JPH08134643A - 観測窓への蒸気付着防止装置 - Google Patents
観測窓への蒸気付着防止装置Info
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- JPH08134643A JPH08134643A JP27746694A JP27746694A JPH08134643A JP H08134643 A JPH08134643 A JP H08134643A JP 27746694 A JP27746694 A JP 27746694A JP 27746694 A JP27746694 A JP 27746694A JP H08134643 A JPH08134643 A JP H08134643A
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- Japan
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- observation
- vapor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 観測窓への蒸気蒸着量の低減を図った観測窓
への蒸気付着防止装置を提供する。 【構成】 真空容器11の内部を観測する観測窓24を
観測部21に装着してこの観測部21を開口付仕切り板
26によって分離し、仕切り板26にて分離した観測窓
24側の観測部21に不活性ガスを導入するガス導入系
30を設ける一方、真空容器11側の観測部21に差動
排気系31を設け、仕切り板26に観測窓24側の観測
部21に導入された不活性ガスを真空容器11側に超音
速で射出するノズル32を設ける。
への蒸気付着防止装置を提供する。 【構成】 真空容器11の内部を観測する観測窓24を
観測部21に装着してこの観測部21を開口付仕切り板
26によって分離し、仕切り板26にて分離した観測窓
24側の観測部21に不活性ガスを導入するガス導入系
30を設ける一方、真空容器11側の観測部21に差動
排気系31を設け、仕切り板26に観測窓24側の観測
部21に導入された不活性ガスを真空容器11側に超音
速で射出するノズル32を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観測窓への蒸気付着防
止装置に関するものである。
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3に従来の観測窓への蒸気付
着防止装置を有する真空蒸着装置の概略をそれぞれ示
す。
着防止装置を有する真空蒸着装置の概略をそれぞれ示
す。
【0003】図2に示すように、密封された真空容器1
01の内部にはターゲット102が入れられたるつぼ1
03が設置され、このるつぼ103の上方には蒸着板1
04が設置できるようになっている。そして、この真空
容器101にはるつぼ103内のターゲット102に電
子ビームAを照射する電子銃105が装着されると共
に、真空容器101の内部を真空状態とする真空排気系
106が設けられている。
01の内部にはターゲット102が入れられたるつぼ1
03が設置され、このるつぼ103の上方には蒸着板1
04が設置できるようになっている。そして、この真空
容器101にはるつぼ103内のターゲット102に電
子ビームAを照射する電子銃105が装着されると共
に、真空容器101の内部を真空状態とする真空排気系
106が設けられている。
【0004】また、真空容器101の斜め上部には外部
から真空容器101の内部を観測する観測部107が設
けられている。即ち、真空容器101の上部には開口1
08が形成され、この開口108に観測窓109が装着
されている。そして、この観測窓109から真空容器1
01の内部を撮影できるようにビデオカメラ110が設
置されている。
から真空容器101の内部を観測する観測部107が設
けられている。即ち、真空容器101の上部には開口1
08が形成され、この開口108に観測窓109が装着
されている。そして、この観測窓109から真空容器1
01の内部を撮影できるようにビデオカメラ110が設
置されている。
【0005】従って、真空容器101の内部を真空排気
系106によって真空状態とし、るつぼ103内のター
ゲット102に対して電子銃105から電子ビームAを
照射して加熱する。このとき、ターゲット102からは
使用ターゲットの種類やその表面温度に応じた蒸気圧に
よってるつぼ103等に固有の蒸気分布(cosnα分布の
定義は図2に示す通りであり、一般的にはn≒1であ
る。)で蒸気Bを発生する。すると、このるつぼ103
の上方の蒸着板104にこの蒸気Bが蒸着することとな
る。そして、このとき、るつぼ103内のターゲット1
02への電子ビームAの照射位置の確認やるつぼ103
内のターゲット102の量の確認等を、真空容器101
の外部から観測窓109を介して行い、且つ、ビデオカ
メラ110によって撮影する。
系106によって真空状態とし、るつぼ103内のター
ゲット102に対して電子銃105から電子ビームAを
照射して加熱する。このとき、ターゲット102からは
使用ターゲットの種類やその表面温度に応じた蒸気圧に
