイプ６に消火ホース７を取り付けている。そ
して、開閉用キャップ８の箇所で消火栓の開閉を行って
いる。
であり、地中において水平方向に敷設された鋳鉄管によ
って構成されている。２は消火栓ボックスであって、地
表３から管路１に向けて設置されており、消火栓ボック
ス２内における管路１の部分に、地下式消火栓４が取り
付けられている。このような地下式消火栓４においては
口金５を接続部としてスタンドパイプ６を接続し、この
スタンドパイプ６に消火ホース７を取り付けている。そ
して、開閉用キャップ８の箇所で消火栓の開閉を行って
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなスタンドパイプ６におけるホース取付口金部は
比較的高い位置にあり、そのため、消火ホース７が引っ
張られたときなどに、消火栓の口金５に異常なモーメン
トが加わり、口金５が破損するという問題がある。ま
た、口金５にスタンドパイプ６を接続するのに時間を要
するという問題がある。
たようなスタンドパイプ６におけるホース取付口金部は
比較的高い位置にあり、そのため、消火ホース７が引っ
張られたときなどに、消火栓の口金５に異常なモーメン
トが加わり、口金５が破損するという問題がある。ま
た、口金５にスタンドパイプ６を接続するのに時間を要
するという問題がある。
【０００４】本発明は上記問題を解決するもので、スタ
ンドパイプを接続したときも消火栓の口金に破損を生じ
ることがなく、かつスタンドパイプや消火ホースを接続
する作業時間を短縮できるようにすることを目的とする
ものである。
ンドパイプを接続したときも消火栓の口金に破損を生じ
ることがなく、かつスタンドパイプや消火ホースを接続
する作業時間を短縮できるようにすることを目的とする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の伸縮式口金付消火栓は、消火ホースを接続
する口金部を伸縮自在な入れ子管状に形成し、先端の入
れ子管の端部を水平方向に屈曲させたものである。
に、本発明の伸縮式口金付消火栓は、消火ホースを接続
する口金部を伸縮自在な入れ子管状に形成し、先端の入
れ子管の端部を水平方向に屈曲させたものである。
【０００６】
【作用】上記構成により、口金部を引き上げるだけで、
地上において、先端の入れ子管の水平方向の端部に消火
ホースを接続することができ、消火作業時にスタンドパ
イプを取り付ける必要がない分だけ作業時間を短縮でき
る。このとき、入れ子管状の口金部を適度な長さにして
おくことによって、消火ホースが引っ張られたときに発
生する曲げモーメントを小さくし、口金の破損を防止で
きる。
地上において、先端の入れ子管の水平方向の端部に消火
ホースを接続することができ、消火作業時にスタンドパ
イプを取り付ける必要がない分だけ作業時間を短縮でき
る。このとき、入れ子管状の口金部を適度な長さにして
おくことによって、消火ホースが引っ張られたときに発
生する曲げモーメントを小さくし、口金の破損を防止で
きる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図１および図２は、本発明の伸縮式口金付消
火栓の口金部の一実施例を示し、口金部１０は、管Ａ，
管Ｂ，管Ｃ，管Ｄによって入れ子管状に形成されてい
る。すなわち、管Ａ，管Ｂ，管Ｃ，管Ｄはこの順に管径
が大きく形成されていて、管径の小さいものが管径の大
きいものの内部に順次挿入されている。
説明する。図１および図２は、本発明の伸縮式口金付消
火栓の口金部の一実施例を示し、口金部１０は、管Ａ，
管Ｂ，管Ｃ，管Ｄによって入れ子管状に形成されてい
る。すなわち、管Ａ，管Ｂ，管Ｃ，管Ｄはこの順に管径
が大きく形成されていて、管径の小さいものが管径の大
きいものの内部に順次挿入されている。
【０００８】そして、管Ａの上端における内周面に周状
の凸部１１が形成され、管Ｂの下端および上端における
外周面にそれぞれ周状の凸部１２，１３が形成されてい
る。これにより、管Ａの凸部１１の内周面が管Ｂの外周
面に摺接し、管Ｂの凸部１２の外周面が管Ａの内周面に
摺接する状態において、両管Ａ，Ｂの間がシールされて
いる。また、凸部１１，凸部１２，凸部１３の係合によ
って、管Ｂが管Ａの内部に完全に入り込んだり管Ａから
脱落することを防止している。
の凸部１１が形成され、管Ｂの下端および上端における
外周面にそれぞれ周状の凸部１２，１３が形成されてい
る。これにより、管Ａの凸部１１の内周面が管Ｂの外周