よってるつぼ103等に固有の蒸気分布(cosnα分布の
定義は図2に示す通りであり、一般的にはn≒1であ
る。)で蒸気Bを発生する。すると、このるつぼ103
の上方の蒸着板104にこの蒸気Bが蒸着することとな
る。そして、このとき、るつぼ103内のターゲット1
02への電子ビームAの照射位置の確認やるつぼ103
内のターゲット102の量の確認等を、真空容器101
の外部から観測窓109を介して行い、且つ、ビデオカ
メラ110によって撮影する。
【0006】ところで、真空容器101の観測部107
は、前述したように、電子ビームAの照射位置やターゲ
ット102の量を外部から確認できるような位置に設け
ている。従来、この観測部107は真空容器101にお
いてるつぼ103の斜め上方に設けられており、この場
合、この観測部107の設置角度βは小さい方が望まし
い。一方、るつぼ103内のターゲット102の加熱・
溶融に伴って発生する蒸気Bの一部が観測部107に流
入して観測窓109に蒸着することがある。このような
観測窓109への蒸気Bの蒸着量の低減化や蒸気Bの流
入輻射熱量の低減化を図ると共に、真空容器101内の
構造物(蒸着板104等)との干渉回避による観測部1
07(観測窓109)からの観測視野の拡大等の図るた
めに、前述した観測部107の設置角度βは大きい方が
望ましい。従って、従来はこの観測部107の設置角度
βを20〜30度程度としていてた。
は、前述したように、電子ビームAの照射位置やターゲ
ット102の量を外部から確認できるような位置に設け
ている。従来、この観測部107は真空容器101にお
いてるつぼ103の斜め上方に設けられており、この場
合、この観測部107の設置角度βは小さい方が望まし
い。一方、るつぼ103内のターゲット102の加熱・
溶融に伴って発生する蒸気Bの一部が観測部107に流
入して観測窓109に蒸着することがある。このような
観測窓109への蒸気Bの蒸着量の低減化や蒸気Bの流
入輻射熱量の低減化を図ると共に、真空容器101内の
構造物(蒸着板104等)との干渉回避による観測部1
07(観測窓109)からの観測視野の拡大等の図るた
めに、前述した観測部107の設置角度βは大きい方が
望ましい。従って、従来はこの観測部107の設置角度
βを20〜30度程度としていてた。
【0007】しかし、観測部107(観測窓109)か
らの観測視野は拡大されるものの、蒸着板104への蒸
気Bの蒸着作業を長時間行なってこれを常時観測窓10
9から観測していた場合、この観測窓109への蒸気B
の蒸着量を低減させることは困難であった。そのため、
従来は、図2に示すように、真空容器101内に観測部
107とるつぼ103の間に位置するようにシャッタ1
11を設け、シャッタ開閉部112によって必要に応じ
て開閉したり、連続的に開閉動作を行なうことで、観測
窓109への単位時間当たりの蒸気Bの蒸着量を制限す
るようにしたものがある。
らの観測視野は拡大されるものの、蒸着板104への蒸
気Bの蒸着作業を長時間行なってこれを常時観測窓10
9から観測していた場合、この観測窓109への蒸気B
の蒸着量を低減させることは困難であった。そのため、
従来は、図2に示すように、真空容器101内に観測部
107とるつぼ103の間に位置するようにシャッタ1
11を設け、シャッタ開閉部112によって必要に応じ
て開閉したり、連続的に開閉動作を行なうことで、観測
窓109への単位時間当たりの蒸気Bの蒸着量を制限す
るようにしたものがある。
【0008】また、図3に示すように、真空容器101
の側部に観測部121が設け、反射鏡122を介して内
部を観察するようにしたものがある。即ち、真空容器1
01の側部には開口123が形成され、この開口123
に観測窓124が装着されている。反射鏡122は多角
柱形状をなして観測窓124の前方に位置し、回転駆動
部125によって回転自在となっている。そして、この
観測窓124から真空容器101の内部を撮影できるよ
うにビデオカメラ126が設置されている。
の側部に観測部121が設け、反射鏡122を介して内
部を観察するようにしたものがある。即ち、真空容器1
01の側部には開口123が形成され、この開口123
に観測窓124が装着されている。反射鏡122は多角
柱形状をなして観測窓124の前方に位置し、回転駆動
部125によって回転自在となっている。そして、この
観測窓124から真空容器101の内部を撮影できるよ
うにビデオカメラ126が設置されている。
【0009】従って、るつぼ103内のターゲット10
2に電子銃105から電子ビームAを照射加熱して蒸気
Bを発生させ、るつぼ103の上方の蒸着板104にこ
の蒸気Bが蒸着する。このとき、るつぼ103内のター
ゲット102への電子ビームAの照射位置の確認やるつ
ぼ103内のターゲット102の量の確認等を、真空容
器101の観測窓124から反射鏡122を介して行
う。そして、反射鏡122の使用面に蒸気Bが付着した
場合には、回転駆動部125によって反射鏡122を回
転し、まだ使用していない面を用いて観測を行う。
2に電子銃105から電子ビームAを照射加熱して蒸気
Bを発生させ、るつぼ103の上方の蒸着板104にこ
の蒸気Bが蒸着する。このとき、るつぼ103内のター
ゲット102への電子ビームAの照射位置の確認やるつ
ぼ103内のターゲット102の量の確認等を、真空容
器101の観測窓124から反射鏡122を介して行
う。そして、反射鏡122の使用面に蒸気Bが付着した
場合には、回転駆動部125によって反射鏡122を回
転し、まだ使用していない面を用いて観測を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のシャッタ111あるいは反射鏡122を用いた従来
の観測窓への蒸気付着防止装置にあっても、観測窓10
9への蒸気Bの蒸着量の低減作用は不十分であった。即
ち、これら従来の蒸気付着防止装置では、観測窓109
あるいは反射鏡122の蒸気発生部への暴露時には、単
位時間当たりの観測窓109への蒸気蒸着量は非採用時
と比べて変化がないことがわかった。従って、蒸発量が
多いときには、短時間で観測窓109への蒸気蒸着に生
じて真空容器101内が観測不能となる。更に、蒸気蒸
着量が多い条件のときほど、るつぼ103内のターゲッ
ト102の量を確認する頻度が高くなり、この蒸気蒸着
量の増大に伴って観測窓109への蒸気蒸着量は加速的
に増大することとなってしまう。このため、長時間連続
運転を要する商用プラントにあっては、装置のメンテナ
ンスが面倒となると共にそのメンテナンスに要す時間も
多くなってしまうという問題があった。
来のシャッタ111あるいは反射鏡122を用いた従来
の観測窓への蒸気付着防止装置にあっても、観測窓10
9への蒸気Bの蒸着量の低減作用は不十分であった。即
ち、これら従来の蒸気付着防止装置では、観測窓109
あるいは反射鏡122の蒸気発生部への暴露時には、単
位時間当たりの観測窓109への蒸気蒸着量は非採用時
と比べて変化がないことがわかった。従って、蒸発量が
多いときには、短時間で観測窓109への蒸気蒸着に生
じて真空容器101内が観測不能となる。更に、蒸気蒸
着量が多い条件のときほど、るつぼ103内のターゲッ
ト102の量を確認する頻度が高くなり、この蒸気蒸着
量の増大に伴って観測窓109への蒸気蒸着量は加速的
に増大することとなってしまう。このため、長時間連続
運転を要する商用プラントにあっては、装置のメンテナ
ンスが面倒となると共にそのメンテナンスに要す時間も
多くなってしまうという問題があった。
【0011】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、観測窓への蒸気蒸着量の低減を図った観測窓へ
の蒸気付着防止装置を提供することを目的とする。
あって、観測窓への蒸気蒸着量の低減を図った観測窓へ
の蒸気付着防止装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の観測窓への蒸気付着防止装置は、真空容器
の所定の位置に容器内観測部が設けられた蒸気付着防止
装置において、前記容器内観測部に装着された外部から
前記真空容器の内部を観測する観測窓と、前記容器内観
測部を前記観測窓側と真空容器側とに分離する開口付仕
切り板と、該仕切り板にて分離した観測窓側の前記容器
内観測部に不活性ガスを導入するガス導入系と、前記仕
切り板に形成された開口と同心上に装着されて該仕切り
板で分離した観測窓側の前記容器内観測部に導入された
不活性ガスを前記真空容器側に射出するノズルとを具え
たことを特徴とするものである。
めの本発明の観測窓への蒸気付着防止装置は、真空容器
の所定の位置に容器内観測部が設けられた蒸気付着防止
装置において、前記容器内観測部に装着された外部から
前記真空容器の内部を観測する観測窓と、前記容器内観
測部を前記観測窓側と真空容器側とに分離する開口付仕
切り板と、該仕切り板にて分離した観測窓側の前記容器
内観測部に不活性ガスを導入するガス導入系と、前記仕
切り板に形成された開口と同心上に装着されて該仕切り
板で分離した観測窓側の前記容器内観測部に導入された
不活性ガスを前記真空容器側に射出するノズルとを具え
たことを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の観測窓への蒸気付着防止装
置は、請求項1記載の観測窓への蒸気付着防止装置にお
いて、仕切り板にて分離した真空容器側の容器内観測部
を真空排気する差動排気系を設けたことを特徴とするも
のである。
置は、請求項1記載の観測窓への蒸気付着防止装置にお
いて、仕切り板にて分離した真空容器側の容器内観測部
を真空排気する差動排気系を設けたことを特徴とするも
のである。
【0014】更に、本発明の観測窓への蒸気付着防止装
置は、請求項1または請求項2記載の観測窓への蒸気付
着防止装置において、容器内観測部に真空容器の内部保
護用の防護用ゲート弁を設けたことを特徴とするもので
ある。
置は、請求項1または請求項2記載の観測窓への蒸気付
着防止装置において、容器内観測部に真空容器の内部保
護用の防護用ゲート弁を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0015】
【作用】観測窓への蒸気の流入は真空容器内部から仕切
り板の開口及びノズルを通過してこの仕切り板にて分離
した観測窓側の容器内観測部に流入したものに限られる
が、この仕切り板にて分離した観測窓側の容器内観測部