面に摺接し、管Ｂの凸部１２の外周面が管Ａの内周面に
摺接する状態において、両管Ａ，Ｂの間がシールされて
いる。また、凸部１１，凸部１２，凸部１３の係合によ
って、管Ｂが管Ａの内部に完全に入り込んだり管Ａから
脱落することを防止している。
【０００９】同様に、管Ｂの上端における内周面に周状
の凸部１４が形成され、管Ｃの下端および上端における
外周面にそれぞれ周状の凸部１５，１６が形成されてい
て、管Ｂの凸部１４の内周面が管Ｃの外周面に摺接し、
管Ｃの凸部１５の外周面が管Ｂの内周面に摺接する状態
において、両管Ｂ，Ｃの間がシールされるとともに、凸
部１４，凸部１５，凸部１６の係合によって、管Ｃが、
管Ｂの内部に完全に入り込んだり管Ｂから脱落したりす
ることを防止している。
の凸部１４が形成され、管Ｃの下端および上端における
外周面にそれぞれ周状の凸部１５，１６が形成されてい
て、管Ｂの凸部１４の内周面が管Ｃの外周面に摺接し、
管Ｃの凸部１５の外周面が管Ｂの内周面に摺接する状態
において、両管Ｂ，Ｃの間がシールされるとともに、凸
部１４，凸部１５，凸部１６の係合によって、管Ｃが、
管Ｂの内部に完全に入り込んだり管Ｂから脱落したりす
ることを防止している。
【００１０】また、管Ｃの上端における内周面に周状の
凸部１７が形成され、管Ｄの下端における外周面に周状
の凸部１８が形成されていて、管Ｃの凸部１７の内周面
が管Ｄの外周面に摺接し、管Ｄの凸部１８の外周面が管
Ｃの内周面に摺接する状態において、両管Ｃ，Ｄの間が
シールされるとともに、凸部１７，凸部１８の係合によ
って、管Ｄが管Ｃから脱落することを防止している。こ
こでは、管Ｄは管Ｃより長く形成されているため、管Ｄ
が管Ｃの内部に完全に入り込むことはない。そして、管
Ｄの上部は水平方向に屈曲されていて、その端部に消火
ホースを接続可能である。また、管Ａ，管Ｂ，管Ｃの凸
部１１，凸部１４，凸部１７の内周面にはそれぞれシー
ル部材１１ａ，１４ａ，１７ａが設けられている。
凸部１７が形成され、管Ｄの下端における外周面に周状
の凸部１８が形成されていて、管Ｃの凸部１７の内周面
が管Ｄの外周面に摺接し、管Ｄの凸部１８の外周面が管
Ｃの内周面に摺接する状態において、両管Ｃ，Ｄの間が
シールされるとともに、凸部１７，凸部１８の係合によ
って、管Ｄが管Ｃから脱落することを防止している。こ
こでは、管Ｄは管Ｃより長く形成されているため、管Ｄ
が管Ｃの内部に完全に入り込むことはない。そして、管
Ｄの上部は水平方向に屈曲されていて、その端部に消火
ホースを接続可能である。また、管Ａ，管Ｂ，管Ｃの凸
部１１，凸部１４，凸部１７の内周面にはそれぞれシー
ル部材１１ａ，１４ａ，１７ａが設けられている。
【００１１】以下、上記構成における作用を説明する。
消火ホースを接続するときは、図１に示したように、入
れ子管状に形成した口金部１０を地上まで引き上げ、地
上において管Ｄの水平方向の端部に消火ホースを接続す
る。これにより、消火作業時にスタンドパイプを取り付
ける必要がない分だけ作業時間を短縮でき、開閉用キャ
ップにより弁を開くことで即時消火活動に入れる。この
とき、口金部１０を適度な長さとすることによって、消
火ホースが引っ張られたときに発生する曲げモーメント
を小さくでき、口金部１０の破損を防止できる。消火活
動が終了したら、図２に示したように口金部１０を収縮
させ、消火ボックス内に収納する。
消火ホースを接続するときは、図１に示したように、入
れ子管状に形成した口金部１０を地上まで引き上げ、地
上において管Ｄの水平方向の端部に消火ホースを接続す
る。これにより、消火作業時にスタンドパイプを取り付
ける必要がない分だけ作業時間を短縮でき、開閉用キャ
ップにより弁を開くことで即時消火活動に入れる。この
とき、口金部１０を適度な長さとすることによって、消
火ホースが引っ張られたときに発生する曲げモーメント
を小さくでき、口金部１０の破損を防止できる。消火活
動が終了したら、図２に示したように口金部１０を収縮
させ、消火ボックス内に収納する。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、消火ホー
スを接続する口金部を伸縮自在な入れ子管状に形成し、
その先端の入れ子管の端部を水平方向に屈曲させたた
め、口金部を引き上げるだけで、地上において容易に消
火ホースを接続することができる。これにより、スタン
ドパイプを取り付ける従来の方法に比べて作業時間を短
縮できるだけでなく、口金部を適度な長さとして、消火