にはガス導入系により不活性ガスが導入されており、こ
の不活性ガスが仕切り板に装着されたノズルを通して真
空容器側に射出することで、この不活性ガスの散乱によ
って観測窓側への蒸気の流入が回避される。
り板の開口及びノズルを通過してこの仕切り板にて分離
した観測窓側の容器内観測部に流入したものに限られる
が、この仕切り板にて分離した観測窓側の容器内観測部
にはガス導入系により不活性ガスが導入されており、こ
の不活性ガスが仕切り板に装着されたノズルを通して真
空容器側に射出することで、この不活性ガスの散乱によ
って観測窓側への蒸気の流入が回避される。
【0016】また、差動排気系によって仕切り板にて分
離した真空容器側の容器内観測部を真空排気すること
で、仕切り板にて分離した観測窓側の容器内観測部に導
入された不活性ガスは、ノズルを通して真空状態にある
真空容器側に超音速にて射出することとなり、観測窓側
への蒸気の流入が確実に阻止される。
離した真空容器側の容器内観測部を真空排気すること
で、仕切り板にて分離した観測窓側の容器内観測部に導
入された不活性ガスは、ノズルを通して真空状態にある
真空容器側に超音速にて射出することとなり、観測窓側
への蒸気の流入が確実に阻止される。
【0017】更に、容器内観測部に真空容器の内部保護
用の防護用ゲート弁を設けたことで、観測部で真空破壊
が生じた場合に真空容器の内部が保護される。
用の防護用ゲート弁を設けたことで、観測部で真空破壊
が生じた場合に真空容器の内部が保護される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0019】図1に本発明の一実施例に係る観測窓への
蒸気付着防止装置を表す概略を示す。
蒸気付着防止装置を表す概略を示す。
【0020】図1に示すように、本実施例の観測窓への
蒸気付着防止装置において、密封された真空容器11の
内部にはターゲット12が入れられたるつぼ13が設置
され、このるつぼ13の上方には蒸着板14が設置でき
るようになっている。そして、この真空容器11にはる
つぼ13内のターゲット12に電子ビームAを照射する
電子銃15が装着されると共に、真空容器11の内部を
真空状態とする真空排気系16が設けられている。
蒸気付着防止装置において、密封された真空容器11の
内部にはターゲット12が入れられたるつぼ13が設置
され、このるつぼ13の上方には蒸着板14が設置でき
るようになっている。そして、この真空容器11にはる
つぼ13内のターゲット12に電子ビームAを照射する
電子銃15が装着されると共に、真空容器11の内部を
真空状態とする真空排気系16が設けられている。
【0021】また、真空容器11の斜め上部には外部か
ら真空容器11の内部を観測する観測部21が設けられ
ている。即ち、真空容器11の上部には開口22が形成
され、この開口22には真空容器11の内外差圧を維持
する円筒形状をなす保持部23が連結され、この保持部
23の端部に観測窓24が装着されている。そして、こ
の観測窓24から真空容器11の内部を撮影できるよう
にビデオカメラ25が設置されている。
ら真空容器11の内部を観測する観測部21が設けられ
ている。即ち、真空容器11の上部には開口22が形成
され、この開口22には真空容器11の内外差圧を維持
する円筒形状をなす保持部23が連結され、この保持部
23の端部に観測窓24が装着されている。そして、こ
の観測窓24から真空容器11の内部を撮影できるよう
にビデオカメラ25が設置されている。
【0022】また、保持部23には内部を観測窓24側
と真空容器11側とに分離する開口付の仕切り板26が
取付けられている。そして、仕切り板26にて分離した
観測窓24側の保持部23にはガス流量調整用のニード
ル弁27及びガス中の水分を捕獲するためのトラップ2
8、不活性ガス供給源29等からなるガス導入系30が
接続されており、この仕切り板26にて分離した観測窓
24側の保持部23内に不活性ガスを導入することがで
きるようになっている。一方、仕切り板26にて分離し
た真空容器11側の保持部23には真空排気する差動排
気系31が接続されており、この仕切り板26にて分離
した真空容器11側の保持部23内を真空にすることが
できるようになっている。
と真空容器11側とに分離する開口付の仕切り板26が
取付けられている。そして、仕切り板26にて分離した
観測窓24側の保持部23にはガス流量調整用のニード
ル弁27及びガス中の水分を捕獲するためのトラップ2
8、不活性ガス供給源29等からなるガス導入系30が
接続されており、この仕切り板26にて分離した観測窓
24側の保持部23内に不活性ガスを導入することがで
きるようになっている。一方、仕切り板26にて分離し
た真空容器11側の保持部23には真空排気する差動排
気系31が接続されており、この仕切り板26にて分離
した真空容器11側の保持部23内を真空にすることが
できるようになっている。
【0023】また、前述した仕切り板26には開口と同
心上に円錐形状をなすノズル32が真空容器11側が先
細となるように装着されており、仕切り板26で分離し
た観測窓24側の保持部23内に導入された不活性ガス
を真空容器11側の保持部23内に超音速で射出するこ