ホースが引っ張られたときの曲げモーメントを小さく
し、口金部の破損を防止できる。
スを接続する口金部を伸縮自在な入れ子管状に形成し、
その先端の入れ子管の端部を水平方向に屈曲させたた
め、口金部を引き上げるだけで、地上において容易に消
火ホースを接続することができる。これにより、スタン
ドパイプを取り付ける従来の方法に比べて作業時間を短
縮できるだけでなく、口金部を適度な長さとして、消火
ホースが引っ張られたときの曲げモーメントを小さく
し、口金部の破損を防止できる。
【図１】本発明の一実施例の伸縮式口金付消火栓の口金
部の伸長状態を示した説明図である。
部の伸長状態を示した説明図である。
【図２】図１の口金部の収縮状態を示した説明図であ
る。
る。
【図３】地下式消火栓における消火ホースの接続を示し
た説明図である。
た説明図である。
４ 消火栓 10 口金部 Ｄ 管（先端の入れ子管）
Claims (1)
- 【請求項１】 消火ホースを接続する口金部を伸縮自在
な入れ子管状に形成し、先端の入れ子管の端部を水平方
向に屈曲させたことを特徴とする伸縮式口金付消火栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14370194A JPH0813551A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 伸縮式口金付消火栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14370194A JPH0813551A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 伸縮式口金付消火栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813551A true JPH0813551A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15344965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14370194A Pending JPH0813551A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 伸縮式口金付消火栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813551A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016023500A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 横浜市 | スタンドパイプ |
| CN107869167A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-04-03 | 费先艳 | 基于流体动力调控的伸缩式消防栓 |
| JP2019157580A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置、及び、それを備えた水洗大便器 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP14370194A patent/JPH0813551A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016023500A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 横浜市 | スタンドパイプ |
| CN107869167A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-04-03 | 费先艳 | 基于流体动力调控的伸缩式消防栓 |
| CN107869167B (zh) * | 2017-11-01 | 2019-01-15 | 江苏世丰企业管理咨询有限公司 | 基于流体动力调控的伸缩式消防栓 |
| JP2019157580A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置、及び、それを備えた水洗大便器 |
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