とができるようになっている。更に、真空容器11と保
持部23との間には保護用ゲート弁33が設けられてお
り、観測部21(保持部23)で真空破壊等を生じた場
合に真空容器11の内部を保護することができる。
心上に円錐形状をなすノズル32が真空容器11側が先
細となるように装着されており、仕切り板26で分離し
た観測窓24側の保持部23内に導入された不活性ガス
を真空容器11側の保持部23内に超音速で射出するこ
とができるようになっている。更に、真空容器11と保
持部23との間には保護用ゲート弁33が設けられてお
り、観測部21(保持部23)で真空破壊等を生じた場
合に真空容器11の内部を保護することができる。
【0024】従って、真空容器11の内部を真空排気系
16によって真空状態とし、るつぼ13内のターゲット
12に対して電子銃15から電子ビームAを照射して加
熱する。このとき、ターゲット12からは使用ターゲッ
トの種類やその表面温度に応じた蒸気圧によってるつぼ
13から蒸気Bを発生する。すると、このるつぼ13の
上方の蒸着板14にこの蒸気Bが蒸着することとなる。
そして、このとき、るつぼ13内のターゲット12への
電子ビームAの照射位置の確認やるつぼ13内のターゲ
ット12の量の確認等を、真空容器11の外部から観測
窓24を介して行い、且つ、ビデオカメラ25によって
撮影する。
16によって真空状態とし、るつぼ13内のターゲット
12に対して電子銃15から電子ビームAを照射して加
熱する。このとき、ターゲット12からは使用ターゲッ
トの種類やその表面温度に応じた蒸気圧によってるつぼ
13から蒸気Bを発生する。すると、このるつぼ13の
上方の蒸着板14にこの蒸気Bが蒸着することとなる。
そして、このとき、るつぼ13内のターゲット12への
電子ビームAの照射位置の確認やるつぼ13内のターゲ
ット12の量の確認等を、真空容器11の外部から観測
窓24を介して行い、且つ、ビデオカメラ25によって
撮影する。
【0025】このとき、真空排気系16と共に差動排気
系31を作動して真空容器11及び保持部23の内部を
真空状態とする一方、ガス導入系30を作動して仕切り
板26にて分離した観測窓24側の保持部23内に不活
性ガスを導入する。すると、この仕切り板26にて分離
した観測窓24側の保持部23内に導入された不活性ガ
スは拡散し、拡散した不活性ガスは仕切り板26の開口
及びノズル32を通って仕切り板26で分離した真空容
器11側の保持部23内に流入する。なお、この場合、
ガス導入系30から観測窓24側の保持部23内に導入
されるガスを不活性ガスとしたが、これは真空容器11
内の構造物やターゲット12等との反応を極力回避する
ためである。
系31を作動して真空容器11及び保持部23の内部を
真空状態とする一方、ガス導入系30を作動して仕切り
板26にて分離した観測窓24側の保持部23内に不活
性ガスを導入する。すると、この仕切り板26にて分離
した観測窓24側の保持部23内に導入された不活性ガ
スは拡散し、拡散した不活性ガスは仕切り板26の開口
及びノズル32を通って仕切り板26で分離した真空容
器11側の保持部23内に流入する。なお、この場合、
ガス導入系30から観測窓24側の保持部23内に導入
されるガスを不活性ガスとしたが、これは真空容器11
内の構造物やターゲット12等との反応を極力回避する
ためである。
【0026】一方、仕切り板26で分離した真空容器1
1側の保持部23は差動排気系31によって高真空状態
に維持されており、仕切り板26にて分離した観測窓2
4側の保持部23内で拡散した不活性ガスはノズル32
を通って超音速流となり、真空容器11側の保持部23
内に射出される。即ち、仕切り板26のノズル32開口
近傍は高密度状態で導入ガスが射出している状態とな
る。
1側の保持部23は差動排気系31によって高真空状態
に維持されており、仕切り板26にて分離した観測窓2
4側の保持部23内で拡散した不活性ガスはノズル32
を通って超音速流となり、真空容器11側の保持部23
内に射出される。即ち、仕切り板26のノズル32開口
近傍は高密度状態で導入ガスが射出している状態とな
る。
【0027】ところで、観測窓24に蒸気Bが付着する
ためには、真空容器11内の蒸気Bが仕切り板26にて
分離された真空容器11側の保持部23からこの仕切り
板26の開口及びノズル32を通過し、仕切り板26に
て分離した観測窓24側の保持部23に流入しなければ
ならない。しかし、前述したように、仕切り板26にて
分離した観測窓24側の保持部23内にはガス導入系3
0により不活性ガスが導入され、この不活性ガスが仕切
り板26のノズル32を通して高真空状態にある真空容
器11側の保持部23に超音速で射出している。そのた
め、蒸気Bはこの不活性ガスと散乱を生じ、この不活性
ガスは高密度であるためにこの蒸気Bと不活性ガスは多
重散乱を生じる。従って、真空容器11内の蒸気Bが仕
切り板26の開口及びノズル32を通過して観測窓24
側の保持部23に流入することはほとんどなく、観測窓
24への蒸気の付着を回避できる。
ためには、真空容器11内の蒸気Bが仕切り板26にて
分離された真空容器11側の保持部23からこの仕切り
板26の開口及びノズル32を通過し、仕切り板26に
て分離した観測窓24側の保持部23に流入しなければ
ならない。しかし、前述したように、仕切り板26にて
分離した観測窓24側の保持部23内にはガス導入系3
0により不活性ガスが導入され、この不活性ガスが仕切
り板26のノズル32を通して高真空状態にある真空容
器11側の保持部23に超音速で射出している。そのた
め、蒸気Bはこの不活性ガスと散乱を生じ、この不活性
ガスは高密度であるためにこの蒸気Bと不活性ガスは多
重散乱を生じる。従って、真空容器11内の蒸気Bが仕
切り板26の開口及びノズル32を通過して観測窓24
側の保持部23に流入することはほとんどなく、観測窓
24への蒸気の付着を回避できる。
【0028】なお、本実施例では、ガス導入系30から
のガス導入口を観測窓24の近傍に設けており、保持部
23におけるこの観測窓24の近傍は導入された不活性
ガスで置換された状態にある。従って、仕切り板26の
ノズル32を通って流入した極微量の蒸気Bも、この置
換ガスとの散乱によって直接的に観測窓24に衝突する
ことはなく、観測窓24への蒸気の付着を回避できる。
のガス導入口を観測窓24の近傍に設けており、保持部
23におけるこの観測窓24の近傍は導入された不活性
ガスで置換された状態にある。従って、仕切り板26の
ノズル32を通って流入した極微量の蒸気Bも、この置
換ガスとの散乱によって直接的に観測窓24に衝突する
ことはなく、観測窓24への蒸気の付着を回避できる。
【0029】このように本実施例の観測窓への蒸気付着
防止装置にあっては、仕切り板26にて分離した観測窓
24側の保持部23内にガス導入系30により不活性ガ
スを導入し、この不活性ガスを仕切り板26のノズル3
2を通して真空容器11側に超音速で射出することによ
り、真空容器11内の蒸気Bはこの不活性ガスと散乱を
生じ、この蒸気Bが仕切り板26の開口及びノズル32
を通過して観測窓24側に流入することはほとんどな
く、観測窓24への蒸気の付着を回避できる。従って、
観測窓24への蒸着によるメンテナンスを極力減少する
ことで、真空蒸着装置の運転時間に制限を与えることは
なくなる。
防止装置にあっては、仕切り板26にて分離した観測窓
24側の保持部23内にガス導入系30により不活性ガ
スを導入し、この不活性ガスを仕切り板26のノズル3
2を通して真空容器11側に超音速で射出することによ
り、真空容器11内の蒸気Bはこの不活性ガスと散乱を
生じ、この蒸気Bが仕切り板26の開口及びノズル32
を通過して観測窓24側に流入することはほとんどな
く、観測窓24への蒸気の付着を回避できる。従って、
観測窓24への蒸着によるメンテナンスを極力減少する
ことで、真空蒸着装置の運転時間に制限を与えることは
なくなる。
【0030】また、上述した実施例において、観測窓2
4の材質としては、観測に可視光を利用する場合にはガ
ラスを使用し、有機物質などがX線等の放射線を利用す
る場合には放射線の減衰が小さい物質(Be,Alな
ど)を使用する。しかし、ガラスのような物質は熱的耐
久性が低く、また、放射線の減衰が小さい物質は減衰を
最小限とするために極力薄くして使用する必要上熱容量
が小さい。そのため、真空容器11内の高温状態にある
ターゲット12を観測する場合には、観測窓24にこの
高温部からの輻射熱対策を施す必要があったが、本実施
例の観測窓24側へのこの輻射熱の流入量は仕切り板2
6の開口やノズル32によって制限を受けるため、この
観測窓24への全流入輻射熱量を低減できる。
4の材質としては、観測に可視光を利用する場合にはガ
ラスを使用し、有機物質などがX線等の放射線を利用す
る場合には放射線の減衰が小さい物質(Be,Alな
ど)を使用する。しかし、ガラスのような物質は熱的耐
久性が低く、また、放射線の減衰が小さい物質は減衰を
最小限とするために極力薄くして使用する必要上熱容量
が小さい。そのため、真空容器11内の高温状態にある
ターゲット12を観測する場合には、観測窓24にこの
高温部からの輻射熱対策を施す必要があったが、本実施
例の観測窓24側へのこの輻射熱の流入量は仕切り板2
6の開口やノズル32によって制限を受けるため、この
観測窓24への全流入輻射熱量を低減できる。
【0031】更に、本実施例の観測窓への蒸気付着防止
装置では、従来の蒸気付着防止装置のように、機械的な
装置及び駆動部分がなく、故障等の発生もなくなって装
置を安定して運転することができる。
装置では、従来の蒸気付着防止装置のように、機械的な
装置及び駆動部分がなく、故障等の発生もなくなって装
置を安定して運転することができる。
【0032】また、上述した実施例において、仕切り板
26にて分離した真空容器11側の保持部23であって
保護用ゲート弁33の観測窓24側にピンホール部を設
け、差動排気系31による真空排気効果を向上すること
により、実用上好ましい装置とすることができる。
26にて分離した真空容器11側の保持部23であって
保護用ゲート弁33の観測窓24側にピンホール部を設
け、差動排気系31による真空排気効果を向上すること
により、実用上好ましい装置とすることができる。
【0033】なお、上述の実施例にあっては、本発明の
観測窓への蒸気付着防止装置を真空蒸着装置に適用し、
観測窓24への蒸気の付着を防止する目的として説明し
たが、ターゲット12、真空容器11内の構造物、他系
統導入ガス等の種類によっては、反応性ガス等の観測窓
24への衝突、作用による観測窓24の汚濁、破損、変
質などの防止にも効果を奏するものである。
観測窓への蒸気付着防止装置を真空蒸着装置に適用し、
観測窓24への蒸気の付着を防止する目的として説明し
たが、ターゲット12、真空容器11内の構造物、他系
統導入ガス等の種類によっては、反応性ガス等の観測窓
24への衝突、作用による観測窓24の汚濁、破損、変
質などの防止にも効果を奏するものである。
【0034】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の観測窓への蒸気付着防止装置によれば、外
部から真空容器の内部を観測する観測窓を容器内観測部
に装着してこの容器内観測部を開口付仕切り板によって
観測窓側と真空容器側とに分離し、仕切り板にて分離し
た観測窓側の容器内観測部に不活性ガスを導入するガス
導入系を設けると共に仕切り板に形成された開口と同心
上に装着されて仕切り板で分離した観測窓側の容器内観
測部に導入された不活性ガスを真空容器側に射出するノ
ズルを設けたので、仕切り板にて分離した観測窓側の観
測部内に導入された不活性ガスをノズルを通して真空容
器側に射出し、真空容器内の蒸気をこの不活性ガスと散
乱させることで、蒸気が観測窓側に流入することはほと
んどなく、観測窓への蒸気蒸着量の低減を図ることがで
きると共に、観測窓への流入輻射熱量を相対的に低減し
て熱的破損を防止することができる。その結果、観測窓
の使用寿命を延長して観測窓への蒸着に伴う装置のメン
テナンスを減少して装置の稼働効率を向上することがで
きる。
うに本発明の観測窓への蒸気付着防止装置によれば、外
部から真空容器の内部を観測する観測窓を容器内観測部
に装着してこの容器内観測部を開口付仕切り板によって
観測窓側と真空容器側とに分離し、仕切り板にて分離し
た観測窓側の容器内観測部に不活性ガスを導入するガス
導入系を設けると共に仕切り板に形成された開口と同心
上に装着されて仕切り板で分離した観測窓側の容器内観
測部に導入された不活性ガスを真空容器側に射出するノ
ズルを設けたので、仕切り板にて分離した観測窓側の観
測部内に導入された不活性ガスをノズルを通して真空容
器側に射出し、真空容器内の蒸気をこの不活性ガスと散
乱させることで、蒸気が観測窓側に流入することはほと
んどなく、観測窓への蒸気蒸着量の低減を図ることがで
きると共に、観測窓への流入輻射熱量を相対的に低減し
て熱的破損を防止することができる。その結果、観測窓
の使用寿命を延長して観測窓への蒸着に伴う装置のメン
テナンスを減少して装置の稼働効率を向上することがで
きる。
【0035】また、本発明の観測窓への蒸気付着防止装
置によれば、仕切り板にて分離した真空容器側の容器内
観測部を真空排気する差動排気系を設けたので、仕切り
板にて分離した観測窓側の容器内観測部に導入された不
活性ガスは、ノズルを通して真空状態にある真空容器側
に超音速にて射出することとなり、観測窓側への蒸気の
流入を確実に阻止することができる。
置によれば、仕切り板にて分離した真空容器側の容器内
観測部を真空排気する差動排気系を設けたので、仕切り
板にて分離した観測窓側の容器内観測部に導入された不
活性ガスは、ノズルを通して真空状態にある真空容器側
に超音速にて射出することとなり、観測窓側への蒸気の
流入を確実に阻止することができる。
【0036】また、本発明の観測窓への蒸気付着防止装
置によれば、容器内観測部に真空容器の内部保護用の防
護用ゲート弁を設けたので、観測部で真空破壊が生じた
場合に真空容器の内部を保護することができる。
置によれば、容器内観測部に真空容器の内部保護用の防
護用ゲート弁を設けたので、観測部で真空破壊が生じた
場合に真空容器の内部を保護することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る観測窓への蒸気付着防
止装置を表す概略図である。
止装置を表す概略図である。
【図2】従来の観測窓への蒸気付着防止装置を有する真
空蒸着装置の概略図ある。
空蒸着装置の概略図ある。
【図3】従来の観測窓への蒸気付着防止装置を有する真
空蒸着装置の概略図である。
空蒸着装置の概略図である。
11 真空容器 12 ターゲット 13 るつぼ 14 蒸着板 15 電子銃 16 真空排気系 21 観測部 23 保持部 24 観測窓 26 仕切り板 30 ガス導入系 31 差動排気系 32 ノズル 33 保護用ゲート弁
Claims (3)
- 【請求項1】 真空容器の所定の位置に容器内観測部が
設けられた蒸気付着防止装置において、前記容器内観測
部に装着された外部から前記真空容器の内部を観測する
観測窓と、前記容器内観測部を前記観測窓側と真空容器
側とに分離する開口付仕切り板と、該仕切り板にて分離
した観測窓側の前記容器内観測部に不活性ガスを導入す
るガス導入系と、前記仕切り板に形成された開口と同心
上に装着されて該仕切り板で分離した観測窓側の前記容
器内観測部に導入された不活性ガスを前記真空容器側に
射出するノズルとを具えたことを特徴とする観測窓への
蒸気付着防止装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の観測窓への蒸気付着防止
装置において、仕切り板にて分離した真空容器側の容器
内観測部を真空排気する差動排気系を設けたことを特徴
とする観測窓への蒸気付着防止装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の観測窓へ
の蒸気付着防止装置において、容器内観測部に真空容器
の内部保護用の防護用ゲート弁を設けたことを特徴とす
る観測窓への蒸気付着防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27746694A JPH08134643A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 観測窓への蒸気付着防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27746694A JPH08134643A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 観測窓への蒸気付着防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08134643A true JPH08134643A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17583996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27746694A Pending JPH08134643A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 観測窓への蒸気付着防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08134643A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521584A (ja) * | 1999-08-04 | 2003-07-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着被覆装置と該装置用の観察ポート |
JP2007077413A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 成膜制御方法及び成膜制御装置並びに成膜装置 |
JP2011120939A (ja) * | 2011-02-07 | 2011-06-23 | Toshiba Medical System Co Ltd | 磁気共鳴イメージング装置 |
WO2014090510A1 (en) * | 2012-12-10 | 2014-06-19 | Arcam Ab | Vacuum chamber with inspection device |
WO2020126112A1 (en) * | 2018-12-21 | 2020-06-25 | Arcam Ab | Method and apparatus for providing illumination in an additive manufacturing process |
-
1994
- 1994-11-11 JP JP27746694A patent/JPH08134643A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521584A (ja) * | 1999-08-04 | 2003-07-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着被覆装置と該装置用の観察ポート |
JP2007077413A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 成膜制御方法及び成膜制御装置並びに成膜装置 |
JP2011120939A (ja) * | 2011-02-07 | 2011-06-23 | Toshiba Medical System Co Ltd | 磁気共鳴イメージング装置 |
WO2014090510A1 (en) * | 2012-12-10 | 2014-06-19 | Arcam Ab | Vacuum chamber with inspection device |
WO2020126112A1 (en) * | 2018-12-21 | 2020-06-25 | Arcam Ab | Method and apparatus for providing illumination in an additive manufacturing process |
US12103079B2 (en) | 2018-12-21 | 2024-10-01 | Arcam Ab | Method and apparatus for providing illumination in an additive manufacturing process |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020507 |